連載小説
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私の、私だけの愛しき旦那様
 今日の夕方から夜にかけて台風が直撃コースを辿ると天気予報が告げた通り、昼からの授業は中止して下校することになった日のこと。

 どうせひと仕事して汗をかくのだと制服から着替えもせずに家の雨戸を締めて回ったり、夕飯の支度を終えて途中合流してきたコーデリアと風で飛んでいきそうな物が無いか家の周りを1周グルりと回ってみたり。離れの倉庫まで戸締りを点検し終わった時には全身うっすらと汗をかいていた。

「愛しき旦那様、お風呂は沸かしておりますので汗を流した後に夕飯と致しましょう」
「ホント・・・いつもありがとうねコーデリア 」

 出会った当時は「旦那様」呼びだったものも今では「愛しき旦那様」へとパワーアップしている。初めて聞いたときは耳を疑ったが、彼女曰く日々僕にお仕えする中で自分を必要とし続けた事、精をねだった時にほぼ断ることなく自分へ精液を注いでくれたこと。愛情を満たし続けてくれたことに対する極度の感謝と情愛からもはや僕は「愛しき旦那様」と呼ばざるを得ないと大真面目に説明されたのだ。

 家へと戻って着替えを用意して脱衣所へ、当然のようにコーデリアも入ってくる。僕らはいつしか何時もお風呂は混浴するようになっていた。制服を脱いで洗濯機へと放り込む彼女の姿を浅ましくも目の端で見つめながら自身もよそ見しながらのぎこちない手つきで服を脱ぐ。そして何時もの事ながら下着だけの姿・・・花柄のパステルグリーンのブラジャーとショーツだけの姿になったコーデリアがワザと手を止めてみてほしいと言わんばかりに煽情的すぎる女体を以って誘惑してくる。今までも様々な色の下着を見せつけられては来ているが正直言って未だに慣れることはなく、重度の下着フェチは悪化の一途をたどる一方だった。

「うぅ・・・今日もまた一段と刺激的すぎる・・・」
「旦那様の好みに彩って頂きました私の身体、お褒め頂き光栄です・・・では愛しき旦那様、私の下着を脱がせて頂けますか?」

 毎日のように行われている極上の目の保養、お風呂が冷めてしまうから程々にしなければならないのにコーデリアの下着姿をもっと眺めていたくなるが・・・どうにか虎の子の理性を総動員してコーデリアの胸元へ、フロントホックのブラジャーを外そうとするからどうしても指の爪側が柔らかな乳房にふにふにと擦れて更なる欲望が・・・僕の中のおっぱい星人が、この柔らかな乳肉を弄びたいと・・・おっぱいを揉み揉みしたいというドロリとした情欲が吹き上がる。

「愛しき旦那様、あえてお風呂は少々熱めに沸かしております。丁度よく冷めるまでどうぞお心のままに私の乳房をお触り下さいませ」
「うぅぅ・・・ホント君って僕の頭の中覗いてない?」
「愛しき旦那様の望む私になる、それが私の最上級の目的ですので」

パチリと小さな音ともにブラジャーが取り外され、両の手はそのままブラジャーの代わりのようにコーデリアの乳房へと覆いかぶせた。

もにゅっ♥もにゅっ♥むにゅん♥もにゅんっ♥もみっもみっ♥むにゅ♥もにゅん♥

「うぅぅ・・・何時も揉んでも堪んない・・・気持ちよすぎる・・・」
「んぁっ♥・・・愛しき旦那様、私も大変心地よくて堪りません」

 頬を赤らめながらピクンピクンと可愛らしく身悶えするコーデリアの姿に今世紀何度目かのトキメキ大賞をノミネートさせながら何時まででも触っていられる極上のおっぱいをひたすらに揉みしだく。

 互いに残すは下着のみ、手の平に感じる乳肉の幸せな柔らかさを堪能した結果、おちんちんが下着の中で窮屈に反り返るのは必然だった。コーデリアの目線が僕の股間へと降り注ぎ、少しだけ微笑んで見えた彼女は両の手が吸い付く乳房を一旦離れさせ、壁に手を付くようにしてまあるいお尻を僕の方へと突き出してきた。

