生真面羊飼いくんとワーシープお姉ちゃんのねむねむえっち
「あぅ……んぅ……っ!」
「んっ♡ んっ♡ はぁ……っ♡」
簡素な柵に囲まれた小さな家屋から、艶かしい声が聞こえてくる。
ベッドの上に仰向けに寝転ぶ羊のような姿をした女が、小さく喘ぎ声をあげていた。女の体の上には、全裸の少年がうつ伏せで覆いかぶさっており、ぼんやりとまどろんでいるような顔で豊満な女体に抱き着き、ゆるゆるとした動きで腰を押し付けている。
「んっ、んぅ……はっ、はぁっ……あぅ……っ♡」
「またでちゃいそうなんだ〜♡ いいよぉ♡ 何回でも私の中に出してぇ♡」
甘い囁きに導かれるように細茎が脈動し、緩やかな腰の動きに合わせるかのようなゆっくりとした射精が行われた。色素の薄い小さな性器の先端から、とぷとぷ……っと熱い精液が漏れ出る。羊娘はそれをうっとりとした表情で受け止めた。
「よくできました〜♡ よしよし〜♡」
「あっ、あう……♡」
少年はふわふわとした羊毛の感触と、その奥にある双丘の柔さを感じながら、夢見心地のまま快楽に浸っていた。安堵と快感、睡魔が混ざったような蕩け顔をした少年は、次第に眠りの世界へ誘われていく。うとうと瞼を閉じては開けるを繰り返す彼を見つめながら、呟く。
「ボクくんおねむなんだね♡ そのまま寝ちゃっていいからね♡」
「うん……おねえさん……♡」
「お姉さんとぎゅってしながらねんねこしようね♡」
幼い耳元へ甘美な言葉を流し込むように言うと、ぎゅっと抱き寄せて柔らかな胸の中へと顔を埋めさせた。ゆっくりとしたリズムで背中を叩き始めると、すぐに穏やかな寝息が聞こえ始めた。
「すー……すー……」
「おやすみなさい♡ ねんねしてる間も、お姉さんがぬきぬきしておくからね〜♡」
羊娘は少年の腰を抑えて下腹部を密着させた。起こしてしまわぬように、膣肉だけを器用に動かして膣内の陰茎を刺激していく。徐々に硬度を取り戻してきたそれを、慈しみを込めて抱きしめるかのように、柔らかい女性器が優しく包み込んだ。眠っていて意識がないにも関わらず、少年の身体はその快感にぴくっと跳ね、それに反応するかのように膣肉の動きは速まり、より深い快楽を与え──。
「ふぅ……♡ あっ♡ んぅ……ッ♡」
「あっ♡ んんっ♡ でて、るぅ……っ♡」
再び熱を帯びた精液が子宮に注ぎ込まれ、それに合わせて羊娘も絶頂を迎えた。穏やかな寝息をたてながらもぴくぴくと体を震わせ膣内射精をする姿に、彼女は満足げにため息を漏らす。
「真面目なボクくんのむらむらは、全部お姉ちゃんが受け止めてあげるからね〜……♡」
◆
羊飼いとは、孤独な仕事である。
住みかを離れられない農民たちがより広い放牧地で羊たちを世話するために、羊飼いというものは雇い入れられる。移動放牧に出発する時こそ歓待される。だが、そこから先の仕事は1人きり。そのうえ、閉鎖的な農村の人々は、余所者である羊飼いたちを自分達の村へ定住させることはない。羊飼いたちは常にひとりぼっちで(動物たちはいるが)、誰とも心を通わせることなく過ごす時間は長い。その時間を気楽にとらえてのんびりする者もいれば、少しでも良い仕事に就こうと自己研鑽にあてる者もいる。
今、ここにいる羊飼いは後者。
歳はまだ若く、それなりに整った顔立ちは、少年特有のあどけなさを残し、淡色のくせっ毛もまた、少年らしい柔らかさを残していた。このあたりの羊飼いはのんきな顔立ちが多いのだが、彼は珍しく真面目そうな顔をしていた。
彼は、羊飼いとしての自分の役割を理解していたし、それをまっとうしようと努力してきた。しかし一方で、孤独な自分の仕事に満足してはおらず、何かもっと良い仕事に就こうと読み書きや農業、牧畜の勉強に励んでいた。
