こんばんはカークス！ようやく貴方とおしゃべり出来るようになれたよ！
―――――カークス・クレメントさんね・・・はい、部屋は２回の突き当り壁際となります、鍵はこれ１本だけ、なくしたら交換費用を請求するから注意しとくれ。
鈍い鋼色をした全身鎧を身につけ、開けられた面甲の奧には歴戦の傭兵に良く見られる無数の頬の傷、やや瘦せこけた男の風貌が見えた。
―――――夕飯は18時半、炊事場まで受け取りに来ておくれ。
ありがとう、そう小さく返すと男は女将からカギを受け取って宛てがわれた宿の部屋へと入ってゆく。
この男の名はカークス・クレメント、この道10年にもなる傭兵の仕事で飯を食っている。
現在は商人達のキャラバン護衛という大きな仕事の途中、目的地まで全行程の半分を示す中継地として定めた大きな街へとたどり着いたキャラバン一行は、一日だけ慰安日として駐留することになったのだ。
ベッドの脇に全身の鎧を手際よく脱ぎ、並べて終わってから楽な格好でギシリの軋むベッドの上に横たわる。この鎧を脱ぐのも随分と久しぶりだ・・・軽い体が妙に落ち着かない。
それでもリラックスするかのように大きく両足を開き、しばしの間まどろむように目を閉じているとムラリと性欲が主張を始めてくる。淫らな空想に耽ったわけでもないのに下履きの中で愚息がむくむくと大きくなってゆく感覚に思わず苦笑してしまう。
傭兵は命懸けの仕事であり、皆等しく性欲が強くなりがちである・・・人は生命の危機を察知すると種を残そうとする本能から性欲が増すためなのだろう。それは自分も例外では無いと自覚している。
しかし、キャラバンの護衛という長期の仕事では溜まった性欲を処理できる機会は自然と限られていて・・・非常に少ない。眠るテントはもちろん相部屋、一人になれる絶好の機会といえば今日のように街へ駐留し雇い主様に羽を伸ばして来いとお許しをいただいた時くらいだろう。
懐から懐中時計を取り出して時刻を確認すると17時50分を少し過ぎたころを指している。夕飯までもう少し暇はあるなと分かったのならばと時計を懐にしまい、代わりに鎧のちょうど胸元にある内ポケットから純白の下着を取り出した。
それは男性であるカークスが持っているのは不自然な物、明らかに女性用の・・・フルバックのサイド部分は紐よりも少し広い程度で成人した大人の女性が身に着ける下着だと一目でわかるデザイン。前面の布地にはレースでふんだんに編み込まれた薔薇達が上品かつセクシーさを演出している純白のパンティだった。
下履きを降ろすと待ってましたと言わんばかりに愚息がヘソを叩かん勢いで飛び出してきた。そしてカークスはヒクヒクと刺激を待ち望む肉棒を包み込むように純白のパンティを被せ、それ越しに軽く握りしめたるとほっと甘い溜息が零れ落ちてしまう心地よさに随分と肉棒が大げさにヒクついた。
ここ最近は特に機会に恵まれず、溜まりに溜まった性欲が肉棒を普段以上に敏感なものにしているようで、堪らず上下に擦りたて始めると久方ぶりの淫摩擦に肉棒も甘く震え、快楽に脳みそがジンと痺れてしまう。
下手に扱けば暴発しかねない程に肉棒が滾っている、だがその分ひと扱き当たりの快楽が凄まじく大きい。そんな肉棒を包み込むすべすべとした柔らかな布地は最高級のシルクにも勝る極上の触り心地。そんなものをカークスが手に入れたのはこの仕事を受注するもっともっと前の話になる。
とある仕事の境目の日、とある親魔物領に立ち寄ったカークスはそこの鍛冶屋で鎧のメンテナンスを頼んだのだ。丁寧な仕事で緩んでいた留め具もしっかりと修理されて、太っ腹にも鎧の股座の内側へは擦れたりして痛くならない様にと当て布までもサービスで取り付けてもらったのだ。
そんな当て布・・・簡単に取り外し可能だった純白の布は・・・どう見ても女性物のパンティであった。
慌てて鍛冶屋へと戻り、店番をしていた女将に間違いか何かと問い詰めると驚くべき答えが返ってきたのだ。
―――――間違いじゃあらへんで？アンタのようなむっつりスケベにはもってこいのプレゼントや、それにこの鎧のためでもあるからな！・・・あ！そのパンティはウチのじゃあらへんからな！？
・・・と鍛冶屋の女将からはそう返されてしまったのだ。店主曰くこのパンティは魔法の糸で編み込まれた物で、汚れなんかが自然と綺麗さっぱり消えるというシロモノらしい。
―――――使い方は分かるやろ？このパンティ見つめてムラムラ・・・っとしてきたらおちんちんに巻き付けてシコシコするだけや！そしてそのままパンティに気持ち良くびゅるびゅる射精する。出した後も水洗いは厳禁、ほっとけばまたキレイさっぱりやで！・・・ほなウチも旦那様とセックスしてくるさかい、アンタもお楽しみにな〜！
結局のところ見つめるだけで妙にムラりとしたドス黒い欲望を駆り立てられる不思議なパンティを手にした俺は・・・その日のうちに宿屋の一室で硬くそそり立つ肉棒へと巻き付けて扱き、普段では考えられないほどの量を射精してしまったのだ。
