添い寝〜ゆきおんな〜
こんばんは。
冬といえば、雪。雪といえばゆきおんな。ゆきおんなといえば?
・・・・・・・・・人肌が恋しいお姉さま?
では、設定です。
設定
季節 冬(久しぶりに季節が書けたZE。)
場所 雪山
状況
雪山で遭難したあなたは、ついに倒れてしまい動けなくなる。
薄れ行く意識の中で最後に見えたのは遠くからやってくる着物姿のお姉さんだった。
ではスタート!
?「もし?・・・生きていますか?もしもし?」
真っ暗な視界の中で女性の声が響く。
あなたがゆっくりと目を開けると、青白い顔をしたお姉さんがあなたの顔を覗き込んでいた。
女性「ああ。よかった。目が覚めました。大丈夫ですか?あなた、雪山の中で倒れていたんですよ?私が気が付かなかったら今頃はどうなっていたところか・・・あら?もしもし私の話を聞いてますか?」
あなたは、彼女の話の内容より今の自分の状態に気づくと顔を真っ赤にした。
彼女に膝枕をされている。
あなたは、恥ずかしくて体を起こそうとした。すると彼女は手であなたの頭を押さえつけた。
女性「まだ動いてはいけませんよ。応急処置はしたといってもあなたの体は凍傷になりかけていたのですから・・・下手に動くと体を傷めますよ。今はゆっくりとお休みなさい。」
彼女に言われ、あなたは諦めたように頭を戻す。
彼女の膝はゆきおんなだから冷たいと思っていたが、そこまで冷たいというほどではなかった。
「ふふ。もちろん、最低限の温度はありますよ。それでも、周りから見れば低体温症のように見えるかもしれませんね。」
そのまま、数分は経っただろうか・・・
一刻も早くこの恥ずかしい状態から抜け出したいあなたは体の調子を確かめると彼女に言って体を起こしてもらった。
それでも、まだ完全には治っていないのか腕の感覚が鈍い。
若干しびれているようにも感じる。
彼女は、それを見ると立ち上がり部屋の奥へ入っていった。
そこで待つようにと言い残して。
数分後・・・
彼女は、木でできたお盆におかゆのようなものを乗せて持ってきた。
部屋の真ん中にある氷でできたテーブルに載せると彼女はあなたに食べるように促した。
あなたは、冷え切っていたのでテーブルの前に座るとおかゆを食べた。
あたたかい。身に染み渡るように暖かった。
そのまま、どんどん食べ進めるあなた。その前には例のゆきおんながにっこりしながらみていた。
するとゆきおんなは思い出したようにこう言った。
「そうでした。体が温まったら少しお願いがあるのですけど・・・聞いてくれますか?」
命を助けてもらって、こんなにおいしいおかゆを食べさせてくれた彼女にあなたは断る理由など無かった。
彼女は、口元に手を当てると上品に笑っていた。
「ふふ。ありがとうございます。心優しい方です。それで、お願いなのですが・・・」
彼女は、体をもじもじさせながら顔をすこし赤くして言った。
「私と、寝てくれませんか?」
あなたは、いきなりの告白におかゆをのどに詰まらせてしまった。
彼女が慌ててあなたの背中に回り込んでさすってくれた。
「だ、大丈夫ですか?・・・すみません。少し言葉が足りませんでしたね。私たちゆきおんなは人間よりも体温が低いので、人肌が恋しくなりやすいのです。しかし、この雪山にはめったに人が来ないので・・・」
彼女は、あなたの顔を覗き込むといった。
「だから、だから、あなたさえよろしければ一夜だけ、一夜だけで良いので今日あったばかりの私と一緒に寝てもらえませんか?」
あなたは、うなずいた。
「ありがとうございます!では、早速こちらへ・・・もう準備はできていますからその・・・よろしくお願いします。」
そのまま二人は奥へ向かった。
奥の部屋に進むと、一人用のシングルベッドが置かれていた。
あなたが後ろにいる彼女に大きなベッドは無いのかと振り向こうとした。
「えいや!」
ドンッ!という音がしてあなたは突き飛ばされた。
シングルベッドに頭から突っ込む。
「こ、これで・・・え〜い!」
あなたの上に彼女が飛び乗った。
そのまま彼女はあなたの横に滑り込むとあなたの腕と腰をつかみ、自分に引き寄せた。
ちょうど、舞踏会のダンスのように(寝た状態で)腰同士が引き寄せられていた。
彼女の顔が視界いっぱいに広がるとあなたは真っ赤になった。
彼女は、あなたの耳を軽く噛んだ。
小さく声を上げるあなたの顔をみて満足そうに微笑んだ彼女はつぶやく。
「これが人肌・・・なんてすばらしい温度。暑くも無く冷たくも無く・・・まさに完璧な温度ね。ねえ、あなた。」
彼女が、さらにあなたを抱きしめて密着した状態でささやく。
「一夜だけなんて、もったいないわ。これからもずっと、ずぅっと・・・永遠に抱きしめてあげる。絶対・・・・・逃がさないわ。」
彼女はこういっていたがあなたもこの心地いい状態がいいのか全身の力を抜いて彼女に委ねた。
彼女はあなたの答えに微笑むとさらに強く抱きしめた。
この二人は、もう離れることは無いだろう。
・・・・・・・・永遠に。
冬といえば、雪。雪といえばゆきおんな。ゆきおんなといえば?
