連載小説
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私がいっぱい気持ちよくしてあげるであります♥
 現在僕とハルルは町で一番大きな大学病院へとやってきた。決してケガをしたわけでも病気をしたわけでもない、早漏治療における学会からの申請でこの病院で・・・これから僕たちは早漏治療における講習会の実技を実演して見せることになったのだ。
 
 そして今は学会の偉い人が来るまでもう少しお待ちくださいと来客用の待合室・・・これもまた広いのだが・・・待っているところなのである。

「この度はホントウニモウシワケゴザイマセンデシタ!!!」
「あはは・・・大丈夫ですから頭をあげてくださいよ先生」

 エミリア先生の見事な土下座、決してエミリア先生の責任ではないのだろうに・・・それに僕とハルルが出会えたのも先生のおかげでもあるのだ、そのご恩は今後も一生忘れないだろうし、何より先生の力になりたいとも思っているのだ・・・決して人に見られながらハルルに早漏治療をされるのが・・・興奮するからではないはずだ・・・うん。

「お待たせしました、アルヴィスさん、ハルルさん、エミリア先生」

 ガチャリとドアが開き、サキュバスの女医さんと・・・ナースキャップをかぶったオートマトン達がぞろぞろと数えきれないほど・・・ざっと十数人は入ってきた。オートマトンの魔物娘って遺跡かそういった太古の設備で見つかるはずなのだが・・・思わず圧倒されてしまった。

「改めましてはじめましてアルヴィスさん、私はこのイチャラブ楽しく早漏治療しようぜの会における医学会の学長を務めておりますキャロリーヌと申します、キャロ・・・と呼んでくださいね」
「い・・いちゃらぶ楽しい・・・?よ、よろしくお願いしますキャロ先生」

 キャロ先生の後ろから興味津々といったばかりにオートマトンのナースさん達に見つめられているとなんだか落ち着かないしハルルは僕の右腕にぎゅうっと抱き着いて私のマスターでありますと言わんばかりに見せつけているし、何だかいたたまれない空気なのだが・・・。

「さて・・・アルヴィスさん、さっそくながら今日の実技の打ち合わせを行ってもよろしいでしょうか?」
「え・・・ええ、大丈夫ですよ」

 キャロ先生が資料を渡してきた。内容は僕らの早漏治療における治療レポートのようで、何やらよくわからない専門用語の羅列に目が滑るが、要約するとハルルが被験者は非常に優秀なおちんちんへと成長しつつあると書いているでありますと小声でささやいてくれた・・・全く持ってその自覚は無いのだが。

「大まかな内容としましては、今回アルヴィスさんには各種快楽や興奮値などの測定器具を取り付けたうえで手術室にて早漏治療をおこなってもらいます。今までとは違う点が2点ほど、1点目は今回最新型の器具である高感度膣内カメラをハルルさんにアップデートしましたので、アルヴィスさんのおちんちんに対する治療風景がモニタリング出来るようになりました」
 
「つまり私のおまんこに挿入した後でもおちんちんが丸裸のまま・・・快楽に震える姿までもがモニタリングされるという事でありますよ、ちなみに私のおまんこの構造までもが丸裸になるでありますから・・・いつもおちんちんで味わっている感触を目でも楽しんでもらえるでありますよ!」

ここだけの話なのだが・・・ハルルとである前の自分のいわゆるオカズは・・・オナホールや女性器の中にカメラを仕込んだ内部映像モノ・・・だったのだ。ある意味で物凄い場所で夢がかなった形に何だか現実味を感じない。

「2点目は早漏治療だけでなく、ご褒美モードも実演していただきたいのです。治療のモチベーション向上に非常に有効であると証明されていますからね」
「お楽しみでありますよ、アルヴィス」
「それではさっそく手術室へ移動しましょうか、エミリア先生!ご案内してあげてくださいな」

 エミリア先生に先導されて手術前の準備室へと案内され、そこで手術衣へと着替えた。いよいよ手術室内へ案内されたわけだが・・・ドラマで見たような上からガラス張りの通路か何かから施術を見下ろせるようなレイアウトではなく、本当に医療機器たちに取り囲まれているだけの部屋なのだな・・・と呑気に考えているとエミリア先生が測定機器を体に取り付けてくれた。

