連載小説
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私を貴方色に飾り付けて
 何処にでもいる片田舎に住む高校生男子だった僕。両親の都合で一人暮らしを強いられた僕の人生は主に、学校へと通い授業を受けて、放課後は帰宅部なので早々に帰宅し、適当にスマホゲームでだらだらと暇をつぶして、自由に風呂に入り、歯を磨いて眠ることの繰り返しだった。

 別にそれが不幸だとか恵まれていないだとか言うつもりは無かったし、自分自身も悠々自適な一人暮らしが性に合っていた。そんな僕の人生はキャンドルガイストの恋人であるコーデリアと出会ってから随分と様変わりすることになる。

学校から帰宅したと同時に玄関先で待ち構え、飛び掛からんばかりに抱き着いてくるコーデリアを抱きしめ返して僕がいない間の昼間の不安をなだめる様に深く何度もキスを繰り返すようになった。

 そして豊満でたゆんっと魅惑的に揺れる胸元へと両手を引き寄せられて揉みしだくように懇願される。僕らが最初に交わった夜に僕が随分と熱心におっぱいを弄り倒す様を見て彼女は学んだのだろう、自らの豊満な乳房は旦那様を自らに夢中にさせつづける武器足りえるということを。

 例えるのならば温かなローションを詰め込んだ薄い水風船のように非常にふわふわな感触、ほんの少しの力を込めるだけでどこまでも柔らかく指先が沈み込み、ひしゃげた乳肉は吸い付くようにもっちりと手の平を心地よく幸せにさせる。帰宅するたびに毎日のように揉みしだいているが何時までたっても満足することを許さない魔性の感触。

 熱烈なディープキスをしながら極上のおっぱいを揉みしだく・・・年頃の男子高校生の劣情を焚きつけるには余りある性感、ものの10秒もかからずにズボンの中のおちんちんはたちまち窮屈に反り返ってゆく。彼女自身が頃合いと見るや唇を離し、僕の耳元でこうささやくのだ。

―――――旦那様、どうか私の身体をお使いくださいませ・・・

 文字だけに記すとトンデモないことを彼女に言わせているのだろう。でも彼女たちキャンドルガイストにとっては真剣なセックスのお誘いの合図だ。コクリと首を縦に振るとすぐさま彼女の大きな両手でお姫様抱っこされて僕の部屋に連行されてしまう。ゴーレム族な彼女は軽トラックくらいならば片手で持ち上げられるという力持ち、取り落とすなんてヘマはせずに安定感抜群に最近新調したダブルベッドへと下ろされる。

 ちなみにこのダブルベッドとその寝具の代金は殆どコーデリアが出してくれた。アルバイトをして返そうかと提案するも彼女がキャンドルガイストとして誕生し、メイドとして勤めていた場所である富豪が住んでいたという洋館・・・持ち主がダークプリーストと結ばれてパンデモニウムへと旅立つ前に従業員一同に対して美術品やら調度品を売り払った遺産分けをした結果、彼女は2億までならポンと出せるそうだ。あまりの経済格差に打ち負かされた僕はとりあえず両親から送られてくる生活費を主として使い、二人で暮らしていくための物・・・ダブルベッドなどを彼女に出してもらうことにするのだった。

―――――閑話休題

 熱烈なキスと乳愛撫に準備万端になるのはお互い様のようで、コーデリアの秘所は熱く濡れそぼっている。彼女が上で僕が下の騎乗位で今日もガチガチに興奮した若い肉棒は熱くぬかるんだ花園へと沈み込んでいった。

 つい先週までは童貞だった僕が味わったことのある穴っぽこといえば通販サイトで購入した自慰行為用の柔筒くらいのものだったが、コーデリアの膣内はそんなシリコンの筒とは比べ物にならない程に心地が良く、何時も挿入直後はしばらく膣内と肉棒が馴染むのを待つかのようにじっと抱きしめ合っている・・・僕はこの瞬間がとても好きで、コーデリアもそれをわかっているのか唇を重ねてゆっくりと僕の性感を高めてくれる。

―――――旦那様・・・私のおまんこの中、おちんちんは心地良いでしょうか?

