ねずみのお姉ちゃんとすやすや精通えっち
目を覚ますと知らない場所にいた。
その日限りの荷物運びの仕事を終え、ボロ宿のギシギシうるさいベッドに寝たはずだったのに、今ぼくは柔らかな草の上に寝そべっていた。あったかいお日様の光が、木々の葉の隙間から何本も降りてきている。さあっと爽やかな風が木の葉を優しく揺らすなか、夢かと思ってほっぺをつねってみるけれど痛いだけで目が覚める気配はない。
「……ここどこ?」
きつい仕事で疲れた体を無理やり動かして、辺りを歩き回ってみる。ここはなんだか不思議な場所だった。森の木々はぐねぐねとねじ曲がっていたり、鮮やかなピンク色をしていたりと見たこともない者ばかりだ。それに、少し開けた場所にはお茶会でもするようなテーブルセットが置いてあったり、おっきなボールやトランプが地面に埋まっていたり……まるでおもちゃ箱をひっくり返して作ったみたいな場所だった。
その不思議さは少し怖い気もしたけど、どこか楽しげな雰囲気もあって、不安な気持ちはだんだん薄れてきた。不安が無くなると、今度は体の疲れを感じるようになって、変に丸っこい木の根元に腰をおろした。ふう、と息を吐いて目を閉じると、穏やかな風がそよそよと通り過ぎていく音に交じって小さく足音が聞こえた。
「んぅ……キミ、なにしてるのぉ?」
目を開けるとそこに立っていたのは一人の女の子だった。背丈はぼくよりも少し高く見え、長い髪は辺りの木と同じような茶色だったけれど、固い木とは違って1本1本がさらさらと風に流れて、甘いチーズみたいないい匂いがした。不思議なことは、髪の毛と同じ色のネズミみたいな耳と尻尾が生えていて、それらはどうやら飾りじゃないみたいだった。眠そうに目を擦りながら首を傾げているお姉さんの服、ピンク色のパジャマは前が大きく開いていて、ぷにぷにと柔らかそうな肌や真っ白なかぼちゃパンツまで見えていてドキッとしてしまう。
「あの、迷子になっちゃったみたいで……」
「そっかぁ……じゃあ私と一緒に行こっか〜……」
正直に答えると、ネズミのお姉さんは手にしたチーズ型枕をぎゅっと抱きしめてからふにゃりと笑みを浮かべた。差し出された手をおずおずと取って立ち上がると、お姉さんの頭についた大きな耳がぴょこぴょこと動いた。よく見るとお尻から生えた尻尾もゆらゆらと機嫌よく揺れていて、なんだか可愛いな、と思った。不意にお姉さんの顔がすっと近づいてきて、またドキッとしてしまう。
「すんすん……キミ、変わった匂いがするね……」
「ご、ごめんなさい。汗臭いですよね……」
「確かにキミの匂いは濃いけど……嫌じゃないよ〜。ただ、この国の人じゃないんだなって〜……ふぁあ……」
「この国って……ここはどこなんですが」
「ん〜……まあ、それは後で……キミ疲れてるみたいだし、私も眠いし……とりあえず私のお家に行こ〜」
お姉さんはぼくの手を引いて森の中を歩いていく。家に向かう道中、ぼくはドキドキしっぱなしだった。お姉さんと手を繋いでいるというのもあったけど、道すがら見かけた人たちが、不思議なことをしていたからだ。
木々の向こうで、男の人と紫の猫みたいな女の人が、裸で抱き合っていた。紫の尻尾が生えたお尻が男の人に撫でられて、揉まれて、むにむにと形を変える。紫猫さんは嬉しそうな声をあげて男の人にキスをして、ぺろぺろと舌を舐め合っていた。不思議なのは、男の人のおちんちんが大きく固くなっているように見えたことだ。紫猫さんはふわふわの手でおちんちんの先端をいじったり、先っぽの裏側を撫でたり、上下に擦って……更にはそのおちんちんが、紫猫さんのお股にずぷずぷと飲み込まれてしまった。裸の2人が上ずったような甘い声をあげたところで、ぼくはサッと視線を外した。
もう少し進んだところでは、芋虫みたいなお姉さんがぼくと同じくらいの男の子の……おちんちんをお口に含んでじゅるじゅると音を立てながら吸い上げていた。大きな芋虫さんに抱き上げられるような姿勢の男の子はびくびくと身体を震わせながらも必死に耐えているように見えた。やがて男の子がびくんっと大きく体を跳ねさせた後でぐったりしてしまった。お姉さんは満足げに口を離すと、男の子を腕の中に抱きかかえて、赤ちゃんをあやすように頭を撫で始めた。男の子の方も息を整えつつ幸せそうな顔になっていて、なんだかうらやましく思ってしまった。
そんな光景を見るたびに、心臓がドキドキして、頭のなかがぴりぴりして、おちんちんがむずむずした。ぼくは自分がどうしてこんなところに来てしまったのかという疑問がもやのなかに消えていくようだった。
「はい、到着しました〜」
ネズミのお姉さんの家は、絵本に出てくるような可愛らしいログハウスだった。扉を開けてくれたお姉さんに促されて中に入ると、小さな家には似合わない大きなベッドがリビングを占領していた。それ以外には、小さな棚やサイドテーブルがあるだけ。ベッドに重点を置いた家具の配置だった。
「適当に寝てていいからね〜……あ、その前にお風呂だよねぇ……ふぁ、あの扉の奥がお風呂だから、好きなように使って〜……」
「え、いいんですか?」
「もちろん……むにゃ、いいよ〜」
お姉さんは大きな欠伸をしながらぽやぽやとした口調で答えた。昨日は疲れてシャワーも浴びずに寝てしまったから、お言葉に甘えてお風呂を借りることにした。ドアを開けた先のお風呂場は、これもまた絵本の中のような色とりどりなタイルがちりばめられた不思議な内装だった。とりあえずシャワーを借りて体の汚れを落とす。
目を閉じてシャワーを浴びていると、何でここに来たのかとか、これからどうするのか──そういうことよりも、ここに来るまで見てきた人たちの事を思い出してしまう。裸で抱き合って、舌を舐め合って、おちんちんをお股に入れて、おちんちんをしゃぶって……あの人達は何をしていたんだろう。
ぼくも、してみたい──。
考えれば考えるほど頭のなかにピンク色の絵が浮かんできて、お腹の下の方がきゅんとして切なくなってきてしまう。ふぅふぅと荒く息を吐き出しながら目を開けると、いつの間にか固くなっていたおちんちんが見えた。
「…………」
無意識のうちに右手が伸びていた。紫猫のお姉さんがしていたようにおちんちんをいじってみる。先端を指先でくりくりと弄って、裏側をなぞって、根元を握って上下に擦って……。くすぐったいのに、熱くて、ほんの少し気持ちよくて、手が止められなくなる。
