読切小説
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600人
その日、とある都市との戦いが終わった。

「ふわ〜、終わったね〜」

「ああ、そうだな。けが人こそ大量に出たが、死者0とはな…」

「ホント、よかったね。まあ、素人の自警団くらいじゃね〜」

「そんな簡単にやられるわけないよな。」

戦いの前線、サキュバスのルーラ、デュラハンのベティは撤退しながらのんびりと会話をしている。彼女たちは馬車にゆられながら後方にあるかつて敵だった都市を眺める。制圧された以上、あの町が魔界におちるのも時間の問題だろう。

「ねえ〜、捕虜たちは2つ先の馬車にいるんだよね。ちょっと見に行かない?」

「いや、彼らはちゃんと城に帰ってから魔物たちの間で『競り』にかけられるんだ。それまでにノゾキに行ってうっかり発情したらどうする?」

『競り』とは魔王軍駐留所で行われる、どの男性(たまに女性)をどの娘がとるかを決める催しである。実情は男性を大広間に置き、ほかの魔物の妨害などをかいくぐり自分の部屋、または大広間の隣室にあるベッドルーム(乱交大会や露出趣味や性交観察趣味のためにあるベッドがいっぱいある部屋)に連れ込む奪い合いである。一応男性も枷を外してもらえるのである程度男性の意志も尊重される。

「いいじゃぁ〜ん。最前線で戦っている私たちにある程度の役得があっても構わないと思わない?」

「ぅぐ。…ん、ん〜」

デュラハンはなまじ軍人気質が高かったので、言い分にある程度流されつつある。

「はぁ。」

「よっしゃ。じゃ、いってみよ〜。」

なるべくこっそり彼女たちは捕虜用馬車に近づいていく。

…捕虜用馬車内…

「くそっ、だからあの時教会の要求を飲んでいれば…」

「しょうがないだろ。今年は凶作でろくに収入もない状況だったんだ。いくら教会でも払いがなけりゃ苦しいだろうし。」

「やっぱ隣の都市とも共闘を…」

「意味ないって。俺たち見ただろ?あの、なんか炎のしっぽのやつ。」

「ああ、あんな早い剣見たことなかった。」

「もう、いいじゃねえか。俺たちこれからどうなるかわかってんだろ?」

「……もうちょっと、こっちにいる予定だったのにな、お袋。たぶん、向こうで殴られるんだろうな。」

「いいじゃねえか。俺も一緒さ。おふくろさん殴られるときゃあ、一緒さ。ははは…」

「人聞きが悪いな。」

『!?』

「そうね。私もカチンときちゃったわ。」

「まったく。いつになったら正しく私たちのことが正しく伝わるのか。」

「そ〜ね〜。……あら?」

「ん?どうした。あ。」

「「……(互いに目配せ)」」

(おい、ロイ、目をつけられたみたいだぞ。)
(やっぱ若い奴からか、くそっ、)
(ロイ、もめてる間にてめぇだけでも逃げろ。ガキの一人くらいなら何とかなる!)
(そんな!皆さんは!)
(そうだ、食われるのは俺たちおっさんに任せろ!ほらっ!)
(あっ!!)

「「最初はグー!じゃんけんポン!」」

(よし、あいこだ!お前ついてるぞ!早く!)




「しょうがない、3Pだな。」
「私、3P久しぶり〜」
『終わったー!!!!』


…ルーラの馬車…
「ほらぁ〜、こっち〜」

「そうだ、こっちだ」

「うっ、うっ、ひぐっ!」

((なにこれカワイイ))

(ちょっと!泣きそうだったりこらえてたりってやばいんだけど!)

(なるほど、確かにこの生き物を見るためなら私たちの正しい生態など絶対に教えるわけにはいかない…!………………んっ♪)
トロォ…♪

二人はコンビを組んでとても長い。よって…
(わかってるわよ。その代り私はお口を徹底的に…)
(当たり前だ。彼にはオマンコグッチョグチョにしてもらう)
前回の3P、互いの視線の先、アイコンタクトから相手の考えを読むのは造作もないことだった。

「すっ、…ひくっ!わっ!?」

「ふふ〜ん♪んちゅ♪」

「むっ!?ぐ、」

「ふっ、、んんっ、んにゅ、ぬりゅ」

「ん!、んんっ、んうぅ」

いきなりのディープキスでロイの体は弛緩していく。しかし…

ガチャガチャッ!

