連載小説
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愛しい彼女との馴れ初めと契約と初エッチ
私、フォリア・クロバの16歳の誕生日パーティーの日、お祝いしてくれる同じトランパート属の友達達がふと口にした事が全ての始まりでした。

何時までもカードの世界というか不思議の国に引きこもっていては何時まで経っても出会いのチャンスがやってこない。ならば外の世界に愛しいダーリンを探しに行くのだ!!

と、何時までもうだうだと引きこもるなと同じトランパート属の友達に半ば無理やり引っ張られて来た先は人間と魔物娘が融和を果たして既に半世紀が過ぎようとしている世界でした。

正式な名前は知りませんが、政治の奥深くまで根を下ろした魔物娘達が決議を通した事実上の魔物娘大歓迎政策の元に驚くほどすんなりと、小中高に大学まで併設されている男女・魔物娘共学の超巨大な学園へと入学することになったのでした。

そして私の運命の人、先輩と初めて出会った運命の日は入学式から3日すぎたある日の放課後のことでした。

その日の私は靴箱に放課後に体育館第2倉庫裏で待っています・・・というラブレターを受け取っており、今思えば世間知らずで呑気な夢見る女子だった私はワクワクドキドキ胸を高鳴らせて待ち合わせ場所へと向かったのです。

少々迷いながらも何とか待ち合わせ場所へとたどり着いた私の前に現れたのは全員で10人くらいでしょうか、チャラチャラとした如何にも・・・な風貌のダラしなく制服を着崩した男子たち。

リーダー格の男子がラブレターを見てくれたんだよね??と尋ねて来ました。恥ずかしながらその時やっと私は騙されていた事を悟ったのです。

キッと怒りの衝動のままに違いますと言い返します。しかし全員残らず私の胸やらお尻に向けた不躾な視線を隠そうともせず、ニヤニヤと下品な顔をする始末、たった一人の女の子をこんな大勢で襲おうとしているのかと思わず鳥肌がたってしまいました。

全身に本能的な不快感を感じながら失礼しましたと一言そうそうに踵を返して立ち去ろうとすると目の前を遮るように他の仲間であろう男子が現れて囲まれてしまいました。

多少の実力行使もやむ無し、この場を切り抜けるために立ち塞がる男子へと向けて風魔法による空気砲を・・・当たれば少し昏倒する程度に手加減しつつ放つと身体に当たる直前に風がパッと消え失せました。

魔法吸収効果を持つ安物の対魔法装備・・・いえアクセサリー程度の何か、それも全員が持っているようですから計画的なものを感じます。
安物だからか吸収量は少ないのでしょうが、手加減している魔法が吸い込まれてしまうのは非常に面倒。何故ならば吸収量を超えるであろうこれ以上の威力を出せば万が一の場合に相手の男子達に大怪我をさせてしまうから。

にじりよってくる下劣な悪意の前にあまり長く思考する時間はありませんでした。

とりあえず手加減をしたまま全員分の対魔法アクセサリーの許容量を超えてなお魔法を撃てば良いと覚悟を決めた私は空気砲を乱れ撃つのでした。

十数人ほどいた男子達を残らず全員ノックアウトしてその場を離れたまでは良かったのですが、思った以上に魔法を使いすぎて私は魔力切れに陥ってしまいました。

クゥクゥ空腹に鳴るお腹、目の前がフラフラしてきました。まだ異性のパートナーが居ない私は普段食事から魔力を補給しているのですが・・・カードの世界にある自室はお菓子の欠片もなくスッカラカンだった事を思い出した私、仕方なく購買部で何か買って食べようと歩きだしました。

が、悲しい事にそういった時に限って道に迷ってしまった私は何処かの校舎の中を彷徨います。
高等部だけでも学童2000人を超える校舎はまるで迷宮、購買部か食堂か・・・何でもいいから食べ物が欲しいです。
フラフラ彷徨い、いよいよ友達へ何処か分からないけどお腹が空いて動けないから助けに来て・・・なんて救援信号を出そうかなと考え始めた時でした。