「んぅ、ん、ん……」
お姉さんのことを考えると、頭の中がぼうっとしてくる。でも、お腹の奥とおちんちんのむずむずが大きくなるだけで、ドキドキが収まらない。一生懸命おちんちんをこすってみても、むずむずが積み重なるばかりで頭がどうにかなってしまいそうだった。
「ふぁあ……結構たつけどだいじょぶ〜?」
「わ……っ!」
「寝ちゃってない〜? むにゃ……寝るならベッドのが気持ちいいよ〜?」
「あ、あぁ、はい!もう出ます!」
「ふぁあ……そっかぁ……じゃあ私は先にベッドに入ってるね〜……」
足音が遠ざかって聞こえなくなるころには、おちんちんはすっかりしぼんでしまった。けれどお風呂を出た後も、ぼくはドキドキしたままだった。ふかふかのタオルで体と頭をしっかり拭いて、お姉さんが置いてくれたお揃いのパジャマを着る。女の子みたいなパジャマで少し恥ずかしかったけど、せっかく用意してくれたのだから着ないわけにはいかない。そうして、ぼくはベッドしかないリビングに戻る。
「あの、シャワーありがとうございました……」
「いいよいいよ〜……ふぁあ、ほら、おいで〜……」
お姉さんは布団を持ち上げてぼくを招く。ふわりと開けられたお布団がまるでぼくを食べようと口を開いたみたいだった。不安を感じながらも、布団の奥に見えるお姉さんの体に吸い寄せられるように布団に入る。
「よい、しょ〜……」
「あっ、んむ……っ」
ばさりと布団をかぶると、お姉さんはぼくを抱き枕みたいに抱き締めた。お姉さんに包まれると、とっても暖かくて、良い匂いがして、胸がきゅうっと締め付けられる。お姉さんはそのままぼくの背中を撫でたり、尻尾を足に巻き付けてきたり、頬をすり寄せたりしてくるから、ぼくのムズムズやドキドキがもっとひどくなる。そんなぼくの様子に気が付かないまま、お姉さんはすぅすぅと寝息をたて始めてしまった。
「……っ」
心臓はドキドキしすぎてはじけてしまいそうだった。でもそれ以上におちんちんのムズムズが収まらない。お姉さんとお布団に入って、ぎゅっと体を寄せ合っていると、さっきお風呂で触っていた時よりも、おちんちんがぱんぱんになってしまっている。お姉さんにバレないように、おちんちんへこっそり手を伸ばす。ズボンの中に手を入れて、お姉さんの匂いを嗅ぎながら、両手でおちんちんを包んでゆっくりと上下させる。
「んっ……ん、くっ、うっ……♡」
お姉さんの柔らかい体に顔を擦り付けて、お姉さんの甘い香りに包まれながら、おちんちんを擦ると、頭がくらくらして何も考えられなくなる。目の前がチカチカして、おちんちんの先っぽがじんわり湿ってくるのが分かった。
「お姉さん……あっ、んん、お姉さん……!」
おちんちんのムズムズに突き動かされるまま、小さく寝息を立てているお姉さんに顔を近づける。今になって気づいたけれど、お姉さんはお人形さんみたいに可愛い。お人形と違ってほっぺも唇もつるつるつやつやしていて、さらさらとベッドに広がる髪の毛から甘い甘い女の子の匂いがする。それに、お姉さんは見ず知らずのぼくに手を差しのべてくれるくらい優しい。そんな、優しくて可愛いお姉さんと、さっき見てきたことをしたい。そんな思いがドキドキとうるさい心臓から湧き上がってきて、おちんちんがどんどん硬くなる。森で見たあれを、これを、お姉さんと──。
「ふぅっ、ふっ……ちゅっ……!」
ぼくは、寝ているお姉さんに勝手にキスをした。柔らかくて暖かい唇に触れると、全身が電気が走ったようにビクンと震えた。お姉さんが寝ていることなんて気にせずに、何度も何度もキスをして、紫猫さんがしてたみたいにぺろぺろと舌で唇を舐めてみた。お姉さんが目を覚まして怒られるかもしれないという不安よりも、もっとお姉さんに触れたいという欲求の方が強くて、止められなかった。
「ん……んぅ……?」
お姉さんがもぞもぞと動く。心臓が飛び出るかと思うほど驚いたけど、目を開けることなく、反対にお口を開けてぼくの舌を受け入れてくれた。お姉さんのお口の中で舌を入れてみると、とろとろの唾液にまみれた舌がぴちゃ、とくっついてくる。
「……んあ、ちゅむ……ちゅう……」
「ふぁっ、おねえさ、ちゅう……っ♡」
「んぅ? んむ、ちゅう、ちぅちぅ……んちゅ〜……♡」
口の中で舌を動かしてみると、お姉さんはすぐに絡め返してくれた。ぬるぬると舌をこすり合わせて、ちゅうちゅうと吸いあっていると、身体中がじんじん暑くなっていく。目を閉じて、舌のぬるぬるした感触に集中する。
「はふ、れろ……おねえさんっ、ちゅむ、おねえさん……っ♡」
「んぁ……んむ、ちゅる♡ んっんっ♡ れろれろ、れろぉ……♡」
お口から唾液があふれ、ぼくの口に流れ込んでくる。誰かの唾液を口に入れるなんて初めてだったけど、お姉さんのなら全然嫌じゃなかった。熱くてとろとろのそれをこくりと飲み込むと、喉を通っていく時にお腹の奥がぽわっと温かくなって不思議な気分に──お姉さんが大好きになっていく。
「んちゅ、れる♡ おねえひゃ……すき♡んちゅ♡ すきぃ……♡」
「んむ、んぁ……んふふ♡ もっとちゅーしよぉねぇ……♡」
お姉さんのお人形のように可愛い目は閉じられたまま。まだ寝ているようだった。寝たまま口のなかでぬるぬる動くお姉さんの舌を吸い上げ、自分の舌を擦り付けるように動かすと、頭のぴりぴりが大きくなって、ズボンの中のおちんちんが痛いくらいに硬くなる。
「はふ、ふぁ……あぁ……♡」
「んちゅ♡ ちゅるるっ♡ ふぁ……あん♡」
「お姉さん……ぼく、ぼく……っ♡」
柔らかな太股にぼくの固くなりすぎたおちんちんを押し当てた。それだけで腰が抜けそうなくらい気持ち良くて、お腹の下がきゅんきゅんとうずく。柔らかなピンクのズボンをおちんちんが押し上げ、ぬるっとした染みが先端にできていた。ちゅうちゅうと唇を吸い合うとぴりぴりがどんどん大きくなる。
「んちゅ、ちゅう♡ ん〜……ちゅっちゅ……♡」
「んむ、ぷあ……おねえさんっ、おちんちんのムズムズがすごいのっ、これ、なんとかしてぇ……♡」
「んちゅ、ちゅ〜……っぱ♡ おちん、ちん……むにゃ……♡」
寝ぼけた声で返事をしながら、ぼくの頭を撫でながら耳元で囁く。
「それじゃあ……ふぁ……お姉さんが気持ちよくしてあげよっかぁ〜……♡」
