連載小説
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素敵なオナホール/二人の司祭が選ぶ道
朝日が昇る兆しが見え始めた位の早朝。同じベッドでお互い寄り添うように眠りについていたエドガー・フラテリーとフィーネ・グレイスはほとんど同時に目覚めた。

「ん〜〜!おはようエドガー!」
「んぉぉ・・・おはようフィーネ!今日も元気いっぱいだね」
「もちろん!昨日の夜もお腹いっぱい出してもらったし・・・力が満ち満ちてるって感じ!」

ひとしきり二人で大きく伸びをした後に窓の外・・・しんしんと降りしきる雪を眺める。僕もフィーネも年に一度降るか降らないか程度の温かい土地の生まれだからどうして物の珍しくあるのだ。

「相変わらず雪が凄いねえ・・・」
「ほんとだよ・・・僕の故郷じゃ想像もできなかった景色だ・・・」

かなりの早朝にもかかわらず2人共元気いっぱい活力に満ち満ちていた。何故ならばダークプリーストとして覚醒したフィーネに続くようにエドガーがインキュバスとして覚醒するのは必然の事であり、早起きするに値する理由が2人にはあるからだ。

その理由とは聖職者としてはあるまじき浅ましいモノ・・・エドガーの眠気が覚め、脳が平常状態へと戻り始めるにつれてその存在を大きく訴えかけてくる甘く重い疼きだ。

「えへへ・・・今日も変わらず元気いっぱいだね!」
「あはは・・・昨晩だって1滴残らず空っ欠になるまで出したのに朝になったらこれだもんなぁ・・・」

パジャマのズボンを内側から力強く押し上げている股間部分にフィーネが熱っぽい視線を向ける。俗に言う朝立ち・・・精巣には既に子種が満ち満ちている感覚、ハッキリとムラムラした欲望が心の底から湧き上がってきていて、全力でガチガチに反り返っているおちんちんが発射の時を待ちわびている。

インキュバスとなったエドガーにとって朝早くから力強く疼く性欲は新しく生まれたささやかな悩みの種でもあり、毎日ソワソワしてしまう程待ち遠しいご褒美の時間でもある。

「えへへ・・・愛する夫の朝立ちを処理するのは妻のお仕事!・・・それじゃあ早速、おちんちん洗ってあげるね❤」
「うん・・・お願いするよフィーネ・・・」

フィーネが心底嬉しそうに告げる言葉・・・それは合法でありながら謙遜たる神の使徒を堕落させる悪魔の行為・・・快楽に堕落しきって無抵抗な聖職者は自分からベッドに仰向けに寝転がって自分の意志でズボンを引き下ろす。ビンッっという音でも立てる程勢いよく飛び出したおちんちんが力強く天を仰ぎ、隣へ寄りそうフィーネからの熱い視線が降り注ぐ。

その間僕の目線が釘付けになるのはフィーネの右手に握られたピンク色の柔筒だ。今まで幾度となくその気持ちが良い感触を味わってきたソレはフィーネのおまんこの感触を忠実に再現した魔法のオナホール・・・今日もまた朝っぱらからこのオナホールでおちんちんをピカピカになるまで洗って貰い・・・気持ち良さのあまりに射精してしまいそうになるのを精いっぱい頑張って我慢するけれども、結局は我慢できずに射精してしまうのだ。

窓の外は雪がしんしんと降りしきる中で下半身が丸出しな状態の僕が寒くないのは部屋の暖炉のおかげ。ヒクヒクとご褒美の時を待ちわびるおちんちんへと魔法のオナホールがゆっくりと近づいてきておちんちんの先端・・・鈴口とホールの入り口が優しくキスをした。

一瞬のうちに目と目が合う。フィーネが少しだけ照れ笑いをしてから僕の耳元に顔を近づけて、熱い吐息と共に僕の心を狂おしく擽る言葉を告げる。

「大好きなエドガー・・・いっぱい・・・気持ちよくなってね❤」

ちゅぷっ・・・❤にゅるっ・・・にゅぷぷぷぷ・・・❤

「うっ・・・❤くっっあ・・・❤はぁぁぁ・・・❤」

フィーネからの溢れんばかりの愛情に心がほっこりと温められ、背筋を駆け上る心地よい快楽に思わず幸せなため息がこぼれてしまった。

途端に下半身から感じる甘い疼き、ぎゅうっと身体の奥底が震えそうになる感覚・・・まだ奥まで入りきってすらいないのに今にも暴発してしまいそうな・・・満タンに水が汲まれているコップから零れてしまいそうになる予感がして必死に深呼吸を繰り返し、達してしまいそうな身体を必死に窘める。