ふわりと甘酸っぱいケチャップの匂いが鼻をくすぐります。まるで引き寄せられるようにその匂いへと吸い寄せられた私、もはや限界寸前のお腹はグゥグゥ煩く鳴り響きます。

たどり着いた先は現代遊戯具同好部と書かれた部室でしょうか?部屋の中から焼けたパンの甘い小麦の香りとケチャップと肉々しい油の香り。
行き倒れ寸前、目を回した私は堪らず部屋の中へと入りました。

「すいません、何か・・・何か食べ物を頂けませんか?」

そうです、先輩との初めて出会ったのはその時で、部室のオーブントースター・・・何でそんなものまであるのか分かりませんが、とにかくそれで購買のホットドッグを温め直して食べようとした時にわたしが転がり込んできたようです。
空腹で目を回す私は購買部人気第1位商品、育ち盛りの男子高校生でもコレ一つで満腹間違い無しの特大ホットドッグから目が離せません。

「え?食べ物?・・・これ半分で良ければ食べるかい??」

「はっ・・・はぅぅ、お願いします」

グゥグゥ鳴り響いたお腹の音に息も絶え絶え何とか告げるとクスクス笑いながら先輩がホットドッグを半分こ・・・失敗して7:3くらいに分けられたその大きい方を差し出してくれたのです。

「いっ頂きますっっ!!」

夢中になってホットドッグをほうばる私、口いっぱいにパンと肉とケチャップのジャンキーな旨味が広がります。

アッという間に食べ終えた私、飢え死に寸前の胃袋は満タンに満たされてご満悦、思わず幸せなため息が零れ落ちます。

「ありがとうございました!本当にありがとうございました!!貴方は命の恩人ですっ!!!」

「いいよいいよ、良い食べっぷりに気持ちが良かったくらいだよ」

クスクス笑う先輩に今更恥ずかしくなって顔を真っ赤に赤らめる私を後目に先輩が食後のコーヒーは飲むかと尋ねてきました。

ヘドロのような人の悪意に晒されて心も身体もヘロヘロにダウンしていた時に純粋な善性から来る厚意による優しさを差し出され、泣き出しそうな程に嬉しくて胸が暖かくて・・・この人こそが私の運命の人なのだと悟った瞬間なのでした。

テレビ・ボード・カードなど問わず幅広くゲームが趣味であるという先輩は現代遊戯具同好部の部員なのですが、とある日新作ゲームを買いに出掛けていたために不在だった先輩以外の男子部員全員がダークプリーストの一派に襲われてめでたくゴールイン。

残らず全員パンデモニウムへと引きこもってしまって長期休学となり自分一人きりとなってしまったらしく、部室は半ば私室化していたのが実情だったようです。
すぐさま現代遊戯具同好部へと入部した私は先輩に対しての熱烈なアプローチを開始するのでした。

部活動として一緒にゲームを楽しむ毎日、ホラーゲームにきゃあきゃあ悲鳴を上げておっぱいを押し当ててみたり、ゲームソフトを取り落とした振りをしてスカートなのに片膝立ちをして無防備に下着を見せてみたり♥
穏やかで満ち足りた幸せな日々はあっという間に半年が過ぎ去ってゆき、季節は少しずつ涼しくなってゆく秋の始まりとなりました。

部室で先輩と一緒にいるときはあれ程幸せなのに、カードの世界の自室で一人きりでいると寂しさで堪りません。部屋のベッドに縮こまりながら早く先輩と結ばれたい、先輩と契約して生涯を共に歩むパートナーになって欲しいと願いが高まり続けたその時、1つの魔法が目覚めたことを気が付きました。効果はまだ分かりませんが先輩と結ばれるために必要な何かである事だけは理解できます。

「・・・・・・!!」

どうか先輩と結ばれますように・・・祈りを込めて詠唱、魔法が発動しました。効果は・・・ラッキースケベ率極大上昇!?対象は私と先輩限定。純粋な祈りだったはずなのですが何だかとんでもない魔法が目覚めてしまったわけです。しかしなんとこの魔法が私達が結ばれる事になったきっかけなのでした。