「愛しき旦那様、私をどうぞお使いくださいませ」

 ご奉仕するときは騎乗位で、旦那様に使っていただくときは正上位か後背位などでセックスするのが僕らの営みだった。美しい曲線美がふっくらとパンティを柔らかそうに押し上げて目線が強烈に吸い寄せられてしまう。舐めまわすようにお尻を眺め、パンティのクロッチ部分はじんわりと濡れそぼっいること目につく、僕だけでなくコーデリアも既に準備万端であることを明確に指し示していた。

 もどかしいように自分の下着を脱ぎ捨てて、反り返る肉棒をクロッチへと押し当てるとグチュりという水音と共に先端が温かくぬめった布越しの感触に背筋がブルリと震える。燃え上がるドロリとした情欲に支配されてクロッチを横にずらして一息にコーデリアのおまんこの中へとおちんちんを突き入れていった。

「はぐっっ♥あぁぁ♥うぁっっ♥ 」
「んぅん♥・・・愛しき旦那様、どうぞ私のおまんこ、心ゆくまでご堪能くださいませ」

 竿全体が柔らかく温かな肉壺を掻き分けるように沈み込んで行く道中、たっぷりとしたヒダヒダがカリ首や裏筋にねちょねちょと甘く絡みつく心地良い感触が脳髄をビリビリしびれさせて砂糖漬けよりも甘ったるくグズグズに溶かしてゆく。

ぱちゅん♥ぱちゅん♥ぬじゅっ♥ぐちゅっ♥ぱちゅん♥ぬちゅっ♥ぐちゅっ♥

 幾度となく行われてきたセックスにも慣れたもので後背位でリズミカルに腰を振り付け何度も何度もコーデリアのおまんこへと滾ったおちんちんが出たり入ったりを繰り返す・・・正直言って暴発しそうになる自分自身を必死に抑えたいからへっぴり腰のゆったりとした抽挿にしたいのに、気持ちよすぎるコーデリアのおまんこの感触がそれを許してはくれない、もっともっと気持ちよくなりたいと本能が腰を振る速度を緩めてくれない。

 騎乗位はコーデリア優位で為すがまま・・・そのおまんこに我慢することを許されることなく精液をたっぷりと搾り取られてしまうような魔性の快楽なのだが、自らの意思で挿入し腰を振る後背位・・・俗にいう立ちバックは気持ち良すぎる極上の名器へと腰を振り付けなければならず、おちんちんは心地良すぎる膣内の感触に白旗をブンブン振り回して降参、もっとゆっくりにしてほしいと懇願しているがその願いは届かず、今日もまた気持ちよすぎるコーデリアのおまんこの中でおちんちんは悲鳴を上げるかのようにヒクヒクと震え続けていた。

ぱちゅん♥ぐちゅっ♥ぱちゅん♥ぬちゅっ♥ぱちゅん♥ぬじゅっ♥ぐちゅっ♥ぱちゅん♥ぬちゅっ♥ぐちゅっ♥ぬちゅっ♥ぱちゅんっ♥ぱちゅんっ♥

「あぁぁぁぁ・・・♥コーデリアのおまんこ気持ちよすぎるぅ・・・腰が・・・止まんないっ♥」
「あぅっ♥愛しき旦那様の逞しい腰使いっ♥私も心地良くて心地良くて・・・んぅんっ♥愛しき旦那様、お昼休みに頂けなかった精を・・・私にたっぷりとお注ぎくださいませ♥」
「そ・・・そういえばそうだったね・・・あぅっ♥・・・あぁぁぁぁ・・・♥」

 何時も昼休みに一度コーデリアに燃料補給の名目で射精させてもらっているのだがそれが今日はまだ出していない。たかが一回程度出していないだけで若い精巣は精子を満タンいっぱいに貯め込んでいるようで甘い疼きと共に放出の時を待ちわびていた。

 たっぷりのヒダヒダに責め立てられ続けた肉棒から先走りが零れ落ち続けている。込み上げてくる確かな射精感を歯を食いしばって耐え忍び、もっと・・・もう少しでも長く何度でもコーデリアのおまんこを味わいたいと必死に射精感を堪えようとするが早く出してと言わんばかりに彼女の膣内はぎゅうぎゅうと締め付けてきておちんちんは屈服しかけてしまっている。