以降、カークスは性欲処理の機会を得る度に娼館へ行くのではなく、この素晴らしい純白のパンティで自慰行為にふけるようになったのだ。
煮えたぎる劣情はもっと快楽をよこせと叫び、カークスは下着のクロッチ部分を絡ませたカリ首の溝へ指で作った輪っかで何度も擦りはじめた。射精感に直結する鋭くも甘い摩擦に肉棒は蕩けて、予想したようにすぐさま射精感が込み上げる・・・我慢しきれない一線を越える手前で焦らし、精液が引っ込むのを待つ。より良い絶頂をめざして慎重に、油断するとすぐに噴火しそうになる肉棒を慰め続ける。
武器を握り続けている無骨な男の手の平でもこのパンティ越しならば極上の手淫となり、肉棒を包み込むなめらかですべすべとした感触に幾度と無く射精感が込み上げてくる。ふうふうと小刻みに息をついて抑え込み、亀頭を手のひらで撫でまわす。
幾度となく焦らされ続けた肉棒はもうそろそろ何時暴発してもおかしくない。少しの摩擦でも射精感が込み上げるペースが短くなってきた、焦らし続けるのもそろそろ頃合だろう。最後は1番敏感な裏筋をこねるように擦り上げることをカークスは好んでいた。
そして浅ましくも弱点をこね回されたカークスの肉棒は程なくして大きく脈打ちながら吐精し始めた。脳髄に染み渡る甘い疼きと陰嚢が縮み上がる感触、肉棒が射精に脈打つ度に先端を包む柔らかな布地に生温かいねっとりとした白濁がへばりつき、溜まってゆく。
しっかりと焦らし、じっくりと絶頂へと至ったからかドクドクと長く続く射精に身体中が歓喜に打ち震えて低く唸るように喘ぎ声と涎までもが漏れ落ちる。最高の放出感だった。ここ最近で1番上手く行った最高の自慰だったと言えるだろう。
荒く乱れる息を整えようと大きく肩で息をして、懐から懐中時計を取り出して時間を見ると18時24分頃を針は指していた。
べったりとした精液の残滓をパンティで拭い去る感触にブルリと背筋が震え、正直まだ物足りていない肉棒が抗議するかのように力を取り戻しつつあるが、夕飯を食いっぱぐれたくはなかった。あとでまた扱いてやるからと宥めるようにズボンを履く頃、あれ程たっぷり出したはずの精液はキレイさっぱり消え失せて、純白のパンティは何時ものようにサラリと乾いていた。
どれだけこのパンティ射精してもいつの間にか綺麗に戻って、青臭い精の臭いもしない不思議な布。最初は半信半疑ものだったが、何度もコレに射精している内に後始末が楽で良いと割り切りが着いてしまった。
大事なパンティを鎧の胸ポケットにしまうと夕飯を受け取りに炊事場へと向かう、もちろんその間も部屋の鍵をかけるのは忘れない。
今日の夕飯の献立は大ぶりのパンに鶏肉と豆のトマト煮が大皿にたっぷりと盛られていた。トレイの中には小さな焼き菓子も添えられていて一泊分の値段の割には期待以上の夕飯に女将へありがとうと伝え、宿のラウンジの一角で食べ始めた。
あっという間に満足のいく夕飯を平らげて部屋へと戻ろうと扉に鍵を差し込もうとした瞬間、部屋の中に気配を感じた。腰から護身用の短剣を引き抜き鍵を開ける。
どうやら自分が鍵を閉め忘れた訳では無い、外部からの侵入者に覚悟を決めて部屋へと突入した。
「誰だ！！」
「こんばんはカークス！ようやく貴方とおしゃべり出来るようになれたよ！」
部屋の中に佇んでいたのはちょうど15歳くらいに見える女の子・・・くせっ毛のある白銀の髪に蜂蜜のような透き通る黄色い瞳、うっすらと透けて見える身体は幼さを感じる顔付きながら相反するように胸元は豊満に膨らみ、ウエストはくびれているが・・・下半身が幽霊のようにぼやけて見えている。
「何故・・・俺の名を？いったい君は何者だ・・・？」
「何故ってずっと一緒にいたじゃない？・・・カークスならわかるよね？」
その一言で脳裏に1つの答えがよぎった。
―――――君は、俺の鎧なのか？
普通だったら到底思いつきもしない、頭がおかしくなったと思う答え。だが事実として彼女は俺の鎧自身だと紛れもなく確信しているし、それでいて彼女はそこに存在している。
「えへへ、カークスなら分かってくれるって信じてた！」
「どういうことだか理解しきった訳では無いが・・・」
「うふふ、それじゃあ脱いだ鎧を全部身に着けて！そうしたら・・・カークスのことぎゅってしてあげられる！」
促されるがままに外した鎧たちを再び身に付け、ガントレットや兜までを装着し終えた瞬間―――――ぼやけて見えていた下半身が鮮明なものとなって・・・
―――――ありがとうカークス、はい、ぎゅーーーっっ♥
鎧の中で柔らかな女体と抱きしめ合う感覚、鎧の中に先程見た女性が入っているのだと確信する。一人分の隙間しか無いはずの鎧の内部が新しく人一人分入れる程度の奥行きができていた。
まるで大きめの寝袋のようだ、それでいてブカブカの鎧になった訳でも無く、不思議とカークスの身体にぴったりとフィットしており、むしろ先程までよりも動きやすく快適なくらいだ。
「えへへ・・・カークス、だーーいすきっ！」
