愛しい彼女と学園祭と射精我慢ゲーム
季節は秋の中頃、自分の通う学園では魔物娘と融和を果たした記念日に二日間の学園祭が開催される。小中高と大学まで併設されている超巨大な学園のお祭り、その規模や人気は伊達ではない。近所の住民だけでなくこの学園祭を目当てに遠方から多数の人がやってくるのだ。
人が増えるということは出会いが増えるということ。いまだパートナー募集中の魔物娘たちも色めきあう一大イベントであり、毎年学園祭で生まれたカップルたちもたくさんいるわけで。その学園祭で愛しのダーリンをゲットするために・・・出し物は何をするか・・・やいのやいの白熱する議論を自分は欠伸を噛み殺しながら聞き流していた。
自分も独り身であればあの議論の輪に飛び込んでワンチャンスでもなんでもいいから彼女が欲しいと必死にもなっているのだろうが・・・早く議論が終わらないかな、と眠い目をこする余裕がある。
それもそのはず、自分自身にはそんじょそこらの幸運どころではなく人生の幸運3週分くらいをつぎ込んでなお一度あるかどうかの奇跡の元に。
自分にはフォリア・クロバという恋人がいるのだから。
学園祭の出し物は進行委員会の元に集計されて採用されたものが後に発表、コアメンバーの任命の後にその他のスタッフメンバーを募集、要は気に入った出し物に自由参加である・・・というルールなのだが。自分のクラスの出し物・・・まだ決まらないのだ。早く帰ってクロバとイチャイチャしたい・・・。
「という訳で2日目のメイド喫茶の裏方手伝いになったから1日目ならフリーだから手伝えるよ?」
「わかりました、私も2日目はメイド喫茶の手伝いに申請しますから1日目に私たちの出し物・・・トランパートのおまじない屋さん手伝ってくださいね!先輩!!」
ようやく会議が終わった放課後、電話越しにそう報告するとクロバがウキウキ嬉しそうにしているさまが目に浮かんだ。
しかし、おまじない屋さんの手伝いとは何だろうか?受付係かな?学園はお祭りに向けて忙しそうに準備に追われる若者でにぎやかだった。
そして学園祭一日目の日。カラりと晴れ渡った秋空の元学園長が開催の宣言、学園入り口のゲートが開かれて大勢の人々がやってきたのだった。
キキーモラのメイド喫茶やホルスタウロスの乳絞り体験、サンダーバードの電気あんま、キャンサーのソープ屋さん、魔物娘がその種族性を活かした出し物が目白押し。
その中でもひときわ大盛況なのがトランパートのおまじない屋さん。ここの恋愛成就のおまじないは凄く効果があると評判が高く、パートナーのいない魔物娘にとっては願掛けにもってこいな大人気スポットなのだ。
それに輪をかけて人気の出た理由はクロバの発現させたラッキースケベ率極大上昇魔法。パートナーのいない男子達の・・・年頃の男子には美少女揃いの魔物娘にラッキースケベなことがしたいという当然の欲望の元、クロバの対応列は長蛇の列になったのだった。
「整理券です、呼ばれて返事がなくても2回までなら呼び出します、それ以上は無効の整理券になってしましますから気を付けてくださいね」
ひっきりなく来るお客さんをさばきつつ部屋の中を見ると一人ひとりに魔法をかけていてはキリがなかったクロバは部屋の中に男子達を一列に並べて舞い踊るように魔法を乱れ撃っている。クロバも器用な真似をするもので、絶対に下着までは見せていないようだが、見えそうで見えないスカートに男子達が鼻の下を伸ばしているのが気に食わない・・・。
そんなクロバにワンチャンスを狙って声をかける輩はいない、理由は左手首のピンク色のリストバンド、自分も左手首に同じものを付けている。既にパートナーのいる男女は左手首にピンクのリストバンドを付けるのが学園祭でのしきたり。そのしきたりを破って手を出そうものなら何処からともなく懲罰委員会とか書かれた腕章を腕に巻いたクノイチが現れて不埒物を連れ去ってゆく・・・だから誰も手を出せないのだ。
絶世の美少女を前に指をくわえて立ち去る男子達、さんざん目の保養ができたのだから我慢してほしいものだ。
「お疲れ様です先輩、もう少ししたら今日はもう二人とも上がってよいとのことですよ♪」
忙しく列をさばいていると気が付いたらクロバがやってきた。今まで魔法を乱れ撃ちしていたのだがそんなにヘロヘロになっていなさそうで少し安心する。
「クロバこそお疲れ様」
隣の椅子へと腰かけて身を寄せて嬉しそうにギュッと抱き着いてくるクロバ、右腕に柔らかで幸せなぬくもりが広がる。そして先程クロバのことを諦めきれないように指をくわえていた男子達の妬みの視線が突き刺さる。悪いが、自分の恋人だ。絶対に渡さないからな・・・
なんて正直愉悦感に浸っているといつの間にかクロバが机の下に潜り込んでいるではないか。
(うふふ・・・先輩、射精我慢ゲームしましょ♥そうですねえ・・・3人このまま接客できるまで我慢出来たら先輩の勝ちですよ♥)
ちょっと何もこんな時にエッチなゲームをしなくたって?!
