大きな目と大きな体
よく晴れた日 山奥にある家から少女のサイクロプスが日を浴びに外に出てきた
「・・・今日もいい天気 太陽の日差しが心地良いい
風も気持ちいいし素晴らしい日 でもそろそろ作りはじめないと・・・」
そう独り言を呟くサイクロプスの少女の名は【カラナ】
身長はそこそこ大きく 体つきも非常に良い(下品に言うならボンキュッボン)
彼女は定期的に山を下り ふもとの親魔国で武器を売り収入を得ている
彼女の武器は購入者曰く
「軽い・安い・長持ちの3拍子そろったいい物だ!」と非常に好評らしい
カラナが近くの小川で顔を洗い どうしようまだ眠いな・・・と思ったそのとき
「あー すまん 今大丈夫かな?」
「はい?大丈夫でっ!!?」
振り向いて声の主を見た瞬間彼女は一気に眠気が吹っ飛んだ
その声の持ち主は自分より頭1つ・・・いや2つ分体が大きい大男だったのだ
しかも背中にはその大男より大きいかもしれない巨大な剣を背負っており
その巨体を更に大きく見せるような鎧を身に着けていたのだ
しかし その顔は意外にも若く赤い髪が光を浴びて綺麗に輝いている
そんな今まで見た事の無い大男が先に動き始めた
「大丈夫だよ 俺こんな見た目だから驚くだろうけど ただ依頼をしに来ただけだから」
「・・・あっ あぁ!依頼ですね 依頼なら家の中で聞きますのでどうぞ」
「へぃ 失礼します」
大男は二つの意味で頭を下げカラナの家へ入った(礼儀として と 扉に頭をぶつけないように)
「えーと・・・まずは自己紹介をお願いします」
「あぁはいはい 俺の名は【アルフレッド】だ 【フレッド】でいいよ」
「はいわかりました 私の名前は【カラナ】です それでフレッドさんどのような依頼でしょうか?」
「俺の剣を強化して欲しいんだ 材料はこっちが用意してある鉱石でして欲しい」
「・・・どのようにですか? まさかもっと大きくして欲しいとかですか?」
「大正解でございますカラナ様」パチパチパチ
「(こんな人初めてだわ・・・しかも既に大きい剣を更に大きく・・・)
わかりました ただ鉱石代を除いても結構な値段になりますが?」
フレッドが一緒に持ってきた鞄を渡した 中には大量のお金がギッシリ入っていた
「これでどうかな?」
「 」
「ありゃ?もしかして足りんかった?」
「いえ!足ります!むしろ多いくらいです!(この半分位で十分なくらいだよ!!)」
「んじゃあそれ全部渡すから強化お願いね」
「は・・・はいわかりました でも問題が一つあるんです」
「もしかして剣が重すぎるから俺に手伝って欲しいとか?それなら手伝えるよ」
「・・・慣れてますね その通りです 部屋は余ってる部屋があるのでそこを使ってください」
「マジで?ありがとう んじゃしばらくの間よろしくね」
「はい よろしくお願いしますね」
こうして二人の一時的な共同生活が始まった(ちなみにもう半分のお金は食費などに使った)
最初はぎこちない空気が続いたが その空気は10日もすれば完全に無くなっていた
また 途中で一度10人で組まれた名の無い山賊グループに襲われたが
フレッドが素手で難なく一方的に撃退した
それからだ カラナのフレッドに対する気持ちが変わっていったのは
〜更に日が過ぎて 依頼してからおよそ一ヶ月〜
「大分出来てきたな いやぁ本当にありがとうな」
「これも仕事だから・・・でもゴメンね 私の実力ではこの剣に刃をつけることができなくて」
「いやいや大丈夫だって!!これで刃なんかついてたらヤバイ事になるから!!」
「確かに・・・重くて大きくて切れ味がよかったらどうしようも無いわね」
「でしょ あと肩に乗せることもできないじゃん 重みで切れちゃうじゃん」
「それは大変ね あ 重さの再確認するから一回外で試し振りしてきてくれない?」
「あいよー んじゃいってきまーす」 ガチャ バタン
(・・・あの剣が出来上がったらフレッドは帰っちゃうのよね・・・いやだな
でも私はサイクロプス フレッドにはもっといい妻ができるはず・・・この恋は諦めよう うん)ポロッ
「・・・あれ?何で私泣いているんだろう?アハハ・・・」ポロポロ
〜そして遂に剣が完成した〜
「んじゃこれで依頼は終わったな 今までありがとうな カラナ」
「うん 私もいい経験をしたわ 多分もう二度としないだろうけどね」
「うっせ あーみんな大剣に目覚めてくれたらいいのになーチクショウ」
「・・・じゃあね」
「おう 元気でな」
カラナはフレッドの大きな背中が見えなくなるまでずっと見送っていた
その目に涙を浮かばせながら
(・・・本当にありがとう フレッド そして さようなら)
「久しぶりだなぁ小娘?」
「っ!!!キャーーーーーーーーー!!」
「!? 今のはカラナの声か? なんか嫌な予感しかしねぇ!!」ガシャガシャガシャッ
フレッドはその重装備から予想できない程のスピードで走り始めた
「!フレッド!!逃げて!!」
「おっ!やっぱりデカイのもいたか いいねぇいいねぇ!」
「お前ら・・・あの時の山賊か!!!」
「ハッハッハ!てめぇに仕返しする為にわざわざ来てやったんだ!!
