連載小説
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魔法のオナホール/変わるもの、変わらぬ想い
―――――人生の行く末を決める分かれ道はいつも突然訪れる。分かれ道は選択肢、二つを同時に選ぶことなどできはせず、選択するということは別な何かを選ばないということ。

―――――僕にとってのその選択は・・・フィーネを選ぶか、主神様を選ぶかの2択であり・・・謙遜な神の僕であるのならば迷うことのない選択のはずだった。

―――――――

僕は第8主神教会の司祭たるエドガー・フラテリー、17歳の男の子だ。

隣で僕と身を寄せ合うように抱き締めあっているのは同じ教会の司祭であるフィーネ・グレイス、17歳の女の子だ。

今日僕らは出張祈願のため第8主神教会を離れ、馬車で走ること5時間程の遠く離れた山間の町まで向かう途中であるという訳だ。

祈願日の予定は明後日なのだけど、明日からかなり雪が降るとの予報を受けて前入りすることになったのだ。

時の流れは早いもので、フィーネが第8主神教会に来てから既に1年の時が過ぎていた。フィーネのお陰で勉強する時間を確保出来た僕らは弱冠17歳ながら1人前の司祭として認められたのだ。

それはとても誇らしい事で、フィーネと2人でささやかなお祝いをしたのもいい思い出だ。

そして先輩たちは狭い教会の世界だけではなく広い世界を見る機会を設けてくれた。だから僕とフィーネは主に出張祈願のために第8主神教会を離れることが増えた。

ガタゴトと揺れる馬車の座席の上で、乗客は僕ら2人だけ。

山間の道だからか気温が低く、お互いに防寒着は着ていてもフィーネは寒そうに身を縮めており、見かねた僕がせめて少しでも暖かくなればと抱き合うことを提案したのだけど。

「えへへ・・・エドガーって温かいね・・・」
「どういたしましてフィーネ、最初はヒンヤリしてたけどだいぶ温まってきたね・・・」

そう返しながらも僕は他所を向いている。僕から提案したことながら彼女の温もりと柔らかさ、鼻に抜ける彼女の香りが胸を高鳴らせて・・・照れくさくてフィーネの方を伺い見れないから。

「ホント助かったよエドガー!寒くて仕方なかったもん・・・だから今夜のご褒美・・・いっぱいサービスしてあげるからね♥」

相変わらず甘ったるく脳髄に響く声で耳元をくすぐられるように告げられた「ご褒美」・・・その一言で情けなくもおちんちんがビクンと反応してしまう。

「あっ♥もうエドガーったら・・・私だって待ちきれないんだから宿に着くまでの辛抱だからね♥」

おちんちんの反応を悟られてしまったがフィーネはむしろ嬉しそうに微笑みかけてくれた。

それもそのはず、この出立に向けた準備がいろいろ難航したり、特別修練室の予約と自身の仕事の合間が全然合わない程に忙し過ぎたのもあったりして・・・実は最近3日ほどフィーネにおちんちんを洗ってもらっていない。

・・・有り体に言って僕とフィーネは欲求不満状態だったのだ。

ちなみにおさらいするが「ご褒美」とは「ピンク色の柔筒でおちんちんをキレイになるまで洗って貰う」ことだ。ピンク色の柔筒でおちんちんを洗うと物凄く気持ちが良くて、何時も僕はおちんちんを洗い終わる前に・・・必死に頑張ってはいるのだけれど、我慢出来ずに射精してしまう。

よってその度におちんちんが汚れてしまうから・・・もう1回洗い直す事になる。特別修練室でのおちんちん洗いは1時間という制限があるものの、今回のような出先でのおちんちん洗いは制限時間は無制限・・・だからこそ僕はこの筒に対して欲望に溺れすぎてしまわないように自戒の意味を込めて回数制限を設けることにしたのだ。

具体的に言えば・・・善業をこなせば、その回数に応じてフィーネにおちんちんを洗って貰えるというもの。しかしその取り決めも段々と意味をなさなくなりつつあった・・・ちょっとした事、何気ない仕事の成果ですらフィーネはご褒美カウントをするようになったのだ。