いきなりズボンを脱がされれば驚きもする。

「ん!?んんっ!んーっ」

「ぷふっ…だぁ〜め♪」

「そうだ。私はもう我慢できん!」

ロイのそれはすでに大きくそそり立っていた。

「ふふ♪お前のムスコは赤子のようだな。こんなにヨダレを垂らしていては…」

「ま、待っ、ふむぅ!?」

ロイの唇は唇と舌でふさがれる。

「んん、んむ、、にゅる、れろ、にゅむ」

「んーっんんっー! んっ!?」

ベティの口は彼のものでふさがれる。

「んふーっ、ふっ、ん、んぅん、おいしぃい ぞ?…んむ、むう」

「んあっ!ああっ!あん!?あっ、や、」

ロイは唇を解放してもらった。そして、

「んふー♪はい、おねえさんのプレゼント〜」(ああ、もお!!かわいい喘ぎ!)

ルーラはその立派な胸を彼に押し付ける。もうロイとのキスでぴんと張っており、乳首は綺麗に勃っていた。


「なっ、なにむぐぅ?」

ロイの顔に胸が押し込まれ、口に乳首が押し込められる。

(んっ!いけない!逃げな・・・っきゃ!!)

ベティの舌がロイの亀頭を包み込む。熱い息が根本を伝い、陰嚢や下腹部を撫でる。

「ん、んふぅ、ははっ、わたひの、んん、んむぅ、奥にぃ、にゅる、はいひたひのはぁ…?」

ビクッ、ビクゥ!!とロイのモノはベティののどの奥に入ろうとしているようだった。

(くそっ!これでどうだッ!?)

コリィ!!

「ひゃあああん!!!?」

彼はせめてもの反撃のために歯を立てて噛む。
グイッと彼の頭は胸から引き離される。

(はぁ、はぁ、あ、イッちゃったかしら?)

「はぁ、はぁ、ふぅぅ〜。アナタ?」

彼の体がかわいそうなほどビクッとなる。
少し高圧的になるだけで…

(ヤッバイ。たまんないっ!)

彼の両手を強く抑える。
彼はもうほとんど声を出さずに泣いていた。

「んふぅ、んんっ!?おおひふ、なっふぁあ♪」

「へぇ〜あなた、こんなんで興奮しちゃうのぉ〜?」

「えっ?な、なにいっへ…?」

「んふ〜。い〜い?男の子はね〜キモチヨクならないと、大きくならないわけ。怖い相手に興奮しちゃうなんてね〜。ド・ン・ビ・キ♪」

「や、やぁら!しょんな、あっ!あうっ!」

「どうひた〜?タマのうらからべっとひにゃめられるにょがぁ、このみかぁ〜」

ベティは恥垢を肉棒全体にこすりつけながら満足げに笑う。

「あ〜あ、こぉ〜んなにかわいいのに〜ドМでなめられフェチなんてな〜おねーさんがっかりよ」
念のためいうと、ルーラは狂喜している。
上気している顔を隠すためにロイの耳の穴に舌を差し込む。
湿った、柔らかく形を変える感触に、ロイの背中は震えた。

「ひゃん!?ああ、あう!んん!んう!?あっ、」

一方ベティは陰嚢を揉みしだきながら思いっきり吸い上げる。バキュームフェラだ。

「うひゃぁぁぁぁぁあああ!!!?」

ビクッ、ビクゥ!ドピュ!、ドピュウッ!!

「ん!?んむ、ん、ん…むっ」

精液がベティの口腔を一気に満たす。こぼさぬように陰嚢を揉んでいた手で落ちた精を受け止める

「ん、ごくっ、、、ふう、ああ、こんなに汚してしまったなぁ?どれ、私がきれいに、ん、れろ」

ベティはゆっくり、丁寧に、丹念に肉棒をなめあげていく。
そのあいだにロイのそれは再び硬さを取り戻す。

「さてっと!では本番…聞いてないな。」

「うっひゃ!あ、あん!んあ♪」

「うう…ふ、ふん!もういい!勝手に犯してやる!」

ベティは下の防具を外す。そして、

(ええい、まだるっこしい!とっとと犯ってやる!)

ショーツをグイッと引っ張り、剛直を味わうとうに、自らじらすようにゆっくりと入れる。

(はぁっ!!はぁっ!!、あ、あと、ほんの、す、少しッ)

そして

くにゅ♪

(きたぁ!子宮口きたぁ♪ノックされっちゃってるぅ♪)

ベティは一転、激しく腰を振る。彼女の長い髪が大きく波打ち、まるで踊り子のようだった。

ぬちゅ!くちゅ!にゅる、ぬぷっ!ぱちゅっ!ぱちゅんっ!!