「あぁぁぁぁ・・・締め付けやばいっ・・・♥気持ちよすぎて・・・も・・・もう我慢できなくなってきた・・・♥」
「ひぅっ・・・♥愛しき旦那様、どうぞ旦那様の好きなタイミングで射精してくださいませ・・・私は・・・僭越ながらお先にもう幾度となく・・・絶頂してしまっていますので♥」

 後ろを振り返るように僕へ告げたコーデリアの顔はすっかりと上気して快楽に溺れた煽情的な顔つきをしていた。出会った当初は無表情な顔つきばかりを見てきたが最近のコーデリアは嬉しそうに微笑んで来たり、セックスの時などは快楽に蕩けた顔をしていたりと感情が表面に現れ始めていた。

 これは毎日のように精液をねだるコーデリアに対して真摯に精液を注ぎ続けたからこそ見ることが許されたご褒美の表情・・・射精の最後のトリガーは気持ちよさに溺れた彼女の恍惚とした表情だった。

どぷっっ♥どびゅぅっっ♥びゅるるるっ♥びゅるっ♥びゅくっ♥

「あっっぐぅ・・・あぁぁぁぁ・・・♥きもちよすぎるっ・・・♥」
「ひっ・・・あ・・・ありがとうございます愛しき旦那様、精を・・・たっぷりと・・・♥注いでいただいておりますね♥」
「あっあっあっ♥出てるのにぎゅうぎゅうと・・・あぐっ・・・♥」

 本能的な動きでコーデリアの最奥へとぐりぐり押し込んだ肉棒が子宮口にピタリとくっついて、震えるように鈴口からどぷどぷと重く濃ゆく粘ついた精液が溢れだした。射精にビクンビクンと震える肉棒を絞るように膣内がぎゅうぎゅうと締め付けられてコーデリアの背中に縋りつくように快楽の濁流に身悶えしてしまった。

 最後の一滴までしっかりと最奥まで注ぎ切った肉棒を引き抜いた瞬間腰が抜けたようにへなへなと脱衣所の床に膝をついた。幾度となく味わったこの膣内だが何時まで経っても慣れることがない極上のおまんこに今日もまたメロメロにされてしまった。あまりにも強烈な快楽に震える腰をコーデリアに助け起こしてもらいながらお互いのぬめついた体を洗い流すために浴室へと入るのだった。

「痒いところはございませんか?愛しき旦那様」
「大丈夫だけど洗われ方が気持ちいいからオカワリしたい気分かなぁ」

コーデリアの大きな手で頭を洗われながらほっと一息。頭を洗うという行為すらもご奉仕させてほしいとねだる彼女にはもう今更慣れてしまったというか、もう彼女と一緒にお風呂に入らないという選択肢が有り得ないものになりつつある日々に未だ一般的な男子高校生だった自分が手に入れた幸せの大きさを受け止めきれていなかった。流しますね、とお湯を頭にかけられて泡を洗い流されたら・・・次はお待ちかねの身体を洗う番だ。

 ボディーソープを自らの胸元で泡立てるように擦りたてて、豊満な乳房がむにゅりと形を変える姿に鏡越しに見て思わずゴクリと生唾を飲み込んでしまう。

 むっちりとした温かな体温と柔らかな乳肉が僕の背中へと押し当てられた。ビクンと反応する下半身と泡にまみれた双丘がむにゅりと押し付けられながら上下にゆっくりと動き始めた。泡にまみれたヌルヌルのおっぱい洗い、もう僕はタオルなんかではチクチクして痛く体を洗えないだろう。

「ふあぁっ・・・柔らかっ・・・何時もの事だけど・・・これ・・・最高・・・♥」

 熱心なおっぱい洗いに興奮を隠しきれない声が震えるように零れ落ちた。耳元で彼女が嬉しそうにささやいてきた。

「いつも愛しき旦那様の手でたっぷりと揉みほぐし、愛していただいている乳房・・・どうぞ心ゆくまでご堪能下さいませ」

 背中をひとしきり洗い終えたらお次は左腕を胸の谷間に挟み込むようにして擦り上げてゆく。すべすべとしたモチ肌とどこまでも沈み込みそうな程柔らかな乳肉の感触が泡によって生み出される心地良い摩擦感となって極上のハーモニーを奏でていた。指先までしっかりと挟み込まれて何時も揉みしだいているおっぱいが一段と熱く蕩けるような感触となって手の平を幸せいっぱいに包み込む。

