stage2 危険なネズミ
とあるダンジョンにて。
「ぐわっ?!またジャンケンで負けてしまった…!」
「正義の笑顔五人衆の黄色といい、海鮮族の変な頭の主婦といい…どうしてあんなにジャンケンが強いのだ、くそ、いまいましい!!」
「おっと…、そこで見ている貴方は別世界の破壊神様では?」
「ここに来たということはそろそろ画面の向こうの愛○やら凛○やらとお泊りし尽くした所でしょう!もう普通の女の子では満足出来ないといったところですかね!!」
「ところで破壊神様が見当たらないのですがどこ行ったのでしょうか?…あ、ここではツルハシのことです。」
…。
「お、いたいた…破壊神さま、なにをしておられるのですか?」
…。
スライム「うゆ〜?」
…チャキ。(スライムの上にツルハシを構える。)
「はっ?!まさか…そのいたいけなスライムを…間引くおつもりですか?!!」
…。
「な、なりませんぞ破壊神様?!そんなことしたらこの作品は打ち切りになりますぞ?!規約をお忘れですか?!!」
「夕日に向かって『俺たちの戦いはこれからだ!」とか言って走っていったり、勇者と戦って『世界を征服すると信じて…』とかいう終わり方なんて私は嫌ですからね?!」
…ニヤリ。
ズババッ!!(スライムを間引く音)
「はわ〜?!」
「ぎゃぁーっ!!勝った!第3部完ッ!!…じゃなかった…。残念!私の ぼうけんは ここでおわって しまった!!」
「破壊神様の人殺しーっ!じゃなかった…魔物殺しーっ!!!」
…。
「…はう〜。」
「あ…あれ?」
(スライムがトロンとした目で辺りに魔力を放出する。)
「すごく…気持ちいの〜♪」
「間引いたのに、生きてる…これは、いったい?」
…ドヤァ。
破壊神の装備 『Oh!!ムカデノツルハシ』
※Oh!!ムカデノツルハシの特殊能力…間引く事無く魔力を周りに放出させ、あまり関係はないが魔物を発情状態にする。
NOW...LOADING.
「さて、気を取り直してダンジョンを作って魔物を生み出して行きましょうぞ!!」
「因みにただいまの堀パワーは5525ほど、これだけあれば色々と魔物も生み出せますしダンジョンも広く出来ますぞ、これも破壊神様たちのおかげですな、ありがたいです!!」
…?
「…破壊神様の言いたい事はわかってますよ、計算がおかしいとおっしゃるんでしょ?」
「確かに前回では観覧数+(感想×10)(票×100)=堀パワーとしていましたよ。」
「でも実際計算してみたら凄まじいことになったんですよ?!なんですか、746,185パワーって?!」
「こんなことしてたら序盤でレベルMAXとか小学生の頃に作った黒歴史名物『無駄に深すぎるダンジョン』とかになってしまいますよ?!」
「そんなの楽しくないじゃないですか…いまいち燃えないじゃないですか…ハラハラしないじゃないですか。」
「どれだけ堀パワーを節約して、より効率よく勇者を倒せるかがこのゲームの醍醐味じゃないですか…そんなの『早く修正されテ!!』とか言われちゃいますよ。」
「そういうことで今回から観覧数 (感想×10) (票×100)=堀パワーとさせていただきます、異論はみとめませんっ!」
…グスン。
「まぁ、いいじゃないですか、では…ここで新しい魔物でも生み出して見ましょうか。」
…?
「試しにそこの前回、勇者が精を撒いた壁を掘ってみてください。」
…ザクッ!!
「とわっ!!」
「あ、野生のラージマウスが飛び出してきた!!」
「てな具合に出てきたのがネズミの獣人ことラージマウスです、精レベル2の土から出てきますね。」
「レベル2の魔物達は何といっても繁殖力が強みです、精があればあっという間に大繁殖できます、なるべくこの魔物に勇者を倒させたい所ですね。」
「では次にそちらの壁を掘ってみてください。」
…?
「あ、お気づきになられましたか?そうです…この土は精ではなく魔力が振りかけられています。」
「試しに掘ってみましょう、ザックザクと!!」
…ザクッ!!