人数を100人に増やしてなぁ!!!!」
その瞬間周りに山賊達が現れた 本当に100人 いや100人以上はいるかもしれない
全員が男で しかも顔が凶悪だ 持っている武器も最近奪った物らしい どれも新品のようだ
「野郎共!!死なない程度に痛めつけてやれ!!」
「「「「「「「「「「おう!!」」」」」」」」」」
「・・・丁度いい カラナと一緒に育てたこの剣の強さを確かめてみるか」
「何ボーッとしてんだデカブツゥ!!」 「てめぇを殴って殴って殴りまくる!!」
「あの時の恨み晴らしてやるぜ!!」 「ヤロォオブクラッシャァァァァ!!!」
「さぁ殺しあおうよハァ!!」 「とりあえず死刑!!」
「ボッコボコにしてやんよ!!」 「ダイスンスーン」
「イケメンは死すべき!!」「なんとなくムカツクから死ね!!」
「せーのっ おらぁ!!!!!」 ブンッ
「いでぇ!?」 「ウグワァ!!」
「グハッ!!」 「ウワァァァァ」
「ショウガイィ・・・」 「ウボァー!」
「ホゲェェ!!」 「キ・・・キコウ」
「グフッ!!」「ドムッ!!」
「・・・は・・・ハァ!!!?嘘だろ!?たった一振りで10人吹っ飛びやがった!!!」
「見せてやるよ・・・大剣の力を! 恐怖を教えてやる!
勝ち目なんてねぇよ あるのは絶望だけだ!!!」
「おっお前らぁ!行けよ!いかねぇと報酬渡さねぇぞお!!」
「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」」」」」」」」
しかしフレッドの言うとおり 勝ち目は全く無かった
フレッドが大剣を一振りすれば最低でも3人は吹っ飛び
剣をかわしても攻撃は彼の強固な鎧のせいで全く通らず
すぐに次の一振りで吹っ飛ばされて
吹っ飛ばされた山賊のほとんどはその一振りで骨が折れて動けなくなり
動ける者のほとんどは恐怖で逃げてしまった 動けない者は震えながら恐怖に脅えている
戦闘が始まりおよそ5分 その場で立っているのはフレッドとカラナと山賊長だけだった
「ねぇねぇどんな気持ち?必死で集めた手下が5分で全滅したけどどんな気持ち?」
「ふっふざけるなよデカブツ! そっそこから動いてみろぉ!!この女を殺すぞぉ!!」ガクガク
「お願い動かないでフレッド!この男ルーンを彫っているからすごい怪力よ!」
「ハッハッハァ!そうだよ!ルーンのおかげで俺はお前以上に力があるんだよぉ!だから動くなぁ!」ブルブル
「ムーン・・・よしっならば」ガチャガチャ
「な・・・何をする気だ?言っとくが俺はルーンで力だけじゃなく頑丈さも上がっているんだz」
「必殺篭手投げぇ!!!」グォン! バゴォッ!「グェ!!!」ドサッ
説明しよう!篭手投げとは!
