読切小説
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まじっくたいむ
とある親魔物領のはずれに魔物の村がありました

ホルスタウルスの夫婦が酪農を営み ワーシープが夫と一緒にまどろみ ワーウルフは森で獣を狩り ゴブリンはマカイモを育て ワーラビットはせわしなく走り回っています

そんなのどかな典型的な明緑魔界で 魔物娘たちは夫と共に穏やかに幸せに暮らしていました。


しかし、その平和は無慈悲にも破られることになるのです。



アリス
「わーいわーい♪ここまでおいでー♪」
インプ
「わーまてぇ♪」

魔物の少女たちが仲良く遊んでいるところに

――――

ドッカーン!

アリス&インプ
「「きゃーーー!!」」

爆発が起ったその向こう側に鎧兜つけ武器を持った恐ろしい集団が現れました
そのなかの一番偉そうな人間が魔物娘たちに叫びました

「はじめてまして、穢らわしい魔物と裏切りもんども、てめえらまとめて皆殺しだぁ!!」

なんということでしょう なんの罪もない魔物娘と夫を駆逐するために 慈悲も情けもない勇者と教団兵が この平和な魔物たちの村に押し寄せてきたのです!
ズガーン ボガーン

アラクネ
「ひぃ」
ローパー
「きゃぁ」
ラミア
「たすけてぇー」

いくら人間より強い力をもった魔物でも 戦いを知らない魔物たち 不幸中の幸いにも死人こそでませんでしたが徐々に徐々に追い詰められて行きました

勇者
「はっはぁー お前らもう終わりだよ!いい加減諦めて絶望しろぉ!!」


オーク
「あぁ、もう逃げ道がないよぉ まだチュウもしてないのに もう終わりなのぉ?うああぁー」

勇者
「あはは、いいなぁその絶望しきった顔 じゃあ一通り楽しんだところで…やれ!」

教団兵士が魔物娘たちににじり寄り 剣を降り下ろそうとした時―――――


ズガガガガガァァン


教団兵を阻むように謎の攻撃がしかけられる

勇者
「!?なにものだ?」
そこにマントを羽織り魔導師風の男がそこへ現れた

???
「俺か?俺は魔法使いさ」

魔法使いは魔物たちを守るように教団兵に立ちはだかる

魔法使い
「もう大丈夫だ、俺が…最後から二番目くらいの希望だ!!」
そうして、自分の股間に手をかざす 股間にはなにか手の平を模したようななにかがついている 

股間
『ドライバーをオン!』
『エロエロタッチヘンシーン!エロエロタッチヘンシーン!』

魔法使い
「ところで、そこのオークのお嬢さんは未婚?」
オーク
「えっ?あっ、はい!」
魔法使い
「ちょっとここ触ってもらえないかな」
オークに股間を触らせる
魔法使い
「あう!ちょういいね!さいこー!」


『ヒィーヒィヒィヒィ言わせたろかい!!』

魔法使い
「さぁイッツショウタイムだ」

勇者
「なんだぁふざけやがってぇ!魔術師一人でこの軍勢をどうにかできると思ってんのかぁ!やっちまえ!」
魔法使い
「ちがう!魔術師ではない!あくまでも魔法使いだ!」

魔法使いにいっせいに襲いかかる教団兵士たち
しかし―
『ドレスアップ』
鎧姿から急に裸の方がまだ恥ずかしくない衣装になっていく兵士たち
『バインド』

あっという間に数十人の兵士が 亀甲縛りになっていく、衣装と相まってもうお婿にいけない
魔法使い
「次々いくぜ」

そう言って魔法使いは様々なフォームに華麗にチェンジしながら戦っていく

未婚の魔物娘に股間を触らせながら…

『スィスィスィーと乳輪をなぞってあげましょうか?』
ローションまみれでぬっちょぬちょで動けなくなる魔導師部隊

『フゥフゥフゥ〜って耳に息を吹き掛けられるのが、好きなんだろぅ』

なんで知ってんの!?ってぐらい的確に性感帯をつかれて戦意を失っていく弓兵

『ドッドッドドドドンドンドン後ろから突いたろけぇ』

無言で攻撃を受けても怯まず、ものすごい力で鎧からなにからなにまでビリビリに引き裂かれ重装騎士団は裸で呆然と立ち尽くすしかなかった

あっという間に残りは勇者を残すのみとなった

勇者
「なっんだと…こんな、こんなふざけた野郎に俺様の初陣がこんな…」

魔法使い
「さぁ、お前で最後だ覚悟を決めな!」

魔法使いは勇者に切りかかる!

勇者
「なめるなぁ!」
ガィン
剣を弾かれ 思いっきり吹っ飛ばされた
「俺は、主神の加護を受け不死の体を得た勇者だぞ!元々この征伐も俺一人だけで充分だったんだ!たんにお遊びで軍を率いてきただけなんだ!お前ら本気で潰してやるー!!」

勇者の怒りと共にものすごいオーラが周りを圧倒する!