テレパシーの魔法で脳内に直接響く声、下ろされてゆくズボンのファスナー、するりと肉棒が取り出されて外気に触れる感触を覚える。机の周辺は使用済み整理券やサービスのジュース缶なんかを入れた段ボールで囲まれており、うまい事クロバは机の下に隠れられているし、自分は人の行きかう廊下で丸出しにされていても誰にも気が付かれていないという状況になった。
ふぅーーーっ♥♥
「あぅっ・・・」
クロバが温かな吐息を肉棒へくすぐるように吹きかけてきた。効果抜群、甘い疼きに肉棒はひくひく脈打ちそしてガチガチに大きくなってしまった。焦るように周囲を見渡すがちょうど列をさばききって誰もいなくなったようだ。
どのみちこのままでは自分だって収まりが付かない、覚悟を決めて射精我慢ゲームに応じるしかないようだ。
「いいよクロバ、でも・・・優しくしてね?声が堪え切れないから・・・」
了解ですとウインク1つ、いただきます♥と小さくクロバが呟くと同時に下半身が温もりに包まれた。
ちゅっ♥れろ・・・♥はむっ♥ちゅるっ♥れりゅっ♥
最低限の水音をたててクロバがガチガチの肉棒へとしゃぶりつく、バキュームを利かせたイヤらしく音の立てる激しいフェラチオではなく、口全体の温かさを楽しんでもらいながら舌をペニス全体へと絡ませるようにご奉仕する甘々フェラチオ。もはや自分は喘ぎ声を出さないように口元を手で押さえて必死にこらえるしかなかった。
(あっ、一人目がきましたよ♥声、我慢しないとだめですからね♥♥)
「すいません、中学部の校舎を探しているんですけど、ここであってますか?」
--------違います、ここは高等部。中等部はここから左に行った先にある連絡通路の先ですよ。
(先輩っ♥がんばれっ♥がんばれっ♥負けるなせんぱいっ♥)
れろれろ♥れろれろ♥ちゅぅっ♥あむっん♥れりゅっ♥
受け答えの間だけは優しく鈴口だけを舐めまわすクロバ、なんとかギリギリ自然な受け答えができた・・・はずだ。この甘々フェラチオだけならばどうにか気合で乗り切れるか・・・。
(ダメですよ先輩♥意地悪しちゃいますから♥♥)
そう安心したのも束の間、周りに誰もいなくなった途端にバキュームを利かせた激しいディープスロートが始まったのだ。一気に快楽のボルテージが跳ねあがる。
ずぞぞっ♥じゅぽっ♥じゅぽっ♥ちゅぱっ♥ぐっぽ♥ぐっぽ♥
(気持ちいですね先輩っ♥さっきからおちんちん幸せそうに震えていますよ♥もっともっとしゃぶってあげますからね♥射精・・・まだまだ我慢しましょうね♥先輩っ♥♥)
天を仰ぐように頭を振って快楽を逃がすかのように悪あがきをするも焼け石に水、喉奥にあたる鈴口の甘い感触、竿全体にまとわりつくぬるぬる柔らかな舌奉仕、魂を吸い出されるような吸引と吸い付く頬肉の柔らかな感触にペニスからは許容量を超えた快楽がガンガン送り込まれてくる。
「すいません、トイレはどこですか」
------ひぅっ・・・廊下を右のほうへ進んでゆくと左手側に見えてきますよ。
(がんばれっ♥声を出しちゃダメ♥しっかり前を向いて受け答えですよ♥)
れりゅっ♥れろっ♥ちゅるっ♥はむっ♥れろっ♥れろっ♥
すかさず甘々フェラチオモード、緩急の付いた快楽に裏筋ばかりを舌先で優しくコネコネされて肉棒は蕩けてしまいそう、明らかに何か変な・・・快楽に溺れているだらしのない顔つきになってしまう、思わず堪えるように机に突っ伏してしまった。
「大丈夫ですか?なんか顔も紅いですよ?」
--------いいえ大丈夫です、おっおぉぉぉ・・・お気遣いどうも
(がんばれっ♥堪えてくださいっ♥声、我慢してください♥バレちゃいますよ?♥おちんちんしゃぶられちゃってるの♥♥)
怪訝そうな顔つきでようやく立ち去っていった。もう限界とばかりに机に再び突っ伏して体の力が抜けてゆく。肉棒が甘い疼きに満たされて、もはや射精感を堪えることができない。
「クロバっ・・・もう無理っ・・・限界っ・・・」
まだ最後の一人を接客していないから射精我慢ゲームは敗北になるのだが、もうそんなことがどうでもよい。クロバの激しくも甘々なフェラチオご奉仕の前に敢え無く屈服してしまう。
あむちゅっ♥じゅるっ♥ぬっぽ♥ぬっぽ♥ちゅぷっ♥じゅるっ♥
(わかりました先輩っ♥限界ですよね♥射精堪えるのしんどいですよね♥もうこれ以上おちんちんには意地悪しませんから♥このまま・・・甘々フェラチオでたっぷりと射精してくださいね♥♥)
脳内に響く甘ったるい射精許可に愛情たっぷりな口淫奉仕に下半身の力が抜けてゆく、まるでクロバの口の中へお漏らしするような無抵抗の射精感を解き放つことしか考えられない。
もう5秒もかからず最高の射精が始まる、すっかり脳内が花畑のまま幸せ甘々フェラチオに溺れていた時・・・クロバの同級生が現れた。まずいまずいまずい!もう込み上げてくる射精感を堪えることができないのに・・・っ。
「クロバちゃんの彼氏さんありがとうね。いやー今日は助かったよ、受付係だけ人の配分ミスっちゃってさ」