単純にアルフレッドが装備している防具の篭手を投げる技である!
しかし彼の防具は大剣同様非常に大きく重たい為その威力はバカにできないのだ!
ちなみに篭手投げを食らった者は大抵その衝撃によって気絶してしまう!
あぁなんて恐ろしい!
「カラナ!大丈夫か!怪我とかは無いか!!」
「う・・・うん大丈夫 でも・・・」
「でも?」
「怖かった・・・グスン」ポロポロ
「あぁ泣くなよ ほら 俺の胸で泣いてもいいぞ? どうだ?」
「!! 本当にいいの?」ポロポロ
「あぁ しっかり抱きしめてやるから てかぶっちゃけるとお前に惚れました 結婚を前提n」
「えっ・・・ええええ!!今このタイミングで言っちゃうの!? もっと雰囲気とか考えt」
「うるせー!恥ずかしいんだよ言わせるな!!!」
ギャーギャー コソコソッ
「いっ・・・今のうちに逃げないと・・・あの男はまずい・・・危なすぎrグハァ!!!」 チーン
「逃がすわけないだろうがボケェ」
「・・・アハハハハッ!」
「ん?どうしたいきなり笑い出して」
「いや アハハッやっぱフレッドと居ると楽しいなーって ハハッ」
「奇遇だな 俺もカラナと居るとめっちゃ楽しいんだよ で 質問の答えは?」
「あー 最後まで言ってなかったからもう一回お願いね」
「はぁ?最後まで言えなかったのはお前が途中で割って入ってきt」
「いいから!!もう一回お願いします!!」カオマッカ
「はぁ・・・ スゥー ハァー カラナ!」
「はっはい!」
「大好きだ!俺と結婚を前提に付き合ってくれ!!」
「! はいっ!よろこんで!」
その後
二人は本格的な同棲を始め やがて親魔国家へ引越し
そこで小さな鍛冶屋を始め 子供が生まれ 鍛冶屋は大きく成長する
その鍛冶屋の特徴を聞くとほとんどの者がこう返すようだ
「大きな目の奥さんと大きな体の旦那さんが開いてる鍛冶屋だよ」 と
「・・・今日もいい天気 太陽の日差しが心地良いい
風も気持ちいいし素晴らしい日 でもそろそろ作りはじめないと・・・」
そう独り言を呟くサイクロプスの少女の名は【カラナ】
身長はそこそこ大きく 体つきも非常に良い(下品に言うならボンキュッボン)
彼女は定期的に山を下り ふもとの親魔国で武器を売り収入を得ている
彼女の武器は購入者曰く
「軽い・安い・長持ちの3拍子そろったいい物だ!」と非常に好評らしい
カラナが近くの小川で顔を洗い どうしようまだ眠いな・・・と思ったそのとき
「あー すまん 今大丈夫かな?」
「はい?大丈夫でっ!!?」
振り向いて声の主を見た瞬間彼女は一気に眠気が吹っ飛んだ
その声の持ち主は自分より頭1つ・・・いや2つ分体が大きい大男だったのだ
しかも背中にはその大男より大きいかもしれない巨大な剣を背負っており
その巨体を更に大きく見せるような鎧を身に着けていたのだ
しかし その顔は意外にも若く赤い髪が光を浴びて綺麗に輝いている
そんな今まで見た事の無い大男が先に動き始めた
「大丈夫だよ 俺こんな見た目だから驚くだろうけど ただ依頼をしに来ただけだから」
「・・・あっ あぁ!依頼ですね 依頼なら家の中で聞きますのでどうぞ」
「へぃ 失礼します」
大男は二つの意味で頭を下げカラナの家へ入った(礼儀として と 扉に頭をぶつけないように)
「えーと・・・まずは自己紹介をお願いします」
「あぁはいはい 俺の名は【アルフレッド】だ 【フレッド】でいいよ」
「はいわかりました 私の名前は【カラナ】です それでフレッドさんどのような依頼でしょうか?」
「俺の剣を強化して欲しいんだ 材料はこっちが用意してある鉱石でして欲しい」
「・・・どのようにですか? まさかもっと大きくして欲しいとかですか?」
「大正解でございますカラナ様」パチパチパチ
「(こんな人初めてだわ・・・しかも既に大きい剣を更に大きく・・・)
わかりました ただ鉱石代を除いても結構な値段になりますが?」
フレッドが一緒に持ってきた鞄を渡した 中には大量のお金がギッシリ入っていた
「これでどうかな?」
「 」
「ありゃ?もしかして足りんかった?」