結局甘々なご褒美カウントは僕が満足できるだけの回数を超えるだけの数を毎度のごとく付与されており、それ以上の枷をかけることが僕はできずに・・・日々満足いくまでしっかりとおちんちんを洗ってもらっていた・・・しかも今日は3日ぶりのおちんちん洗い、お互いが期待に胸を高鳴らせてしまうのも無理はなかった。

おちんちんを洗うのは合法・・・射精してしまうのはあくまでも偶然。だから僕がおちんちんを洗われる度に射精してしまっているのは2人だけの秘密。

「むやみに子種を漏らしてはならない」という教えはもう2人にとって何ら関係の無い話であり、もう数え切れないほどに秘密は加算し続けた僕らはお互いにもう何でこの事を秘密にしていたのかを忘れつつあった。

「あっ!エドガー!雪がチラついてるよ!寒いわけだよね!」
「ホントだ!・・・早く町で温まりたいねぇ」

雪が綺麗と笑う君の横顔に通算数え切れない一目惚れをして、でも寒いねとギュって抱きついてくるのを抱き締め返してまた一目惚れの回数が加算される。

また・・・フィーネと想いを通じ合わせたいという燃え滾る熱のような感情が腹の底から沸き起こる。それは叶わぬ願いだと分かってはいながら・・・捨てられぬ想いとなって僕の心をじくじくと苛み続けている。

―――――主神の忠実なる僕よ、心の一片たりとも余すことなく主神に捧げよ

まどろっこしい言い方ではあるものの、要は聖職者たちの恋愛禁止の教えだ。だから僕はフィーネにこの恋心を伝えることが出来ない。

聖職者を辞せばいいという考えもあるが、それは無理だろう。そりゃあ「本人の責によらぬやむを得ない事情で」聖職者を辞することになった人は知っている。

そもそも僕ら聖職者がその職務を辞したいとき・・・主神教団の本部にて主神に対し「どういった事情で」聖職者を辞したいと告白せねばならないのだ。

嘘をつけないという特別な魔法が掛けられた部屋で行われるその告白は・・・「フィーネと結ばれたいから」なんて理由を口にした瞬間・・・待っているのは僕だけじゃなくフィーネ自身も含めた身の破滅だというのは火を見るよりも明らかだったから。

ご褒美欲しさや寒さから来る色んな意味での早く着かないかなぁという自然と重なる同じ想いの元、僕とフィーネはまるで恋人のように身を寄せ抱きしめ合いながら馬車に揺られるのだった。

馬車が隣町へたどり着いたのは夕日が沈みきる少し前だった。身体中バキバキに固くなってしまったのを思い切り伸びをして解し、ひとまず宿へと向かう。確か宿は予めフィーネに2部屋分取ってもらっていたはずなのだが・・・

何と宿屋の主人から完全にウチの都合で申し訳ないが、予約していた1部屋を譲って貰えないだろうかと打診されたのだ。

代わりに部屋のグレードは高くなるから・・・そう頼み込まれては僕らとしても頷く他なくて。

パチパチと音を立てて燃える暖炉のある広い部屋は温かく、とても快適で文句のつけ所のない素晴らしい部屋、むしろ幸運だったと2人で喜び合う。

「わーい!ベッドもフカフカだよエドガー!」

真っ先にスカートのままでベッドにダイブして楽しそうにはしゃぐフィーネ。当然・・・スカートはあられもなくめくれ上がってしまうから・・・薄桃色の下着が柔らかそうなお尻をむっちりと包み込んで扇情的な誘惑を僕に放っていた。

フィーネは・・・僕に対してだけこういう無防備な姿を見せてくれる。スカートのままではしゃぎ、下着が見えてしまうことも数しれずなのだ・・・ついつい見とれてしまいそうなスケベ心を必死に押し殺してフィーネに注意を促す。

「フィーネ・・・スカート、気をつけないと・・・」
「わわっ・・・えへへっ♥はしゃぎ過ぎちゃった♥」

慌てて起き上がり、恥ずかしそうにはにかむフィーネにまた一目惚れを加算しながら重たい荷物をひとまず部屋の隅に置いた。

「こほん・・・さてエドガー!お茶を煎れていただけますか?」

そのお願いは即時に了承。急須へと予め用意されていた茶葉とお湯を注ぎ・・・頃合いを見てカップへ注いで渡す。

「ふふふ、ありがとうエドガー・・・ご褒美1回追加だね♥」

案の定、この程度の事で「ご褒美」が貰える・・・やった!と心が弾んでしまうのを誤魔化すようにお茶をすするが・・・ズボンの中では再び情けなくおちんちんがひくひく震えてしまっていた。

