従者クライブの視点 【著作:zeno】
とある森の奥にひっそりと建てられた屋敷。
そこには高貴なるヴァンパイアと忠実な僕が住んでいた。
その下僕というのは俺のことである。
街で普通に生活していた頃から一転……月が綺麗な夜、一人で散歩をしていたら彼女が突然目の前に現れて、私の従者をやらないか?
……多分そんな感じのことを言われたんだ。
なんでそれを引き受けてしまったのかは、今となっては覚えていない。
何せその俺の人生の転機があったのはおおよそ見積もっても100年ほど前だ……
何はともあれ、俺はここで彼女の従者としての毎日を過ごしていた。
従者らしく言葉遣いもすっかり矯正され、今ではすっかり従者としての生活に満足している。
と、言うが従者というのは割りと名ばかりだった。
と言うのも彼女はどうやら元人間らしく、よくは覚えてないが毒キノコを食べてヴァンパイアになったらしい。
そんなこともあってか彼女は人間由来の部分が多く、主であろうと尊大な口調で話すが俺にはべったりだった。
つまりは従者兼恋人みたいな関係である。
そして俺も、そんな彼女のことが好きだ。
愛している……彼女ともっと愛を語らいたい……
そんな悶々した日々。
彼女もヴァンパイアとしてのプライドの壁というのがあり、体を重ねたことは何度もある。
だが、困ったことにプライドの高い彼女はそんなことしてなかったと言う風に振る舞うのだ。
そんなある日……食事後に彼女の部屋に呼ばれた。
「・・・ク、クライブ…早く、来なさい…あふぅ❤」
部屋のベッドで待機していた彼女は、顔から玉のような汗を噴出し、いつもの口調も全く力がない……むしろ甘えとか、媚びとか……そんな声色を含んでいた。
アラクネの糸で作った高級のネグリジェとTバック……いずれも彼女の魅力を引き立たせるものだ……
そういえば、さっきの夕食の時に妙に頬を紅潮させながら食べていた気がする……
「お、御嬢様……一体何をお食べになったのですか……? 主ともあろうお方がそんな情けない声を出して……」
彼女の汗を胸ポケットの手拭きで拭く。、
ここでの従者の生活を何年もやってるためか、彼女に対する言葉遣いも板についてきたものだと思う。
まあ、今はそんなことを言っている状況ではないか……とにかく、扇情的な彼女の姿は……正直目の保養……あ、いやいや。たとえそう思っても顔に出してはいけないな……
「ひぅ…わ、わからないわよぉ・・・何でクライブはそんなにしっかりしてるのぉ…?///」
「しっかりしている……私がですか……? そういえば知らない食材が入っていたような……まさかそれが原因……」
食事に何かを入れたのか……
たしかにさっきから体が温まってるような気がするが……彼女も同じ症状がでてるのか、汗をだらだらと流して、息を荒げている……
過去の情事においても、ここまでする前から興奮することはなかった。
とにかく、彼女を落ち着かせて症状の詳細を知るために近づくと……
「……すんすん……ふぁ……何か……いい匂い❤」
いきなり俺の下腹部に顔を埋め、聞こえるほどに淫らに鼻で呼吸している……
こんなことをする彼女では少なくともない……
「お、おじょうさま何をしているんですか!!」
主にこんなことをさせては従者の面目が(元々ないけれど)丸潰れだ……
とにかく、彼女の頭を押さえて跳ね除けようとする。
「ふぁっあぁ……キノコ…キノコぉ……❤」
しかし、まだ人間の俺と……ヴァンパイアである彼女との力の差は歴然……
まるで無意味……
逆に俺の手は跳ね除けられて……彼女は俺のズボンと下着を剥ぎ取ってしまった。
そこから出るのは、まだかろうじて勃起していない俺の愚息なんだが……これ以上刺激されたら……
「あぁ……クライブのきのこちんぽぉ……可愛いよぉ…はむぅっ❤」
俺の肉棒をきのこと呼称し、蕩けた笑みを浮かべて咥えてくる主人……
その時、俺の中でも何か熱いものが駆け巡った……
俺も料理を食べていたのだから当然だ。
ただ効きが遅かっただけ……彼女の口内の感触と、送られてくる微量の魔力が引き金となって今、全身に巡った……
「お、御嬢様……! いつもの情事でしたら、そのおかしな症状が治って…か……」
ぐらりと……頭が揺れる……欲望が湧き上がる……
気がつけば、肉棒が今までとは桁違いなほどに雄々しく勃起していた……
「・・・んぶぅっ!?❤んふぁぁぁっふぁぅぅ❤んくっじゅるじゅる・・・じゅぷじゅぷ・・・❤」
その大きくなった肉棒を彼女は嬉々と受け入れ、下品な音を立てて吸いたててくる……
気持ちよすぎる……!