「いえ!足ります!むしろ多いくらいです!(この半分位で十分なくらいだよ!!)」
「んじゃあそれ全部渡すから強化お願いね」
「は・・・はいわかりました でも問題が一つあるんです」
「もしかして剣が重すぎるから俺に手伝って欲しいとか?それなら手伝えるよ」
「・・・慣れてますね その通りです 部屋は余ってる部屋があるのでそこを使ってください」
「マジで?ありがとう んじゃしばらくの間よろしくね」
「はい よろしくお願いしますね」
こうして二人の一時的な共同生活が始まった(ちなみにもう半分のお金は食費などに使った)
最初はぎこちない空気が続いたが その空気は10日もすれば完全に無くなっていた
また 途中で一度10人で組まれた名の無い山賊グループに襲われたが
フレッドが素手で難なく一方的に撃退した
それからだ カラナのフレッドに対する気持ちが変わっていったのは
〜更に日が過ぎて 依頼してからおよそ一ヶ月〜
「大分出来てきたな いやぁ本当にありがとうな」
「これも仕事だから・・・でもゴメンね 私の実力ではこの剣に刃をつけることができなくて」
「いやいや大丈夫だって!!これで刃なんかついてたらヤバイ事になるから!!」
「確かに・・・重くて大きくて切れ味がよかったらどうしようも無いわね」
「でしょ あと肩に乗せることもできないじゃん 重みで切れちゃうじゃん」
「それは大変ね あ 重さの再確認するから一回外で試し振りしてきてくれない?」
「あいよー んじゃいってきまーす」 ガチャ バタン
(・・・あの剣が出来上がったらフレッドは帰っちゃうのよね・・・いやだな
でも私はサイクロプス フレッドにはもっといい妻ができるはず・・・この恋は諦めよう うん)ポロッ
「・・・あれ?何で私泣いているんだろう?アハハ・・・」ポロポロ
〜そして遂に剣が完成した〜
「んじゃこれで依頼は終わったな 今までありがとうな カラナ」
「うん 私もいい経験をしたわ 多分もう二度としないだろうけどね」
「うっせ あーみんな大剣に目覚めてくれたらいいのになーチクショウ」
「・・・じゃあね」
「おう 元気でな」
カラナはフレッドの大きな背中が見えなくなるまでずっと見送っていた
その目に涙を浮かばせながら
(・・・本当にありがとう フレッド そして さようなら)
「久しぶりだなぁ小娘?」
「っ!!!キャーーーーーーーーー!!」
「!? 今のはカラナの声か? なんか嫌な予感しかしねぇ!!」ガシャガシャガシャッ
フレッドはその重装備から予想できない程のスピードで走り始めた
「!フレッド!!逃げて!!」
「おっ!やっぱりデカイのもいたか いいねぇいいねぇ!」
「お前ら・・・あの時の山賊か!!!」
「ハッハッハ!てめぇに仕返しする為にわざわざ来てやったんだ!!
人数を100人に増やしてなぁ!!!!」
その瞬間周りに山賊達が現れた 本当に100人 いや100人以上はいるかもしれない
全員が男で しかも顔が凶悪だ 持っている武器も最近奪った物らしい どれも新品のようだ
「野郎共!!死なない程度に痛めつけてやれ!!」
「「「「「「「「「「おう!!」」」」」」」」」」
「・・・丁度いい カラナと一緒に育てたこの剣の強さを確かめてみるか」
「何ボーッとしてんだデカブツゥ!!」 「てめぇを殴って殴って殴りまくる!!」
「あの時の恨み晴らしてやるぜ!!」 「ヤロォオブクラッシャァァァァ!!!」
「さぁ殺しあおうよハァ!!」 「とりあえず死刑!!」
「ボッコボコにしてやんよ!!」 「ダイスンスーン」
「イケメンは死すべき!!」「なんとなくムカツクから死ね!!」
「せーのっ おらぁ!!!!!」 ブンッ
「いでぇ!?」 「ウグワァ!!」
「グハッ!!」 「ウワァァァァ」
「ショウガイィ・・・」 「ウボァー!」
「ホゲェェ!!」 「キ・・・キコウ」
「グフッ!!」「ドムッ!!」
「・・・は・・・ハァ!!!?嘘だろ!?たった一振りで10人吹っ飛びやがった!!!」
「見せてやるよ・・・大剣の力を! 恐怖を教えてやる!