(あ、先輩・・・もう無理ですもんね♥このまま出しちゃいましょ♥♥)
--------いいえ、こちらこそぉぉぉぉぉぉっっっ
どぷっ♥びちゅ♥ビュルるるるるっっ♥♥♥
(うみゅっ!でたっ♥美味しいっ♥たまんない・・・♥♥あっまだでるっ・・・♥♥♥)
抵抗むなしく、受け答えの途中で脈打ち跳ねる肉棒からびゅるびゅると白濁があふれ出て、声が裏返り腰がガタガタと椅子を震わせる。射精の脈動に合わせてクロバが先端を舐めまわすものだから、もうなりふり構うこともできずに机に突っ伏して身悶えることしか出来なかった。
尿道に一滴たりとも残さないとばかりにちゅうちゅう吸い付かれて極上の放出感に溺れてしまう。
ニヤニヤと笑われている視線、そりゃそうだろう。というか凄まじい快楽にフェラチオの最中は気が付かなかったが遠巻きにこっそりと見られている魔物娘達には完全にバレており、周りの魔物娘たちは顔を真っ赤にするか、愛しのパートナーの手を引いて物陰へと向かっているようだ。
お幸せにね、ウインク1つ立ち去ってゆくクロバの同級生を見送りつつ、机の下からご満悦そうにクロバがはい出てきた。
こちらを上気した瞳でこちらを見つめながらその口を大きく開けて口の中いっぱいに出された白濁を見せつけて嬉しそうに成果のご報告。もごもご租借を始めたクロバは両の頬に手を当てうっとりと幸せそうだ。
「はふぅ・・・♥ごちそうさまでした♥それに射精我慢ゲームもぎりぎり何とか先輩の勝利でしたね♥」
そう言えばそうだった、というか途中で自分は降参したような気もするが・・・まあいい、早くここから立ち去りたいのだが、腰が抜けた自分が復活するまで結局10分ほどかかるのだった。
気を取り直して学園祭を二人で見て回る。
高等部第二体育館を貸し切って行われたヴァルキリー主演女優の演劇は息もつかせぬバトルシーンに二人してかっこよかったですね!と熱く語り合ったり。
ゴーストやリッチにマミーやファントムなど死から蘇りし魔物娘たちの本格派お化け屋敷にしがみ付いてくるクロバの温もりが無ければとっくにリタイアするかと思うほど怖かったり。
お腹がすきました!と高等部の校庭に並ぶ出店街にやってくると、まずは前菜ですっ!
と魔界豚バラ焼き串を三本買い、どこか座れる場所を探していると両手にもったクロバが既にもぐもぐ大きく頬を膨らませている。
二人空いていたベンチへと腰かけて自分もかぶりついた、口いっぱいに香ばしい油の甘みとうま味が広がる・・・この美味しさでこの安さは流石魔界豚だ。
あっという間に二本とも食べ終えたクロバがここで席を取っていてくださいね一言出店へと突撃、程なく嬉しそうに両手いっぱいの食べ物・・・焼きそばにチョコバナナにラムネ瓶にお好み焼きにフライドポテトにりんご飴まで持っている。
調子に乗って買いすぎちゃいました!ぺろり舌を出して照れ笑うクロバ、ありきたりなお祭りの食べ物でも愛しい恋人と食べれば極上のごちそう。そういえば去年も同じように目についた出店の食べ物買ったっけな・・・とクロバと出会っていなかった去年の学園祭を思い返すがあの時と今では幸せ度が比べるまでもなく大違いだ。
美味しそうに頬を膨らませて食べ物を片っ端から詰め込むクロバを見つめながらラムネ瓶を傾ける。ただのラムネでお酒じゃないが、愛しい人の横顔を見ながら呑む。
これが愉悦というやつなのか。
「えへへへっ♥先輩ったらずっと顔みてくるじゃないですか♪貴方の可愛い伴侶のクロバはここですよ♥」
嬉しそうにクロバがふにゃりと天使、いや女神の微笑みを見せてくれる様にさらにドキンと胸がときめき、胸が先程からドキドキと高鳴りっぱなしでうるさい程だ。
そしてクロバが上目遣いで目を閉じた。愛しい伴侶がキスを求めてくれている・・・衝動めいた熱情を必死に窘めながら出来る限り優しく抱き寄せて唇を重ねた。
味の濃ゆい食べ物ばかりだったはずなのに、重なったクロバの唇は・・・甘いとすら感じた。
柔らかで、温かくて、ふわふわで、いい匂いがするクロバの身体。思わず抱きしめる手の力が強くなってしまう。
「ふはぅ・・・♥キスだけなのに、もう我慢できなくなっちゃった・・・先輩・・・私の事、抱いてくださいませんか?」
返事とばかりに契約の指輪にキスを落としてゲートを開き、クロバをお姫様抱っこして二人の愛の巣へと舞い戻る。
優しくベッドへと下ろすとクロバが両手を広げ、抱いて・・・と誘う。
辛抱たまらず下着のクロッチを横にズラしながら当然のように濡れそぼっていたクロバの花園へと肉棒を差し当てて・・・
ずにゅる♥ズプズプっ♥グチュニュルルっ♥
何度挿入しても慣れることなど決してない、そう言い切れるほどの名器。腰を振りたくても気持ちよすぎてへっぴり腰になってしまう程の絶品な蜜壷に今日も今日とて逞しい腰使いは出来ず、あえなくメロメロにされて・・・クロバもメロメロになっている?
