倉前さんと幼馴染への想い。そして牛になる
嬉しい!嬉しい!嬉しい!
雪原くんが、私と夫婦になりたいって言ってくれた!
それはつまり、私と同じ屋根の下で暮らして、同じメニューのご飯を食べて、同じベットで寝てセックスしたいって事!
そう言ってくれたのが、本当に、本当に嬉しかった!
私がおっぱいでオナニーしてイッちゃったあの日から、雪原くんの事を見るとエッチな妄想で頭がいっぱいになってしまうようになった。
雪原くんと挨拶をしても、すぐ「おっぱいを揉んでくれるかな」とか「私とセックスをしたら雪原くんは満足してくれるかな」とか、そう言う考えで頭が埋まってしまうようになった。
恥ずかしい事しか思い浮かばないから、雪原くんと会話なんか到底できなかった。話をしているだけで雪原くんとセックスをしたくなってしまうし、そうして健全な幼馴染の関係でいた雪原くんに迫ってしまうのが、物凄く怖かったから。
だから、私は雪原くんを遠ざける事しか出来なかった。あのミルクのせいで私がこうなってしまっているのには気がついていたけれど、今更ミルクを飲むのをやめてもどうにもならないと思ったし、しばらくすれば慣れて来るんじゃないかと思ったから。
でも、慣れる事なんてなくて、雪原くんへの想いは益々募っていったし、ましてやおっぱいが張るようにもなってしまった。
本当なら、雪原くんに告白して、雪原くんとたくさんセックスしたかった。でも、そんな性欲まみれの私を雪原くんが怖がる可能性だってある。でも、それでも雪原くんと一緒にいたかった。
そんな事をぐるぐる考えているうちに時間だけが過ぎていった。
そんな中、オルシアさんに雪原くんとの関係を聞かれた。私は正直に雪原くんの事が好きだといったけれど、彼女は「関係が長いんだから、多少変な事言っても関係そのものが壊れる事なんてないと思うけれど」って言ってたっけ。
それでも、それでも怖かった。雪原くんの事を今までそんな目で見たことがなかったし、雪原くんだって私をそんな目で見てはいなかった。
今更私がそんな目で見て、雪原くんが私のことを特になんとも思っていなかったとしたら。
でも、このまま話すらできずに、雪原くんとの関係が終わってしまうのもまた怖かった。オルシアさんだって「倉前さんがこのまま何も言わないと、雪原さんだって愛想をつかしちゃうよ」と言っていた。薄々気づいていたこの事実。考えるだけでますます怖くなった。
だからこそ、雪原くんと何か話をしたかった。あの屋上へと続く階段に、今日も雪原くんがいるんじゃないかと思って、そこに向かう事にした。
そしたら、オルシアさんと雪原くんが話をしているのを見つけた。
その瞬間、感情が一気に爆発した。「雪原くんは私のもの!」みたいな言葉が頭の中でいっぱいになって、物凄く混乱をしてしまった。
オルシアさんが私に雪原くんとの関係を聞いていたのも、彼女が雪原くんの事を狙っているからだったんじゃないか。彼女も物凄く美人だから、雪原くんも惹かれてしまうんじゃないかって、不安になってしまった。
でも、それにしては様子が変だった。オルシアさんは私と話をしていた時みたいに無表情だったし、雪原くんは難しそうな顔をしていた。仲が良い感じでも、言い寄っている感じでもなかった。
だから、聞き耳を立てて、じっと向こうの様子を伺う事にした。
「雪原さん、倉前さんの事が好きなんでしょ」
そのオルシアさんの言葉を聞いて私はびっくりした。私が一番聞きたいことを、彼女が変わりに聞いてくれたからだ。もし本当に雪原くんが私の事が好きなら、何も問題は無いのだから。一杯愛し合える。
だから、固唾を呑んで、雪原くんの返答を待ったのに
「でも、倉前さんには、幸せな人生を送ってもらいたいですから。僕ではきっと彼女を幸せに出来ないですし」
答えになっていない答え。「そんな事は無いのに!」って雪原くんに向かって言い放ちたかった。私にとっての一番の幸せは、雪原くんが私の事を愛してくれる事なんだって言いたかった。
雪原くんがずっと隣にいてくれたこれまでの人生の一瞬一瞬が、私にとって一番幸せな風景だったのに。他の全てが霞んでしまうくらいに、幸せだったのに。
雪原くんがそんな事を考えているだなんて思いもしなかった。雪原くんと私が一緒にいることが何より大切な事なのだと、雪原くんにわからせないといけないのではないか。
私が雪原くんの事を性的に好きだということも、雪原くんと一生を添い遂げたいってことも、伝えないといけない。
でも、どうやって伝えよう、告白ってダイナミックにやるものだよね。だから、ロマンチックな場所がいいのかな、でも、私か雪原くんの家で伝えるのもいいのかな。
私はそんなふうに、オルシアさんの事を忘れて、ひたすら雪原くんの事を考えていた。だから彼女に気が付かれてるとも知らずに、ぼーっと二人の事を見ながら考えにふけっていた。
だから、オルシアさんに私が盗み聞きしている事を言われた際には驚いて隠れちゃったけれど、彼女は気にしていなかったし、何なら私達に気を遣ってその場から離れてくれた。
本当にありがたかった、まるで恋のキューピッドみたいだった。
雪原くんと二人きりになって、私の想いをそのまま伝える事にした。
流石にセックスしたい。とは恥ずかしいから言えなかったけれど、それに近い事、それと、夫婦になって一緒に過ごしたいということを話した。
そしたら雪原くんも、「夫婦になりたいって言ってくれて嬉しい」「昔から好きだった」って言ってくれたのだ!
好きで、夫婦になりたいって事は、毎日セックスして、毎日雪原くんの事を愛せるって事!
嬉しくて嬉しくてついつい抱き締めてしまった!
雪原くんに大きくなったおっぱいを一杯当てて、雪原くんの体温を全身で感じて、とても幸せだった。
幸せだったのはとても良かったけれど…
帰り道、雪原くんに布越しであたったおっぱいが、張って、うずうずして、気持ちいいけどちょっと不快だった。
今すぐ弄って気持ちよくなりたいけれど、流石に公衆の面前でそんな事をするわけにはいかない。私のそんな姿が見れるのは雪原くんただ一人なのだ。
家には今誰もいない。私の両親は長期間の出張と旅行を兼ねた旅に出ているし、私は好き勝手に乱れる事ができるし、休日には雪原くんと乱れる事もできる。
そんな中、ミルク売りの女性と出会う。私にはこのミルクがもう必要ない感じがした。このミルクは確かに美味しいけれど、雪原くんの事を考えている方が幸せだし、このミルクの必要性を感じなくなっていた。
でも、いつも私はこのミルクを美味しく飲んでいて、彼女にはとても感謝していた。瓶を返すとともに、今日は買うことができないし、もう買えなくなるかもという事を伝えておいた。
彼女は、相変わらずの呑気な声で
「ちょっと寂しくなっちゃいますねー。もしかして、このミルクより美味しいミルクの存在に気づいた感じですかー?」
と言った。このミルクより美味しいミルクは見つかりそうにはなく、彼女の話がいまいちピンと来なかった。
「いや、このミルクより美味しいのは無いと思いますけれど…」
変に勘違いされても困るので、そう返答しておいたが、
「そのうちわかりますってー!そうそう、餞別として大量のミルク瓶と、衣装セットと、私から貴方に送るメッセージも付けちゃいます!」
と、とても大きな紙袋を押し付けられた。彼女も明日から違う地域を回るらしく、会う機会がなくなるだろうとの事だった。
少し名残惜しい気持ちもあったし、お得意様とは言えなんでそんなセットをくれるのかもわからなかったけれど、今は、帰って自分のおっぱいから恐らくでるであろう母乳を絞りだしたくて仕方がなかった。
重い紙袋を持ち運び、家に帰った。戸締まりをして、電気をつけて一番最初にやることといったら、このムズムズして仕方がないおっぱいを弄くり回す事。
本当に、ムズムズしてムズムズして仕方がなかった。実は、初めておっぱいでイッちゃった時以降、このムズムズした感じはずっとあったのに、雪原くんにおっぱいをあてた時以降、ますますこの感じが強くなってしまっている。
「張っちゃってるし、ミルクも出ちゃうだろうなあ」
あの時、ちょっとながら出たミルク。私の体の中に溜まっている感じがあった。結構出てきてしまうことを予想して、バケツを持ってくる。
「いくらミルクが出てきたって、この中に出せば大丈夫…かな」
何故か使われていなかった新品のプラスチック製のバケツを持ってきて、一回深呼吸をする。
「やっぱり、全身裸でやるのがいいよね…」
これから自分の事を慰めるのだから、動きの邪魔になるであろう衣服を脱ぐことにした。上半身から脱いで、下半身も脱いで。
靴下だけは、身体を冷やすといけないから脱がないでおいた。もっとも、すっぽんぽんでいる私の身体なんて冷え切ってしまうだろうとも思ったけれど。
