図鑑世界童話全集「ふくろうのお話し」
これは、魔物が棲む森の近くにある、とある反魔物領の村でのお話しです。
冬のある寒い日、まだ日が昇りきっていない朝早くに農家の主人が下働きの男の子に納屋へとわらを取りに行かせたところ、いつまで経っても戻ってこない事がありました。
「あいつ、またサボっているな」
そう言って主人が納屋へと向かってみると、中で何かが動く気配がします。そっと様子を伺ってみた主人は言葉を失いました。中では男の子が服を剥ぎ取られて床に押さえつけられ、人間ほどの大きさのあるふくろうの化け物がその上にのしかかって身体を揺すっていたのです。
実は、このふくろうはオウルメイジという魔物娘でした。早朝の薄暗さに紛れて音もなく空を飛び、納屋に近づいた男の子を捕まえ、納屋の中に連れ込んでそこで子作りを始めていたのです。
「うっ」
男の子が小さく喘ぎ声を上げると、オウルメイジのおマンコの中で彼のおちんちんから精液がぴゅっ、ぴゅっと吐き出されます。それをおマンコの奥で受けたオウルメイジは嬉しそうに目を細め、熱く湿った鼻息を漏らすと、もっと出して欲しいとせがむように腰を揺すり続けました。
しかし、農家の主人にはその光景は違う物に見えました。オウルメイジの足はふわふわの羽毛で覆われているため外からは男の子との結合部が見えず、それに加えて反魔物領であるこの村の人達は魔物が人間を食い殺す存在だと信じ切っていたため、オウルメイジが男の子を抑えつけてじわじわといたぶり殺そうとしているように見えたのです。男の子の喘ぎ声も主人には苦痛の呻き声に聞こえたのでした。
農家の主人は慌てて近所の人達に助けを求めました。
「見た事もない魔物がうちの下働きを捕まえて、俺の家の納屋に居座っているんだ。早くやっつけないと、納屋から出てきたら村中が危ないかもしれないぞ」
彼の言葉に村中が大騒ぎになり、男達が鎌や斧など武器になりそうな物をかき集めて納屋の周りに集まってきました。
それから槍で魔物と戦う訓練を積んだ者たちが納屋の周囲をぐるりと取り囲み、特に腕自慢の者が納屋の中へと恐る恐る入っていきます。
彼は男の子の上で腰を動かし続けるオウルメイジへと槍を突き付けて言いました。
「おい。そこの坊主から離れろ。そしてこの村から出ていくんだ」
しかし、オウルメイジは男の子の顔をじっと見つめたまま、男にも自分へと突き付けられた槍にも気づかない様子で身体を揺すり続けます。子作りに夢中で聞こえていなかったのです。
ところが男の方はそうは考えませんでした。
(槍を突き付けられても反応もしないなんて、まさかこの程度の武器では刺されても痛くもかゆくもないというのか!?)
「は、早くしろ。俺は本気だぞ。このままだと、く、串刺しにしてやるからな」
男はオウルメイジに再び脅しの言葉をかけますが、さっきのような威勢はどこにもありませんでした。
「う、ううっ」
そうこうしている間にも、男の子は再び絶頂を迎え、オウルメイジのおマンコの中に精液を放ちます。
「くそっ」
男はオウルメイジへの恐怖に耐えきれなくなり、顔を真っ青にして納屋から飛び出しました。
それからも槍を持った別の男が納屋に入っていきましたが、結果は同じでした。納屋の外で取り囲んでいる男達の顔にも次第に困惑の色が浮かび、互いに顔を見合わせています。その時です。
「まったく。どいつもこいつも情けないな」
鉄の鎧を身に付け、腕に大きな剣を提げた男がやってきました。村一番の剣士です。
「おお。来てくれたか。どうかうちの小僧を助け出してくれ」
剣士は納屋に入っていくと、オウルメイジの身体の下で喘ぎ声を上げる男の子に優しく手を差し伸べます。
「今助けてやるからな」
しかし、交わりの快楽でぼんやりしていたオウルメイジにはその光景は違う物に見えました。大きな剣を持った男が、愛する夫に斬りかかろうとしているように。
「ダメーッ!」
オウルメイジは小屋全体が揺れるような金切り声を上げ、ばさりと翼を大きく広げて剣士を威嚇します。それを見て男の子を助けるどころか自分も食い殺されると思った剣士は、顔を真っ青にして納屋を飛び出していきました。
