連載小説
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旦那様の誓い、私は幸せ導く明かりとなる
 その日の学校は何時もにも増して騒がしく、そわそわとしていた。

―――――おい聞いたかよ?あの魔物の娘・・・キャンドルガイストってんだっけ?俺らと同じ学年らしいぜ!?
―――――ちょっとその情報は古いな・・・なんとこのクラスへ編入らしいぜ?
―――――まっっじで!?!?うっわ・・・テンション上がってきた!!!
―――――遠目でしか見えなかったけど物凄い可愛かった・・・俺一目ぼれしちゃったかもしれない。

 クラス中で盛り上がる男子とそれを冷ややかな目で見る女子たち・・・僕の平穏な学校生活が終わりを迎える処刑の時、いつも以上に早起きして一番乗りで学校へ登校したした自分の延命処置が終わるとき、コーデリアが紹介されるであろう朝のホームルームを待つ。

「え〜このクラスに新しい仲間が加わることになりました、皆さんもう既に随分と騒ぎになっていたので気が付いているかと思いますがキャンドルガイストという魔物娘のコーデリアさんです・・・どうぞ入って!」

 すっかり白髪になった初老のおじいちゃん先生が簡単な前振りと共にコーデリアへと入室の合図を告げる。ガラリと扉が開かれて教室へと入ってきた絶世の美女を前にクラス中の男子の心が奪われた。

「どうも、はじめまして。キャンドルガイストのコーデリアと申します、どうぞよろしくお願いいたします」

 クラス中の男子の心がコーデリアに捧げられた。心の底から一目ぼれした結果何一つ言葉を発することができなくなって、口をパクパクとさせ続ける男子達とひそひそと小声でめっちゃ美人だとか胸でっか!とか脚長っ!っていうか燭台みたいなのねえとか好き勝手にしゃべっている女子と二分された教室。

「さて、コーデリアさんの席はどこにしようか・・・」
「僭越ながら先生、あの隣の席を私は希望します」
「おぉ、ちょうど開いておる席だね・・・皆もそれで構わんか?」

 指さされた先の席は僕の隣の席・・・以外にも反する声は挙がらずに、コーデリアが隣の席へと座った。その代わりに僕はクラス中の呪詛交じりの視線で串刺しにされながらこちらを無表情ながらに見つめるコーデリアを見て僕は覚悟を決めた。

「ようやく貴方のお傍にいられます、旦那様」

 男子からは呪詛が口から溢れんばかりに飛び出し続けて、女子からは黄色い声できゃあきゃあと盛り上がる声が・・・阿鼻叫喚に教室は包まれた。

「えーと、みんなお静かに・・・次の一限目の私の授業は自習にするから・・・コーデリアさんとも交流を深めておきなさい。それではあんまり騒がないようにね」

 おじいちゃん先生が良かれと思ってか、自習という名の尋問時間をたっぷりともうけて去って行ってしまった。扉がバタンと絞められた瞬間に僕とコーデリアの周りは男女ともに輪になるように囲まれてしまった。やいのやいの一斉に質問を浴びせられてしまうので何が何だかわからないと返すと尋問の様子は記者会見のように進行されることになる。

―――――旦那様・・・と御呼びしましたが、お二人は許嫁か何かの関係でしょうか?
 はい、その認識で間違いありません。僕の口からサッと答えた、コーデリアに言わせると私は旦那様に使っていただいている身の上とかなんとかと言って話がややこしくなるからだ。きゃあきゃあと黄色い声援に呪詛交じりの声がカメラのフラッシュのように僕らへと浴びせられ続けている。

―――――お二人は同棲なさっているのですか?
 はい、そうですが・・・とコーデリアが即答し、女子達が再び歓声を上げる。男子からは呪詛交じりのうめき声が上がる・・・。

―――――もしかして二人とも同じベッドで寝てるとか・・・?
 はい、その通りでございます・・・再び即答されたその答えにクラスの熱狂ぶりは最高潮の物へと変わっていった。それこそ隣のクラスの先生がうるさいぞ!っと注意しに来るくらいには騒がしいクラスはひとまず先生の注意で指し水を受けてクールダウン。その後は当たり障りのない・・・お互いが知り合ったきっかけや、お互いの好きなところ・・・スリーサイズからお姉さまと御呼びしても良いですか!なんてお願いまでもあったりして。自習の時間はあっという間に過ぎ去って、他の午前中の授業も誰一人として身に入っていないのは誰の目から見てもハッキリとしていた。