「ふわ〜ん♪」
「ぎゃっ!!、お化け?!!」
「…ではありませんね、ゴーストです、触れることが出来ないので戦うことは殆どできませんが魔力をばらまいてくれる頼もしい魔物です、上手く誘導して魔力レベルの高い土を作るのがポイントです。」
「…ところで破壊神様、ダンジョンを作る上でのコツなどは勿論ご存知ですよね?」
――――
→はい
いいえ
――――
「おぉ、そうです…ロやT型に狭く通路を作るのがベストです、流石破壊神様…マガマガしいですな!!」
「…ですが、今回はその応用が効きません、魔物達も大分賢くなったので直進するスライムだとか曲がれないドラゴンとかはありません、食物連鎖もありませんしね。」
「その代わり魔物達の配置が重要になってきます、同じ種族…同じレベルの魔物達を一箇所ずつに集めた方が彼女達も戦いやすいでしょう。」
「うまく集めれば彼女たちなりに何か罠を作ったり作戦を立てたりと意外な効果を発揮するかもしれません、はたまた突然変異なんかも…。」
「そうなると…狭い通路にするよりも部屋が連なったフロア型の方が良いかもしれませんね、やり方は破壊神様に任せます。」
「あ、こちらを見てくださっている破壊神様方には何がなんだかわかりませんかね?」
「簡単に言うと黄色い鳥や縦縞のデブのおっさんが主人公のダンジョンだと思ってください。懐かしいですな〜、モンスターハウスだ!!…とか。」
「さて、おしゃべりはこのへんにして勇者を迎え撃つべく…魔物を生み出すのです!!」
「さぁ破壊神様、お願いします!!」
ザクザクザクッ…!!!
「ほぅ…まずは最初の部屋にスライムを配置、更に奥の方でラージマウスを…。」
…。
「あ、そうです…そこでゴーストを誘導して…と、流石でございますな。」
…♪
破壊神ダンジョン制作中…。
バンッ!!(ダンジョンの扉が開かれる音)
デスハタ「こんなダンジョン大したことないぜ、どっからでもかかってきやがれってんだ!!」
「おや?!勇者があらわれましたぞ。」
「ここでお知らせですがもしも原作通り、勇者予告が見たいという方は感想で『欲しい!!』と入力してください、多分ひげが次までに頑張ってくれると思いますので。」
please setup
「では、私はどこに立っていましょうか?」
…。(考え中)
(ふふふ、さて…破壊神様は私を何処に置かれるのでしょうか?)
…♪
(え、嘘?!そんなところに置くんですか?!いやちょっと待って?!!)
…♪♪
「破壊神様…本当に『ここで』ベストなんでしょうね?」
…。
――――
→はい
いいえ
――――
「だまらっしゃい!!ここ入口前じゃないですか?!!そんなニヤニヤされながら言われても納得して立っていられませんよ?!」
…。
「…なんですかその目は?!…原作通りにコケ地獄が通用すると思ったら大間違いですよ、せっかくのラージマウスが出番無くなっちゃうでしょ!!早くやり直しなさい!!」
…ブゥー。
(あぶねーっ!!反抗しといてよかった〜、このお方本気だったもんな…。)
…。(考え中)
「お、ここに立っていればいいのですね?」
(ラージマウスの近く)
――――
→はい
いいえ
――――
「なるほど…私を捕まえさせて隙を見せてから止めを指す…まぁ基本ですが理に叶っておられます。」
「ま、私はそれでいつも、無駄にスマキにされるだけなんですがね、ああ愉快っ、アーッハッハッハッー!!」
「ハハ、ハハハハ…ハハ…。」orz
…。
BATTLE START!!
「さぁ、帰って皆と一杯やるためにも…さっさと帰るぜ!」
(直進する勇者、まず最初の部屋に到達。)
「あ〜、人間さんだ〜♪」
「おっとスライムか、へへっ楽勝!!」
ズバッズバッ!!
「きゃ〜?!」
「やったな〜!!」
「突撃〜♪」
(わらわらと集まってくるスライム達)
「へへ、情報通りだな…スライムが集まったところで俺の敵じゃないぜ!!」
ズバババババッ!!!