そんな彼の願いを聞き届けたかのように、ある町の集会所でひとつの話が少年の耳に入った。遠方の牧場で羊飼いを募集している。なんと、一頭の羊を世話するだけで土地付きの家を貰えるというものだった。話がうますぎると他の羊飼いは相手にしなかったが、少年はその仕事を引き受け、羊飼いとして稼いだ僅かばかりの賃金をはたいて野を越え山越えその牧場へ向かった。
少年はこの仕事に賭けていた。いつまでもふらふらと羊飼いの仕事をするよりも、小さくても土地を貰って腰を据えて勉強すべきと考えた。少年は見知らぬ土地にやってきたという不安と、これからの未来への期待を抱きながら、雇い主の家へと向かっていた。空は彼の心をそのまま写したかのように青く澄みきり、日の光も穏やかに降り注いでいる。
「やあやあ、遠路はるばるよく来てくれたね!」
雇い主の大きな家にたどり着くと、恰幅の良い男が自ら玄関先に赴き、歓迎の言葉を口にした。ふくよかな顔に喜色をたたえ、握手を求めてきたので、少年は少しだけ戸惑いながらも差し出された手を握り返した。
「うんうん、若くて頭も良さそうでいい男の子だね。早速で悪いが、君が担当する『うちの娘』を紹介するよ」
「は、はい!!」
先程の人当たりのよい態度といい、羊を『娘』と呼ぶことといい、この雇い主はよい人のようだ。少年が少し安心すると、雇い主の男が広い玄関から奥の部屋にむけて「おーい」と声をかけた。
「……え?」
出てきたのは羊ではなく1人の娘だった。もこもことした衣服やおっとりとした顔立ちで幼く見えるが、年の頃は少年より5つは上だろう。少年と同じような淡色の髪はふわふわと柔らかそうで、大きな乳房、ぷっくりとした唇。そのどれもが女性としての魅力に溢れていた。何より不思議なのは、頭から羊のようなねじれた角が生えていることだ。
「お父さ〜ん、この子が私のお相手〜?」
「ああそうだとも! どうだい? 利発そうで良い男の子だろう!」
「ほんとだねぇ〜。えへへ、じゃあ今日からよろしくね〜」
羊のような娘はそう言うと、少年の手をとってにっこりと笑った。その笑顔を見た瞬間、頬が熱くなる。これほどの美人と、いや、そもそも孤独な羊飼いは女性とふれ合うこと自体がほとんどない。
「んん? どうかしたのかね? ……え? 普通の羊の世話だと思った!? ハッハッハ!! これはすまない、とんだ勘違いをさせてしまったね。この子達は魔もの……いや、なんというか特別な女の子なんだ。羊だけど、羊じゃないというか……人間だけど羊の特徴を持った子達でね。私の妻の1人もそういう種族で、その妻と私の娘がこの子だ。ちょうど5番目の娘さ。他に牛の特徴をもった妻もいて、そっちは8人子供がいて……」
いまいち理解できなかったが、目の前にいる彼女が特殊な存在であることはわかった。羊を世話するだけの簡単な仕事、そんな話を信じてやってきたが、何かとんでもないことに足を踏み入れてしまったのではないか。しかし、有り金全てはたいてここに来た彼は、このまま帰ることはできない。
「さて、仕事というのは難しいことじゃない。健康な男子であればできる仕事さ。ともかくどうするか明日の朝にでも決めてくれればいいから……では私は『製品』の出荷手配があるので、失礼させてもらうよ。おまえはこの子をしっかりお家へご案内しなさい」
雇い主はそう言い残して、部屋から出て行った。羊娘はほんわかとした笑みをうかべて、ゆっくりと少年の手を握り、柔らかさと温かさを伝えてくる。初めての女体の柔らかさに全身が硬直して動けなくなってしまった。
「えへへ、これからよろしくね♡」
「あ、う……は、はい……っ」