「旦那様、かなりお疲れのご様子ですね」
「質問責めどころか尋問だったよ・・・」

 二限目以降の授業合間の休み時間の度にも取り囲まれるように質問責めにされ、どうにかこうにか昼休み、少しくらい2人きりになりたいからと追っ手を撒くように弁当を片手に校内中を駆け巡ってやってきたのは今は使われていない旧校舎内の空き教室だった。

 無造作に並べられている机と椅子を並べ合わせた僕らはようやく一息付いて2人分の弁当を広げる・・・手作りのハンバーグは冷めていても柔らかく、白米がすすむすすむ。マヨネーズで和えられた短冊切りの人参とゴボウのサラダが噛めば噛むほどに旨みが口いっぱいに広がって、あまじょっぱい卵焼きもフワフワで、プチトマト2つ添えられて彩りも綺麗。弁当をパクつく手が止まらない、毎日毎日こんなにも美味しい弁当を作ってくれる彼女には頭が上がらない。

「ほんと・・・毎日毎日お弁当ありがとねコーデリア・・・」
「旦那様の為ですから苦労はございませんよ」

 学校でも2人で一緒にいられるという幸せに、色々と大変な目にもあってはいるが結局はコーデリアが編入してきて良かったなと思えた。

「ふぅ、ご馳走様でした・・・美味しかった・・・」
「お粗末さまでした」

 お腹いっぱいの良い気持ちだが、午後イチの歴史の授業に向けて昼寝を出来るかどうか・・・スマホは朝イチで占星に預けているから・・・ここの教室には時計は掛かっていないか・・・

「旦那様、お昼休みでしたら残り20分程となっておりますよ」

 コーデリアがスカートのポケットから懐中時計を取り出して現時刻を見せてくれた。それならここでゆっくりと昼寝出来そうだ。

「旦那様、お昼寝なさいますか?宜しければ私の膝をご利用下さいませ」
「おお・・・それじゃあお願いするよ」

 ぺたんと女の子座りのコーデリアの膝にゆっくりと頭を乗せてみる。なかなか素晴らしい寝心地の膝枕にコーデリアへとお礼を言おうとしたのが不味かった。

「あっっ?!」
「どうかなさいましたか?」
「ごっごめん・・・その・・・胸元が下から見えちゃって・・・」

 コーデリアの豊満なバストは力強くセーラー服の上着を押し上げて、シャツ越しに昨日買ったばかりで記憶にも新しい、コーデリアの炎に似たオレンジ色のブラジャーが透けて見えてしまった。透けブラを見るだけでも股間に血流が集まりだす感覚を覚え、流石に重度の下着フェチ過ぎる反応に恥ずかしくて目を逸らしてしまう。

「旦那様、ムラムラなさった時は遠慮なく私をお使いくださいませ」

 ここで断りの返事をするとエライ事になるのは経験済み。もしも断ってしまったのならば普段の冷静さが嘘のように取り乱した彼女に押し倒されて、自身の持てる全てを使い、精液が一滴残らず空っぽになっても終わることの無い淫らで熱烈な「自身の魅力を理解させる御奉仕」が始まるのだ。

「お願い、コーデリア・・・」

 断る理由も無ければ勇気もない自分は御奉仕のオネダリをする。まぁYESと答えれば少なくとも1度か2度・・・午後をすっぽかしてなお終わらない・・・なんてことは無いだろう。

「さて、旦那様・・・今回は手で御奉仕するつもりなのですが、いわゆる授乳手コキが良いか、それともブラジャーをオカズに手コキされたいか・・・お選びくださいませ。もちろん両方でも構いませんが」

 普通だったら授乳手コキの流れなのだろう。しかし僕が昨日の下着ファッションショーで重度の下着フェチを患っている事を確信しているかのような選択肢を提示してきた。

「決められないのならばブラジャーをオカズに手コキを行いますので、吸い付きたくなった際はお申し出くださいませ」

 セーラー服の上着を着たまま中の白シャツのボタンを外して前を開くようにしてオレンジ色のブラに包まれた乳房を下から見えやすくしてくれた。既にガチガチに硬く反り返ったおちんちんがいつの間にかスルリとズボンから取り出されて、コーデリアの大きな右手が包み込んでくる。

にぎにぎ・・・♥しこ・・・♥しこ・・・♥

「あうっ♥ちょっ・・・ちょっとコレ・・・ヤバいかも♥」

 旧校舎とはいえ全く誰も来ないという保証のない中でコーデリアの手でおちんちんが扱きあげられ始めた。上下にゆったりと扱かれる度に腰が浮かび上がらんばかりに心地の良い摩擦がおちんちんを蕩けさせる。

