了解です団長、この仕事引き受けましょう
キャラバン隊の護衛の仕事を終えたカークスとリリィは息をつく間もなく新たな依頼を受け、その依頼先である山間の上にそびえるグラン・リンバス王国へと入国していた。と言ってもたどり着いたのは半日以上馬車に揺られた夕方過ぎ、入国審査も込みで言えばすっかり日も暮れた後の事だった。
「あぁ・・・流石に一日中馬車に揺られて身体もあちこちバキバキだし入国審査の列も長いし・・・流石にくたびれたなぁ・・・」
「ほんとお疲れ様カークス、今夜は私がマッサージしてあげるからもう少しだけ頑張ろ！宿に荷物を置いて、晩御飯食べなきゃ！」
街灯が闇を照らすグラン・リンバスの街並みは反魔物領を謳っている割には街行く魔物娘が数多く、連れ合いの伴侶と堂々と腕を組んで歩いており、路地の隅では熱烈な口づけまでしている者達までいる。
「ねぇカークス、ここってホントに反魔物領なのかな？」
「主神教会も堂々とあるのに・・・新魔物領に変わった直後ですと言われたほうがまだ納得できる感じだな」
道行く人々は魔と共存し、互いに支え合い、認め合い、そして愛し合っているようにしか見えないこの国でのカークスの仕事は「王国騎士団の特別顧問」というもの。着任予定は明日の昼になっている。
詳細は現地着任時に説明があるとしか聞かされてはいないものの一介の傭兵でしかないカークスに白羽の矢が立ったのにはそれなりの訳があった。
――――――――
時はさかのぼること数日前・・・ここは城塞都市フォートベルタ、カークスが所属している傭兵団の拠点となる都市で親魔物領である。
キャラバン隊の護衛任務を終えたカークスは所属する傭兵団の詰所へと報告の為に帰還していた。
「カークス・オルトランド、ただいま戻りました！」
「おう、ご苦労だったカークス・・・キナ臭い仕事を見事にやり遂げてくれたらしいな・・・とにかくご苦労さんだった」
相変わらず強面な団長は頬に残る剣の切り傷に威厳のある髭、隣に控えるのはキキーモラの秘書で団長の奥方だ。
「報告書は読ませてもらった。何度も言うが何やらキナ臭い仕事だったみてぇだな、ったく俺もヤキがまわったな・・・この件の裏まで見えてなかったみてぇだ」
「いえ、何とか無事に大きな被害もなく仕事は終えることが出来ました」
基本的に傭兵の仕事は襲撃など戦闘の発生した回数だけ上乗せ報酬が発生する。今回の仕事は結構な数の上乗せが見込めるから団長としては嬉しい知らせのはずなのだが、どうも苦い顔をしているのだ。
「団長、何かあったんですか？」
「あぁ、この1件はどうも終わりじゃない・・・お前を易々と離す気は無いらしい」
そう言って団長は1枚の書状をカークスへ手渡してきた。宛先はグラン・リンバス王国・・・件名はカークス・オルトランドへの王国騎士団への特別出向願いと書かれている。
グラン・リンバス王国と言えば先のキャラバン隊の最終目的地であり、カークス指名であることに加え、一介の傭兵が後ろ盾もなく王国騎士団への特別出向・・・偶然ではない上にあからさまな裏がある案件だ。
「どうも白騎士カークスとしての名は王国騎士団の耳元まで轟いてるらしい、こっちの実入りは多いくらいのイイ話ではあるんだが・・・」
団長が悩むのは王国騎士団への出向ということ自体は傭兵にとって栄えある栄転の1つであることなのだが・・・なんと書状の中に暗号が仕込まれていて、なんと王国の危機だからどうしてもこの依頼を受けて欲しいという王国騎士団の参謀直筆のものであった事だった。
「この参謀は俺の昔からの親友でな・・・危険は承知の上だが力になってやってくれないか？」
「了解です団長、この仕事引き受けましょう」
こうしてカークスは昔から世話になっている団長の頼みに対し、二つ返事で肯定の意を返したのだった。
――――――――
「カークス・オルトランドさんね、確かに３日分の代金を頂きました・・・カギはコレ・・・出かける際はこっちまで預けてから・・・」
カークスとリリィは手頃な宿を見つけ、首尾よく一人部屋を取ることができた。バキバキの身体を引きずるように部屋にたどり着くとフカフカそうなベッドがカークスを狂おしく魅了してくるが・・・
「もうちょっと！晩御飯食べなきゃ！」
「君がいなければベッドの誘惑に勝てなかったよ・・・ありがとうリリィ」
着替えの入ったカバンを置いて、傍にリリィをきれいに並べるように外し置く。その身で浴びる久しぶりの空気は思った以上に冷えるんだなという印象だった。早速荷物から防寒着を引っ張り出して身に纏う。