「あっ・・・♥あうぅ・・・♥やぁ・・・♥先輩っ今日私なんかヘンですっっ♥♥動いてないのにっ♥気持ちよすぎてイッちゃいそうなんですっ・・・はぁ♥・・・ダメっ・・・♥♥先輩っっ♥♥ねちっこい腰使いダメっ♥♥・・・あぁうっ♥♥」
普段と比べて物凄くウブな反応をするクロバ、そのいじらしさに愛おしさがさらに大爆発しかねないほどの激情を覚えた。
ナメクジのようなゆっくり、ねちっこい腰使いで奥を突く度に普段以上の喘ぎ声でクロバがビクンビクンと身悶えしている、なんだかよく分からないが今日はクロバも昂っているようだ。
「あっ♥あっ♥わかった♥分かりました先輩っっ♥♥私っっチャームの魔法にかかってるんです♥♥ラッキースケベの魔法をみんなに教えていた時に♥みんなの魔法の練習台になった時にこっそりチャームの魔法でイタズラしてきた子がいて♥♥それを解除し忘れた分があったみたいですっ♥♥♥」
「あうぅ・・・気持ちいい・・・そんなに締め付けないでクロバっ♥♥上手く腰振れないっ♥♥」
チャームにかかった今のクロバは心と身体の防御力がほぼゼロまで下げられた状態、ゆっくりとねちっこく情けない1回のピストンですら歓喜の絶頂を繰り返す状態、だが快楽に悶える分クロバの腟内もきゅうきゅう締め付けが堪らない。
「あっ♥あっ♥あっ♥先輩っ♥大好きっ♥大好きぃぃっ♥♥」
耳に糖蜜が注がれたかのような甘ったるい声、瞳は熱くうるんで唇の紅がテラテラと光ってとても淫靡、身体全体で溢れんばかりの愛情を伝えてくる。伝わっているよ、届いているよと想いを込めて抱き締め返すとクロバが電撃でも走ったかのようにさらに大きくビクンビクンと震えてクロバの蜜壺は痛い程にぎゅうぎゅう締め付けてくる。
「ダメですっ♥抱き締めるのダメっ♥♥幸せ過ぎておかしくなるっ♥♥♥あぁぁぁぁっ♥♥♥ギュッてしちゃダメぇぇぇ・・・♥♥♥」
クロバは必死に命乞いしているつもりなのだろうが、言葉とは裏腹にクロバの方から抱きついてきて離れない。言っている内容と行動が完全に裏目に出て男を焚き付けるような甘いオネダリになっている。
これではもっともっと愛おしさが増すだけだ。
「クロバ、愛してる・・・愛してるっ・・・愛してるっ!!!」
「ひっっ♥ぁぁぁぁぁっっ♥♥♥♥」
大きく目を見開いてクロバが口をパクパクさせている、口から思わず零れ落ちた愛してるの言葉だけで達してしまったようだ。すっかり身も心も防御力0の状態に溢れんばかりの愛情を捧げられてクロバの瞳から涙が溢れだした。
「わっ私も!ぐすっ・・・愛してるっ♥愛してるっ♥♥あいしてるっ♥♥♥」
愛しい伴侶を泣かせてしまったが、感極まっての嬉し泣きならば勲章だ。優しくいたわるように抱きしめる。
先程からクロバの膣内と肉棒の境界線がわからない、身も心も融け合って一つに合わさった確信がある。いつの間にかクロバのナカで肉棒が脈打ち射精している事を幸せで思考のまとまらない頭でぼうっっと悟った。膣内射精の熱さにクロバが震えている、可愛いなと抱きしめるとさらにクロバが震えた。愛情が、愛おしさが、大好きな気持ちが止まらない。
この世の甘露すべてが苦汁になるかのような甘ったるいセックスだった。
今日はこのまま昼寝をしよう、お腹いっぱい、愛情もいっぱい幸せ心地なお昼寝だ。クロバは一足先に眠りの世界へと向かっているようで、愛おしさからおでこにキスを一つ、後を追うように目を閉じた。
人が増えるということは出会いが増えるということ。いまだパートナー募集中の魔物娘たちも色めきあう一大イベントであり、毎年学園祭で生まれたカップルたちもたくさんいるわけで。その学園祭で愛しのダーリンをゲットするために・・・出し物は何をするか・・・やいのやいの白熱する議論を自分は欠伸を噛み殺しながら聞き流していた。
自分も独り身であればあの議論の輪に飛び込んでワンチャンスでもなんでもいいから彼女が欲しいと必死にもなっているのだろうが・・・早く議論が終わらないかな、と眠い目をこする余裕がある。
