連載小説
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魔法のオナホール/使うときは二人で一緒に
―――――たとえ神や世界を敵に回しても僕はフィーネと共に添い遂げる・・・その覚悟だった。
―――――大切な人、愛しい人、そのためならばどんな艱難辛苦であろうとも立ち向かって行ける・・・そう思っていた。

そんな僕の悲痛な覚悟は・・・たった数時間でその役目を終えてしまう。だってこの世界は・・・惹かれあうべき者達が必然的に結ばれ、愛する者と愛し合うこと・・・その邪魔をすることは例え神であろうとも成しえない。

―――――魔物娘と結ばれたカップルは・・・ハッピーエンド以外ありえないという世界の法則は決して変わることがないのだから。

―――――――

今朝がたのこと、部屋の扉が不意にノックされて僕ことエドガー・フラテリーは心臓と共にベッドから飛び上がらんばかりに驚き、そして目覚めた。

さぞすっ頓狂な声を上げながら少し待ってくださいと叫び返し、慌てて脱ぎ捨てられた衣服をかき集めながらフィーネを揺さぶり起しにかかる・・・が、この愛しき眠り姫は未だのんきに夢の世界でまどろんでいるようで・・・ひとまず自身の身なりだけを整え、フィーネの分の衣服をベッドの中に押し込むように隠してからようやくドアを開けることが出来たのだった。

「朝早くに申し訳ございません、お客様宛に速達の荷物が届けられましてね」
「え・・・ええ、どうもありがとうございます」

ドアの先には宿の従業員さんが小さな箱を手に持ち待っていた。廊下を見渡す限りその奥に衛兵の姿は見えなかった。

ひとまず荷物を宿屋の従業員さんから受け取って、去ってゆく後姿を見届けてからゆっくりとドアを閉め、鍵をかけなおしてから大きく深呼吸を繰り返す。なにせドアの先に憲兵達が待ち構えていたとしても・・・今の僕にはドアを開けて応対する以外の選択肢などなかったのだから。

「はぁ・・・心臓が飛び出るかと思った・・・」
「飛び出たら私が押し込んであげるよエドガー・・・・むにゃ・・・」
「・・・まったくこの眠り姫様は・・・のんきなことで・・・」

無邪気に寝こけているフィーネの顔を見たら怒る気すらどこかに行ってしまった。気を取り直して届いた荷物を見てみるとなんとあて先は第8主神教会からだった。封を開け、中身を開くとそこには1つの書類と2冊の本が入っている。それらを手に取る前にちょうど愛しの眠り姫がお目覚めになったようで・・・

「ふあぁぁ・・・おはようエドガー・・・むにゃ・・・おはようのキスがまだだよエドガー・・・早くキスしてくれなきゃヤダよ・・・?」
「あはは・・・分かったよフィーネ」

おはようのキスを唇に・・・昨日までの僕らとはお互いの関係が変わってしまったということを今更のように実感する。

昨晩のこと、僕はフィーネとセックスしてしまった。そのこと自体に後悔はないし、その時のことでフィーネは人間ではなくダークプリーストという魔物娘に生まれ変わってしまった。

現役の聖職者があろうことか同じ聖職者と性行為を行ってしまい、挙句の果てには魔の存在と交わってしまったという事実は・・・もう公にバレてしまえば身の破滅どころの騒ぎではない。

僕が助かる道は、フィーネを教団の衛兵に突き出して、すべてをの罪をフィーネに被せることだけだ・・・もちろん、そんな選択は絶対に選ばれることのない選択肢であり・・・僕は主神様を裏切る道を選んだ。

その覚悟をフィーネも受け止めてくれた結果・・・僕とフィーネは誓いを交わし、表立って宣言することこそできないが、夫婦になった訳だ。

――――――――

「ふむふむ・・・永遠に時が止まった世界パンデモニウム・・・行き方は・・・ふむふむ・・・愛する伴侶と永遠にイチャラブし続けたいという思いが我慢しきれなかったり、緊急避難としても使ってよし・・・なるほど・・・なるほど・・・」

届いた荷物の本の一つを真面目な顔付きで書類を読み耽るフィーネ・・・背表紙にはダークプリースト向け基礎魔法書と書いてある。さすがに分厚い本だから先に付箋紙が貼られており、必要最低限の目を通してほしい箇所だとメモまで挟み込まれていた。