にちゅっ♥にちゅっ♥にゅる♥にゅるにゅる♥しこ・・・♥しこ・・・♥

「それっ♥それキツイっ♥先っぽ撫で撫でキツイっ♥」

 白くすべすべで柔らかな手の平が亀頭を包み込みクルクル回すように撫で回されて息が詰まる。包み込まれるような大きな手の平で逃げ場のない肉棒がそれは気持ちよすぎて辛いから辞めてと先走りの涙を垂れこぼす。

 手淫による身じろぎでふるんふるんと揺れ動く乳房を彩るオレンジ色のブラジャーが心を魅了して、みっちりと隙間なくおちんちんに絡みつく柔らかくて暖かいコーデリアの手がおちんちんを心地よく何度も何度も擦りたてる。

 ひとまず授乳手コキのことはすっかり頭から零れ落ちて、コーデリアのブラジャーをオカズに手コキを味わうことに没頭してしまった。おそらく彼女も僕がこのままシコシコしてほしいと分かっているようで、無表情な瞳で快楽に蕩けてだらしなく顔を崩している僕をじっと見つめるばかりだった。

しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥

 もう射精まで幾ばくも無いほどにおちんちんは高ぶらされて、あとは着地点を・・・最高の射精感で射精するための着地点を模索する段階なのだが、フィニッシュに向けてコーデリアは指先を人差し指と親指を輪にしてカリ首の段差を繰り返し繰り返し擦りたててきた。

 いわゆるジャンキーな快楽、おちんちんの中で男が蕩ける部位は数あれど、繰り返し擦っても快楽が鋭すぎずに苦しくなく、それでいて射精に直結する場所。この世の男は大抵ここを擦りたてながら吐精する所だが、それを女の子の手で・・・コーデリアの手で扱かれたのならばその快楽は自らの手で慰めたモノの比ではない気持ちよさだった。

「お射精なさるまでこのテンポで扱きあげますので、旦那様のお好きなタイミングでお漏らしくださいませ」

しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥

「あっあっ♥あっあっあっ♥」

 自分任せに射精してもいい、性欲を処理してもらうだけのはずの手淫は愛情たっぷりにおちんちんをシコシコ気持ちよく追いつめてゆく。

しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥

「ふっうぅ・・・♥」

 ふるんふるんと魅惑的に揺れる胸元を・・・僕好みに彩ったおっぱいを目に焼き付けながらおちんちんを気持ちよくさせてもらっている背徳感で頭がおかしくなりそうだった。

しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥

「ああ・・・♥もう・・・♥」

 込み上げる射精感、自分だったらいったん焦らすことも視野にいれるが・・・もう興奮で正常な判断ができなくなっている脳内はコーデリアを静止することができなかった。

しこしこ・・・♥しこしこ・・・♥

びゅるっ♥びゅるるるっ♥びゅるっ♥びゅくっ♥びゅるっ♥

 コーデリアの温かなの手の中でおちんちんが上下に何度もビクンビクンと脈打ち暴れて先端が生暖かく粘ついた感触に包まれていく。おびただしいほどの射精量にも関わらずコーデリアの大きな手の平は絞り出された白濁液を一滴たりとも零すことなく受け止め続けていた。

 お掃除いたしますね・・・と息もつく間もないまま絶妙な力加減で行われるお掃除フェラチオが尿道に残る精も逃さぬ吸い上げで体中がビクンビクンと陸上に打ち上がった魚のようにのたうってしまう。

「ちゅっっぷん♥・・・旦那様、ご覧くださいませ・・・これほどの量を搾り取ることに成功いたしました」

 そういって見せてきたコーデリアの掌の上は僕が吐き出した白濁がねっとりと溜まり、小さな水たまりとなっていた。ティースプーン一杯どころの量ではない、少なくともその5倍はある水たまりを前にこんなにも出したとのかとついつい見入ってしまった。

「それでは旦那様の精液・・・いただきますね」

 麗しき美貌のコーデリアが・・・ちゅるりちゅるりと音を立てて僕の精液をすすり始めた。僕から搾り取った大量の精液をまるで甘露のように舐めとる姿にゾクゾクとした愉悦感が胸を貫く。

「ふう・・・流石の濃ゆさ・・・これならば午後の授業でも精が切れることはなさそうです。これからもお昼休みの際には私に燃料補給をしていただければ幸いです」
「・・・一応聞くけど、燃料って・・・精液だよね?」
「もちろんでございます、家で留守を任されていた際は炎を最小限の大きさに抑えてしのいでいたのですが・・・やはり活動するとなるとそうは参りませんので」
「・・・じゃあ昼休みは何としてでも二人っきりにならないとまずいって訳か・・・」
 