「ふう、さすが山間の国だな・・・夜は凄く冷える・・・奥方の言う通り温かい恰好を用意しておいてよかった・・・」
「私を身に着けている間は例え吹き荒れる吹雪の中でも燃え盛る業火の中でもへっちゃらなんだけどねえ・・・」
「まあ、任務中はおいそれと君を身に着ける訳にもいかないからなぁ・・・」
―――――任務中は・・・リビングアーマーのリリィちゃんだったか、おいそれとその力に頼らないほうがいいだろう。曲がりなりにも反魔物領、無敵の強さは良くも悪くも目立ちすぎるし・・・この件の裏がまだ読めねえからな・・・切り札は温存しておくべきだろう。
グラン・リンバスへ出立する荷造りをしている折、団長にそう釘を刺されたのだ。実際言う通りだとカークスは思うが・・・リリィと離れ離れになる事はお互いに好ましくない。
そんなリリィは驚くべき手段をもってこの問題を解決して見せたのだ。
「はい、カークス！・・・私に心の中でお話してみて？」
リリィが手渡してきたもの・・・それは純白のすべすべとした柔らかな布・・・今なお大切に扱っている魔法のパンティだった。それをカークスは折りたたんで上着の内ポケットへとしまい、指先で触れながら念じてみる・・・
―――――リリィ、リリィ・・・聞こえているか？
―――――感度良好！ばっちりだね！慣れてきたら触らなくてもお話しできるようになるよ！
リリィ自身の一部として認識されている魔法のパンティに備わる魔力のパスが通じている所へ伴侶の魂と繋ぎ込んで・・・とか理屈はよくわからなかったが、要はリリィとの限定遠隔会話である。
「これなら離れていてもお話しできるし、カークスの目で見たもの、耳で聞いたものもバッチリ私には伝わってくるよ！」
「あぁ、これなら大丈夫だ・・・それにしてもリリィが魔法に長けていて助かったよ」
「えっへん！攻撃に転用できるほどの魔法は使えないけど戦うのに便利な魔法はたくさんあるよ！」
えっへんと胸を張るリリィに軽く口づけしてから受付に鍵を預け、夜の城下町へと繰り出して夕飯の品定めを開始するカークス。城下町だけあって活気があり、どこもまだ店は開いていて選り取り見取り・・・そんなカークスが心を射止められた店はジパング地方で見かける文字でギュードンと読むらしい「牛丼屋」と書かれた看板の店だった。
ジパング地方でもないのにまさかこの国で再会できるとは・・・一人分にしてはたくさんの肉が盛られて、ハクマイと呼ばれる主食との相性が堪らない、ジパング地方での仕事の時に良く食べていたギュードンはカークスのすきっ腹を懐かしい思い出と共に狂おしく刺激した。
カウンターに案内されたカークスはギュードントクモリネギダクツユダクと詠唱する。これもまた懐かしいが忘れもしない呪文・・・その意味は分からないが先輩に教わったコレはギュードンをたらふく食いたいときの呪文だ。
―――――カークスはギュードンって食べたことあるんだ
―――――昔ジパング地方での仕事の時によくな・・・食うのは随分と久しぶりだよ。
さほど待つこともなくカークスの前に大きな丼が置かれる。この提供までの早さもカークスが好んでいる一因だった。久方ぶりにありつけた甘辛い肉とコメと呼ばれる主食を夢中でかっこむカークス、すきっ腹が満たされてゆく至福にしばしの無言と箸の音だけが響く。
あっという間に平らげた後、食後の感謝の言葉を述べたカークスは店を後にする。
冷える夜の道を宿へと戻り、部屋のシャワーで・・・お背中流しましょうかと誘惑するリリィをやんわりと断ってから一日の汚れをさっと流す・・・リリィと一緒に混浴なんてしたら絶対最後まで行ってしまうからだ。この寒い夜にそんなことをして風邪でもひきたくは無かった。
水気をふき取ったカークスはようやく念願のベッドの上に飛び込むことを許された。身体は疲労を訴えかけているがそれを上回るどろりとした欲望がカークスの腹の底から沸き起こる。
「はーい！今日も一日お疲れ様でした！さっそくマッサージ♥お楽しみの時間っ♥・・・眠い？カークス？」
「いや・・・こっちの方が寝かせてくれそうにない」
仰向けに寝がえりを打つカークスの股間は既に雄々しくそそり立っていた。
それを見ながら淫らな笑みを浮かべて隣へしなだれかかるように寝転ぶリリィ、触れ合う熱が、口付けがカークスの欲望を力強く炊きつける。
甘いとすら感じられるリリィとのキスに酔いしれながら、カークスの両の手がリリィのロリ爆乳へと伸ばされる。
もにゅぅ・・・とした音が出そうなほど柔らかくて指先が蕩けそうな至福の感触にカークスは甘い溜息を、リリィは甘い喘ぎ声が重なり合う。