 程なくしてコーデリアが腰を振り始める合図となる質問を告げる、この質問にイエスと答えればねちっこくも激しい腰使いが始まって、たちまち蕩けてしまう肉棒がビクンビクンと白旗を準備しだすものだから、僕は少しでも長くこの極上のおまんこを味わうために必死に尻穴に力を入れて耐えることしか出来ない。僕はこのおまんこ以外の感触を知らないが、これだけはハッキリと言えるだろう。この極上の名器に勝るものなどこの世に存在しないのだと。

 僕が屈服の白旗を揚げるまでさほど時間はかからなかった。だって仕方がないじゃないか、コーデリアの膣内が気持ちよすぎるのがいけないのだと責任転嫁しながら今日もまた・・・どぷどぷとゆっくり溢れ出るように、若い睾丸がフル稼働して貯め込んだ精子達はコーデリアの膣内へと注ぎ込まれていくのだった。


「旦那様、お願いがございます」
「んぁ・・・なんだい?」

 半ば日課のようになっている帰宅早々のお帰りなさいませセックスを終えて二人ベッドの上で寄り添い合いながら他愛のないおしゃべりをしているとコーデリアが何やらお願いをしてきた。

「来週の月曜日から旦那様の通う学校への編入が決まりました、つきましては制服を買いに出かけたいのです」
「おお、思ったよりもだいぶ早く許可が下りたんだね」
「ええ、今のままでは昼間どうしても貴方のお傍にいられない時間が不安で不安でたまらないのです。無理を願いましたが担当の方も非常に協力的で間に合わせていただきました」
「じゃあ明日の休みにでもウチの学校の制服を買いに行かないとだね」
「ありがとうございます旦那様」

 そして次の日僕らは市営のバスに揺られて隣街へ、人々でにぎわう商店街へとやってきた。僕は古着屋のマネキン買いをした服だけれど、コーデリアは白のブラウスに薄緑色をした膝小僧ほどの長さのスカートを履き、肩には揺らめく炎のようなマントを羽織っていた。

 キャンドルガイストである彼女は特段衣服を身にまとわずに外を出歩いても何の問題も無いのだが、いつしか衣服を身に纏うようになった。彼女曰く、旦那様以外の殿方においそれと見られたくなくなったらしい。

 今日の主目的である学生服を取り扱っている服屋へとやってきた。おばあちゃんの手による採寸は何やら普段以上に生き生きと楽しそうにしている・・・コーデリアの見事なプロポーションはおいそれとお目にかかれないからだろうか。

「よし、これなら手直しすればピッタリだろう・・・そうだねぇ・・・15時には仕上げておくからお二人さんデートでもしておいで」
「あぁ良かった・・・これで旦那様と同じ学校に通うことができます。手直しのほうよろしくお願いします、おばあ様」
「あらあら随分嬉しそうなお嬢さんだこと・・・それに旦那様って・・・彼氏さんに随分ぞっこん見たいねぇ」
「もちろんです、旦那様は私を一生使い続けることを約束してくださいましたから・・・」
「つかう・・・というのはよくわからないけれど、まあいいわね。」

 それではまたあとで、おばあさんに会釈してから店外へと出る。現時刻は午前11時34分・・・ちょうどお昼時だからこの辺で何か食べてから時間をつぶす先を考えようと一人ではちょっと入りづらかった安くて美味しいイタリアンで有名なファミリーレストランへと入ってゆくのだった。

 満足のいく昼食のあと、ゲームセンターやら本屋をぶらりと巡って暇をつぶし、約束の時間となりコーデリアの体格にぴったりと合う制服を一式受け取った。よほどうれしかったのか、彼女は試しに着てみた制服のまま今日は出歩くつもりらしい。大きな紙袋を左手に右手は僕と恋人繋ぎで街を歩く。いつも見慣れているはずの女子のセーラー服もコーデリアが身に纏えば比べ物にならない程に魅力的だった。

「旦那様、僭越ながら、もう一つお願いがあるのですがよろしいですか?」
「うぉっっと・・・何だい?」

 コーデリアの制服姿に見惚れて一瞬返事が遅れてしまった。能天気も程があるが、歩く先まで見えておらず、いつの間にやら手を引かれて路地裏のほうへと連れ込まれているようだ。

「まずはこちらをご覧ください」
「えっ?!ちょ?!?!」

 突如コーデリアがセーラー服のスカートを両手でヘソの高さまでたくし上げたのだ。当然、スカートで隠されている下着が丸見えの状態となるが、コーデリアが履いていた下着は何というかコンビニで売られているような大量生産されたのっぺりとした水着のような印象を覚えるピンク色の下着だった。いくらコーデリアが絶世の美女であってもこんな下着では台無しのように感じてしまう。