 今後の学校生活における重要なタスクが提示されたところでちょうど予鈴のチャイムが鳴ったため乱れた制服を整えて旧校舎を後にする。お昼寝は出来なかったが・・・不思議と頭はスッキリとしていた。

 そして本日最後の授業が終わり、放課後・・・わかり切っていたことだがコーデリアは放課後に遊びに行こうと女子たちに囲まれていた。旦那様に夕飯を作らねばなりませんと断りを入れるものだから飽きもせずにきゃあきゃあ黄色い声援が上がった隙にまた明日とあいさつ、校舎を早歩きして下校し愛しのわが家へと帰り着いたのだった。

「ふう、ただいま・・・覚悟はしてたけど流石にちょっと疲れたねえ」
「私のわがままで申し訳ございません旦那様」
「いやいや、コーデリアと一緒にいられて僕も良かったから、こんな疲れもなんてことないよ」

 質問され疲れは確かにあったがこれも最初の内だけだろう。いずれ皆もコーデリアが一緒のクラスに居る事にも慣れるし・・・許嫁ムーヴをすることも慣れてくれるだろうか・・・一抹の不安を思っているとコーデリアがずいっと僕の顔を見つめてきた。どことなく彼女が次に何を言うのかわかるような気がした。

「旦那様、お疲れでしたら私の・・・」

 コーデリアの声を遮るように僕のスマホが鳴り響いた・・・ごめんと断ってから画面を見ると母さんからの着信だった。うかつというかなんというか無警戒にも僕はそのまま通話を開始してしまった。

「やぁやぁ聞いたよ!許嫁ができたんだって?我が息子よ!?」
「え゛!?母さんなんでそれを!?」
「ご近所さんのお母さんから娘さん伝手に聞いたのさ!しかも・・・一人暮らしにかこつけて同棲までしてるって聞いたよ・・・?」
「あ゛あの・・・その・・・」

 マズイマズイマズイすっかりと、本当にすっかりと母さんにコーデリアの事を説明するという今にして思えばものすごく大事なことを思い至らなかった自分の能天気さを恨む。だが今はこの場をどう切り抜けるのかを考えねばならない、焦っている場合ではなかった・・・落ち着くのだ・・・落ち着くのだ自分よ。

「アンタの事だからその許嫁さんが来てから毎日幸せすぎて肝心な母さんに説明するのすっかり忘れてたんだろう?その様子じゃマトモな言い訳すら考えてもいなかったと見えるね!」
「・・・はい・・・その通りですお母様」
「いいさいいさ、別に責めてるわけでも怒ってるわけでもないんだから。で、今はもう家に帰り着いた頃かい?」
「う・・・うん、今ちょうど帰り着いたところだよ」
「じゃあ心の準備ができたらテレビ通話でかけなおしておくれよ、母さんの無料通話にしてないんだ。アンタのはしてたはずだろう?」
「うん、じゃあまたあとで・・・」

 けたたましくまくしたてるだけまくしたてたのちに電話は切れた。無表情ながら心配そうにこちらを伺いみるコーデリアに今の話を伝えた。

「ではこれからテレビ通話で旦那様のお母様へご挨拶する・・・という訳ですね」
「うん、ごめんねコーデリア・・・何も打ち合わせもできないままでいきなりになっちゃうんだけど・・・」
「いいえ、旦那様へのご奉仕の事ばかり考えていた私も何ら注意喚起ができませんでした、私にも多少なりとも非がございます」
「ご奉仕の事ばかりって・・・ふう、じゃあかけるよ」

 母さんへとテレビ通話で電話をかけるとわずか1コールでスマホの画面にでかでかと見知った母さんの顔が・・・アレ?角が生えてないかい・・・?