―――――だっ・・・ダメだ・・・なんだか僕のおちんちん・・・前よりも我慢弱くなっていないかな・・・

キツキツで狭っ苦しい筒の中をおちんちんがくぐってゆく度にたっぷりとしたヒダヒダが絡みつき、気持ちよさとゾワゾワとお尻の穴がヒクヒクしてしまう感覚は何度味わっても慣れる事が無い。

にゅぷぷぷ・・・❤ちゅぷっ・・・❤ぐにゅうぅっ・・・❤

「はっはぅぅ❤うあうっっ・・・❤ひぁぁっっ・・・❤」

ヒダヒダでおちんちんを磨かれる気持ち良さにメロメロにされているとおちんちんが最奥まで届き、コリっとした子宮口と亀頭が熱烈なディープキス。最奥付近に密集しているツブツブが裏筋を直撃する男泣かせの感触に思わず喜びの涙代わりの先走りがぴゅるりと迸る。

「はうっ❤あっっ・・・くぁっっ❤・・・ふぅっ・・・ふぁぁ・・・❤危なかったあっ❤」
「よく我慢出来ました❤最近エドガーったら1回目は入れただけでも暴発しがちだもんね❤・・・それじゃあこれならどうだ!先端揉み揉み攻撃❤」

フィーネの手がオナホール越しにモニュモニュとカリ首から先を揉み解してきた。心地よいオナホールの感触になすがままで無防備だった僕は堪らず腰を突き上げるように悶え、腰が砕けんばかりの気持ち良さに息が詰まる。

「あっっ❤ふぁぁぁっっ❤フィーネっ❤それダメっ❤ほんとに暴発しちゃうからぁっ❤」
「えへへ・・・こうするとすっごく気持ち良いんだもんね❤頑張って我慢だよエドガーっ❤」

歯を食いしばって必死に堪えた甲斐があってどうにか暴発は避けられたものの、おちんちん洗いが始まったばかりにも関わらず、絵にも言われぬ至福の快楽が脳髄と下半身にかけてズクンとした甘い疼きとなって重たくのしかかり・・・既に長時間この魔法のオナホールでおちんちんを洗って貰っているかのように僕はメロメロ状態だ。

「あぁぁ・・・❤フィーネぇぇ・・・❤フィーネぇぇ・・・❤」
「もう、エドガーったら!まだまともにおちんちん洗ってないのにすっかりメロメロじゃない❤」
「だってコレ・・・❤だって気持ちよすぎて・・・❤あぁぁ・・・❤」
「えへへ・・・私と一緒に動かす時はあんなに頼もしくリードしてくれるのになぁ・・・❤まぁ気持ちよすぎてメロメロになってるエドガーを見たいって言うのも私のワガママだし良いんだけどね❤」

フィーネがダークプリーストとして完全に覚醒した時、このオナホールは中の感触がフィーネとシンクロすること・・・つまりフィーネ自身の腟内へと挿入されているのと・・・事実上のセックスと変わらない状況にもできるようになった。

この時ばかりはフィーネ自身も凄まじい快楽をその身に受けることになるため、フィーネも気持ち良すぎて自分だけではまともにオナホールを動かせない。だから2人で息を合わせてオナホールは動かすことになるのだけれど、今はその機能を自発的に使っていない。

僕に対してのご褒美・・・おちんちん洗いは今まで通り続けたいと、魔法のオナホール越しのセックスは別々にしたいと他ならぬフィーネがそう望んだのだ。その願いは僕にとっても喜ばしいこと・・・他ならぬ愛しい伴侶のフィーネに身も心もすべてを委ねながらおちんちんを洗って貰うのは・・・僕の中のマゾスティックな心が望んでいる事でもあるのだから。