「うーん・・・どうしようかなぁ・・・せっかくだから今日はいっぱいおちんちん洗ってあげたいけど・・・ご褒美をあげられるような何か・・・」

確かに僕も今日は思う存分洗ってもらいたいのは山々ながら、そんな無理やりご褒美を捻出しなくても・・・その言葉はどうにか飲み込んたところでフィーネが何やら名案を閃いたようだ。

「エドガー!いいこと思いついたよ!早速ご褒美の時間にしよう!」
「うっ・・・わかった、お願いするよフィーネ」

おずおずと自らズボンと下着を下ろす。期待に震えるおちんちんが力強く反り返り、ヒクヒクと震えてしまっていて恥ずかしい。

「わっ!もうおっきくなってる!」
「うぅ・・・3日ぶりだし・・・」
「えへへ・・・そうだったね・・・じゃあ私も恥ずかしい思いをしてエドガーとおあいこになるね・・・」

恥ずかしそうに頬を染めながらフィーネが自らのスカートをおへその辺りまでたくしあげる。

先程はお尻側、今度見えるのは前側・・・薄桃色の下着がふっくらと盛り上がる股間に形作られて淫靡な皺を寄せ・・・目線が力強く引き寄せられる。

「えへへ・・・♥えへへへ・・・♥恥ずかしいっ・・・♥」
「あぁ・・・フィーネぇ・・・♥」

最近見かけるようになったレパートリーの一つである薄桃色の下着もさることながら・・・健気にも恥ずかしさを堪えるフィーネの顔付きもまた男心をくすぐられてしまう。

「えへへ・・・♥三日ぶりだからかな・・・私もなんだか恥ずかしさが凄いや・・・♥」
「あぁ・・・あぁぁぁ・・・フィーネぇ・・・♥」
「あの・・・もういいかなエドガー・・・♥恥ずかしいっ・・・♥」
「も・・・もうちょっとだけ・・・♥もうちょっとだけ・・・♥」

恥ずかしさをこらえるフィーネの気持ちも知らず、3日ぶりのフィーネの下着見せサービスはエドガーによる浅ましい延長を何度も繰り返された。

「もうダメっ・・・♥恥ずかしいの我慢するの限界っ・・・♥早くおちんちん洗いにしようよ♥」
「あっっ♥ごっごめんフィーネ、そうしよう・・・おちんちん洗いに・・・♥」

促されるがままベッドサイドに腰掛ける。先に腰掛けた僕の横にフィーネが座り、ピンク色の柔筒へとたっぷりとソープを注ぐ。そして準備ができたと見せつけるかのように軽く揉みこんで見せ、僕は期待のあまりに溜息をついてしまった。

「ふふふ、今日は確か累計2回のご褒美だったはずだけど・・・私の機嫌がいいので大サービス♥3倍にして6回おちんちんを洗ってあげるね♥」
「あっっ♥そんなっ・・・♥6回もなんてっっ♥」

普段から3回はフィーネに搾り取られている僕だが・・・3日分溜まっているから・・・あのピンク色の柔筒の感触ならば6回も射精してしまえそうな予感がしてしまう。

「えへへ・・・いいアイディアでしょう♥エドガーにギュって温めて貰ったのほんとに嬉しかったんだから♥じゃあ早速・・・」

―――――今日は6回♥おちんちんがキレイになるまで洗ってあげるね♥

3日分の精液が溜まっている上に、フィーネの下着をたっぷりと見せてもらったから・・・いつも以上に元気いっぱい、鉄のように硬くカチカチで反り返ったおちんちん・・・そこへピンク色の柔筒が被せられていき・・・