次の日の放課後、2人で部室の掃除をしていた時でした。私が踏み台に乗って高い所をハタキでぱたぱたとホコリを叩き落としているとトランパートの制服、短いスカート丈をふっくら盛り上げているお尻を先輩がチラチラと見てきます。

男の子だったら仕方ありませんよね、私のお尻にムラムラしちゃっている先輩に少しドキドキ。
ワザと大きく身を乗り出して何時ものアプローチ、チラリと下着見せサービスです♥先輩が小さくあっと呻くように私のお尻へと視線が釘付けになります。今日はお気に入りのレースで花柄を縫いこまれた薄いパステルグリーンの下着、気に入ってくれるでしょうか?・・・聞くまでもなさそうですね♥

熱視線をお尻に受けつつ、念入りに掃除するフリに合わせてお尻もフリフリ誘惑していると開け放した窓から一陣の秋風が無防備な私のスカートをヒラリと大きく捲り上げました。私が狙った訳では無いラッキーな風ですね。

「やんっっ♥♥あっっ?!?!」
「危ない?!」

わざとらしくスカートを押さえつける私、しかし押さえ方が悪くてバランスを崩してしまいました。何時もならこんな事無いハズなのですが何らかの影響を感じます。先輩の引き寄せた幸運でしょうか。

ばたりと重力に引かれて倒れ込む私を先輩が抱きとめ・・・切れずに二人とも倒れてしまいました。

むにゅぅぅぅ♥

私が尻もちをついた先はなんと先輩の顔の上でした♥♥ふがふが鼻息がくすぐったいです♥もしかして昨日かけた魔法のお陰でしょうか、先輩ったら魅惑のラッキーが続きますね。

「ごっごめん!!なんて所に!!!」

慌てて離れる先輩、私も大丈夫、怒っていませんよと笑いかけます。

パンチラにお尻の感触♥、健全な男の子にはとても堪りません。先輩からふわりと魔物娘ならみんなわかる程の濃ゆい精の香りが私の鼻をくすぐり、ズボンもすっかりとテントを張っているようです。・・・少しだけ意地悪したくなってきました。

「先輩、気持ちよかったですか?わたしのお尻♥」

「そりゃもう柔らかすぎて・・・へっっ?!?!」

わたわた慌てる先輩、もっと意地悪したくなります。

「それに、私の下着・・・見ましたよね?スカートめくれちゃいましたもんね♥どうでした?私の下着・・・♥♥」

「とっても素敵でエッチだなって見とれちゃっっ!!!じゃなくて?!?!」

とっても気に入ってくれたようです、それにもうおちんちんが限界みたいですね。一刻も早く家に帰って私の下着やお尻の感触が記憶に鮮明に焼きついているうちにオナニーしたいという欲望をヒシヒシと感じます。ですがオナニーなんかでティッシュに先輩の精液を捨てちゃうなんて勿体ないし許せません。

何時だったらこれ以上先に踏み込む勇気が出なくて笑って照れ笑いをしてこの話はここまで・・・となるのですが、昨日発動させた魔法の力か先輩へとエッチなご奉仕を・・・ラッキースケベなことをするように背中を押されているような気がします。いいえ、先輩のためにも背中を押してくれたラッキースケベ率極大上昇の力に頼りきりではいけません、最後の一押しは私の決意でなければなりません。

「先輩のスケベ♥もう辛抱たまらないって顔していますよ?」
「へっ・・・?な・・・なにが?」

上目遣いで微笑ながらそう言うと先輩がクラりと後ずさり、どうにかすっとぼけて見せました。そして勇気を出して、先輩の耳元に顔を近づけて・・・トドメの一言です。

「先輩のおちんちん、限界でしょ?私が・・・ご奉仕して差し上げましょうか?」

言っちゃいました!言っちゃいました!!エッチなご奉仕のお誘いです!!
先輩の理性はとっくに白旗ブンブン降参しています。ムラムラ劣情が込み上げて辛抱堪らずズボン越しにおちんちんがピクンピクン♥ガチガチ硬くなっています。