「じゃあ…」
恐る恐る、外気に触れた乳首に触れる。
「あひっ//」
やっぱり変な声が出る。服越しに擦れても何も反応しなかった私の乳首が、私の手にかかると快感を覚えてしまうのだ。
いきなり弄くり回すのもよくなさそうなので、右の乳首もも左の乳首も、少しずつ触って慣れていく事にした。
「ふうぅ…っ!//」
やっぱり、快感を感じてしまう。今まで、結構我慢してきた私のおっぱいは、この快感をとても歓迎していたのかもしれない。
少しずつ、ペースを早めていく
「んっ//!はぁっ///!!!」
段々昂ぶってきた、気持ちいい、フィニッシュにおっぱいの脂肪をギュッと搾ってみる
「ふわぁっん////!!!!!」
絶頂に合わせてちょろちょろっと出るミルク、気持ちよく達する事が出来た私の身体。
確かに気持ちが良かったけれど…
「まだ足りない…」
まだ、胸につっかえる物が取れていないような、もっと気持ちよくなれるような、そんな気がした。
こんなんじゃ全然気持ちよくないのに。もっとストイックに快楽を追い求めて、気持ちよくなりたい。
考える。確か、前にオナニーした時はもっと気持ちよかったはずなのに。人生で一番幸せだと錯覚するくらいには乱れたのに。
何が足りないのだろうか…
「雪原くんだ…」
そう。雪原くんの事を考えたから、あんなに気持ちよくなれたのだ。雪原くんの事を考えて、雪原くんが見ていると感じたからこそ、私はあそこまで乱れた。
雪原くんに見られる、雪原くんの前で、私は自分の体を弄くり回して絶頂を迎える。そんな事をしたら、私は恥ずかしさとか、絶頂それ自体の歓びとかで、とても乱れてしまうだろう。
「ビデオでも撮ろうかな…」
幼馴染オナニーショー。私が暇な時に見ていた、ネットに上げられていた幼馴染物の物語でも度々あった展開。
幼馴染ちゃんが、幼馴染くんの為にこしらえる自分の痴態を記録したビデオ。
昔から知っていた人の乱れた姿を見てしまう幼馴染くんは、大抵幼馴染ちゃんとセックスをしちゃう。
昔の私は、特になんとも思わずに読んでいたけれど、今の私にはとってもぴったりでは無いか。
善は急げ。早速私はスマホをビデオモードにして、私のいる位置がちゃんと映るように調整する。
正座をして、ちゃんとおっぱいと、バケツと、私の顔が見えるような位置を探る。
そして、録画を開始する。
「雪原くん、見てる…?私だよ、裸でごめんね」
まずは挨拶から。挨拶は基本中の基本。私が雪原くんの事を直視できなかった時も、挨拶だけはちゃんとしていた。
「今日は、雪原くんの為に、私の母乳が出る姿をビデオに収めたいと思います」
口上をゆっくりと。最初に、私が何をするかを伝えないと、雪原くんだって混乱しちゃうし、興奮するものもしないだろうから。
「私、美味しいミルクを飲み続けて母乳が出るようになっちゃいました…このバケツの中にあるミルクは、さっき私のおっぱいから出たミルクです」
そう言って、バケツを傾けて中身の白い液体を見せる。この母乳は、とても濃厚そうな見た目だった。いつも飲んでいたミルクみたいで、きっと飲んだら美味しいだろう。雪原くんに飲ませてみたい。
「今から、私のおっぱいを揉みしだいて、母乳を出そうと思います」
早速私自身のおっぱいを揉む。目の前にあるスマートフォンの向こうには雪原くんがいて、後々彼はこのビデオを見ることになるだろう。
私の裸体と痴態を記録して、雪原くんはそれを鑑賞するのだ。
「ふうっ///あああっ///」
明らかにさっきに比べて感度が増している。愛する雪原くんにみてもらうためのオナニーだ。気持ちよくないわけがない。
「いまっ///ゆきはらくんにみてもらってっ///きもちよくなってますぅっ///」
言葉に色気が出てくる。雪原くんに見てもらって気持ちよくなってるという事実を認識するだけで更に気持ちよくなってしまう。
恐らく私の身体は雪原くん専用なのだ。雪原くん以外の男性は、元々興味が無かったのが益々興味がなくなり、幼馴染ということで微妙な関係だった雪原くんに対する興味は益々出てきている。
そんな状態だから、雪原くんに見てもらうこのオナニーが、物凄い気持ちが良いのだ。
「きもちよくなってるからっ///きもちよくなってますっ////ゆきはらくんがみてるってだけでっ///きもちいいですぅっ///」
考えた事をそのまま言っているのに、頭が桃色だから、変な言葉になってしまう。
本当に気持ちが良い。気持ちが良くて頭が変になる。
でも、これを見ている雪原くんの気持ちを良くする為、私はもっと気持ちよくならないとならない。私が気持ちよくないと、雪原くんだって気持ちよくない。
「いまからっ///ちくびもさわりますぅ///ちくびもものすごくきもちぃ///よくてっ//ゆきはらくんにもっ//さわってほしいですぅ////」
乳首を触る宣言をする。何をするかを常に宣言するのは、これを見ているであろう雪原くんへのマナーであろう。
おっぱいの脂肪を触るだけで気持ちがいいのに、更に乳首も触ったらどうなるか、想像がつくし、予想がつかない。
「ふわああああっ///!!!!!」
ぴゅーっと母乳が出る。母乳が外に出ると快感を感じる私。でもまだ絶頂に達していない。これ以上の快楽が、これから先待っている訳だ。
「いまっ////ぼにゅうがでたけどっ///まだいってません////ゆきはらくんにもっ///ぼにゅうをのんでほしいですっ/////」
そう言いながら、引き続きおっぱいを弄くり回す。快感を貪る。見ているはずの雪原くんも同じことをするのを信じて。
「つぎっ///ちくびさわったらっ///いっちゃいますぅ///いまこのときもでてるぼにゅうがっ///いっぱいでちゃいますぅ///」
予感。今、おっぱいを揉みしだいているけれど、次乳首を触ったらいっぱいイッてしまう事。
今もダラダラ出ている母乳が、一杯ぴゅーって出てしまうだろう。だから、
「さわりますぅ///いまからちくびさわりますぅ///さんっ!//にぃっ!///いぃちっ!////」
カウントダウンをして、雪原くんに配慮をして、乳首を精一杯つまむ。
「ぜろぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ/////!!!!!!!!!!」
ゼロと高らかに宣言した声が嬌声に変わる。それと同時に乳首からびゅーびゅーと母乳が出る。身体は絶頂を迎え、ビクビクと跳ねる。
実質雪原くんの前でイッちゃった私。凄い気持ちよくて、頭が桃色で、幸せで、雪原くんがこれを見ると考えるだけでまた気持ちよくなる。
今まで溜め込んでいた物を全て出した私。これは雪原くんへの想いも入っているのかもしれない。
やがて母乳が収まった私は、一言
「ものすごく気持ちよかったです…//」
と話した。
あれでもまだ足りないような気がした。
尺が足りなくて雪原くんが不満に思うんじゃないかとか、私自身もっといけるんじゃないかとか。
兎に角、絶頂の余韻を感じながら、もう少しビデオ撮影を続ける事にした。
ふと、おまんこがぐちょぐちょになっていることに気づく。今まで、こんなになったことは無かったのに。きっとこれも雪原くんへの想い故だろう。
私は、スマホに近づいて、雪原くんにこのぐちょぐちょになったおまんこを見せる事にした。
「雪原くんに見られてイッちゃったので、おまんこがこんなにぐちょぐちょになっちゃいました…」
そう言って、おまんこの割れ目を開く。今までにないほどぐちょぐちょでトロトロになっていた。この中に雪原くんのおちんちんが入ると思うと、不思議な気分だったけれど、こんなに快楽に溺れた今となっては、とても気持ちいい事を予期できる。
「ぐちょぐちょのトロトロになった私のおまんこに、ぜひ雪原くんのおちんちんを挿れてほしいです。気持ちよくなってくれれば私はとても嬉しいです」
いつ、このビデオを見せる事ができるかはわからないけれど、セックスのお誘いだけはしっかりとしておかなければならない。雪原くんを興奮させ、その気にさせる為にこのビデオがあるのだから。
「私は処女です、まだ、誰とも付き合った事がありません。だから、私の処女膜は雪原くんの物です」
そう、私は誰とも付き合った事が無い。だから、私の処女膜は雪原くんの物なのだ。私だって、きっと雪原くんの物だし、逆に言えば雪原くんは私の物なのだろう。
「今度は、処女膜を傷つけないように、クリトリスでオナニーしようと思います」
再びの宣言、ぼんやりと桃色に染まった私の脳内、再び私は快楽を求める。
ちょっと触ってみる、ハリがあって、ピンっとしてて、触った途端に快楽がジワっと身体中を巡る。
「ふぅっ///どうですか、雪原くん、幼馴染の私がオナニーしている所は」
不意に問いかけてみる。雪原くん。私の大事な大事な幼馴染。私のことが大好きで、私だって大好きな雪原くん。
