清純スケベ系ケルピーお嬢様
俺の名はフランツ、西へ東へまだ見ぬ秘宝を追い求めるトレジャーハンターを生業にしている。そんな自分がいま追い求めるお宝は・・・涸れ果てた泉でさえもたちまち太湖へと変貌させると言い伝えられる「湧き水のサファイア」と呼ばれる宝石だ。
お宝の居所を示す確かな情報を得られたまではよかったのだが、何と湧き水のサファイアは深い深い湖の水底へと沈んでいるというのだ。さらにその湖というのはこのあたり一面の大水源たる数十か所点在する湖のどれかと来た訳で・・・しらみつぶしに探すにしても途方に暮れていたわけだ。
そうは言っても仕方ない、周辺を探索し疲れた足腰を降ろして残り少なくなった水筒の水をくみ取ろうと湖のほとりを覗き込む。水底は深く見えないが透き通って奇麗な水だ、両の手でひとすくいしてゴクリと飲み込む・・・美味い。
ちょうどこの湖がこの大水源の中心部のようだ。ここを拠点として明日から湖を探索するとしよう。重たいリュックからベースキャンプを設営し終えるころにはすっかり空が赤く夕暮れていた。
ウッドストーブに細く切り落とした枝を数本差し込んで火をつけたらスキレットを上に置く。スキレットが十分に熱しられたら硬い干し肉を放り込む。ジュ――ッと景気の良い食欲をそそる音をBGMにこれまた硬く焼しめられた長いパンをナイフでひと切れ切り分けて肉の隣へと並べる。旅の最中でも食べられるほど保存がきくのが利点だが、このパンも肉も火を通さなければ硬くて食べられたものではないのが玉にキズだ。
比較的柔らかくなった干し肉に塩を振りかけたらパンの上に乗せて、いただきま・・・
「あら、お客様?ごめんなさいね、おまたせしちゃったかしら?」
お嬢様のような気品にあふれ清純さと無垢さを感じる。ケンタウロスの魔物娘・・・?いや、魚のようなヒレのある長い尻尾が目についた。ここに来る前に酒場のマスターが言っていたこのあたりの大水源に住んでいるというケルピーと呼ばれる魔物娘が彼女なのだろうか。
「私はケルピーのアイラ、もしかして貴方がフランツさん?」
「ああ、俺がフランツだ。もしかしてサテュロスの・・・酒場のマスターに話を聞いた口かい?」
「ええそうよ、貴女にお会いしたかったの。ちょっと待っててね、お買い物してきたもの片付けてくるから」
ざぶりと湖へと入ったと思ったらあっという間に姿が見えなくなるほど深く潜っていってしまった。泳ぎの得意な水生の魔物娘・・・彼女ならば湧き水のサファイアのことを何か知っているだろうか。
透き通った水面を眺めながら干し肉と共にパンをかじっていると人影が見えたと思った瞬間ざぶりと彼女が水面から顔を出した。両の手にいい匂いのする小鍋を抱えている。
「私も晩御飯ご一緒してもいいかしら?スープをごちそうするわ」
「お言葉に甘えて、お嬢さん」
どういう仕組みかはわからないが一切水に濡れていない鍋を開くといい香りのするコンソメスープが湯気を放った。思わず無言でマグカップを彼女へ手渡し、なみなみとコンソメスープが注がれたカップを返されると香ばしい香りに生唾が口内にあふれる・・・それをごまかすように音をたてないように気を付けながらひと啜り・・・とんでもなく美味い・・・!!
旅の身の上では硬い保存食ばかりでろくなものを食ってこなかったにせよ、あまりにもおいしすぎる。夢中で硬いパンをスープへ浸して口へと放り込む、あれ程硬かったパンが口の中で勝手にほどける感触に恍惚としてしまう。
「そんなにおいしそうに飲んでくれたのならばうれしい限り、おかわりもどうぞ」
圧倒的な食欲に勝てず、ありがとうと一言、マグカップを手渡しお替りを受け取る。パンも肉も食べ終わり、あとはこの極上のスープをちびちびと味わうことにした。
「ふぃぃ・・・ごちそうさま、いやあ・・・本当に君のスープは美味しかったよ。ありがとうな」
「うふふ・・・お粗末様でした」
嬉しそうに微笑む彼女の顔に思わずドキリとして顔をブンブン横に振って気を取り直す、あんなに美味しいスープをごちそうになったのだ、何かお礼をしなければ・・・といっても今は手持ちも寂しいし、女性への贈り物になりそうなものだって・・・あるにはあるが・・・仕方ない。
「アイラさん、これはスープのお礼だ、取っといてくれ」
「こんなに大きな宝石の付いたペンダントなんて・・・とても釣り合わないじゃないの?」