あの……普段は高貴で、こんな音を立てるような人じゃないのに……ここまで大きな音を立てて吸う姿にそそられ……
「おっ、御嬢様……口に、出して欲しいのですか? いえ、違いますよね……どこにしてほしいのですか?」
出そうなのをなんとか我慢し、彼女の期待に添えるように聞く……
気がつけば腰も勝手に動いていて……それでも彼女は受け入れてくれている。
「んっ、んぷぅっ・・・ぷぁっ・・・そんにゃこといわなくらってぇ・・・したのおちゅちにらしてほしいのぉ❤」
やっぱり……下のお口に出して欲しいようだった……
あぁ……もう我慢が効かない。このまま獣のように交わりたいっ!!
普段よりも激しい欲望に囚われる。どうやら、料理に何かが入れられたのは確かなようだ……
彼女の言葉を聞き、俺はすぐに彼女の股を開かせ……ゆっくりと……
だけど、彼女の秘所に先端を入れた瞬間、我慢できずに一気に挿入してしまった。
「―――ふぁっあぁぁっあーっ、あああァぁぁアっ!!❤❤」
彼女もイってしまったようで……膣内は千切らんばかりの収縮をし、俺のモノをくわえ込む。
「ぁ、ぁあああ……はぁ……御嬢様……今日は一段と乱れていらっしゃいますね……それでは、『いつもの』ように……」
本当に、今日のお嬢様はすごく可愛らしい……このまま、俺は……!
滾る欲望に任せ、荒々しく腰を振る。
その間、彼女は何度も絶頂しながら俺のに絡みついてきて。
「あっふあぁぁっ くらいぶのきのこちんぽぉしゅごいよぉぉおっ!!❤❤きのこ、きのこきのこきのこぉっ、きのこちんぽしゅごひぃぃぃ ❤❤❤」
足さえも腰に回してきて、俺のをより一層深くへと誘っていく……
それに応えるために俺はもっと、もっとと……ただただ腰を揺すって奥を小突いた。
「御嬢様、ここもっ…! ここもっ……!弱くていらっしゃいますからね……感じてください……貴方の大好きな下僕の欲望を……!!私の気持ちを……」
あぁ……だめだ、止まらない……!
彼女もどうやら、俺の突いた部分がいいらしく、激しく喘いでいる。
このまま……訳も分からないほどの心地よさのままに、腰を振った。
ただ、愛したい。
その感情に突き動かされる。
しつこく……ねちっこく彼女の中を貪るっ!