にゅぷっ♥にゅぷぷぷっ♥にゅるるっ♥

「はっ・・・はぅぅっ♥かはっっっ・・・♥」
「えへへ・・・3日ぶりのご褒美♥いっぱい楽しんで欲しいな♥」

3日ぶりの・・・今朝からずっと待ちわびていた感触がエドガーの脳天を貫いた。

相変わらずおちんちん程の太さが通るには狭っ苦しい曲がりくねった道中、おちんちんを擦りたてるヒダヒダの連続でエドガーのおちんちんが歓喜に震える。

にゅるるっ♥こりゅんっ♥こりっ♥こりこりっ♥

「あぐぐっ・・・♥あっ・・・♥あぅぅっ♥」
「いつもの事だけど、おちんちん洗われるのがそんなにも気持ちが良いのなら私も1度くらい味わって見たいかも?」

中程から先、一変してツブツブの花園が亀頭に纏わりつくようにコリコリと刺激して、カチカチのおちんちんを蕩けさせる心地良さに酔いしれる。

こにゅっ♥もにゅっ♥ぐちゅっ♥ぐにゅっ♥

「ふぁぁぁぁっっ♥それっきついっ♥それだめぇっっ♥」
「我慢しなきゃダメだよエドガー♥3日も洗えなかったんだから、しっかり揉み洗いしておちんちんキレイにしないと♥」

ただでさえ敏感な先っぽ付近を筒越しに揉み込むような洗い方をされて情けなく悲鳴をあげさせられてしまう。過剰なほどの快楽を脳みそが処理しきれずに腰を浮かせて情けなくビクンビクンと逃げ惑うように動いてしまうもフィーネは上手に筒を動かして引き抜けないように操る。

「ひっっ♥そこのザラザラでおちんちんが・・・そこばっかり♥擦るのだめぇっ♥」
「そこ・・・では分からないよエドガー♥何処を擦られるとダメなのかな♥」
「か・・・カリ首ばっかり入口で擦らないでぇっっ♥もっ・・・もう我慢出来なくなるからぁっ♥」
「えへへ・・・我慢しなくても良いんだよエドガー・・・今日は6回もおちんちん洗い直してあげるんだから♥」

曲がりくねるザラついた入口付近でねちっこく何度も擦り洗い、カリ首から先が蕩けてしまいそうな甘い快楽と急速に高まる射精感が腹の底から吹き上げてくる・・・フィーネはそれを見逃さず、トドメを刺すべく、僕が一番反応が良かった洗い方をし始めた。

「洗い方の仕上げは奥まで突き入れてから先っぽを揉み揉みだったね♥それそれっ♥揉み洗い攻撃っ♥」
「ひっっ♥あっっぐっ・・・ふぐっ・・・もう・・・ダメっ・・・♥フィーネっ♥フィーネえぇ♥」

びゅくっ♥びゅるるっ♥びゅーっっ♥びゅーっっ♥

1度目は暴発気味な射精・・・精巣が縮みこみ、収縮する甘い疼きが下半身を支配する。ポンプのように脈打ち続けるおちんちんからびゅーびゅー白濁が溢れ出て、エドガーの脳内を快楽1色に塗り変えてゆく。3日ぶりの射精は・・・脈動が終わってなお長続きする至福の放出感をもってエドガーを魅了しつづけていた。

「ふふふ、射精しちゃったね・・・♥エドガーったらまだおちんちんキレイになってないのに我慢できなかったね♥」
「あっ・・・あぅぅ・・・♥き・・・気持ちよかったぁ・・・♥」
「仕方ないから、このままおちんちん洗い継続です♥あと5回っ♥おちんちんキレイになるまで頑張ろっ♥」
「あぁ・・・♥二回目は優しく・・・お願いねフィーネぇ・・・♥」
「えへへ・・・分かってるよ♥それじゃあ・・・ゆっくりと・・・二回目のおちんちん洗いっ♥」

にゅっぷ♥にゅっぷ♥にゅぷぷっ♥にゅるにゅるっ♥

「はぁっ♥はぅぅぅ・・・♥」
「えへへ・・・エドガーが気持ちよさそうだと私まで嬉しくなっちゃうのなんでだろうね♥」

射精直後の敏感な時にも関わらず遠慮なしに再開されるおちんちん洗い。正直キツいけれど苦しさの中に同じくらいの凄まじい快楽が脳髄にガツンと届く。

そんな僕は堪らずベッドへと倒れ込み、シーツを握しりめて腰を浮かせて身悶えし続けることしか出来ない。

にゅる♥にゅるるっ♥にゅぷっ♥ぱちゅんっ♥にゅっぷんっ♥ぱちゅんっ♥

「あぁぁ・・・♥フィーネぇぇ・・・♥」
「ご褒美嬉しいねエドガー♥・・・とってもおちんちんが気持ちいいのかな?」
「きっ・・・気持ちよすぎて・・・あぁぁ・・・フィーネぇぇぇ♥」
「ふふふ♥気持ち良すぎて蕩けちゃってるエドガーを見ると何故だか私の胸がポカポカ温かくなるんだ・・・何なんだろうねこの気持ち・・・とても嬉しくて・・・気持ちがいいの♥」