それもそのはず、自分自身にはそんじょそこらの幸運どころではなく人生の幸運3週分くらいをつぎ込んでなお一度あるかどうかの奇跡の元に。
自分にはフォリア・クロバという恋人がいるのだから。
学園祭の出し物は進行委員会の元に集計されて採用されたものが後に発表、コアメンバーの任命の後にその他のスタッフメンバーを募集、要は気に入った出し物に自由参加である・・・というルールなのだが。自分のクラスの出し物・・・まだ決まらないのだ。早く帰ってクロバとイチャイチャしたい・・・。
「という訳で2日目のメイド喫茶の裏方手伝いになったから1日目ならフリーだから手伝えるよ?」
「わかりました、私も2日目はメイド喫茶の手伝いに申請しますから1日目に私たちの出し物・・・トランパートのおまじない屋さん手伝ってくださいね!先輩!!」
ようやく会議が終わった放課後、電話越しにそう報告するとクロバがウキウキ嬉しそうにしているさまが目に浮かんだ。
しかし、おまじない屋さんの手伝いとは何だろうか?受付係かな?学園はお祭りに向けて忙しそうに準備に追われる若者でにぎやかだった。
そして学園祭一日目の日。カラりと晴れ渡った秋空の元学園長が開催の宣言、学園入り口のゲートが開かれて大勢の人々がやってきたのだった。
キキーモラのメイド喫茶やホルスタウロスの乳絞り体験、サンダーバードの電気あんま、キャンサーのソープ屋さん、魔物娘がその種族性を活かした出し物が目白押し。
その中でもひときわ大盛況なのがトランパートのおまじない屋さん。ここの恋愛成就のおまじないは凄く効果があると評判が高く、パートナーのいない魔物娘にとっては願掛けにもってこいな大人気スポットなのだ。
それに輪をかけて人気の出た理由はクロバの発現させたラッキースケベ率極大上昇魔法。パートナーのいない男子達の・・・年頃の男子には美少女揃いの魔物娘にラッキースケベなことがしたいという当然の欲望の元、クロバの対応列は長蛇の列になったのだった。
「整理券です、呼ばれて返事がなくても2回までなら呼び出します、それ以上は無効の整理券になってしましますから気を付けてくださいね」
ひっきりなく来るお客さんをさばきつつ部屋の中を見ると一人ひとりに魔法をかけていてはキリがなかったクロバは部屋の中に男子達を一列に並べて舞い踊るように魔法を乱れ撃っている。クロバも器用な真似をするもので、絶対に下着までは見せていないようだが、見えそうで見えないスカートに男子達が鼻の下を伸ばしているのが気に食わない・・・。
そんなクロバにワンチャンスを狙って声をかける輩はいない、理由は左手首のピンク色のリストバンド、自分も左手首に同じものを付けている。既にパートナーのいる男女は左手首にピンクのリストバンドを付けるのが学園祭でのしきたり。そのしきたりを破って手を出そうものなら何処からともなく懲罰委員会とか書かれた腕章を腕に巻いたクノイチが現れて不埒物を連れ去ってゆく・・・だから誰も手を出せないのだ。
絶世の美少女を前に指をくわえて立ち去る男子達、さんざん目の保養ができたのだから我慢してほしいものだ。
「お疲れ様です先輩、もう少ししたら今日はもう二人とも上がってよいとのことですよ♪」
忙しく列をさばいていると気が付いたらクロバがやってきた。今まで魔法を乱れ撃ちしていたのだがそんなにヘロヘロになっていなさそうで少し安心する。
「クロバこそお疲れ様」
隣の椅子へと腰かけて身を寄せて嬉しそうにギュッと抱き着いてくるクロバ、右腕に柔らかで幸せなぬくもりが広がる。そして先程クロバのことを諦めきれないように指をくわえていた男子達の妬みの視線が突き刺さる。悪いが、自分の恋人だ。絶対に渡さないからな・・・
なんて正直愉悦感に浸っているといつの間にかクロバが机の下に潜り込んでいるではないか。
(うふふ・・・先輩、射精我慢ゲームしましょ♥そうですねえ・・・3人このまま接客できるまで我慢出来たら先輩の勝ちですよ♥)
ちょっと何もこんな時にエッチなゲームをしなくたって?!