「は、ははぁぁ♪、ああ♪あん♪、う、うんっ!? うあッ、ん、あぁ〜♪」

「う、ああ、あひ、ちょ、な、なに、ひもちぃぃぃ!」

「あ〜らら。こんなになちゃって♪私も…」

ルーラはロイの顔にまたがる。秘裂から愛液がたれ落ち、太ももを伝って彼の頬を濡らす。

「さあ、罰よ♪私のソコをなめなさい♪うまくできるまで離してあげないんだから…♪」

そういってルーラは腰を下ろす。
ロイは息ができなくなる。

(、!ま・マジ死ぬ…!)

彼は覚悟を決める。飢えた犬がミルクをなめるように、思いっきり舐めてかかる。

「ん!?、あっ‥あん♪、んくっ、あ、はぁぁ、そう、そうよ、もっと、もっとぐりぐりしてぇ」

言われた通りこれでもかというほど思いっきりねじ込む。

「あ、あはぁぁぁ♪、そう、もっと舌を…じゅぷって!……してぇ♪」

おもいっきり口をあけ彼女の秘裂に密着する。
舌が膣の中に埋まり、前歯がクリトリスにあたる。

(ひんっ?♪)

「あ、ん、ん〜っ!!♪」

ルーラの秘裂から愛液がシャワーのようにロイに降り注ぐ。
サキュバスの愛液を大量に浴び、飲んだロイは…

「んひぃ♪、な、きゅうに… おっきくぅぅ♪」

「う、うあ、、あ、あぁぁぁ〜!!」

ドクッ、ドピュッ!、ビュピュ!ドクン!

ベティの中に、容赦なく大量の精液を注いだ。

「あっはぁ♪、入っちゃってるぅ♪女の子のいちばん、おくにぃ♪」

「はぁ、はぁ、はぁ、う、あ」

ロイはそのまま気を失った。


…魔王軍駐留所『レーゲン城』…

「で、何か申し開きは?」

「何もないわよ?」

「ああ、そうだな。何もない。」

レーゲン城司令官、サーラン(ドラゴン、未婚、彼氏募集中)は到着した二人を書斎に連れ込んだ。

「馬車の青臭い匂い、貴様らと同じ匂いだ。ごまかせるとも?」

「それでも申し開きはないです。」

「はい。」

「そうか…歯を食いしばれ。」

「「了解」」

「……いいのか。」

「はい、いいです。申し開きはないですが、最後に一つ。」

「なんだ。」

「「あれ欲しいです。」」

ぐぉおおおお!!どん!

「彼はほかの男同様、『競り』にかける。『競り』で手に入れてみるんだな。」

「「……」」

※ここは書斎です。廃墟ではございません。
彼女たちはデュラハンとサキュバスです。黒い染みではありません。

…レーゲン城地下牢…

「まさかこんなことになるとはな。」

「よかったな、ロイ。生きて帰れて。」

「は…はい///」

「何かあったか?やっぱひどい目にあったか!?」

「い、や、そんなことは/// な、いけど」

(お、おかしいな。体が…あ、あぁ)

ロイは地面にうずくまる。

「う。あ」

「な、なんだ、やっぱりアイツらぁぁ!!」

「ロイ!おい!お前!どうし…!」

(ん、あぁぁぁ〜!!)

体から紫色の濃い魔力が放出される。
尻から魔力をまとったしっぽがズボンを引きちぎる。
上着の背中半分が翼で弾き飛ばされる。
頭からは一対のツノが生えてくる。

「お、お前、いったい、なに、され、た?」

「はぁっ、はぁっ、ああ、あ」

「おい、大丈夫か」

(なに!これ、んっ、んぅ?)

ロイは己の変化におびえていた。これでは、まるで…さっきの…
しかも、男性の象徴がなくなっている。

(ない!?そんな…もし、みんなにばれた・・・ら!?)