「やぁやぁ我が息子よ!久しぶりだね!見て分かる通り母さん魔物になっちゃったから!」
「え゛え゛え゛?!?!?!」
「いやね、父さんの出張先が反魔物を謳う都市だったんだけどついこの間、魔物娘の襲撃による大規模な魔界化に巻き込まれてね、街に住んでいた辺り一面の女性は軒並みなんらかの魔物娘になってしまったって訳さ・・・ちょうど3週間ほど前の話だね」
「サキュバスになってしまった母さんと今まで抜かずのエンドレスセックスに夢中になってしまってな、こっちもお前に連絡するのをすっかり忘れていたってわけだ・・・お互い様だな!」

 以前見た時よりも随分若々しく肌ツヤも良くなっている両親の姿を画面越しに見ながら驚愕の事実をどうにかこうにか飲み込む為に努力をするのだが・・・

「お隣さんの彼女が許嫁さんだね・・・まさか貴方も魔物娘とは・・・流石、血は争えないね!!・・・初めまして、貴方の旦那様のお母さんです、今後ともよろしくお願いします」
「こちらこそお母様、キャンドルガイストのコーデリアと申します、よろしくお願いいたします」

 画面越しにぺこりと一礼をする二人、隣で朗らかに笑っている父さんとこの場の空気にワタワタ振り回されている僕の姿が小さくワイプで映っていた。

「で、手短に話すとアンタの事だから一人だと毎日カップ麺ばっかり食べてたんだろう?それがコーデリアちゃんが美味しいご飯を作ってくれていると聞いているよ!毎日ありがとうは言ってるのかい!?」
「も、もちろんだよ!?」
「毎日金玉空っぽになるまでセックスもさせてもらってるんだろう?」
「うん、毎日気持ちよく・・・なんてことを聞くのさ!?!?」
「大事な事さ!幸せな結婚生活の秘訣・・・聞いたことぐらいあるだろう?3つの袋を離すなってヤツさ、胃袋に堪忍袋に・・・玉袋ってね!!」

 昔から母さんはさっぱりとした性格だったけれども・・・いくら何でも血を分けてもらった母さんの口から聞きたくは無かったなあ・・・軽く頭痛までしてきた僕はこめかみを揉むようにしてため息をついた。

「おっと話がそれたね、2つほど大切なことを聞きたかったんだ。二人とも生活費は足りているかい?お小遣いは増やせないけど食費なんか足りなければ言っておくれ?」
「現状十分すぎるほどに頂いておりますお母様、ご心配には及びません」
「そりゃよかった・・・じゃあ最後に一番大事なことを聞くよ?二人とも・・・これからもお互いに支え合い、敬い合い、幸せに暮らしていけそうかい?」

 なんだか結婚のご挨拶のようでコーデリアと互いに顔を見合わせる。出会ってまだ一か月も経ってはいないが僕の中でコーデリアは言葉などでは言い表せない程に大きな、大切な存在へとなっている。

―――――迷いなんかあるわけがなかった。

「もちろんだよ母さん、僕はこれから先もコーデリアと一緒に居たい」

―――――その一言が聞きたかったのさ、じゃあ私達からとやかく言うことはもう無いよ

「じゃあお二人さん、今後とも仲良くいちゃつくことだよ・・・ちょっとまだ通話してるじゃない父さんおっぱい揉まないでって・・・じゃあ切るよ!こっちはまだしばらく帰れそうにないから!ちょっ・・・あぁんっ乳首は弱いんだったら・・・♥・・・またね!」

 最後のほう、我慢しきれなかった父さんのセクハラと母さんの女の喘ぎ声を残して通話は切れた。嵐のようなひと時だったが僕の両親へはこれで公認のお付き合いになったという訳なのだろう。

「ふう、両親への挨拶とかそういえばそうなんだけどコーデリアにご両親とかいるの?」
「同じキャンドルガイストとして生まれた姉妹というか仲間のようなものはございますが基本的には両親に値する人物はいませんね・・・ですから私たちはこれで公認の夫婦であることを名乗っても差し支えないかと存じます」

 夫婦を名乗る・・・ただ漠然と日々を過ごしていた僕に訪れた数週間前が嘘のように感じるほどの人生の分岐点。彼女と共に生涯を歩むことに迷いはない、学生の身分でまだ将来の進路すら考えていなかった僕だがコーデリア無しの人生など有り得ないと自信をもって宣言することができる。彼女の隣に立つものとしてふさわしい物であり続けるために今の僕ができることは勉強くらいなのだろう、少しでも成績を良くしていい大学ないし就職先へと就くために今日から頑張って・・・という僕の決意は誓う前に霧散することになった。

「旦那様、先程のお話の続きをしてもよろしいでしょうか?」
「おっと・・・そうだったね、途中で遮っちゃったけどなにかな?」
「お疲れのご様子でしたら、私のおっぱいを揉んで癒されますか?」

