ネコになっちゃったからニャあ私は
時は１１月１日午前９時ちょっと過ぎのこと。
「あっったま痛ぇ・・・流石に飲み過ぎたか・・・」
目覚めて一番に二日酔いからくる頭の鈍痛に顔をしかめる。最悪の目覚め、せめて顔を洗ってさっぱりしようと洗面台で顔を洗った。鏡に映るのは・・・実年齢にして20歳、今年で２1歳になるのにワースト記録では中学生に間違われたこともある、童顔ながら二日酔いでげっそりとした自分の顔が映りだされている、無理やりしゃんとした顔を作ってみてからリビングへと戻って寝坊助の先輩を起こしに向かう。
「先輩起きてください、今日は大学休みですけど明日の一限提出の課題を手伝えって言ってたでしょう？」
ベッドの上でこんもりと盛り上がっている布団越しに揺さぶると中から寝坊助が抗議の声を上げる。
「うニャあ・・・後輩君、あと５分ねかせてくれニャあ・・・」
取って付けたネコみたいな語尾だけど自身の心が揺さぶられる、なにせ自分は結構な・・・いやかなり重度のネコ好きだからだ。それを大学の先輩・・・ネコみたいな気まぐれな自由気質で美人でスタイルまで良い女性に言われるだけで心がさざめくのは・・・許してほしい。
そんな自分が高嶺の花のような先輩の家に泊まる程の仲になれたのは同じゼミの先輩後輩の仲で、気まぐれ自堕落な先輩におっぱい揉んでもいいから・・・と課題の手伝いをおねだりされて、浅ましい性欲だけで・・・ふわふわ極上のHカップおっぱいを好きにできるチャンスにつられて、一年上の課題だろうと完璧に手伝いをこなせるだけの頭脳を持っていたからだろう。ちなみに手伝いも今回が初めてではなく６回目となる。
それはそうと昨日はハロウィンの夜、先輩の家でハロウィンパーティーという名の宅飲み会を行っており、それで自分は絶賛二日酔いという訳だ。それにしてもせっかくだから仮装しようと黒いネコミミを付けた先輩の顔を昨日はまともに見られなかった・・・いくら何でも似合い過ぎていて、自分の性癖ど真ん中過ぎてどうにかなりそうだった。
「ほら先輩、そろそろ５分経ちましたから起きてくださいってば」
布団を揺さぶるがお寝坊さんは嫌だニャ・・・と抵抗する模様、強硬手段で布団を無理やり剥ぎ取った。
「え゛？！？！？！」
布団の中から姿を現したのは・・・黒いモフモフの肌触りがよさそうなつやつやとした毛並み、ぴくぴくと動くネコミミ、暑いからって服を脱ぎ散らかす癖のある先輩の姿は・・・黒いワーキャットになっているのだった。
「せ・・・先輩っ鏡見てください鏡！！！」
「うニャあ？朝っぱらからうるさいニャあ・・・うニャ？？？・・・私・・・ネコになっちゃってるニャ？？これは夢なのかニャ？でも私起きたばっかりだニャ・・・つまりこれは現実という事だニャ」
信じられないように自身の掌・・・ふわふわとした毛に包まれて肉球までしっかりとある手を見つめながら先輩がのんびりと事実を受け入れている、いや落ち着きすぎな気もするが・・・。
「まあ、いいかニャ♪」
「え！？ちょ・・・そんなすんなりと受け入れてるんですね先輩・・・」
「なっちゃったものは仕方ニャいのニャ、大切なのはそれを受け入れてどう行動するのかが大事なのニャ」
それはそうなのだろうが・・・本人がそんなにあっさりと受け入れるのならば自分もとやかく言うこともないのだろう。そして今更のように先輩があられもない姿をしていることに気が付いた。
「あ・・・あの先輩・・・服・・・着てください・・・下着姿じゃないですか」
「ニャニャ？・・・もっと見てもいいニャよ？後輩君？ニャふふ・・・♥」
「む・・・無理ですってば！お願いだから早く服を着てくださいってば！」
どうにか目を背けたまま先輩が脱ぎ散らかした服を投げつける、仕方ないニャあ・・・と渋々服を着てゆく先輩・・・だったのだが。
「・・・だめニャ、今の姿だとこの服は窮屈すぎるのニャ・・・やっぱり下着姿が楽でいいのニャ♥」
せっかく着込んだ服をポンポン脱ぎ捨ててしまった・・・漆黒のつやつやとした毛並みに純白の下着が映えて・・・どうしても股間が熱を帯びてゆくのを自覚してこっそりと足を組みなおそうとしてのを・・・先輩が意地の悪い笑みでニヤニヤと見つめてきた。
「後輩君ったらおちんちんおっきくしちゃったニャ？私の下着姿だけでおっきくしちゃうなんてスケベにゃんだから・・・本当にしょうがないニャあ♥私がヌキヌキしてあげるのニャ♥」