またしても起きているのかいないのかわからない状態のまま、お姉さんはかぼちゃパンツを脱いだ。パンツの下、お股のあたりからむわっ♡ と蒸れたあまずっぱいような匂いがして、おちんちんが破裂してしまいそうなくらいに固くなって……。
「うぅ……あぁ……!」
「そっちもぬぎぬぎしようね〜……♡」
お姉さんは脱ぎたてほかほかのパンツをぼくに見せつけるようにしながら、ぼくのズボンに手を伸ばした。ズボンを下ろしてパンツの中からおちんちんを取り出すと、今まで感じたことの無いくらい熱くて固くなったそれがぶるんっ、と飛び出してきた。お姉さんはおちんちんの先っぽから滲んでいる透明な汁を指先で拭うと、そのままぺろんと舐めてしまう。
「お姉さん……ぼく、ぼくもうだめ……っ! おちんちんが……!」
「いいよぉ……ふぁあ……お姉さんのここに、入れちゃおっかぁ……♡」
ぼくのおちんちんが、あまずっぱい匂いの元にぴとりと押し当てられる。お姉さんは寝ているのか寝ていないのかわからない。お姉さんが何をしようとしているのもわからない。ただひたすらどきどきとムズムズが止まらない。お姉さんはぼくの背中に手を回してぐっと抱き寄せた。柔らかくて暖かい手がくすぐったくて、お股にぴったりくっついているおちんちんがビクビク震えて──つぷ、と何かの中に先端が入った。
「ひぁっ!?」
「ふぁっ……んぅ……♡」
「お姉さん、お姉さん……っ!」
「大丈夫だよぉ……優しくするから、むにゃ……任せてぇ……♡」
お姉さんはぼくを抱き締めて、ゆっくりと身体を沈めていく。にゅるにゅるとお肉が絡みついてきて、おちんちんが溶けてしまいそうなくらい気持ち良い。お姉さんは目を閉じたまま「ん……ん……♡」と可愛らしい吐息を漏らし、ぼくの耳や頬っぺたにキスをして、優しく抱きしめてくれる。
「おねえさっ、ふぁあ……♡」
「むにゃ……ぁ……♡」
「あっ、あぁぁ……っ♡♡♡」
ずぶ、と根元までおちんちんが入り込んだ。お姉さんのお腹のなかは熱くて狭くて、とっても気持ちがよかった。その中で、バキバキに固くなったおちんちんが、ぼくの意思とは関係なくびくびくと震える。
「お姉さんの中、あったかいっ♡ お姉さんのここ、きもちいいっ♡」
「むにゃ……お姉さんのおまんこきもちぃ? ふぁ……♡」
「おまんこ……?うん……すごく気持ちいいっ、おまんこ気持ちいいよぉ♡」
「んん、むにゃ……よかったぁ……♡」
うっすらと目を開けて幸せそうに微笑んで、ぷにゅっと唇を押しつけてきた。ぼくはなぜかそれがとても嬉しくて、ちゅっと唇に吸い付きながらぎゅっと抱きついた。お姉さんの柔らかいおっぱいがぼくの胸に押し付けられてむにゅっと形を変える。
「ちゅっちゅ……♡ お姉さん、お姉さん……♡」
「ちゅー、すき……♡ お姉さんも、ちゅーするの好き……♡」
「ぼくもっ、ぼくもちゅー好き♡ 大好き……♡」
舌がぬるりと入り込んできて、くるくるぴちゃぴちゃと口の中を舐めまわす。ぼくも真似してお姉さんの口の中に舌を入れてぬるぬるしていて温かい舌を絡めていると、おなかの奥がじんわりと温かくなって幸せな気分になる。お姉さんの舌が動くたびに、お姉さんの狭いお腹の……おまんこのなかでおちんちんがにゅるにゅる擦れて頭がくらくらした。
「はっ、あぁ♡ お姉さん……なんか、ぼく……おしっこでちゃいそうっ♡」
「ちゅる……ふぁ……♡だいじょーぶ、このまま出してもいいんだよぉ……♡」
「えっ、でも、そんなの汚い……!」
「んん……お姉さんが綺麗にしてあげるから……♡ だから、いっぱいしよ……♡」
「ふぁっ、あぁっ♡」
さらにぎゅっとぼくを抱きしめて、腰を動かし始めた。最初はゆっくりだった動きがどんどん早くなっていく。ぱんっ♡ ぱちゅんっ♡と湿った音が響き渡り、お部屋に反響して、耳からも興奮してしまう。お姉さんのおまんこがきゅうっと締まって、おちんちんがぎゅっと締め付けられる。
「あぁっ♡ おねえさんっ♡ でちゃうっ♡ほんとにおしっこでちゃうからあっ♡」
「ふぁ……あぁ……♡ いいよぉ……出しちゃお……♡」
「うぅっ、ふあぁぁぁ……♡♡♡」
びくんっ、とおちんちんが大きく跳ねて、熱いものがお姉さんのお腹の中にどばっと吐き出された。おしっこよりもねばねばした感触の何かが、おちんちんからびゅるびゅると出ている。知らないものが自分の中から出ているという驚きや怖さは、頭が真っ白になるくらいの気持ちよさに塗りつぶされる。お姉さんも気持ちよさそうに息を吐き、ぴくぴくとねずみの耳を震わせてくれているのが、なんだかとっても嬉しかった。
「あぁ……ふぁ……んぅ……♡」
「あっ、ああっ♡ おしっこでちゃってるっ♡ ひぁあ♡」
「初めてなのに沢山だせてすごいね……♡ ふわ……お腹あったかぁい……♡」
「あぁ……あぁ……♡」
「気持ち良かったね……♡ むにゃ……♡」
お姉さんはぼくを抱きしめたまま、小さな子をあやすようにゆらゆらと身体を揺らす。甘やかして来るお姉さんの、甘いチーズのような匂いに包まれると、またおちんちんがぴくんと跳ねて、もっともっと気持ちよくしてほしくなる。
「お姉さん、ぼく……っ!」
「ふぁ……あぁ……♡ ちょっとだけ待ってね……今抜くからぁ……♡」
お姉さんはぼくの背中に手を伸ばして、ゆっくりと身体を持ち上げた。おちんちんがずるりと抜けると、ぼくの出したおしっこが──不思議な白いおしっこがお姉さんのお股からこぽりとあふれでる。
「はぁ……ふぁ……♡ すっごい……♡」
「ごめんなさい……!あの、どうしよう……お姉さん、これ……」
「大丈夫だよぉ……ふぁ……お姉さんが全部舐めてあげるからぁ……♡」
お姉さんは指先で白濁液に触れると、ぺろりとその液体を掬いとって口に含んだ。そのままするするとぼくのお股まで顔を移動させて、寝ぼけたような顔のままおちんちんを咥えてしまった。
「ひゃあああっ!?」
「んぅ……んちゅう……♡」
おちんちんをくわえたまま、ちゅうっと吸い上げる。口のなかが柔らかくてきつくてぬるぬるで気持ちが良くて、ぼくは思わず声をあげてしまう。
「あぁっ、だめぇ♡おしっこしたばっかなのにっ、ばっちいよぉ……っ♡」
「んん……んっ……♡」
ぼくの声を無視して、小さなお口を一生懸命動かしてぼくのものをしゃぶっている。ちゅぷちゅぷと音を立てながら舌先をおちんちんの先に絡めたり、唇を使って全体を擦ったりしているうちに、ぼくのそこはまたムズムズ、むくむくと大きくなってしまった。