「では、私は退出しますので頃合いを見て早漏治療のほうを始めていただきますね」
「あれ?エミリア先生、他の皆さんは傍で見ていたりしないんですか?」
「他の皆様は別室でリアルタイム映像でモニタリングしていますから大丈夫ですよ。わざわざここまで足を運んでいただいたのは、ハルルさんに最新型の高感度膣内カメラをアップデートしたかったのと、ここの測定機器だとより詳細なデータが取得できるからなのです・・・今が辞める最後のチャンスではあるのですが・・・大丈夫でしょうか?」
「あ・・・あはは、大丈夫ですよ、思ったよりもこの状況を楽しんでいる自分がいますから」
「それを聞けて安心しましたわ、それではまた後程」

 エミリア先生が手術室を出て行きハルルと二人きりとなった。途端にずいっとハルルが詰めてきた。

「アルヴィス・・・他のオートマトンの子達やキャロ先生に見惚れることが無かったでありますね?」
「へ?ま・・・まあそりゃ僕にはハルルがいるからね」
「本当に誠実な人であります・・・だからこそ私も人ぼれしたのでありますが・・・ちゅうっ♥」

 ハルルが優しく口づけしてきた、温かく柔らかで幸せな感触にうっとりしているとニュルリとハルルの舌先がお邪魔しますと入ってきた。互いの舌先が絡み合うように交差して淫らな水音が静かな部屋に響き渡った。

「ちゅぷ・・・うふふアルヴィス、もうここはパンパンでありますね」
「あ・・・そりゃ毎日ハルルに限界まで出させてもらってたんだ、2日でも我慢して他のは結構辛かったよ」
「では早速早漏治療を開始するでありますよ・・・」

 嬉しそうにハルルが僕の上へとまたがって、おちんちんが熱くぬかるんだ気持ちがいいおまんこへと2日ぶりの帰還を果たした。早漏治療の成果ゆえか最近はもう挿入直後では暴発の危険性は無いように感じている・・・まあ、油断すると何時でも射精しかねない程にハルルのおまんこは気持ちが良いのだが。

「ほらアルヴィス、モニターをご覧くださいであります。私のおまんこの内部映像が映っているでありますよ」

ハルルが首元へコネクタを差し込み、指を指されてみた先の大型モニターには桜色をした肉感に包み込まれている僕のおちんちんが映し出されていた。思わずヒクンと震えた肉棒の様子がリアルタイムで映し出されている・・・これがハルルのおまんこのナカなのか・・・全体的に複雑な模様を描いているヒダヒダがおちんちんへとみっちり絡みついている。この中をおちんちんが前後に動くなんて気持ちいいに決まっているだろうと確信が持てるほどの淫靡な映像にモニターから視線を外すことができない。

「こ・・・これ・・・エロ過ぎ・・・ふあぁああぁ♥き・・・きもちいい・・・♥」

 不意を突くようにハルルのおまんこが優しく上下に動き始めたと同時におちんちんが気持ちよさにビクンっと跳ね上がって甘い疼きが背筋を駆け上がる。

「見とれているのは構わないのでありますが、そろそろ治療を開始するでありますよ。禁欲おちんちん蕩けちゃえ・・・であります♥」
「あ・・・ちんぽ蕩けるっ♥・・・うぁぁぁ・・・♥きもちよすぎるっ・・・♥」

 ハルルのおまんこが甘美な淫摩擦を始めた。何時ものように優しくじっくりとしたピストン運動だがハルルの内部映像を見ている限りでは思ったよりも大きく上下におちんちんはしごきあげられているようだ。
膣内カメラのおかげでおちんちんがどのように責め立てられているのかがモニターに映し出されており、カリ首をイジメるような輪になったヒダヒダが幾度も絡みついてしごきあげ、たっぷりとしたツブツブが優しく舐めまわすように亀頭を蕩けさせる甘い甘い極上の気持ちよさ。

「お・・・おもったよりも大きく動いていたんだねハルルのナカ・・・あうぅ♥」
「実は当初はこの半分程度しかストロークしていなかったでありますし、挿入後30秒ほどでイきそうになっていたでありますね、それを考慮するとアルヴィスのおちんちんは目覚ましい成長を遂げているでありますよ・・・あ、今イきそうになったでありますね・・・焦らすでありますよ♥」

射精の脈動一歩手前で焦らし動作に入るハルルのおまんこ、必死に深呼吸を繰り返す自分とヒクンヒクンと震えるおちんちんの先からねっとりと先走りが溢れ出る様がモニターにまざまざと映し出されている。