 不意打ち気味に性欲を煽る一撃を食らって思わずクラりとしてしまった。大丈夫?おっぱい揉む?・・・なんて男子の夢、それも一般的な人間の高校生カップルならばCカップのおっぱいにでもありつければ上の上だと言えるのに、コーデリアのおっぱいは・・・思い切り広げた手の平からたっぷりとはみ出てしまうほどの爆乳。何カップすらも分かっていないが毎日帰宅するたびに揉みしだいてきたこのおっぱいの感触に僕はメロメロだし・・・断る選択肢というか・・・うん、いい加減認めよう。コーデリアのエッチなお誘いを断る理由ないじゃないか・・・思う存分・・・彼女に溺れてしまおう。

「うん、いっぱい揉み揉みさせてほしい・・・♥」
「かしこまりました旦那様、では心ゆくまで私の乳房を堪能くださいませ」

 制服のシャツを着たまま昼休みにたっぷりと見せてもらったオレンジ色のブラジャーが抜き取られ軽くたたまれてからリビングの畳の上に置かれた。プチプチと外されてゆくシャツのボタン、ガバリと前を大きく広げるようにしてコーデリアの色白でまあるくどたぷんとしたおっぱいがまろび出てきた。いわゆる半脱ぎの状態で捧げられた極上のおっぱいに我を忘れるように両の手を思い切り広げたままコーデリアのおっぱいへと手を伸ばし、指先が、手の平が至上の柔らかさへと沈み込んだ。

もんにゅう・・・♥もにゅんっ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥くにゅんっ・・・♥むにゅうっ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥

「私の乳房の揉み心地は如何でしょうか、旦那様?」
「さ・・・最高の揉み心地だよ・・・あぁ・・・柔らか・・・きもちよすぎるっ・・・♥」
「それはよかった、旦那様の乳愛撫に私も先程からおっぱいが心地よくて堪りません」
「え・・・?コーデリアもおっぱい揉み揉みされて気持ちいいんだ?」
「最初はくすぐったいだけでしたが旦那様に入念に愛していただきました結果、今ではおっぱいを揉み揉みされますと・・・とても心地が良く、私としてももっともっと揉みしだいてほしいという所存であります」
「そうなんだ・・・ポーカーフェイスだから気が付かなかったけれど、コーデリアも気持ちいい想いをしてたんだ・・・独りよがりじゃなかったって安心したよ」

もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥むにゅむにゅ♥たぷんったぷんっ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥

 指先から手の平が幸せにどっぷりと沈み込んでため息が零れ落ちそうだった。真正面から向き合ってグニグニと僕の手によって揉みしだかれて淫らに形を変え続けるおっぱいがとてもイヤらしく見えて、対して執拗に乳房を揉みしだかれているコーデリアは無表情ながら目元は上気して頬を赤らめ、半開きになった唇からタラりと涎が垂れ零れていた。

「コーデリア・・・そんなにおっぱい気持ちいいの?」
「んぅっ♥・・・はい、旦那様・・・おっぱいがとても心地よく・・・堪りません・・・このまま絶頂してしまいそうな程でございます」
「イっていいからね・・・我慢なんてしちゃだめだからね・・・コーデリアにも気持ちよくなって欲しいから・・・」
「かしこまりました、では今しばらく旦那様の心地よい愛撫に身を委ねようと思います・・・」

 律儀だなあと苦笑しながらもおっぱいを揉みしだく手は緩めない。無表情だった顔つきもだんだんと快楽に蕩けてしまっているように見えてきたのも気のせいではないのだろう、ぴくりぴくりと小刻みに身体も震え始めている・・・コーデリアの絶頂も近いという事を体は明確に示していた。

もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥もにゅもにゅ♥

 程なくしてコーデリアが大きく息を吐き出すように喘ぎ、体を震わせて始めた。その瞳は快楽に蕩けて焦点が合わずに熱く潤んでおり、突き出された赤く艶やかな舌とその唇の端から涎が零れ落ちてしまっていた・・・コーデリアを・・・僕の手でイかせたのだったという事を確信し、愛しい彼女を女の悦びへと誘えたという事実に途方もない達成感が胸を熱く貫いた。

「こ・・・コーデリア・・・気持ちよかった?」
「はぁ・・・はぁ・・・旦那様の最高の愛撫にて私・・・蕩けてしまいました・・・感謝いたします旦那様」
「ただ僕はコーデリアのおっぱいに夢中になってただけなんだけどね・・・でもまあ良かったよ」
「ふう、セックスとはギブ&テイクが基本・・・次は旦那様を気持ちよくする番でございますが・・・先程は旦那様に最高に気持ちよくしていただきました、私も全身全霊を以って旦那様へご奉仕いたします」
「ふふふ・・・それは楽しみだ・・・じゃあコーデリア・・・君のおっぱいを揉み揉みしたからもうこんなになっちゃったんだ・・・何とかしてくれるかな?」