「え？！ちょ？！何を言ってるんですか？！」
―――――暴れるニャよ？ケガするニャ♥さあ、後輩君のおちんちん御開帳だニャ♥
ネコのように素早くしなやかな動きで抵抗もできないままあっという間にズボンを下着ごとはぎ取られてあおむけに寝転がらされる。ぶるんと力強く反り返った肉棒が先輩の目の前につきつけられるが、羞恥心よりもこの後の展開に・・・私がヌキヌキしてあげるのニャ♥という言葉に胸が高鳴ってしまう。
「ニャふふ・・・静かになったニャ、人間だったころは照れくさくてこんなことできなかったけれど、今ならすんなりとエッチなことできるのニャ・・・それじゃあ後輩君のおちんちんをいじめてあげるのニャ♥」
期待に震える肉棒へ先輩のフカフカで柔らかそうな手が近づいて・・・
ぷにゅん・・・♥ふにゅうぅぅ♥
「あっ・・・先っぽに肉球が・・・ぷにぷにして・・・やっ柔らかすぎっ・・・あがっ？！肉球で先っぽを揉み揉みしないでっ♥そ・・・それダメっ♥ひぃ・・・先っぽ蕩けちゃいますからっ♥」
亀頭全体をふかふかプニプニと柔らかな肉球が隙間なく包み込んでグニグニと揉みしだかれる。執拗な亀頭の揉み込みに腰がガクガクと跳ねあがって息がうまくできない。
「ニャニャ・・・♥こうしたら喜んでくれるかニャって思ったけどズバリ的中だニャ♥ほれほれもっと先っぽを揉み揉みしてあげるのニャ♥」
「せっ先輩ダメっ♥先っぽコネコネするのダメですってば♥」
「情けのない喘ぎ声をあげて喜んでいる癖にダメダメうるさい後輩君だニャ？おっぱい揉み揉みしてていいから黙ってコネコネされるのニャ♥」
お触り許可に浅ましくも震える手を先輩の胸元へと伸ばす。その間も執拗に亀頭を揉みしだかれて腰が震えてブラジャーのホックを外すのに苦心する様をニヤニヤと眺められながらどうにかこうにかホックを外してはらりとブラジャーが重力にひかれて落ちる。
たゆんとまろび出た乳房へとすかさず手を差し込むと艶やかな毛並みに包まれた奥に指先が沈み込む乳肉の感触を覚えた。元から上質な絹のような触り心地の良い肌質をしていた先輩のおっぱいは毛並みと合わせていくらでも撫でまわせる、揉み込むことができるアリ地獄のようなズブズブと吸い込まれてゆくようなおっぱいへと変化している。
「んニャう♥・・・そんニャにイヤらしくおっぱい撫で回しながら揉み揉みするニャんて・・・後輩君は相変わらずのむっつりドスケベだニャ♥」
「そ・・・そんなこと言われたって・・・このおっぱいの触り心地が良すぎて手が・・・離れないっ♥」
「いいニャよ♥後輩君がびゅるびゅると射精しちゃうまでこのままおっぱい揉み揉みしてて良いニャよ♥でも、もうそんなに長くはもたないだろうけどニャ♥」
「あっ・・・ぐっぅう・・・が・・・ああぅ♥」
「先っぽって男の子にとって敏感な場所ニャんでしょう？そこをこんなにコネコネされるのって相当気持ちいいみたいだニャ？おちんちん蕩けちゃうのも仕方がないのニャ♥さっさといらないプライドは捨てて気持ちよくよがり狂うのニャ♥」
「あぁぁ・・・先っぽが・・・もうダメっ♥・・・い・・・イッちゃいます先輩っ♥」
プライドのへったくれもないような情けのない喘ぎ声が止められない、肉球でこね回される亀頭が先程からずっと歓喜の先走りをぴゅるぴゅる吐き出し続けてぬちゅぬちゅと水っぽい音を立ててヌルヌル感を咥えて甘美な亀頭の揉み洗いとなり精巣が震えだす感覚を覚える、もう一刻の猶予がない、程なく射精してしまう・・・。
「あっ・・・あうっ・・・先輩・・・もう出ますっ・・・♥出ちゃいます・・・いっ・・・いくっ♥」
びゅるるるっ♥びゅくっ♥びゅるるるっ♥びゅーーっ♥
情けのない降伏宣言とともに先輩の肉球へと思い切り射精してしまった・・・自分の手でするのとは比べ物にならない途方もない射精感に脳がバチバチとショートして目がくらまんばかりの快楽に溺れて大の字にばたりと倒れてノックアウトされてしまう。追い打ちとばかりに射精途中の肉棒を優しくこね回されて最後の一滴まで気持ちよく射精させてもらった・・・このたった一回の射精で自分はもう先輩に逆らうことができないという確信めいた予感がしたくらいだ。
「こんニャにいっぱい出しちゃって・・・そんニャに私の肉球手コキは気持ちよかったのかニャ？気持ちよすぎて骨抜きにしてしまったかニャ♥」