たくさんの事が書いてあるから掻い摘んで言うと、主神教団の衛兵達にバレたりして危険が差し迫った時や、もう2人が全てを投げ出してイチャイチャラブラブしたいと我慢ならなくなった時に行く世界・・・永遠に時の止まった世界であるパンデモニウムへの行き方。さらにダークプリーストとしての魔力を隠すための工夫と魔法の指南。その他・・・こっそりとえっちなことをするための認識阻害魔法達だった。

そして1枚の書類には2人で同時に触る事と書かれた何か複雑な模様の押印が押された白紙の紙。貼られた付箋紙には記憶共有術式印、触れると全てが分かるよ!と書いてある。

ワクワクしているフィーネと息を合わせてせーのと同時に触れてみると頭の中に情報が一気に流れ込んでくる。そのあふれかえりそうな情報はまるで自分自身がこの計画を1から立案し、実行している張本人かのように脳裏へと焼き付いてくる。

―――――まず、僕に聖職者としての様々なことを教えてくれた・・・禁忌行為を犯して行方をくらました先輩はパンデモニウムにて永遠にイチャイチャラブラブと幸せにやっているということ。先輩達の無事が知れたことはすごくホッとした。片時たりとも・・・とまではいわないが、決して忘れてはいなかったからだ。

―――――そもそもこの辺り周辺国にある主神教団の中枢の奥深くはダークプリーストを中心とした魔物娘達によって既に掌握済み。

―――――だから様々な教会へとダークプリーストの扮したシスター達がお婿さん探しにやってくる。我らが第8主神教会もその候補地の一つに過ぎないこと。

―――――どうもその際に持たされるあのピンク色の柔筒は・・・本人のおまんこの感触をほぼそのまま再現したものらしい。あんなにも気持ちがよかった理由も、フィーネに押し倒されてなし崩しにセックスしてしまった時の感触を知っていたのもうなずける。

―――――そして柔筒を使っても良い理由を作り上げ、甘い言葉で誘い・・・そして柔筒へとおちんちんを差し込んだ瞬間・・・その本人はお婿さん確定になる・・・その他旦那様と結ばれたダークプリーストからの喜びのメッセージ・・・さぁ!貴方も一緒にお婿さん探しに来ませんか!?・・・これが計画のすべてだった。

―――――追伸、エドガーとフィーネへ。私達先輩シスター一同はこの計画を全て知った上でお婿さん探しにやって来ました。決してあなたたちを騙そうとした訳ではありませんがまずは謝罪をさせてください。

そして願わくばこのまま二人とも主神教会の司祭として働き続けてほしいのです・・・大前提として、私たちは主神を信仰する人々の信仰を奪うことを望んではいないからです。もちろん二人がイチャイチャラブラブしながら仲良く働ける環境づくりに関しては仲間たちが全力をもってサポートしますので心配は必要ありませんし無理強いするつもりもありませんので断ったり、パンデモニウムへと旅立ってくれてもかまいません。

最後になりますが・・・あなたの柔筒・・・オナホールというのですが、最後の封印がこの度解かれました。使うとお互いにとても気持ちが良いので楽しみにしてくださいね・・・先輩一同より、おめでとう。

誠に残念ながら理解してしまった。今までの事は全て計画され尽くしていたダークプリースト達によるお婿さん探しの作戦だったのだ・・・と。

ガックリと肩を落とす。掌の上で無邪気に振舞っていたのだ。そりゃあ・・・おかげでフィーネと結ばれたのだから良かったと前向きに考えるけれども・・・

「つまりフィーネはこの事を今初めて知ったんだね?」
「はい・・・恥ずかしながら今知りました」

お互いもう一度肩を落とし・・・気を取り直して同封されていたもう一冊の本を手に取り・・・題名を見て再びガックリと脱力する。

背表紙に輝くのは・・・初心者向けイチャイチャラブラブえっち大全・・・

「これは・・・禁書ってやつだねエドガー!!」
「そうだね、僕らで責任をもって管理しようね・・・」

互いに微笑み合いながら荷物の底に押し込んで、3度気を取り直して・・・フィーネのお腹が空腹に鳴り響いた。

「朝ごはん!宿屋の朝ごはん楽しみだねエドガー!!」
「ふふふ、そうだね!僕もお腹ペコペコだよ!」

変わるものと変わらないもの・・・たとえ人間からダークプリーストになろうともフィーネの本質はフィーネのまま・・・フィーネは可愛くて、食いしん坊で、頑張り屋で、えっちな僕のお嫁さんなのだから。