慈愛の表情を浮かべながら柔筒を動かすフィーネに問い掛けられるも僕はもうまともに受け答えが出来る状態になかった。

にゅるるっ♥にゅぷんっ♥にゅっぷにゅっぷ♥にゅるっ♥にゅっぷにゅっぷ♥にゅっぷん♥

「ふぁぁ・・・♥あっ・・・♥あぁぁ・・・また・・・出ちゃうっ♥」
「あっ♥2回目だねエドガー♥良いよ♥いっぱいおちんちん汚しても♥まだあと4回洗ってあげるんだから♥」

甘い声による射精許可、心の奥底に響く音質が心地よく僕の我慢を優しく解きほぐし、おちんちんが幸せに満ち満ちて・・・

びゅるるっ♥びゅるるるるるるっ♥びゅーっ♥びゅーーーーっ♥

「わぁっ♥凄い勢い・・・♥あふれちゃいそうだねぇ・・・♥」

2回目の射精は甘々射精許可によるおもらし・・・身体中を突き抜ける甘い快楽にエドガーは恍惚としてふにゃふにゃに脱力してしまう。

「わわっ♥ほんとに筒からこぼれちゃうっ!エドガーったら何時もなら3回分位は溢れないはずなのに今日は・・・♥いっぱい出したんだ・・・♥ねぇ・・・♥」

にゅるりと引き抜かれたピンク色の柔筒はフィーネの言う通りその入口付近まで白濁が溢れかえってきている・・・3日も洗えないとこうなるのかとしみじみと思う。しかしフィーネの様子がなんだかおかしいように感じる。溢れそうな白濁を見つめたフィーネの目が段々と虚ろになっていき、筒をしげしげと見つめ・・・そのまま筒にしゃぶり着いてしまいそうな程に顔を近づけてしまっていたのだ。

「フィーネ・・・?どうかしたの?」
「なんだかいつもよりも濃ゆくて・・・匂いが強くて・・・これ・・・とっても美味しそうだなって♥」
「・・・へ?そりゃ3日も出せてなかったし・・・」
「・・・いただきます♥」

フィーネは筒を逆さに傾け・・・重力に引かれて垂れ落ちる精液を口の中へ受け止め始めたのだ。普段は律儀にしっかりとコップに注いでから飲もうとするフィーネらしからぬ行為だった。

「あ・・・そのまま飲んじゃったんだフィーネ・・・」
「んぐぐっ・・・濃ゆい・・・♥・・・とっても美味しい♥エドガーの精液美味しいよぉ・・・♥」

筒を揉みこむようにして最後の一滴まで絞り出し、しっかりと飲み干したフィーネ。その顔つきはとても淫らで・・・いつもの花開くような笑顔のフィーネとは思えぬほどに妖艶な顔つきをしていた。

「もっと・・・欲しいな♥」
「フィーネ・・・?あの・・・ちょっと・・・」
「・・・隙ありっ♥」
「わっ?!」

思わず見とれてしまったエドガーはフィーネによってベッドへと押し倒される。そんなフィーネは何だかお酒に酔っ払った父さんや母さんの顔付きを思い起こさせた。

「えへ・・・えへへ・・・エドガー♥大好きっ♥だーいすきっ♥」
「ふえっっっ?!?!」

たまげるどころの騒ぎではなかった。絶賛片想いだと胸に秘めた恋心、それがまさかの両想いだと告げられたようなものだったから。

「ねぇエドガー♥えっちしよ♥大好きなエドガーとえっち出来たらとっても幸せだと思わない?」
「ちょっ待ってフィーネ?!それは・・・それは禁忌行為だよ!?」
「言わなきゃバレないし、証拠もしっかり処理したら平気だよ♥」
「だからって・・・そんな・・・」
「えっちしよ♥これも2人の秘密にすれば良いんだよ♥」