「目の前に・・・なるほど、確かに君はこの鎧の化身なのか・・・」
「そうなのです！貴方だけの大切な鎧が私なんだよ？・・・ところでカークス、早速だけどお願いがあるんだけど聞いてくれるかな？」
「ん？なんだい？」
「私は貴方の鎧、リビングアーマーだけど、名前がまだないの・・・カークスに名前を付けて貰えたらうれしいなって」
いきなりの大役に内心冷や汗、未だかつて無いほど脳みそをフル回転させて出てきた名前は―――――
「リリィ・・・リリィって名前でどうだろうか？」
「リリィ、リリィ・・・うん！とても素敵な響き！」
ぎゅっとリリィが抱きついて、唇に熱く柔らかな感触が押し付けられた。鎧越しに体を動かされてベッドの上に寝転がらせられる。いくら内部が2人すっぽり収まる程度に大きくなったとはいえ、柔らかなリリィの身体が密着しては・・・すっかり後回しにされていた情欲が熱を帯び始める。
「うふふ、名前を付けてくれたお礼！さっそくだけど夫婦の営み・・・しよっ！いちゃらぶセックス！・・・これからもカークスの精子は全部私に出してもらうんだから！」
「これからも？・・・うぁぁぁぁ・・・」
何時の間にか下履きから取り出されていたガチガチの肉棒が熱くぬるついた感触を覚え、にゅるるるる・・・と心地の良い肉窟に包まれてゆく。
コツンとコリコリした最奥まで肉棒が呑み込まれた感触、今自分は・・・硬い鎧を身に着けておきながら、相反するはずの柔らかな女体の肉に包み込まれている。
「カークス、私のおまんこ気持ち良い？」
「ああ、心地よすぎる・・・堪らない・・・」
「えへへ・・・私もカークスのおちんちん最高に気持ち良い♥やっぱり私達って相性最高だね♥」
相手はもちろん娼婦だったがカークスとて女を抱いたことくらいはある、その全てと比べてもリリィのナカは格別なまでに気持ちがいい。竿全体を舐めしゃぶるようなヒダヒダに裏筋をコリコリと虐めるツブツブ、亀頭に吸い付かれるかのようなタコつぼ型の名器にカークスの肉棒は歓喜の涙をこぼすばかり。
リリィの腰使いは緩やかに、腰を前後に揺さぶるだけ・・・それだけで十分だった。リリィの絶品な肉窟は・・・それだけでもカークスのおちんちんをメロメロに蕩けさせ、あっという間に射精感が込み上げてくる。
「んーーカークスのおちんちん気持ち良い・・・♥もっともっと・・・♥」
「すっ・・・すまないリリィ・・・あぁ・・・もうっ・・・」
「あ、カークスのおちんちんもうそろそろ出ちゃいそうだね♥いいよ♥いっぱいびゅるびゅる・・・♥・・・私のナカで射精していいよ♥」
「ああ、もう・・・限界だっ・・・リリィ・・・あぁうっ！」
身動ぎしようにもリリィと密着せざるを得ない鎧の中で極上の悦楽が頭を蕩けさせ、根元まで暖かく気持ちが良い腟内にてカークスの肉棒がヒクヒクと悶えるように粘つく精液を撒き散らし始めた。
「んぅん♥・・・カークスの精子が・・・私のナカに出てるっ♥おなかがあつい・・・気持ち良いよぉ・・・♥」
「おっ・・・ぁうっあ・・・あぁぁぁ・・・」
女の膣内に奧まで突きこんで、そこで思い切り射精する。人間の本能を狂おしく刺激する最高の射精にカークスはリリィに抱き着くように身悶えすることしかできなかった。
「あ〜気持ち良かった♥・・・カークスも最高に気持ち良かったでしょ？」
「あ・・・あぁ・・・最高に気持ち良かったよ・・・」
パンティに出した１回目の射精もおびただしい量だったが、２回目は陰嚢が空っぽになるかと思うほど長く続く射精だった。言葉にできない程の最高のセックス・・・とてつもない満足感にすっかりと性欲が満たされて心も頭もすっきりと充実してゆくのを感じる。
そうすれば沢山の疑問が込み上げてきた・・・ピロートークには似つかわしくないかもしれないが・・・聞かずにはいられなかった。
「なあ、リリィはどうして今になってリビングアーマーになれたんだ？」
「うふふ・・・長く愛情たっぷりに接してもらった鎧の私たちは何時かはリビングアーマーになれるのだけど、あの純白のパンティ・・・あれからカークスの精子をたっぷりと注いで貰えたから思ったよりも早くなれたんだ！」
「あのパンティが・・・？そうか、だからいつも気が付けばキレイになっていたっていう訳か」
確かに鍛冶屋の女将もパンティに射精しても水で洗い流すなと言っていたし・・・思えばこのパンティを手に入れてから鎧が妙に身体に馴染んでいる気もしていたのだ。
「もちろんカークスが私を大事に扱ってくれたってのも大切だったんだけどね・・・ついでに言えば、あのパンティでカークスがシコシコしてる所は私もばっちり見えていたの・・・カークスったら他の女の人に言い寄られるっていう大チャンスもそっちのけであのパンティに出してくれたもんね♥浮気だ―！って怒ることもできない状態だった私はすっごく嬉しかったんだよ・・・♥」
なんということだ今までの自慰行為はリリィに筒抜け状態だったのだろう・・・変な喘ぎ声なんかは出してはいなかっただろうが・・・少し気恥ずかしい。