 もうコーデリアにエッチなお誘いをするのも吹っ切れたもので、自らの手で最高潮に興奮し反り返った肉棒を取り出し、コーデリアの目の前に突き付けた。空気に触れて肉棒は少し肌寒く、それでいてどんなご奉仕が待ち受けているのかを待ちわびるようにヒクヒクと震えていた。

「では旦那様・・・学校で時間が足りずに行えなかった授乳手コキ・・・でご奉仕しようかと存じますが・・・それで構わないでしょうか?」
「あっ・・・いいね・・・それでお願いコーデリア」

 再び膝枕の恰好、見上げる視界いっぱいの乳房に股間をヒクヒク待ちきれないようにごねる。程なくしてコーデリアが身体を軽く前に倒すだけで僕の顔を覆い尽くさん爆乳がむっちりと鼻をギリギリ塞がない程度にのしかかってきた。

「いまさらのことですが、どうにもこれ程乳房が大きいためか・・・私は陥没乳首のようでございます。せっかくですから旦那様に隠れた乳首を吸い出していただきたく存じます」

 了解の返事ばかりにむっちりとのしかかるコーデリアのおっぱいへと・・・ちょうど乳首のあたりへと吸い付いた。ちゅうちゅう吸い付きながら舌先を沈み込んだ乳首を探し当てるように突き込もうとするとコーデリアがぴくぴく身体を震わせていた。

「ふぅっ・・・♥流石旦那様・・・私もこれは大変心地よく・・・堪りません」

 軽く喘ぎ声を漏らしつつもコーデリアが僕のおちんちんをシコシコと扱き始める。お互いがお互いの性感を愛情たっぷりに高め合う幸せな交じり合い。シコシコと心地よく扱かれるおちんちんが気持ちよくて堪らない・・・口いっぱいのおっぱいから甘さすら感じている。
夢中で吸い付いたおっぱいをほじる様な舌先にコリッとした感触を覚えた瞬間コーデリアがひときわ大きくビクンと震え、おちんちんがきゅうっっと握りしめられてお互いに甘く喘ぎ声が零れ落ちた。

「だ・・・旦那様、それが私の乳首・・・大変敏感な様子ですので・・・優しく・・・お願いいたします」
「うん、優しくほじりだしてあげる・・・敏感だろうけれど頑張って堪えてね」

 ちゅうちゅう吸い付きながら突き込んだ舌先がコリッとした感触をとらえてほじりだすように何度も何度も舌先で転がし始める。大きな乳房で視界いっぱい塞がれて乳首責めに身もだえするコーデリアの感じている顔が見えないのが残念だが仕方がない。それよりも乳首をコリコリ転がすたびにコーデリアの手淫もぎゅうぎゅうとキツく、ガンガンに射精感を促すような擦りたて方に僕の方も大して余裕はないのだと把握する。

「あ・・・右側は出てきたね・・・れろれろ・・・」
「はうぅぅ・・・♥だ・・・旦那様、もう片方も・・・お願いいたします」

 恥ずかしがり屋の乳首はコーデリアの白い肌を彩る桜色だった。無事にお宝を探し当てて調子に乗った僕は残る左乳首の捜索へと当たる。こうなったらコーデリアの手コキで射精してしまう前に左乳首も日の元へと晒してあげようと勝手に自分の中で目標がたてられた。

レロレロ♥ちゅうっ♥ちゅぱちゅぱ♥コリッ・・・コリコリっ♥ちゅうっ♥
しこしこ・・・♥にちゅっ♥にじゅっ♥にちゅっ♥じゅっちゅっ♥

 授乳手コキの快楽におちんちんからは止めどなく先走りが溢れ出て、コーデリアの手淫をぬるぬるとした堪らない感触へと昇華させて射精を我慢する耐久力をガンガン削られてしまう。左乳首も既ににほじりだされてしまったために、授乳手コキは互いが互いの弱点を執拗に責め合う甘美な我慢比べとなっていた。

「ふぅっ・・・♥ふぐぐっ・・・♥」
「あぁ・・・♥旦那様・・・乳首が・・・蕩けてしまいそうでございます・・・あぁ・・・旦那様・・・私も・・・共に・・・」

 互いの絶頂は・・・全く同じタイミングだったと確信が持てるほどのものだった。おちんちんが幾度となく脈打ちながら柔らかく大きな掌へと白濁をまき散らし、乳首を舐めしゃぶられ続けたコーデリアは再び女の悦びに身悶えしていた。