「す・・・すごすぎて・・・あっちょ？！イったばかりだからまだ先っぽコネないでくださいってばっ！ひっひぃぃ！！！」
「だめニャ♥セックスはギブ＆テイクなのニャ♥だから今度は私のおまんこでヌキヌキしてあげるのニャ♥後輩君の童貞もらってあげるから私の処女も受け取って欲しいのニャ♥」
意地の悪い笑みを浮かべながら先輩がにゅるにゅると精液にまみれた肉球で肉棒全体をしごきあげて２回戦のお誘い、たちまち力を取り戻してゆく様を見て嬉しそうに笑みを浮かべている。
脱力している自分の上にまたがるようにしておちんちんとおまんこの照準をピタリと合わせられる。くちゅっ♥っという温かでぬめついた感触・・・このまま腰を降ろされたらおまんこのナカへと入ってしまうだろう。だがまだ・・・まだゴムを付けていない。
「先輩っ！セックスするのは僕も嬉しいですけど避妊っ！ゴム付けないとダメですって！」
「・・・後輩君は鈍いのか誠実なのか・・・どっちもかニャ？」
―――――魔物娘とのセックスにそんな無粋なものは必要ないのニャ♥
ずにゅっ♥ずぷぷぷぷっ♥・・・ぱちゅんっ♥
きつく狭いぬかるんだ肉へと包み込まれてゆく感触・・・先輩のお尻が自身の下腹部へと着地した。奧までしっかりと先輩のおまんこの中へと挿入されてしまった・・・途端に込み上げる熱の感触を歯を食いしばって堪える。
「あぅっ・・・動かないでください先輩っ・・・出ちゃいそうですっ・・・」
「ついさっきまで童貞だった君には女の子のおまんこは気持ちよすぎたかニャ♥いいニャよ、ゆっくり深呼吸して落ち着くのニャ♥」
「あ・・・すいません先輩・・・まだ先輩とセックスしているなんて・・・信じられなくて」
「まったく後輩君は奥手だったからニャあ・・・おっぱいあれだけ揉ませてあげたり無防備に下着姿を見せたりしてたのに押し倒そうとする気配すらなかったからニャあ？」
高嶺の花みたいな女性と仲良くなれただけでも幸運だって言うのにその関係をぶち壊しかねないから・・・いや、自分に勇気が出なかっただけなのだ。
「分かってるかニャ？好きでもない男の子にそんなことしないってこと、だから私はちょっと値が張ったけれど魔法のネコミミカチューシャを買ってみたのニャ、後輩君ネコ好きだったから効果てきめんだったみたいだニャ♥」
「あはは・・・先輩にネコミミ似合い過ぎててまともに先輩の顔見られませんでしたからね、もしかして先輩がネコになっちゃったのってそのカチューシャのせいですかね」
「それだけではないと思うけどニャ、でもまあ些細なことニャ・・・そろそろ精液も引っ込んだかニャ？」
恥ずかしさをごまかすように首を一度縦に振る。まるで獲物を捕らえんとする鋭くも熱っぽい瞳に射抜かれてゴクリと生唾を飲み下して身構える・・・多分、いやきっと滅茶苦茶にされてしまう予感がした。
「じゃあ・・・もう射精するまで腰は止めてあげないからニャ？覚悟するニャよ？」
「あの・・・優しくしてくださいね・・・？」
―――――嫌だニャ♥
ばちゅんっ♥ぐっちゃ♥ぐちゅんっ♥ばちゅんっ！♥ばちゅんっ！！♥ばちゅんっ！！！♥
あまりにも激しい腰使い、肉と肉がぶつかり合う淫らな音とをたてて先輩の狭くキツイおまんこで快楽に震える肉棒をしごきあげられる。
「まっまって先輩っ♥激しすぎですってば♥まってぇ♥」
「射精するまで止まらないって言ったのニャ♥ニャふふ・・・奧まできちんと届いている逞しいおちんちん、私も気持ちいいニャよ♥」
少しでも快楽を逃がそうと身をよじろうにも上にのしかかる先輩はそれすらも織り込み済みかのように乗りこなされてばっちゅんばっちゅんと湿った水と肉の音が響き渡るばかり、狭くてキツイのにヌルヌル気持ちが良いおまんこの感触を生の肉棒で享受する男性の劣情の極み、自分の脳は許容以上の快楽を受け止め切れずにいる。
2発目は多少長持ちするって噂が嘘だと確信できる・・・いや、先輩のおまんこが気持ちよすぎるせいだろう。もうすぐそばまで精液が昇ってきている、もっともっと我慢して先輩のおまんこでおちんちん擦って欲しいのにもう出てしまう・・・
「あっ♥ああっ♥先輩いくっ♥でちゃうっ♥あぁぁああっ！！！」
「良いニャよ♥後輩君、私のおまんこの中にたくさん出してくれニャ♥」
びゅーーっ♥びゅくっ♥びゅくっん♥びゅーーっ♥
熱くぬかるんだ膣内に奧までしっかりと咥え込まれた男性器が蕩けて脈打ち、どくんどくんと高い圧力をかけて精液が飛び出してゆく感触が、先輩の子宮へと自分の精液が注入されてゆく感覚に、先輩を征服・・・させてもらった喜びが全身を貫いた。