「えへへ、かわい〜♡ それじゃあ私たちのお家にいこっか♡」
屋敷の外に出て屋敷の裏手に回ると広大な牧草地を見下ろすことができた。背の高い白塗りの木柵に囲まれた牧草地に、小さな家屋が点在しているのも見えた。
「あのね〜こっちの手前から数えて4つ目の家が私たちのお家だよ〜」
「あ、はい……」
まだ状況を把握しきれていない少年は羊娘に促されるままに歩を進める。石造りの階段をおりていき、爽やかな緑の匂いに包まれた牧草地を歩いていると、羊や牛のような姿をした女と、普通の人間の男が暮らしているのが目に入った。どの女も思わず視線をやってしまうほどに美人だったが、一緒にいる男の方はごく普通……中には見てくれがそれほど良くないような男もいた。だが、どの顔も笑顔で幸福に満ち満ちていた。
「さあ、ついたよ〜♡」
少年は羊娘に手を引かれて、小さな家屋の前にたどり着いた。家の脇には井戸らしきものと窯などの炊事に使うものが一式揃えられていて、中に入ってみると、少し大きめのベッドと小さなテーブル、それにいくつかの簡素な椅子があった。部屋の隅にはクローゼットがあり、その横には衣装箱もあった。部屋の奥には簡素なシャワー室もあるようだった。
最低限の暮らしをするには十分な設備だった。少年は部屋を見渡した後、改めて羊娘の顔を見た。
「じゃあ僕はここで寝泊まりすれば……?」
「うんうん、そうだよ〜」
「それで、ぼくの仕事はなんなんでしょうか」
「ん〜? えへへ♡ 今日は疲れたでしょ? だから今日はゆっくり休んで体力回復させて、明日からシよ♡」
少年は羊娘の言葉になにか含みがあるように感じたが、長旅と新しい土地に来たことの緊張で少し疲れていたので、提案を受け入れた。が、せめて荷物整理くらいはしようと、粗末な鞄から諸々の日用品と共に勉強道具を取り出す。すると羊娘は興味深そうにそれを眺め、
「わあ〜、文字の練習と計算練習かな? 勉強熱心でえらいね〜」
「いえ、そんなことないです。もっと頑張らないと……これから勉強してもいいですか?」
「ええ? でも、今日はもう遅いし、寝たら?」
「いえ、少しだけでもしないと……」
少年は簡素な机に本を開くと、黙々と勉強を始めてしまった。羊娘は困った顔をしていたが、熱心に文字を追っているのを見て、椅子を引っ張ってきて座った。しばらく時間が経って、少年はペンを置くと、羊娘は少年が勉強を終えたと思ったのか話しかけた。が、少年は首を振って否定し、新たな本を鞄から取り出した。
「ねえ、とっても疲れてるみたいだよ? 今日はお休みして明日がんばろ?」
「いえ、大丈夫ですよ。これくらい、なら、全然……」
「ほら〜今日はもうおやすみしなきゃ〜」
少年は肩を掴まれ、強引にベッドへと連れて行かれそうになった。抵抗しようとしたが、疲れからふらりと体勢を崩してしまった。意図せずして羊娘のふわふわの胸に顔を埋め、そのままベッドに押し倒すように倒れこんでしまった。「きゃっ」と小さく声があがったが、すぐに満足げに微笑んだ。顔を赤くして「すみませんっ」と言いながら起き上がろうとするが、ぎゅっと抱きしめられて。少年の赤い顔が、彼女の胸にむにゅん、と埋まる。
「む、んむぅ!?」
「えへへ♡ ボクくんったらえっちなんだ〜♡」
「ぷぁっ! ち、違いまっ……んむっ、ちょっとバランスが崩れただけでっ……!」
なんとか抜け出そうとするが、羊娘の腕の力が強くて離れられない。それだけでなく、徐々にまぶたが重くなっていく。感じたことのないほどの急激な眠気に戸惑いながらも、うとうとする心地よい眠気に思考がぼやけていく。ゆっくりと優しい手つきで頭を撫でられ、少年の意識はもやがかかったように曖昧なものになっていく。羊娘は自身の胸の谷間へ愛おしそうな視線を向けると、小さく、甘く、囁く。