スリスリとクリトリスを触りながら、考える。私のこの姿を見て、興奮してくれるだろうか。してくれたらとても嬉しい。してくれなかったらがっかりする。
私に魅力が無いかもということが、今でも少し不安だ。でも、私にもっといい男がいると考えている雪原くんの事だから、私の事を魅力的に思ってくれてると信じたい。
「私はっ//幼馴染にオナニーを見られてっ//とても幸せですっ//」
幸せだという気持ちは嘘偽りは無い。おかしな話かもしれないが、大好きな人が見てくれて、大好きな人が私の痴態で興奮してくれてると言うのが、たまらなく嬉しくて幸せなのだ。
私の大好きな雪原くんが、私を見て、興奮をして、おちんちんを勃起させて、もしかしたら雪原くんもオナニーしてくれると思うと幸せなのだ。
雪原くんだからいいのだ。昔から、健全に、恋愛もしなかった私達二人が、今はこんなに淫らな事をしていると思うと、とても不思議で、幸せだったのだ。
「私と釣り合う人はっ//雪原くんただ一人ですっ//雪原くん以外の男の人はっ//私の眼中に入りませんっ///!」
あの時雪原くんが言っていた言葉。「僕ではきっと彼女を幸せに出来ないですし」という悲しげな一言。
私のせいで寂しい思いをさせてしまったかと思うと、私の気分が淀んでしまうし、何より、雪原くんを寂しくさせた私の責任は大きいだろう。
だからこそ、私は雪原くんの事が大好きなのだと伝えたい。私には雪原くんしかいないのだと伝えたい。
「雪原くんにぃっ//見られてるからぁっ///私は気持ちよくなれますっ////他の男の人にはぁ///死んでも見られたくないですからぁ///!」
これも本心。私が誰彼構わない淫乱女だと思われたくは無い。雪原くんだからこうなるんだと、雪原くん自身に伝えないといけない。
そうじゃないと、雪原くんは、多分不安になるから。彼とは長い付き合いだからよくわかっているし、オルシアさんも言っていたけれど似たもの同士だからだ。
「だからぁ///雪原くんもっ///私でっ///私だけで気持ちよくなってくれたらぁ///本当に嬉しいですっ///」
逆に雪原くんは私の事をどう思うだろうか。私の姿だけで気持ちよくなってくれるだろうか。
本当に、私でしか満足できない体になってくれるなら、本当に嬉しい。私と雪原くんが運命共同体で、幼い時から知り合っていた人と死ぬまで添い遂げられるだなんてとても素敵な事だと思える。
「ゆきはらくんはどうですかぁっ//こんどぉ///きかせてくだひゃいぃぃ///!!」
言い終わった後の軽い絶頂。本当にクリトリスだけでイッてしまった私。しばらくの余韻の中で、再び胸の中で母乳が作られていた。
私の身体は、本当にミルクタンクと化していたのだろう。雪原くん専用のミルクタンクに。
「また母乳が出そうなので、今度はクリトリスとおっぱいを同時に弄ろうと思います…♥」
おっぱいとクリトリスで、効率的に私を昂ぶらせる事ができるし、より大きな快楽を貪る事ができそう。そんな理由で、両方使ったオナニーをやることにした。
何より、雪原くんに喜んでもらえたら良い。雪原くんの為でもあるし、それ以上に、雪原くんの事が大好きな私のためのオナニーなのだから。
今度は立ってオナニーをしよう。私の全身が見えるよう、再びスマホの位置を動かす。それと、射角がわからないが適当な位置にバケツを置いておく。この間は無駄な時間。録画を止めちゃうが、編集すればなんとかなるだろう。
位置調整が終わり、再び録画を開始する。
「それでは、クリトリスとおっぱいでオナニーしてイこうと思います…♥」
宣言をして、左手をクリトリスに、右手をおっぱいにあてがって、少しずつ指を動かす。
「どうですかぁ?私の全身は?、でも、雪原くんに一度も見られていないですから、ぜひ一度生で見てほしいです」
世の中にいる他の幼馴染同士がどうかはわからないけれど、少なくとも私と雪原くんには裸の付き合いなんて無かった。だから私の今の姿を、もしかしたら雪原くんは初めて見るかもしれない。
でも、例え時間が前後しても、やっぱり生で、お互い裸になって、一緒にセックスをしてイキたい。
「ふぅっ//おっぱいを片手で両方刺激するのはぁ、少し難しいですっ//」
忙しい私の右手。右のおっぱいを触って、左のおっぱいも触って。両方の快感を同じくらいに保たないといけない。
乳首は物凄く敏感になっているから、触るとしても最後の最後だろう。
そんな中でも、快感が少しずつ、少しずつ上り詰めていく。
「私はぁ、今すごく敏感ですっ、敏感ですぐイっちゃいそうですっ//」
物凄く敏感。雪原くんだから敏感になる私の身体。おまんこからお汁もいっぱい溢れてきているし、おっぱいからだって、もうそろそろ母乳が出てきそう
弱火でじっくりコトコト煮込まれているかの如く、私の身体は気持ちよくなりながら、絶頂を迎えるのを今か今かと待ち構えているのだ。
「見えますかぁっ//おまんこからっ///いっぱいお汁がっ//垂れてきてますっ////」
トロトロと糸を引きながら、あるいはぽたりと。私のお汁がどんどん床に落ちていく。
雪原くんが今ここにいないのに、雪原くんに見てもらうためのビデオを撮るというだけで、身体がこんなに準備をしてしまう。
本当に、淫乱な身体になってしまった。
「交尾っ///セックスのためのっ///お汁です//」
元々は、おちんちんが入っても痛くならない為の生理現象なのに、こんなにダラダラ落ちるのは、交尾相手をその気にさせる為なのかもしれない。
どんどんエッチな身体になっている私、雪原くん専用の身体になっている私だから、これで雪原くんを喜ばせる事ができるのだろうか。
「雪原くんにぃ///今おちんちんをいれられたらぁ///母乳がびゅーってでちゃってぇ/////いっぱいいっぱいイッちゃいそうですぅ//////」
予感というより確信。今、雪原くんに強引にされても、私はイキ狂ってしまう。
こんなにダラダラ汁を垂れ流している女が、好きな人とシてイかないわけがないじゃないか。
桃色の頭がすぐ妄想を始める。私はメスの牛さんで、牛飼いの雪原くんが、自分の子種を私につけるのだ。
私は為す術もなくイってしまう。彼は構わずに私の身体を貪って、終いには搾乳まで始める。
全身を気持ちよくされた私は、ひたすらひたすら快楽の海に溺れて…
想像するだけで気持ちいい。想像するだけで、身体が、気分が、更に気持ちよくなる。
手の速度を早める。どんどん快楽を貪る。
喘ぎ声が更に色っぽくなる。雪原くんの事しか考えられない。気持ちいい。
「いまぁぁぁっ////ゆきはらくんのもうそうをしてっ///きもちよくなってますぅ///」
全部報告をする。雪原くんが気持ちよくなれるように。包み隠さず、想いは全部伝えるべきだって、オルシアさんも言っていたのだから。
「ゆきはらくんにっ/////いっぱいたねつけされちゃってぇ////いっぱいいっちゃうとおもうとぉ///いっぱいきもちよくなれますっ////」
私の、雪原くん専用に仕上がった、雪原くんの為だけの淫乱な身体。
きっと、彼は私のこの身体で満足してくれるような気がした。こんなに雪原くんの事を思うと淫乱になる私が、雪原くんを満足させられないはずが無いだろうと思うのだ。
そんな私の身体は、もうそろそろ絶頂を迎えそうだった。胸から一杯母乳が出てきそうだったし、おまんこのみならず、身体中にムズムズする感覚が生じる。
過去最大級の絶頂を迎えそうだった私。何かが私の身体の中で起きているけれど、今更、こんな雪原くん専用の身体になっちゃった私なのだから、悪い事は起きないはずだ。
「いっぱいきちゃいますぅぅ/////ゆかがいっぱいよごれちゃいますぅぅぅっ//////」
恐らく大量の液体を撒き散らして、私は絶頂に達するだろう。
いっぱいの快楽。雪原くんの手を借りてないのに、凄い気持ちいい私。
気持ちよさにしか身を委ねられない私。このままゴールまで一直線。
クる、キちゃう。イっちゃう。
「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっんんんんんんんんん///////////!!!!!!!!!」
嬌声、絶叫、絶頂。
母乳は勢いよく飛び出して床を汚す。おまんこからは潮を吹いて、これまた床を汚す。
ビクンビクンと痙攣する私の身体。ガクガクと震える私の身体。
脳内の桃色は多幸感に満たされる。雪原くんの前でイったというだけで幸せになれる。
身体に何か変化が起きた気がしたけれど、そんな事を考えられない位に未だに絶頂が続く。
へたり込んでも、まだ絶頂の波は収まらない。まだちょっと身体がビクビクとはねていた。
人間はこんなに気持ちよくなれるものだろうか?こんなに幸せに気持ちよくなれるのだろうか?