俺が手渡したのは大振りの青い宝石がはめ込まれたペンダント・・・俺のおふくろの形見だ、だが惜しくはない、俺の師匠の教えの一つ・・・誰かに優しくしてもらったのならば今の自分にできる最大限の礼をもって答えよ・・・だ。しかし理由はそれだけでもなかった、このペンダントを付けている彼女の姿を・・・見たくなったからだった。
「確かにこれだけだと俺が払いすぎちまってるが、ここで会ったのも何かの縁・・・君に仕事を頼みたいんだよ」
トレジャーハンターとして現在は湧き水のサファイアを探している事、それがこのあたりの大水源にある湖のどれかの底に沈んでいるだろうという事、他に情報を教えてくれるか、出来れば水底を探してほしい事を伝えた。
「なるほど・・・いいわよ、引き受けてあげるわフランツさん、それだけじゃあまだ貰いすぎちゃってるから、ここに滞在している間は私が食事をごちそうするわね」
「フランツでいいよ、食事まで面倒見てもらえるのは助かるし・・・正直俺だけじゃあこの深い水底まではとても潜れやしないと途方に暮れていたんだ」
「じゃあ私のこともアイラって呼んでね、それと・・・あなたはトレジャーハンターなのでしょう?今までいろんなところを旅してまわったのよね?」
「ああ、そうだが?」
「あなたの旅のお話を聞かせてほしいのよ、私はこの湖に住んでいるのだけれどあまり遠出をしたことがなくってね」
「そういう事ならお安い御用だ・・・ちっと長くなるけど構わないかい?」
通りすがりの街で魔物娘に話を聞いていると教団の兵士たちに危うく反逆者だとひっ捕らえかけられたこと、それを通りすがりのヴァルキリーと勇者のコンビに助けられたこと、竜の国で昔なじみのトレジャーハンター仲間と出会えたこと、ひんがしの国で花魁の嫁入り行列を見ることができた事、北の国でオーロラにダイアモンドダストを見ることができた事、忘れられた島にある黄金のティアラ・・・にはまっていたであろう宝石を見つけたこと。
途中から秘蔵の・・・安い葡萄酒を開けて冒険譚はすっかり飲み会の様相となってしまったがアイラは構わず話の調子に合わせて表情をコロコロと変えてリアクションしてくれるものだからこっちまで嬉しくなって語る口が止まらない。
「うふふふ・・・フランツのお話ってば面白い・・・旅っていいものなのね」
「楽しいことだけじゃないけどな、辛いことも苦しいこともあるが・・・その分喜びもひとしおってやつさ・・・っと飲みすぎちまったかな、身体が火照ってきちまったよ。」
湖の水で顔を洗ってさっぱりしようと重たい腰をよっこらせと上げて水面へと近づくと長旅でボサボサ頭のくたびれたような自身の顔とそれを隣から覗き込むようなアイラの顔が水鏡のようにして映し出された。
「フランツ、身体が火照ったのならひと泳ぎしない?」
「いいねえ、それじゃあ水浴びもかねてひと泳ぎするかあ・・・待っててくれ、水着なら一応用意してきたから」
「一つだけ大事なところが違うわねフランツ、貴女が泳ぐんじゃなくて貴方が私の背中に乗って一緒に湖を泳ぐのよ。そうそう一応言っておくけれど、ケルピー族の特性で水中でも呼吸はできるから溺れることは無いわよ?」
「そうなのかい!?じゃあアイラの背に乗ってもいいのなら湖の底に沈んでいる湧き水のサファイアも簡単に探し出せそうだ!」
思いもよらぬ好転の兆しと美人との出会い、何だか順風満帆なお宝さがしになりそうな予感にウキウキとテントの中へ入る。らしくもないリズムも音感も外れた鼻歌なんかを歌いながら服をすべて脱ぎ捨てて水着を履きテントの外へと出る。
湖の岸辺でアイラが待ちわびたようにこちらを見て微笑む。清らかな水の乙女という言葉がふさわしい彼女の姿が月明りを浴びて神秘的な雰囲気をまとっている。ほんのさっきまでお宝探しのことばかり考えていたのに・・・湧き水のサファイアなんかよりもこっちのほうが俺は欲しい・・・なんて本気で思ってしまった。
―――――こりゃあ俺のトレジャーハンター人生もここまでかな。
トレジャーハンターが終わるときは2つあるとされている、一つは死んでしまうとき。前人未到の土地なんかで帰ってこなかったヤツもいれば、墓荒らしの罠にやられて帰ってこなかったヤツもいる。
そしてもう一つは・・・恋をしてしまったときだ。
トレジャーハンターはお宝へのロマンだけで西へ東へ何処までも行けるヤツばかり、首尾よく狙いのお宝を手に入れられたのならば、盛大な宴の後に次のお宝を品定めするのが常識だ。しかし恋をしてしまったトレジャーハンターはそうはいかなくなる・・・お宝よりも恋をした異性が欲しくなってしまうからだ・・・そんなのはただの愛妻家だろう?