―――――――

「いやぁ・・・思った以上に美味しかったねエドガー!」
「ふふふ・・・僕も食べすぎちゃったかも・・・ふう、さて!気を引き締めて本日の業務をこなそうか」

想像以上に豪勢だった朝食をお腹いっぱい食べたあと、改めて依頼の文書を確かめる・・・そう、僕らはそもそも出張祈願に来たのだから。

宿の従業員さんに依頼先の町長さんの家を教えてもらい、雪の積もった道を2人手を繋ぎながら歩く。

ギュッギュッとブーツの底で雪が踏み締められる感触と音に楽しそうなフィーネ・・・本当に僕のお嫁さんは可愛いなぁと惚れ惚れしながら町長さんの家に着く。

「やぁやぁお待ちしておりましたよ!私が町長です、どうぞよろしく」
「第8主神教会より来ました司祭のエドガーです」
「同じく司祭のフィーネと申します」
「お若そうなのに祭司様だなんてさすが教会勤めの方は賢く優秀な方ばかりなのですね!」

僕らは思いっきり主神様に反逆している聖職者失格な2人なんですけどねと心の中で呟きながら、町長さんが今回の依頼説明を始めてくれた。

依頼は新しい建物を立てる際の神のお許しを得るための地鎮祭・・・その建物とは僕らにとても縁の深い建物・・・新しい主神教会だったのだ。

「というわけでこの町に新しく9番目の主神教会・・・第9主神教会を建設したく、そのための地鎮祭と無事故無災害を祈願して頂きたく依頼したのです」
「なるほど、分かりました・・・祈願は予定通り明日なのですか?」
「ええそうです、1度建設予定地を案内いたしましょう」

町長さんの案内で教会の建設予定地へやってくる。そこは町を一望できる小高い丘の上・・・今は何も無いがここに教会が建てられれば町の象徴になりそうな良い立地だと思える。

ではまた明日よろしくお願いしますと町長さんと別れ、僕らはひとまず宿に戻り明日の準備を行うことにした。儀式に使うための神具を荷物から取り出して2人で手際よく点検してゆく。全て問題ないことを確認し、次は儀式の手順を復習するのとフィーネとの打ち合わせ。いつも僕が主導して儀式を行い、フィーネは補助を担当している。

「点検も準備も予習も終わり・・・!」
「じゃああとは寝るまで自由時間だね!」

慣れない土地で寒い外を歩いたからか少しだけ疲れた。まだ日は高いけれどふかふかのベッドへと仰向けに沈み込む。その隣へフィーネが嬉しそうにしなだれかかり、ズボンの上からおちんちんの辺りをくすぐってくる。

じれったい心地良さに身悶えするとフィーネが一冊の本を・・・初心者向けイチャイチャラブラブえっち大全を見せつけてきた。

「眠たくなければだけど・・・一緒に読みながら・・・色々試してみようよ♥」
「あはは・・・いいね、僕らは色々とえっちな事を知らないから・・・勉強しないとね!」

ペラりと表紙をめくると挿絵付きの解説図が描かれている。挿絵は・・・唇を重ねながらお互いの口の中に舌先を入れ・・・交わるように絡ませる。

「ディープキス・・・だって、早速試してみようよ!」
「うん・・・じゃあ・・・フィーネ・・・」

お互い真正面に向き合って、背に手を回しあって・・・身を引き寄せあって・・・

ちゅう・・・♥

唇に柔らかなフィーネの温かさを感じつつ、恐る恐るといった様子で二人の舌先が交わりあう。少しだけくすぐったいような・・・それでいて何とも言えない心地よさだ。たっぷりと時間をかけてからお互いに唇を放し・・・一息つく。

「ふはぁ・・・これ・・・すごいねエドガー・・・」
「うん・・・癖になりそう・・・」
「えへへ・・・私も癖になるかも・・・まぁ、その時はまたいっぱいディープキスしようね!」

女神のような微笑みを浮かべるフィーネ、ぺらりとページをめくると次は胸の愛撫について書かれていた。

「おっぱいマッサージだって・・・ええと・・・まずは服と下着を脱いで伴侶に見せてあげましょう・・・か・・・でも修道服ってワンピースじゃないの・・・えへへ・・・これ裸になれってことじゃない?」
「そう・・・だね・・・無理強いまではしないけど・・・どうする?」
「えへへ・・・私の裸見たいって顔に書いてるよエドガー君?・・・よいしょっと・・・」