「ふにゃぁぁっ❤くらいぶぅっくらいぶぅぅぅ❤はやくわらしのだんにゃさまになっへぇぇぇっ❤❤ふぁう、うぅぅ、がぷぅっちゅぅちゅぅっ・・・んくぅぅぅぅっ・・・!❤」
いきなり彼女が俺の首に食らいつき、吸血を始めた……
いつもしている吸血の何倍も激しく、これもまた下品に血をすする。
少し痛くて顔を顰めるが、それ以上に快楽が体中を駆け巡り……肉棒はどんどん大きくなりながら跳ねる……
「ぐっ……はぁぁ……もちろんです。私は貴方のために、こうして奉仕をしているわけなのですから……もっと、もっと愛し合いましょう…!! 御嬢様……、今宵の情事にはと思ってもってきたものがあります……」
いつもの情事に、もうちょっと変化を加えられないものかと取り寄せたものがある……
お嬢様は……とてもさみしそうな、待ちきれないような表情をしていたけれど、これは二人の愛をさらに確かにすると言われていて……どうしても使いたかった。
「・・・・・・ストイック・ラヴという代物です。コレを使えば、理性を保ったまま愛し合えるとのこと……快楽に耐性がつくわけではありませんので……どうかお心のままに感じてください…」
お香を焚いて少し離れた場所に置くと、部屋中にさわやかな香りが広がる……
すると、頭のなかもだんだんとスッキリし始め、わけもわからないほどの心地よさもどこへやら、それははっきりとしたものに変わっていった。
お嬢様の方も効果はてきめんらしく、先程までの蕩けるような笑みから一転して、恥ずかしそうな表情になる。
「ふぁぁっ…あっ…?❤あ・・・え…あっ、あぅ・・・///ク、クライブ…私…こんな風に求めて・・・幻滅、しなかった…?///」
恥じらう姿がとても愛らしい……
こんな彼女を見てしまえば、俺は欲望に任せて激しく腰を振ってしまうのだろうが、今は、頭が冴え渡り……彼女のことを愛しいと思うこの気持ちを、澄んだ思考のままに伝えることができる。
「幻滅などするわけありませんよ…それよりも御嬢様……お互い……この狂おしい欲望を感じながら、共に愛し合いましょう…」
さっき、彼女に言ったとおり、このハーブは思考が冴え渡るが快感に耐性ができるわけではない。
今、こうしてお互いに抱き合っているだけでも……彼女をめちゃくちゃにしたい……激しく交わりたい……そんな欲望が渦巻き、繋がっているだけで射精しそうになっている……
「え、えぇ… クライブ…もう、お嬢様なんて言わないで頂戴…んっくぅっ❤貴方はもう・・・私の立派な旦那様よ・・・私の名で呼びなさい…これが・・・従者としての、貴方への最後の命令よ…❤」
かしこまりました……と、俺も最後の従者らしく従い、より彼女と密着した。
いやらしく絡みつき、腰を揺らし……離れたくないというようにきゅうきゅう締め付けてくるウェリィの蜜壺……離れれば吸い付いてきて、入れようとするとすんなりと入る彼女のなかの感触をヒダ一枚一枚……きちんと感じ取りながら腰を振る
「ああ、ウェリィ……ん、ウェリィの中、こんなにも吸い付いてくる……本当に離れたくないと言っているみたいだ……料理の中に、何をいれたんだい?」
そういえばと、腰を動かしながら彼女に今回の料理について聞いてみた。
たしかに俺も作っているのだが、ほかにも料理を仕事としているメイドはいる。
「んひっふひゃぁぁっ❤んく、クライブの方こそ、貪欲に求めているじゃないの・・・ひゃぁぅっ❤おちんぽがおっきくてぇぇすいついてるのぉぉっ❤❤ふくぅっ・・・私は・・・料理を提案しただけで・・・作ったのは・・・わらひじゃないのぉぉぉッ!!❤も、もう・・・限界が近付いているみたいねっ・・・❤」
なるほど、そういえば、メイドの一人がハイイロアンデッドナゲキタケを使った料理の付け合せで、見たこともないキノコを使っていた気がする。
そのキノコの効果なのか、キノコの方は彼女と激しく交わり、蕩けあいたいという欲望が体と思考を犯し、ハーブの方がその思考を蘇らせる……
見事に俺のなかで噛み合った二つの効果は……
冷静でありながらも彼女への獣欲に突き動かされ、的確に彼女の弱い所を突きながら、確実に……確実にお互いを高めていった。
彼女の方も、さっきから……俺に愛の言葉を囁いては突くたびに声の調子が崩れ、淫語を放ち。
突かなければいつもの調子に戻る。
二つの効果のなかを彷徨っているようだ。
あぁ……もう限界だ……わかる。
射精する瞬間が手に取るようにわかる。
彼女の膣内の絡み付く感触が……
ヒダ一枚一枚にいたるまできちんと伝わる……!