雪原くんの為に絶頂したのは嬉しいけれど、でも、やっぱり雪原くんと一緒に気持ちよくなりたい。
雪原くんの事、姿、声、人となり、そう言う事を考えていても、まだ絶頂は続いていて、それでも考えていたらようやく収まった。
絶頂も記録し終えたし、このビデオも締めておかないと。
「雪原くん、私はとても気持ちよかったです。今度は、二人で一緒に気持ちよくなりたいです」
――
ビデオを撮り終わって、びちゃびちゃになった床を掃除ようとすると、ふと違和感を覚えた。
まず最初に気づいたのは足。下半身はふわふわの体毛に覆われ、パッと見では私の足とは思えない。
更には足裏の感触まで変わっている。まるで、牛の蹄みたいな形をしていて、黒い色に変わってしまっている。
続いて、お尻の先に何か動くもの。とても長い尻尾。頭を触ると角が生えていて、耳だって形が変わっている。
「え…?」
鏡を見る。鏡には私が写っている。牛さんみたいな見た目になっている事を除いては、私。
「本当に、牛になっちゃったのかな…?」
慌ててさっき撮ったビデオを見返す。私の乱れた姿が映っている。
飛ばしながら見る。何か手がかりは無いだろうか。
延々と喘いでいる私。雪原くんに色々な事を伝える私、でもそれ以外は変化がない。
最後の場面までやってきた。最後の絶頂を迎える時、長い絶頂と共に、私の身体が変化している所がばっちり映っていた。
絶頂と共に、尻尾が生えて、角も生えて、体毛が生えていく。
人外の存在へと変化してしまったところが、しっかりと、ばっちりと映っていた。
それなのに、
「うーん、まあなんとかなるかなあ」
なんか、この事実はどうでもいいような事に思えてしまっている私。
以前までの、心配症だった私からすれば驚きの変化。
なんか、あのミルクを飲みだしてからというもの、心配だったのは雪原くんとの関係だけで、他のことについてはどうでもよく思えてしまうようになっていた。
とりあえず、ぼんやりとしていても何も起こらない。とりあえず部屋の掃除から始める事にした。
部屋の掃除、びちょびちょした液体の掃除ををあらかた終えて、残るはバケツに出した母乳の処理。
恐らく、あのミルクみたいに美味しいミルクなのだろうけれど、バケツまるごと冷蔵庫に入れる事は不可能である。
できれば、保存して雪原くんに飲ませてあげたいのに。雪原くんに、私の想いの詰まったミルクを飲ませられないだなんて、残念な事この上なかった。
「そうだ…紙袋」
そう思う中、あるものの存在を思い出す。
ミルク売りの女性に餞別としてもらった紙袋。あの中には大量のミルク瓶が入っている。ジャムの瓶みたいに自由に着脱できる蓋もついていたから、保存できるかもしれない。
「細菌とかやばそうだけどな…」
とりあえず、私が飲んでみて雪原くんに影響が無いか試してみようかな。いや、これは捨てちゃって毎日新鮮なミルクを出して飲ませてみようかな。多分牛になったから母乳だって毎日出るだろうし。
とりあえず無造作にいれてあったミルク瓶を取り出してみると、
その奥底に謎のもう一つの紙袋。
「衣装セットかな…?何の衣装だかわからないけれど」
ミルク瓶と一緒に渡されていた衣装セット。
そもそもなんで私に渡す必要があったのかわからないけれど、とりあえずこれから開く事にした。
封をされていた紙袋を開くと、牛さんがつけるようなベル付きの首輪に、牛柄のブラジャーと上着。どちらも際どいデザイン。
そして紙。恐らく彼女のメッセージ。
そこには、私がホルスタウロスと呼ばれる魔物娘であること、魔物娘は異世界からやってきて、この地球に根付く為に活動を行っていること、ホルスタウロスの母乳は、飲んだ女性を魔物化させる事ができて、私が魔物になってしまった事等が書かれていた。
でも、人化の術を使えば元の姿に戻れるという。実際、人間に化けた魔物娘は私のそばにも沢山いるだろうという事もミルク売りの女性は書いていた。
私としては、今まで通りに過ごせるならそれに越したことは無かったけれど、彼女の手紙には気になる文章が書かれていた。
「魔物になると、旦那さんを沢山キモチよくさせてあげられますよ!」
雪原くんを気持ちよくさせられる身体になったという事。本当に嬉しかった、身体の相性がいいことに越したことは無い。
実際、彼女によると、魔物娘は生涯添い遂げる男性を一人決めると、その男性専用の身体。旦那を満足させる事に特化した身体にに変化を遂げ、他の男性には見向きもしなくなるという。
私が漠然と考えた「雪原くん専用の身体に私はなってしまった」という事。これは正しかったのである。嬉しい。
同梱されていたミルク瓶と衣装セットは勝手にホルスタウロスにしてしまった事に対するお詫びということらしい。
ホルスタウロスの母乳は魔力が入っているから、多少雑な保存をしても人間にとって害になることは無く、ミルク瓶に母乳を入れて冷蔵庫で保存すれば結構持つだろうとの事。
でも、やはり旦那さん、雪原くんに直接吸って直接飲んでもらう事も重要らしい。魔物になった事を明かすタイミングも重要だから、難しい問題だとも書かれていたけれど。
衣装セットは、向こうの世界のホルスタウロス達も結構着ているスタンダードな服らしく、旦那さんとこれを着て楽しんでほしいとの事だった。
なんだかこの服を見ているだけで、雪原くんの牛さんになったんだなって感じがしてきた。牛さんプレイと称して、人間の状態で着てみて雪原くんの反応を伺おうかな。
バケツに入ったミルクを瓶に移しながら、雪原くんとの今後を考える。
ホルスタウロスのミルクは、男の人の精力剤みたいな物で、これを飲んじゃうとギンギンになってしまうという。
そんな事を聞いてしまったら、益々雪原くんに私のミルクを飲ませたくなってしまう。
季節外れのバレンタインデーみたいな感じで、私の母乳入りのチョコレートでも作ってしまおうか。
それと、コーヒーやミルクティーに私のミルクを入れるのもいいかもしれない。
私のミルクを飲んで、私に欲情する雪原くん。考えただけで、とても興奮してしまう。
上機嫌で、ミルクを瓶に移し終えて、冷蔵庫に入れる。
私のオナニーを映したビデオだって、雪原くんに見せたい。
きっと雪原くんだって興奮してくれるはず、魔物になってしまった私の姿だって…
「あ、見せられないか…」
そこまで考えて気づく。私が魔物娘であることをバラすにはタイミングも重要。
それこそ、私が人間でない事を雪原くんに知られてしまったら、彼は怖がってしまうだろう。
魔物になった瞬間だけカットする事も考えたけれど、やっぱりあのビデオは一部始終、そのまま見せたいのだ。
私の雪原くんに対する想いを、そのまま伝えたいから。
だから、私が魔物娘で有ることを雪原くんに知らせられる時まで、このビデオはお蔵入りとなってしまうだろう。
やっぱり、セックスを求めるにも、雪原くんに普通に迫るのが良いのだろう。
でも、
「やっぱり、残念だなあ」
雪原くんの事を想って絶頂に達したあの動画を、雪原くんに見せることが出来ないという事が、今はただひたすら残念でならなかった。
雪原くんが、私と夫婦になりたいって言ってくれた!