「今付けているブラジャーも似たようなものなのですが、この通り私は前の勤め先の支給品の下着しか現状持ち合わせていないのです」
「う・・・うん・・・それで?」
「私は貴方だけを照らすロウソクの化身、せっかくならば貴方好みの色合いに彩っていただきたい・・・つまり旦那様好みの下着を選んで頂きたいのです」
「あ・・・だからってそんな・・・」
「それに、このような支給品の下着よりもセクシーで魅力的な下着を選んで頂ければ、旦那様にとっても都合がよいのではないでしょうか?」
「・・・・・・うん」

 スケベ心に屈服した僕はコーデリアに手を引かれて・・・男子禁制の聖域たるランジェリーショップの店先へと訪れた。

「今更だけど・・・僕も入っていいのかなぁ・・・」
「大丈夫、カップル同伴可とかかれておりますから・・・さぁ、参りましょう」

―――――いらっしゃいませ!わぁ!キャンドルガイストのお姉さんなんて初めて見ましたよ!店長?店長どこ行ったんですかぁ!?
―――――さすが、長身ですらりとしておきながらボンキュッボンな魅惑の女体・・・その色白の肌を彩るべき下着は・・・!!!
―――――どうも、店長です・・・なんと素晴らしいプロポーション・・・さぁ、採寸いたしましょう。

 店長含めサキュバスやらデビルやらの店員さんたちに取り囲まれたコーデリアはあっという間に的確かつ迅速に3サイズを採寸されて、たくさんの下着たちを服の上からあてがわれては違うだとかもっと違う方向性だとかやいのやいの盛り上がっていた。

 やがて大量の下着と共に試着室へと行ってしまうから手持ちぶたさにキョロキョロしようにもここはランジェリーショップ、いささか不審者感が否めない。だからこそ救いの手のように旦那様、中へどうぞというコーデリアの声に疑問も持たずにそそくさと試着室の中へと入るのだった。

 試着室の中は4畳半ほどの広々としたもので腰かける用の椅子に姿見の鏡とハンガーが壁にかかっている。だからか隅っこに隠れるようにしていたコーデリアに気が付くのがワンテンポ遅れてしまった。

「わっ!?ごめん!?途中だったねコーデリア!?」

 マントを胸元へ抱えて体の前半分を隠しているコーデリアの足元には制服一式がきれいに畳まれて置かれている。アニメや漫画なんかで見る着替えの途中に出くわすラッキースケベではないか。

「お気になさらないでください、わざと御呼びいたしましたので・・・それでは旦那様、これから店員様にお勧めされた下着を順にご覧になっていただき、お気に召したものを購入しようかと思います」
「えっ?!まさかそのマントの下は・・・」
「店員様お勧めの下着を身に着けております、もちろん身に着ける許可は頂いておりますよ」
「それは分かったけどなんでまた僕は・・・見て・・・いいの?」
「もちろんでございます、私は貴方だけを照らすロウソクの化身・・・あなた好みの色に飾り付けていただきたいのです。そのためには私の下着姿を直接ご覧になっていただく必要があるかと存じます」

 コーデリアの言い分を受け止めるならばこれから僕はコーデリアの下着ファッションショーを特等席で鑑賞することになる。傍らの商品化後には色とりどりのランジェリーが入っている・・・たったの2度3度ではないショーを前に男の欲望はこのまま黙って彼女に従えと声を荒げている。

 店の中でそんな変態みたいなことをしてはならないという弱弱しい理性はあっという間にコーデリアの下着姿を思う存分見たいという浅ましい欲望に塗り潰されてしまった。

「分かった・・・じゃあ・・・見せて・・・」
「ふう、よかった・・・では旦那様、どうぞご覧ください」

 コーデリアがマントを持つ手を緩めた。途端にマントは重力にひかれて床へと落ちて・・・目に飛び込んできたのは漆黒のセクシーなレース仕立ての下着だった。コーデリアの豊満な胸元を下から包み込む形のレースブラジャーは色白な肌合いと黒の親和性が高く、幾度となく揉みしだいた感触が脳裏へとこびり付いているたゆんとした柔らかに形を変える乳房が締め付け過ぎず緩すぎず、完璧にフィットして支えているため普段以上に胸の谷間は美しく整えられてより一層魅力的に見えた。

