デビルちゃんと少年
静かな住宅街、その中の一軒家。
ドタバタと足音を立てながら、一人の少年がその家目指して走っていました。
少年は靴も適当に脱ぎ散らかし、一目散に二階へと駆け上がります。
「うわぁぁぁん!デビルちゃぁぁん!」
「どうしたの?お兄ちゃん」
少年がふすまをピシャッと開けると、4畳程度の部屋の中に、青い肌をした可愛らしい女の子がやけに露出度の高い格好で、座ってドラ焼きのようなものを食べながら本を読んでいました。
女の子の身長は140cmにわずかに届かない程度でしょうか。少年の方を向くと、頭の両サイドで小さなツインテールがふぁさりと揺れます。
「今日学校でジャイ田とスネ川にイジメられたんだよぉ!もう僕明日から学校なんて行かない!」
そう言いながら少年はデビルちゃんの柔らかそうな、それでいてハリのある太ももに縋り付きます。
流れるようなその動きには僅かなムダもなく、一直線に太ももに向かっていながら、しかし相手に衝撃がかからないよう絶妙にブレーキが効いていました。まるで何百回も繰り返したかのように慣れきった動きです。
「よしよし、泣かないでお兄ちゃん」
デビルちゃんも手慣れたもので、やたら呼吸が荒く、しかも顔をデビルちゃんの太ももに押し付けるようにぐりぐりと動かす少年の後頭部にそっと手を置くと、子供をあやすようによしよしとさすり始めます。
「うぅぅ、デビルちゃん、でもぉ」
「も〜、しょうがないなぁお兄ちゃんは」
うつ伏せのままぐずる少年を、デビルちゃんは無理やり仰向けにしました。さっきまでのが逆膝枕とするなら、今度のは立派な正統派の膝枕の格好です。まあ邪道な膝枕なんてものがあるのかは知りませんが。
パッパカパッパッパーパッパー「授乳手コキ〜」
どこからともなく軽快な効果音がして、デビルちゃんが少年の後頭部を支えながら、その小さなおっぱいを少年の口に含ませました。
すると少年は待ってましたとばかりに、無心にデビルちゃんの胸に吸い付きました。ちゅうちゅう、ちゅぱちゅぱと音がして、少年もいつの間にか泣き止んでいます。
「こっちも忘れずにね……♥」
そう言うとデビルちゃんは少年の熱く、そして固くいきり立ったものを取り出し、優しく丁寧に小さな手を添えると、ゆっくりと上下に動かし始めました。
くちゅくちゅ……しゅにしゅに……。粘性の高い、淫靡な雰囲気を纏った水音が響きます。
溢れ出てくるものを潤滑剤にした、デビルちゃんの少年の弱いところを知り尽くした動きに、少年はあっという間に追い詰められてしまいした。
乳首への吸い付きが強くなったのを感じて、限界だと判断したのでしょうか。デビルちゃんは少年に優しく語りかけます。
「いいよ……いっぱい射精して……♥」
「〜っ♥」
びゅくびゅく、どくどく。嬌声を上げる代わりに、というかデビルちゃんの胸に吸い付いたままなので声を出せなかっただけかもしれませんが、とにかく荒い鼻息と体の痙攣だけを見せて、少年は大量のぷるぷるとした粘っこい白濁を吐き出して果ててしまいました。
「ふふっ……お兄ちゃんったら、こんなにたくさん……」
デビルちゃんは自らの手を汚す白濁を愛おしげに見つめます。少年が放ったそれは、魔物娘であるデビルちゃんにとっては少年のデビルちゃんに対する愛と、そして依存を示す何よりの証なのです。嬉しくないはずがありません。
「いただまぁす……♥ずっ……ずぅ……ずじゅる……じゅるっ……」
口の端からいやらしく唾液と音を垂れ流しながら、デビルちゃんは少年の精を啜り上げます。本当はこんなマナーが悪い食べ方はしないのですが、なるべく音が聞こえるように意地汚く食べてあげると少年が喜ぶことを、デビルちゃんは知っているのです。
「……んっ……ごくん……ごちそうさま♥」
デビルちゃんは少年の精を飲み込み終えると、あーんと口を大きく開いて全部飲んだことを少年に見せつけました。○学生くらいにしか見えないデビルちゃんの口から、隠し切れない鼻につく精臭が漂うのは、とんでもない背徳感のある光景です。
「はぁ……はぁ……デビルちゃん……僕は、僕はもう……!」
デビルちゃんの挑発じみた行動に辛抱たまらなくなったのでしょうか。彼○島みたいな呼吸をして、少年がゆらりと立ち上がります。気付けば、いつの間にか布団が枕元にティッシュまで置いた状態で敷かれていました。さすがはデビルちゃん、準備がいいですね。
「デビルちゃん……デビルちゃぁぁぁん!」
「きゃー♥」
野獣のように襲いかかる少年に、デビルちゃんは台本のような悲鳴で応えます。プロレスごっこの始まりです。
なお、プロレスはデビルちゃんがだいしゅきホールドを決まり手として勝利したようです。
15/05/04 23:02更新 / 地獄大帝