「ねえ、『お仕事』なんだけど、いまからシちゃおっか♡」
「ふぁ……ふぇ……?」
眠りの世界と現世の狭間で聞こえた問いに顔をあげると、そこにあった今まで見たこともないような淫靡で美しい女の顔に、思わず息を飲む。そして、少年は気がついた。先程までただ優しかった羊娘の瞳の奥に、情欲の色が宿っていることに。
ぐい、と引き寄せられ、その顔と瞳が視界いっぱいになった瞬間、柔い感触が唇に触れた。それが彼女の口づけだと理解するのに時間はかからなかった。驚きで思わず開いた口に、熱い唾液を纏った舌が侵入してくる。ぬるり、ぬるぅ……と、ぬめった舌が少年の口腔内を動き回り、歯列をなぞるように舐め回され、上顎を先っぽでちろちろとくすぐられる。
「ん、ちゅ♡ れる、ちゅぅ♡ れるれろ♡ んちゅ♡」
「ん、ふあっ、んちゅ、んぅ……っ」
まどろみの中にいる少年は抵抗することができない。ひたすら深い口づけの快感で脳を溶かされ、ゆったりねっとりと口内を動き回る舌、その感触に身を震わせる。小さな口内を舐られながら服を脱がされる。肌着を脱がし終わって残りの下着に手をやると、その下の性器が興奮で大きく膨らんでいるのを確認し、嬉しそうに目が細まる。少年の頭を優しく抑え込みながらゆっくりと口内を犯しつつ、張りつめた性器を下着の上からなぞる。ぴくん、ぴくんと細い体が震え、指先が先端にたどり着いたとき、びくんと大きく体が跳ねた。
「んちゅ♡ はむ♡ おちんちんのさきっぽ♡ もうぬるぬるだぁ♡」
「ふぁ♡ あぅう……んむぅ……♡」
先端部分からはぬるついた先走りがあふれ出て、下着を濡らしていた。それを下着の上から指先で塗り広げるようにしながら、ゆっくりゆっくり刺激を与え続ける。ぬるついた指先がくるり、とひと回りするたびに少年は腰をびくんと震わせる。
「ふふ、かわいい♡ もっと気持ちよくしてあげるね♡」
「んぁ……ふぅ……っ♡」
羊毛の効果で強制的に眠気を引き起こされる少年は抵抗することもできず、されるがままになっていた。羊娘は寝ころんだ体勢のまま足を上げさせ、器用にパンツを取り払う。既に限界近くまで勃起した陰茎が飛び出し、先端から溢れる透明な粘液が周囲に飛び散る。
「わ、すごいおっきぃ♡ ボクくんのおちんちん♡ こんなになってる〜♡」
そう言う羊娘の割れ目からも、既にぬるついた熱い愛液がとめどなくあふれ出し、少年の亀頭に絡みつく。
「はぁ、はぁ……うぁ、ふぁ……♡」
「えへへ、じゃあそろそろ挿れてあげよっか♡」
「んぅ、ふぇ……なん、で……?」
「なんでって、それがボクくんのお仕事だからだよ♡」
羊娘は少年の腰を掴むと、自らの秘裂に少年の肉棒をあてがい、ゆっくりと挿入を始めた。ずぷ……♡ と小さな水音を立てて亀頭が膣内に飲み込まれていき、「んぅっ♡」小さな喘ぎ声が同時に響く。そのまま根元までぬるぬると飲み込むと彼女は満足げに微笑み、頬を撫でた。
「んんっ♡ ボクくんの童貞♡ もら〜い♡」
「んぁ……ぁ、ああ……っ♡♡♡」
「んっ♡ どう? 初めて女の子の中に入った感想は♡」
「ぁ、ふぁ、きもち、いい……♡」
「んふふ〜♡ よかったねぇ♡ ボクくんの初体験♡ お姉さんがもらっちゃった♡」
「んぅ、んっ、んっ♡」
ゆっくりと抽送が始まると、結合部からはくちくちと卑猥な水音が響き、艶っぽい声が漏れ出る。少年は初めての性交による快感と強制的に与えられる眠気のせいで抵抗することもできず、ただひたすらに甘い快楽に身を任せることしかできない。普段の真面目そうな顔立ちは無残にも快感にとろけ、幼児が甘えるように抱きつき、胸に顔を埋めて快感に悶えた。豊満で柔らかな胸は少年の顔を包み込み、その快感と眠気をさらに高めていく。