「えっ・・・あっっ・・・その・・・お願い・・・できるかな・・・?」

恐る恐るの震え声ですが言質取りました♥先輩からのエッチなオネダリ♥♥お互いに心臓が張り裂けそうなほどドキドキ高ぶっています。

「ふふっ♥・・・では、ソファに座ってくださいね?」

ソファへ腰掛けた先輩の左隣へ私も座って体を寄せると先輩が期待と不安にじっと見つめてきました。
先輩の股座に手を伸ばしてチャックを下ろし・・・先輩はボクサーブリーフ派なんですね、前布からおちんちんを取り出すと流石に緊張からか半立ち程度の柔らか可愛いおちんちんが御開帳です。
このまま触っても即座にギンギンとなってくれることでしょうが・・・せっかくですからおちんちんが元気になってゆく様を見て見たくなった私、いいことを思い付きました。

ソファから腰を上げて先輩へ正対するように立ち、スカートを軽くつまみ上げてカーテシーのように一礼、微笑ながらご挨拶。
そのままゆっくりとスカートをたくしあげると丈が短いこともあってあっという間に薄いパステルグリーンの下着が先輩の目を釘付けにしました。正直凄く恥ずかしいですけど、我慢です♥

おちんちんがいち、にの、さん!でギンギンに脈動してゆく様を見ながら思わず心の中でガッツポーズ、魔物娘にとって愛しいパートナーが自らの魅力でメロメロになる様はいつ見ても堪らないものなのです。

スカートから手を放して・・・そんな残念そうな顔しないでください先輩、またいくらでも見せてあげますから♥再び先輩の隣へと座ると、先程から溜めていた唾液をたらりと右手に広げると準備OKです。

「では、失礼しますね♥」

・・・ぐちゅり♥くちゅっ♥くちゅっ♥

熱くてやけどしてしまいそうなおちんちんをシコシコし始めると途端に先輩が大きく天井を見上げて震えています、とっても気持ちよさそうですね♥このまま丹精込めてご奉仕してゆきましょう。

くちゅくちゅしこしこ手コキを続けます、私の手コキで愛しい先輩が気持ちよくなってくれていることに胸が温かくなります・・・勇気を出してよかった。いっぱい気持ちよくなって欲しいです・・・♥

このままシコシコしているだけでも良いのでしょうが愛しい先輩のため妥協は許されません、よく考えてみるとオカズが何もないことに気が付きました。男の子は何かしらかのオカズをもってオナニーをすると魔物娘用の保健体育で習いましたから・・・そうですね、先輩を私の下着フェチにしちゃいましょうか♥

「先輩、こっちを見てください♥♥」

恥ずかしさをごまかすように微笑みかけると右手はそのまま体を斜めに半身となると左手で私のスカートを大きくめくりあげて大股開き♥たちまち食い入るように視線が突き刺さります。先輩ったらすっかり私の下着に夢中なご様子、これからは私がいっぱい見せてあげますからね♥

一気に硬さを増したおちんちん、先端から先走り液がとぷとぷ溢れ出ます。可愛い女の子の下着をガン見しながらおちんちんシコシコされるのどうです?他の女の子にはとても頼めないエッチなご奉仕ですよね♥

にじゅっにじゅっイヤらしい水音が繰り返され、やがておちんちんが射精の準備を始めたことを察する私、とどめとばかりにカリ首へと指で輪っかを作って重点的にシコシコします。程なく濃ゆくねっとりとした精液が溢れだすのをすかさず左手で受け止めます、もちろん右手は辛くない程度にシコシコ絞り出し動作を行うこと、これテストに出ましたもんね。

たっぷりと十数秒ほどかけて射精が続き、左手の平が精液の白濁に染め上げられてしまいました。よっぽど溜まっていたんですね、これからは私がしっかりとヌいてあげますからね♥