自分が背に乗りやすいようにしゃがみ込んでくれた彼女に感謝しつつ青く美しい背にまたがると温かなぬくもりと深い安心感に包まれた。思わず脱力してしまって彼女の背にもたれかかるかのように突っ伏してしまった。
「おおっと!?すっすまないアイラ!何故だか体の力が抜けて・・・」
「うふふ・・・良いのよフランツ、っていうか私達ケルピーの特性でね、私たちに触れたらリラックスして力が抜けちゃうのよ」
どうにかこうにか力の入らない体を起こして彼女の腰へと手を回し、乗馬の体勢を取った。
「それじゃあ楽しい水中散歩へ一名様ご案内いたします♪」
自分を乗せたままアイラが湖へとざぶりと入った。グングンと水中を駆けるのはいいのだが、思わず口と鼻を塞いでしまった。呼吸ができるって言われたってどうすればいいのかわからない、それでも苦しさが増してくる・・・限界を迎えてがばっと口を大きく開けて酸素を求めた・・・不思議と口の中に水は入ってこずに空気が入ってきた・・・全くどういう仕組みなのか・・・魔物娘は不思議がいっぱいだ。
「ぷはーーー!!!おぼれ死ぬかと思ったぜ!」
「うふふふ・・・ドキドキしたかしらトレジャーハンターさん?」
水面を見上げると随分と深くまで潜っているのに不思議なもので、全く水の冷たさだとか水圧だとか命の危機だとかを感じはしなかった。
「さてと偉大なるトレジャーハンターさん、いま貴方が置かれている状況・・・わかっているかしら?」
「へ?」
思わず素っ頓狂な声が出てしまったのはアイラの背にもたれかかるように完全に脱力した自分に気が付いたのもあるが、振り返る彼女の顔が・・・清純な彼女の雰囲気が一転、サキュバスのような淫靡で妖艶な笑みを浮かべていたからだ。
「ケルピー族の女の子の背に乗って湖に潜ったらどうなるか知らないのね・・・」
「いや・・・わからないな」
―――――こんなふうにエッチなコトされちゃうってことよ♥
脱力しきった自分の体を背中からするりと対面するようにして一寸の隙間もないように密着して抱きしめられる。
―――――これ逃げなきゃヤバいやつ・・・
今更のようにトレジャーハンターの危機察知能力が全力で警鐘を鳴らし始めた、命の危機だから鳴り始めたのではない、このままでは・・・このままでは自称ダンディな二枚目で通してきた俺の尊厳が木っ端みじんにぶっ壊されてしまう危機を感じたからだ。
「じゃあフランツ、べろちゅー・・・しましょう♥」
危険を察知できても逃げ遅れては意味がない・・・ちゅぷりと互いの唇が重なり合って、アイラの舌がこちらの口内へと進入してきて激しく舌が絡み合う。甘いとすら感じるアイラの口内の味に頭が一面お花畑になってしまう。
「もがっあ・・・ひゃいらぁ・・・もがが・・・」
舌のコケまでこそぎ落とさんばかりにアイラの舌先が激しく絡みつく、情熱的でねちっこい口内レイプにすっかりと全身の力は抜け落ちて、為すがままの腑抜けにされて恍惚としてしまう。
「ちゅぷんっ・・・ふう、気持ちよかったみたいねフランツ・・・すっかり蕩けちゃったみたい♥」
「うぁぁ・・・あ・・・アイラ・・・キスにしては激しすぎる、もうちょっと穏やかに行こうぜ・・・」
嫌です♥と言わんばかりの淫靡な笑みを浮かべる彼女、水中なのに背筋を冷や汗がたどった感触がするのは気のせいではないだろう。
「ねえフランツ、私のべろちゅーの感触・・・そのままおちんちんで味わいたくない?」
トレジャーハンターの危機察知能力が再び全力で警鐘を鳴らし始めた。そんなもの味わってしまっては大変なことになってしまう。彼女に四六時中甘え散らかす腑抜けな自分になりたい!!!・・・いかん?!理性が陥落し始めた?!
「沈黙は肯定とみなします♥それじゃあ覚悟してねフランツ・・・私のフェラチオ・・・すっごいんだから♥」
指先ひとつ動かせない自分は為すがまま、アイラの口内へと肉棒が咥え込まれていった。
れるっ♥れろれろ♥じゅるっ♥ちゅぷっ♥じゅぷっ♥じゅぷんっ♥
優しい刺激は最初だけ、口で味わった舌先の動きがおちんちんを責め立て始める。汚れでもこそぎ落とすかのように亀頭の表面を何度も何度も舐めまわされて、カリ首の溝をも柔らかな舌先でなぞり上げるようにして何度もねちっこく繰り返される。
「あ・・・ああぁぁぁぁぁああ・・・!!」
想像以上の快楽・・・全く力の入らない体が自由の利かない水の中でジタバタとすらできずに快楽の逃がし場所が見つからない。
ずちゅっ♥はむんっ♥ずっっちゅ♥れろんっ♥れろれろ・・・♥
トドメと言わんばかりに裏筋をねっとりと舐めまわされて、男の一人旅で随分とご無沙汰だったおちんちんがあっという間に限界を迎えてしてしまい・・・
びゅくっ♥びちゅっ♥びゅるるるっ♥
アイラの口内へとたっぷりと精液を漏らしてしまったのだった・・・それなのにアイラの舌先は止まらなかった。
「ああっ?!ひぁ・・・あああダメだアイラっ・・・・イッてる!イッてるからぁぁ!!!」