目を爛々に輝かせ、捕食者のように僕の上へとのしかかるフィーネ。くちゅりとおちんちんの先が温かくぬめ着く何かに押し当てられて・・・

にゅる♥にゅぷぷっ♥・・・ぱちゅんっ♥

「あっっ♥エドガーのおちんちんっ♥入ってきたぁっ♥」
「ふぁぁぁっ♥なに・・・これぇっ♥」

温かくて気持ちが良い何かにおちんちんが包み込まれてしまった。でもこの感触を僕は・・・何故だか知っているようだった。そしてその答えはフィーネが腰を持ち上げては下ろし、淫らなダンスを踊り始めた時確信のものへと変わる。

だってこの感触は・・・この感触を僕は何度も味わったことがあるから。

「あっ♥これっ♥あの筒のっ♥あぁ・・・フィーネっ♥フィーネぇぇっ♥」
「エドガーっ♥エドガーっっ♥気持ち良いよぉ♥私のおまんこ・・・エドガーのおちんちんで喜んでるっ♥」

フィーネのおまんこの感触はピンク色の柔筒の感触そのままだったのだと悟る。しかし決定的な違いがある・・・当然こちらの肉窟はフィーネの体温で温かく・・・ぎゅうぎゅう締め付けられる強さがこちらの方が上で・・・気持ち良すぎて・・・幸せいっぱいで・・・僕はあっという間に・・・限界の予感に打ち震えてしまう。

「あうっ・・・フィーネ・・・ダメ・・・ぬ・・・抜いて・・・もう・・・我慢できないからっ♥」
「なんでっ♥このままっ♥びゅーびゅー私のナカに出していいのにっ♥」
「そんなっ♥ダメ・・・ダメだよフィーネ・・・♥あぁ・・・もう・・・でるっ・・・♥」

フィーネのおまんこの感触は・・・ろくに抗うことも、我慢すらできなかったと言える。あっという間に蕩け切ったおちんちんは射精の脈動をはじめ、腹の底から熱い白濁が勢いよく噴き出してきてしまう。

びゅくっ♥びゅーっ♥びゅるるるるるっ♥びゅーーーっ♥

「あっ♥エドガーが射精っ♥熱いっ♥お腹がっ♥エドガーっっ♥あぁ・・・エドガーっっ♥」
「あっ・・・♥ひあっ・・・♥フィーネっっ♥フィーネぇぇっ・・・♥」

お互いが無意識に力強く抱きしめ合い、身体中が幸福感に満たされる。大好きな女の子の温もりを、匂いを、柔らかさを全身で余すことなく感じながら射精する至福に酔いしれる。

3度目の射精は大好きな女の子のおまんこの中への暴発射精・・・しかしてフィーネもバッチリ同時に絶頂へと至り、初めてのセックスは大成功・・・と諸手を挙げてエドガーは喜べなかった。

「あっっ・・・出しちゃった・・・フィーネの・・・おまんこの中に・・・」
「うん・・・エドガーの精液いっぱい・・・出されちゃった♥」
「あっ・・・しっ、幸せにしてみせるからぁ!僕と結婚してください!!」

フィーネに押し倒され、あまつさえ騎乗位でラブラブ中出しをしてしまった直後・・・女の子の膣内に射精してしまったのだから責任を取らねばならない!そう混乱するエドガーは責任を取って幸せにして見せるとのたまってしまう。

あまりにも情けのないプロポーズながら、その一言がフィーネに残っていた最後の人間の部分を魔が塗りかえる最後の一助となってしまった。

「はいっ♥喜んでっ♥私がエドガーのお嫁さんになるっっ♥」

そう言った瞬間、温かな黒い光がフィーネと傍に転がっているピンク色の柔筒をすっぽりと包み込んだ。何が何だか分からないまま、オロオロと光に包まれた彼女に何度も問いかける。

そして光が収まった時、目の前に現れたのは・・・

「フィー・・・ネ?」
「えへへ・・・ごめんねエドガー・・・私・・・人間じゃなくて・・・ダークプリーストになっちゃったみたい」

見た目に大きな変化はなかった。でも先程までとは全然気配が違う。フィーネはフィーネのままだけど、人間では無い・・・そう確信できる変化が僕にも分かってしまったから。

「そんな・・・じゃあ・・・」
「うん、私は主神様の教えに反する存在・・・忌むべき魔物娘の1人・・・だね」

先程まであんなに嬉しそうだったフィーネは悲しみに包まれていた。ひとまず冷静さを取り戻したからわかってしまったのだろう。僕に禁忌行為をさせてしまったこともあるだろうが1番大きいのは・・・フィーネは僕らが使える主神様に対する明確な敵になってしまったと気が付いてしまったから。