「ふぁ、あぅ……♡」
「おっぱいもみもみも上手だね♡ そんなに好き?」
「ん、すき、です♡ あったかくて、ふわふわ……すき……♡」
「かわいいなあ〜♡ それならお望み通り、いっぱい可愛がってあげるからね〜♡」
羊娘は幼子をあやすように撫でながら、ゆっくりゆっくりと腰を動かし、少年の陰茎を優しく刺激し続ける。細い腰を片手で抱きしめるようにして押し付けさせ、くちゅり、くちゅん……と、穏やかな快感を蓄積させていく。
「んぁ、あっ♡ はぁ、ん、んぅ……♡」
「んっ♡ んっ♡ んっ♡ ふふ、おちんちんビクビクしてきたね♡ イキそうなのかな♡」
「んっ、んっ、んっ♡ んぅ、ふぁ、あっ♡」
「ほら、我慢しないでぴゅっぴゅーして〜♡ 大丈夫、ボクくんの白いお漏らしはぜんぶお姉さんが受け止めてあげるから〜♡ 安心してぴゅっぴゅしようね〜♡」
甘く淫靡な言葉に、小さな性器がぴくぴくと震えた。限界が近い──華奢な少年の体はさらにぎゅっと抱き寄せられ、膣内はぐにゅっと締まった。降りてきた子宮口が膣内の小さな性器に吸い付き、ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡ と精子をねだる。
「ふぁ、んぅ……! でちゃうぅ……♡」
「いいよ♡ 出して♡ わたしの中にお漏らしして♡」
「ふぁ、あ、うぅ……♡」
優しい囁きと同時に、少年は絶頂を迎えた。びくんと大きく体を震わせ、肉付きのいい腰を強く掴みながら、幼い性器はとぷとぷと精液を吐き出した。羊娘は膣内で脈打つ肉棒を優しく締め付け、漏れでる精液が止まるまでじっとしていた。
「んぅ、ふぁ、ん……♡」
「んっ♡ ぴゅるぴゅる出てる♡ ボクくんの赤ちゃんのもと♡ お姉さんのここが全部飲み込んでるんだよ〜♡」
「ふぁ、はぁ、ん……♡」
膣内に感じる熱い感覚にうっとりとしながら、くせっ毛頭をさわさわと撫で続けた。優しいその手つきに、射精の余韻が緩やかに引き延ばされ、心地よい倦怠感に包まれる。びゅるり、と尿道から最後の精液が出終わると同時に少年は深い眠りに落ちていった。
「ボクくん寝ちゃった? かーわいいなぁもう♡」
額に軽くキスをすると、それを合図にしたかのように少年はまたゆっくりと腰を動かし始めた。
「んふふ♡ 寝ながら腰振ってる〜♡ ねむねむしながらセックスしようね〜♡」
胸の中で穏やかな寝息を立てているその表情は、幸せそのもので、彼女へ腰をゆっくりと押し付ける度に、その唇からは小さく甘い声がこぼれていた。
「んっ♡ んっ♡ ボクくんのおちんちん気持ちいいよ……ふぁ……お姉さんも寝ちゃうけど、んっ♡ 好きなときに……おねしょ射精♡ していいからね……♡」
羊娘は挿入したまま少年を抱き枕のように抱きしめて目を閉じた。
「ふぁ……ボクくんの匂い……♡ すーはー……♡」
「んっ、んっ……ふぁ……♡」
「ふぁ……♡ ボクくん……だいすき……♡」
羊娘は夢見心地のまま、甘い吐息とともに呟いた。
「おやすみなさい……ボクくん♡」
「んっ、んっ、んっ……♡ はぁ、んぅ……♡」
羊娘はもう一度精が漏れ出ると同時に眠りについた。
◆
「おはようございます……」
「おはよ〜ボクくん♡ 昨日はよく眠れた?」
翌朝、羊娘の胸の中で目覚めた少年は恥ずかしそうに挨拶をした。ほんのりと汗ばんだ胸元から顔を上げて目を合わせると、昨晩の記憶がよみがえり、少年の顔はみるみる赤く染まっていった。恥ずかしさから少年が身じろぎするとペニスが引き抜かれ、「んっ♡」と艶めかしい声があがり、ぶぴゅっ♡ と白濁が膣内から溢れだす淫靡な音が耳に入って顔の熱は熱いくらいに上昇する。