射精中の肉棒を舌先でねっとりと舐めまわされて、先端をいじくり回されて、腰が砕けんばかりの快楽を味合わされる。絶頂直後のあまりにも鋭い快楽に襲われ続ける肉棒にむず痒いような感触を覚えた・・・息が詰まりそうな中で必死にアイラを静止しようとするが、止まってはくれずにむしろフェラチオは激しさを増すばかりで。
「あがっ!あぁぁぁぁぁぁっっっっで・・・でるっ」
ぴゅっ・・・ぴゅるるるる♥
抜かずのフェラチオの前に男の潮吹きまでもが為されてしまった。ここに鏡が無くてよかったと心底思うほどに自分は今だらしのない顔つきをしているのだろう確信がある。
「ごっくん・・・ごちそうさまでした♥・・・うふふふ・・・あなたってばすっかり蕩けた顔つきになったわね♥」
「あ・・・あまりみないでくれよ、だらしない顔してるだろう?」
「そうね、とってもだらしのない顔しているわ♥・・・でもね、そのだらしない顔はケルピーの女の子にとってとんでもなく魅力的なのよ?私たちはね・・・好きな人をどこまでも気持ちよく蕩けさせてだらしのない顔つきにするのが大好きなのよ♥」
自分の頬に手を当ててうっとりとするようにアイラが慈しむような顔つきで見つめてきた。ずっと為すがままで快楽を受け取っているだけの自分に失望することなくむしろ喜んですらいる・・・もう自分はアイラ無しでは生きては行けないのだろう。このまま何も言わずにいてもアイラはどこまでも自分を愛してくれるのだろう。
だからこそせめて告白だけは自分からしたいという最後のプライドが自身の背を押してくれた。
「あ・・・アイラ、愛してる・・・もう君無しでは生きて行けないんだアイラ・・・大好きだアイラ」
「うふふふ・・・私も愛してるわフランツ、今日あったばかりだけど私達相性バッチリじゃない♥これからじっくりとお互いに愛をはぐくみ合いましょうね♥」
何とも締まらない告白だったが、これでお互いに両想いの恋人同士となった・・・愛し合う二人がやることといえば一つしかないだろう。
「それじゃあフランツ、私の初めて・・・受け取ってもらえるかしら♥」
「あっぐぅ・・・ぁぁぁ・・・」
脱力した自分はむしろ腰を抱えられてアイラのほうから膣内へと挿入するようだ。他の誰かは知らないが、ケルピー族とのセックスは自ずとこうなってしまうのだろう。
愛おしむように胸元へ顔を抱き寄せられながら為すがままにアイラのおまんこへとおちんちんが挿入されてゆく、きつく狭い膣内をこじ開けるように肉棒が奥へとねじ込まれてゆくと中ほどで急にふわりと広くなって猛烈なヒダヒダが亀頭に絡みつく。ぷにぷにとした子宮口の感触・・・アイラのおまんこを征服した・・・というよりも奧まで征服させてもらった形だが・・・体に力が入らないのだから仕方がないのだろうと諦めの境地、情けなさはすっかり鳴りを潜めて、アイラにおちんちんを気持ちよくしてもらおうと甘え続けることに心地よくなってきた。
ぐちゅぅ♥ちゅくっ♥くちゅっ♥じゅぶっ♥じゅっっぷん♥ぬちゅっ♥
奧を突くと猛烈なヒダ責め、抜くと吸い付かんばかりのバキューム感でおもてなしするアイラのおまんこ、魔物娘は床上手で名器ぞろいなのだぞ・・・と下品な話を酒場で聞いたことを思い出し、今まさにその名器に酔いしれる。
直接見ては無いが奧まで打ち付けられた時に土手高でぷにぷにのアイラの花びらが心地よい、ずんずんとピストンを続けてヌルヌルと馴染み始めた肉棒がぎゅうぎゅう締め付ける膣内で扱きあげられるのが堪らない。
もっと楽しんでいたいのに、さっき出したばかりなのにもう射精してしまいそうになる。でも尻に力を入れて堪えようとするがうまくいかない、力が抜けてうまくいかない。
「あ・・・ああ・・・ああーーーーっ・・・」
無抵抗のまま快楽のため息だけしか漏れ出ることはなく、アイラの膣内へと屈服の白濁がまき散らされた。ナカに出された精液を吸い上げるようにちゅうちゅう膣内がうごめき射精に脈打つ肉棒を優しく撫でまわす。
「ひっ・・・ひぃっっ・・・気持ちよすぎるってアイラ・・・これ・・・これだめだっ・・ああぅ・・・」
「ああ・・・ナカにたっぷり出しながら、そんなにうっとりとだらしのない顔をしないでよフランツ・・・誘っているのと変わらないって言ったじゃない・・・もっともっとセックスしましょうね♥」
結局そのまま自分が快楽のあまりに疲労困憊で気絶するように眠りにつくまで煽情的で情熱的で淫らなセックスは終わらなかった。
朝日の上る感覚に目覚めると、自分はテントの中にいるようだが、頭を包む柔らかい感触を覚えた。こんなに柔らかい枕なんて荷物になかったはずだが・・・。
「おはようフランツ、いい夢は見れたかしら?二日酔いはしていない?」
そうか・・・昨晩のあのセックスは夢ではなかったのだ・・・ひとまずよかったと胸をなでおろした。
「おはようアイラ・・・膝枕ありがとうな」
「良い寝顔をお腹いっぱい楽しませてもらったわ♥じゃあ・・・朝ごはんを食べましょう?」
起き上がりテントの外へと這い出すと二人分のベーコンエッグと柔らかそうな焼き立て白パンが小さなテーブルへと並んでいた、今更のように腹の虫が鳴り響く。腹が減った・・・!!