「ウェリィ……出すよ……君の中に……俺の粘菌を……」
もうすぐ出るといったところで、自分でも可笑しいと思いながら自分のモノをキノコに見立ててそんなことを言ってみた。
そして……彼女のなかに……愛の限りを注ぎ込む……!
「あひぃっ?❤んっ、早く出しなさい…クライブ、貴方の・・・きのこちんぽのぉっ❤ねんきんミルクちょぉらいぃぃぃッ―――ひぁゃぁぁえぇぁアァァッ―――ーっ!!❤❤❤❤」
いつもの冷静な彼女と、キノコの効果で蕩ける彼女がない交ぜになって、彼女はあられのない声で絶頂した……
俺の方も……この絶頂すら脳にしっかりと焼き付けて……精液を送り込み続けた……
数十秒の後、彼女の中は貪欲に俺の精液を啜りとり……結合部からは一滴もこぼれていない。
流れ出る液体は、愛液と……彼女の本気汁だけだった。
「はぁ……はぁ……ウェリィ……わかるか? 君と俺の結合部……ウェリィの本気汁だけで俺の粘菌ミルクは全然こぼれてない……本当にエッチな奥さんだ…❤」
そういうと、彼女は蕩けた表情からまた一瞬で表情を変え……恥ずかしそうに顔を赤らめている。
表情をコロコロ変えるのがなんとも可愛らしい……
「んっうぅ…❤な、何よっ・・・エッチで悪いかしら?❤クライブ、貴方の事がそれだけ愛してると言う証拠なのよ・・・❤・・・やだ・・・私のソコ・・・貴方ので全て塞がれているのね・・・❤ほんとに貴方のキノコ…逞しすぎよ?❤」
やけになって開き直るのもまた愛らしく、俺たちは抱きしめ合った。
あぁ……やっと、本当に彼女と繋がれた……
その幸福感を噛み締め……彼女と一緒に生きよう。
時には甘え、時には甘えられ……そんな幸せな性活を送ろう。
俺のモノは……まだまだやり足りないといった具合で……まだ彼女のなかでそそり立っていた……
全く、元気な茸だな……なんて思いながら……彼女と愛し合い続けるのだった。
そこには高貴なるヴァンパイアと忠実な僕が住んでいた。
その下僕というのは俺のことである。
街で普通に生活していた頃から一転……月が綺麗な夜、一人で散歩をしていたら彼女が突然目の前に現れて、私の従者をやらないか?
……多分そんな感じのことを言われたんだ。
なんでそれを引き受けてしまったのかは、今となっては覚えていない。
何せその俺の人生の転機があったのはおおよそ見積もっても100年ほど前だ……
何はともあれ、俺はここで彼女の従者としての毎日を過ごしていた。
従者らしく言葉遣いもすっかり矯正され、今ではすっかり従者としての生活に満足している。
と、言うが従者というのは割りと名ばかりだった。
と言うのも彼女はどうやら元人間らしく、よくは覚えてないが毒キノコを食べてヴァンパイアになったらしい。
そんなこともあってか彼女は人間由来の部分が多く、主であろうと尊大な口調で話すが俺にはべったりだった。
つまりは従者兼恋人みたいな関係である。
そして俺も、そんな彼女のことが好きだ。
愛している……彼女ともっと愛を語らいたい……
そんな悶々した日々。
彼女もヴァンパイアとしてのプライドの壁というのがあり、体を重ねたことは何度もある。
だが、困ったことにプライドの高い彼女はそんなことしてなかったと言う風に振る舞うのだ。
そんなある日……食事後に彼女の部屋に呼ばれた。
「・・・ク、クライブ…早く、来なさい…あふぅ❤」
部屋のベッドで待機していた彼女は、顔から玉のような汗を噴出し、いつもの口調も全く力がない……むしろ甘えとか、媚びとか……そんな声色を含んでいた。
アラクネの糸で作った高級のネグリジェとTバック……いずれも彼女の魅力を引き立たせるものだ……
そういえば、さっきの夕食の時に妙に頬を紅潮させながら食べていた気がする……
「お、御嬢様……一体何をお食べになったのですか……? 主ともあろうお方がそんな情けない声を出して……」