フィーネがスルリとワンピース型の修道服を脱ぎ・・・純白のブラジャーとパンティだけの魅惑的な姿を見せてくれる。そして後ろ手にパチリと小さな音を立て、ブラジャーの留め具が外され・・・

「・・・見せてあげるのはエドガーだけなんだからね?」

頬を赤らめながらブラジャーが取り去られる。まろびでた大きくて柔らかそうなおっぱい・・・フィーネのおっぱいにたちまち僕の目線は釘づけにされてしまう。

「えへへ・・・触っていいよ♥でも優しくお願いね・・・先輩に冗談で触られたとき・・・すっごく擽ったくてさ・・・」
「うん・・・優しく・・・優しく・・・」

緊張に震えるエドガーの手がゆっくりと刺し伸ばされ・・・ふるりふるりと揺れ動くフィーネの乳房へと優しく差し当てられる。

もんにゅうぅっ・・・♥

「んひっ・・・♥・・・うぅ・・・いいよエドガー・・・マッサージして?」
「大きくて手の平で包み込めないなんて・・・う・・・うん、じゃあ・・・揉みこんでいくね?」

もにゅっ♥もみ・・・もみ・・・♥もみゅっ・・・♥もみ・・・もみゅっ・・・♥

「うわっ・・・ふわふわで柔らかい・・・凄い・・・これがフィーネのおっぱい・・・」
「んひひっ・・・あっ♥・・・あれれ?なんで・・・♥くすぐったいのに・・・♥ちょっぴり気持ちがいい?」

おっかなびっくり、たどたどしいエドガーの手付きながら初めての乳揉み愛撫にフィーネは混乱しているようだ。とりあえず痛みは無いと見たエドガーはこの調子でひたすら、痛くないように、少しでも気持ちよくなって貰えるようにぐにぐにもにゅもにゅフィーネの乳房を優しく揉みしだく。

「ふわふわとろとろで・・・手の平からこぼれちゃうのが・・・うぅ・・・女の子のおっぱいって凄い・・・」
「あっ♥あぁぁっ♥おっぱいがジンジンするぅ・・・温かくて・・・良い気持ちかも・・・♥」

トロンとしたフィーネの眼差し、上手くフィーネを愛撫出来ているようでエドガーはほっと一安心。そうすれば自然と女の子の胸を揉んでいるというアブノーマルな状況を楽しむ余裕が少しずつ生まれてくる。

「ねぇ・・・エドガー・・・これ・・・私好きかも・・・♥エドガーにおっぱい揉み揉みされるの好きかも・・・♥」
「あはは・・・それじゃあ毎日揉み揉みしてみる?」
「うん・・・良いね・・・そうしよう・・・おっぱいマッサージ・・・♥こんなに気持ちが良いのならもっと早く触ってもらえばよかったなあ・・・♥」
「僕もだよ・・・フィーネのおっぱいを揉み揉みしてると僕も気持ちがよくて・・・」
「えへへ・・・お互いに良い気持ちで幸せいっぱいだね・・・♥」
「うん・・・あぁ・・・堪らないよフィーネのおっぱい・・・ずっと触っていられそう・・・」

お互いたっぷりと時間をかけて乳揉み愛撫を楽しんだのち、フィーネが僕のズボンのふくらみに気が付いた。あれだけたっぷりとフィーネのおっぱいを揉みしだいたのだから当然、僕の股間はすでに怒張しきっており、ヒクヒクと快楽を待ちわびていたのだ。

「じゃあ次はエドガーのおちんちんを気持ちよくする番だね♥」
「あはは・・・お願いします」

ズボンを脱いで、下着を降ろした瞬間反り返らんばかりに固く怒張したおちんちんが飛び出てくる。

「えへへ・・・おっぱいマッサージ気持ちよかったご褒美・・・♥いつも通りこの柔筒・・・オナホールっていうんだっけ?コレでおちんちんキレイに洗ってあげるからね♥」
「うん・・・よろしくフィーネ・・・」
「じゃあソープを・・・あれ?このオナホールもうヌメヌメしてる?」
「んん?どれどれ・・・」

まだ僕らは魔法のオナホールという物の意味を理解していなかった。だからこそ、何気なく僕はオナホールへと人差し指を突っ込んでしまう。

くちゅぅぅっっ・・・♥

「ひぁぁっ?!何処触ってっ?!」
「え?!どうかしたのフィーネ?!」

慌てて指先を引っこ抜くエドガー、フィーネはすったまげた表情で股を抑え辺りを見渡している。

「あっ・・・その・・・よく分からないんだけど、私のおまんこに誰か指先が突っ込まれた感触がして・・・」
「えぇ?どういう事だろう・・・当たり前だけど僕はこの筒に指を・・・」

―――――まさか?