魔物娘を見つけたら速やかに教団お抱えの衛兵達へと報告ないし引き渡すこと。それが主神様に仕える僕の本来成すべきことだから。

―――――大好きなフィーネを・・・引き渡す・・・?ありえない選択肢だ
―――――僕は偉大なる主神様に仕える聖職者だ、なにをまよ・・・うるさい!!!

ずるりとおまんこの中からおちんちんが引き抜かれ、僕から身を離してゆくフィーネ。

―――――嫌だ
―――――早く目の前の魔を拒絶せ黙れ!!!!

「今ならまだ私を憲兵に突き出せばいい、エドガーはまだ・・・みんなの所に帰れるから」

―――――嫌だ
―――――大好きなフィーネを選ばない理由などあるわけがないだろう!!!!!

「貴方は立派な聖職者になれるよエドガー・・・だから私とはここでお別れしよう・・・?」
「嫌だ!」
「エドガー・・・?!」
「嫌だ!!!」

気が付けばフィーネを抱き締めていた。力強く、離さないように。何処かへ遠くへと行ってしまわないように。

当然フィーネはもがき、離れようとする。でも逃がさない・・・そんな悲しいことなんてさせやしない。

「こんな秘密なんて隠し通せばいいんだ!」
「そんな・・・エドガー!?わかってるでしょう!?私の為にそんな事しなくても!」
「僕はフィーネとお別れする方が嫌だ!ずっとずっと・・・嫌だ!」
「私だって嫌だよ!エドガーとお別れなんて・・・したくない!ずっとずっと・・・一緒にいたい!」
「だったら2人で協力し合おう?今まで通り、表面上は真面目な修道士と修道女になるんだよ!」

自分が何を口走っているのか、冷静になってみれば簡単に気がつく程のこと。僕は今・・・思い切り、全身全霊を持って、自分から主神様を裏切る行為を提案しているのだから。

「そんな・・・でも私・・・エドガー・・・良いの?私・・・多分昼間も堂々と貴方を誘惑しちゃう・・・えっちな事もして欲しくなっちゃうよ?」
「方法を考えるさ・・・仲良しの2人にみせかけるなりすれば・・・何とでもなるはずさ!」

観念したようにくたりと、フィーネが僕にもたれ掛かるように脱力した。

「エドガーは凄いね・・・私の為に・・・」
「凄くなんかない・・・フィーネが・・・僕だってフィーネが大好きなんだ、だからお別れなんて悲しいことを言わないでおくれよ」
「うん・・・わかった、もう二度と言わない・・・ずっと・・・ずっと一緒に仲良く・・・ずっと一緒に・・・♥」

―――――私、エドガー・フラテリーはフィーネ・グレイスを妻として、病める時も健やかなる時も愛し、死がふたりを分かつまで愛し続けることを誓います。

ハッとした顔でフィーネがこちらを見つめ返す。教会ですらない宿屋の一室、下半身丸出しな上にセックスの残滓が残る中での誓いの言葉・・・それでもそう誓わずにはいられなかったのだ。

―――――私、フィーネ・グレイスは、エドガー・フラテリーを夫として、病める時も健やかなる時も愛し、死がふたりを分かつまで愛し続けることを誓います。

フィーネが涙ぐみながら誓う。

そして僕らは、誓いのキス交わし・・・夫婦となった。

しかしこの事は他の皆どころか偉大なる主神にすら秘密にすると決意をした・・・表面上の僕らは同い年で仲良く頑張る謙遜で真面目な神の使徒なのだから。

窓の外に雪が降りしきる中、2人の影がまた1つに交わり、朝を迎えるまでその影が離れ合うことは無い。

想い結ばれた相思相愛の若き2人はより深く絆を深め合うのだった。
24/12/15 22:32更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
書いている最中のこと、気が付けばエドガー君が男を見せつけてきたのでこうなりました。

キャラが勝手にしゃべりだすとはこのことなんだなってしみじみ思いました。

2人のデート編はまた別に書きます!

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