「あぁんっ♥やんっ♥んぁんっ♥・・・カークスったら私のおっぱいをマッサージをしてる場合じゃないでしょう？まずはあなたをマッサージしないと♥」
「そうだったな・・・よろしく頼むよ」
肉棒を上手いこと体重がのらないようにうつ伏せになると、リリィがカークスの凝り固まった背中から腕にかけてを想像以上に力強くグイグイと押し込んでくれる。ふくらはぎもさることながら馬車の硬い座席に長時間座っていたからなのか尻の肉を揉みほぐされるのは格別だった。
「リリィ・・・君はマッサージの才能もあったんだな・・・正直・・・想像以上に・・・気持ちが良いよ・・・」
「褒めてもエッチなご奉仕がより熱烈なものになるだけですよ〜ってね・・・はい、仰向けになってねカークス」
ごろりと仰向けになるカークス、必然的に力強く反り返った肉棒が力強く山となる様を見せつけられたリリィはうっとりとした表情で見惚れている。
それでも気を取り直したように太ももの全面から足の裏までを指圧し終わったら・・・いよいよお楽しみの時なのだとカークスは生唾を飲み下した。
「んふふ〜お客様ったらとっても硬く凝り固まってる場所・・・残ってますねぇ♥」
「そうなんだ、こいつのコリはほとほと持て余していてな・・・」
「それではここも・・・マッサージいたしますね♥」
ウキウキと嬉しそうに笑顔を浮かべながらリリィがカークスの下履きを引き下ろす、ヒヤリと冷えた空気に当てられた熱い肉棒もこのままでは冷めてしまうから・・・彼女はカークスの左胸を撫で擦りながらスルリと内ポケットへと手を差しこんで折りたたまれた純白の下着を抜き取った。
勿論それはリリィが覚醒する助けとなった魔法のパンティである。
以前はカークス自身の手で自慰行為に使われてきたそれを・・・今はリリィの手によって力強く天を仰ぎ、快楽を今か今かと待ち望みヒクつくカークスの肉棒へと自らの体温で温められた純白のパンティが被せられた。
「じゃあ・・・いよいよお楽しみの時間！カークスの大好きなおぱんつ越しにマッサージ♥さっそくしちゃうね・・・♥」
潤滑油無しでも全く痛くない。極上のシルクにも勝るその滑らかな布越しにリリィの指先がまとわりき、シコシコと肉棒を扱きたて始める。
「おっ・・・うあっっ・・・うぁぁぁぁっ・・・」
何度味わっても・・・言葉に出来ない程気持ち良い。
自らの手では無く、柔らかな女の指先でペニスの表面を心地良く摩擦される原初的な悦楽にどっぷりと溺れさせられる。
視覚でも男の劣情を擽る狂おしい程の快楽にカークスは思わず腰を突き上げ、ベッドシーツを握りしめ耐える事しか出来ない。
「んふふ〜しこしこ♥しこしこ♥このパンティでおちんちん包まれながらしこしこするの大好きだもんねカークス♥」
「ああ・・・この感触とリリィの手の平や指先の柔らかさが堪らなくて・・・うぁぁっっ・・・それ気持ちよすぎるっ」
この魔法のパンティは今も二人の間で大切に扱われ、カークスもリリィもこのパンティ越しの手コキは結構な頻度で行われていた。
強烈な快楽に耐えるカークスをリリィは甘い声色で興奮を焚きつけて、慈愛の表情を浮かべながら愛しい伴侶をひたすらに甘やかすような極上の淫摩擦を繰り返す。リリィと結ばれて尚、カークスはこの魔法のパンティの虜であり続けていた。
「しこしこ♥しこしこ♥お客様、力加減は扱く早さは如何でしょうか・・・なんて聞くまでもなさそうだけど♥」
「あぁ・・・最高だよリリィ・・・そう・・・そのくらいのペースでゆっくり楽しみたい・・・」
男が蕩けるカリ首の溝へパンティをまとわりつかせながら上下に優しく擦りたてる。何も言わずとも以心伝心、お楽しみを長く楽しめるようにとリリィが気を使って緩やかに、しかし確実に性感を高めるように肉棒を撫でさする。
「あぁ・・・リリィ・・・最高だ・・・気持ちよすぎる・・・」
「えへへ♥もっともっと気持ちよくなってねっ♥ほら！裏スジこちょこちょ攻撃♥」
「うぁぁぁぁっ・・・ぐっあっっリリィっあぁぁぁっ！！」
リリィがしっかりとパンティを絡ませたカークスの弱点たる裏スジを丹念に擦り始める。息が詰まるほどの快感、自分自身での自慰行為ではこれ程激しくは扱けない。リリィによるパンティ越しの手淫だからこそ味わえる格別な気持ち良さに、カークスは悲鳴をあげて腰をビクビクとヒクつかせる。
「しこしこ♥しこしこ♥裏スジもこちょこちょ♥こちょこちょ♥んふふ〜おちんぽぴくぴくしてきた♥もうそろそろだねカークス♥」
カリ首の溝に指で作った輪っかでクニクニと短いストロークで扱き、裏スジをもう片手の指先で捏ねるようにくすぐってくる。