さてとお待ちかね、先輩の精液のテイスティングのお時間です。ぺろりとなめとると口いっぱいに苦みと青臭い匂いが込み上げます・・・え?不味くないのかって?失礼な!先輩の精液なんですから美味しいに決まってるじゃないですか!!これは美味です、美味しすぎます。
あっという間に左手をテカテカつやつやキレイさっぱり舐めとってしまいました・・・もっと舐めさせてほしいです♥こんなのたった一度きりなんて無理です、もう市販の人口精液ドリンクなんて飲めません、先輩のじゃなきゃダメになっちゃいました。

相当気持ちよかったのか肩で息をしている先輩がヘロヘロと夢見心地なようです。
しばらくしてどうにか息を整えた先輩、手コキのお礼に何でも1つお願いを聞くからと言ってきました。ご褒美なら先程たっぷりと頂いたのですが・・・何がいいでしょうか?
しばらく思案した私、ハっと天才的な閃きが奔りました。本契約まで持ち込めるであろう天才的なお願いを思い付いたのです。

「お邪魔しまーす♪」
そうです、先輩の家にお泊りしたい。これが私の導き出した答えでした。
一人暮らしをしている先輩の部屋へといざ進撃・・・5分ほど待ってほしいと懇願されて少しの猶予を許しました。改めて部屋へと入ると一人暮らしの男の子にしては・・・と言ったら失礼ですがキレイなものではありませんか、好印象ですよ先輩。

先輩がお茶を準備してくださっている隙にお宝探索を始めます、ベッドの下・・・無し。戸棚の中・・・無し。むむ・・・不自然な国語辞典の膨らみ方を見逃しませんでした。中身は先輩のお宝本、中身をのぞいてみると魔物娘が主人公のラブコメディの漫画ですがちょくちょくエッチな描写を通り越してセックスシーンが普通に描かれている十分オカズとなる本でしょう。中身まで確認する余裕はなさそうです、戦略的撤退です。

お宝を丁寧に国語辞典へと元に戻すと先輩が緑茶を淹れてくださいました。温かいお茶をすすり一息つきます。
心からほっとするような幸せな雰囲気に思わず頬が緩んで仕方ありません。先輩も私の顔をチラチラ見つめて照れています、もっとしっかり見てもいいのに。

「どうです?私可愛いでしょう?エッチで♥可愛い彼女は欲しくありませんか♥♥」
なんて脳内お花畑な甘ったるいことを考えて・・・え?!口に出しちゃっている?!?!

お互いにぴしりと金縛りにあったかのように動けなくなってしまいました。そうです、次の一言が物凄く重要な意味を持ってしまったのです。どうしましょう?もしも先輩に嫌われでもしたら・・・今更のように緊張して口の中がカラカラに乾きます。

「・・・・・・フォリア・クロバさん」
「ひゃいっ!!」

びくりと上ずった声で即座に返事、決意に満ちた凛々しい表情をする先輩、かっこよすぎます・・・私も緊張しすぎて不安と期待で胸が張り裂けそうなほどドキドキしています。

「初めて出会ったときから一目ぼれしていました、貴女のことが大好きです」


聞き間違いではありませんよね?夢じゃありませんよね?聞き間違いじゃありませんよね!!??

先輩と両想いになれた、心が通じ合った、世界がぱぁっっと光に満ち溢れました。

「私っ・・・私も貴方のことが大好きですっっ!!!」

両想いのお返事と共に熱いラブコール、感動のあまり思わず腰が抜けたようにへたりこんでしまう私を先輩がすかさず抱き起こしてくれました。えへへ♥えへへへ♥嬉しすぎて頬が落っこちてしまいそうなほど緩んでいます。

でもまだ終わっていません、契約はまだこれからなのです。
気を引き締め直せフォリア・クロバ。

大きくひとつ深呼吸をして・・・。

「先輩、大切なお話があります」

空気が一変キリリと引き締まりました。先輩も背筋を伸ばして見つめ返してきます。

私と生涯を共に歩むパートナーになって欲しい、そのために不思議の国の秘術、お互いの魂を結びつけて生涯絶えることのない愛を誓う契約。ひとたび契約すれば魔王であろうと破棄することの出来ない不可逆の契約を結んで欲しいと告げます。