それはつまり、私と同じ屋根の下で暮らして、同じメニューのご飯を食べて、同じベットで寝てセックスしたいって事!
そう言ってくれたのが、本当に、本当に嬉しかった!
私がおっぱいでオナニーしてイッちゃったあの日から、雪原くんの事を見るとエッチな妄想で頭がいっぱいになってしまうようになった。
雪原くんと挨拶をしても、すぐ「おっぱいを揉んでくれるかな」とか「私とセックスをしたら雪原くんは満足してくれるかな」とか、そう言う考えで頭が埋まってしまうようになった。
恥ずかしい事しか思い浮かばないから、雪原くんと会話なんか到底できなかった。話をしているだけで雪原くんとセックスをしたくなってしまうし、そうして健全な幼馴染の関係でいた雪原くんに迫ってしまうのが、物凄く怖かったから。
だから、私は雪原くんを遠ざける事しか出来なかった。あのミルクのせいで私がこうなってしまっているのには気がついていたけれど、今更ミルクを飲むのをやめてもどうにもならないと思ったし、しばらくすれば慣れて来るんじゃないかと思ったから。
でも、慣れる事なんてなくて、雪原くんへの想いは益々募っていったし、ましてやおっぱいが張るようにもなってしまった。
本当なら、雪原くんに告白して、雪原くんとたくさんセックスしたかった。でも、そんな性欲まみれの私を雪原くんが怖がる可能性だってある。でも、それでも雪原くんと一緒にいたかった。
そんな事をぐるぐる考えているうちに時間だけが過ぎていった。
そんな中、オルシアさんに雪原くんとの関係を聞かれた。私は正直に雪原くんの事が好きだといったけれど、彼女は「関係が長いんだから、多少変な事言っても関係そのものが壊れる事なんてないと思うけれど」って言ってたっけ。
それでも、それでも怖かった。雪原くんの事を今までそんな目で見たことがなかったし、雪原くんだって私をそんな目で見てはいなかった。
今更私がそんな目で見て、雪原くんが私のことを特になんとも思っていなかったとしたら。
でも、このまま話すらできずに、雪原くんとの関係が終わってしまうのもまた怖かった。オルシアさんだって「倉前さんがこのまま何も言わないと、雪原さんだって愛想をつかしちゃうよ」と言っていた。薄々気づいていたこの事実。考えるだけでますます怖くなった。
だからこそ、雪原くんと何か話をしたかった。あの屋上へと続く階段に、今日も雪原くんがいるんじゃないかと思って、そこに向かう事にした。
そしたら、オルシアさんと雪原くんが話をしているのを見つけた。
その瞬間、感情が一気に爆発した。「雪原くんは私のもの!」みたいな言葉が頭の中でいっぱいになって、物凄く混乱をしてしまった。
オルシアさんが私に雪原くんとの関係を聞いていたのも、彼女が雪原くんの事を狙っているからだったんじゃないか。彼女も物凄く美人だから、雪原くんも惹かれてしまうんじゃないかって、不安になってしまった。
でも、それにしては様子が変だった。オルシアさんは私と話をしていた時みたいに無表情だったし、雪原くんは難しそうな顔をしていた。仲が良い感じでも、言い寄っている感じでもなかった。
だから、聞き耳を立てて、じっと向こうの様子を伺う事にした。
「雪原さん、倉前さんの事が好きなんでしょ」
そのオルシアさんの言葉を聞いて私はびっくりした。私が一番聞きたいことを、彼女が変わりに聞いてくれたからだ。もし本当に雪原くんが私の事が好きなら、何も問題は無いのだから。一杯愛し合える。
だから、固唾を呑んで、雪原くんの返答を待ったのに
「でも、倉前さんには、幸せな人生を送ってもらいたいですから。僕ではきっと彼女を幸せに出来ないですし」
答えになっていない答え。「そんな事は無いのに!」って雪原くんに向かって言い放ちたかった。私にとっての一番の幸せは、雪原くんが私の事を愛してくれる事なんだって言いたかった。
雪原くんがずっと隣にいてくれたこれまでの人生の一瞬一瞬が、私にとって一番幸せな風景だったのに。他の全てが霞んでしまうくらいに、幸せだったのに。
雪原くんがそんな事を考えているだなんて思いもしなかった。雪原くんと私が一緒にいることが何より大切な事なのだと、雪原くんにわからせないといけないのではないか。
私が雪原くんの事を性的に好きだということも、雪原くんと一生を添い遂げたいってことも、伝えないといけない。
でも、どうやって伝えよう、告白ってダイナミックにやるものだよね。だから、ロマンチックな場所がいいのかな、でも、私か雪原くんの家で伝えるのもいいのかな。
私はそんなふうに、オルシアさんの事を忘れて、ひたすら雪原くんの事を考えていた。だから彼女に気が付かれてるとも知らずに、ぼーっと二人の事を見ながら考えにふけっていた。
だから、オルシアさんに私が盗み聞きしている事を言われた際には驚いて隠れちゃったけれど、彼女は気にしていなかったし、何なら私達に気を遣ってその場から離れてくれた。
本当にありがたかった、まるで恋のキューピッドみたいだった。
雪原くんと二人きりになって、私の想いをそのまま伝える事にした。
流石にセックスしたい。とは恥ずかしいから言えなかったけれど、それに近い事、それと、夫婦になって一緒に過ごしたいということを話した。
そしたら雪原くんも、「夫婦になりたいって言ってくれて嬉しい」「昔から好きだった」って言ってくれたのだ!
好きで、夫婦になりたいって事は、毎日セックスして、毎日雪原くんの事を愛せるって事!
嬉しくて嬉しくてついつい抱き締めてしまった!
雪原くんに大きくなったおっぱいを一杯当てて、雪原くんの体温を全身で感じて、とても幸せだった。
幸せだったのはとても良かったけれど…
帰り道、雪原くんに布越しであたったおっぱいが、張って、うずうずして、気持ちいいけどちょっと不快だった。
今すぐ弄って気持ちよくなりたいけれど、流石に公衆の面前でそんな事をするわけにはいかない。私のそんな姿が見れるのは雪原くんただ一人なのだ。
家には今誰もいない。私の両親は長期間の出張と旅行を兼ねた旅に出ているし、私は好き勝手に乱れる事ができるし、休日には雪原くんと乱れる事もできる。
そんな中、ミルク売りの女性と出会う。私にはこのミルクがもう必要ない感じがした。このミルクは確かに美味しいけれど、雪原くんの事を考えている方が幸せだし、このミルクの必要性を感じなくなっていた。
でも、いつも私はこのミルクを美味しく飲んでいて、彼女にはとても感謝していた。瓶を返すとともに、今日は買うことができないし、もう買えなくなるかもという事を伝えておいた。
彼女は、相変わらずの呑気な声で
「ちょっと寂しくなっちゃいますねー。もしかして、このミルクより美味しいミルクの存在に気づいた感じですかー?」
と言った。このミルクより美味しいミルクは見つかりそうにはなく、彼女の話がいまいちピンと来なかった。
「いや、このミルクより美味しいのは無いと思いますけれど…」
変に勘違いされても困るので、そう返答しておいたが、
「そのうちわかりますってー!そうそう、餞別として大量のミルク瓶と、衣装セットと、私から貴方に送るメッセージも付けちゃいます!」
と、とても大きな紙袋を押し付けられた。彼女も明日から違う地域を回るらしく、会う機会がなくなるだろうとの事だった。
少し名残惜しい気持ちもあったし、お得意様とは言えなんでそんなセットをくれるのかもわからなかったけれど、今は、帰って自分のおっぱいから恐らくでるであろう母乳を絞りだしたくて仕方がなかった。
重い紙袋を持ち運び、家に帰った。戸締まりをして、電気をつけて一番最初にやることといったら、このムズムズして仕方がないおっぱいを弄くり回す事。
本当に、ムズムズしてムズムズして仕方がなかった。実は、初めておっぱいでイッちゃった時以降、このムズムズした感じはずっとあったのに、雪原くんにおっぱいをあてた時以降、ますますこの感じが強くなってしまっている。
「張っちゃってるし、ミルクも出ちゃうだろうなあ」
あの時、ちょっとながら出たミルク。私の体の中に溜まっている感じがあった。結構出てきてしまうことを予想して、バケツを持ってくる。
「いくらミルクが出てきたって、この中に出せば大丈夫…かな」
何故か使われていなかった新品のプラスチック製のバケツを持ってきて、一回深呼吸をする。
「やっぱり、全身裸でやるのがいいよね…」
これから自分の事を慰めるのだから、動きの邪魔になるであろう衣服を脱ぐことにした。上半身から脱いで、下半身も脱いで。
靴下だけは、身体を冷やすといけないから脱がないでおいた。もっとも、すっぽんぽんでいる私の身体なんて冷え切ってしまうだろうとも思ったけれど。
「じゃあ…」
恐る恐る、外気に触れた乳首に触れる。
「あひっ//」