「ニャ♥ニャぁぁぁぁぁ・・・子宮いっぱいに・・・あっついニャぁ♥だ・・・出し過ぎニャ♥あぁ・・・溢れちゃいそうだニャ♥」
ふわふわで撫で心地の良い先輩が自分の胸へとしなだれかかる、ひくんひくんと追い打ちをかけるように締め付ける膣内が堪らなく気持ちよすぎる。キスの一つもしてあげられれば良いのかもしれないが凄まじい快楽の前にフルマラソンでも走り切った直後かのように息が切れて・・・情けないことに指先ひとつ動かせない。
「せ・・・先輩、ありがとうございました・・・すっごかったです・・・先輩とのセックス・・・自分は何もできなかったけど・・・」
「ニャ♥後輩君のおちんちんも逞しくてかっこよかったのニャ♥気が付いてたかニャ？私も途中で結構・・・イっちゃってたんだニャよ♥当然だけど、私と後輩君のカラダの相性はバッチリなのニャ♥」
どうにか先輩の頭へと指先を乗せ、優しく撫でることに成功した・・・漆黒の毛並みがつややかで滑らかな感触が指先をくすぐってくる、これは・・・永遠に撫でていられる極上の毛並みだ・・・そして何と言っても、このネコミミの何とも言えない柔らかくもコリッとした柔らかいのにふわふわなのにそれだけではない摩訶不思議なネコミミ・・・堪らない。
「ニャ・・・ニャぁ♥後輩君なでなでするの上手すぎニャ・・・ごろごろ・・・ってこれじゃ本当にネコだニャ・・・先輩の威厳がなくなっちゃうのニャ・・・ごろごろ・・・♥」
「本当にネコ・・・この場合はワーキャットっていう魔物娘になっちゃったんですね先輩は」
「そうだニャ、私ワーキャットになっちゃったのニャ・・・だから後輩君は責任取って私のお婿さんになってもらうのニャ♥」
咳ばらいを一つ、今更のように乾く口をどうにかこうにか唾液を促して湿らせて・・・
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
「じゃあ誓いのキスで夫婦・・・この場合は“つがい”かニャ？とにかくチューするのニャ！」
たがいに目を閉じて唇がちゅっと重なり合う。高嶺の花だった先輩が・・・ワーキャットになってまで自分へと想いを伝えてくれたのだ、これからはもっと自分もより一層しっかりとして先輩を支えつつ共に人生を歩んでゆこうという決意をして・・・
「じゃあ先輩、さっさと課題を片付けちゃいましょう？」
「あーー・・・そのことニャんだけどニャ後輩君、一つ謝らなきゃならないのニャ」
「え？なんです先輩提出日過ぎてたとか嫌ですよ？」
「今まで私は嘘をついて後輩君を呼び出して課題を手伝ってもらうっていう口実で・・・仲良くなろうとしてたのニャ。だから実は今までも課題自体は大学の講義中に片付けちゃってたのニャ、だから今日の分の課題も終わっているのニャ」
なんだか肩の力が抜けてしまった、何とも可愛らしい口実だろうか・・・もしもこれで自分が課題を手伝えるほどの力が無かったら・・・いや、それはそれで何とかしていたのだろうが、とにかくじゃあ今日一日は完全にお休みという事だ。
「よって課題はいいのだけれど、別な問題が発生したからそっちを手伝ってほしいのニャ」
「良いですけれど問題って何です？」
「私いきなりワーキャットになっちゃったからニャ、着ていく服やら何やら・・・ワーキャット仕様の衣服を一通り買わないといけないのニャ」
「ああ・・・尻尾とか楽に出せるやつか・・・確か駅前の総合商業施設の中に魔物娘向けのブティックがありましたっけ」
「だから今日はそこで買い物するから荷物持ちよろしく頼むのニャ！」
ごそごそタンスからこれはだめニャ、これは・・・惜しいニャあ・・・むむ・・・このワンピースならギリ行けそうだニャ？ニャフフ・・・着られない服はまとめて売っぱらって予算の足しにするのニャ・・・とか先輩が楽しそうに着替えているのを後ろ耳に聞きながら自分も衣服を整えなおして昨日の飲み会のまま散らかっているテーブルを片付けに入る。
「お待たせニャ！後輩君、デートの時間ニャ！！」
「ええ、いきま・・・え？これ全部売る服なんですか？」
「女の子は服をたくさん持っているものだからニャ？私も持つから頑張ってくれニャ？それに・・・」
―――――当然、私の下着だって選んでもらうからニャ？楽しみしているのニャ♥私の愛しいダンニャ様♥