「おい見たか。あの鳥の魔物が声を上げた途端、顔を真っ青にして飛び出していったぞ」
「そういえば聞いたことがあるぞ。海ではセイレーンという鳥の魔物が、歌声に毒を乗せて船乗りたちに聞かせて弱らせると」
「なるほど。あの鳥の魔物の声にも同じ力があるのかもしれないのか。しかしどうする? 納屋に入ったらさっきの声を聞かされるかもしれん。だが納屋に入らなければあの魔物を倒す事も男の子を助け出す事もできんぞ」
すると、村長のおじいさんが重々しく口を開きました。
「こうなったら、精霊使いの先生に頼んで納屋ごと焼き払ってもらうしか無いかもしれんのう」
農家の主人は慌てて食い下がります。
「ちょっと待ってください。納屋もその中にある物も燃えちまったら、俺は大損です。それに、うちの小僧がまだあの中で魔物に捕まっているんですよ? 一緒に焼け死んでしまいます」
村長のおじいさんは農家の主人を一喝します。
「ここで手をこまねいている間にあの魔物が抜け出してきたら、被害は納屋1軒と子供1人では済まなくなるぞ!」
うなだれる農家の主人に、村長は優しく諭しました。
「これも村を守るためじゃ。とりあえず、金で補償できる物は村の金でなんとかしよう。それに、お前さんの所の小僧は魔物に捕まってから既にだいぶ経っておる。他に何もできない今のままではどの道魔物の胃袋に収まるのも時間の問題じゃろうて」
実際にはオウルメイジはお腹の中に死肉を詰め込むのではなく、お腹の中に新しい命を作り出そうとしているのですが、そのような事はこの場の誰も知る由はありません。
すぐに火の精霊と契約した精霊使いが呼ばれ、納屋に火がつけられました。その炎は瞬く間に燃え広がり、納屋全体を包み込んでいきます。農家の主人はそれを見ながら大声で泣き始めました。
「助けられなくてすまん。これも村のためだ。どうか許してくれ」
「それにしても変だな。今日はやけに燃え上がるのが早い気がするぞ」
精霊使いが怪訝な顔をしたその時、驚くべき事が起こりました。炎が納屋から離れて空へと飛びあがり、そこで大きな火の玉となって精霊使いに襲い掛かってきたのです。
「ぎゃーっ!」
彼は驚きの声を上げて倒れ、その服があっという間に燃えていきます。
「精霊使いの先生がやられたぞ!」
「あの方でもやっつけられないなんて! もうこの村はおしまいだ!」
村人達はすっかりパニックになり、皆散り散りに逃げていきました。そんな中、精霊使いの服を焼いた炎は、裸の女の人の形を取り始め、彼の上に馬乗りになります。彼と契約していた火の精霊が納屋の中でオウルメイジの身体から舞い散る羽毛に蓄えられた魔力を受け、イグニスという魔物娘に変化したのです。
「私、ずっと願っていた。もっとご主人様のお役に立ちたい。もっとご主人様と仲良くしたいって。これでやっと叶うんだ……」
イグニスは魔力の炎を受けてカチカチにそそり立った精霊使いのおちんちんにそっと手を添えると、出来立てほやほや熱々のおマンコでゆっくりと飲み込んでいくのでした。
「うっ……ふぅ。あれ、なんだか外の様子がおかしくない?」
ずっとオウルメイジとの交わりに夢中になっていた男の子は、ここでようやく異変に気付き、不安そうな顔をしました。すると、オウルメイジはそんな男の子の目をじっと見て優しく語り掛けます。
「大丈夫。私がずっとそばにいる。何があっても私が君を守るから」
オウルメイジの温かくてふわふわの羽毛に包まれ、その目で見つめられた男の子は、頭がぼうっとしておちんちんがオウルメイジのおマンコの中で再び硬くなってきました。
「そうだねお姉ちゃん。お姉ちゃんがいればそれでいい。お姉ちゃんがいれば何も怖くない」
それからオウルメイジは再び腰を揺らし始め、男の子の硬くなったおちんちんがおマンコに擦れていく感触を楽しみました。
翌朝、村人達が恐る恐る納屋の所に戻ってみると、魔物達も男の子も精霊使いも忽然と姿を消していました。納屋と地面に焦げ跡だけを残して。それ以降、未だに彼らの姿を見た村人はいません。
そして今ではこの村の人達に「一番恐ろしい魔物は何か」と聞くと、必ず口を揃えて「オウルメイジだ」と答えるのだそうです。