 反対の腕から指先、両太ももに至るまでを熱心なおっぱい洗いで洗われて、僕の番はまだですかと力強く反り返った肉棒が抗議の声を上げているが・・・今しばらくの我慢だとたしなめる。

「愛しき旦那様、おちんちんを洗わせていただきます」

 宣言とほぼ同時にガチガチの肉棒が豊かな双丘へと挟み込まれた。コーデリアの大きな手がもにゅもにゅと両乳房をこすり合わせるかのようにして間に挟まれたおちんちんを擦り洗いして行く。腰が砕けんばかりの鮮烈な快楽が背筋を駆けのぼって脳天を貫いた。このまま柔らかな谷間で洗い続けられれば敢え無く射精してしまうだろう。しかしコーデリアはいったん胸元からおちんちんを開放し、シャワーでお互いの全身を洗い流す。

 意地悪をしているわけではない。むしろその逆のご奉仕・・・おちんちんのオイルマッサージが待っているからだった。

 持ち込んだ手拭いで自らの胸元と僕のおちんちんの水気を軽くふき取り、高級そうな瓶を手に取る。回春マッサージなどで用いられているおちんちん専用のオイルマッサージ用アロマオイルだ。学生の身ではとても普段使いできないような値の張る高級品なのだがそれをコーデリアはたっぷりと手に取って自らの胸元へ再び塗り付けてゆく。

 普通は手でオイルマッサージをするのだろうが奉仕欲に突き動かされたコーデリアはその一歩先へ・・・末期のおっぱい星人たる僕を満足させるとばかりに豊満な双丘をもってオイルマッサージをしてくるのだ。

 何時もお世話になっている愛しき旦那様のおちんちんを労わるためにマッサージをさせてほしいと大真面目な顔で言われたときは混乱したものだが、実質それは愛情たっぷりに行われる丹念なオイルパイズリのお誘いで・・・拒否できるわけがなかった。

「では愛しき旦那様、おちんちんのオイルマッサージを行いますね」

 優しく誘われるように反り返った肉棒が再びコーデリアの双丘に挟み込まれた。当たり前のように混浴するようになってから毎日繰り返しているおっぱいで行われるオイルマッサージ・・・にゅるにゅるとおちんちんが柔らかな乳肉でこね回されるかのようにオイルを擦り込まれてゆく。

にちゅっ・・・♥にゅる♥にゅぷぷぷ・・・♥にゅるん♥にゅるんっ♥

 風呂椅子から転げ落ちないようにするのが精いっぱいなほどの快楽。むっちりと吸い付く乳肉がおちんちんをたっぷりと甘やかすように隙間なく包み込まれる。

「愛しき旦那様、とても心地良いようにお見受けされます」
「こ・・・こんなの・・・♥おちんちんが幸せすぎるって・・・♥」

 語彙力が欠落した受け答えしか出来なくなりつつある。愛情たっぷりラブラブオイルパイズリが気持ちよすぎて爪の先まで幸せいっぱいに心地よくされてしまう。

たぷっ♥たぷんっ♥むにゅんっ♥むにゅむにゅ♥たぷんっ♥

 高級なマッサージオイルによる心地良い摩擦感がおちんちんを扱きあげて、気が付けばあっという間に精液が込み上げてくる感覚を覚えるが尻に力を込めようと思う気すらも起こらない。本当に為すがまま・・・コーデリアの極上オイルパイズリに溺れて恍惚としているだけ・・・

とぷっ・・・♥とぷどぷっ・・・♥びゅるっ♥びゅくっ♥どぷっっ♥

 全く抵抗できない・・・いや、しないままゆっくりと粘つく白濁が溢れ出た。今日もまた、コーデリアの豊満な双丘へ精液をお漏らしして、たぷんたぷんと射精の脈動に合わせて揺らされる乳房に最後の一滴まで気持ちよく搾り取られてしまった。