テレパシーの魔法で脳内に直接響く声、下ろされてゆくズボンのファスナー、するりと肉棒が取り出されて外気に触れる感触を覚える。机の周辺は使用済み整理券やサービスのジュース缶なんかを入れた段ボールで囲まれており、うまい事クロバは机の下に隠れられているし、自分は人の行きかう廊下で丸出しにされていても誰にも気が付かれていないという状況になった。
ふぅーーーっ♥♥
「あぅっ・・・」
クロバが温かな吐息を肉棒へくすぐるように吹きかけてきた。効果抜群、甘い疼きに肉棒はひくひく脈打ちそしてガチガチに大きくなってしまった。焦るように周囲を見渡すがちょうど列をさばききって誰もいなくなったようだ。
どのみちこのままでは自分だって収まりが付かない、覚悟を決めて射精我慢ゲームに応じるしかないようだ。
「いいよクロバ、でも・・・優しくしてね?声が堪え切れないから・・・」
了解ですとウインク1つ、いただきます♥と小さくクロバが呟くと同時に下半身が温もりに包まれた。
ちゅっ♥れろ・・・♥はむっ♥ちゅるっ♥れりゅっ♥
最低限の水音をたててクロバがガチガチの肉棒へとしゃぶりつく、バキュームを利かせたイヤらしく音の立てる激しいフェラチオではなく、口全体の温かさを楽しんでもらいながら舌をペニス全体へと絡ませるようにご奉仕する甘々フェラチオ。もはや自分は喘ぎ声を出さないように口元を手で押さえて必死にこらえるしかなかった。
(あっ、一人目がきましたよ♥声、我慢しないとだめですからね♥♥)
「すいません、中学部の校舎を探しているんですけど、ここであってますか?」
--------違います、ここは高等部。中等部はここから左に行った先にある連絡通路の先ですよ。
(先輩っ♥がんばれっ♥がんばれっ♥負けるなせんぱいっ♥)
れろれろ♥れろれろ♥ちゅぅっ♥あむっん♥れりゅっ♥
受け答えの間だけは優しく鈴口だけを舐めまわすクロバ、なんとかギリギリ自然な受け答えができた・・・はずだ。この甘々フェラチオだけならばどうにか気合で乗り切れるか・・・。
(ダメですよ先輩♥意地悪しちゃいますから♥♥)
そう安心したのも束の間、周りに誰もいなくなった途端にバキュームを利かせた激しいディープスロートが始まったのだ。一気に快楽のボルテージが跳ねあがる。
ずぞぞっ♥じゅぽっ♥じゅぽっ♥ちゅぱっ♥ぐっぽ♥ぐっぽ♥
(気持ちいですね先輩っ♥さっきからおちんちん幸せそうに震えていますよ♥もっともっとしゃぶってあげますからね♥射精・・・まだまだ我慢しましょうね♥先輩っ♥♥)
天を仰ぐように頭を振って快楽を逃がすかのように悪あがきをするも焼け石に水、喉奥にあたる鈴口の甘い感触、竿全体にまとわりつくぬるぬる柔らかな舌奉仕、魂を吸い出されるような吸引と吸い付く頬肉の柔らかな感触にペニスからは許容量を超えた快楽がガンガン送り込まれてくる。
「すいません、トイレはどこですか」
------ひぅっ・・・廊下を右のほうへ進んでゆくと左手側に見えてきますよ。
(がんばれっ♥声を出しちゃダメ♥しっかり前を向いて受け答えですよ♥)
れりゅっ♥れろっ♥ちゅるっ♥はむっ♥れろっ♥れろっ♥
すかさず甘々フェラチオモード、緩急の付いた快楽に裏筋ばかりを舌先で優しくコネコネされて肉棒は蕩けてしまいそう、明らかに何か変な・・・快楽に溺れているだらしのない顔つきになってしまう、思わず堪えるように机に突っ伏してしまった。
「大丈夫ですか?なんか顔も紅いですよ?」
--------いいえ大丈夫です、おっおぉぉぉ・・・お気遣いどうも
(がんばれっ♥堪えてくださいっ♥声、我慢してください♥バレちゃいますよ?♥おちんちんしゃぶられちゃってるの♥♥)
怪訝そうな顔つきでようやく立ち去っていった。もう限界とばかりに机に再び突っ伏して体の力が抜けてゆく。肉棒が甘い疼きに満たされて、もはや射精感を堪えることができない。
「クロバっ・・・もう無理っ・・・限界っ・・・」
まだ最後の一人を接客していないから射精我慢ゲームは敗北になるのだが、もうそんなことがどうでもよい。クロバの激しくも甘々なフェラチオご奉仕の前に敢え無く屈服してしまう。
あむちゅっ♥じゅるっ♥ぬっぽ♥ぬっぽ♥ちゅぷっ♥じゅるっ♥
(わかりました先輩っ♥限界ですよね♥射精堪えるのしんどいですよね♥もうこれ以上おちんちんには意地悪しませんから♥このまま・・・甘々フェラチオでたっぷりと射精してくださいね♥♥)
脳内に響く甘ったるい射精許可に愛情たっぷりな口淫奉仕に下半身の力が抜けてゆく、まるでクロバの口の中へお漏らしするような無抵抗の射精感を解き放つことしか考えられない。
もう5秒もかからず最高の射精が始まる、すっかり脳内が花畑のまま幸せ甘々フェラチオに溺れていた時・・・クロバの同級生が現れた。まずいまずいまずい!もう込み上げてくる射精感を堪えることができないのに・・・っ。
「クロバちゃんの彼氏さんありがとうね。いやー今日は助かったよ、受付係だけ人の配分ミスっちゃってさ」