何をするにもまずは腹ごしらえをしなければ始まらない、新しい最高の一日を始めるために愛する人と共に小さくとも温かな食卓を囲むのだった。
お宝の居所を示す確かな情報を得られたまではよかったのだが、何と湧き水のサファイアは深い深い湖の水底へと沈んでいるというのだ。さらにその湖というのはこのあたり一面の大水源たる数十か所点在する湖のどれかと来た訳で・・・しらみつぶしに探すにしても途方に暮れていたわけだ。
そうは言っても仕方ない、周辺を探索し疲れた足腰を降ろして残り少なくなった水筒の水をくみ取ろうと湖のほとりを覗き込む。水底は深く見えないが透き通って奇麗な水だ、両の手でひとすくいしてゴクリと飲み込む・・・美味い。
ちょうどこの湖がこの大水源の中心部のようだ。ここを拠点として明日から湖を探索するとしよう。重たいリュックからベースキャンプを設営し終えるころにはすっかり空が赤く夕暮れていた。
ウッドストーブに細く切り落とした枝を数本差し込んで火をつけたらスキレットを上に置く。スキレットが十分に熱しられたら硬い干し肉を放り込む。ジュ――ッと景気の良い食欲をそそる音をBGMにこれまた硬く焼しめられた長いパンをナイフでひと切れ切り分けて肉の隣へと並べる。旅の最中でも食べられるほど保存がきくのが利点だが、このパンも肉も火を通さなければ硬くて食べられたものではないのが玉にキズだ。
比較的柔らかくなった干し肉に塩を振りかけたらパンの上に乗せて、いただきま・・・
「あら、お客様?ごめんなさいね、おまたせしちゃったかしら?」
お嬢様のような気品にあふれ清純さと無垢さを感じる。ケンタウロスの魔物娘・・・?いや、魚のようなヒレのある長い尻尾が目についた。ここに来る前に酒場のマスターが言っていたこのあたりの大水源に住んでいるというケルピーと呼ばれる魔物娘が彼女なのだろうか。
「私はケルピーのアイラ、もしかして貴方がフランツさん?」
「ああ、俺がフランツだ。もしかしてサテュロスの・・・酒場のマスターに話を聞いた口かい?」
「ええそうよ、貴女にお会いしたかったの。ちょっと待っててね、お買い物してきたもの片付けてくるから」
ざぶりと湖へと入ったと思ったらあっという間に姿が見えなくなるほど深く潜っていってしまった。泳ぎの得意な水生の魔物娘・・・彼女ならば湧き水のサファイアのことを何か知っているだろうか。
透き通った水面を眺めながら干し肉と共にパンをかじっていると人影が見えたと思った瞬間ざぶりと彼女が水面から顔を出した。両の手にいい匂いのする小鍋を抱えている。
「私も晩御飯ご一緒してもいいかしら?スープをごちそうするわ」
「お言葉に甘えて、お嬢さん」
どういう仕組みかはわからないが一切水に濡れていない鍋を開くといい香りのするコンソメスープが湯気を放った。思わず無言でマグカップを彼女へ手渡し、なみなみとコンソメスープが注がれたカップを返されると香ばしい香りに生唾が口内にあふれる・・・それをごまかすように音をたてないように気を付けながらひと啜り・・・とんでもなく美味い・・・!!
旅の身の上では硬い保存食ばかりでろくなものを食ってこなかったにせよ、あまりにもおいしすぎる。夢中で硬いパンをスープへ浸して口へと放り込む、あれ程硬かったパンが口の中で勝手にほどける感触に恍惚としてしまう。
「そんなにおいしそうに飲んでくれたのならばうれしい限り、おかわりもどうぞ」
圧倒的な食欲に勝てず、ありがとうと一言、マグカップを手渡しお替りを受け取る。パンも肉も食べ終わり、あとはこの極上のスープをちびちびと味わうことにした。
「ふぃぃ・・・ごちそうさま、いやあ・・・本当に君のスープは美味しかったよ。ありがとうな」
「うふふ・・・お粗末様でした」
嬉しそうに微笑む彼女の顔に思わずドキリとして顔をブンブン横に振って気を取り直す、あんなに美味しいスープをごちそうになったのだ、何かお礼をしなければ・・・といっても今は手持ちも寂しいし、女性への贈り物になりそうなものだって・・・あるにはあるが・・・仕方ない。
「アイラさん、これはスープのお礼だ、取っといてくれ」
「こんなに大きな宝石の付いたペンダントなんて・・・とても釣り合わないじゃないの?」
俺が手渡したのは大振りの青い宝石がはめ込まれたペンダント・・・俺のおふくろの形見だ、だが惜しくはない、俺の師匠の教えの一つ・・・誰かに優しくしてもらったのならば今の自分にできる最大限の礼をもって答えよ・・・だ。しかし理由はそれだけでもなかった、このペンダントを付けている彼女の姿を・・・見たくなったからだった。