「お顔真っ赤〜、えっちなこと思い出してる〜?」
「そ、そんなことないです!」
「ホントかな〜? お姉さんにはわかっちゃうんだからね〜♡」
「うぅ……」
「んふふ〜♡ いいんだよ♡ ボクくんのお仕事は私とえっちすることだから♡」
羊娘はにっこりと微笑んで、少年を抱きかかえるようにして起き上がった。真っ赤な顔をいとおしそうに見つめ、目を閉じて優しく口づけをする。ついばむような浅い、けれども愛情のこもった口づけが交わされる。柔らかな身体に包み込まれ、くせのある髪を優しく撫でられると、羞恥が幸福感と充足感に変わっていく。やがて名残惜しげに口を離れ──。
「ボクくん昨日はゆっくり寝られたかな?」
「あ……はい、ぐっすり眠れました……」
「よかったぁ♡ ボクくんすっごく疲れてそうだったから」
少年は言われてはっとした。いい仕事につきたい、もっといい生活をしたいとがむしゃらに勉学に取り組み始めてから、ここまでぐっすりと眠ったことがなかった、そう気が付いたからだ。いつも何かに焦っていて、どこか不安で。勉強をすればするほど自分の行く先が見えなくなる気さえしていた。それが今朝は心が安らぎ、満たされている。
「これからお姉さんボクくんのことずっと見てるからね。ボクくんが頑張ってるの、ちゃんと見てるからね」
「……ありがとう、お姉さん」
「んふふ〜♡ じゃあ今日はシャワー浴びたら〜、一緒にごろごろして〜、いっぱいお話しよ〜♡」
「ね?」と微笑む羊娘に少年は満面の笑みを返した。二人は夜伽で汚れてしまったベッドを掃除して、シャワーを浴びた。それから広大に広がる牧草地で寝転び、穏やかな時間を過ごした。自分のこと、相手のこと、とりとめのないことを話し合い、笑い合った。それは少年にとって今までで一番穏やかで満ち足りた時間であり、この時間がいつまでも続けばいいと願った。
だが、雇われの羊飼いはひとところに居られない。ここもいずれ出ていくことになるかも知れない。少年はいつかくるかもしれない未来にわずかに怯えたが、それ以上の決意を胸に秘めた。
「ボクくん、お夕飯の後はまたお勉強? ふふ、偉いねぇ。でも無理しないでね♡ 私との『お仕事』もあるんだから♡」
艶めいた笑みを向けられた少年は頬を染めながら、小さくこくりとうなずいて机に向かう。そわそわとしながらもその日の勉強を終え、ベッドに視線を向ければ先ほどの笑みを浮かべた羊娘が両手を広げて待っていた。焦るように衣服を全て脱いでたたみ、小さな体をふわふわの体に向けて投げ出した。
「えへへ、お疲れ様ぁ〜♡ じゃあ今晩も私とふわふわしながらきもちよ〜くねむねむしようね♡」
「はっ、はい……っ♡」
自身の胸に顔を埋める小さな頭を、優しくなで擦りながらベッドに寝転がる。覆いかぶさるように身を預ける少年の体をぎゅっと抱きしめ、小さく囁いた。
「ふふ、いい子いい子〜♡ それじゃ、始めよっか♡」
「はい……っ♡」
羊娘は少年の腰を持ち上げ、自身の秘裂に向けてゆっくりと腰を落とさせた。少年のペニスが熱く濡れそぼった中へ飲み込まれるように挿入されていく。背中に回された腕に力が込められ、挿入が深くなるにつれて互いの口から甘い吐息が漏れ始めた。
羊娘は少年をぎゅっと抱き締めたまま腰をゆっくりと動かし始める。ぬちゅ♡ぬちゃ♡にぢゃ♡にっちゅ♡ と、静かな室内に淫靡な水音が響き、小さなペニスが膣内をかき混ぜるように動き回る。子宮口に亀頭がキスをするたびに、幼根がぴくりと跳ね、その振動で膣肉がきゅうっ♡ と締まる。彼女の体毛の効果でまどろみに誘われている少年は、本来反射的にしてしまう性感への抵抗を封じられ、弛緩した全身にぬる湯のような快感を注ぎ込まれ、ふぅふぅと甘い息を吐く。