お互いが顔を見合わせる。同じ事を考えているという確信があった。

「え・・・ゆっくり・・・お願いね?」
「う・・・うん・・・それじゃあ・・・そっと・・・」

くちゅっ♥にゅるるっ♥

「うぁっっ♥やっぱり・・・私のおまんこにっっ♥」
「温かくて・・・ヌメヌメしてて・・・指先なのに凄く気持ちいい・・・」

思わずオナホールの中をくちゅくちゅと弄り始めるエドガーと身悶えし始めるフィーネ・・・しかし彼女は魔物娘としての才覚からか、筒越しに見えずともエドガーの指先が自身のおまんこを掻き回しているという事を悟り始めていた。

「あっ♥ちょっと♥指先動かされるとダメっ♥あぁっ・・・♥そっか・・・やっぱり間違いないよ!コレって・・・♥」

―――――このオナホール・・・私のおまんこに繋がってるんだ♥

「えええっ?!?!そっそんな馬鹿な?!」
「あぅっ・・・♥間違いないよ・・・ほら、指先をこう・・・んひっ♥・・・ね?」

軽く指先を曲げさせられ、フィーネが甘く喘ぐ。仕組みは全く分からないものの・・・このオナホールが間違いなくフィーネの言う通り繋がっているのだとしたら・・・僕らのおちんちん洗いはセックスと同意義なのではないだろうか。それは口にせずとも同じことをお互いに思いついてしまったようで・・・

「えへへ・・・エドガー・・・♥指先じゃ無くて、おちんちん・・・挿れてみようよ♥」
「あっっ・・・それって・・・どういう事か分かってるよね?」
「うんっ♥“今まで通り私たちはオナホールでおちんちんを洗っているだけで聖職者がセックスしているわけじゃない“、”何も悪いことしてないもんね♥“」

そう言ったフィーネの手によっておちんちんにオナホールが当てがわれ、先っぽと入口がキスをする。クチュりとした水音を立てながらジンワリと感じる甘い快楽にお互いに身震いしてしまい、これからの快楽への期待に顔を見合わせる。

互いにこくりと頷きあって・・・ゆっくりとおちんちんが魔法のオナホールへ差し込まれて行き・・・

ちゅぷっ・・・♥ずにゅるるっ・・・♥

―――――うぁっっ・・・♥

オナホールの中にまだおちんちんの先っぽが飲み込まれた程度だが、僕とフィーネの喘ぎ声が重なり合う。

「ひうぅっ・・・♥まだ先っぽだけなのにすっごい気持ちよくて・・・あぅっ♥」
「くっ・・・くぅぅ・・・この間までの感触より断然気持ち良いっ・・・♥」

今までは比較的すんなりとオナホールへは挿入してきた。しかし今はフィーネのおまんこへの挿入と同じ事であるが故に・・・フィーネ自身もおっかなびっくり、凄まじい快楽に歯を食いしばりながらもゆっくりとした動きでおちんちんをオナホールへと差し入れてゆく。

ずにゅるっ♥にゅぷぷぷっっ・・・♥ぱちゅんっ♥

どうにかこうにかオナホールの最奥までおちんちんが余すところなく挿入され切ったところでお互いに大きく肩で息をしながら仰向けにベッドへと沈み込んでしまう。

「ふぁぁぁ・・・♥エドガーのおちんちん・・・挿っちゃってるの分かる・・・お腹が・・・押し広げられてるの分かっちゃう・・・♥」
「あぅ・・・♥・・・フィーネ、痛くない?辛くない?」
「えへへ・・・気持ち良すぎて幸せいっぱい胸いっぱいです・・・でも力が入らなくて・・・1人だけじゃオナホールは動かせそうにないかも♥」
「じゃあ・・・僕も手伝うよ、二人で一緒に動かすんだ」
「わぁ・・・なんだか私達らしくて素敵っ・・・♥うん!そうしよう!このオナホールは今日から私達二人で動かすの♥」