「んぱっ……♡むにゃ……♡ またおっきくなった……♡」
「お姉さんっ……♡」
「うんうん、わかってるよ〜……にゃむ……♡」
また抱き合う姿勢になって、おまんこにおちんちんをにゅるっと当ててくれる。ぼくは我慢できなくて腰をぐいぐい押し付けるけど、おまんこの中に上手く入れない。
「んんっ、あれっ、あれぇっ……お姉さんっお願い……入れさせてぇ……っ」
「いい子だから落ち着いてぇ……♡ お姉さんのここ、わかるかなぁ……?ここに、おちんちん入れるんだよ……♡」
お姉さんはぼくのおちんちんを掴んで、おまんこの入り口に導いてくれた。「ぐいっておちんちん押し付けて♡」という言葉通りにお姉さんのそこにおちんちんを近づける。きつきつでぬるぬるのきもちいいおまんこの中に、おちんちんの先端がちゅくっ♡とくっついた。
「そうそう……上手だねぇ……♡」
「ふぁぁ……あぁ……♡」
「ん……ゆっくり腰を押し付けてぇ……♡」
お姉さんが優しく囁く。ぼくは言われた通り、ぐっと腰を前に押し付けるようにする。腰の動きに合わせて、にゅぷぷっ♡とおちんちんがお姉さんの中に入っていく。温かくてぬめっていて、きゅっと締まっているおまんこに包み込まれると、それだけで頭が気持ちよさと幸せでいっぱいになる。
「あっ、あっ、すごいぃっ♡」
「はぁ……ふぁ……♡ お姉さんも、気持ち良いよぉ……♡」
お姉さんの中はとても狭くてあったかくて、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる。ぼくは早く気持ちよくなりたくて、思い切り腰をお姉さんに押し付ける。お姉さんのおまんこも、ぼくの動きに応えるようにきゅうきゅう締め上げてきて、それがとても気持ちいい。
「あぁ……あぁ……♡」
「んん……んぅ……♡」
ぼくたちは身体を寄せ合って、ぴったりと密着しながらお互いの身体をぎゅうぎゅうと押し付け合った。おちんちんの気持ちよさに任せて腰を前後に振れば、お姉さんのお腹の中をぼくのおちんちんが出たり入ったりして、熱くて柔らかいお肉がおちんちんにぐちゅぐちゅこすれて気持ちいい。お姉さんも目を閉じたまま気持ちよさそうな声をあげてくれる。
「お姉さんっ♡ おまんこきもちいっ♡ おちんちんきもちいいよぉっ♡」
「ふぁっ♡ ああっ♡ おちんちんすごいっ♡ もっとずぽずぽってしてぇっ♡」
「うんっ♡ いっぱいするっ♡ おちんちんずぽずぽしてきもちいいおしっこするっ♡」
お姉さんの柔らかな体をぎゅっと抱きしめて、激しく腰を振る。ぱんぱんぱんって音が響くくらい強く打ち付けると、おちんちんとおまんこがぐちゃぐちゃになって、頭の中が真っ白になる。もう何も考えられない……ただひたすらにおちんちんの気持ちよさを求めて、勝手に腰がぱんぱんをお姉さんにぶつかっていく。
「うぅっ♡ でちゃうッ♡ またおしっこでちゃうッ♡」
「んあっ♡ はふ♡ またでちゃうんだね♡」
「お姉さんの中にっ♡ きもちいいおしっこ出ちゃうよぉっ♡」
「いいよ♡ 私の中に思いっきりだしていいよっ♡」
「ああっ♡ すきっ♡ おねえさんすきぃっ♡」
「わたしもだよ♡ だからキミの精液……むにゃ、ナカにちょうだい♡♡♡」
「おねえさんっ♡ ああっ♡ うぁああっ──ッ♡♡♡」
ビクンっ♡ と激しく腰が震えあがると同時に、お姉さんのお腹の奥深くまで入り込んだおちんちんから熱いものが噴き出した。びゅくびゅくどくどくとあふれ出ていく気持ちいいおしっこの震えに耐えるように、お姉さんの体にぎゅっと抱き着くと、ぼくの背中に回された腕にも力が入って、まるで逃さないというみたいに強く抱きしめられた。そのせいでますますおちんちんが奥に入り込んでしまって、お姉さんの匂いでいっぱいになって、さらに気持ちよくなって……しばらくの間、気持ちいいおしっこがびゅーびゅーと止まらなかった。おちんちんの先端からぴゅるりと最後のおしっこが出ると、だらりと全身から力が抜けてしまった。
「はぁっ、はぁ……おねえさん……すごく気持ちよかった……」
「…………」
「……おねえさん?」
「……すぅ」
あれ? と思って顔を覗き込むと、お姉さんは眠っていた。さっきまでも半分寝ているみたいだったけど、今度は本当に寝てしまったみたいだった。すやすやと眠るお姉さんの顔を見ていると、きもちいいおしっこ後の疲れが眠気に変わって、そのまま瞼が重くなる。おねえさんとつながったまま意識が遠くなっていく……明日起きたら、ちゃんと謝ろう。そして、また──。
そう思いながら眠りについた。
ここがどこなのか。
どうしてここに来たのか。
ここから出るにはどうしたらいいのか。
そんなことは、もう頭の中からなくなっていた。
◆
「……んぅ?」
翌朝、先に目を覚ましたのは少年がお姉さんと呼ぶ魔物──ドーマウスの方であった。獣耳をぴこぴこと動かして周囲の状況を確認すると、寝ぼけた頭がすやすやと寝息を立てる少年の存在を認識した。安心しきった寝顔を見てから、すぐに股に違和感を覚えて布団を剥いだ。
そこには、ふたりの下半身をべっとりと汚すほどの精液が溢れていた。少年は眠っている間も膣内射精を繰り返し、ドーマウスの膣内から溢れ出るほどの射精をしていたのだった。元々半分寝ているかのような彼女も、少年の動きに合わせて一晩中腰を揺さぶっていた。
「んー……と」
彼女は驚くことも焦ることもなく寝ぼけまなこをこすり、昨日見た夢のことを思い出した。今、隣で寝ている少年を導き、初めての精を膣内で受け止める良い夢だった。今目の前に広がっている光景から察するに、夢ではなかったようだ。昨夜、ぼんやりと聞こえていた「好き」「気持ちいい」という少年の上ずった声、その甘い響きと共に注がれる精の感触を思い出す。
「んんー……んふふふ……っ♡♡♡」
ネズミの魔物娘は心底嬉しそうに笑みを浮かべると精液臭い布団をかぶりなおした。そうして少年のペニスを咥え込んだままの股をぐりぐりと押し付けながら、二度目の眠りについた。二人は眠りについたまま、ゆっくりと腰を打ち付け合う。あふれ出た精液がぬちぬちと音を立て、眠りの世界に居る二人にも届く。
「うぁ……♡ ふぁあ♡ おねえさ……♡」
「んぅ、んんっ……すき、すきぃ……♡♡♡」
「ぼくも……ぼくもすき……あぁっ♡♡♡」
二人は睡魔で心地よく混濁した意識の中、再び絶頂を迎えた。