やっぱり変な声が出る。服越しに擦れても何も反応しなかった私の乳首が、私の手にかかると快感を覚えてしまうのだ。
いきなり弄くり回すのもよくなさそうなので、右の乳首もも左の乳首も、少しずつ触って慣れていく事にした。
「ふうぅ…っ!//」
やっぱり、快感を感じてしまう。今まで、結構我慢してきた私のおっぱいは、この快感をとても歓迎していたのかもしれない。
少しずつ、ペースを早めていく
「んっ//!はぁっ///!!!」
段々昂ぶってきた、気持ちいい、フィニッシュにおっぱいの脂肪をギュッと搾ってみる
「ふわぁっん////!!!!!」
絶頂に合わせてちょろちょろっと出るミルク、気持ちよく達する事が出来た私の身体。
確かに気持ちが良かったけれど…
「まだ足りない…」
まだ、胸につっかえる物が取れていないような、もっと気持ちよくなれるような、そんな気がした。
こんなんじゃ全然気持ちよくないのに。もっとストイックに快楽を追い求めて、気持ちよくなりたい。
考える。確か、前にオナニーした時はもっと気持ちよかったはずなのに。人生で一番幸せだと錯覚するくらいには乱れたのに。
何が足りないのだろうか…
「雪原くんだ…」
そう。雪原くんの事を考えたから、あんなに気持ちよくなれたのだ。雪原くんの事を考えて、雪原くんが見ていると感じたからこそ、私はあそこまで乱れた。
雪原くんに見られる、雪原くんの前で、私は自分の体を弄くり回して絶頂を迎える。そんな事をしたら、私は恥ずかしさとか、絶頂それ自体の歓びとかで、とても乱れてしまうだろう。
「ビデオでも撮ろうかな…」
幼馴染オナニーショー。私が暇な時に見ていた、ネットに上げられていた幼馴染物の物語でも度々あった展開。
幼馴染ちゃんが、幼馴染くんの為にこしらえる自分の痴態を記録したビデオ。
昔から知っていた人の乱れた姿を見てしまう幼馴染くんは、大抵幼馴染ちゃんとセックスをしちゃう。
昔の私は、特になんとも思わずに読んでいたけれど、今の私にはとってもぴったりでは無いか。
善は急げ。早速私はスマホをビデオモードにして、私のいる位置がちゃんと映るように調整する。
正座をして、ちゃんとおっぱいと、バケツと、私の顔が見えるような位置を探る。
そして、録画を開始する。
「雪原くん、見てる…?私だよ、裸でごめんね」
まずは挨拶から。挨拶は基本中の基本。私が雪原くんの事を直視できなかった時も、挨拶だけはちゃんとしていた。
「今日は、雪原くんの為に、私の母乳が出る姿をビデオに収めたいと思います」
口上をゆっくりと。最初に、私が何をするかを伝えないと、雪原くんだって混乱しちゃうし、興奮するものもしないだろうから。
「私、美味しいミルクを飲み続けて母乳が出るようになっちゃいました…このバケツの中にあるミルクは、さっき私のおっぱいから出たミルクです」
そう言って、バケツを傾けて中身の白い液体を見せる。この母乳は、とても濃厚そうな見た目だった。いつも飲んでいたミルクみたいで、きっと飲んだら美味しいだろう。雪原くんに飲ませてみたい。
「今から、私のおっぱいを揉みしだいて、母乳を出そうと思います」
早速私自身のおっぱいを揉む。目の前にあるスマートフォンの向こうには雪原くんがいて、後々彼はこのビデオを見ることになるだろう。
私の裸体と痴態を記録して、雪原くんはそれを鑑賞するのだ。
「ふうっ///あああっ///」
明らかにさっきに比べて感度が増している。愛する雪原くんにみてもらうためのオナニーだ。気持ちよくないわけがない。
「いまっ///ゆきはらくんにみてもらってっ///きもちよくなってますぅっ///」
言葉に色気が出てくる。雪原くんに見てもらって気持ちよくなってるという事実を認識するだけで更に気持ちよくなってしまう。
恐らく私の身体は雪原くん専用なのだ。雪原くん以外の男性は、元々興味が無かったのが益々興味がなくなり、幼馴染ということで微妙な関係だった雪原くんに対する興味は益々出てきている。
そんな状態だから、雪原くんに見てもらうこのオナニーが、物凄い気持ちが良いのだ。
「きもちよくなってるからっ///きもちよくなってますっ////ゆきはらくんがみてるってだけでっ///きもちいいですぅっ///」
考えた事をそのまま言っているのに、頭が桃色だから、変な言葉になってしまう。
本当に気持ちが良い。気持ちが良くて頭が変になる。
でも、これを見ている雪原くんの気持ちを良くする為、私はもっと気持ちよくならないとならない。私が気持ちよくないと、雪原くんだって気持ちよくない。
「いまからっ///ちくびもさわりますぅ///ちくびもものすごくきもちぃ///よくてっ//ゆきはらくんにもっ//さわってほしいですぅ////」
乳首を触る宣言をする。何をするかを常に宣言するのは、これを見ているであろう雪原くんへのマナーであろう。
おっぱいの脂肪を触るだけで気持ちがいいのに、更に乳首も触ったらどうなるか、想像がつくし、予想がつかない。
「ふわああああっ///!!!!!」
ぴゅーっと母乳が出る。母乳が外に出ると快感を感じる私。でもまだ絶頂に達していない。これ以上の快楽が、これから先待っている訳だ。
「いまっ////ぼにゅうがでたけどっ///まだいってません////ゆきはらくんにもっ///ぼにゅうをのんでほしいですっ/////」
そう言いながら、引き続きおっぱいを弄くり回す。快感を貪る。見ているはずの雪原くんも同じことをするのを信じて。
「つぎっ///ちくびさわったらっ///いっちゃいますぅ///いまこのときもでてるぼにゅうがっ///いっぱいでちゃいますぅ///」
予感。今、おっぱいを揉みしだいているけれど、次乳首を触ったらいっぱいイッてしまう事。
今もダラダラ出ている母乳が、一杯ぴゅーって出てしまうだろう。だから、
「さわりますぅ///いまからちくびさわりますぅ///さんっ!//にぃっ!///いぃちっ!////」
カウントダウンをして、雪原くんに配慮をして、乳首を精一杯つまむ。
「ぜろぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ/////!!!!!!!!!!」
ゼロと高らかに宣言した声が嬌声に変わる。それと同時に乳首からびゅーびゅーと母乳が出る。身体は絶頂を迎え、ビクビクと跳ねる。
実質雪原くんの前でイッちゃった私。凄い気持ちよくて、頭が桃色で、幸せで、雪原くんがこれを見ると考えるだけでまた気持ちよくなる。
今まで溜め込んでいた物を全て出した私。これは雪原くんへの想いも入っているのかもしれない。
やがて母乳が収まった私は、一言
「ものすごく気持ちよかったです…//」
と話した。
あれでもまだ足りないような気がした。
尺が足りなくて雪原くんが不満に思うんじゃないかとか、私自身もっといけるんじゃないかとか。
兎に角、絶頂の余韻を感じながら、もう少しビデオ撮影を続ける事にした。
ふと、おまんこがぐちょぐちょになっていることに気づく。今まで、こんなになったことは無かったのに。きっとこれも雪原くんへの想い故だろう。
私は、スマホに近づいて、雪原くんにこのぐちょぐちょになったおまんこを見せる事にした。
「雪原くんに見られてイッちゃったので、おまんこがこんなにぐちょぐちょになっちゃいました…」
そう言って、おまんこの割れ目を開く。今までにないほどぐちょぐちょでトロトロになっていた。この中に雪原くんのおちんちんが入ると思うと、不思議な気分だったけれど、こんなに快楽に溺れた今となっては、とても気持ちいい事を予期できる。
「ぐちょぐちょのトロトロになった私のおまんこに、ぜひ雪原くんのおちんちんを挿れてほしいです。気持ちよくなってくれれば私はとても嬉しいです」
いつ、このビデオを見せる事ができるかはわからないけれど、セックスのお誘いだけはしっかりとしておかなければならない。雪原くんを興奮させ、その気にさせる為にこのビデオがあるのだから。
「私は処女です、まだ、誰とも付き合った事がありません。だから、私の処女膜は雪原くんの物です」
そう、私は誰とも付き合った事が無い。だから、私の処女膜は雪原くんの物なのだ。私だって、きっと雪原くんの物だし、逆に言えば雪原くんは私の物なのだろう。
「今度は、処女膜を傷つけないように、クリトリスでオナニーしようと思います」
再びの宣言、ぼんやりと桃色に染まった私の脳内、再び私は快楽を求める。
ちょっと触ってみる、ハリがあって、ピンっとしてて、触った途端に快楽がジワっと身体中を巡る。
「ふぅっ///どうですか、雪原くん、幼馴染の私がオナニーしている所は」
不意に問いかけてみる。雪原くん。私の大事な大事な幼馴染。私のことが大好きで、私だって大好きな雪原くん。