「あと4回ほど焦らしたら思い切り射精してもよいでありますよ・・・♥頑張るでありますよ♥」
「ふっ・・・はふっ・・・がんばるぅ・・・あぁぁきもちよすぎるっ・・・♥」
「別室でキャロ先生たちがこの映像を見ながら講義をしているであります、禁欲して精液いっぱい溜まっている状態のおちんちんですから何時もの1.34倍の快楽指数がマークされているであります。それでありながら射精しそうになるまでのタイム比も良くなっているであります♥」
「あ・・・あぐっ♥あぁぁ・・・ハルルぅ・・・ハルルぅ♥」
「おちんちんが気持ちよすぎるとそれどころではなくなってしまうでありますねえ・・・可愛いでありますよアルヴィス、2回目の焦らしであります♥我慢でありますよ♥」

 ハルルのおまんこってこんなにも気持ちよかっただろうか。たった2日禁欲しただけなのに気持ちよくて気持ちよくて堪らない。

「快楽指数が何時もの1.68倍にまで上昇、興奮指数も1.74倍・・・治療内容に劇的な変化は無いでありますが・・・やはりモニタリング時の他人に見られている状況がアルヴィスをより一層昂らせているでありますね・・・」
「そのようですわね、失礼しますよお二人とも。こんなにも極上の被験者データなんて・・・やはり直接この目で見なければ」

 手術室へキャロ先生やエミリア先生にオートマトンのナースさん達がぞろぞろと入ってきた。たちまち施術台の周囲を取り囲むように興味津々といったオートマトン達の視線が突き刺さる。・・・のだが当の僕は全く気が付けないほどにハルルのおまんこへ溺れていたのだった。

「アルヴィスったらもう周りが見えない程おちんちんが気持ちよくなっちゃっているでありますね・・・はい、これが最後の焦らしであります♥次は思いっきりびゅーーっ♥びゅーーっ♥・・・でありますよ♥」
「ハルルぅ・・・♥ハルルぅ・・・♥あぁぁぁぁ・・・♥」
 
 ハルルの射精感だけを煽るようなセリフと共に未だかつてないほどの絶頂感が込み上げてくる、2日分でため込まれた粘っこい精液が睾丸からせりあがってくる感触、精巣が甘く疼いておちんちんが脈打ち始める。

「もっ・・・もうでるっ♥我慢できないっ♥あぁぁでるっ♥でるぅぅっ♥」
「イイでありますよ、いっぱい出すであります♥ほら、びゅーーっ♥びゅーーっ♥」

びゅるっ♥びゅくっ♥びゅーーっ♥びゅーーっ♥びゅーーっ♥

 ハルルの甘い声色におちんちんが敢え無く歓喜の白旗を揚げた。最初の脈打ちで、先遣隊と言わんばかりの先走り交じりな精液が迸り、二度目の脈打ちでねっとりと濃ゆい精液の塊が飛び出してゆき、三度目からはびゅーびゅーと勢いよく精巣がぎゅうぎゅう震えるほどの射精感が繰り返し繰り返し脈打つたびに腰が砕けんばかりの放出感に身悶えしてしまう。

「射精量5.47ml、射精までのタイムは6分41秒・・・まあこちらは焦らし中のインターバルが何時もよりも長かったでありますから参考値でありますね」
「あ・・・あああ・・・♥あぅっ・・・♥あぁ・・・おちんちん揉み揉みされてるっ♥」

 あまりの放出感にハルルが何を言っているのか脳が理解できていない、オーバーヒートしている、気持ちよすぎて壊れてしまう、そう本気で心配になる程の気持ちよさだった。なのにハルルは追い打ちをかけてきたのだ

「今日のご褒美は名付けて・・・カチカチおちんちんを揉みほぐせ!甘々おちんぽマッサージであります、射精直後のおちんちんを揉み揉みされるのアルヴィスは好きでありますよね」
「あぁぁ・・・大好きっ♥揉み揉みされるの堪んないっ♥あぁぁ・・・きもちいい・・・♥」

―――――本当に周りが見えていない程快楽に溺れている・・・
―――――快楽だけでは実現できないはず、両者の強固な信頼関係に基づく完璧な為すがままの状態・・・
―――――うう・・・私も早くマスターが欲しいなあ・・・こんなふうに幸せいっぱいに蕩けさせてあげたいよ

 オートマトン達の私語もどこ吹く風、ハルルにおちんちんを揉み揉みされて早くも射精感が込み上げてきた。

「ご褒美ですからこのままびゅーーっ♥びゅーーっ♥しちゃうでありますよ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ♥」

もう僕はまともな言葉を話せなくなっている。オーバーヒートしている脳みそが焼け落ちて神経がぐずぐずに溶けている。込み上げる白いマグマを堪えることもできずに射精の脈動が始まった。