一気に射精感が込み上げ、噴火の時が近い事を知らせるようにピクピクと肉棒が震え、溢れんばかりの先走りの涙がパンティへと吸い込まれてゆく。
「あぁぁっ・・・リリィ・・・もうっ・・・出そうだ・・・」
「了解！トドメに先端を包み込んで揉み揉み♥揉み揉み♥何時でも射精して良いからねカークス♥おちんぽ気持ち良くびゅるびゅるしちゃえ♥」
トドメは何時も甘美な亀頭の揉みほぐし・・・滑らかなパンティとリリィの柔らかな手の平、指先が織り成す最高の手淫を前に我慢を優しくほどかれたカークスは陰嚢の奥の甘い疼きに身を任せる。
なすがままの極楽に酔いしれながら、程なくして肉棒は歓喜の白濁を吐精し始めた。
純白のパンティに包まれた肉棒が幾度となく脈打ち、びゅるびゅると濃ゆく粘ついた精液が吐き出されてゆく。劣情の果てに蕩けた肉棒から背筋を駆けのぼる悦楽がカークスの脳髄までもを幸福感で満たし、溺れさせて行く。
「射精中のおちんちんは優しく揉み揉み♥揉み揉み♥」
「おっっっ・・・あっっぐっあぁぁっ・・・」
辛さを感じる1歩手前のアシスト。絶頂の更なる上へと押し上げられる最高の放出感を味わったカークスは全身をわななかせ、脳から溢れてしまいそうな幸福感に身悶えすることしか出来ない。
「えへへっ♥カークス・・・とっても気持ち良さそう♥」
「あぁぁぁっ・・・あーーっっ・・・」
自らの身体の事なのに何回射精の脈動が起きたのか数えきれず、どれだけの量を吐精したのかすらも検討が付かない程に前後不覚、しっかりと最後の一滴まで吐き出したおちんちんからパンティが取り去られるとソレは満足気にヒクヒクと震えていた。
「んふふ〜♥凄い・・・♥こんなにたっぷりと・・・♥」
パンティの股布の部位はカークスから搾り取った夥しい量の精液がねっとりとへばりついていた。それを見せつけるかのようにパンティを広げて見せたのも束の間、白濁はまるで吸い込まれるように消えて行ってしまった。
「ごちそうさまでした！」
「お粗末さま・・・ありがとうリリィ、とても気持ちよかった」
「どういたしまして♥でもカークスったらもう元気になってきてるっ♥カークスのつよつよおちんぽっ♥もっともっとマッサージしたくなってきた♥」
リリィが再び魔法のパンティをカークスの肉棒へと被せる。あれ程たっぷりと射精した布地はリリィへと吸われて綺麗さっぱりに乾いている。２度目の手淫に準備時間は必要なかった。
「今度は全力でしこしこ♥カークスのおちんぽいじめちゃうんだから♥」
「うぁぁぁぁぁ・・・リリィっ・・・リリィっ・・・」
「しこしこ♥しこしこ♥しこしこ♥おちんちん堪らないでしょカークスっ♥」
カリ首にみっちりと指の輪がパンティ越しに絡みつき、早いペースで何度も何度も扱きあげられる。過剰な快楽が脳みそに叩きつけられているのに幸か不幸かインキュバスになったカークスはその快楽を真正面から受け止めることができていた。
「ひっ・・・ひぁぁっっ・・・あががっ・・・っっあぁぁ・・・」
「しこしこ♥しこしこ♥・・・カークス、覚悟の準備は良いかな？」
リリィからの処刑の予告・・・裏スジにピタリと指先があてがわれる。カークスは無言の肯定をもって全力で身構えた。例えそれが大荒波に揺れる小舟の上にしがみ付くような頼りない抵抗だとしても。
「しこしこしこしこ♥しこしこしこしこ♥しこしこしこしこ♥しこしこしこしこ♥」
「ふぅっっ・・・っっぁぁ・・・っっああっ・・・ぐっ・・・はぁぁぁぁっっ・・・」
想定以上の快楽の大波が小舟を襲い、あっという間に転覆して水底へ沈んでゆく。
一瞬のうちにカークスの抵抗は儚く散って、ただ強すぎる快楽から漏れ出る苦悶の声だけが唇から声にならない声として出てくるだけ。
ビクンビクンと逃げ惑うように大きく脈打ち、先端からダラダラと先走りをこぼす肉棒が屈服の白旗を吹き出してもなお、リリィの裏スジ攻めは終わりを見せなかった。
言葉にならない雄たけびをリリィが唇を重ね塞ぎ、高々とそらされた腰はビクビクと震えが止まらず、カークスは心の底からリリィのパンティ手コキという淫靡なご奉仕に打ちのめされ、深々と性癖として刻み付けられてしまったのだった。
「どうだ参ったかカークス！これでもう私にメロメロで逆らえ・・・きゃっ♥」
「今度はこっちの番だよな？リリィ・・・？」
「や・・・お・・・お手柔らかにお願いします♥」
結局朝日が昇るまでカークスとリリィの交わりは続き、気が付けばもう昼前・・・このままでは飯抜きのまま着任することになる。
カークスは慌てて身なりを整えて内ポケットに魔法のパンティを突っ込んで宿を飛び出してゆくのだった。