彼女の汗を胸ポケットの手拭きで拭く。、
ここでの従者の生活を何年もやってるためか、彼女に対する言葉遣いも板についてきたものだと思う。
まあ、今はそんなことを言っている状況ではないか……とにかく、扇情的な彼女の姿は……正直目の保養……あ、いやいや。たとえそう思っても顔に出してはいけないな……
「ひぅ…わ、わからないわよぉ・・・何でクライブはそんなにしっかりしてるのぉ…?///」
「しっかりしている……私がですか……? そういえば知らない食材が入っていたような……まさかそれが原因……」
食事に何かを入れたのか……
たしかにさっきから体が温まってるような気がするが……彼女も同じ症状がでてるのか、汗をだらだらと流して、息を荒げている……
過去の情事においても、ここまでする前から興奮することはなかった。
とにかく、彼女を落ち着かせて症状の詳細を知るために近づくと……
「……すんすん……ふぁ……何か……いい匂い❤」
いきなり俺の下腹部に顔を埋め、聞こえるほどに淫らに鼻で呼吸している……
こんなことをする彼女では少なくともない……
「お、おじょうさま何をしているんですか!!」
主にこんなことをさせては従者の面目が(元々ないけれど)丸潰れだ……
とにかく、彼女の頭を押さえて跳ね除けようとする。
「ふぁっあぁ……キノコ…キノコぉ……❤」
しかし、まだ人間の俺と……ヴァンパイアである彼女との力の差は歴然……
まるで無意味……
逆に俺の手は跳ね除けられて……彼女は俺のズボンと下着を剥ぎ取ってしまった。
そこから出るのは、まだかろうじて勃起していない俺の愚息なんだが……これ以上刺激されたら……
「あぁ……クライブのきのこちんぽぉ……可愛いよぉ…はむぅっ❤」
俺の肉棒をきのこと呼称し、蕩けた笑みを浮かべて咥えてくる主人……
その時、俺の中でも何か熱いものが駆け巡った……
俺も料理を食べていたのだから当然だ。
ただ効きが遅かっただけ……彼女の口内の感触と、送られてくる微量の魔力が引き金となって今、全身に巡った……
「お、御嬢様……! いつもの情事でしたら、そのおかしな症状が治って…か……」
ぐらりと……頭が揺れる……欲望が湧き上がる……
気がつけば、肉棒が今までとは桁違いなほどに雄々しく勃起していた……
「・・・んぶぅっ!?❤んふぁぁぁっふぁぅぅ❤んくっじゅるじゅる・・・じゅぷじゅぷ・・・❤」
その大きくなった肉棒を彼女は嬉々と受け入れ、下品な音を立てて吸いたててくる……
気持ちよすぎる……!
あの……普段は高貴で、こんな音を立てるような人じゃないのに……ここまで大きな音を立てて吸う姿にそそられ……
「おっ、御嬢様……口に、出して欲しいのですか? いえ、違いますよね……どこにしてほしいのですか?」
出そうなのをなんとか我慢し、彼女の期待に添えるように聞く……
気がつけば腰も勝手に動いていて……それでも彼女は受け入れてくれている。
「んっ、んぷぅっ・・・ぷぁっ・・・そんにゃこといわなくらってぇ・・・したのおちゅちにらしてほしいのぉ❤」
やっぱり……下のお口に出して欲しいようだった……
あぁ……もう我慢が効かない。このまま獣のように交わりたいっ!!
普段よりも激しい欲望に囚われる。どうやら、料理に何かが入れられたのは確かなようだ……
彼女の言葉を聞き、俺はすぐに彼女の股を開かせ……ゆっくりと……
だけど、彼女の秘所に先端を入れた瞬間、我慢できずに一気に挿入してしまった。
「―――ふぁっあぁぁっあーっ、あああァぁぁアっ!!❤❤」
彼女もイってしまったようで……膣内は千切らんばかりの収縮をし、俺のモノをくわえ込む。
「ぁ、ぁあああ……はぁ……御嬢様……今日は一段と乱れていらっしゃいますね……それでは、『いつもの』ように……」
本当に、今日のお嬢様はすごく可愛らしい……このまま、俺は……!