 黒に彩られた胸元を直視できずに視線を下に向けてしまうと煽情的な黒のレースショーツが僕の目をくぎ付けにしてしまった。実用性とデザイン性が見事に調和した布地はレースで織り込まれた黒の薔薇がショーツを彩り、クロッチのその奥にある花園が透けて見えそうで見えない絶妙な濃度で目を引き、堪らなく男心をくすぐられる。

 圧倒的な大人の色気を前に僕は情けなくも黒のレースショーツも直視し続けることが出来ずに視線はブラジャーを舐めまわすようにみて・・・照れ恥ずかしくて視線が下に逃げて、エロティックなショーツに圧倒されてまた眼をそらした先がブラジャーで・・・情けのない視線の上下運動を繰り返してしまった。

「やはり店員さんの言う通り、旦那様は黒の下着が好みのようですね。刺激的すぎて直視できないご様子・・・もっとご覧になっていただきたいのも山々なのですが、次の下着を付けますので申し訳ございませんが、後ろを向いて頂けますか?」

 もはや言葉も発することが出来ぬまま後ろを向いてコーデリアの準備を待つ。耳に入るのは店内BGMの流行りの歌、するするとした衣擦れの音とうるさいほど鳴り響いている心臓の音だけだった。

 良いですよ、と言われて振り返る。再びマントを胸元に構えているコーデリア・・・あのマントの下は違う色の下着に変わっているのだと、ワンクッション置くいじらしさに心がじれてしまう。

 はらりとマントが舞い落ちて、見えた次の下着はコーデリアの暖かな焔の色、明るめのオレンジ色だった。黒に比べるとパッと見のセクシーさは譲るものの、よく見るとレースで揺らめく炎が編み込まれており、キャンドルガイストとしての彼女全体を通して見ればこの下着は非常にオシャレであり、じっと見つめ続けたくなる不思議な色合いをしていた。

「私の炎に近いオレンジもまた魅力的だという意見は正解のようですね。黒の下着の時は恥ずかしくて目を逸らしがちだったのにこの色は目に焼き付けているようにジッと見つめてもらえています。こちらも買いましょう・・・では旦那様、まだまだ見ていただきたい下着がありますのでどうぞ後ろをお向きください」

―――――当然だけど・・・これは・・・だいぶクるなあ・・・

 極上の女体を以って執り行われる二人だけのファッションショーに魅了され切った僕はここがランジェリーショップの試着室であることを忘れてしまい、すっかりと股間を硬く膨らませてしまったコレをどうしようかとすら呑気に考えていた。

―――――ピンク色の下着、淡い色合いに桜の花びらを彩った気品に満ち溢れているお洒落なショーツ。ブラジャーも桜が散らばっておりますよ?と胸元までも鼻先がくっつかんばかりに近くににじりよられて目の前いっぱいに桜舞い散るピンク色が広がってしまう。

―――――紫色の下着、意外に思えるほどシンプルなデザインながらショーツのサイドにあしらわれたリボンがワンポイントとなって派手になり過ぎず、高貴で上品さ際立たせる鮮やかな紫がすっきりとしておきながらその奥ににじみ出るコーデリアの色気を刺激的に魅せる。

―――――純白の下着には一瞬度肝を抜かれてしまった。彼女の白い肌に幻惑されるように一瞬・・・履いていないように見えたからだ。清楚なイメージを持っていた白の下着は柔らかそうな質感で淫靡なスジが浮かび上がり、純白の下着の奧に秘められた・・・幾度となく吐精した魅惑の花園を想像して股間が甘く疼いた。

「やはり餅は餅屋、ランジェリーショップの店員さんに選んで頂いた下着は全て旦那様に気に入って頂けたご様子ですね」

 幾度となく至近距離でコーデリアの煽情的過ぎる下着を見せつけられ続けた僕は重度の下着フェチを患い、もはや魅了され続けた脳みそは言葉を発することすら出来ず、商品カゴいっぱいのランジェリー達を持つ彼女に対して肯定するように首を縦に振るのが精一杯だった。

「さて、旦那様・・・結局すべての下着が好みに合ったようですが、どの下着が一番お気に召したでしょうか?せっかくですから今日はその下着を身に着けていようと思いますので」

 目の前がクラりとしてしまいそうだった。とてもじゃないが選べない・・・どれも・・・本当にどれも魅力的で・・・エッチで・・・決められなかった。

「ご・・・ごめんコーデリア、決め・・・切れない。どれも・・・魅力的すぎて・・・」
「では僭越ながら、一番最初に付けた黒の下着を付けさせていただきます。旦那様が直視できない程お気に召したご様子でしたので」