それでも先輩は迷うことなく契約に了承してくださいました、目の前が嬉し涙で滲みます。お互いに立って正対し、私は契約の詠唱を始めました。

「汝、病める時も 健やかなる時も
富める時も 貧しき時も
私、フォリア・クロバを妻として愛し 敬い 慈しむ事を誓いますか?」

契約の詠唱文、夢にまで見た愛の誓い。

「誓います」

魔物娘なら一字一句忘れない憧れの詠唱

「私、フォリア・クロバは、病める時も 健やかなる時も
富める時も 貧しき時も
汝を夫として愛し 敬い 慈しむ事を誓います」

遂に先輩と真の意味で結ばれるときが来ました。

「では、誓いのキスをお願いします・・・」

優しく先輩に抱き寄せられて唇が重なった瞬間、契約が成立しました。
二人の魂がほどけて交わりあい、二度と離れない程強く結びついたことを感じます、これでもう、死すらも二人を分かつことは不可能となりました。

柔らかな光と共にお互いの左手薬指に四葉のクローバーをモチーフにした契約の指輪が現れました。

互いに身を放して左手の薬指を見つめます。私自身もまだ夢心地でとてもまだ信じられないというのが本音です、しかし頬をつねっても目は覚めませんでした。
嬉しさのあまりに目から涙が零れ落ちて止まってくれません。

「先輩・・・私のことを・・・私を抱いてください、私達両想いなんだよって・・・夢じゃないんだよって私に刻み付けて・・・いっぱいいっぱい愛してくださいっ」

感極まった私を先輩が優しく手を引いてベッドの横へ。自分も余裕なく居ても立っても居られないはずなのに優しさを忘れない先輩に胸がときめきます。

かちゃかちゃズボンのベルトを外して下着を下ろし、先輩のガチガチになったおちんちんが取り出されます。先に生まれたままの姿になった先輩の身体つきに思わず見とれてしまいますが、続けて私もトランパートの制服をするりと脱ぎ捨てます。
残すは上下お揃いの薄いパステルグリーンの下着、フロントホックのブラジャーをぷつりと外すとおっぱいがどたぷんと重たくまろびでます。先輩の視線がおっぱいにくぎ付けです♥これからはこのおっぱいも全て貴方のものですよ♥
そのまま下着をするりと脱ぎおろすと私も生まれたままの姿へ、どうです先輩・・・私の裸・・・これからは男の人は先輩にしか見せてあげないんですよ♥

いよいよベッドに寝転がって大きく足を開き先輩を見つめます。先輩が何か手に持って・・・コンドームですね?どれだけ興奮していようと決して独りよがりにならず当然の責任を果たす姿勢。ひとまず素敵で誇らしい先輩にときめいたのちに種明かし。
魔物娘ですから赤ちゃんはそう簡単にできない事、そもそも避妊魔法をかけた事を先輩へと説明します。だって先輩とのセックスに1ミリたりとも不純物は必要ありませんからね。

さあ、いよいよイチャイチャラブラブセックスの始まりです♥♥

ぬぷちゅっ・・・♥♥

ぐっと唾を飲み込んで先輩が生のアツアツおちんちんを私のおまんこへとあてがいました。先端と入り口がキスしちゃっただけなのに驚くほどの快楽が背筋を走ります。

既にどろどろぬるぬる準備万端な私のおまんこ。そのまま先輩が腰を進めて・・・。

ずにゅるっ・・・ずぶぷぷ・・・プチン・・・ずにゅるるるっ♥♥♥

途中で一瞬の抵抗の後に思った以上にすんなりと先輩のおちんちんが奧まで入ってきたのでした。処女膜が破れたはずなのに思ったよりも痛くありません。というよりもお腹の中を内側から押し広げるような感覚、じぃんと幸せな蕩けるような快感に夢見心地になってしまいました。