「それに・・・嬉しいニュース！今まではこういう宿屋でしか射精できなかっただろうけど、これからは外でも私のおまんこのナカにならびゅるびゅる出してもバレないよね♥・・・もっともカークスがわたしとのセックスで喘ぎ声を我慢出来たら・・・だけど♥」
リリィの甘くささやくような一言に思わず心がドキリと高鳴った。今後は相部屋のテントでムラリと股間を膨らませた夜もリリィとセックス・・・あんなにも気持ち良かったおまんこに射精できるのだ・・・そう思うと空っぽになるまで出し尽くしたと思っていた肉棒が再び頭をもたげ始めた。
「んふふふ〜♥カークスのえっち♥すけべ♥愛してるっ♥・・・いいよ♥もう一回シよ・・・♥いちゃらぶセックス！これからは何度だってシてあげるんだから♥」
返事をするかのようにビクンと震え、しっかりと反り返った肉棒は・・・翌日の宿をチェックアウトするギリギリまでたっぷりとリリィの膣内から解放されることは無かった。
――――――――
休暇の終わり、街を出立した後も素晴らしくも淫らな鎧はメキメキと頭角を示し続けていた。
白百合の名を冠した全身鎧は以前の鈍い鋼の色から艶やかなツヤを放つ白いプラチナのような輝きを放っており、皆には高い鎧を新調してまで仕事に励むと誤解されていたが、まあわざわざ訂正する気も起きなかった。
リリィを身に着けていると以前はそれなりに重たかったはずの鎧も羽のように軽く、それでいて野盗の放つ毒矢も剣も身の丈程もある大きな槌が直撃しようともカークスにはそよ風ほどの衝撃も与えることができない鉄壁の防御力を誇っていた。
最初こそはカークスもこの麗しくも美しい鎧に傷をつける事を嫌がって避けられる攻撃は避けていたのだが、攻撃を避けるよりも鎧である自身を頼り、鎧で受け止めることでカークスを守ることがリリィにとっては最高に喜ばしいことなのだと夜のピロートークで教わってから・・・何時しかカークスは敵の攻撃を避けようともせずに全てをリリィの防御力に任せ、敵の攻撃全てを一身に受け止めながらゆっくりと歩きより、気迫負けした相手を剣による一撃で倒すという戦法を身につけた。
この戦法で敵の首領や精鋭などといった戦力の核となる敵を一騎打ちで倒し続けたからか以前よりも襲撃による被害が目に見えて減ったため、雇い主様もたいそう評価してくれた。
仲間ともども景気よく上乗せされた給料、夜はリリィへたっぷりと射精させてもらう日々・・・すべてが順風満帆だった。
あくる日の夜も、３人で１つの相部屋のテントの中で早く次の街で娼館に行きたいぜ・・・とか、我慢ならねえからこっそり扱いても構わねえか？なんて他愛もない話に相槌をうち、傭兵仲間達が股間を膨らませながらも大いびきをかき始めるのをを待ちわびていた。
カークスの外見は鎧を着たままテントの敷布に大の字で寝ているように見えている。傭兵たるもの寝る時さえも夜襲を警戒して戦闘態勢は解かないのが基本の為いたって変わったところは無いのだが。
しかしその中身は・・・すっかリリィの女体に溺れただらしない顔つきをしていた。
両手でリリィの豊満な乳房を揉みしだき続け、劣情に震える肉棒を熱くぬかるんだリリィの膣内に包まれながら早く仲間が寝付いてくれと待ちわびている。
「んぅんっ・・・♥隣の彼も眠ったみたい・・・それじゃあ待ちに待ったいちゃらぶセックス・・・♥声・・・がまんしてねカークスっ♥」
コクリとうなづき、リリィがあまり激しい腰使いでは声を抑えきれないからと緩やかな抽挿を始める、むしろこのくらいのペースのほうが居心地の良い極上のおまんこを余すことなくじっくり味わうことができてカークスは好きだった。
あおむけに寝転び隣でいびきをかいている仲間にばれないように声を潜めるも、ぎゅうっと肉棒を締め付けられて思わず口の端から堪え切れなかった喘ぎ声が小さく零れ落ちる。同じ傭兵仲間が性欲を持て余す中で自分一人だけが極上の女体にありつけているという愉悦感に浸りながらリリィへ熱く口づけをする。
にゅるりとリリィの舌が口内へと侵入してきて夢心地なディープキスに酔いしれながら、気が付けば我慢できずにリリィの膣内へとたっぷりと・・・濃ゆくねっとりとした精液が溢れだした。
昨晩も朝方までリリィと交わっていてさほど眠ってもいないのに体の調子は今日も絶好調で、まだまだ何回でも射精できそうなほど気力も精力も満ち溢れていた。
「まだ夜明けまでは時間がありそう・・・もっと・・・もっといっぱい・・・いちゃらぶセックスしようねカークスっ♥」
是非もなく、リリィの膣内で肉棒がピクリと首を縦に振った。カークスは幸せの絶頂の中にいた。仕事も順調、愛しい伴侶も出来て性欲に眠れぬ夜も今は毎晩最高の夜だ・・・
このキャラバン護衛の仕事はまだ全行程の半分ほどだが・・・リリィさえいてくれるのならばどんな敵が来たって大丈夫。
心強く頼りがいのある伴侶であり鎧でもある彼女の身体に今夜もカークスはどっぷりと溺れてゆくのだった。