快楽に蕩けながらも嬉しそうに微笑むフィーネ、オナホールを握る彼女の手を上から優しく包み込むようにエドガーが握る。

「えへへ・・・じゃあ、最初はゆっくり・・・♥」
「うん・・・ゆっくりと・・・息を合わせて動かすんだ・・・」

にゅぷっ♥にちゅっ♥にゅるるっ♥にゅぷん♥にゅる・・・にゅるるっ♥にゅるんっ♥

フィーネとエドガーは掛け声を合わせることすら無く、二人見事に息を合わせてオナホールを動かしてゆく。

―――――すっごく気持ちがいい・・・♥

言葉にしなくても同じ事を思っていたことが分かる。この魔法のオナホール越しに僕らは心も身体も再び1つに溶け合っているのだと確信できる。

「わぁぁ・・・♥エドガー・・・これ・・・凄いね♥こんなにも気持ちよくて・・・♥」
「うん・・・フィーネと一緒に気持ち良くなれるって・・・こんなにも嬉しい事なんだ・・・」

今まではフィーネから与えられる一方的な快楽を享受しているだけで良かったのだけれど、今回からは僕だけではなくフィーネも一緒に気持ちよくなれるのだ。その事実がとても嬉しくて・・・フィーネのために頑張れるのだと僕の胸を暖かくしてくれる。まだまだ性の悦楽に慣れていないだろうフィーネを気遣いながらオナホールは優しく、丁寧に動かし続ける。

さほど大きく上下に動かしている訳では無い、それでもフィーネのおまんこは最高に気持ちが良くて・・・温かくて・・・おちんちんがメロメロに蕩けてしまいそうで、思わずフィーネをリードしなければならないという思いも優しく解きほぐされてしまいそう・・・それでは今までとは変わらないのだと気を引き締めなおすも、オナホールの・・・フィーネのおまんこの感触は格別なもので・・・

「くぁっ・・・きっ・・・気持ち良すぎるよフィーネ・・・おちんちんが蕩けそうだ・・・」
「えへへ・・・♥さっきから目が暗みそうなほどチカチカしてるし、ビリビリ痺れちゃうし・・・身体がフワフワ浮いちゃいそう・・・えへへ・・・この感覚エドガー君は知ってるかな?」
「ううん、どういう感覚なんだい?」
「女の子が気持ち良くて“イッちゃいそうな感覚なんだって”・・・さっきの記憶共有で私にだけ伝わってるみたい♥」
「そうなんだ・・・良かった。じゃあ僕がしっかりとリードして、もっともっとフィーネを気持ち良くさせてあげなきゃだね」
「えへへ・・・お願いします♥この気持ちよさに関して言えばエドガーが先輩なんだからっ♥」

にゅるるっ♥にゅっこ♥にゅるんっ♥にゅぷっ♥にゅっこ♥にゅるるっ♥

お互いに微笑み合い、気遣いながらオナホールを優しく揺さぶり続けているとフィーネがひときわ大きく喘ぎ、不意に顔を伏せて僕にしがみついてきた。押し付けられたおっぱいの柔らかさを楽しむ間もなくオナホールの・・・フィーネのおまんこがおちんちんをぎゅうっと締め付けるように様変わりする。

「うぁっ♥せ・・・狭いっ♥ぎゅうぎゅう締め付けられるっ♥・・・そんなに強く握ってるわけじゃないのにっ♥」
「あぁ・・・ごめんそれ私のせいかも・・・♥気持ち良すぎてさっきからもう私何度も何度もイッちゃってるの♥身体が言うこと聞かなくて・・・気持ち良すぎてどうにかなっちゃいそうだよ・・・♥」

こちらを見上げながらうっとりと惚けている彼女の横顔は思わずドキリとしてしまいそうな妖艶さを秘めていた。

ただでさえ狭っこいフィーネのおまんこ、それが輪にかけてキツく締め付けて来るものだからエドガーも気持ち良すぎて堪らない。揺さぶる程度の動きでもおちんちんが堪らなく気持ちよいのだ。

それでももっと、フィーネをもっと気持ち良くさせてあげたい。今までほとんど毎日気持ち良くしてもらったのだから・・・でもおちんちんはもう限界だと音を上げ始めてしまっている。