ばれる要因=しっぽ。翼、ツノ

(終わった…。もう)

「お、お前、な、なんだ、…?」

「うっ、ひっく、う、えうっ」

「お前…、やっぱり、連中に。……そうか。」

「すっ!、ひくっ!ひっ!、ふぅ〜、ひっく!」

「……気にするな。な?」

「すんっ!……え?」

「あいつらに何かされたんだろ?俺は気にしないよ。どうせもう、食われるんだし。お前はおまえだろ?」

その少年はアルプのことをよく知らなかったので、敵である魔物になったとは思ってなかった。
アルプとは、おおざっぱに言ってしまえば、魔物の魔力でインキュバスにならずに、魔物娘化した元男性のことである。

「最後の最後に、こんなことになって、な。ほら。俺の分の、食えよ。こんなことしかできないけどな。」

「あ、ありがと。」

もともととても獄中のものとは思えないほど栄養(特に精の付きそうなもの)と量のある食事で、とても食べきれないがそれでももらえばうれしい。
そこで、彼は違和感に気付く。
先ほどまで汗などの男くささであまり居心地のいいところではなかった。はずが…。
(……あ、れぇ?こんな、イイ、匂い、だっけ?)
鼻を動かすと、体中に火と電流が通るような錯覚に陥る。
周りには600名近い兵たちがいる。
(……、あ、なんでヨダレ?)ゴシゴシ

「ロイ、ほら、こっち来い。あまり見られたくないだろう?」

「ああ、ありがとぉ」

「あ、ああ!さあ!」(なんだ、こいつ、こんなに…カワイッ、いや。何考えてるんだ、俺は!)

「う、ん」

毛布でロイをくるむ。はた目からは寒さをしのぐために寄り添っているように見えるだろう。


そのまま、しばらくの時がたつ。夕方から深夜近くに。皆はもう眠りそうだ。が、ロイの目は飢えた吸血鬼のようになり、息は荒く、頬は紅潮していた。
(な、なんだ!なんで、濡れ…!)

「おい、どうした。」

彼の心配そうな顔がロイのすぐ近くにあった。
(……っ!)
瞬間、ロイは毛布を奪い取ると、そのまま覆いかぶさった。そして唇を奪う。

「っ…むぐぅ!んぅ…うう、ん!?」

「はぁっ!、はぁっ!、はぁっ!、はむぅ、んむ、むう」

ぬちゅう、にゅる、くにゅ、ぬる、

「ぷはっ!!、おまえ、何を!」

「ごめん!、でも、僕はッ!」

自分でも何をしているのか、そんな思いで涙にぬれたロイの顔は途方もない妖気をはらんでいた。

「そ、そんな目でみるな。お前、男だったんだ。絶対後悔す…んむ!?」

正論を唇で封じる。すでにロイはサキュバスそのものになっていた。
先ほどとは違う、淫らな匂いがロイの全身から発される。

娼館でもしないような、何もかもを奪うキスが少年の理性を吹っ飛ばす。

「ん・んむ、るれ、れろっ、」

互いの唇がむにゅうと形を変える。歯と歯がぶつかり合い、熱い吐息が漏れる。

「ぷっはっ、はぁ、はぁ、ねえ、もう、」

「ああ、俺の、もうこんなに」

「ははっ!、ん、しょっ、と」

ロイは少年のズボンを一気に脱がせる。中から勢いよく出てきたそれを見るや否やいきなり裏筋の根本に舌を這わせる。

ぬるっ、くにゅ、ぴちゃっ、ぴちゃっ!

「はは、うっ!、うう、こ、こんな ところ見られたら、俺たちは、はぁぁっ!へ、変態だ っ! な。」

「ん、んむぅ、にゅる、ちゅう、じゅるぅ、う、ううん、そ、そうだね///。ははっ」

ロイはそのまま亀頭を咥え、舌で裏筋をこすりながら扱く。
口いっぱいにペニス、匂い、音を感じて、白痴のような顔になる。
その表情に満足したように少年はロイの口を激しく突く。

ごぷっ、ぐにゅ!ぬる!ぬちゅ!

「こ、こはっ!んんう、うん!?ん、んむう、ん」

「く、はぁ、はぁ、お前の口、、うん!、ん、まん、こっ!みたいだ…ぞ!」

少年の気持ちよさげで、ちょっぴり嗜虐的な口調がロイの欲望と奉仕に熱をいれる。

「くっ、はぁっ!、ロイ!ロイィィィ!」

ドクッ!グピュ!ドピュ!ビューッ!!ビュリュッ!!