にゅぷっ❤ずちゅっ❤ずにゅっ❤ぱちゅっ❤にゅるるっ❤ずちゅっ❤

まだ他の部屋の客は眠りについているであろう時間帯、静かな宿の一室に淫らな水音とエドガーの喘ぎ声が響き渡る。朝っぱらからお互い早起きしてまでおちんちん洗いに励めるのも夜は2人で魔法のオナホール越しのセックスに励めるのも第8主神教会での共同生活中では中々機会のないことだから・・・現在のように教会を離れた宿の一室に2人きりだからこそ気兼ねなく出来る行為にエドガーもフィーネもすっかり溺れきってしまっていた。

ずにゅっ❤にゅるるっ❤にゅぷっ❤にゅるるっ❤ずにゅうっ・・・❤ぐにゅっ❤

「あぁぁ・・・❤そう・・・そのペースで・・・❤長く楽しみたい・・・❤あぁ・・・気持ちいいよぉ・・・❤」
「えへへ・・・思う存分気持ちよくなっていいよ❤朝ご飯の時間までまだあるから思う存分おちんちん洗ってあげるからね❤」

たっぷりと時間をかけてオナホールは上下に動かされている。それでも十分・・・いや、エドガーが望むペースをフィーネが見誤る道理はなかった。情けなく喘ぐ僕をフィーネが熱っぽい視線で心底嬉しそうに微笑みながら見つめるフィーネは堕落を司るダークプリーストでありながら主神教会の教本に描かれている美しい聖女のような慈愛のオーラを放っているとすら感じさせている。

そんな高貴な存在の前でヒィヒィ喘ぐばかりなのは流石に羞恥心があるのだけれど・・・気持ちよすぎて声が喘ぐ声が我慢出来ない。そもそも論・・・手で塞ごうとしてもフィーネの手で動かされるオナホールで情けなく喘ぐ僕が見たいのだと口を塞ぐことを許しては貰えないのだ。

にゅぷっ❤ずちゅっ❤にゅるるっ❤にゅるるっ❤ずちゅっ❤

オナホールを差し込んでは引き抜いて・・・そのたびヒダヒダでおちんちんの快楽神経を余すところなくゾリゾリと擦り洗いが繰り返される・・・何度味わっても僕の心を鷲掴みにして離さない気持ち良すぎる感触に喜びの喘ぎ声が止まらない。

「あぁぁ・・・気持ちが良いっ・・・❤良すぎる・・・❤フィーネぇぇ・・・❤」
「えへへへ・・・メロメロになってるエドガー・・・❤私のおまんこに蕩け切ってるエドガー・・・❤えへへへ・・・私も幸せいっぱい感じちゃう・・・❤」

だから今、ドア越しに聞き耳を立てられれば部屋に響くのは怪しげな水音に僕の情けのない喜びの喘ぎ声。聖職者である僕らが何やら如何わしい事を・・・禁じられている姦通行為をしているのではないかとあらぬ疑いを掛けられてもおかしくは無い。

だからもしも憲兵が此処に魔の存在が居るぞと扉を蹴破って入ってきたとして、この状況を第三者に見られた時・・・聖職者たるエドガー・フラテリーは同じく聖職者たるフィーネ・グレイスにおちんちんを洗ってもらっていると正直に答えるだろう。

それが主神教団のルールに乗っ取った認められた行為であるから・・・2人の行為を肯定する最強の免罪符があるのだからなんの問題も無い・・・もはやそれは結果的に淫らな行為に励んでいる互いを焚き付け合うスパイスみたいなものになっていた。

「うぁぁっ❤も・・・もう・・・❤もうでちゃう・・・❤きっ・・・気持ちよすぎるっ❤」
「オナホール越しに分かるくらいにおちんちんヒクヒクしっぱなしだね・・・❤もう我慢も限界かな❤」
「うっ・・・うぁぁ・・・❤もうダメ・・・もう・・・だから・・・❤」

―――――むやみに子種を吐き出すべからず

主神教を学ぶ聖職者なら誰もが知っている掟、聖職者への禁欲を強いる教えをエドガーもフィーネも知らないわけが無い。だからこそもう我慢の限界に達している僕はいったんフィーネに対してオナホールの静止を促すべきなのだが・・・