鈍い鋼色をした全身鎧を身につけ、開けられた面甲の奧には歴戦の傭兵に良く見られる無数の頬の傷、やや瘦せこけた男の風貌が見えた。
―――――夕飯は18時半、炊事場まで受け取りに来ておくれ。
ありがとう、そう小さく返すと男は女将からカギを受け取って宛てがわれた宿の部屋へと入ってゆく。
この男の名はカークス・クレメント、この道10年にもなる傭兵の仕事で飯を食っている。
現在は商人達のキャラバン護衛という大きな仕事の途中、目的地まで全行程の半分を示す中継地として定めた大きな街へとたどり着いたキャラバン一行は、一日だけ慰安日として駐留することになったのだ。
ベッドの脇に全身の鎧を手際よく脱ぎ、並べて終わってから楽な格好でギシリの軋むベッドの上に横たわる。この鎧を脱ぐのも随分と久しぶりだ・・・軽い体が妙に落ち着かない。
それでもリラックスするかのように大きく両足を開き、しばしの間まどろむように目を閉じているとムラリと性欲が主張を始めてくる。淫らな空想に耽ったわけでもないのに下履きの中で愚息がむくむくと大きくなってゆく感覚に思わず苦笑してしまう。
傭兵は命懸けの仕事であり、皆等しく性欲が強くなりがちである・・・人は生命の危機を察知すると種を残そうとする本能から性欲が増すためなのだろう。それは自分も例外では無いと自覚している。
しかし、キャラバンの護衛という長期の仕事では溜まった性欲を処理できる機会は自然と限られていて・・・非常に少ない。眠るテントはもちろん相部屋、一人になれる絶好の機会といえば今日のように街へ駐留し雇い主様に羽を伸ばして来いとお許しをいただいた時くらいだろう。
懐から懐中時計を取り出して時刻を確認すると17時50分を少し過ぎたころを指している。夕飯までもう少し暇はあるなと分かったのならばと時計を懐にしまい、代わりに鎧のちょうど胸元にある内ポケットから純白の下着を取り出した。
それは男性であるカークスが持っているのは不自然な物、明らかに女性用の・・・フルバックのサイド部分は紐よりも少し広い程度で成人した大人の女性が身に着ける下着だと一目でわかるデザイン。前面の布地にはレースでふんだんに編み込まれた薔薇達が上品かつセクシーさを演出している純白のパンティだった。
下履きを降ろすと待ってましたと言わんばかりに愚息がヘソを叩かん勢いで飛び出してきた。そしてカークスはヒクヒクと刺激を待ち望む肉棒を包み込むように純白のパンティを被せ、それ越しに軽く握りしめたるとほっと甘い溜息が零れ落ちてしまう心地よさに随分と肉棒が大げさにヒクついた。
ここ最近は特に機会に恵まれず、溜まりに溜まった性欲が肉棒を普段以上に敏感なものにしているようで、堪らず上下に擦りたて始めると久方ぶりの淫摩擦に肉棒も甘く震え、快楽に脳みそがジンと痺れてしまう。
下手に扱けば暴発しかねない程に肉棒が滾っている、だがその分ひと扱き当たりの快楽が凄まじく大きい。そんな肉棒を包み込むすべすべとした柔らかな布地は最高級のシルクにも勝る極上の触り心地。そんなものをカークスが手に入れたのはこの仕事を受注するもっともっと前の話になる。
とある仕事の境目の日、とある親魔物領に立ち寄ったカークスはそこの鍛冶屋で鎧のメンテナンスを頼んだのだ。丁寧な仕事で緩んでいた留め具もしっかりと修理されて、太っ腹にも鎧の股座の内側へは擦れたりして痛くならない様にと当て布までもサービスで取り付けてもらったのだ。
そんな当て布・・・簡単に取り外し可能だった純白の布は・・・どう見ても女性物のパンティであった。
慌てて鍛冶屋へと戻り、店番をしていた女将に間違いか何かと問い詰めると驚くべき答えが返ってきたのだ。
―――――間違いじゃあらへんで？アンタのようなむっつりスケベにはもってこいのプレゼントや、それにこの鎧のためでもあるからな！・・・あ！そのパンティはウチのじゃあらへんからな！？
・・・と鍛冶屋の女将からはそう返されてしまったのだ。店主曰くこのパンティは魔法の糸で編み込まれた物で、汚れなんかが自然と綺麗さっぱり消えるというシロモノらしい。
―――――使い方は分かるやろ？このパンティ見つめてムラムラ・・・っとしてきたらおちんちんに巻き付けてシコシコするだけや！そしてそのままパンティに気持ち良くびゅるびゅる射精する。出した後も水洗いは厳禁、ほっとけばまたキレイさっぱりやで！・・・ほなウチも旦那様とセックスしてくるさかい、アンタもお楽しみにな〜！
結局のところ見つめるだけで妙にムラりとしたドス黒い欲望を駆り立てられる不思議なパンティを手にした俺は・・・その日のうちに宿屋の一室で硬くそそり立つ肉棒へと巻き付けて扱き、普段では考えられないほどの量を射精してしまったのだ。
以降、カークスは性欲処理の機会を得る度に娼館へ行くのではなく、この素晴らしい純白のパンティで自慰行為にふけるようになったのだ。