冬のある寒い日、まだ日が昇りきっていない朝早くに農家の主人が下働きの男の子に納屋へとわらを取りに行かせたところ、いつまで経っても戻ってこない事がありました。
「あいつ、またサボっているな」
そう言って主人が納屋へと向かってみると、中で何かが動く気配がします。そっと様子を伺ってみた主人は言葉を失いました。中では男の子が服を剥ぎ取られて床に押さえつけられ、人間ほどの大きさのあるふくろうの化け物がその上にのしかかって身体を揺すっていたのです。
実は、このふくろうはオウルメイジという魔物娘でした。早朝の薄暗さに紛れて音もなく空を飛び、納屋に近づいた男の子を捕まえ、納屋の中に連れ込んでそこで子作りを始めていたのです。
「うっ」
男の子が小さく喘ぎ声を上げると、オウルメイジのおマンコの中で彼のおちんちんから精液がぴゅっ、ぴゅっと吐き出されます。それをおマンコの奥で受けたオウルメイジは嬉しそうに目を細め、熱く湿った鼻息を漏らすと、もっと出して欲しいとせがむように腰を揺すり続けました。
しかし、農家の主人にはその光景は違う物に見えました。オウルメイジの足はふわふわの羽毛で覆われているため外からは男の子との結合部が見えず、それに加えて反魔物領であるこの村の人達は魔物が人間を食い殺す存在だと信じ切っていたため、オウルメイジが男の子を抑えつけてじわじわといたぶり殺そうとしているように見えたのです。男の子の喘ぎ声も主人には苦痛の呻き声に聞こえたのでした。
農家の主人は慌てて近所の人達に助けを求めました。
「見た事もない魔物がうちの下働きを捕まえて、俺の家の納屋に居座っているんだ。早くやっつけないと、納屋から出てきたら村中が危ないかもしれないぞ」
彼の言葉に村中が大騒ぎになり、男達が鎌や斧など武器になりそうな物をかき集めて納屋の周りに集まってきました。
それから槍で魔物と戦う訓練を積んだ者たちが納屋の周囲をぐるりと取り囲み、特に腕自慢の者が納屋の中へと恐る恐る入っていきます。
彼は男の子の上で腰を動かし続けるオウルメイジへと槍を突き付けて言いました。
「おい。そこの坊主から離れろ。そしてこの村から出ていくんだ」
しかし、オウルメイジは男の子の顔をじっと見つめたまま、男にも自分へと突き付けられた槍にも気づかない様子で身体を揺すり続けます。子作りに夢中で聞こえていなかったのです。
ところが男の方はそうは考えませんでした。
(槍を突き付けられても反応もしないなんて、まさかこの程度の武器では刺されても痛くもかゆくもないというのか!?)
「は、早くしろ。俺は本気だぞ。このままだと、く、串刺しにしてやるからな」
男はオウルメイジに再び脅しの言葉をかけますが、さっきのような威勢はどこにもありませんでした。
「う、ううっ」
そうこうしている間にも、男の子は再び絶頂を迎え、オウルメイジのおマンコの中に精液を放ちます。
「くそっ」
男はオウルメイジへの恐怖に耐えきれなくなり、顔を真っ青にして納屋から飛び出しました。
それからも槍を持った別の男が納屋に入っていきましたが、結果は同じでした。納屋の外で取り囲んでいる男達の顔にも次第に困惑の色が浮かび、互いに顔を見合わせています。その時です。
「まったく。どいつもこいつも情けないな」
鉄の鎧を身に付け、腕に大きな剣を提げた男がやってきました。村一番の剣士です。
「おお。来てくれたか。どうかうちの小僧を助け出してくれ」
剣士は納屋に入っていくと、オウルメイジの身体の下で喘ぎ声を上げる男の子に優しく手を差し伸べます。
「今助けてやるからな」
しかし、交わりの快楽でぼんやりしていたオウルメイジにはその光景は違う物に見えました。大きな剣を持った男が、愛する夫に斬りかかろうとしているように。
「ダメーッ!」
オウルメイジは小屋全体が揺れるような金切り声を上げ、ばさりと翼を大きく広げて剣士を威嚇します。それを見て男の子を助けるどころか自分も食い殺されると思った剣士は、顔を真っ青にして納屋を飛び出していきました。
「おい見たか。あの鳥の魔物が声を上げた途端、顔を真っ青にして飛び出していったぞ」