(あ、先輩・・・もう無理ですもんね♥このまま出しちゃいましょ♥♥)
--------いいえ、こちらこそぉぉぉぉぉぉっっっ
どぷっ♥びちゅ♥ビュルるるるるっっ♥♥♥
(うみゅっ!でたっ♥美味しいっ♥たまんない・・・♥♥あっまだでるっ・・・♥♥♥)
抵抗むなしく、受け答えの途中で脈打ち跳ねる肉棒からびゅるびゅると白濁があふれ出て、声が裏返り腰がガタガタと椅子を震わせる。射精の脈動に合わせてクロバが先端を舐めまわすものだから、もうなりふり構うこともできずに机に突っ伏して身悶えることしか出来なかった。
尿道に一滴たりとも残さないとばかりにちゅうちゅう吸い付かれて極上の放出感に溺れてしまう。
ニヤニヤと笑われている視線、そりゃそうだろう。というか凄まじい快楽にフェラチオの最中は気が付かなかったが遠巻きにこっそりと見られている魔物娘達には完全にバレており、周りの魔物娘たちは顔を真っ赤にするか、愛しのパートナーの手を引いて物陰へと向かっているようだ。
お幸せにね、ウインク1つ立ち去ってゆくクロバの同級生を見送りつつ、机の下からご満悦そうにクロバがはい出てきた。
こちらを上気した瞳でこちらを見つめながらその口を大きく開けて口の中いっぱいに出された白濁を見せつけて嬉しそうに成果のご報告。もごもご租借を始めたクロバは両の頬に手を当てうっとりと幸せそうだ。
「はふぅ・・・♥ごちそうさまでした♥それに射精我慢ゲームもぎりぎり何とか先輩の勝利でしたね♥」
そう言えばそうだった、というか途中で自分は降参したような気もするが・・・まあいい、早くここから立ち去りたいのだが、腰が抜けた自分が復活するまで結局10分ほどかかるのだった。
気を取り直して学園祭を二人で見て回る。
高等部第二体育館を貸し切って行われたヴァルキリー主演女優の演劇は息もつかせぬバトルシーンに二人してかっこよかったですね!と熱く語り合ったり。
ゴーストやリッチにマミーやファントムなど死から蘇りし魔物娘たちの本格派お化け屋敷にしがみ付いてくるクロバの温もりが無ければとっくにリタイアするかと思うほど怖かったり。
お腹がすきました!と高等部の校庭に並ぶ出店街にやってくると、まずは前菜ですっ!
と魔界豚バラ焼き串を三本買い、どこか座れる場所を探していると両手にもったクロバが既にもぐもぐ大きく頬を膨らませている。
二人空いていたベンチへと腰かけて自分もかぶりついた、口いっぱいに香ばしい油の甘みとうま味が広がる・・・この美味しさでこの安さは流石魔界豚だ。
あっという間に二本とも食べ終えたクロバがここで席を取っていてくださいね一言出店へと突撃、程なく嬉しそうに両手いっぱいの食べ物・・・焼きそばにチョコバナナにラムネ瓶にお好み焼きにフライドポテトにりんご飴まで持っている。
調子に乗って買いすぎちゃいました!ぺろり舌を出して照れ笑うクロバ、ありきたりなお祭りの食べ物でも愛しい恋人と食べれば極上のごちそう。そういえば去年も同じように目についた出店の食べ物買ったっけな・・・とクロバと出会っていなかった去年の学園祭を思い返すがあの時と今では幸せ度が比べるまでもなく大違いだ。
美味しそうに頬を膨らませて食べ物を片っ端から詰め込むクロバを見つめながらラムネ瓶を傾ける。ただのラムネでお酒じゃないが、愛しい人の横顔を見ながら呑む。
これが愉悦というやつなのか。
「えへへへっ♥先輩ったらずっと顔みてくるじゃないですか♪貴方の可愛い伴侶のクロバはここですよ♥」
嬉しそうにクロバがふにゃりと天使、いや女神の微笑みを見せてくれる様にさらにドキンと胸がときめき、胸が先程からドキドキと高鳴りっぱなしでうるさい程だ。
そしてクロバが上目遣いで目を閉じた。愛しい伴侶がキスを求めてくれている・・・衝動めいた熱情を必死に窘めながら出来る限り優しく抱き寄せて唇を重ねた。
味の濃ゆい食べ物ばかりだったはずなのに、重なったクロバの唇は・・・甘いとすら感じた。
柔らかで、温かくて、ふわふわで、いい匂いがするクロバの身体。思わず抱きしめる手の力が強くなってしまう。
「ふはぅ・・・♥キスだけなのに、もう我慢できなくなっちゃった・・・先輩・・・私の事、抱いてくださいませんか?」
返事とばかりに契約の指輪にキスを落としてゲートを開き、クロバをお姫様抱っこして二人の愛の巣へと舞い戻る。
優しくベッドへと下ろすとクロバが両手を広げ、抱いて・・・と誘う。
辛抱たまらず下着のクロッチを横にズラしながら当然のように濡れそぼっていたクロバの花園へと肉棒を差し当てて・・・
ずにゅる♥ズプズプっ♥グチュニュルルっ♥
何度挿入しても慣れることなど決してない、そう言い切れるほどの名器。腰を振りたくても気持ちよすぎてへっぴり腰になってしまう程の絶品な蜜壷に今日も今日とて逞しい腰使いは出来ず、あえなくメロメロにされて・・・クロバもメロメロになっている?