スリスリとクリトリスを触りながら、考える。私のこの姿を見て、興奮してくれるだろうか。してくれたらとても嬉しい。してくれなかったらがっかりする。
私に魅力が無いかもということが、今でも少し不安だ。でも、私にもっといい男がいると考えている雪原くんの事だから、私の事を魅力的に思ってくれてると信じたい。
「私はっ//幼馴染にオナニーを見られてっ//とても幸せですっ//」
幸せだという気持ちは嘘偽りは無い。おかしな話かもしれないが、大好きな人が見てくれて、大好きな人が私の痴態で興奮してくれてると言うのが、たまらなく嬉しくて幸せなのだ。
私の大好きな雪原くんが、私を見て、興奮をして、おちんちんを勃起させて、もしかしたら雪原くんもオナニーしてくれると思うと幸せなのだ。
雪原くんだからいいのだ。昔から、健全に、恋愛もしなかった私達二人が、今はこんなに淫らな事をしていると思うと、とても不思議で、幸せだったのだ。
「私と釣り合う人はっ//雪原くんただ一人ですっ//雪原くん以外の男の人はっ//私の眼中に入りませんっ///!」
あの時雪原くんが言っていた言葉。「僕ではきっと彼女を幸せに出来ないですし」という悲しげな一言。
私のせいで寂しい思いをさせてしまったかと思うと、私の気分が淀んでしまうし、何より、雪原くんを寂しくさせた私の責任は大きいだろう。
だからこそ、私は雪原くんの事が大好きなのだと伝えたい。私には雪原くんしかいないのだと伝えたい。
「雪原くんにぃっ//見られてるからぁっ///私は気持ちよくなれますっ////他の男の人にはぁ///死んでも見られたくないですからぁ///!」
これも本心。私が誰彼構わない淫乱女だと思われたくは無い。雪原くんだからこうなるんだと、雪原くん自身に伝えないといけない。
そうじゃないと、雪原くんは、多分不安になるから。彼とは長い付き合いだからよくわかっているし、オルシアさんも言っていたけれど似たもの同士だからだ。
「だからぁ///雪原くんもっ///私でっ///私だけで気持ちよくなってくれたらぁ///本当に嬉しいですっ///」
逆に雪原くんは私の事をどう思うだろうか。私の姿だけで気持ちよくなってくれるだろうか。
本当に、私でしか満足できない体になってくれるなら、本当に嬉しい。私と雪原くんが運命共同体で、幼い時から知り合っていた人と死ぬまで添い遂げられるだなんてとても素敵な事だと思える。
「ゆきはらくんはどうですかぁっ//こんどぉ///きかせてくだひゃいぃぃ///!!」
言い終わった後の軽い絶頂。本当にクリトリスだけでイッてしまった私。しばらくの余韻の中で、再び胸の中で母乳が作られていた。
私の身体は、本当にミルクタンクと化していたのだろう。雪原くん専用のミルクタンクに。
「また母乳が出そうなので、今度はクリトリスとおっぱいを同時に弄ろうと思います…♥」
おっぱいとクリトリスで、効率的に私を昂ぶらせる事ができるし、より大きな快楽を貪る事ができそう。そんな理由で、両方使ったオナニーをやることにした。
何より、雪原くんに喜んでもらえたら良い。雪原くんの為でもあるし、それ以上に、雪原くんの事が大好きな私のためのオナニーなのだから。
今度は立ってオナニーをしよう。私の全身が見えるよう、再びスマホの位置を動かす。それと、射角がわからないが適当な位置にバケツを置いておく。この間は無駄な時間。録画を止めちゃうが、編集すればなんとかなるだろう。
位置調整が終わり、再び録画を開始する。
「それでは、クリトリスとおっぱいでオナニーしてイこうと思います…♥」
宣言をして、左手をクリトリスに、右手をおっぱいにあてがって、少しずつ指を動かす。
「どうですかぁ?私の全身は?、でも、雪原くんに一度も見られていないですから、ぜひ一度生で見てほしいです」
世の中にいる他の幼馴染同士がどうかはわからないけれど、少なくとも私と雪原くんには裸の付き合いなんて無かった。だから私の今の姿を、もしかしたら雪原くんは初めて見るかもしれない。
でも、例え時間が前後しても、やっぱり生で、お互い裸になって、一緒にセックスをしてイキたい。
「ふぅっ//おっぱいを片手で両方刺激するのはぁ、少し難しいですっ//」
忙しい私の右手。右のおっぱいを触って、左のおっぱいも触って。両方の快感を同じくらいに保たないといけない。
乳首は物凄く敏感になっているから、触るとしても最後の最後だろう。
そんな中でも、快感が少しずつ、少しずつ上り詰めていく。
「私はぁ、今すごく敏感ですっ、敏感ですぐイっちゃいそうですっ//」
物凄く敏感。雪原くんだから敏感になる私の身体。おまんこからお汁もいっぱい溢れてきているし、おっぱいからだって、もうそろそろ母乳が出てきそう
弱火でじっくりコトコト煮込まれているかの如く、私の身体は気持ちよくなりながら、絶頂を迎えるのを今か今かと待ち構えているのだ。
「見えますかぁっ//おまんこからっ///いっぱいお汁がっ//垂れてきてますっ////」
トロトロと糸を引きながら、あるいはぽたりと。私のお汁がどんどん床に落ちていく。
雪原くんが今ここにいないのに、雪原くんに見てもらうためのビデオを撮るというだけで、身体がこんなに準備をしてしまう。
本当に、淫乱な身体になってしまった。
「交尾っ///セックスのためのっ///お汁です//」
元々は、おちんちんが入っても痛くならない為の生理現象なのに、こんなにダラダラ落ちるのは、交尾相手をその気にさせる為なのかもしれない。
どんどんエッチな身体になっている私、雪原くん専用の身体になっている私だから、これで雪原くんを喜ばせる事ができるのだろうか。
「雪原くんにぃ///今おちんちんをいれられたらぁ///母乳がびゅーってでちゃってぇ/////いっぱいいっぱいイッちゃいそうですぅ//////」
予感というより確信。今、雪原くんに強引にされても、私はイキ狂ってしまう。
こんなにダラダラ汁を垂れ流している女が、好きな人とシてイかないわけがないじゃないか。
桃色の頭がすぐ妄想を始める。私はメスの牛さんで、牛飼いの雪原くんが、自分の子種を私につけるのだ。
私は為す術もなくイってしまう。彼は構わずに私の身体を貪って、終いには搾乳まで始める。
全身を気持ちよくされた私は、ひたすらひたすら快楽の海に溺れて…
想像するだけで気持ちいい。想像するだけで、身体が、気分が、更に気持ちよくなる。
手の速度を早める。どんどん快楽を貪る。
喘ぎ声が更に色っぽくなる。雪原くんの事しか考えられない。気持ちいい。
「いまぁぁぁっ////ゆきはらくんのもうそうをしてっ///きもちよくなってますぅ///」
全部報告をする。雪原くんが気持ちよくなれるように。包み隠さず、想いは全部伝えるべきだって、オルシアさんも言っていたのだから。
「ゆきはらくんにっ/////いっぱいたねつけされちゃってぇ////いっぱいいっちゃうとおもうとぉ///いっぱいきもちよくなれますっ////」
私の、雪原くん専用に仕上がった、雪原くんの為だけの淫乱な身体。
きっと、彼は私のこの身体で満足してくれるような気がした。こんなに雪原くんの事を思うと淫乱になる私が、雪原くんを満足させられないはずが無いだろうと思うのだ。
そんな私の身体は、もうそろそろ絶頂を迎えそうだった。胸から一杯母乳が出てきそうだったし、おまんこのみならず、身体中にムズムズする感覚が生じる。
過去最大級の絶頂を迎えそうだった私。何かが私の身体の中で起きているけれど、今更、こんな雪原くん専用の身体になっちゃった私なのだから、悪い事は起きないはずだ。
「いっぱいきちゃいますぅぅ/////ゆかがいっぱいよごれちゃいますぅぅぅっ//////」
恐らく大量の液体を撒き散らして、私は絶頂に達するだろう。
いっぱいの快楽。雪原くんの手を借りてないのに、凄い気持ちいい私。
気持ちよさにしか身を委ねられない私。このままゴールまで一直線。
クる、キちゃう。イっちゃう。
「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっんんんんんんんんん///////////!!!!!!!!!」
嬌声、絶叫、絶頂。
母乳は勢いよく飛び出して床を汚す。おまんこからは潮を吹いて、これまた床を汚す。
ビクンビクンと痙攣する私の身体。ガクガクと震える私の身体。
脳内の桃色は多幸感に満たされる。雪原くんの前でイったというだけで幸せになれる。
身体に何か変化が起きた気がしたけれど、そんな事を考えられない位に未だに絶頂が続く。
へたり込んでも、まだ絶頂の波は収まらない。まだちょっと身体がビクビクとはねていた。
人間はこんなに気持ちよくなれるものだろうか?こんなに幸せに気持ちよくなれるのだろうか?