私のナカで先輩のおちんちんがヒクヒク気持ちよさそうなのがわかります。先輩も歯を食いしばって必死に射精を堪えているようです。それなのに私のナカは私の意思を離れて先輩のおちんちんへと甘えるように絡みつき、きゅうきゅう締め付けて意地悪をしていますから先輩は堪らない事でしょう。

どうにかへっぴり腰でゆらりゆらりと前後にピストン運動を始めた先輩。おちんちんが私のおまんこへ出たり入ったり、途端に体全体を突き抜けるような快楽に翻弄される私、初めて味わうセックスの悦楽に快感の受け止め方がまだ分かっていない私は先輩へとしがみつくことしか出来ませんでした。
口からは自分のものとは思えない程に甘ったるく淫靡な喘ぎ声が漏れ出してゆきます、ちょっと恥ずかしいけれど我慢しようにもこらえきれないのです。

相変わらず緩やかなピストン運動を繰り返されるうちに先輩のおちんちんが私のナカの一番奥、子宮口をコツコツとノックし始めます。ノックされる度にとんでもなく気持ちが良いのは確かなのですが、少しだけ恐怖を覚えます。このままコツコツノックされ続けてしまったら・・・目の前にお星さまが飛び散るかのようなビリビリとした感触。例えようのない・・・快楽に支配されて抵抗しようがない、そんな気持ちよさに自分がどうにかなってしまいそうな予感がします。

やがて先輩が小さく耳元で、もう限界っ・・・と呟きました。先輩の背中へ手を回して両足は先輩の腰へと巻きつけます。愛しい人が射精してくれる時は「だいしゅきホールド」でお出迎え、最高に気持ちよく射精してもらいましょう・・・教科書にもそう書いてあります。

いっぱい私のナカで射精してくださいね♥
先輩の顔を見つめて、にっこりと微笑みかけたのが先輩の心の琴線を撃ち震わせてトドメになったようです。

私のおまんこの中で先輩のおちんちんがビクンビクンとしゃっくりを続けて、お腹へと温かな何かが注がれてゆくのを感じます。そうです・・・先輩にたっぷりと中出し♥されちゃいました♥♥
お腹にあふれる幸せの熱に私は先輩を追いかけるようにオルガズムの極致へと誘われます。脳内が幸福感で、先輩への愛おしさが奔流のように身体中をめぐりました。

やがてふにゃりと力を失った先輩のおちんちんが抜き取られました。いっぱい射精してもらった後のおちんちんへは敬意をこめてお掃除フェラをしなければなりません。オルガズムにいまだ体に力がうまく入りませんが、どうにかこうにかおちんちんを咥え込むことに成功。あぁ・・・先輩のおちんちん柔らかくて可愛くて・・・尿道に残った精液までちゅうちゅう吸い上げてあげましょう♥

あぅあぅ先輩が悶えるように身を震わせますが逃がしてあげません、キチンと奇麗になるまで舐め舐めしてあげますからね♥

ちゅぽんっ♥と小気味のいい音とともに先輩のおちんちんを開放してあげますと、半立ちくらいの硬さでしょうか?そのおちんちんはツヤツヤピカピカ、快楽にどっぷりと浸されて夢見心地ですね。
対する私はお腹に手を当てていまだに残る幸せな熱さ、私の膣内へとたっぷり射精してもらったことを何度でも幸せに思うのでした。

部屋の壁掛け時計を見るとちょうど午後6時ちょっと前といったところでしょうか、まだまだ先輩とのお泊り会は続くのです。一緒に晩御飯を作って食べさせ合いっこしたり、一緒にイチャイチャお風呂でお互いを洗いあいっこしたり。

何よりも・・・もう、一人ベッドで寂しさに震える必要がなくなったこと。
これからはずぅっと・・・一緒のベッドで眠るんですからね♥先輩っ♥♥

愛しい伴侶へと晩御飯を作るために、まずは先輩の家の冷蔵庫にどんな食材が入っているのか、探しに行くことにしたのでした。
24/05/08 01:02更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
なおこの後は晩御飯の後、お風呂で2回戦、ベッドで3回戦とハッスルして疲れ果てるようにお互い抱きしめ合いながら眠りにつきます。

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