びゅるるるっ♥びゅるっ♥びゅるっ♥びゅくっ♥

「おっぁぁぁ・・・おぉぉぉぉぉっっあぁぁぁぁ!!!」

 射精の脈打ちに合わせて揉みほぐすようなマッサージに目の前がチカチカ光り輝いてハルルへしがみ付いて低く雄たけびを上げることしか出来ない。ヒクンヒクンと空撃ちの脈動が止まらない、ハルルに揉み揉みされるのが気持ちよすぎるからだ。

「まだまだご褒美は続くでありますが・・・今日はじっくりとおちんぽマッサージでアルヴィスをトロトロにさせちゃうでありますよ♥」

 抜かずの3回目、射精直後に萎え始めることすら許さぬ甘い甘いマッサージ。射精の余韻が何時までも続き、おちんちんが蕩けて幸せ夢心地。

 結局僕が精魂尽き果ててハルルから解放されるまでまだまだ長い時間がかかりそうなのだが・・・当の僕はそんな高度な思考をできるような状況でもなく、ただひたすらにハルルに溺れて身もだえするだけなのだった。

「アルヴィス、アルヴィス・・・起きるでありますよ」
「あ・・・ああ?・・・ここは僕の家・・・?大学病院へいったんじゃ・・・?」
「寝ぼけているでありますね・・・病院にて早漏治療とご褒美奉仕を受けたアルヴィスは快楽のあまりフニャフニャの前後不覚状態になっていたであります。仕方がありませんから私がお姫様抱っこして自宅まで帰ってきた形であります。ちなみに現時刻は午後4時ちょうどであります」

 言われて初めておちんちんからの甘い快楽の残滓に気が付いた。ハルルのおまんこでおちんちんを揉み揉みされ始めた先のことが気持ちよかった事しか記憶に焼き付いていない。

「あ・・・ハルル、モニタリングのほうは大丈夫だったのかな?僕まともに覚えていないんだけど・・・」
「モニタリングは大成功だったでありますよ、施術台を取り囲むように皆さんに見られていたのに気が付く余裕はなさそうでありましたが」
「え゛?!?!?!?」
「モニタリング中の室内映像ももらってきたであります。見るでありますか?」

 僕の中のマゾッ気を理解した上での提案・・・興味本位もあったが、僕自身がどのようなあられもない痴態を演じてしまっていたのか確かめなければならない・・・次回のエミリア先生との診察時に何を言われるか分かったものではないからだ。

「それとアルヴィス、いいニュースと良くも悪くもあるニュースがあるでありますよ」
「・・・いいニュースはなにかな?」
「今回のモニタリングをもって早漏治療は一定の成果を上げたとみなされたであります。よって次回の受診が最後で構わないとのことであります、アルヴィスの治療成果は想定をはるかに超えて高いものだったでありますよ・・・世間一般的に言えばもうアルヴィスはつよつよおちんぽになったであります」

 僕にとってはハルルのナカで気持ちよさにただひたすら身悶えし続けていただけの早漏治療だったのだが、どうやらコンプレックスだった早漏はもう完治したと思っていいらしい。あまり自覚は無いのだが

「良くも悪くもあるニュースでありますが・・・今後も定期的に早漏治療におけるモニタリングを執り行いたいとのことであります」
「・・・え゛?!」
「今後のモニタリングは早漏治療を志すオートマトン向け搾精筒を用いたセマンズ法講習会と名前が変わるようでありますよ・・・つまり講師は私とアルヴィスになるという訳でありますね」

 思わず天を仰いだ。つまりそれって・・・今後も人前で・・・いいやもう、認めよう。僕は他人に見られながらハルルに気持ちよくしてもらうのが癖になったのだろうから。

「次回開催予定日はまだ調整中でありますが、年4回を予定しているらしいであります」
「あ・・・あははは・・・頑張るよ」
「おっと最後になりますが重要な事が一点、アルヴィスはこの度めでたくインキュバスになったであります!おめでとうございますであります!!」
「あ・・・ええ・・・?それって僕はいったいどうなるの・・・?」
「要は毎日精液が空っぽになるまで射精しないといけない体になっちゃったでありますね」

―――――しかしご安心を、私がいっぱい気持ちよくしてあげますからね♥

 そう言ったハルルは平常時にも関わらず淫らな笑みを浮かべているように見えた。
24/06/30 12:44更新 / たっぷりとしたクリーム
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■作者メッセージ
極上の名器たる魔物娘のおまんこで鍛え上げられたおちんちんは無事に立派なつよつよおちんちんへとレベルアップしました

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