「あっったま痛ぇ・・・流石に飲み過ぎたか・・・」
目覚めて一番に二日酔いからくる頭の鈍痛に顔をしかめる。最悪の目覚め、せめて顔を洗ってさっぱりしようと洗面台で顔を洗った。鏡に映るのは・・・実年齢にして20歳、今年で２1歳になるのにワースト記録では中学生に間違われたこともある、童顔ながら二日酔いでげっそりとした自分の顔が映りだされている、無理やりしゃんとした顔を作ってみてからリビングへと戻って寝坊助の先輩を起こしに向かう。
「先輩起きてください、今日は大学休みですけど明日の一限提出の課題を手伝えって言ってたでしょう？」
ベッドの上でこんもりと盛り上がっている布団越しに揺さぶると中から寝坊助が抗議の声を上げる。
「うニャあ・・・後輩君、あと５分ねかせてくれニャあ・・・」
取って付けたネコみたいな語尾だけど自身の心が揺さぶられる、なにせ自分は結構な・・・いやかなり重度のネコ好きだからだ。それを大学の先輩・・・ネコみたいな気まぐれな自由気質で美人でスタイルまで良い女性に言われるだけで心がさざめくのは・・・許してほしい。
そんな自分が高嶺の花のような先輩の家に泊まる程の仲になれたのは同じゼミの先輩後輩の仲で、気まぐれ自堕落な先輩におっぱい揉んでもいいから・・・と課題の手伝いをおねだりされて、浅ましい性欲だけで・・・ふわふわ極上のHカップおっぱいを好きにできるチャンスにつられて、一年上の課題だろうと完璧に手伝いをこなせるだけの頭脳を持っていたからだろう。ちなみに手伝いも今回が初めてではなく６回目となる。
それはそうと昨日はハロウィンの夜、先輩の家でハロウィンパーティーという名の宅飲み会を行っており、それで自分は絶賛二日酔いという訳だ。それにしてもせっかくだから仮装しようと黒いネコミミを付けた先輩の顔を昨日はまともに見られなかった・・・いくら何でも似合い過ぎていて、自分の性癖ど真ん中過ぎてどうにかなりそうだった。
「ほら先輩、そろそろ５分経ちましたから起きてくださいってば」
布団を揺さぶるがお寝坊さんは嫌だニャ・・・と抵抗する模様、強硬手段で布団を無理やり剥ぎ取った。
「え゛？！？！？！」
布団の中から姿を現したのは・・・黒いモフモフの肌触りがよさそうなつやつやとした毛並み、ぴくぴくと動くネコミミ、暑いからって服を脱ぎ散らかす癖のある先輩の姿は・・・黒いワーキャットになっているのだった。
「せ・・・先輩っ鏡見てください鏡！！！」
「うニャあ？朝っぱらからうるさいニャあ・・・うニャ？？？・・・私・・・ネコになっちゃってるニャ？？これは夢なのかニャ？でも私起きたばっかりだニャ・・・つまりこれは現実という事だニャ」
信じられないように自身の掌・・・ふわふわとした毛に包まれて肉球までしっかりとある手を見つめながら先輩がのんびりと事実を受け入れている、いや落ち着きすぎな気もするが・・・。
「まあ、いいかニャ♪」
「え！？ちょ・・・そんなすんなりと受け入れてるんですね先輩・・・」
「なっちゃったものは仕方ニャいのニャ、大切なのはそれを受け入れてどう行動するのかが大事なのニャ」
それはそうなのだろうが・・・本人がそんなにあっさりと受け入れるのならば自分もとやかく言うこともないのだろう。そして今更のように先輩があられもない姿をしていることに気が付いた。
「あ・・・あの先輩・・・服・・・着てください・・・下着姿じゃないですか」
「ニャニャ？・・・もっと見てもいいニャよ？後輩君？ニャふふ・・・♥」
「む・・・無理ですってば！お願いだから早く服を着てくださいってば！」
どうにか目を背けたまま先輩が脱ぎ散らかした服を投げつける、仕方ないニャあ・・・と渋々服を着てゆく先輩・・・だったのだが。
「・・・だめニャ、今の姿だとこの服は窮屈すぎるのニャ・・・やっぱり下着姿が楽でいいのニャ♥」
せっかく着込んだ服をポンポン脱ぎ捨ててしまった・・・漆黒のつやつやとした毛並みに純白の下着が映えて・・・どうしても股間が熱を帯びてゆくのを自覚してこっそりと足を組みなおそうとしてのを・・・先輩が意地の悪い笑みでニヤニヤと見つめてきた。
「後輩君ったらおちんちんおっきくしちゃったニャ？私の下着姿だけでおっきくしちゃうなんてスケベにゃんだから・・・本当にしょうがないニャあ♥私がヌキヌキしてあげるのニャ♥」
「え？！ちょ？！何を言ってるんですか？！」