「れろっ・・・なんて濃ゆい精液・・・愛しき旦那様、二度もたっぷりと濃ゆい精液をありがとうございます・・・これならば今夜の深き闇も愛しき旦那様を包み込むことは叶わないことでしょう」

 谷間に半立ちの肉棒を挟み込んだまま小さな水たまりになる程の白濁を指ですくい舐めとる彼女は魔性と呼ぶには余りにも煽情的で淫らだった。2度の射精をもってしてようやく性欲が一息付けた脳みそがすっきりと再起動を果たす。

「ふぅ・・・ふぅ・・・深き闇って・・・何だか縁起でもないけど・・・何だい?」
「予感がするのです、本日の台風で・・・おそらく長時間の停電が発生いたします」

 あぁそうかとちょっと安心してから初めて浴室の窓の外がすっかりと暗く、強くなり始めた風がガタガタと当たりの物をまき散らすかのように吹き荒れていたことに気が付いた。

「うわぁ・・・もう真っ暗だし風もだいぶ強くなってたんだね・・・全然気が付かなかったよ」
「僭越ながら、セックスの時から愛しき旦那様は私の身体に夢中でしたから・・・とても光栄なことです」

 シャワーでオイルや様々な体液を一旦洗い流し、湯船へコーデリアを後ろから抱きしめるかのような形で二人身を寄せ合った。湯船に蓋もせずにさんざんほったらかした割には湯加減はちょっとぬるめでいい塩梅だと言えた。

「ふぁぁぁ・・・二人で入る分にはちょうどいい感じになったね」
「ええ、狙い通りという訳ではありませんが二人身を寄せ合う分にはちょうど良い温かさですね」

 家の外は強い風が吹き荒れている中で愛しい彼女を抱きしめながら共にお風呂で温まる・・・この規模の台風は独りぼっちだと少し心細かっただろうなと思った瞬間、浴室の電灯が消えてしまって浴室をコーデリアの炎だけが照らし出し始めた。

「脱衣所の明かりまで消えちゃったってことは、コーデリアの言う通りもう停電しちゃったんだね・・・」
「予想よりもだいぶ早いですがそのようですね愛しき旦那様、ふふふ・・・少々不謹慎ながら私の本領を発揮するときです」
「ふふ・・・そうだったね、君がいて本当によかったよ」

 コーデリアと手をつなぎながら湯船から出て脱衣所へ、彼女の明かりだけを頼りにバスタオルで体をふき、着替え終えると再び手を取り合って台所へ。冷蔵庫の中にはコロッケにシーザーサラダ、おにぎりに卵焼きが用意されていた。

「なるほど、停電していてもおにぎりとかコロッケだったら冷めててもおいしく食べられるもんね」
「お味噌汁だけはインスタントですが・・・ではいただきましょう」

 それを二人で食卓へ並べると闇の中二人身を寄せ合うようにして食べ始める。コーデリア手作りのコロッケは冷めていてもホクホクとしていて甘く、塩気の効いたおにぎりも相まって美味しさが倍増していて食べ進める手が止まらない。

「このコロッケ・・・かなり好きかも・・・ってもしかして台風だからコロッケ作ってくれたの?」
「その通りです、どうも台風の時はコロッケを作る風習があるとかないとか・・・とお聞きしましたので」
「ふふふ・・・台風じゃなくてもまた作ってね、これ好物になったからさ」

 外をびゅうびゅうと風が吹き荒れて雨戸を揺らし、真っ暗闇の中でコーデリアの明かりだけを頼りに美味しい夕飯を食べる。本当にコーデリアがいてくれてよかったと心の底から思う。

「ふう、ごちそうさまでした・・・本当に最高に美味しかったよコーデリア」
「お粗末様でした・・・では愛しき旦那様、片付けるのを手伝っていただけますか?この闇の中で愛しき旦那様のお傍を片時たりとも離れるわけにはまいりませんので」