「えへへへ・・・もうちょっと・・・もうちょっとでおちんちんキレイになるから我慢だよエドガーっ❤・・・我慢できるかな?」
「うん・・・❤ふぐぐ・・・がんばる・・・耐えて見せるよ・・・あうっ❤」

それはお互い分かった上での・・・この淫らな行為をより一層楽しむための「嘘」。こんなにも気持ちが良いオナホールでキレイになるまでおちんちんを洗ってしまったら・・・男の子は絶対に射精を我慢できないのだと分かりきっているのだから。

「うあっ・・・うん❤️もう射精しそうなってきた・・・❤あぁ・・・気持ちいいっ・・・そのまま・・・❤もう・・・出ちゃう・・・❤」
「もう・・・❤じゃあ射精するのを我慢できなかったエドガーに対しての罰を与えましょうっ❤・・・“金玉が空っぽになるまで射精しちゃう魔法”・・・掛けちゃうからね・・・❤」
「ひうっ・・・❤ふぐぐ・・・❤それは・・・しんどいから・・・❤ゆるしてほしい・・・かも❤」
「お断りします・・・❤嫌だったら・・・射精するのを我慢すればいいんだよエドガー・・・❤えへへへ・・・無理だろうけどね❤」

耐えて見せると誓ってすぐに情けなく折れてフィーネに甘えてしまうのも織り込み済み・・・フィーネが習得したエッチな魔法の一つ・・・「次の射精は金玉が空っぽになるまで止まらない射精になる魔法」の出番である。

それは朝の短い時間でも僕の性欲をきっちりと満たして、フィーネもお腹いっぱい精を吸収できるという一石二鳥の魔法・・・その想像を絶する快楽の経験は僕の心に深々と、そしてべったりとへばりついている。

「えへへ・・・良いよエドガーっ❤びゅーっ❤びゅーっ❤って射精していいよ❤」

意地悪な笑みを浮かべるフィーネの甘い声で下される射精許可。それは身体だけでなく心までも余す所なく快楽に屈服させる魔力を帯びた言霊のようで・・・とっくの昔に射精の準備を整えていた僕の身体は爪の先まで幸福感に満たされながら待ちに待った引き金を力強く引き絞る。

その瞬間を逃さぬフィーネがその魔法を・・・僕の耳元で囁くように詠唱した。

―――――“特濃精子っ❤一滴残らず全部出しちゃえっ❤”

びゅくっ❤びゅるるるっ❤びゅーっっ❤びゅるるっっ❤びゅーーーーっっ❤びゅーーーーっっ❤びゅーーーーっっ❤

最高に気持ち良くて居心地のいいオナホールの中でおちんちんが歓喜のしゃっくりを打ち始める。ぎゅうっと精巣が収縮する狂おしく甘い鈍痛が下半身を蕩けさせ、めいっぱいの圧力を掛けられた白濁が尿道から勢いよく飛び出してゆく感覚・・・極上の射精感。

「うあっ・・・❤はぅぅっ・・・❤あががっっ❤あぁぁーーーー!!!」
「えへへ・・・すごい勢いで出てる・・・❤吸収速度に追いつかれちゃいそう・・・❤・・・こんなに出せるなんて・・・なんて素敵・・・❤」

その狂おしいほどの悦楽が・・・止まらない。身体中が気持ちがいいで染め上げられてゆく・・・狂ったように暴れまわるおちんちんの脈打ちが・・・射精が止まる気配が感じられない。

びゅーーーーっっ❤びゅーーーーーっっ❤びゅーーーーっっ❤

目の前が明滅する。奥歯がカチカチ鳴り響く音がどこか遠くに聞こえる。僕の身体に起こっていることだというのに・・・他人事のように感じている。

びゅーーーーっっ❤びゅーーーーーっっ❤びゅーーーーっっ❤

息ができない。フィーネが助け舟を出すように唇を重ねて息を吹き込んでくれている・・・何時もありがとうフィーネ。そう心の中で強く願う、その思いは口にせずとも伝わっている確信があった。

結局のところ僕は気を失ってこそいないものの・・・完全に快楽一色に染められて深く深くトリップ状態に至ってしまう・・・フィーネが耳元で愛してるって言ってくれているのに僕も愛してるって返事が出来ない。