雪原くんの為に絶頂したのは嬉しいけれど、でも、やっぱり雪原くんと一緒に気持ちよくなりたい。
雪原くんの事、姿、声、人となり、そう言う事を考えていても、まだ絶頂は続いていて、それでも考えていたらようやく収まった。
絶頂も記録し終えたし、このビデオも締めておかないと。
「雪原くん、私はとても気持ちよかったです。今度は、二人で一緒に気持ちよくなりたいです」
――
ビデオを撮り終わって、びちゃびちゃになった床を掃除ようとすると、ふと違和感を覚えた。
まず最初に気づいたのは足。下半身はふわふわの体毛に覆われ、パッと見では私の足とは思えない。
更には足裏の感触まで変わっている。まるで、牛の蹄みたいな形をしていて、黒い色に変わってしまっている。
続いて、お尻の先に何か動くもの。とても長い尻尾。頭を触ると角が生えていて、耳だって形が変わっている。
「え…?」
鏡を見る。鏡には私が写っている。牛さんみたいな見た目になっている事を除いては、私。
「本当に、牛になっちゃったのかな…?」
慌ててさっき撮ったビデオを見返す。私の乱れた姿が映っている。
飛ばしながら見る。何か手がかりは無いだろうか。
延々と喘いでいる私。雪原くんに色々な事を伝える私、でもそれ以外は変化がない。
最後の場面までやってきた。最後の絶頂を迎える時、長い絶頂と共に、私の身体が変化している所がばっちり映っていた。
絶頂と共に、尻尾が生えて、角も生えて、体毛が生えていく。
人外の存在へと変化してしまったところが、しっかりと、ばっちりと映っていた。
それなのに、
「うーん、まあなんとかなるかなあ」
なんか、この事実はどうでもいいような事に思えてしまっている私。
以前までの、心配症だった私からすれば驚きの変化。
なんか、あのミルクを飲みだしてからというもの、心配だったのは雪原くんとの関係だけで、他のことについてはどうでもよく思えてしまうようになっていた。
とりあえず、ぼんやりとしていても何も起こらない。とりあえず部屋の掃除から始める事にした。
部屋の掃除、びちょびちょした液体の掃除ををあらかた終えて、残るはバケツに出した母乳の処理。
恐らく、あのミルクみたいに美味しいミルクなのだろうけれど、バケツまるごと冷蔵庫に入れる事は不可能である。
できれば、保存して雪原くんに飲ませてあげたいのに。雪原くんに、私の想いの詰まったミルクを飲ませられないだなんて、残念な事この上なかった。
「そうだ…紙袋」
そう思う中、あるものの存在を思い出す。
ミルク売りの女性に餞別としてもらった紙袋。あの中には大量のミルク瓶が入っている。ジャムの瓶みたいに自由に着脱できる蓋もついていたから、保存できるかもしれない。
「細菌とかやばそうだけどな…」
とりあえず、私が飲んでみて雪原くんに影響が無いか試してみようかな。いや、これは捨てちゃって毎日新鮮なミルクを出して飲ませてみようかな。多分牛になったから母乳だって毎日出るだろうし。
とりあえず無造作にいれてあったミルク瓶を取り出してみると、
その奥底に謎のもう一つの紙袋。
「衣装セットかな…?何の衣装だかわからないけれど」
ミルク瓶と一緒に渡されていた衣装セット。
そもそもなんで私に渡す必要があったのかわからないけれど、とりあえずこれから開く事にした。
封をされていた紙袋を開くと、牛さんがつけるようなベル付きの首輪に、牛柄のブラジャーと上着。どちらも際どいデザイン。
そして紙。恐らく彼女のメッセージ。
そこには、私がホルスタウロスと呼ばれる魔物娘であること、魔物娘は異世界からやってきて、この地球に根付く為に活動を行っていること、ホルスタウロスの母乳は、飲んだ女性を魔物化させる事ができて、私が魔物になってしまった事等が書かれていた。
でも、人化の術を使えば元の姿に戻れるという。実際、人間に化けた魔物娘は私のそばにも沢山いるだろうという事もミルク売りの女性は書いていた。
私としては、今まで通りに過ごせるならそれに越したことは無かったけれど、彼女の手紙には気になる文章が書かれていた。
「魔物になると、旦那さんを沢山キモチよくさせてあげられますよ!」
雪原くんを気持ちよくさせられる身体になったという事。本当に嬉しかった、身体の相性がいいことに越したことは無い。
実際、彼女によると、魔物娘は生涯添い遂げる男性を一人決めると、その男性専用の身体。旦那を満足させる事に特化した身体にに変化を遂げ、他の男性には見向きもしなくなるという。
私が漠然と考えた「雪原くん専用の身体に私はなってしまった」という事。これは正しかったのである。嬉しい。
同梱されていたミルク瓶と衣装セットは勝手にホルスタウロスにしてしまった事に対するお詫びということらしい。
ホルスタウロスの母乳は魔力が入っているから、多少雑な保存をしても人間にとって害になることは無く、ミルク瓶に母乳を入れて冷蔵庫で保存すれば結構持つだろうとの事。
でも、やはり旦那さん、雪原くんに直接吸って直接飲んでもらう事も重要らしい。魔物になった事を明かすタイミングも重要だから、難しい問題だとも書かれていたけれど。
衣装セットは、向こうの世界のホルスタウロス達も結構着ているスタンダードな服らしく、旦那さんとこれを着て楽しんでほしいとの事だった。
なんだかこの服を見ているだけで、雪原くんの牛さんになったんだなって感じがしてきた。牛さんプレイと称して、人間の状態で着てみて雪原くんの反応を伺おうかな。
バケツに入ったミルクを瓶に移しながら、雪原くんとの今後を考える。
ホルスタウロスのミルクは、男の人の精力剤みたいな物で、これを飲んじゃうとギンギンになってしまうという。
そんな事を聞いてしまったら、益々雪原くんに私のミルクを飲ませたくなってしまう。
季節外れのバレンタインデーみたいな感じで、私の母乳入りのチョコレートでも作ってしまおうか。
それと、コーヒーやミルクティーに私のミルクを入れるのもいいかもしれない。
私のミルクを飲んで、私に欲情する雪原くん。考えただけで、とても興奮してしまう。
上機嫌で、ミルクを瓶に移し終えて、冷蔵庫に入れる。
私のオナニーを映したビデオだって、雪原くんに見せたい。
きっと雪原くんだって興奮してくれるはず、魔物になってしまった私の姿だって…
「あ、見せられないか…」
そこまで考えて気づく。私が魔物娘であることをバラすにはタイミングも重要。
それこそ、私が人間でない事を雪原くんに知られてしまったら、彼は怖がってしまうだろう。
魔物になった瞬間だけカットする事も考えたけれど、やっぱりあのビデオは一部始終、そのまま見せたいのだ。
私の雪原くんに対する想いを、そのまま伝えたいから。
だから、私が魔物娘で有ることを雪原くんに知らせられる時まで、このビデオはお蔵入りとなってしまうだろう。
やっぱり、セックスを求めるにも、雪原くんに普通に迫るのが良いのだろう。
でも、
「やっぱり、残念だなあ」
雪原くんの事を想って絶頂に達したあの動画を、雪原くんに見せることが出来ないという事が、今はただひたすら残念でならなかった。
20/01/16 18:48更新 / 千年間熱愛
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