「お姉さんのナカ気持ちいいね〜♡ おちんちんぴくぴくってなってるよ♡」
「んっ♡ ふぁ……っ♡ ふぅ……っ♡」
「ふふ、可愛い♡ ほら、もっとおっぱいに甘えて♡」
少年が顔を埋めるふわふわの羊毛の片方がずらされ、柔く色白な乳房がぷるんと晒された。ほんのりと汗ばんだ桃色の乳首がぷにぷにと口元をつつき、眠気にとらわれた少年は誘われるままに乳房に吸い付いた。
「んぅ、ふぅ……♡ んちゅ♡ ちゅう……♡」
「んふふ〜♡ ボクくん赤ちゃんみたい♡ いいよ、お姉さんにいっぱい甘えて♡ お勉強のへとへと全部なくしちゃおうね〜♡」
甘くとろける囁きと共にくせっ毛頭を優しくなであやす。まどろみの中の少年は言われるままに、柔らかな肌の匂いに包まれて、心地よい温もりに抱かれて、ふわりとしていて張りもある極上の乳房に吸い付き、固くなった先端を舌で味わう。
「んちゅ♡ ふぁ♡ れる♡ はむ♡ ちぅ……♡」
「んぅ♡ あんっ……♡ ボクくん上手ぅ♡ おっぱいきもちぃよ♡ ボクくんも一緒にきもちくなろうね〜♡」
腰を緩く揺すり始めれば、にゅち♡ ぐちっ♡ にゅぢっ♡と粘ついた音が立ち、二人の結合部から愛の粘液が溢れ、泡立ち、シーツに染み込んでいく。閉ざされた柔丘の谷間からむせ返るような雌の香りが立ち上り、谷間にうずまる少年は呼吸するたびに、その脳天まで溶かされるような甘い匂いを嗅がされる。眠りの世界と現実世界の狭間で小さな体が甘く蕩けていく。
「お顔がぽわ〜んってなってきたね♡ もうねちゃいそうかな?ねちゃっていいよ♡ 後はお姉さんがぬきぬきしておくからね〜♡」
寝かしつけるかのように優しく語りかけられると、少年は乳房を口に含んだまま、すうすうと寝息をたて始めた。羊娘は少年が寝入ったのを確認すると、腰の動きを更にゆったりとしたものに変えた。
「うふふ、おやすみなさいボクくん♡ んっ♡ ふぅっ♡ おねむしてもおちんちんは元気〜♡」
眠っている少年だが、膣内に残された若茎は硬いままであった。優しくゆっくりと動く腰に合わせて膣肉も緩く脈動し、少年のモノを優しく扱きあげ、射精を促す。
ぬち♡ ぬっちゅ♡ ぬちっ♡ にゅちち♡ ぬちちっ♡
次第にストロークが長くなり、水音が粘着質なものに変わっていく。少年は相変わらず寝息を立てるだけで起きる気配はない。愛しいくせっ毛頭を胸に抱えたまま、起こしてしまわないようごく小さな声で囁きかける。
「はぁっ♡ ああっ♡ おちんちんぴくぴくしてきたね♡ そろそろ出そうなんだね♡」
少年も眠りながら緩く腰を押し付け始め、射精に向けて準備を始めている。羊娘は腰の動きを合わせ、絶頂へと緩やかにのぼっていく。
「んっ♡ ふっ♡ いいよ♡ そのままびゅーって出して♡ 私の中でおもいっきり気持ちよくなってね♡」
「ふぅ♡ んぅ……♡ んっ♡ …………ッ♡♡♡」
くちゅ♡ と小さな水音と共に腰が隙間なく密着し、小さな陰茎の先端から子宮口に白濁が注がれた。とぷとぷと緩やかな勢いの射精に合わせて、子宮から全身にじんわりと広がるような絶頂に、ほぅ……と長い息を吐いた。
「んぅ……♡ んふぅ……♡ ふぅー……♡」
少年の頭を優しく撫でながら、羊娘は膣内に精液が満たされていく感覚に酔い、そのまま目を閉じて眠りについた。眠りに落ちてなお、きゅうきゅうと膣を収縮させ、少年のペニスを刺激していく。ぬるついた膣壁に締め付けられ、幼い男根はぴくりぴくりと痙攣しながら硬さを取り戻していく。
二人は夢を見ながら腰を押し付け合い、今日も一晩中お互いを求め合った。
◆