滾る欲望に任せ、荒々しく腰を振る。
その間、彼女は何度も絶頂しながら俺のに絡みついてきて。
「あっふあぁぁっ くらいぶのきのこちんぽぉしゅごいよぉぉおっ!!❤❤きのこ、きのこきのこきのこぉっ、きのこちんぽしゅごひぃぃぃ ❤❤❤」
足さえも腰に回してきて、俺のをより一層深くへと誘っていく……
それに応えるために俺はもっと、もっとと……ただただ腰を揺すって奥を小突いた。
「御嬢様、ここもっ…! ここもっ……!弱くていらっしゃいますからね……感じてください……貴方の大好きな下僕の欲望を……!!私の気持ちを……」
あぁ……だめだ、止まらない……!
彼女もどうやら、俺の突いた部分がいいらしく、激しく喘いでいる。
このまま……訳も分からないほどの心地よさのままに、腰を振った。
ただ、愛したい。
その感情に突き動かされる。
しつこく……ねちっこく彼女の中を貪るっ!
「ふにゃぁぁっ❤くらいぶぅっくらいぶぅぅぅ❤はやくわらしのだんにゃさまになっへぇぇぇっ❤❤ふぁう、うぅぅ、がぷぅっちゅぅちゅぅっ・・・んくぅぅぅぅっ・・・!❤」
いきなり彼女が俺の首に食らいつき、吸血を始めた……
いつもしている吸血の何倍も激しく、これもまた下品に血をすする。
少し痛くて顔を顰めるが、それ以上に快楽が体中を駆け巡り……肉棒はどんどん大きくなりながら跳ねる……
「ぐっ……はぁぁ……もちろんです。私は貴方のために、こうして奉仕をしているわけなのですから……もっと、もっと愛し合いましょう…!! 御嬢様……、今宵の情事にはと思ってもってきたものがあります……」
いつもの情事に、もうちょっと変化を加えられないものかと取り寄せたものがある……
お嬢様は……とてもさみしそうな、待ちきれないような表情をしていたけれど、これは二人の愛をさらに確かにすると言われていて……どうしても使いたかった。
「・・・・・・ストイック・ラヴという代物です。コレを使えば、理性を保ったまま愛し合えるとのこと……快楽に耐性がつくわけではありませんので……どうかお心のままに感じてください…」
お香を焚いて少し離れた場所に置くと、部屋中にさわやかな香りが広がる……
すると、頭のなかもだんだんとスッキリし始め、わけもわからないほどの心地よさもどこへやら、それははっきりとしたものに変わっていった。
お嬢様の方も効果はてきめんらしく、先程までの蕩けるような笑みから一転して、恥ずかしそうな表情になる。
「ふぁぁっ…あっ…?❤あ・・・え…あっ、あぅ・・・///ク、クライブ…私…こんな風に求めて・・・幻滅、しなかった…?///」
恥じらう姿がとても愛らしい……
こんな彼女を見てしまえば、俺は欲望に任せて激しく腰を振ってしまうのだろうが、今は、頭が冴え渡り……彼女のことを愛しいと思うこの気持ちを、澄んだ思考のままに伝えることができる。
「幻滅などするわけありませんよ…それよりも御嬢様……お互い……この狂おしい欲望を感じながら、共に愛し合いましょう…」
さっき、彼女に言ったとおり、このハーブは思考が冴え渡るが快感に耐性ができるわけではない。
今、こうしてお互いに抱き合っているだけでも……彼女をめちゃくちゃにしたい……激しく交わりたい……そんな欲望が渦巻き、繋がっているだけで射精しそうになっている……
「え、えぇ… クライブ…もう、お嬢様なんて言わないで頂戴…んっくぅっ❤貴方はもう・・・私の立派な旦那様よ・・・私の名で呼びなさい…これが・・・従者としての、貴方への最後の命令よ…❤」
かしこまりました……と、俺も最後の従者らしく従い、より彼女と密着した。