―――――暴れるニャよ？ケガするニャ♥さあ、後輩君のおちんちん御開帳だニャ♥
ネコのように素早くしなやかな動きで抵抗もできないままあっという間にズボンを下着ごとはぎ取られてあおむけに寝転がらされる。ぶるんと力強く反り返った肉棒が先輩の目の前につきつけられるが、羞恥心よりもこの後の展開に・・・私がヌキヌキしてあげるのニャ♥という言葉に胸が高鳴ってしまう。
「ニャふふ・・・静かになったニャ、人間だったころは照れくさくてこんなことできなかったけれど、今ならすんなりとエッチなことできるのニャ・・・それじゃあ後輩君のおちんちんをいじめてあげるのニャ♥」
期待に震える肉棒へ先輩のフカフカで柔らかそうな手が近づいて・・・
ぷにゅん・・・♥ふにゅうぅぅ♥
「あっ・・・先っぽに肉球が・・・ぷにぷにして・・・やっ柔らかすぎっ・・・あがっ？！肉球で先っぽを揉み揉みしないでっ♥そ・・・それダメっ♥ひぃ・・・先っぽ蕩けちゃいますからっ♥」
亀頭全体をふかふかプニプニと柔らかな肉球が隙間なく包み込んでグニグニと揉みしだかれる。執拗な亀頭の揉み込みに腰がガクガクと跳ねあがって息がうまくできない。
「ニャニャ・・・♥こうしたら喜んでくれるかニャって思ったけどズバリ的中だニャ♥ほれほれもっと先っぽを揉み揉みしてあげるのニャ♥」
「せっ先輩ダメっ♥先っぽコネコネするのダメですってば♥」
「情けのない喘ぎ声をあげて喜んでいる癖にダメダメうるさい後輩君だニャ？おっぱい揉み揉みしてていいから黙ってコネコネされるのニャ♥」
お触り許可に浅ましくも震える手を先輩の胸元へと伸ばす。その間も執拗に亀頭を揉みしだかれて腰が震えてブラジャーのホックを外すのに苦心する様をニヤニヤと眺められながらどうにかこうにかホックを外してはらりとブラジャーが重力にひかれて落ちる。
たゆんとまろび出た乳房へとすかさず手を差し込むと艶やかな毛並みに包まれた奥に指先が沈み込む乳肉の感触を覚えた。元から上質な絹のような触り心地の良い肌質をしていた先輩のおっぱいは毛並みと合わせていくらでも撫でまわせる、揉み込むことができるアリ地獄のようなズブズブと吸い込まれてゆくようなおっぱいへと変化している。
「んニャう♥・・・そんニャにイヤらしくおっぱい撫で回しながら揉み揉みするニャんて・・・後輩君は相変わらずのむっつりドスケベだニャ♥」
「そ・・・そんなこと言われたって・・・このおっぱいの触り心地が良すぎて手が・・・離れないっ♥」
「いいニャよ♥後輩君がびゅるびゅると射精しちゃうまでこのままおっぱい揉み揉みしてて良いニャよ♥でも、もうそんなに長くはもたないだろうけどニャ♥」
「あっ・・・ぐっぅう・・・が・・・ああぅ♥」
「先っぽって男の子にとって敏感な場所ニャんでしょう？そこをこんなにコネコネされるのって相当気持ちいいみたいだニャ？おちんちん蕩けちゃうのも仕方がないのニャ♥さっさといらないプライドは捨てて気持ちよくよがり狂うのニャ♥」
「あぁぁ・・・先っぽが・・・もうダメっ♥・・・い・・・イッちゃいます先輩っ♥」
プライドのへったくれもないような情けのない喘ぎ声が止められない、肉球でこね回される亀頭が先程からずっと歓喜の先走りをぴゅるぴゅる吐き出し続けてぬちゅぬちゅと水っぽい音を立ててヌルヌル感を咥えて甘美な亀頭の揉み洗いとなり精巣が震えだす感覚を覚える、もう一刻の猶予がない、程なく射精してしまう・・・。
「あっ・・・あうっ・・・先輩・・・もう出ますっ・・・♥出ちゃいます・・・いっ・・・いくっ♥」
びゅるるるっ♥びゅくっ♥びゅるるるっ♥びゅーーっ♥
情けのない降伏宣言とともに先輩の肉球へと思い切り射精してしまった・・・自分の手でするのとは比べ物にならない途方もない射精感に脳がバチバチとショートして目がくらまんばかりの快楽に溺れて大の字にばたりと倒れてノックアウトされてしまう。追い打ちとばかりに射精途中の肉棒を優しくこね回されて最後の一滴まで気持ちよく射精させてもらった・・・このたった一回の射精で自分はもう先輩に逆らうことができないという確信めいた予感がしたくらいだ。
「こんニャにいっぱい出しちゃって・・・そんニャに私の肉球手コキは気持ちよかったのかニャ？気持ちよすぎて骨抜きにしてしまったかニャ♥」
「す・・・すごすぎて・・・あっちょ？！イったばかりだからまだ先っぽコネないでくださいってばっ！ひっひぃぃ！！！」