煮えたぎる劣情はもっと快楽をよこせと叫び、カークスは下着のクロッチ部分を絡ませたカリ首の溝へ指で作った輪っかで何度も擦りはじめた。射精感に直結する鋭くも甘い摩擦に肉棒は蕩けて、予想したようにすぐさま射精感が込み上げる・・・我慢しきれない一線を越える手前で焦らし、精液が引っ込むのを待つ。より良い絶頂をめざして慎重に、油断するとすぐに噴火しそうになる肉棒を慰め続ける。
武器を握り続けている無骨な男の手の平でもこのパンティ越しならば極上の手淫となり、肉棒を包み込むなめらかですべすべとした感触に幾度と無く射精感が込み上げてくる。ふうふうと小刻みに息をついて抑え込み、亀頭を手のひらで撫でまわす。
幾度となく焦らされ続けた肉棒はもうそろそろ何時暴発してもおかしくない。少しの摩擦でも射精感が込み上げるペースが短くなってきた、焦らし続けるのもそろそろ頃合だろう。最後は1番敏感な裏筋をこねるように擦り上げることをカークスは好んでいた。
そして浅ましくも弱点をこね回されたカークスの肉棒は程なくして大きく脈打ちながら吐精し始めた。脳髄に染み渡る甘い疼きと陰嚢が縮み上がる感触、肉棒が射精に脈打つ度に先端を包む柔らかな布地に生温かいねっとりとした白濁がへばりつき、溜まってゆく。
しっかりと焦らし、じっくりと絶頂へと至ったからかドクドクと長く続く射精に身体中が歓喜に打ち震えて低く唸るように喘ぎ声と涎までもが漏れ落ちる。最高の放出感だった。ここ最近で1番上手く行った最高の自慰だったと言えるだろう。
荒く乱れる息を整えようと大きく肩で息をして、懐から懐中時計を取り出して時間を見ると18時24分頃を針は指していた。
べったりとした精液の残滓をパンティで拭い去る感触にブルリと背筋が震え、正直まだ物足りていない肉棒が抗議するかのように力を取り戻しつつあるが、夕飯を食いっぱぐれたくはなかった。あとでまた扱いてやるからと宥めるようにズボンを履く頃、あれ程たっぷり出したはずの精液はキレイさっぱり消え失せて、純白のパンティは何時ものようにサラリと乾いていた。
どれだけこのパンティ射精してもいつの間にか綺麗に戻って、青臭い精の臭いもしない不思議な布。最初は半信半疑ものだったが、何度もコレに射精している内に後始末が楽で良いと割り切りが着いてしまった。
大事なパンティを鎧の胸ポケットにしまうと夕飯を受け取りに炊事場へと向かう、もちろんその間も部屋の鍵をかけるのは忘れない。
今日の夕飯の献立は大ぶりのパンに鶏肉と豆のトマト煮が大皿にたっぷりと盛られていた。トレイの中には小さな焼き菓子も添えられていて一泊分の値段の割には期待以上の夕飯に女将へありがとうと伝え、宿のラウンジの一角で食べ始めた。
あっという間に満足のいく夕飯を平らげて部屋へと戻ろうと扉に鍵を差し込もうとした瞬間、部屋の中に気配を感じた。腰から護身用の短剣を引き抜き鍵を開ける。
どうやら自分が鍵を閉め忘れた訳では無い、外部からの侵入者に覚悟を決めて部屋へと突入した。
「誰だ！！」
「こんばんはカークス！ようやく貴方とおしゃべり出来るようになれたよ！」
部屋の中に佇んでいたのはちょうど15歳くらいに見える女の子・・・くせっ毛のある白銀の髪に蜂蜜のような透き通る黄色い瞳、うっすらと透けて見える身体は幼さを感じる顔付きながら相反するように胸元は豊満に膨らみ、ウエストはくびれているが・・・下半身が幽霊のようにぼやけて見えている。
「何故・・・俺の名を？いったい君は何者だ・・・？」
「何故ってずっと一緒にいたじゃない？・・・カークスならわかるよね？」
その一言で脳裏に1つの答えがよぎった。
―――――君は、俺の鎧なのか？
普通だったら到底思いつきもしない、頭がおかしくなったと思う答え。だが事実として彼女は俺の鎧自身だと紛れもなく確信しているし、それでいて彼女はそこに存在している。
「えへへ、カークスなら分かってくれるって信じてた！」
「どういうことだか理解しきった訳では無いが・・・」
「うふふ、それじゃあ脱いだ鎧を全部身に着けて！そうしたら・・・カークスのことぎゅってしてあげられる！」
促されるがままに外した鎧たちを再び身に付け、ガントレットや兜までを装着し終えた瞬間―――――ぼやけて見えていた下半身が鮮明なものとなって・・・
―――――ありがとうカークス、はい、ぎゅーーーっっ♥
鎧の中で柔らかな女体と抱きしめ合う感覚、鎧の中に先程見た女性が入っているのだと確信する。一人分の隙間しか無いはずの鎧の内部が新しく人一人分入れる程度の奥行きができていた。
まるで大きめの寝袋のようだ、それでいてブカブカの鎧になった訳でも無く、不思議とカークスの身体にぴったりとフィットしており、むしろ先程までよりも動きやすく快適なくらいだ。
「えへへ・・・カークス、だーーいすきっ！」
「目の前に・・・なるほど、確かに君はこの鎧の化身なのか・・・」
「そうなのです！貴方だけの大切な鎧が私なんだよ？・・・ところでカークス、早速だけどお願いがあるんだけど聞いてくれるかな？」