「あぁ・・・流石に一日中馬車に揺られて身体もあちこちバキバキだし入国審査の列も長いし・・・流石にくたびれたなぁ・・・」
「ほんとお疲れ様カークス、今夜は私がマッサージしてあげるからもう少しだけ頑張ろ！宿に荷物を置いて、晩御飯食べなきゃ！」
街灯が闇を照らすグラン・リンバスの街並みは反魔物領を謳っている割には街行く魔物娘が数多く、連れ合いの伴侶と堂々と腕を組んで歩いており、路地の隅では熱烈な口づけまでしている者達までいる。
「ねぇカークス、ここってホントに反魔物領なのかな？」
「主神教会も堂々とあるのに・・・新魔物領に変わった直後ですと言われたほうがまだ納得できる感じだな」
道行く人々は魔と共存し、互いに支え合い、認め合い、そして愛し合っているようにしか見えないこの国でのカークスの仕事は「王国騎士団の特別顧問」というもの。着任予定は明日の昼になっている。
詳細は現地着任時に説明があるとしか聞かされてはいないものの一介の傭兵でしかないカークスに白羽の矢が立ったのにはそれなりの訳があった。
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時はさかのぼること数日前・・・ここは城塞都市フォートベルタ、カークスが所属している傭兵団の拠点となる都市で親魔物領である。
キャラバン隊の護衛任務を終えたカークスは所属する傭兵団の詰所へと報告の為に帰還していた。
「カークス・オルトランド、ただいま戻りました！」
「おう、ご苦労だったカークス・・・キナ臭い仕事を見事にやり遂げてくれたらしいな・・・とにかくご苦労さんだった」
相変わらず強面な団長は頬に残る剣の切り傷に威厳のある髭、隣に控えるのはキキーモラの秘書で団長の奥方だ。
「報告書は読ませてもらった。何度も言うが何やらキナ臭い仕事だったみてぇだな、ったく俺もヤキがまわったな・・・この件の裏まで見えてなかったみてぇだ」
「いえ、何とか無事に大きな被害もなく仕事は終えることが出来ました」
基本的に傭兵の仕事は襲撃など戦闘の発生した回数だけ上乗せ報酬が発生する。今回の仕事は結構な数の上乗せが見込めるから団長としては嬉しい知らせのはずなのだが、どうも苦い顔をしているのだ。
「団長、何かあったんですか？」
「あぁ、この1件はどうも終わりじゃない・・・お前を易々と離す気は無いらしい」
そう言って団長は1枚の書状をカークスへ手渡してきた。宛先はグラン・リンバス王国・・・件名はカークス・オルトランドへの王国騎士団への特別出向願いと書かれている。
グラン・リンバス王国と言えば先のキャラバン隊の最終目的地であり、カークス指名であることに加え、一介の傭兵が後ろ盾もなく王国騎士団への特別出向・・・偶然ではない上にあからさまな裏がある案件だ。
「どうも白騎士カークスとしての名は王国騎士団の耳元まで轟いてるらしい、こっちの実入りは多いくらいのイイ話ではあるんだが・・・」
団長が悩むのは王国騎士団への出向ということ自体は傭兵にとって栄えある栄転の1つであることなのだが・・・なんと書状の中に暗号が仕込まれていて、なんと王国の危機だからどうしてもこの依頼を受けて欲しいという王国騎士団の参謀直筆のものであった事だった。
「この参謀は俺の昔からの親友でな・・・危険は承知の上だが力になってやってくれないか？」
「了解です団長、この仕事引き受けましょう」
こうしてカークスは昔から世話になっている団長の頼みに対し、二つ返事で肯定の意を返したのだった。
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「カークス・オルトランドさんね、確かに３日分の代金を頂きました・・・カギはコレ・・・出かける際はこっちまで預けてから・・・」
カークスとリリィは手頃な宿を見つけ、首尾よく一人部屋を取ることができた。バキバキの身体を引きずるように部屋にたどり着くとフカフカそうなベッドがカークスを狂おしく魅了してくるが・・・
「もうちょっと！晩御飯食べなきゃ！」
「君がいなければベッドの誘惑に勝てなかったよ・・・ありがとうリリィ」
着替えの入ったカバンを置いて、傍にリリィをきれいに並べるように外し置く。その身で浴びる久しぶりの空気は思った以上に冷えるんだなという印象だった。早速荷物から防寒着を引っ張り出して身に纏う。
「ふう、さすが山間の国だな・・・夜は凄く冷える・・・奥方の言う通り温かい恰好を用意しておいてよかった・・・」
「私を身に着けている間は例え吹き荒れる吹雪の中でも燃え盛る業火の中でもへっちゃらなんだけどねえ・・・」
