2月14日魔物と人が共に学ぶエルウィーン学園　朝投稿する生徒たちの中、一人の少女の声が響き渡った

天野すみれ「これっ、そこに落ちてたわよっ！あ"っ、私が買ってきたもんじゃないからっ！
あんたのじゃないのっ？…はやく、持って行ってよ！」
一人のエルフがそういいながら一人の男の子にチョコを渡していたというか半分押し付けていた
周りからは　朝から告白？　おいあれ2組のすみれじゃないのか？　という声が聞こえる
如月　昭「このチョコ僕にくれるの？」
天野すみれ「私はあんたの落とし物を届けに来ただけで、あげたわけじゃないんだからね・・じゃあ」
それだけ言い残すと走り去っていった
如月　昭「何だったんだろう…。」

その日の昼休み
睦月あかね「ずいぶん大胆な告白したわね、学年じゅう朝の告白の話で話題になってるわよ」
フーリーの睦月あかねがあきれたようにすみれに声をかけた
天野すみれ「なんでこんなに騒ぎになっているのよ私はただチョコを届けただけなのよ」
睦月あかね「騒ぎになるのがいやだったら、手紙かなんかでこっそり人気のないところに呼び出して渡せばよかったのよ」
天野すみれ「何を言ってるのよ、そんなことしたらまるで告白のためにチョコを渡しているみたいじゃない。」
睦月あかね「変なところでまじめね・・朝のだれが見ても告白に見えるわよ」
天野すみれ「そういうものなのかな」

隣のクラスでは
男子A「あのすみれからチョコをもらったんだよな」
男子B「うらやましいよな」
如月　昭「僕もうれしいけど、でも僕なんかがもらってよかったのかな」
男子A「いいに決まってるだろう」
男子B「うらやましいとはおもうけどな、それで彼女の気持ちのはどうこたえるんだ？」
如月　昭「僕は…」

そして放課後

睦月あかね「チョコ渡すだけ渡したら、答えも聞かなんでいっちゃったって、あのね・・」
天野すみれ「だから、私はチョコ拾っただけで…」
睦月あかね「はぁ・・あなた変なところね頑固ね、答え聞いたほうがいいんじゃない？」
二人が話していると
如月　昭「天野すみれさんはいますか？」
天野すみれ「ひゃい」
睦月あかね「ほら、彼のほうから来てくれたわよ」
天野すみれ「だからそんなんじゃないんだからね・・」
睦月あかね「呼んでるんだから行きなさいよね」
天野すみれ「わかったるわよ」

天野すみれ「何のようなの？言っとくけどチョコは拾ったのを・・・」
如月　昭「天野すみれさん」
天野すみれ「何よ」
如月　昭「僕なんかがすみれさんにふさわしいのかわからないけど…　でも僕も前からすみれさんが好きでした　だからつきあってください」
天野すみれ「別にあんたのこと好きじゃないけれど、でもどうしてもちうなら付き合ってあげてもいいわよ」
如月　昭「はい、よろしくお願いします」

睦月あかね」　全く、素直じゃないんだから」

こうして、エルウィーン学園で起きた小さな事件は幕を閉じたのであった

■作者メッセージ
あるキャラのセリフがお気に入りだったの考えてみました　去年から考えたはいたのですがどうにかバレンタインに完成さえせることができました
バレンタインのネタはもう一つあるのですが、今日中にできそうにないので明日投稿しようと思います