「ん？なんだい？」
「私は貴方の鎧、リビングアーマーだけど、名前がまだないの・・・カークスに名前を付けて貰えたらうれしいなって」
いきなりの大役に内心冷や汗、未だかつて無いほど脳みそをフル回転させて出てきた名前は―――――
「リリィ・・・リリィって名前でどうだろうか？」
「リリィ、リリィ・・・うん！とても素敵な響き！」
ぎゅっとリリィが抱きついて、唇に熱く柔らかな感触が押し付けられた。鎧越しに体を動かされてベッドの上に寝転がらせられる。いくら内部が2人すっぽり収まる程度に大きくなったとはいえ、柔らかなリリィの身体が密着しては・・・すっかり後回しにされていた情欲が熱を帯び始める。
「うふふ、名前を付けてくれたお礼！さっそくだけど夫婦の営み・・・しよっ！いちゃらぶセックス！・・・これからもカークスの精子は全部私に出してもらうんだから！」
「これからも？・・・うぁぁぁぁ・・・」
何時の間にか下履きから取り出されていたガチガチの肉棒が熱くぬるついた感触を覚え、にゅるるるる・・・と心地の良い肉窟に包まれてゆく。
コツンとコリコリした最奥まで肉棒が呑み込まれた感触、今自分は・・・硬い鎧を身に着けておきながら、相反するはずの柔らかな女体の肉に包み込まれている。
「カークス、私のおまんこ気持ち良い？」
「ああ、心地よすぎる・・・堪らない・・・」
「えへへ・・・私もカークスのおちんちん最高に気持ち良い♥やっぱり私達って相性最高だね♥」
相手はもちろん娼婦だったがカークスとて女を抱いたことくらいはある、その全てと比べてもリリィのナカは格別なまでに気持ちがいい。竿全体を舐めしゃぶるようなヒダヒダに裏筋をコリコリと虐めるツブツブ、亀頭に吸い付かれるかのようなタコつぼ型の名器にカークスの肉棒は歓喜の涙をこぼすばかり。
リリィの腰使いは緩やかに、腰を前後に揺さぶるだけ・・・それだけで十分だった。リリィの絶品な肉窟は・・・それだけでもカークスのおちんちんをメロメロに蕩けさせ、あっという間に射精感が込み上げてくる。
「んーーカークスのおちんちん気持ち良い・・・♥もっともっと・・・♥」
「すっ・・・すまないリリィ・・・あぁ・・・もうっ・・・」
「あ、カークスのおちんちんもうそろそろ出ちゃいそうだね♥いいよ♥いっぱいびゅるびゅる・・・♥・・・私のナカで射精していいよ♥」
「ああ、もう・・・限界だっ・・・リリィ・・・あぁうっ！」
身動ぎしようにもリリィと密着せざるを得ない鎧の中で極上の悦楽が頭を蕩けさせ、根元まで暖かく気持ちが良い腟内にてカークスの肉棒がヒクヒクと悶えるように粘つく精液を撒き散らし始めた。
「んぅん♥・・・カークスの精子が・・・私のナカに出てるっ♥おなかがあつい・・・気持ち良いよぉ・・・♥」
「おっ・・・ぁうっあ・・・あぁぁぁ・・・」
女の膣内に奧まで突きこんで、そこで思い切り射精する。人間の本能を狂おしく刺激する最高の射精にカークスはリリィに抱き着くように身悶えすることしかできなかった。
「あ〜気持ち良かった♥・・・カークスも最高に気持ち良かったでしょ？」
「あ・・・あぁ・・・最高に気持ち良かったよ・・・」
パンティに出した１回目の射精もおびただしい量だったが、２回目は陰嚢が空っぽになるかと思うほど長く続く射精だった。言葉にできない程の最高のセックス・・・とてつもない満足感にすっかりと性欲が満たされて心も頭もすっきりと充実してゆくのを感じる。
そうすれば沢山の疑問が込み上げてきた・・・ピロートークには似つかわしくないかもしれないが・・・聞かずにはいられなかった。
「なあ、リリィはどうして今になってリビングアーマーになれたんだ？」
「うふふ・・・長く愛情たっぷりに接してもらった鎧の私たちは何時かはリビングアーマーになれるのだけど、あの純白のパンティ・・・あれからカークスの精子をたっぷりと注いで貰えたから思ったよりも早くなれたんだ！」
「あのパンティが・・・？そうか、だからいつも気が付けばキレイになっていたっていう訳か」
確かに鍛冶屋の女将もパンティに射精しても水で洗い流すなと言っていたし・・・思えばこのパンティを手に入れてから鎧が妙に身体に馴染んでいる気もしていたのだ。
「もちろんカークスが私を大事に扱ってくれたってのも大切だったんだけどね・・・ついでに言えば、あのパンティでカークスがシコシコしてる所は私もばっちり見えていたの・・・カークスったら他の女の人に言い寄られるっていう大チャンスもそっちのけであのパンティに出してくれたもんね♥浮気だ―！って怒ることもできない状態だった私はすっごく嬉しかったんだよ・・・♥」
なんということだ今までの自慰行為はリリィに筒抜け状態だったのだろう・・・変な喘ぎ声なんかは出してはいなかっただろうが・・・少し気恥ずかしい。
「それに・・・嬉しいニュース！今まではこういう宿屋でしか射精できなかっただろうけど、これからは外でも私のおまんこのナカにならびゅるびゅる出してもバレないよね♥・・・もっともカークスがわたしとのセックスで喘ぎ声を我慢出来たら・・・だけど♥」