勝ち目なんてねぇよ あるのは絶望だけだ!!!」
「おっお前らぁ!行けよ!いかねぇと報酬渡さねぇぞお!!」
「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」」」」」」」」
しかしフレッドの言うとおり 勝ち目は全く無かった
フレッドが大剣を一振りすれば最低でも3人は吹っ飛び
剣をかわしても攻撃は彼の強固な鎧のせいで全く通らず
すぐに次の一振りで吹っ飛ばされて
吹っ飛ばされた山賊のほとんどはその一振りで骨が折れて動けなくなり
動ける者のほとんどは恐怖で逃げてしまった 動けない者は震えながら恐怖に脅えている
戦闘が始まりおよそ5分 その場で立っているのはフレッドとカラナと山賊長だけだった
「ねぇねぇどんな気持ち?必死で集めた手下が5分で全滅したけどどんな気持ち?」
「ふっふざけるなよデカブツ! そっそこから動いてみろぉ!!この女を殺すぞぉ!!」ガクガク
「お願い動かないでフレッド!この男ルーンを彫っているからすごい怪力よ!」
「ハッハッハァ!そうだよ!ルーンのおかげで俺はお前以上に力があるんだよぉ!だから動くなぁ!」ブルブル
「ムーン・・・よしっならば」ガチャガチャ
「な・・・何をする気だ?言っとくが俺はルーンで力だけじゃなく頑丈さも上がっているんだz」
「必殺篭手投げぇ!!!」グォン! バゴォッ!「グェ!!!」ドサッ
説明しよう!篭手投げとは!
単純にアルフレッドが装備している防具の篭手を投げる技である!
しかし彼の防具は大剣同様非常に大きく重たい為その威力はバカにできないのだ!
ちなみに篭手投げを食らった者は大抵その衝撃によって気絶してしまう!
あぁなんて恐ろしい!
「カラナ!大丈夫か!怪我とかは無いか!!」
「う・・・うん大丈夫 でも・・・」
「でも?」
「怖かった・・・グスン」ポロポロ
「あぁ泣くなよ ほら 俺の胸で泣いてもいいぞ? どうだ?」
「!! 本当にいいの?」ポロポロ
「あぁ しっかり抱きしめてやるから てかぶっちゃけるとお前に惚れました 結婚を前提n」
「えっ・・・ええええ!!今このタイミングで言っちゃうの!? もっと雰囲気とか考えt」
「うるせー!恥ずかしいんだよ言わせるな!!!」
ギャーギャー コソコソッ
「いっ・・・今のうちに逃げないと・・・あの男はまずい・・・危なすぎrグハァ!!!」 チーン
「逃がすわけないだろうがボケェ」
「・・・アハハハハッ!」
「ん?どうしたいきなり笑い出して」
「いや アハハッやっぱフレッドと居ると楽しいなーって ハハッ」
「奇遇だな 俺もカラナと居るとめっちゃ楽しいんだよ で 質問の答えは?」
「あー 最後まで言ってなかったからもう一回お願いね」
「はぁ?最後まで言えなかったのはお前が途中で割って入ってきt」
「いいから!!もう一回お願いします!!」カオマッカ
「はぁ・・・ スゥー ハァー カラナ!」
「はっはい!」
「大好きだ!俺と結婚を前提に付き合ってくれ!!」
「! はいっ!よろこんで!」
その後
二人は本格的な同棲を始め やがて親魔国家へ引越し
そこで小さな鍛冶屋を始め 子供が生まれ 鍛冶屋は大きく成長する
その鍛冶屋の特徴を聞くとほとんどの者がこう返すようだ
「大きな目の奥さんと大きな体の旦那さんが開いてる鍛冶屋だよ」 と
13/03/18 21:02更新 / 油マン