その日限りの荷物運びの仕事を終え、ボロ宿のギシギシうるさいベッドに寝たはずだったのに、今ぼくは柔らかな草の上に寝そべっていた。あったかいお日様の光が、木々の葉の隙間から何本も降りてきている。さあっと爽やかな風が木の葉を優しく揺らすなか、夢かと思ってほっぺをつねってみるけれど痛いだけで目が覚める気配はない。
「……ここどこ?」
きつい仕事で疲れた体を無理やり動かして、辺りを歩き回ってみる。ここはなんだか不思議な場所だった。森の木々はぐねぐねとねじ曲がっていたり、鮮やかなピンク色をしていたりと見たこともない者ばかりだ。それに、少し開けた場所にはお茶会でもするようなテーブルセットが置いてあったり、おっきなボールやトランプが地面に埋まっていたり……まるでおもちゃ箱をひっくり返して作ったみたいな場所だった。
その不思議さは少し怖い気もしたけど、どこか楽しげな雰囲気もあって、不安な気持ちはだんだん薄れてきた。不安が無くなると、今度は体の疲れを感じるようになって、変に丸っこい木の根元に腰をおろした。ふう、と息を吐いて目を閉じると、穏やかな風がそよそよと通り過ぎていく音に交じって小さく足音が聞こえた。
「んぅ……キミ、なにしてるのぉ?」
目を開けるとそこに立っていたのは一人の女の子だった。背丈はぼくよりも少し高く見え、長い髪は辺りの木と同じような茶色だったけれど、固い木とは違って1本1本がさらさらと風に流れて、甘いチーズみたいないい匂いがした。不思議なことは、髪の毛と同じ色のネズミみたいな耳と尻尾が生えていて、それらはどうやら飾りじゃないみたいだった。眠そうに目を擦りながら首を傾げているお姉さんの服、ピンク色のパジャマは前が大きく開いていて、ぷにぷにと柔らかそうな肌や真っ白なかぼちゃパンツまで見えていてドキッとしてしまう。
「あの、迷子になっちゃったみたいで……」
「そっかぁ……じゃあ私と一緒に行こっか〜……」
正直に答えると、ネズミのお姉さんは手にしたチーズ型枕をぎゅっと抱きしめてからふにゃりと笑みを浮かべた。差し出された手をおずおずと取って立ち上がると、お姉さんの頭についた大きな耳がぴょこぴょこと動いた。よく見るとお尻から生えた尻尾もゆらゆらと機嫌よく揺れていて、なんだか可愛いな、と思った。不意にお姉さんの顔がすっと近づいてきて、またドキッとしてしまう。
「すんすん……キミ、変わった匂いがするね……」
「ご、ごめんなさい。汗臭いですよね……」
「確かにキミの匂いは濃いけど……嫌じゃないよ〜。ただ、この国の人じゃないんだなって〜……ふぁあ……」
「この国って……ここはどこなんですが」
「ん〜……まあ、それは後で……キミ疲れてるみたいだし、私も眠いし……とりあえず私のお家に行こ〜」
お姉さんはぼくの手を引いて森の中を歩いていく。家に向かう道中、ぼくはドキドキしっぱなしだった。お姉さんと手を繋いでいるというのもあったけど、道すがら見かけた人たちが、不思議なことをしていたからだ。
木々の向こうで、男の人と紫の猫みたいな女の人が、裸で抱き合っていた。紫の尻尾が生えたお尻が男の人に撫でられて、揉まれて、むにむにと形を変える。紫猫さんは嬉しそうな声をあげて男の人にキスをして、ぺろぺろと舌を舐め合っていた。不思議なのは、男の人のおちんちんが大きく固くなっているように見えたことだ。紫猫さんはふわふわの手でおちんちんの先端をいじったり、先っぽの裏側を撫でたり、上下に擦って……更にはそのおちんちんが、紫猫さんのお股にずぷずぷと飲み込まれてしまった。裸の2人が上ずったような甘い声をあげたところで、ぼくはサッと視線を外した。
もう少し進んだところでは、芋虫みたいなお姉さんがぼくと同じくらいの男の子の……おちんちんをお口に含んでじゅるじゅると音を立てながら吸い上げていた。大きな芋虫さんに抱き上げられるような姿勢の男の子はびくびくと身体を震わせながらも必死に耐えているように見えた。やがて男の子がびくんっと大きく体を跳ねさせた後でぐったりしてしまった。お姉さんは満足げに口を離すと、男の子を腕の中に抱きかかえて、赤ちゃんをあやすように頭を撫で始めた。男の子の方も息を整えつつ幸せそうな顔になっていて、なんだかうらやましく思ってしまった。
そんな光景を見るたびに、心臓がドキドキして、頭のなかがぴりぴりして、おちんちんがむずむずした。ぼくは自分がどうしてこんなところに来てしまったのかという疑問がもやのなかに消えていくようだった。
「はい、到着しました〜」
ネズミのお姉さんの家は、絵本に出てくるような可愛らしいログハウスだった。扉を開けてくれたお姉さんに促されて中に入ると、小さな家には似合わない大きなベッドがリビングを占領していた。それ以外には、小さな棚やサイドテーブルがあるだけ。ベッドに重点を置いた家具の配置だった。
「適当に寝てていいからね〜……あ、その前にお風呂だよねぇ……ふぁ、あの扉の奥がお風呂だから、好きなように使って〜……」
「え、いいんですか?」
「もちろん……むにゃ、いいよ〜」
お姉さんは大きな欠伸をしながらぽやぽやとした口調で答えた。昨日は疲れてシャワーも浴びずに寝てしまったから、お言葉に甘えてお風呂を借りることにした。ドアを開けた先のお風呂場は、これもまた絵本の中のような色とりどりなタイルがちりばめられた不思議な内装だった。とりあえずシャワーを借りて体の汚れを落とす。
目を閉じてシャワーを浴びていると、何でここに来たのかとか、これからどうするのか──そういうことよりも、ここに来るまで見てきた人たちの事を思い出してしまう。裸で抱き合って、舌を舐め合って、おちんちんをお股に入れて、おちんちんをしゃぶって……あの人達は何をしていたんだろう。
ぼくも、してみたい──。
考えれば考えるほど頭のなかにピンク色の絵が浮かんできて、お腹の下の方がきゅんとして切なくなってきてしまう。ふぅふぅと荒く息を吐き出しながら目を開けると、いつの間にか固くなっていたおちんちんが見えた。
「…………」
無意識のうちに右手が伸びていた。紫猫のお姉さんがしていたようにおちんちんをいじってみる。先端を指先でくりくりと弄って、裏側をなぞって、根元を握って上下に擦って……。くすぐったいのに、熱くて、ほんの少し気持ちよくて、手が止められなくなる。
「んぅ、ん、ん……」