魔法使い
「なるほどねぇ、結構魔力も使ったし、これはこのままじゃあ無理かな、あれを使うか」

魔法使いは懐からなんか時計のようなものを取り出した

『まもむすドラゴターイム!』

チッチッチッチッチ
『フレイムドラゴーン!』魔方陣の中から炎を纏いドラゴンが現れる
「ふっ♥我の力が必要か ♥ 」

『ウォータードラゴーン!』水飛沫とともに龍が
「はぁい ♥ 旦那さまぁ♥」

『ハリケーンドラゴーン!』空を切り裂きワイバーンが
「あなたのことは、私が守る…!!!」

『ラーンドドラゴーン!』大地を割ってワームが
「来ったよ〜♪なでれ〜♥」


『オールドラゴーン!』

##
魔法使いに対し
前からドラゴンが抱きつき後ろから龍が抱きつく、 ワイたバーンが肩車してもらいワームが肩車する
なんと言うかカオスな状態であった

ドラゴン
「あぁ胸板ぁん♥」

「お広いせ・な・か ・ ハァハァ♥」
ワイバーン
「ぁあ、あなたの温もりが私の大事なところに♥むきゅ〜」
ワーム
「オスに乗られるメスのしあわせぇ♥」

全員旦那に触れあうことで、欲情し果てしない魔力を産み出していた

魔法使い
「フィナーレだ!」

魔法使い達は勇者に突進し、圧倒的な魔力を込めた連続攻撃を仕掛けていく!

「ぐおおぉおお!?」
「ぐぅっ!畜生俺は俺は絶対に死なん!復活して必ずお前らに復讐してやる!」

魔法使い
「そいつは無理だ、もっとも最初から殺そうとしてないしな」

勇者
「なんだと!?う、くうぅなんだ体が熱い?貴様ぁ俺にいったい何をしたぁ」

魔法使い
「お前の精生成機関に細工をちょっとな、これでお前は常に誰かを求め続けなければ生きていけない体に、さらに言えば魔物が好きそうな体にした」

勇者
「な、なんだとぉ!があぁぁあ」

魔法使い
「心配するな、このままいい具合の暗黒魔界に送ってやるから、お前ならみんなから喜んでもらえるよ」

勇者
「ちっ、チクショオオオオオオ」

吹き飛んでいく勇者を見送って 魔法使いは変態をとく
魔法使い
「ふぃ〜」

「主よ」
「旦那様」
「あなた」
「ダーリン」

「「「「今日もかっこよかった♥」」」」

ドラゴン
「さて、村が助かったのはいいが、今日は我々もたくさん魔力を消費してしまったぞ」


「なので、その旦那様のお情けを…」

ワイバーン
「いつもより、もっと激しく…ぽっ」

ワーム
「交わりだぁー大乱交だ〜♥ぷり〜ず!」

魔法使い
「わかったわかったいつものアレだろ?楽しみにしてろよ」

魔法使いたちが帰ろうとしたとき―

「「「「待ってください」」」」

オーク スライム フェアリー ジャイアントアント
全員股間を触らせた未婚の魔物娘たちである

「私たちも連れて行ってください!私たちを守って戦う姿に私たちの体はもうあなたを旦那様に…ドラゴン様のように強くありませんがどうかお側に…」
懇願する魔物娘達にドラゴン達は言う

ドラゴン
「主は我だけを見ていればよいのだ!っと思っていたときもあったが、主の器はこのドラゴンである我を受け入れてなお余りあるでかい器よ、心配しなくても連れていってくれるぞ」


「これからはもっともっと旦那様を幸せにできるわね、でも気をつけてねぇ旦那さまはすごいから!いろんなスタイルで責めてくれるんだから、気絶しちゃったらもったいないわよ」

ワイバーン
「これで何人目だったかしら、家にハーピー、元ユニコーン、クラーケン、ゴーレム―」

ワーム
「サキュバスにアルプ、リビングドールとドワーフ、さすがダーリン凄い!」

魔法使い
「それじゃあみんな帰るかぁ、よーしサバトで分身薬とかいっぱい買ってくかぁ♪」
ワーム
「ねぇ今日はあれもやってぇ『ビッグ』」

ははははは

魔物娘と人類の希望を守るために戦う魔法使いはこれからも嫁とともに戦い続けていくのであった…

もちろんこの後やっぱり教団兵は未婚の魔物娘さんが美味しくいただきました。











その晩

「「「「「「「「「「「ちょういいね!さいこーーーー!!」」」」」」」」」」」

13/07/01 20:21更新 /

■作者メッセージ
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます

すいません、刑事さん まもむすドラゴタイムを書きたかっただけなんです…あとのことはあんまり…ほんとうにすみません
こういうネタはやらない方がいいのでしょうか?

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