 はぁ・・・はぁ・・・と互いに体を畳の上に横たえる。凄まじいほどの快楽だった・・・荒く乱れた息を整えるようにしてコーデリアの盛んに燃え盛る炎越しに絹糸のような触り心地の髪を撫でながら、顔を淫らに崩しながら美味しそうに手の平の精液を舐めとる彼女に愛おしさを感じて心が震えた。

「ふう、とても心地よかったです、ありがとうございます旦那様」
「こちらこそだよ・・・とっても気持ちよかった・・・ありがとうコーデリア」
「では旦那様・・・まだ、旦那様の玉袋は空っぽではないご様子・・・ご奉仕を続けさせていただきますね?」

 そういうとコーデリアは僕をお姫様抱っこするようにして寝室へと向かう。幾度となく繰り返されたこの儀式じみた行為は・・・これからコーデリアのおまんこへおちんちんを突き入れるという事をはっきりと思い起こさせた。

 優しくダブルベッドの上に寝転がらせられて、天高く反り返ったおちんちんを跨ぐようにしてコーデリアが下着のクロッチをずらして花園の入口へと狙いを定め・・・

にゅぷぷぷ・・・♥ずにゅるるる・・・ぱちゅんっ♥

 根元までしっかりとおちんちんが・・・コーデリアの極上の名器へと包み込まれたのだった。幾度となく味わったこの膣内が今日はいつも以上に熱くぬかるんで、蕩けているように感じた。すっかりと頬を赤らめてセックスの快楽に表情を熱っぽくとろめかせている彼女の顔に僕の方まで幸せに満ち満ちてしまった。

ぱちゅんっ♥ぱちゅんっ♥ぱちゅんっ♥ぱちゅんっ♥

 何時もよりも幾分か穏やかな注挿・・・その訳は単純なモノだった。僕もそうだがコーデリアのほうも普段以上に快楽に溺れているため激しく腰が振れなかったのだ。執拗なおっぱい愛撫で二度もコーデリアが絶頂していた事、そして何よりも・・・「僕はこれから先もコーデリアと一緒に居たい」という母さんへの宣言が、彼女の身も心も喜びに染め上げていたからだった。

「あぁぁぁぁ・・・♥コーデリア・・・♥コーデリア・・・♥」
「ふぅっ・・・♥ふぅっ・・・♥旦那様っ・・・♥旦那様っ・・・♥」

 極度の快楽で互いに名前を呼び合うことしか出来ない。とんでもなく気持ちがいいはずなのにおまんこの中を出たり入ったりするおちんちんの輪郭がぼやけてはっきりとわからなくなってきている。本気でそう思えるほど・・・おまんこの中でおちんちんが溶けて互いに一つに交じり合っているようだった。

 もっともっとこの居心地のいいおまんこの中におちんちんを挿れていたいのに・・・精巣がきゅうきゅうと縮みあがって、ぴゅるぴゅると先走りがこぼれ続ける肉棒が射精の予兆を・・・快楽にオーバーヒートしている脳へと必死に訴えかけてくる。

「コーデリア・・・むちゅっ♥」

 言葉がなくとも以心伝心。イくときは一緒だと・・・愛情たっぷりのディープキスをしながら僕はコーデリアのおまんこの中へ三度目とは思えない程に濃ゆく粘ついた精液をたっぷりと吐き出し始めるのだった。

 精巣がひっきりなしにきゅうきゅう縮み、玉袋に蓄えられた精液が絞り出されてゆく本能を満たすような快楽に脳がパチパチショートするかのようだった。

「あぁぁぁぁ・・・♥きっ・・・きもちよすぎるっ・・・♥」
「私もでございます旦那様・・・私のナカを満たすようにお射精して頂けて・・・女の悦びまでも味合わせていただけて・・・」

 愛おしさからキスをする。愛の言葉をささやくために唇を離し、再びキスをする・・・僕が下でコーデリアが上の騎乗位で、彼女が前に体を倒すように密着しながら抱き着きあう。度重なる絶頂に脱力しきった彼女の重さは心地の良いもので、このままずっとこの幸せが続けばいいのにと夢のようなことを・・・これから先も約束された幸せな日々を確信しながら再びコーデリアの膣内で硬さを取り戻し始めた肉棒を・・・再び気持ちよくしてもらおうとオネダリするのだった。
24/07/21 11:55更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
いつも以上に筆がのりました。様々な魔物娘が増えてゆきますが、僕はキャンドルガイストと添い遂げる覚悟です。
例え昼間の明るい場所だろうとも君の事ならば必要だから僕の元へと来てくれませんか!?

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33