 そういうと今度は僕の目の前でするすると最後に身に着けていた純白の下着を脱いだコーデリアが代わりに黒の下着を身に着け始めるものだから突然の生下着着替えに目を白黒とさせてしまう。

―――――やっぱり黒の下着・・・直視できないなあ

「さて、旦那様・・・その滾ったおちんちんのまま外に出るわけにはまいりません、ここで私が性欲処理いたしましょうか?」
「ちょっ!?流石に試着室ではまずいんじゃ・・・?」
「念のため申し上げますが・・・ここは試着室兼・・・性欲処理室でもあるのです・・・この部屋の上にそう明示されておりますよ」
「なっ?!なんでまたそんなあからさまな・・・」
「魔物娘とのカップルが試着室へパートナーを連れ込んで下着姿で誘惑し、必然的に大きくしてしまったおちんちんを処理する・・・というのが最近の下着選びのトレンドなのだとか」

 何とも都合の良い話だ・・・ヒクヒク疼いて快楽を待ちわびるおちんちんが堕落せよと声高らかに叫び、すっかりと退路を断たれた僕は欲望のままにコーデリアへとおねだりすることになってしまった。

「いっ言い方悪いけど・・・性欲処理・・・お願いします」
「願い出られるまでもなく、私は旦那様に使って頂く身の上ですから、さて・・・ではこのままおちんちんをしゃぶらせて頂きます、どうぞそこの椅子に腰かけくださいませ」

 期待に高鳴る胸を押さえながら用意されている丸椅子に腰かける。コーデリアが器用にズボンのチャックを開けて痛いほどに窮屈に膨らんでいるおちんちんを取り出した。そしてそのまま僕の股座へとコーデリアが跪いて・・・

ちゅぷっ♥ちゅぱっ♥じゅぷっ♥じゅっぽ♥

「ふっ・・・ふぐっ・・・♥ふぐぐっ・・・♥」

 漏れ出そうになる声を両手でどうにか抑え込めた。背筋を駆けのぼるビリビリとした快楽が・・・熱いコーデリアの口内と柔らかくぬめつく舌がおちんちんへとまとわりついて堪らなく気持ちがいい。椅子に座らせてもらって正解だった・・・気持ちよすぎてすっかり足腰は力が入らずに腰砕けとなり股間からの蕩けそうな甘い性感を伝えるための快楽回路に成り下がっている。

あむっ♥レロレロ♥ちゅぷっ♥ちゅぷっん♥ちゅぱっ♥じゅぷっ♥じゅっぽ♥

「あっあっ先端舐め舐めするのキツイっ♥そう・・・それくらいのペースだと嬉しいよコーデリア・・・ううっ♥きっ気持ちいい・・・♥」

 一番最初に見せてもらった黒のレース下着が色白でまあるくプルンとしたお尻を彩り、極上の女体をより一層魅力的に、煽情的な物へと昇華させている。加えて熱心に舐めしゃぶるコーデリアが無意識にもお尻をフリフリ誘惑しており、淫らなダンスに目が吸い寄せられるように離れず、興奮で頭がぼうっと惚けてしまう。

 煽情的なお尻をオカズに更に血流が増したカチカチの肉棒を蕩けさせる甘い口淫奉仕を味わうという背徳感に背筋が震えるほどの愛おしさから肉棒をしゃぶり続ける彼女の温かな炎越しに頭を撫でさすると彼女の頭の炎が大きく揺れるように歓喜して、フェラチオがさらに情熱的に、ねちっこい物へと変わってゆくから堪らない。

「こんなエロいお尻をオカズにフェラチオされてるなんて・・・♥あっ♥やっやばっ♥でっ出ちゃうっ♥」

びゅくっ♥びゅるっ♥びゅくっ♥びゅぅっ♥びゅるるるっ♥

 下着選びで最高潮に興奮しきった脳みそはお尻に見惚れて自身の状況に全く目が向かず、気が付いたときには暴発してしまったかのようにコーデリアの口内へとねっとり濃ゆい精液をお漏らししてしまった。