「そういえば聞いたことがあるぞ。海ではセイレーンという鳥の魔物が、歌声に毒を乗せて船乗りたちに聞かせて弱らせると」
「なるほど。あの鳥の魔物の声にも同じ力があるのかもしれないのか。しかしどうする? 納屋に入ったらさっきの声を聞かされるかもしれん。だが納屋に入らなければあの魔物を倒す事も男の子を助け出す事もできんぞ」
すると、村長のおじいさんが重々しく口を開きました。
「こうなったら、精霊使いの先生に頼んで納屋ごと焼き払ってもらうしか無いかもしれんのう」
農家の主人は慌てて食い下がります。
「ちょっと待ってください。納屋もその中にある物も燃えちまったら、俺は大損です。それに、うちの小僧がまだあの中で魔物に捕まっているんですよ? 一緒に焼け死んでしまいます」
村長のおじいさんは農家の主人を一喝します。
「ここで手をこまねいている間にあの魔物が抜け出してきたら、被害は納屋1軒と子供1人では済まなくなるぞ!」
うなだれる農家の主人に、村長は優しく諭しました。
「これも村を守るためじゃ。とりあえず、金で補償できる物は村の金でなんとかしよう。それに、お前さんの所の小僧は魔物に捕まってから既にだいぶ経っておる。他に何もできない今のままではどの道魔物の胃袋に収まるのも時間の問題じゃろうて」
実際にはオウルメイジはお腹の中に死肉を詰め込むのではなく、お腹の中に新しい命を作り出そうとしているのですが、そのような事はこの場の誰も知る由はありません。
すぐに火の精霊と契約した精霊使いが呼ばれ、納屋に火がつけられました。その炎は瞬く間に燃え広がり、納屋全体を包み込んでいきます。農家の主人はそれを見ながら大声で泣き始めました。
「助けられなくてすまん。これも村のためだ。どうか許してくれ」
「それにしても変だな。今日はやけに燃え上がるのが早い気がするぞ」
精霊使いが怪訝な顔をしたその時、驚くべき事が起こりました。炎が納屋から離れて空へと飛びあがり、そこで大きな火の玉となって精霊使いに襲い掛かってきたのです。
「ぎゃーっ!」
彼は驚きの声を上げて倒れ、その服があっという間に燃えていきます。
「精霊使いの先生がやられたぞ!」
「あの方でもやっつけられないなんて! もうこの村はおしまいだ!」
村人達はすっかりパニックになり、皆散り散りに逃げていきました。そんな中、精霊使いの服を焼いた炎は、裸の女の人の形を取り始め、彼の上に馬乗りになります。彼と契約していた火の精霊が納屋の中でオウルメイジの身体から舞い散る羽毛に蓄えられた魔力を受け、イグニスという魔物娘に変化したのです。
「私、ずっと願っていた。もっとご主人様のお役に立ちたい。もっとご主人様と仲良くしたいって。これでやっと叶うんだ……」
イグニスは魔力の炎を受けてカチカチにそそり立った精霊使いのおちんちんにそっと手を添えると、出来立てほやほや熱々のおマンコでゆっくりと飲み込んでいくのでした。
「うっ……ふぅ。あれ、なんだか外の様子がおかしくない?」
ずっとオウルメイジとの交わりに夢中になっていた男の子は、ここでようやく異変に気付き、不安そうな顔をしました。すると、オウルメイジはそんな男の子の目をじっと見て優しく語り掛けます。
「大丈夫。私がずっとそばにいる。何があっても私が君を守るから」
オウルメイジの温かくてふわふわの羽毛に包まれ、その目で見つめられた男の子は、頭がぼうっとしておちんちんがオウルメイジのおマンコの中で再び硬くなってきました。
「そうだねお姉ちゃん。お姉ちゃんがいればそれでいい。お姉ちゃんがいれば何も怖くない」
それからオウルメイジは再び腰を揺らし始め、男の子の硬くなったおちんちんがおマンコに擦れていく感触を楽しみました。
翌朝、村人達が恐る恐る納屋の所に戻ってみると、魔物達も男の子も精霊使いも忽然と姿を消していました。納屋と地面に焦げ跡だけを残して。それ以降、未だに彼らの姿を見た村人はいません。
そして今ではこの村の人達に「一番恐ろしい魔物は何か」と聞くと、必ず口を揃えて「オウルメイジだ」と答えるのだそうです。
18/09/19 22:25更新 / bean