「だめニャ♥セックスはギブ＆テイクなのニャ♥だから今度は私のおまんこでヌキヌキしてあげるのニャ♥後輩君の童貞もらってあげるから私の処女も受け取って欲しいのニャ♥」
意地の悪い笑みを浮かべながら先輩がにゅるにゅると精液にまみれた肉球で肉棒全体をしごきあげて２回戦のお誘い、たちまち力を取り戻してゆく様を見て嬉しそうに笑みを浮かべている。
脱力している自分の上にまたがるようにしておちんちんとおまんこの照準をピタリと合わせられる。くちゅっ♥っという温かでぬめついた感触・・・このまま腰を降ろされたらおまんこのナカへと入ってしまうだろう。だがまだ・・・まだゴムを付けていない。
「先輩っ！セックスするのは僕も嬉しいですけど避妊っ！ゴム付けないとダメですって！」
「・・・後輩君は鈍いのか誠実なのか・・・どっちもかニャ？」
―――――魔物娘とのセックスにそんな無粋なものは必要ないのニャ♥
ずにゅっ♥ずぷぷぷぷっ♥・・・ぱちゅんっ♥
きつく狭いぬかるんだ肉へと包み込まれてゆく感触・・・先輩のお尻が自身の下腹部へと着地した。奧までしっかりと先輩のおまんこの中へと挿入されてしまった・・・途端に込み上げる熱の感触を歯を食いしばって堪える。
「あぅっ・・・動かないでください先輩っ・・・出ちゃいそうですっ・・・」
「ついさっきまで童貞だった君には女の子のおまんこは気持ちよすぎたかニャ♥いいニャよ、ゆっくり深呼吸して落ち着くのニャ♥」
「あ・・・すいません先輩・・・まだ先輩とセックスしているなんて・・・信じられなくて」
「まったく後輩君は奥手だったからニャあ・・・おっぱいあれだけ揉ませてあげたり無防備に下着姿を見せたりしてたのに押し倒そうとする気配すらなかったからニャあ？」
高嶺の花みたいな女性と仲良くなれただけでも幸運だって言うのにその関係をぶち壊しかねないから・・・いや、自分に勇気が出なかっただけなのだ。
「分かってるかニャ？好きでもない男の子にそんなことしないってこと、だから私はちょっと値が張ったけれど魔法のネコミミカチューシャを買ってみたのニャ、後輩君ネコ好きだったから効果てきめんだったみたいだニャ♥」
「あはは・・・先輩にネコミミ似合い過ぎててまともに先輩の顔見られませんでしたからね、もしかして先輩がネコになっちゃったのってそのカチューシャのせいですかね」
「それだけではないと思うけどニャ、でもまあ些細なことニャ・・・そろそろ精液も引っ込んだかニャ？」
恥ずかしさをごまかすように首を一度縦に振る。まるで獲物を捕らえんとする鋭くも熱っぽい瞳に射抜かれてゴクリと生唾を飲み下して身構える・・・多分、いやきっと滅茶苦茶にされてしまう予感がした。
「じゃあ・・・もう射精するまで腰は止めてあげないからニャ？覚悟するニャよ？」
「あの・・・優しくしてくださいね・・・？」
―――――嫌だニャ♥
ばちゅんっ♥ぐっちゃ♥ぐちゅんっ♥ばちゅんっ！♥ばちゅんっ！！♥ばちゅんっ！！！♥
あまりにも激しい腰使い、肉と肉がぶつかり合う淫らな音とをたてて先輩の狭くキツイおまんこで快楽に震える肉棒をしごきあげられる。
「まっまって先輩っ♥激しすぎですってば♥まってぇ♥」
「射精するまで止まらないって言ったのニャ♥ニャふふ・・・奧まできちんと届いている逞しいおちんちん、私も気持ちいいニャよ♥」
少しでも快楽を逃がそうと身をよじろうにも上にのしかかる先輩はそれすらも織り込み済みかのように乗りこなされてばっちゅんばっちゅんと湿った水と肉の音が響き渡るばかり、狭くてキツイのにヌルヌル気持ちが良いおまんこの感触を生の肉棒で享受する男性の劣情の極み、自分の脳は許容以上の快楽を受け止め切れずにいる。
2発目は多少長持ちするって噂が嘘だと確信できる・・・いや、先輩のおまんこが気持ちよすぎるせいだろう。もうすぐそばまで精液が昇ってきている、もっともっと我慢して先輩のおまんこでおちんちん擦って欲しいのにもう出てしまう・・・
「あっ♥ああっ♥先輩いくっ♥でちゃうっ♥あぁぁああっ！！！」
「良いニャよ♥後輩君、私のおまんこの中にたくさん出してくれニャ♥」
びゅーーっ♥びゅくっ♥びゅくっん♥びゅーーっ♥
熱くぬかるんだ膣内に奧までしっかりと咥え込まれた男性器が蕩けて脈打ち、どくんどくんと高い圧力をかけて精液が飛び出してゆく感触が、先輩の子宮へと自分の精液が注入されてゆく感覚に、先輩を征服・・・させてもらった喜びが全身を貫いた。