あむっ♥レロレロ♥レロレロ♥ちゅぷっ♥ちゅぱっ♥

「ひっ・・・♥ひぁぁぁぁ・・・♥あっ♥あぁぁぁぁ・・・♥」

 お漏らし射精しながらも解放されることなく敏感になっているおちんちんを苦しめない絶妙な加減で舐めしゃぶられ続けるものだからもはや僕は椅子から転げ落ちんばかりに快楽でふにゃふにゃにされてしまう。

ちゅぷっ♥ちゅぱっ♥じゅぷっ♥じゅっぽ♥ちゅぷっ♥ちゅぷっん♥ちゅぱっ♥レロレロ♥ちゅぷっ♥レロレロ♥ちゅぷっ♥ちゅぱっ♥じゅぷっ♥じゅっぽ♥

「あぅぅ・・・♥はうぅぅ・・・♥あぁぁぁぁ・・・♥あぁぁぁぁ・・・♥コーデリア・・・♥あぁう・・・♥コーデリア・・・♥」

 薄いカーテンの向こうに店員さんがいるのに骨の髄までメロメロにされた僕は試着室の外で聞き耳を立てている店員さんのひそひそ声も聞こえてはいない、気が付いていたのならばこんなこっぱずかしい喘ぎ声を垂れ流しにはしないだろう。

―――――やっぱり抜かずの二回目にもなるとおちんちん気持ちよすぎて甘く蕩けちゃうのね・・・私も今夜旦那様にしてあげようっと。
―――――喘ぎ声を押し殺すこともできない程のフェラチオかぁ・・・いいなあ、私もダーリン甘く蕩けさせちゃおう。

ちゅぷっ♥レロレロ♥レロレロ♥ちゅうっ♥はむはむっん♥レロレロ♥ちゅうっ♥

「あぁぁぁぁ・・・♥裏筋とけるぅ・・・あぁぁぁぁ・・・♥もっと・・・もっとそこ舐めて・・・♥」

 僕のおちんちんの中で一番敏感な部位を集中的に舐めてほしいと浅ましくおねだり。言葉は無くともかしこまりましたとばかりに旦那様の要望通りに柔らかな舌先が裏筋を何度も舐めまわし、舌先でコリコリとくすぐるように責め立ててくる。

「ひっ・・・ひっうっ・・・♥裏筋が・・・♥あっあっあっでるぅぅっ♥」

 一切の抵抗も我慢も許されないままにおちんちんが脈打って、歓喜の涙のようにどぷどぷと精液を溢れださせた。1度目の射精から解放されることなく熱心に舐めしゃぶられた肉棒から2度目の精液が搾り取られてゆく、歯を食いしばっても漏れ出る甘い喘ぎ声が止められない。

「ああぅ・・・コーデリアっ♥もう出ないってっ♥しゃぶるの一旦やめてっ♥」
「ちゅっっっぷん♥・・・私のフェラチオ、どうでしたか?気持ちよかったですか?あなたのお役に立てましたよね?」
「さ・・・最高っ・・・♥最高に気持ち良かったよ・・・もう・・・おちんちんが溶けてなくなっちゃうんじゃないかって思うほどだったよ」
「ふう、良かった・・・これからもお傍にいさせていただけるのならば・・・私はいくらでも旦那様のおちんちんを蕩けさせてみせましょう」

 涎でベタベタな唇の周りを一周舐めまわすように真赤な舌がくるりと見えた。何時もの無表情ではない、一仕事終えたとばかりに満足げな表情を浮かべるコーデリアを微笑ましく思いつつ、唾液でテラテラと光る肉棒を軽くハンカチでぬぐってからズボンへとしまい込んだ。

 そしてここがランジェリーショップの中だったことを今更のように思い出した僕は顔を真っ赤にしながらうつむいて試着室兼性欲処理室を出る。きゃあきゃあと黄色い声で喚く店員さんの視線を浴びながらコーデリアが会計を済ませるのを今か今かと待ちわびる・・・一刻も早くここから立ち去りたい。

―――――合計で16万3千円となります

 うげっ?!という情けのない声が出てしまった。学生の僕ではとてもじゃないが手の届かぬ高級な下着たち・・・コーデリアは涼やかな顔をして財布からお札の束を取り出して会計を済ませる。いくら払いきれないからといっても流石に全部出してもらうってのも悪いなあとか思いながらも制服と下着の入った紙袋を手に取ると僕の右腕に抱き着くようにして二人は優雅にランジェリーショップを後にするのだった。
24/07/19 00:25更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
貴方好みの飾り布で、貴方だけのロウソクを飾り付けてあげましょう

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