「くはっ・・・❤・・・はふっ・・・❤・・・はふっ・・・❤」
「えへへ・・・今朝もしっかり・・・愛しい夫であるエドガーの精液を一滴残らず搾り取ってあげましたっ❤ちょっと零れちゃいそうになったけどギリギリ何とか全部吸収しきれたよ❤」

何時もの事ながら射精が止まったことにすら気が付けなかった・・・あれほどずっしりとしていた下半身の感覚が空っぽになり・・・全部出し切ったという解放感で代わりに満たされている。

「はひぃ・・・はふぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふう・・・ありがとうフィーネ・・・毎度のことながら・・・とんでもなく気持ち良かったよ」
「えへへ・・・それじゃあ夫の朝立ちもしっかりと受け止めたところで・・・朝ご飯の時間!我ながら時間管理が完璧・・・!エドガー!早くいこう!」

修道服を僕に差し出しながら満面の笑みを浮かべる愛しいフィーネに微笑み返しながら、僕は着替え始めるのだった。



―――――――



お腹いっぱい朝ご飯を食べて、二人で手を繋ぎながら荷物を片手に町長さんの家に向かう二人。これから再び長時間の馬車の旅・・・その出立前に挨拶をしていこうとしていたのだ。

そんな日が昇りきった後でも雪が降りしきる山の上の町にて、主神教団に務める2人の司祭は町長さんから申し訳なさそうな報告を聞くことになった。

「お二人共申し訳ない、この雪の季節が終わるまではこの町に滞在していただく他ない」
「いえ、誰かのせいという訳でもないのでしょう?どうか頭を上げてください」

町長さん曰く、今年は例年に比べて雪の季節が早く訪れたとの事。おかげで街道は雪まみれで通行止め、雪の季節が終わるまで・・・向こう2か月ほどは続くだろうという見通しらしい。

ひとまず第8主神教会への連絡はフィーネが魔法でしてくれている・・・便利だなぁ。とりあえず教会の皆は雪の空でも何のその、ワイバーンタクシーを呼ぼうかと言ってくれているらしい。その到着も3日後になるらしいが・・・。

その足止めされている3日間の宿の代金は何とかするから気にしないでくれと太っ腹な事を言われたからにはお返しに雪かきを頑張ろうと気合を入れていたところに、フィーネがふと何かを閃いた。

「いい事を思いつきました!町長さん!お願いがあるのですが!」

金髪碧眼の美少女がその大きな瞳を輝かせながら町長さんへと詰め寄るものだからたじろいでいるじゃないか・・・いったい何を思いついたのだろうか。

「町長さん!何処か建物をお借りできますか?出来ればみんなが訪れやすい場所を!」
「場所・・・ですか、あいにく今は空き家がなく集会所くらいしかありませんが」
「いいですね!集会所をお借りできませんか?簡易的ですが主神教会の出張所として運用したいのです!」

簡易的ながら主神教会として司祭が2人も働いてくれる・・・そのアイディアは町の皆が待ち望んでいた物でもあった。何せ皆がお金を出し合って教会を建てようとしていたくらいなのだから。

直ちに雪で暇を持て余していた町の大工たちが束になって押し寄せた。集会所の中に教会らしい装飾や参列者用の長椅子が沢山据え付けられてゆく。

更には集会所の一室をカーテンや毛布などで間仕切りした簡易的な懺悔室までも用意されて、日が暮れる頃には集会所は簡易的と呼ぶには立派な教会設備が出来上がったのだった。

「ひとまず明日は教会として運用出来るように色々と準備を行いますので、実際に運用出来るのは明後日からということで」
「いやはや・・・1年先だと思ってた所にこんなにも早く教会が出来るなんて・・・皆も喜びます!」
「えへへ、精いっぱい!頑張りますからね!」


こうして僕とフィーネは3日後の帰還が大幅に予定変更・・・雪の季節が終わるまで・・・この山の上の町で出来た第9主神教会出張所に務めることになったのだった。
25/02/17 02:42更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
オナホールコキで一番盛り上がるシーンは射精したくないのに射精させられちゃうシーンだと思うのですよ。
そのシーンが想いあう二人によるイチャラブ射精・・・筆がノリノリでした

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