「確かにこれだけだと俺が払いすぎちまってるが、ここで会ったのも何かの縁・・・君に仕事を頼みたいんだよ」
トレジャーハンターとして現在は湧き水のサファイアを探している事、それがこのあたりの大水源にある湖のどれかの底に沈んでいるだろうという事、他に情報を教えてくれるか、出来れば水底を探してほしい事を伝えた。
「なるほど・・・いいわよ、引き受けてあげるわフランツさん、それだけじゃあまだ貰いすぎちゃってるから、ここに滞在している間は私が食事をごちそうするわね」
「フランツでいいよ、食事まで面倒見てもらえるのは助かるし・・・正直俺だけじゃあこの深い水底まではとても潜れやしないと途方に暮れていたんだ」
「じゃあ私のこともアイラって呼んでね、それと・・・あなたはトレジャーハンターなのでしょう?今までいろんなところを旅してまわったのよね?」
「ああ、そうだが?」
「あなたの旅のお話を聞かせてほしいのよ、私はこの湖に住んでいるのだけれどあまり遠出をしたことがなくってね」
「そういう事ならお安い御用だ・・・ちっと長くなるけど構わないかい?」
通りすがりの街で魔物娘に話を聞いていると教団の兵士たちに危うく反逆者だとひっ捕らえかけられたこと、それを通りすがりのヴァルキリーと勇者のコンビに助けられたこと、竜の国で昔なじみのトレジャーハンター仲間と出会えたこと、ひんがしの国で花魁の嫁入り行列を見ることができた事、北の国でオーロラにダイアモンドダストを見ることができた事、忘れられた島にある黄金のティアラ・・・にはまっていたであろう宝石を見つけたこと。
途中から秘蔵の・・・安い葡萄酒を開けて冒険譚はすっかり飲み会の様相となってしまったがアイラは構わず話の調子に合わせて表情をコロコロと変えてリアクションしてくれるものだからこっちまで嬉しくなって語る口が止まらない。
「うふふふ・・・フランツのお話ってば面白い・・・旅っていいものなのね」
「楽しいことだけじゃないけどな、辛いことも苦しいこともあるが・・・その分喜びもひとしおってやつさ・・・っと飲みすぎちまったかな、身体が火照ってきちまったよ。」
湖の水で顔を洗ってさっぱりしようと重たい腰をよっこらせと上げて水面へと近づくと長旅でボサボサ頭のくたびれたような自身の顔とそれを隣から覗き込むようなアイラの顔が水鏡のようにして映し出された。
「フランツ、身体が火照ったのならひと泳ぎしない?」
「いいねえ、それじゃあ水浴びもかねてひと泳ぎするかあ・・・待っててくれ、水着なら一応用意してきたから」
「一つだけ大事なところが違うわねフランツ、貴女が泳ぐんじゃなくて貴方が私の背中に乗って一緒に湖を泳ぐのよ。そうそう一応言っておくけれど、ケルピー族の特性で水中でも呼吸はできるから溺れることは無いわよ?」
「そうなのかい!?じゃあアイラの背に乗ってもいいのなら湖の底に沈んでいる湧き水のサファイアも簡単に探し出せそうだ!」
思いもよらぬ好転の兆しと美人との出会い、何だか順風満帆なお宝さがしになりそうな予感にウキウキとテントの中へ入る。らしくもないリズムも音感も外れた鼻歌なんかを歌いながら服をすべて脱ぎ捨てて水着を履きテントの外へと出る。
湖の岸辺でアイラが待ちわびたようにこちらを見て微笑む。清らかな水の乙女という言葉がふさわしい彼女の姿が月明りを浴びて神秘的な雰囲気をまとっている。ほんのさっきまでお宝探しのことばかり考えていたのに・・・湧き水のサファイアなんかよりもこっちのほうが俺は欲しい・・・なんて本気で思ってしまった。
―――――こりゃあ俺のトレジャーハンター人生もここまでかな。
トレジャーハンターが終わるときは2つあるとされている、一つは死んでしまうとき。前人未到の土地なんかで帰ってこなかったヤツもいれば、墓荒らしの罠にやられて帰ってこなかったヤツもいる。
そしてもう一つは・・・恋をしてしまったときだ。
トレジャーハンターはお宝へのロマンだけで西へ東へ何処までも行けるヤツばかり、首尾よく狙いのお宝を手に入れられたのならば、盛大な宴の後に次のお宝を品定めするのが常識だ。しかし恋をしてしまったトレジャーハンターはそうはいかなくなる・・・お宝よりも恋をした異性が欲しくなってしまうからだ・・・そんなのはただの愛妻家だろう?