・・・・・・・・・人肌が恋しいお姉さま?
では、設定です。
設定
季節 冬(久しぶりに季節が書けたZE。)
場所 雪山
状況
雪山で遭難したあなたは、ついに倒れてしまい動けなくなる。
薄れ行く意識の中で最後に見えたのは遠くからやってくる着物姿のお姉さんだった。
ではスタート!
?「もし?・・・生きていますか?もしもし?」
真っ暗な視界の中で女性の声が響く。
あなたがゆっくりと目を開けると、青白い顔をしたお姉さんがあなたの顔を覗き込んでいた。
女性「ああ。よかった。目が覚めました。大丈夫ですか?あなた、雪山の中で倒れていたんですよ?私が気が付かなかったら今頃はどうなっていたところか・・・あら?もしもし私の話を聞いてますか?」
あなたは、彼女の話の内容より今の自分の状態に気づくと顔を真っ赤にした。
彼女に膝枕をされている。
あなたは、恥ずかしくて体を起こそうとした。すると彼女は手であなたの頭を押さえつけた。
女性「まだ動いてはいけませんよ。応急処置はしたといってもあなたの体は凍傷になりかけていたのですから・・・下手に動くと体を傷めますよ。今はゆっくりとお休みなさい。」
彼女に言われ、あなたは諦めたように頭を戻す。
彼女の膝はゆきおんなだから冷たいと思っていたが、そこまで冷たいというほどではなかった。
「ふふ。もちろん、最低限の温度はありますよ。それでも、周りから見れば低体温症のように見えるかもしれませんね。」
そのまま、数分は経っただろうか・・・
一刻も早くこの恥ずかしい状態から抜け出したいあなたは体の調子を確かめると彼女に言って体を起こしてもらった。
それでも、まだ完全には治っていないのか腕の感覚が鈍い。
若干しびれているようにも感じる。
彼女は、それを見ると立ち上がり部屋の奥へ入っていった。
そこで待つようにと言い残して。
数分後・・・
彼女は、木でできたお盆におかゆのようなものを乗せて持ってきた。
部屋の真ん中にある氷でできたテーブルに載せると彼女はあなたに食べるように促した。
あなたは、冷え切っていたのでテーブルの前に座るとおかゆを食べた。
あたたかい。身に染み渡るように暖かった。
そのまま、どんどん食べ進めるあなた。その前には例のゆきおんながにっこりしながらみていた。
するとゆきおんなは思い出したようにこう言った。
「そうでした。体が温まったら少しお願いがあるのですけど・・・聞いてくれますか?」
命を助けてもらって、こんなにおいしいおかゆを食べさせてくれた彼女にあなたは断る理由など無かった。
彼女は、口元に手を当てると上品に笑っていた。
「ふふ。ありがとうございます。心優しい方です。それで、お願いなのですが・・・」
彼女は、体をもじもじさせながら顔をすこし赤くして言った。
「私と、寝てくれませんか?」
あなたは、いきなりの告白におかゆをのどに詰まらせてしまった。
彼女が慌ててあなたの背中に回り込んでさすってくれた。
「だ、大丈夫ですか?・・・すみません。少し言葉が足りませんでしたね。私たちゆきおんなは人間よりも体温が低いので、人肌が恋しくなりやすいのです。しかし、この雪山にはめったに人が来ないので・・・」
彼女は、あなたの顔を覗き込むといった。
「だから、だから、あなたさえよろしければ一夜だけ、一夜だけで良いので今日あったばかりの私と一緒に寝てもらえませんか?」
あなたは、うなずいた。
「ありがとうございます!では、早速こちらへ・・・もう準備はできていますからその・・・よろしくお願いします。」
そのまま二人は奥へ向かった。
奥の部屋に進むと、一人用のシングルベッドが置かれていた。
あなたが後ろにいる彼女に大きなベッドは無いのかと振り向こうとした。
「えいや!」
ドンッ!という音がしてあなたは突き飛ばされた。
シングルベッドに頭から突っ込む。
「こ、これで・・・え〜い!」
あなたの上に彼女が飛び乗った。
そのまま彼女はあなたの横に滑り込むとあなたの腕と腰をつかみ、自分に引き寄せた。
ちょうど、舞踏会のダンスのように(寝た状態で)腰同士が引き寄せられていた。
彼女の顔が視界いっぱいに広がるとあなたは真っ赤になった。
彼女は、あなたの耳を軽く噛んだ。
小さく声を上げるあなたの顔をみて満足そうに微笑んだ彼女はつぶやく。
「これが人肌・・・なんてすばらしい温度。暑くも無く冷たくも無く・・・まさに完璧な温度ね。ねえ、あなた。」
彼女が、さらにあなたを抱きしめて密着した状態でささやく。
「一夜だけなんて、もったいないわ。これからもずっと、ずぅっと・・・永遠に抱きしめてあげる。絶対・・・・・逃がさないわ。」
彼女はこういっていたがあなたもこの心地いい状態がいいのか全身の力を抜いて彼女に委ねた。
彼女はあなたの答えに微笑むとさらに強く抱きしめた。
この二人は、もう離れることは無いだろう。
・・・・・・・・永遠に。
11/11/21 04:21更新 / 暗がりの青年
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