お姉さんのことを考えると、頭の中がぼうっとしてくる。でも、お腹の奥とおちんちんのむずむずが大きくなるだけで、ドキドキが収まらない。一生懸命おちんちんをこすってみても、むずむずが積み重なるばかりで頭がどうにかなってしまいそうだった。
「ふぁあ……結構たつけどだいじょぶ〜?」
「わ……っ!」
「寝ちゃってない〜? むにゃ……寝るならベッドのが気持ちいいよ〜?」
「あ、あぁ、はい!もう出ます!」
「ふぁあ……そっかぁ……じゃあ私は先にベッドに入ってるね〜……」
足音が遠ざかって聞こえなくなるころには、おちんちんはすっかりしぼんでしまった。けれどお風呂を出た後も、ぼくはドキドキしたままだった。ふかふかのタオルで体と頭をしっかり拭いて、お姉さんが置いてくれたお揃いのパジャマを着る。女の子みたいなパジャマで少し恥ずかしかったけど、せっかく用意してくれたのだから着ないわけにはいかない。そうして、ぼくはベッドしかないリビングに戻る。
「あの、シャワーありがとうございました……」
「いいよいいよ〜……ふぁあ、ほら、おいで〜……」
お姉さんは布団を持ち上げてぼくを招く。ふわりと開けられたお布団がまるでぼくを食べようと口を開いたみたいだった。不安を感じながらも、布団の奥に見えるお姉さんの体に吸い寄せられるように布団に入る。
「よい、しょ〜……」
「あっ、んむ……っ」
ばさりと布団をかぶると、お姉さんはぼくを抱き枕みたいに抱き締めた。お姉さんに包まれると、とっても暖かくて、良い匂いがして、胸がきゅうっと締め付けられる。お姉さんはそのままぼくの背中を撫でたり、尻尾を足に巻き付けてきたり、頬をすり寄せたりしてくるから、ぼくのムズムズやドキドキがもっとひどくなる。そんなぼくの様子に気が付かないまま、お姉さんはすぅすぅと寝息をたて始めてしまった。
「……っ」
心臓はドキドキしすぎてはじけてしまいそうだった。でもそれ以上におちんちんのムズムズが収まらない。お姉さんとお布団に入って、ぎゅっと体を寄せ合っていると、さっきお風呂で触っていた時よりも、おちんちんがぱんぱんになってしまっている。お姉さんにバレないように、おちんちんへこっそり手を伸ばす。ズボンの中に手を入れて、お姉さんの匂いを嗅ぎながら、両手でおちんちんを包んでゆっくりと上下させる。
「んっ……ん、くっ、うっ……♡」
お姉さんの柔らかい体に顔を擦り付けて、お姉さんの甘い香りに包まれながら、おちんちんを擦ると、頭がくらくらして何も考えられなくなる。目の前がチカチカして、おちんちんの先っぽがじんわり湿ってくるのが分かった。
「お姉さん……あっ、んん、お姉さん……!」
おちんちんのムズムズに突き動かされるまま、小さく寝息を立てているお姉さんに顔を近づける。今になって気づいたけれど、お姉さんはお人形さんみたいに可愛い。お人形と違ってほっぺも唇もつるつるつやつやしていて、さらさらとベッドに広がる髪の毛から甘い甘い女の子の匂いがする。それに、お姉さんは見ず知らずのぼくに手を差しのべてくれるくらい優しい。そんな、優しくて可愛いお姉さんと、さっき見てきたことをしたい。そんな思いがドキドキとうるさい心臓から湧き上がってきて、おちんちんがどんどん硬くなる。森で見たあれを、これを、お姉さんと──。
「ふぅっ、ふっ……ちゅっ……!」
ぼくは、寝ているお姉さんに勝手にキスをした。柔らかくて暖かい唇に触れると、全身が電気が走ったようにビクンと震えた。お姉さんが寝ていることなんて気にせずに、何度も何度もキスをして、紫猫さんがしてたみたいにぺろぺろと舌で唇を舐めてみた。お姉さんが目を覚まして怒られるかもしれないという不安よりも、もっとお姉さんに触れたいという欲求の方が強くて、止められなかった。
「ん……んぅ……?」
お姉さんがもぞもぞと動く。心臓が飛び出るかと思うほど驚いたけど、目を開けることなく、反対にお口を開けてぼくの舌を受け入れてくれた。お姉さんのお口の中で舌を入れてみると、とろとろの唾液にまみれた舌がぴちゃ、とくっついてくる。
「……んあ、ちゅむ……ちゅう……」
「ふぁっ、おねえさ、ちゅう……っ♡」
「んぅ? んむ、ちゅう、ちぅちぅ……んちゅ〜……♡」
口の中で舌を動かしてみると、お姉さんはすぐに絡め返してくれた。ぬるぬると舌をこすり合わせて、ちゅうちゅうと吸いあっていると、身体中がじんじん暑くなっていく。目を閉じて、舌のぬるぬるした感触に集中する。
「はふ、れろ……おねえさんっ、ちゅむ、おねえさん……っ♡」
「んぁ……んむ、ちゅる♡ んっんっ♡ れろれろ、れろぉ……♡」
お口から唾液があふれ、ぼくの口に流れ込んでくる。誰かの唾液を口に入れるなんて初めてだったけど、お姉さんのなら全然嫌じゃなかった。熱くてとろとろのそれをこくりと飲み込むと、喉を通っていく時にお腹の奥がぽわっと温かくなって不思議な気分に──お姉さんが大好きになっていく。
「んちゅ、れる♡ おねえひゃ……すき♡んちゅ♡ すきぃ……♡」
「んむ、んぁ……んふふ♡ もっとちゅーしよぉねぇ……♡」
お姉さんのお人形のように可愛い目は閉じられたまま。まだ寝ているようだった。寝たまま口のなかでぬるぬる動くお姉さんの舌を吸い上げ、自分の舌を擦り付けるように動かすと、頭のぴりぴりが大きくなって、ズボンの中のおちんちんが痛いくらいに硬くなる。
「はふ、ふぁ……あぁ……♡」
「んちゅ♡ ちゅるるっ♡ ふぁ……あん♡」
「お姉さん……ぼく、ぼく……っ♡」
柔らかな太股にぼくの固くなりすぎたおちんちんを押し当てた。それだけで腰が抜けそうなくらい気持ち良くて、お腹の下がきゅんきゅんとうずく。柔らかなピンクのズボンをおちんちんが押し上げ、ぬるっとした染みが先端にできていた。ちゅうちゅうと唇を吸い合うとぴりぴりがどんどん大きくなる。
「んちゅ、ちゅう♡ ん〜……ちゅっちゅ……♡」
「んむ、ぷあ……おねえさんっ、おちんちんのムズムズがすごいのっ、これ、なんとかしてぇ……♡」
「んちゅ、ちゅ〜……っぱ♡ おちん、ちん……むにゃ……♡」
寝ぼけた声で返事をしながら、ぼくの頭を撫でながら耳元で囁く。
「それじゃあ……ふぁ……お姉さんが気持ちよくしてあげよっかぁ〜……♡」
またしても起きているのかいないのかわからない状態のまま、お姉さんはかぼちゃパンツを脱いだ。パンツの下、お股のあたりからむわっ♡ と蒸れたあまずっぱいような匂いがして、おちんちんが破裂してしまいそうなくらいに固くなって……。