「あ、んく、ごくっ、んん♪」

少し前なら吐き出していたであろう精液を酒のように飲む。口に納まらなかった分がロイの胸板(ちょっと膨らんでいた)にかかる。

「ふふっ、……」

「ふぅ〜、っ!ご、ごめん!」

少年が理性を取り戻す。
それを見てロイの中にひらめきが起こる。少し悪そうな顔をして、

「ごめんってさあ、見てよこの量。こんなに興奮していたってことでしょう?
僕、男の子だよ?こんなにしちゃってさぁ。キミ、変態?」

「おまえっ、そんなこと!」

「しかも、男にそんなのしゃぶらせて、『まんこみたい』?そりゃないよ〜。ないない。ぜっ〜たいにない!」

「う、ぐっ」

「まぁでも、ごはん分けてくれたことだしぃ〜」

ロイが体をこすりつけながら、ゆっくりと顔を近づけると、

「キミがこんなにしてくれた口に、キスしてくれたら〜」

ロイはズボンを下着ごと脱ぐ。

「ここ、させてあげるよ?」

むき出しになった秘所にペニスを押し付け、太ももで挟む。

「あ、あっ…。ああ、」

少年はもう理性がとびかかっていた。

「んふふ、」

ロイは少年の首筋を

ペロッ♪

舐め上げた。

(……!!)

ロイの頭を少年がつかむ。そして抱きしめるようにキスをする。葛藤などなかったように舌を滑りこませる。

(あっ、ああっ!え?、これって、まさか、)

少年の豹変に驚くロイ。

(このまま、ヤッちゃうの!?)

そして…


どさぁ

ロイは背中から床に寝転ぶ。

「はっ、はっ、はっ」

「ほ〜ら、落ち着いて、もっと上、そう、そっ、、こ!?」

ぬちっ、ぬゅうう

「あっ、はぁあ!あ、ああ!な、に?これぇ?」

「うう、はぁ、はぁっ、はあっ!」

「あ、あ、ああ、!あんっ!え!あ!、ひゃうん!?」

一つになるといわんばかりに、壊れてしまえと言わんばかりに思いっきり抱きしめられる。

ぐちゅう!、じゅぷぅ!じゅっぷ!、ばちゅう!ぱちゅん!!

「あ、ひゃ!あ、あん!あひぃ!ああ♪あ!これぇ、いいぃ!♪いい♪もっとぉ♪!」

処女喪失の痛みはあっというまに消え去り、雌の顔になっていくロイ。

「ああ♪、そう!、なんか、こつって当たる場所ぉ!そこに!ぶつけてぇ♪♪」

「はあ、な、に、絡み、キッツ!ああ、と、け、そう!」

ぐちゅう!ぬちゅう!こつっ!こんっ!ばちゅう!

「あ、あ、もう、だめ!ロイ!ロイ!」

「あ、ああ♪きてぇ!♪いっちばん♪奥にぃ♪♪」

「う、うあぁぁぁー!」

ドピュ!グピュ!ピュ!ビュルゥゥゥゥ!!!