リリィの甘くささやくような一言に思わず心がドキリと高鳴った。今後は相部屋のテントでムラリと股間を膨らませた夜もリリィとセックス・・・あんなにも気持ち良かったおまんこに射精できるのだ・・・そう思うと空っぽになるまで出し尽くしたと思っていた肉棒が再び頭をもたげ始めた。
「んふふふ〜♥カークスのえっち♥すけべ♥愛してるっ♥・・・いいよ♥もう一回シよ・・・♥いちゃらぶセックス！これからは何度だってシてあげるんだから♥」
返事をするかのようにビクンと震え、しっかりと反り返った肉棒は・・・翌日の宿をチェックアウトするギリギリまでたっぷりとリリィの膣内から解放されることは無かった。
――――――――
休暇の終わり、街を出立した後も素晴らしくも淫らな鎧はメキメキと頭角を示し続けていた。
白百合の名を冠した全身鎧は以前の鈍い鋼の色から艶やかなツヤを放つ白いプラチナのような輝きを放っており、皆には高い鎧を新調してまで仕事に励むと誤解されていたが、まあわざわざ訂正する気も起きなかった。
リリィを身に着けていると以前はそれなりに重たかったはずの鎧も羽のように軽く、それでいて野盗の放つ毒矢も剣も身の丈程もある大きな槌が直撃しようともカークスにはそよ風ほどの衝撃も与えることができない鉄壁の防御力を誇っていた。
最初こそはカークスもこの麗しくも美しい鎧に傷をつける事を嫌がって避けられる攻撃は避けていたのだが、攻撃を避けるよりも鎧である自身を頼り、鎧で受け止めることでカークスを守ることがリリィにとっては最高に喜ばしいことなのだと夜のピロートークで教わってから・・・何時しかカークスは敵の攻撃を避けようともせずに全てをリリィの防御力に任せ、敵の攻撃全てを一身に受け止めながらゆっくりと歩きより、気迫負けした相手を剣による一撃で倒すという戦法を身につけた。
この戦法で敵の首領や精鋭などといった戦力の核となる敵を一騎打ちで倒し続けたからか以前よりも襲撃による被害が目に見えて減ったため、雇い主様もたいそう評価してくれた。
仲間ともども景気よく上乗せされた給料、夜はリリィへたっぷりと射精させてもらう日々・・・すべてが順風満帆だった。
あくる日の夜も、３人で１つの相部屋のテントの中で早く次の街で娼館に行きたいぜ・・・とか、我慢ならねえからこっそり扱いても構わねえか？なんて他愛もない話に相槌をうち、傭兵仲間達が股間を膨らませながらも大いびきをかき始めるのをを待ちわびていた。
カークスの外見は鎧を着たままテントの敷布に大の字で寝ているように見えている。傭兵たるもの寝る時さえも夜襲を警戒して戦闘態勢は解かないのが基本の為いたって変わったところは無いのだが。
しかしその中身は・・・すっかリリィの女体に溺れただらしない顔つきをしていた。
両手でリリィの豊満な乳房を揉みしだき続け、劣情に震える肉棒を熱くぬかるんだリリィの膣内に包まれながら早く仲間が寝付いてくれと待ちわびている。
「んぅんっ・・・♥隣の彼も眠ったみたい・・・それじゃあ待ちに待ったいちゃらぶセックス・・・♥声・・・がまんしてねカークスっ♥」
コクリとうなづき、リリィがあまり激しい腰使いでは声を抑えきれないからと緩やかな抽挿を始める、むしろこのくらいのペースのほうが居心地の良い極上のおまんこを余すことなくじっくり味わうことができてカークスは好きだった。
あおむけに寝転び隣でいびきをかいている仲間にばれないように声を潜めるも、ぎゅうっと肉棒を締め付けられて思わず口の端から堪え切れなかった喘ぎ声が小さく零れ落ちる。同じ傭兵仲間が性欲を持て余す中で自分一人だけが極上の女体にありつけているという愉悦感に浸りながらリリィへ熱く口づけをする。
にゅるりとリリィの舌が口内へと侵入してきて夢心地なディープキスに酔いしれながら、気が付けば我慢できずにリリィの膣内へとたっぷりと・・・濃ゆくねっとりとした精液が溢れだした。
昨晩も朝方までリリィと交わっていてさほど眠ってもいないのに体の調子は今日も絶好調で、まだまだ何回でも射精できそうなほど気力も精力も満ち溢れていた。
「まだ夜明けまでは時間がありそう・・・もっと・・・もっといっぱい・・・いちゃらぶセックスしようねカークスっ♥」
是非もなく、リリィの膣内で肉棒がピクリと首を縦に振った。カークスは幸せの絶頂の中にいた。仕事も順調、愛しい伴侶も出来て性欲に眠れぬ夜も今は毎晩最高の夜だ・・・
このキャラバン護衛の仕事はまだ全行程の半分ほどだが・・・リリィさえいてくれるのならばどんな敵が来たって大丈夫。
心強く頼りがいのある伴侶であり鎧でもある彼女の身体に今夜もカークスはどっぷりと溺れてゆくのだった。
24/09/28 20:24更新 / たっぷりとしたクリーム
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