「うぅ……あぁ……!」
「そっちもぬぎぬぎしようね〜……♡」
お姉さんは脱ぎたてほかほかのパンツをぼくに見せつけるようにしながら、ぼくのズボンに手を伸ばした。ズボンを下ろしてパンツの中からおちんちんを取り出すと、今まで感じたことの無いくらい熱くて固くなったそれがぶるんっ、と飛び出してきた。お姉さんはおちんちんの先っぽから滲んでいる透明な汁を指先で拭うと、そのままぺろんと舐めてしまう。
「お姉さん……ぼく、ぼくもうだめ……っ! おちんちんが……!」
「いいよぉ……ふぁあ……お姉さんのここに、入れちゃおっかぁ……♡」
ぼくのおちんちんが、あまずっぱい匂いの元にぴとりと押し当てられる。お姉さんは寝ているのか寝ていないのかわからない。お姉さんが何をしようとしているのもわからない。ただひたすらどきどきとムズムズが止まらない。お姉さんはぼくの背中に手を回してぐっと抱き寄せた。柔らかくて暖かい手がくすぐったくて、お股にぴったりくっついているおちんちんがビクビク震えて──つぷ、と何かの中に先端が入った。
「ひぁっ!?」
「ふぁっ……んぅ……♡」
「お姉さん、お姉さん……っ!」
「大丈夫だよぉ……優しくするから、むにゃ……任せてぇ……♡」
お姉さんはぼくを抱き締めて、ゆっくりと身体を沈めていく。にゅるにゅるとお肉が絡みついてきて、おちんちんが溶けてしまいそうなくらい気持ち良い。お姉さんは目を閉じたまま「ん……ん……♡」と可愛らしい吐息を漏らし、ぼくの耳や頬っぺたにキスをして、優しく抱きしめてくれる。
「おねえさっ、ふぁあ……♡」
「むにゃ……ぁ……♡」
「あっ、あぁぁ……っ♡♡♡」
ずぶ、と根元までおちんちんが入り込んだ。お姉さんのお腹のなかは熱くて狭くて、とっても気持ちがよかった。その中で、バキバキに固くなったおちんちんが、ぼくの意思とは関係なくびくびくと震える。
「お姉さんの中、あったかいっ♡ お姉さんのここ、きもちいいっ♡」
「むにゃ……お姉さんのおまんこきもちぃ? ふぁ……♡」
「おまんこ……?うん……すごく気持ちいいっ、おまんこ気持ちいいよぉ♡」
「んん、むにゃ……よかったぁ……♡」
うっすらと目を開けて幸せそうに微笑んで、ぷにゅっと唇を押しつけてきた。ぼくはなぜかそれがとても嬉しくて、ちゅっと唇に吸い付きながらぎゅっと抱きついた。お姉さんの柔らかいおっぱいがぼくの胸に押し付けられてむにゅっと形を変える。
「ちゅっちゅ……♡ お姉さん、お姉さん……♡」
「ちゅー、すき……♡ お姉さんも、ちゅーするの好き……♡」
「ぼくもっ、ぼくもちゅー好き♡ 大好き……♡」
舌がぬるりと入り込んできて、くるくるぴちゃぴちゃと口の中を舐めまわす。ぼくも真似してお姉さんの口の中に舌を入れてぬるぬるしていて温かい舌を絡めていると、おなかの奥がじんわりと温かくなって幸せな気分になる。お姉さんの舌が動くたびに、お姉さんの狭いお腹の……おまんこのなかでおちんちんがにゅるにゅる擦れて頭がくらくらした。
「はっ、あぁ♡ お姉さん……なんか、ぼく……おしっこでちゃいそうっ♡」
「ちゅる……ふぁ……♡だいじょーぶ、このまま出してもいいんだよぉ……♡」
「えっ、でも、そんなの汚い……!」
「んん……お姉さんが綺麗にしてあげるから……♡ だから、いっぱいしよ……♡」
「ふぁっ、あぁっ♡」
さらにぎゅっとぼくを抱きしめて、腰を動かし始めた。最初はゆっくりだった動きがどんどん早くなっていく。ぱんっ♡ ぱちゅんっ♡と湿った音が響き渡り、お部屋に反響して、耳からも興奮してしまう。お姉さんのおまんこがきゅうっと締まって、おちんちんがぎゅっと締め付けられる。
「あぁっ♡ おねえさんっ♡ でちゃうっ♡ほんとにおしっこでちゃうからあっ♡」
「ふぁ……あぁ……♡ いいよぉ……出しちゃお……♡」
「うぅっ、ふあぁぁぁ……♡♡♡」
びくんっ、とおちんちんが大きく跳ねて、熱いものがお姉さんのお腹の中にどばっと吐き出された。おしっこよりもねばねばした感触の何かが、おちんちんからびゅるびゅると出ている。知らないものが自分の中から出ているという驚きや怖さは、頭が真っ白になるくらいの気持ちよさに塗りつぶされる。お姉さんも気持ちよさそうに息を吐き、ぴくぴくとねずみの耳を震わせてくれているのが、なんだかとっても嬉しかった。
「あぁ……ふぁ……んぅ……♡」
「あっ、ああっ♡ おしっこでちゃってるっ♡ ひぁあ♡」
「初めてなのに沢山だせてすごいね……♡ ふわ……お腹あったかぁい……♡」
「あぁ……あぁ……♡」
「気持ち良かったね……♡ むにゃ……♡」
お姉さんはぼくを抱きしめたまま、小さな子をあやすようにゆらゆらと身体を揺らす。甘やかして来るお姉さんの、甘いチーズのような匂いに包まれると、またおちんちんがぴくんと跳ねて、もっともっと気持ちよくしてほしくなる。
「お姉さん、ぼく……っ!」
「ふぁ……あぁ……♡ ちょっとだけ待ってね……今抜くからぁ……♡」
お姉さんはぼくの背中に手を伸ばして、ゆっくりと身体を持ち上げた。おちんちんがずるりと抜けると、ぼくの出したおしっこが──不思議な白いおしっこがお姉さんのお股からこぽりとあふれでる。
「はぁ……ふぁ……♡ すっごい……♡」
「ごめんなさい……!あの、どうしよう……お姉さん、これ……」
「大丈夫だよぉ……ふぁ……お姉さんが全部舐めてあげるからぁ……♡」
お姉さんは指先で白濁液に触れると、ぺろりとその液体を掬いとって口に含んだ。そのままするするとぼくのお股まで顔を移動させて、寝ぼけたような顔のままおちんちんを咥えてしまった。
「ひゃあああっ!?」
「んぅ……んちゅう……♡」
おちんちんをくわえたまま、ちゅうっと吸い上げる。口のなかが柔らかくてきつくてぬるぬるで気持ちが良くて、ぼくは思わず声をあげてしまう。
「あぁっ、だめぇ♡おしっこしたばっかなのにっ、ばっちいよぉ……っ♡」
「んん……んっ……♡」
ぼくの声を無視して、小さなお口を一生懸命動かしてぼくのものをしゃぶっている。ちゅぷちゅぷと音を立てながら舌先をおちんちんの先に絡めたり、唇を使って全体を擦ったりしているうちに、ぼくのそこはまたムズムズ、むくむくと大きくなってしまった。
「んぱっ……♡むにゃ……♡ またおっきくなった……♡」