「ニャ♥ニャぁぁぁぁぁ・・・子宮いっぱいに・・・あっついニャぁ♥だ・・・出し過ぎニャ♥あぁ・・・溢れちゃいそうだニャ♥」
ふわふわで撫で心地の良い先輩が自分の胸へとしなだれかかる、ひくんひくんと追い打ちをかけるように締め付ける膣内が堪らなく気持ちよすぎる。キスの一つもしてあげられれば良いのかもしれないが凄まじい快楽の前にフルマラソンでも走り切った直後かのように息が切れて・・・情けないことに指先ひとつ動かせない。
「せ・・・先輩、ありがとうございました・・・すっごかったです・・・先輩とのセックス・・・自分は何もできなかったけど・・・」
「ニャ♥後輩君のおちんちんも逞しくてかっこよかったのニャ♥気が付いてたかニャ？私も途中で結構・・・イっちゃってたんだニャよ♥当然だけど、私と後輩君のカラダの相性はバッチリなのニャ♥」
どうにか先輩の頭へと指先を乗せ、優しく撫でることに成功した・・・漆黒の毛並みがつややかで滑らかな感触が指先をくすぐってくる、これは・・・永遠に撫でていられる極上の毛並みだ・・・そして何と言っても、このネコミミの何とも言えない柔らかくもコリッとした柔らかいのにふわふわなのにそれだけではない摩訶不思議なネコミミ・・・堪らない。
「ニャ・・・ニャぁ♥後輩君なでなでするの上手すぎニャ・・・ごろごろ・・・ってこれじゃ本当にネコだニャ・・・先輩の威厳がなくなっちゃうのニャ・・・ごろごろ・・・♥」
「本当にネコ・・・この場合はワーキャットっていう魔物娘になっちゃったんですね先輩は」
「そうだニャ、私ワーキャットになっちゃったのニャ・・・だから後輩君は責任取って私のお婿さんになってもらうのニャ♥」
咳ばらいを一つ、今更のように乾く口をどうにかこうにか唾液を促して湿らせて・・・
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
「じゃあ誓いのキスで夫婦・・・この場合は“つがい”かニャ？とにかくチューするのニャ！」
たがいに目を閉じて唇がちゅっと重なり合う。高嶺の花だった先輩が・・・ワーキャットになってまで自分へと想いを伝えてくれたのだ、これからはもっと自分もより一層しっかりとして先輩を支えつつ共に人生を歩んでゆこうという決意をして・・・
「じゃあ先輩、さっさと課題を片付けちゃいましょう？」
「あーー・・・そのことニャんだけどニャ後輩君、一つ謝らなきゃならないのニャ」
「え？なんです先輩提出日過ぎてたとか嫌ですよ？」
「今まで私は嘘をついて後輩君を呼び出して課題を手伝ってもらうっていう口実で・・・仲良くなろうとしてたのニャ。だから実は今までも課題自体は大学の講義中に片付けちゃってたのニャ、だから今日の分の課題も終わっているのニャ」
なんだか肩の力が抜けてしまった、何とも可愛らしい口実だろうか・・・もしもこれで自分が課題を手伝えるほどの力が無かったら・・・いや、それはそれで何とかしていたのだろうが、とにかくじゃあ今日一日は完全にお休みという事だ。
「よって課題はいいのだけれど、別な問題が発生したからそっちを手伝ってほしいのニャ」
「良いですけれど問題って何です？」
「私いきなりワーキャットになっちゃったからニャ、着ていく服やら何やら・・・ワーキャット仕様の衣服を一通り買わないといけないのニャ」
「ああ・・・尻尾とか楽に出せるやつか・・・確か駅前の総合商業施設の中に魔物娘向けのブティックがありましたっけ」
「だから今日はそこで買い物するから荷物持ちよろしく頼むのニャ！」
ごそごそタンスからこれはだめニャ、これは・・・惜しいニャあ・・・むむ・・・このワンピースならギリ行けそうだニャ？ニャフフ・・・着られない服はまとめて売っぱらって予算の足しにするのニャ・・・とか先輩が楽しそうに着替えているのを後ろ耳に聞きながら自分も衣服を整えなおして昨日の飲み会のまま散らかっているテーブルを片付けに入る。
「お待たせニャ！後輩君、デートの時間ニャ！！」
「ええ、いきま・・・え？これ全部売る服なんですか？」
「女の子は服をたくさん持っているものだからニャ？私も持つから頑張ってくれニャ？それに・・・」
―――――当然、私の下着だって選んでもらうからニャ？楽しみしているのニャ♥私の愛しいダンニャ様♥
24/06/10 22:59更新 / たっぷりとしたクリーム