 二人協力してシンクの洗い桶の中へお皿を置いて水に沈めておく。その間も必要とされ続ける環境が彼女にとって堪らなく嬉しいようでもう手を握るだけでは飽き足らず腕にしがみ付くように身を寄せてくる。

 リビングの畳へと寄り添うように座り、外がびゅうびゅう吹き荒れる風の音だけが響き渡る中で矛盾したかのように穏やかな時間が過ぎていった。

 雨戸を締め切っているから窓の外からも明かりが入らず一寸先が闇の中、不安も恐怖もない。コーデリアの麗しい顔を見つめながら時折愛おしさから唇を重ね合う。

 今日は既に2度射精しているが、この調子でいけばいずれまたコーデリアとセックスするのだろうなと爛れた情欲の予感を感じているとコーデリアが熱っぽく潤んだ瞳でこちらを見つめてきた。

「愛しき旦那様、もう既に2度精を頂いておりますが・・・ご奉仕してもよろしいでしょうか?」

 騎乗位でセックスしてもいいかというお誘いの合図だ。その言葉だけで僕の身体はパブロフの犬のようにムラリと性欲が沸き起こっておちんちんが力を増し始めた。彼女の女体に溺れ切った僕は断る言葉を忘れてしまっているかのように首を縦に振った。

「お風呂に入ったばかりだというのに申し訳ありません愛しき旦那様」
「気にしないでよ・・・僕だってコーデリアのご奉仕は・・・いつだって嬉しいからさ」

 このままでは確実に疲れ果てて眠るまでセックスをすることになる、コーデリアに待ちきれないとばかりに手を引かれて寝室のダブルベッドへ、着くや否やズボンから6割ほど力を取り戻した肉棒が取り出され、コーデリアが吸い付くように股間へ顔を近づける

ちゅぱっ♥ちゅぱっ♥じゅっちゅ♥ちゅぱ♥レロレロ♥ちゅうっ♥

 心地良い口淫奉仕で肉棒が一気にムクムクと大きくなって準備万端、するとコーデリアが僕を座らせてからその上からまたがるように腰を下ろしておちんちんがおまんこの中へと沈み込まれていった。いわゆる対面座位の格好となる。

「ああ・・・この体位って初めてやる気がするけど・・・凄くいいね」
「愛しき旦那様、このままキスをしたまま緩やかに・・・」

ちゅうっ♥ちゅぷっ♥はむちゅっ♥ちゅぷっ♥はむんっ♥ちゅうっ♥
ぬちゅっ♥くちゅっ♥ぐちゅっ♥ぬちゅっ♥ぬっちゅんっ♥くちゅっ♥

 ディープキスをしたまま前後にゆっくりとコーデリアが腰を振る。極上の膣内がねっとりとおちんちんを擦りたてて、口内で舌先が絡み合う。蕩けた顔つきの彼女が彼女自身の炎で照らし出されてとても淫靡だった。

 外のうるさい風の音はもう二人の耳には届かず、淫らな水音と互いの熱い喘ぎ声と吐息の音だけが互いを高め合うかのように響きあっている。こういうゆったりとしたセックス故の堪らない幸福感が胸をいっぱいにしていった。

 常に上限を超えて愛しさの数値が新記録を樹立し続けている。おまんこの中でおちんちんが幸せいっぱいに蕩けている。全身いっぱいに愛しい人のぬくもりを感じながら両腕で力いっぱいコーデリアを抱きしめると頭の炎が歓喜に震えて大きく燃え上がった。

―――――あぁ・・・幸せだなぁ・・・

 そう心の中でひとり呟くと込み上げる射精感に身を任せ、彼女の膣内へたっぷりと白濁が溢れだす。射精直後の敏感なまま続けて腰を揺すられて萎える間もなくセックスは続く。真っ暗闇の中で時間という感覚を失った僕らはスマホの目覚まし時計が鳴り響くまでただひたすらに交わり続けるのだった。
24/07/27 22:58更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
大量の精を注がれ炎が大きくなっている場合は満たされた状態ではあるものの、自らを満たす主人への極度の感謝と情愛からその献身の欲求と淫らな奉仕が苛烈さを増す・・・と紹介文には記載されています。そうですね、堪りませんよね、本当に魅力的ですよね。

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