「まあ、任務中はおいそれと君を身に着ける訳にもいかないからなぁ・・・」
―――――任務中は・・・リビングアーマーのリリィちゃんだったか、おいそれとその力に頼らないほうがいいだろう。曲がりなりにも反魔物領、無敵の強さは良くも悪くも目立ちすぎるし・・・この件の裏がまだ読めねえからな・・・切り札は温存しておくべきだろう。
グラン・リンバスへ出立する荷造りをしている折、団長にそう釘を刺されたのだ。実際言う通りだとカークスは思うが・・・リリィと離れ離れになる事はお互いに好ましくない。
そんなリリィは驚くべき手段をもってこの問題を解決して見せたのだ。
「はい、カークス！・・・私に心の中でお話してみて？」
リリィが手渡してきたもの・・・それは純白のすべすべとした柔らかな布・・・今なお大切に扱っている魔法のパンティだった。それをカークスは折りたたんで上着の内ポケットへとしまい、指先で触れながら念じてみる・・・
―――――リリィ、リリィ・・・聞こえているか？
―――――感度良好！ばっちりだね！慣れてきたら触らなくてもお話しできるようになるよ！
リリィ自身の一部として認識されている魔法のパンティに備わる魔力のパスが通じている所へ伴侶の魂と繋ぎ込んで・・・とか理屈はよくわからなかったが、要はリリィとの限定遠隔会話である。
「これなら離れていてもお話しできるし、カークスの目で見たもの、耳で聞いたものもバッチリ私には伝わってくるよ！」
「あぁ、これなら大丈夫だ・・・それにしてもリリィが魔法に長けていて助かったよ」
「えっへん！攻撃に転用できるほどの魔法は使えないけど戦うのに便利な魔法はたくさんあるよ！」
えっへんと胸を張るリリィに軽く口づけしてから受付に鍵を預け、夜の城下町へと繰り出して夕飯の品定めを開始するカークス。城下町だけあって活気があり、どこもまだ店は開いていて選り取り見取り・・・そんなカークスが心を射止められた店はジパング地方で見かける文字でギュードンと読むらしい「牛丼屋」と書かれた看板の店だった。
ジパング地方でもないのにまさかこの国で再会できるとは・・・一人分にしてはたくさんの肉が盛られて、ハクマイと呼ばれる主食との相性が堪らない、ジパング地方での仕事の時に良く食べていたギュードンはカークスのすきっ腹を懐かしい思い出と共に狂おしく刺激した。
カウンターに案内されたカークスはギュードントクモリネギダクツユダクと詠唱する。これもまた懐かしいが忘れもしない呪文・・・その意味は分からないが先輩に教わったコレはギュードンをたらふく食いたいときの呪文だ。
―――――カークスはギュードンって食べたことあるんだ
―――――昔ジパング地方での仕事の時によくな・・・食うのは随分と久しぶりだよ。
さほど待つこともなくカークスの前に大きな丼が置かれる。この提供までの早さもカークスが好んでいる一因だった。久方ぶりにありつけた甘辛い肉とコメと呼ばれる主食を夢中でかっこむカークス、すきっ腹が満たされてゆく至福にしばしの無言と箸の音だけが響く。
あっという間に平らげた後、食後の感謝の言葉を述べたカークスは店を後にする。
冷える夜の道を宿へと戻り、部屋のシャワーで・・・お背中流しましょうかと誘惑するリリィをやんわりと断ってから一日の汚れをさっと流す・・・リリィと一緒に混浴なんてしたら絶対最後まで行ってしまうからだ。この寒い夜にそんなことをして風邪でもひきたくは無かった。
水気をふき取ったカークスはようやく念願のベッドの上に飛び込むことを許された。身体は疲労を訴えかけているがそれを上回るどろりとした欲望がカークスの腹の底から沸き起こる。
「はーい！今日も一日お疲れ様でした！さっそくマッサージ♥お楽しみの時間っ♥・・・眠い？カークス？」
「いや・・・こっちの方が寝かせてくれそうにない」
仰向けに寝がえりを打つカークスの股間は既に雄々しくそそり立っていた。
それを見ながら淫らな笑みを浮かべて隣へしなだれかかるように寝転ぶリリィ、触れ合う熱が、口付けがカークスの欲望を力強く炊きつける。
甘いとすら感じられるリリィとのキスに酔いしれながら、カークスの両の手がリリィのロリ爆乳へと伸ばされる。
もにゅぅ・・・とした音が出そうなほど柔らかくて指先が蕩けそうな至福の感触にカークスは甘い溜息を、リリィは甘い喘ぎ声が重なり合う。
「あぁんっ♥やんっ♥んぁんっ♥・・・カークスったら私のおっぱいをマッサージをしてる場合じゃないでしょう？まずはあなたをマッサージしないと♥」
「そうだったな・・・よろしく頼むよ」