「ひゃんっ?!」
「ふえ〜ん…。」
「きゅう〜。」
「オニ〜!!」
「どんなもんだ?…このダンジョンも早々にクリアだな。」
(勇者、最深部へ進行中。)
「あわわわわっ…勇者が、勇者が向かってきますぞ破壊神様?!」
「私はどうしたらいいのでしょう?!あわておおあわてのオテテノて!!!」
…。(破壊神は冷めた目で魔王をじっと見つめた。)
「あ、…バレてましたか?ちょっと慌てふためく破壊神様が見たかったのですが…無理がありすぎましたね。」
「これぐらいで慌ててたら先が思いやられます、その点…破壊神様は有望かと。」
(勇者、魔王の部屋へ到達。)
「お、来たみたいですな?」
「見つけたぞ魔王っ!!」
「うわーもうここまできたのかー、このままではまおう軍はかいめつだー。」(棒)
「お前の軍も大したことなかったな、お前を教団へ差し出してその報酬で彼女にプロポーズするんだ、悪く思うなよ?」
(勇者、魔王に近づきスマキにし始める。)
「…今です。」
「らじゃー!!」
「ぶわっ?!なんだお前ら?!!」
(両サイドからラージマウスが奇襲を仕掛ける)
「くっ、魔王のせいで手が塞がれて―」
「へへーん、お前がスマキになれ〜!!」
「あ、な、何をする?!」
「面倒だから全部脱がしちゃえ!」
(素っ裸にされる勇者)
「いや、マジやめて…俺には―」
「フハハッ、諦めてそ奴らの夫となるがいい!!」
「なーに?こんなペッタンコな身体でも興奮してくれるんだ?」
「意外とその気だったりしてー、変態さんめ〜!!」
ちゅぶり…。(何かが入る音。)
「あ、そこ…やば…いい…。」
「へへ、挿れちゃっただけで満足?」
「ほら、もっと腰動かして!!」
「ああ…あああっ…!!」
「あん…いいの…こつこつ当たるの〜!!」
「次あたしなんだから…早くしてよね〜!!」
「やばっ、勇者が臨界点を超える…私も避難しなければ。」
「うわぁぁぁぁ!!!!」
ドピュドピュッ!!!!
「あはっ…いっぱい出た〜!!」
「やん、あたしの顔にもかけて!!」
「もう…なんでもいいや…気持ちい。」
STAGE CLEAR!!
「フハハッ!!…哀れ、哀れすぎるぞ勇者!!」
「ド最初から貴様にはしちょう星が見えておったわっ、聞いてたこっちが逆にハラハラしたわ!!」
「あ、それと先程の決めゼリフですが一度言ってみたかったんですよね。」
「次は『げぇーっ、魔王!?』とかも言われてみたいです、ま…ないですけど!!」
「さて、恐らく次の勇者は二人組で来そうな予感がいたしますぞ。」
「えっ?!二人?!!そんな準備もしてないのにあわわわわっ!!!!」
「…とならないように堀パワーを使ってレベルを上げとくなりなんなりしておきましょう。」
「さ、次なる勇者も立派な夫にしてあげましょう!!」
「因みに私は見ているだけですからっ!!!」
次回へ続く。
「堀パワーで、魔物を強化できますぞ!enterキーで堀パワーをわりふるのです!」
MONSTER UPGRADE 堀パワー…4800
精レベル1 スライム→レッドスライム(100消費)
精レベル2 ラージマウス
精レベル3 リザードマン
魔力レベル1 ゴースト
魔力レベル2 サキュバス
魔力レベル3 ドラゴン
???
???
???
???
(???は堀パワー1000で開放。)
残り4700堀パワー
STAGE 2 RESULT
マガマガしさ…C
カワイラシさ…C
エロさ…C
(次回next堀パワーの設定ですが、次の話が更新するまでの『観覧数+(感想×10) (票×100)』から、初期の『観覧数+(感想×10) (票×100)』の5525を引き、残り堀パワーに加算した数が次回next堀パワーとなります。)
例…次回制作の際、観覧数3000 感想30 票35となっている場合。
観覧数+(感想×10) (票×100)=3000+300+3500
=6800
(6800+4700)-5525=5975
next堀パワー=5975
と、なります。
計算がわかりづらいですが算数が苦手なひげにはこれが精一杯です。
他、質問等ございましたら感想にでもお願い致します。
12/04/20 17:35更新 / ひげ親父
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