「あっ・・・♥あうぅ・・・♥やぁ・・・♥先輩っ今日私なんかヘンですっっ♥♥動いてないのにっ♥気持ちよすぎてイッちゃいそうなんですっ・・・はぁ♥・・・ダメっ・・・♥♥先輩っっ♥♥ねちっこい腰使いダメっ♥♥・・・あぁうっ♥♥」
普段と比べて物凄くウブな反応をするクロバ、そのいじらしさに愛おしさがさらに大爆発しかねないほどの激情を覚えた。
ナメクジのようなゆっくり、ねちっこい腰使いで奥を突く度に普段以上の喘ぎ声でクロバがビクンビクンと身悶えしている、なんだかよく分からないが今日はクロバも昂っているようだ。
「あっ♥あっ♥わかった♥分かりました先輩っっ♥♥私っっチャームの魔法にかかってるんです♥♥ラッキースケベの魔法をみんなに教えていた時に♥みんなの魔法の練習台になった時にこっそりチャームの魔法でイタズラしてきた子がいて♥♥それを解除し忘れた分があったみたいですっ♥♥♥」
「あうぅ・・・気持ちいい・・・そんなに締め付けないでクロバっ♥♥上手く腰振れないっ♥♥」
チャームにかかった今のクロバは心と身体の防御力がほぼゼロまで下げられた状態、ゆっくりとねちっこく情けない1回のピストンですら歓喜の絶頂を繰り返す状態、だが快楽に悶える分クロバの腟内もきゅうきゅう締め付けが堪らない。
「あっ♥あっ♥あっ♥先輩っ♥大好きっ♥大好きぃぃっ♥♥」
耳に糖蜜が注がれたかのような甘ったるい声、瞳は熱くうるんで唇の紅がテラテラと光ってとても淫靡、身体全体で溢れんばかりの愛情を伝えてくる。伝わっているよ、届いているよと想いを込めて抱き締め返すとクロバが電撃でも走ったかのようにさらに大きくビクンビクンと震えてクロバの蜜壺は痛い程にぎゅうぎゅう締め付けてくる。
「ダメですっ♥抱き締めるのダメっ♥♥幸せ過ぎておかしくなるっ♥♥♥あぁぁぁぁっ♥♥♥ギュッてしちゃダメぇぇぇ・・・♥♥♥」
クロバは必死に命乞いしているつもりなのだろうが、言葉とは裏腹にクロバの方から抱きついてきて離れない。言っている内容と行動が完全に裏目に出て男を焚き付けるような甘いオネダリになっている。
これではもっともっと愛おしさが増すだけだ。
「クロバ、愛してる・・・愛してるっ・・・愛してるっ!!!」
「ひっっ♥ぁぁぁぁぁっっ♥♥♥♥」
大きく目を見開いてクロバが口をパクパクさせている、口から思わず零れ落ちた愛してるの言葉だけで達してしまったようだ。すっかり身も心も防御力0の状態に溢れんばかりの愛情を捧げられてクロバの瞳から涙が溢れだした。
「わっ私も!ぐすっ・・・愛してるっ♥愛してるっ♥♥あいしてるっ♥♥♥」
愛しい伴侶を泣かせてしまったが、感極まっての嬉し泣きならば勲章だ。優しくいたわるように抱きしめる。
先程からクロバの膣内と肉棒の境界線がわからない、身も心も融け合って一つに合わさった確信がある。いつの間にかクロバのナカで肉棒が脈打ち射精している事を幸せで思考のまとまらない頭でぼうっっと悟った。膣内射精の熱さにクロバが震えている、可愛いなと抱きしめるとさらにクロバが震えた。愛情が、愛おしさが、大好きな気持ちが止まらない。
この世の甘露すべてが苦汁になるかのような甘ったるいセックスだった。
今日はこのまま昼寝をしよう、お腹いっぱい、愛情もいっぱい幸せ心地なお昼寝だ。クロバは一足先に眠りの世界へと向かっているようで、愛おしさからおでこにキスを一つ、後を追うように目を閉じた。
24/05/11 15:29更新 / たっぷりとしたクリーム
戻る
次へ