いやらしく絡みつき、腰を揺らし……離れたくないというようにきゅうきゅう締め付けてくるウェリィの蜜壺……離れれば吸い付いてきて、入れようとするとすんなりと入る彼女のなかの感触をヒダ一枚一枚……きちんと感じ取りながら腰を振る
「ああ、ウェリィ……ん、ウェリィの中、こんなにも吸い付いてくる……本当に離れたくないと言っているみたいだ……料理の中に、何をいれたんだい?」
そういえばと、腰を動かしながら彼女に今回の料理について聞いてみた。
たしかに俺も作っているのだが、ほかにも料理を仕事としているメイドはいる。
「んひっふひゃぁぁっ❤んく、クライブの方こそ、貪欲に求めているじゃないの・・・ひゃぁぅっ❤おちんぽがおっきくてぇぇすいついてるのぉぉっ❤❤ふくぅっ・・・私は・・・料理を提案しただけで・・・作ったのは・・・わらひじゃないのぉぉぉッ!!❤も、もう・・・限界が近付いているみたいねっ・・・❤」
なるほど、そういえば、メイドの一人がハイイロアンデッドナゲキタケを使った料理の付け合せで、見たこともないキノコを使っていた気がする。
そのキノコの効果なのか、キノコの方は彼女と激しく交わり、蕩けあいたいという欲望が体と思考を犯し、ハーブの方がその思考を蘇らせる……
見事に俺のなかで噛み合った二つの効果は……
冷静でありながらも彼女への獣欲に突き動かされ、的確に彼女の弱い所を突きながら、確実に……確実にお互いを高めていった。
彼女の方も、さっきから……俺に愛の言葉を囁いては突くたびに声の調子が崩れ、淫語を放ち。
突かなければいつもの調子に戻る。
二つの効果のなかを彷徨っているようだ。
あぁ……もう限界だ……わかる。
射精する瞬間が手に取るようにわかる。
彼女の膣内の絡み付く感触が……
ヒダ一枚一枚にいたるまできちんと伝わる……!
「ウェリィ……出すよ……君の中に……俺の粘菌を……」
もうすぐ出るといったところで、自分でも可笑しいと思いながら自分のモノをキノコに見立ててそんなことを言ってみた。
そして……彼女のなかに……愛の限りを注ぎ込む……!
「あひぃっ?❤んっ、早く出しなさい…クライブ、貴方の・・・きのこちんぽのぉっ❤ねんきんミルクちょぉらいぃぃぃッ―――ひぁゃぁぁえぇぁアァァッ―――ーっ!!❤❤❤❤」
いつもの冷静な彼女と、キノコの効果で蕩ける彼女がない交ぜになって、彼女はあられのない声で絶頂した……
俺の方も……この絶頂すら脳にしっかりと焼き付けて……精液を送り込み続けた……
数十秒の後、彼女の中は貪欲に俺の精液を啜りとり……結合部からは一滴もこぼれていない。
流れ出る液体は、愛液と……彼女の本気汁だけだった。
「はぁ……はぁ……ウェリィ……わかるか? 君と俺の結合部……ウェリィの本気汁だけで俺の粘菌ミルクは全然こぼれてない……本当にエッチな奥さんだ…❤」
そういうと、彼女は蕩けた表情からまた一瞬で表情を変え……恥ずかしそうに顔を赤らめている。
表情をコロコロ変えるのがなんとも可愛らしい……
「んっうぅ…❤な、何よっ・・・エッチで悪いかしら?❤クライブ、貴方の事がそれだけ愛してると言う証拠なのよ・・・❤・・・やだ・・・私のソコ・・・貴方ので全て塞がれているのね・・・❤ほんとに貴方のキノコ…逞しすぎよ?❤」
やけになって開き直るのもまた愛らしく、俺たちは抱きしめ合った。
あぁ……やっと、本当に彼女と繋がれた……
その幸福感を噛み締め……彼女と一緒に生きよう。
時には甘え、時には甘えられ……そんな幸せな性活を送ろう。
俺のモノは……まだまだやり足りないといった具合で……まだ彼女のなかでそそり立っていた……
全く、元気な茸だな……なんて思いながら……彼女と愛し合い続けるのだった。
12/11/22 00:15更新 / ZENO物(zeno×浮浪物)
戻る
次へ