自分が背に乗りやすいようにしゃがみ込んでくれた彼女に感謝しつつ青く美しい背にまたがると温かなぬくもりと深い安心感に包まれた。思わず脱力してしまって彼女の背にもたれかかるかのように突っ伏してしまった。
「おおっと!?すっすまないアイラ!何故だか体の力が抜けて・・・」
「うふふ・・・良いのよフランツ、っていうか私達ケルピーの特性でね、私たちに触れたらリラックスして力が抜けちゃうのよ」
どうにかこうにか力の入らない体を起こして彼女の腰へと手を回し、乗馬の体勢を取った。
「それじゃあ楽しい水中散歩へ一名様ご案内いたします♪」
自分を乗せたままアイラが湖へとざぶりと入った。グングンと水中を駆けるのはいいのだが、思わず口と鼻を塞いでしまった。呼吸ができるって言われたってどうすればいいのかわからない、それでも苦しさが増してくる・・・限界を迎えてがばっと口を大きく開けて酸素を求めた・・・不思議と口の中に水は入ってこずに空気が入ってきた・・・全くどういう仕組みなのか・・・魔物娘は不思議がいっぱいだ。
「ぷはーーー!!!おぼれ死ぬかと思ったぜ!」
「うふふふ・・・ドキドキしたかしらトレジャーハンターさん?」
水面を見上げると随分と深くまで潜っているのに不思議なもので、全く水の冷たさだとか水圧だとか命の危機だとかを感じはしなかった。
「さてと偉大なるトレジャーハンターさん、いま貴方が置かれている状況・・・わかっているかしら?」
「へ?」
思わず素っ頓狂な声が出てしまったのはアイラの背にもたれかかるように完全に脱力した自分に気が付いたのもあるが、振り返る彼女の顔が・・・清純な彼女の雰囲気が一転、サキュバスのような淫靡で妖艶な笑みを浮かべていたからだ。
「ケルピー族の女の子の背に乗って湖に潜ったらどうなるか知らないのね・・・」
「いや・・・わからないな」
―――――こんなふうにエッチなコトされちゃうってことよ♥
脱力しきった自分の体を背中からするりと対面するようにして一寸の隙間もないように密着して抱きしめられる。
―――――これ逃げなきゃヤバいやつ・・・
今更のようにトレジャーハンターの危機察知能力が全力で警鐘を鳴らし始めた、命の危機だから鳴り始めたのではない、このままでは・・・このままでは自称ダンディな二枚目で通してきた俺の尊厳が木っ端みじんにぶっ壊されてしまう危機を感じたからだ。
「じゃあフランツ、べろちゅー・・・しましょう♥」
危険を察知できても逃げ遅れては意味がない・・・ちゅぷりと互いの唇が重なり合って、アイラの舌がこちらの口内へと進入してきて激しく舌が絡み合う。甘いとすら感じるアイラの口内の味に頭が一面お花畑になってしまう。
「もがっあ・・・ひゃいらぁ・・・もがが・・・」
舌のコケまでこそぎ落とさんばかりにアイラの舌先が激しく絡みつく、情熱的でねちっこい口内レイプにすっかりと全身の力は抜け落ちて、為すがままの腑抜けにされて恍惚としてしまう。
「ちゅぷんっ・・・ふう、気持ちよかったみたいねフランツ・・・すっかり蕩けちゃったみたい♥」
「うぁぁ・・・あ・・・アイラ・・・キスにしては激しすぎる、もうちょっと穏やかに行こうぜ・・・」
嫌です♥と言わんばかりの淫靡な笑みを浮かべる彼女、水中なのに背筋を冷や汗がたどった感触がするのは気のせいではないだろう。
「ねえフランツ、私のべろちゅーの感触・・・そのままおちんちんで味わいたくない?」
トレジャーハンターの危機察知能力が再び全力で警鐘を鳴らし始めた。そんなもの味わってしまっては大変なことになってしまう。彼女に四六時中甘え散らかす腑抜けな自分になりたい!!!・・・いかん?!理性が陥落し始めた?!
「沈黙は肯定とみなします♥それじゃあ覚悟してねフランツ・・・私のフェラチオ・・・すっごいんだから♥」
指先ひとつ動かせない自分は為すがまま、アイラの口内へと肉棒が咥え込まれていった。
れるっ♥れろれろ♥じゅるっ♥ちゅぷっ♥じゅぷっ♥じゅぷんっ♥
優しい刺激は最初だけ、口で味わった舌先の動きがおちんちんを責め立て始める。汚れでもこそぎ落とすかのように亀頭の表面を何度も何度も舐めまわされて、カリ首の溝をも柔らかな舌先でなぞり上げるようにして何度もねちっこく繰り返される。
「あ・・・ああぁぁぁぁぁああ・・・!!」
想像以上の快楽・・・全く力の入らない体が自由の利かない水の中でジタバタとすらできずに快楽の逃がし場所が見つからない。
ずちゅっ♥はむんっ♥ずっっちゅ♥れろんっ♥れろれろ・・・♥
トドメと言わんばかりに裏筋をねっとりと舐めまわされて、男の一人旅で随分とご無沙汰だったおちんちんがあっという間に限界を迎えてしてしまい・・・
びゅくっ♥びちゅっ♥びゅるるるっ♥
アイラの口内へとたっぷりと精液を漏らしてしまったのだった・・・それなのにアイラの舌先は止まらなかった。
「ああっ?!ひぁ・・・あああダメだアイラっ・・・・イッてる!イッてるからぁぁ!!!」
射精中の肉棒を舌先でねっとりと舐めまわされて、先端をいじくり回されて、腰が砕けんばかりの快楽を味合わされる。絶頂直後のあまりにも鋭い快楽に襲われ続ける肉棒にむず痒いような感触を覚えた・・・息が詰まりそうな中で必死にアイラを静止しようとするが、止まってはくれずにむしろフェラチオは激しさを増すばかりで。