「あぁ・・・気持ち良い・・・♥あぅ・・・ほんと・・・フィーネのおまんこ最高過ぎて・・・もう出ちゃいそうになってきた・・・♥くぅっ・・・もっとフィーネを気持ち良くさせてあげたいのに」
「えへへ・・・なんで射精しそうなのを我慢してるのかな?我慢しちゃダメだよエドガー?私のおまんこにびゅーっ♥びゅーっ♥って思いっきり射精していいのにっ♥」
「だって・・・フィーネをもっと気持ちよくさせてあげたくて・・・ヤバっ・・・でちゃう・・・くぅっ・・・♥で・・・でるぅっ♥」
「いいよエドガー・・・♥いっぱい我慢してくれたご褒美・・・♥私のおまんこの中にいっぱい出していいよっ・・・♥びゅーっ♥びゅーっ♥って・・・私の中にっ♥」

フィーネの甘えるような射精許可。男心をくすぐられたエドガーも我慢がほぐされてしまい、腹の底から噴き上げる脈動に身を任せてしまう。甘い甘い噴火の予感が脊髄を駆け上る、我慢に我慢を重ねたおちんちんが魔法のオナホールの中へと・・・大好きな女の子の腟内へと射精し始めてしまう。

びゅぷっ♥びゅるるるっ♥びゅくっ♥びゅくくっ♥びゅーーーっ♥

エドガーが思い切り射精を始めたその瞬間、フィーネのおまんこがまたもや様変わりを見せる。膣内全体が淫らに蠢き、締め付けては緩みを繰り返し始めたのだ。それはまるで肉棒全体をぐにゅぐにゅと揉み立てられているような感触であり、射精中のペニスにとって余りにも狂おしい刺激となってエドガーへと襲い掛かる。

「くぁっ・・・♥はぅぅっっ♥あぁっ・・・♥し・・・絞られるっ・・・♥あぁ・・・フィーネぇぇ・・・♥」
「あぁぁっっでてるっ・・・♥お腹が・・・エドガーの精液が私のお腹にっ・・・♥熱いっ・・・♥熱いよぉ・・・♥あぁ・・・エドガー・・・♥」

オナホールの最奥にぴったりと捕えられたまま、いまだに景気よくびゅーびゅー精液を吐き出し続け、上下左右に脈打ち暴れ続けるおちんちんを抜けないように二人でしっかりと抑える。大好きな伴侶とのセックスで同時にオルガズムへと至り、エドガーは膣内射精しているという雄の本能的な悦楽に、フィーネは膣内射精してもらえているというその至福の熱さを味わう。

まさしくセックスだけでしか得ることが出来ない幸せの極致にエドガーとフィーネは溺れてゆく。凄まじい放出感、たった一度の射精なのにまるで全てを出し切ったかのような快楽だった。そう・・・それくらい気持ちがよかったのだ。

「はぁ・・・♥はぁ・・・き・・・気持ちよかった・・・♥」
「わ・・・私も・・・すっごく気持ちよかった・・・♥ありがとうエドガー・・・あんなに気持ちよくしてもらえるなんて・・・♥」
「当然さ・・・今までは僕だけこんなにも気持ちが良い思いをさせてもらえてたんだ・・・ちょっとでもお返しできたのなら良かったよ」

いわゆるピロートーク、甘い空気が部屋を包みこんで・・・お互いに微笑みながら愛を語らう時間・・・も長くは続かない。だってまだまだ・・・お互いに満足しきれていないと確信できるから。

「ねぇエドガー・・・また・・・おちんちん洗いなおしてもいいよね♥」

妖艶な笑みを浮かべ、僕へと抱き着いている愛しき伴侶たるフィーネのそのお誘いは、首を縦に振るよりも早くおちんちんがビクンと震えることで公定の意を返した。

「もちろんさ・・・僕のおちんちん・・・これからも何度でも洗いなおしてくれる?」
「夫のおちんちんをキレイに保つのは妻である私の使命です♥これからは何度だって・・・おちんちんを洗いなおしてあげるんだから♥」

抜かずの二度目、お互いの手が息を合わせながら再びオナホールを上下に動かし始める。いつの間にかお互いの唇までも重ね合わせながらの“おちんちん洗い”・・・いや、“僕らのセックス”は身も心も通じ合わせながら夜が更けるまで続いてゆくのだった。
24/12/27 18:23更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
魔法のオナホールというネタが既に世の中にはありますが、大抵思い通じ合った後はそのまま生身のセックスに移行しがちなので、今回は思い通じ合った後も二人は魔法のオナホールを使い続けるというネタに落ち着きました

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