肉棒を上手いこと体重がのらないようにうつ伏せになると、リリィがカークスの凝り固まった背中から腕にかけてを想像以上に力強くグイグイと押し込んでくれる。ふくらはぎもさることながら馬車の硬い座席に長時間座っていたからなのか尻の肉を揉みほぐされるのは格別だった。
「リリィ・・・君はマッサージの才能もあったんだな・・・正直・・・想像以上に・・・気持ちが良いよ・・・」
「褒めてもエッチなご奉仕がより熱烈なものになるだけですよ〜ってね・・・はい、仰向けになってねカークス」
ごろりと仰向けになるカークス、必然的に力強く反り返った肉棒が力強く山となる様を見せつけられたリリィはうっとりとした表情で見惚れている。
それでも気を取り直したように太ももの全面から足の裏までを指圧し終わったら・・・いよいよお楽しみの時なのだとカークスは生唾を飲み下した。
「んふふ〜お客様ったらとっても硬く凝り固まってる場所・・・残ってますねぇ♥」
「そうなんだ、こいつのコリはほとほと持て余していてな・・・」
「それではここも・・・マッサージいたしますね♥」
ウキウキと嬉しそうに笑顔を浮かべながらリリィがカークスの下履きを引き下ろす、ヒヤリと冷えた空気に当てられた熱い肉棒もこのままでは冷めてしまうから・・・彼女はカークスの左胸を撫で擦りながらスルリと内ポケットへと手を差しこんで折りたたまれた純白の下着を抜き取った。
勿論それはリリィが覚醒する助けとなった魔法のパンティである。
以前はカークス自身の手で自慰行為に使われてきたそれを・・・今はリリィの手によって力強く天を仰ぎ、快楽を今か今かと待ち望みヒクつくカークスの肉棒へと自らの体温で温められた純白のパンティが被せられた。
「じゃあ・・・いよいよお楽しみの時間！カークスの大好きなおぱんつ越しにマッサージ♥さっそくしちゃうね・・・♥」
潤滑油無しでも全く痛くない。極上のシルクにも勝るその滑らかな布越しにリリィの指先がまとわりき、シコシコと肉棒を扱きたて始める。
「おっ・・・うあっっ・・・うぁぁぁぁっ・・・」
何度味わっても・・・言葉に出来ない程気持ち良い。
自らの手では無く、柔らかな女の指先でペニスの表面を心地良く摩擦される原初的な悦楽にどっぷりと溺れさせられる。
視覚でも男の劣情を擽る狂おしい程の快楽にカークスは思わず腰を突き上げ、ベッドシーツを握りしめ耐える事しか出来ない。
「んふふ〜しこしこ♥しこしこ♥このパンティでおちんちん包まれながらしこしこするの大好きだもんねカークス♥」
「ああ・・・この感触とリリィの手の平や指先の柔らかさが堪らなくて・・・うぁぁっっ・・・それ気持ちよすぎるっ」
この魔法のパンティは今も二人の間で大切に扱われ、カークスもリリィもこのパンティ越しの手コキは結構な頻度で行われていた。
強烈な快楽に耐えるカークスをリリィは甘い声色で興奮を焚きつけて、慈愛の表情を浮かべながら愛しい伴侶をひたすらに甘やかすような極上の淫摩擦を繰り返す。リリィと結ばれて尚、カークスはこの魔法のパンティの虜であり続けていた。
「しこしこ♥しこしこ♥お客様、力加減は扱く早さは如何でしょうか・・・なんて聞くまでもなさそうだけど♥」
「あぁ・・・最高だよリリィ・・・そう・・・そのくらいのペースでゆっくり楽しみたい・・・」
男が蕩けるカリ首の溝へパンティをまとわりつかせながら上下に優しく擦りたてる。何も言わずとも以心伝心、お楽しみを長く楽しめるようにとリリィが気を使って緩やかに、しかし確実に性感を高めるように肉棒を撫でさする。
「あぁ・・・リリィ・・・最高だ・・・気持ちよすぎる・・・」
「えへへ♥もっともっと気持ちよくなってねっ♥ほら！裏スジこちょこちょ攻撃♥」
「うぁぁぁぁっ・・・ぐっあっっリリィっあぁぁぁっ！！」
リリィがしっかりとパンティを絡ませたカークスの弱点たる裏スジを丹念に擦り始める。息が詰まるほどの快感、自分自身での自慰行為ではこれ程激しくは扱けない。リリィによるパンティ越しの手淫だからこそ味わえる格別な気持ち良さに、カークスは悲鳴をあげて腰をビクビクとヒクつかせる。
「しこしこ♥しこしこ♥裏スジもこちょこちょ♥こちょこちょ♥んふふ〜おちんぽぴくぴくしてきた♥もうそろそろだねカークス♥」
カリ首の溝に指で作った輪っかでクニクニと短いストロークで扱き、裏スジをもう片手の指先で捏ねるようにくすぐってくる。
一気に射精感が込み上げ、噴火の時が近い事を知らせるようにピクピクと肉棒が震え、溢れんばかりの先走りの涙がパンティへと吸い込まれてゆく。
「あぁぁっ・・・リリィ・・・もうっ・・・出そうだ・・・」