「あがっ!あぁぁぁぁぁぁっっっっで・・・でるっ」
ぴゅっ・・・ぴゅるるるる♥
抜かずのフェラチオの前に男の潮吹きまでもが為されてしまった。ここに鏡が無くてよかったと心底思うほどに自分は今だらしのない顔つきをしているのだろう確信がある。
「ごっくん・・・ごちそうさまでした♥・・・うふふふ・・・あなたってばすっかり蕩けた顔つきになったわね♥」
「あ・・・あまりみないでくれよ、だらしない顔してるだろう?」
「そうね、とってもだらしのない顔しているわ♥・・・でもね、そのだらしない顔はケルピーの女の子にとってとんでもなく魅力的なのよ?私たちはね・・・好きな人をどこまでも気持ちよく蕩けさせてだらしのない顔つきにするのが大好きなのよ♥」
自分の頬に手を当ててうっとりとするようにアイラが慈しむような顔つきで見つめてきた。ずっと為すがままで快楽を受け取っているだけの自分に失望することなくむしろ喜んですらいる・・・もう自分はアイラ無しでは生きては行けないのだろう。このまま何も言わずにいてもアイラはどこまでも自分を愛してくれるのだろう。
だからこそせめて告白だけは自分からしたいという最後のプライドが自身の背を押してくれた。
「あ・・・アイラ、愛してる・・・もう君無しでは生きて行けないんだアイラ・・・大好きだアイラ」
「うふふふ・・・私も愛してるわフランツ、今日あったばかりだけど私達相性バッチリじゃない♥これからじっくりとお互いに愛をはぐくみ合いましょうね♥」
何とも締まらない告白だったが、これでお互いに両想いの恋人同士となった・・・愛し合う二人がやることといえば一つしかないだろう。
「それじゃあフランツ、私の初めて・・・受け取ってもらえるかしら♥」
「あっぐぅ・・・ぁぁぁ・・・」
脱力した自分はむしろ腰を抱えられてアイラのほうから膣内へと挿入するようだ。他の誰かは知らないが、ケルピー族とのセックスは自ずとこうなってしまうのだろう。
愛おしむように胸元へ顔を抱き寄せられながら為すがままにアイラのおまんこへとおちんちんが挿入されてゆく、きつく狭い膣内をこじ開けるように肉棒が奥へとねじ込まれてゆくと中ほどで急にふわりと広くなって猛烈なヒダヒダが亀頭に絡みつく。ぷにぷにとした子宮口の感触・・・アイラのおまんこを征服した・・・というよりも奧まで征服させてもらった形だが・・・体に力が入らないのだから仕方がないのだろうと諦めの境地、情けなさはすっかり鳴りを潜めて、アイラにおちんちんを気持ちよくしてもらおうと甘え続けることに心地よくなってきた。
ぐちゅぅ♥ちゅくっ♥くちゅっ♥じゅぶっ♥じゅっっぷん♥ぬちゅっ♥
奧を突くと猛烈なヒダ責め、抜くと吸い付かんばかりのバキューム感でおもてなしするアイラのおまんこ、魔物娘は床上手で名器ぞろいなのだぞ・・・と下品な話を酒場で聞いたことを思い出し、今まさにその名器に酔いしれる。
直接見ては無いが奧まで打ち付けられた時に土手高でぷにぷにのアイラの花びらが心地よい、ずんずんとピストンを続けてヌルヌルと馴染み始めた肉棒がぎゅうぎゅう締め付ける膣内で扱きあげられるのが堪らない。
もっと楽しんでいたいのに、さっき出したばかりなのにもう射精してしまいそうになる。でも尻に力を入れて堪えようとするがうまくいかない、力が抜けてうまくいかない。
「あ・・・ああ・・・ああーーーーっ・・・」
無抵抗のまま快楽のため息だけしか漏れ出ることはなく、アイラの膣内へと屈服の白濁がまき散らされた。ナカに出された精液を吸い上げるようにちゅうちゅう膣内がうごめき射精に脈打つ肉棒を優しく撫でまわす。
「ひっ・・・ひぃっっ・・・気持ちよすぎるってアイラ・・・これ・・・これだめだっ・・ああぅ・・・」
「ああ・・・ナカにたっぷり出しながら、そんなにうっとりとだらしのない顔をしないでよフランツ・・・誘っているのと変わらないって言ったじゃない・・・もっともっとセックスしましょうね♥」
結局そのまま自分が快楽のあまりに疲労困憊で気絶するように眠りにつくまで煽情的で情熱的で淫らなセックスは終わらなかった。
朝日の上る感覚に目覚めると、自分はテントの中にいるようだが、頭を包む柔らかい感触を覚えた。こんなに柔らかい枕なんて荷物になかったはずだが・・・。
「おはようフランツ、いい夢は見れたかしら?二日酔いはしていない?」
そうか・・・昨晩のあのセックスは夢ではなかったのだ・・・ひとまずよかったと胸をなでおろした。
「おはようアイラ・・・膝枕ありがとうな」
「良い寝顔をお腹いっぱい楽しませてもらったわ♥じゃあ・・・朝ごはんを食べましょう?」
起き上がりテントの外へと這い出すと二人分のベーコンエッグと柔らかそうな焼き立て白パンが小さなテーブルへと並んでいた、今更のように腹の虫が鳴り響く。腹が減った・・・!!
何をするにもまずは腹ごしらえをしなければ始まらない、新しい最高の一日を始めるために愛する人と共に小さくとも温かな食卓を囲むのだった。
24/06/05 00:45更新 / たっぷりとしたクリーム