「あ♪はぁっぁ♪」

「はぁっ、はぁっ!」

「ん、っはぁっ♪あ、れぇ?みんなぁ?みてるぅ?」

「は、はぁ、…え?」

気が付けばかけてあった毛布はなくなっていた。近くに落ちている。

「ロイ、おま、え、、なにを」

少年は硬直していたが、ロイは凶悪な笑顔で迎える。

「ふふっ♪」

ロイの体から、もう寝ていたはずの男たちも叩き起こすほどの濃密な『魅了』が放たれる。

「大丈夫っ」

「え?」

「みんな私とヤれば問題ないわ♪」




両手で二つのペニスをしごきながらフェラチオをするロイ。


二本ざし、アナル攻めを同時に受けるロイ。


全身に精液をかけられながら白痴の顔を浮かべるロイ。


「くっ、もぉ!出る!出るぞぉぉ!」

「あ♪、そう!、ナカ!ナカにぃぃぃぃ♪」

「くっ、はぁ!」




「ああっ♪出てるぅ♪口にも、胸にもぉ!♪」

「へっ!こっちも、だ!!」

「はぁぁぁ♪ああ、おひり、おまんこぉ♪」



「ああ、みんな!かけてぇ♪出してぇ♪」

「へっ、だとよ!」

「おう!わかってる!」

「ああ、俺は顔だっ!」

「ちっ!背中かぁ。あとでナカ、いいかい?」

「んだよ!それなら俺だろ!俺なんか脚だぞ!?お前なんか足コキで十分だ!」

「くっ、もう、でるぞっ!ナカッ!」

「アナルも、もぉでひゃうよ〜!!」

「く、口、にいいかい?」

「俺たちゃあ左右に顔射だ!」

「ああ!アニキ!」

「おお、右手っ、すげぇ!」

「ふっ、ひ、ふだりもぉ」

「い、いいよ♪みんな!好きにっ! だひてぇぇぇ♪」

「ああ、もおイッひゃううううう!♪♪」


…翌朝

牢番が入ったとき見たものは、すさまじく青臭い匂いに包まれ、翼に精液溜りを作り、自らも精液溜りに浸かっている、まさに精液まみれのアルプの姿だった。

牢番は内またになりながら、(すげぇぇぇ、マジすげぇぇぇ)と思ったという。

彼、否、彼女は一晩で600人を倒したのだった。

……数か月後

「どうしてこうなった」

ロイは居室でつぶやく。部屋の名前は『レーゲン城軍総司令室』。
あのあと、いろいろあった。
ロイは身体検査を受け、アルプという魔物になったのだと説明を受けた。ついでに、吸収した精の量に関係しているのか、リリム級の魔力があるといわれたのだ。その後、魔王軍、魔術部隊(サバト)考案の超促成訓練を受け、魔術、武術、勉学、艶事においてすさまじい成績を得るに至った。
そして先日、この城に赴任してきたわけだが…

「あん?そりゃ、お前、すごい力あるからだろう?」

ちなみにあの後、ロイは最初に処女をささげた少年と付き合う次第となった。

そして、ベティとルーラはあの後魔物たちから怒られたりして、裁判となった。が、ロイが助けようか迷ってるうちにサーランが「助けてやってくれないか?」とお願いされたので、600人切りの詳細なレポートを作って法廷で提出、朗読すると、魔物娘たちはいっせいに発情、乱交となったため助かった。
ロイ自身、兵士全員を食ったことで追い回されることになったため、割とシンパシーが湧いたという。今やサーランとともにロイの副官となっている。

「兵士たちは全員インキュバス化したくらいで、お前に求婚した奴はいないわけだし。」

「うん。いや、たまに色目を使ってくるやついるけど」

「なんだと?」

「ああ、でもなんか奥さんラミアで、連れ去られてた。」

「ああ、なんだ、それならよし。」

「しかしまー、まさかあのお姉さんたちを副官にして故郷攻めてきた軍で司令官て」

「いいじゃないか、俺は気にしてないし、お前は?」

「……気にしてない。」

「そりゃよし!……そうそう、本題があるんだった。」

「ん?なに?」

「お前さあ、600人の男とヤッたわけだろ?」

「うん、まあそうなるね。なんか、ごめんね?」(なんだ?急に寒気が。)

「ああ、いいんだ、もう済んだことだし。」

「そう。よかった。」

「でもさ、怒ってないけど、独占欲とか、嫉妬とか、よくないと思っても俺にはあるわけよ。」

「……え。」

「というわけで俺を除いた599人分。上書きしたいんだ。今から

「ちょ、ちょっと!そんなの体が!」

「大丈夫時間をかければいい。」

「ああ、これから毎日やればいい…」

「いや、ぶっ続け♪」

「な!?」

「仕事は副官三人にやりゃせればいい。『ロイをアルプにしたのはお前たちだ!』っていったら簡単にOKだったぜ。」

「……(さーっ)」

「ほら、精力剤、あと食事は持ってきてくれるって。あと、トイレはこの簡易用魔法式水洗トイレで、」

「……!(じたばた!)」

「いや、逃がさないよ?600人相手に余裕だったんだろ?なら、」

ロイはあきらめてため息をつき、微笑み、一発目からナカだしされたのは、この10分後のことだった。
11/09/16 20:15更新 / 蒼い舌

■作者メッセージ
…やりすぎたか。
いや、でもこんなこともあるんじゃないかな!?
夫の名前はルーです。なにその今更情報。

今までで最長のSSです。
真白「濃厚だな。色的にも、まるでとんこつラーメンだ。」
クーラ「とんこつラーメンとかに謝れ!」
夕羽「うう、これ(とんこつラーメン)もう食べれませんよぅ」
クーラ「謝れ!」
真白「ごめんね夕羽ちゃん。なら、そうだなクリームシチューとか?」
夕羽「今日の晩御飯シチューなんですよーっ!うわーん!!」

…だれか夕羽ちゃんの食べ残しと夕ご飯食べてやってください。
感想お願いいたします。

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