「了解！トドメに先端を包み込んで揉み揉み♥揉み揉み♥何時でも射精して良いからねカークス♥おちんぽ気持ち良くびゅるびゅるしちゃえ♥」
トドメは何時も甘美な亀頭の揉みほぐし・・・滑らかなパンティとリリィの柔らかな手の平、指先が織り成す最高の手淫を前に我慢を優しくほどかれたカークスは陰嚢の奥の甘い疼きに身を任せる。
なすがままの極楽に酔いしれながら、程なくして肉棒は歓喜の白濁を吐精し始めた。
純白のパンティに包まれた肉棒が幾度となく脈打ち、びゅるびゅると濃ゆく粘ついた精液が吐き出されてゆく。劣情の果てに蕩けた肉棒から背筋を駆けのぼる悦楽がカークスの脳髄までもを幸福感で満たし、溺れさせて行く。
「射精中のおちんちんは優しく揉み揉み♥揉み揉み♥」
「おっっっ・・・あっっぐっあぁぁっ・・・」
辛さを感じる1歩手前のアシスト。絶頂の更なる上へと押し上げられる最高の放出感を味わったカークスは全身をわななかせ、脳から溢れてしまいそうな幸福感に身悶えすることしか出来ない。
「えへへっ♥カークス・・・とっても気持ち良さそう♥」
「あぁぁぁっ・・・あーーっっ・・・」
自らの身体の事なのに何回射精の脈動が起きたのか数えきれず、どれだけの量を吐精したのかすらも検討が付かない程に前後不覚、しっかりと最後の一滴まで吐き出したおちんちんからパンティが取り去られるとソレは満足気にヒクヒクと震えていた。
「んふふ〜♥凄い・・・♥こんなにたっぷりと・・・♥」
パンティの股布の部位はカークスから搾り取った夥しい量の精液がねっとりとへばりついていた。それを見せつけるかのようにパンティを広げて見せたのも束の間、白濁はまるで吸い込まれるように消えて行ってしまった。
「ごちそうさまでした！」
「お粗末さま・・・ありがとうリリィ、とても気持ちよかった」
「どういたしまして♥でもカークスったらもう元気になってきてるっ♥カークスのつよつよおちんぽっ♥もっともっとマッサージしたくなってきた♥」
リリィが再び魔法のパンティをカークスの肉棒へと被せる。あれ程たっぷりと射精した布地はリリィへと吸われて綺麗さっぱりに乾いている。２度目の手淫に準備時間は必要なかった。
「今度は全力でしこしこ♥カークスのおちんぽいじめちゃうんだから♥」
「うぁぁぁぁぁ・・・リリィっ・・・リリィっ・・・」
「しこしこ♥しこしこ♥しこしこ♥おちんちん堪らないでしょカークスっ♥」
カリ首にみっちりと指の輪がパンティ越しに絡みつき、早いペースで何度も何度も扱きあげられる。過剰な快楽が脳みそに叩きつけられているのに幸か不幸かインキュバスになったカークスはその快楽を真正面から受け止めることができていた。
「ひっ・・・ひぁぁっっ・・・あががっ・・・っっあぁぁ・・・」
「しこしこ♥しこしこ♥・・・カークス、覚悟の準備は良いかな？」
リリィからの処刑の予告・・・裏スジにピタリと指先があてがわれる。カークスは無言の肯定をもって全力で身構えた。例えそれが大荒波に揺れる小舟の上にしがみ付くような頼りない抵抗だとしても。
「しこしこしこしこ♥しこしこしこしこ♥しこしこしこしこ♥しこしこしこしこ♥」
「ふぅっっ・・・っっぁぁ・・・っっああっ・・・ぐっ・・・はぁぁぁぁっっ・・・」
想定以上の快楽の大波が小舟を襲い、あっという間に転覆して水底へ沈んでゆく。
一瞬のうちにカークスの抵抗は儚く散って、ただ強すぎる快楽から漏れ出る苦悶の声だけが唇から声にならない声として出てくるだけ。
ビクンビクンと逃げ惑うように大きく脈打ち、先端からダラダラと先走りをこぼす肉棒が屈服の白旗を吹き出してもなお、リリィの裏スジ攻めは終わりを見せなかった。
言葉にならない雄たけびをリリィが唇を重ね塞ぎ、高々とそらされた腰はビクビクと震えが止まらず、カークスは心の底からリリィのパンティ手コキという淫靡なご奉仕に打ちのめされ、深々と性癖として刻み付けられてしまったのだった。
「どうだ参ったかカークス！これでもう私にメロメロで逆らえ・・・きゃっ♥」
「今度はこっちの番だよな？リリィ・・・？」
「や・・・お・・・お手柔らかにお願いします♥」
結局朝日が昇るまでカークスとリリィの交わりは続き、気が付けばもう昼前・・・このままでは飯抜きのまま着任することになる。
カークスは慌てて身なりを整えて内ポケットに魔法のパンティを突っ込んで宿を飛び出してゆくのだった。
24/10/15 01:53更新 / たっぷりとしたクリーム
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