「お姉さんっ……♡」
「うんうん、わかってるよ〜……にゃむ……♡」
また抱き合う姿勢になって、おまんこにおちんちんをにゅるっと当ててくれる。ぼくは我慢できなくて腰をぐいぐい押し付けるけど、おまんこの中に上手く入れない。
「んんっ、あれっ、あれぇっ……お姉さんっお願い……入れさせてぇ……っ」
「いい子だから落ち着いてぇ……♡ お姉さんのここ、わかるかなぁ……?ここに、おちんちん入れるんだよ……♡」
お姉さんはぼくのおちんちんを掴んで、おまんこの入り口に導いてくれた。「ぐいっておちんちん押し付けて♡」という言葉通りにお姉さんのそこにおちんちんを近づける。きつきつでぬるぬるのきもちいいおまんこの中に、おちんちんの先端がちゅくっ♡とくっついた。
「そうそう……上手だねぇ……♡」
「ふぁぁ……あぁ……♡」
「ん……ゆっくり腰を押し付けてぇ……♡」
お姉さんが優しく囁く。ぼくは言われた通り、ぐっと腰を前に押し付けるようにする。腰の動きに合わせて、にゅぷぷっ♡とおちんちんがお姉さんの中に入っていく。温かくてぬめっていて、きゅっと締まっているおまんこに包み込まれると、それだけで頭が気持ちよさと幸せでいっぱいになる。
「あっ、あっ、すごいぃっ♡」
「はぁ……ふぁ……♡ お姉さんも、気持ち良いよぉ……♡」
お姉さんの中はとても狭くてあったかくて、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる。ぼくは早く気持ちよくなりたくて、思い切り腰をお姉さんに押し付ける。お姉さんのおまんこも、ぼくの動きに応えるようにきゅうきゅう締め上げてきて、それがとても気持ちいい。
「あぁ……あぁ……♡」
「んん……んぅ……♡」
ぼくたちは身体を寄せ合って、ぴったりと密着しながらお互いの身体をぎゅうぎゅうと押し付け合った。おちんちんの気持ちよさに任せて腰を前後に振れば、お姉さんのお腹の中をぼくのおちんちんが出たり入ったりして、熱くて柔らかいお肉がおちんちんにぐちゅぐちゅこすれて気持ちいい。お姉さんも目を閉じたまま気持ちよさそうな声をあげてくれる。
「お姉さんっ♡ おまんこきもちいっ♡ おちんちんきもちいいよぉっ♡」
「ふぁっ♡ ああっ♡ おちんちんすごいっ♡ もっとずぽずぽってしてぇっ♡」
「うんっ♡ いっぱいするっ♡ おちんちんずぽずぽしてきもちいいおしっこするっ♡」
お姉さんの柔らかな体をぎゅっと抱きしめて、激しく腰を振る。ぱんぱんぱんって音が響くくらい強く打ち付けると、おちんちんとおまんこがぐちゃぐちゃになって、頭の中が真っ白になる。もう何も考えられない……ただひたすらにおちんちんの気持ちよさを求めて、勝手に腰がぱんぱんをお姉さんにぶつかっていく。
「うぅっ♡ でちゃうッ♡ またおしっこでちゃうッ♡」
「んあっ♡ はふ♡ またでちゃうんだね♡」
「お姉さんの中にっ♡ きもちいいおしっこ出ちゃうよぉっ♡」
「いいよ♡ 私の中に思いっきりだしていいよっ♡」
「ああっ♡ すきっ♡ おねえさんすきぃっ♡」
「わたしもだよ♡ だからキミの精液……むにゃ、ナカにちょうだい♡♡♡」
「おねえさんっ♡ ああっ♡ うぁああっ──ッ♡♡♡」
ビクンっ♡ と激しく腰が震えあがると同時に、お姉さんのお腹の奥深くまで入り込んだおちんちんから熱いものが噴き出した。びゅくびゅくどくどくとあふれ出ていく気持ちいいおしっこの震えに耐えるように、お姉さんの体にぎゅっと抱き着くと、ぼくの背中に回された腕にも力が入って、まるで逃さないというみたいに強く抱きしめられた。そのせいでますますおちんちんが奥に入り込んでしまって、お姉さんの匂いでいっぱいになって、さらに気持ちよくなって……しばらくの間、気持ちいいおしっこがびゅーびゅーと止まらなかった。おちんちんの先端からぴゅるりと最後のおしっこが出ると、だらりと全身から力が抜けてしまった。
「はぁっ、はぁ……おねえさん……すごく気持ちよかった……」
「…………」
「……おねえさん?」
「……すぅ」
あれ? と思って顔を覗き込むと、お姉さんは眠っていた。さっきまでも半分寝ているみたいだったけど、今度は本当に寝てしまったみたいだった。すやすやと眠るお姉さんの顔を見ていると、きもちいいおしっこ後の疲れが眠気に変わって、そのまま瞼が重くなる。おねえさんとつながったまま意識が遠くなっていく……明日起きたら、ちゃんと謝ろう。そして、また──。
そう思いながら眠りについた。
ここがどこなのか。
どうしてここに来たのか。
ここから出るにはどうしたらいいのか。
そんなことは、もう頭の中からなくなっていた。
◆
「……んぅ?」
翌朝、先に目を覚ましたのは少年がお姉さんと呼ぶ魔物──ドーマウスの方であった。獣耳をぴこぴこと動かして周囲の状況を確認すると、寝ぼけた頭がすやすやと寝息を立てる少年の存在を認識した。安心しきった寝顔を見てから、すぐに股に違和感を覚えて布団を剥いだ。
そこには、ふたりの下半身をべっとりと汚すほどの精液が溢れていた。少年は眠っている間も膣内射精を繰り返し、ドーマウスの膣内から溢れ出るほどの射精をしていたのだった。元々半分寝ているかのような彼女も、少年の動きに合わせて一晩中腰を揺さぶっていた。
「んー……と」
彼女は驚くことも焦ることもなく寝ぼけまなこをこすり、昨日見た夢のことを思い出した。今、隣で寝ている少年を導き、初めての精を膣内で受け止める良い夢だった。今目の前に広がっている光景から察するに、夢ではなかったようだ。昨夜、ぼんやりと聞こえていた「好き」「気持ちいい」という少年の上ずった声、その甘い響きと共に注がれる精の感触を思い出す。
「んんー……んふふふ……っ♡♡♡」
ネズミの魔物娘は心底嬉しそうに笑みを浮かべると精液臭い布団をかぶりなおした。そうして少年のペニスを咥え込んだままの股をぐりぐりと押し付けながら、二度目の眠りについた。二人は眠りについたまま、ゆっくりと腰を打ち付け合う。あふれ出た精液がぬちぬちと音を立て、眠りの世界に居る二人にも届く。
「うぁ……♡ ふぁあ♡ おねえさ……♡」
「んぅ、んんっ……すき、すきぃ……♡♡♡」
「ぼくも……ぼくもすき……あぁっ♡♡♡」
二人は睡魔で心地よく混濁した意識の中、再び絶頂を迎えた。
23/10/15 12:32更新 / TakoTako