少年は毎日、彼女とまぐわい続けた。
勉強で疲れた頭と体を、羊娘の柔い体が癒してくれる。少年にとってそれは幸せに満ちた時間だった。一晩かけて快感に浸って、朝起きれば、柔らかな乳房に包まれて、甘い匂いとぬくもりに包まれる。そしてまた夜になれば、羊娘の柔らかな肢体と甘い声に溺れ、快楽と共に眠りの世界に沈んでいく。毎晩のように柔らかな乳房の谷間で眠りにつき、その温もりに包まれながら幸せな微睡みの中へと落ちていった。
少年は今までの漠然とした学びをやめ、畜産物の活用方法を重点的に学んだ。羊毛や牛乳の効率的な利用方法、牧草の改良などについても勉強した。家畜の健康管理の方法なども覚えた。病気の予防、怪我の治療についての知識も得て、牧場全体の仕事にも役立てるようになった。
雇い主はたいそう喜び、彼を予定どおり羊娘の婿として迎えると宣言した。こうして少年は正式に羊娘の夫となり、二人が住んでいた小屋は少年のものになった。簡単な式が行われ、牧場に居る皆が二人を祝福した。終わることのない祝福の言葉に包まれ、見送られながら、二人は自分たちの家へと帰宅した。
そして──。
「んふふ〜♡ ボクくん可愛いよ〜♡」
「お姉さん……♡」
少年は今、一糸纏わぬ姿で仰向けに寝転がっていた。その上には同じく裸の羊娘がまたがっていた。その体にはふわふわとした羊毛はなく、艶かしい曲線を描く女体が顕になっていた。ぼんやりとした雰囲気の裏に隠されていた獣欲をさらけ出し、はぁはぁと獲物を前にした肉食獣のように荒く息を吐いている。
羊毛の効果がなくなり本能がむき出しなった彼女は、まさに淫獣であった。だが、その瞳に浮かぶ獣欲にはあくまで少年への恋慕の情から発生しているものであった。それが分かっているから、互いの荒い呼気には甘い熱が籠っている。
「ボクくんのお嫁さんになれてうれしいなぁ♡」
「僕も……お姉さんと結婚できて嬉しいです……♡」
少年の顔は真っ赤に染まり、視線はあちこちに泳いでいた。恥ずかしくて仕方がなかった。今まで何度も羊娘と交わってきたが、それらはほとんど全てまどろみの中での事。こうして意識のある状態で交わるのは初めてで、緊張と興奮でどうにかなってしまいそうであった。
「お姉さんのおっぱいも、おまんこも、ぜんぶ丸見え……♡」
「そうだね〜♡ おっきくなったおちんちんだってぜ〜んぶ見えるよ〜♡」
恥ずかしさから背きかけた少年の顔を両手で包み込み、正面を向かせた。少年は観念して、じっと羊娘を見つめ、その瞳に宿る今までみたことのない獣欲を見た。背筋にゾクリとした震えを感じたが、それは嫌悪や恐怖ではなく、未知の快感への期待と、愛する人と真に結ばれ体を重ねられる悦びからきた震えだった。
羊娘はそのまま頬を優しく撫で、耳元に口を近づけ囁いた。――ボクくん、大好きだよ♡ 次の瞬間、ふたつの唇はぴとりとくっつく。そこから始まるのは今までの穏やかな口づけではなく、貪るような激しいキスだ。舌同士が絡み合い、唾液を交換し合うような淫靡な音が響く。
「ちゅっ♡ れろっ♡ ちゅるるっ♡ ぢゅちゅっ♡ ちゅうぅっ♡」
あまりの激しさに翻弄されながらも、少年は懸命に応えた。必死に羊娘に抱きつき、自らも積極的に舌を動かして応えようとする。二人の息遣いと水音だけが夫婦の部屋を満たしていく。
「れる♡ んじゅるっ♡ んれぇ♡」
「ちゅぅ♡ れぇお♡ れうれるれろぉ……っ♡」
やがて、長い長い接吻が終わると、二人の間に銀橋が架かった。羊娘はうっとりと少年の瞳を見つめながら、ぺろりと自らの唇の端に垂れた唾液を舐めとり、囁いた。
――赤ちゃんできるまで、いっぱいしようね♡
真っ赤な顔がこくりと小さく縦に振られると、羊娘は再び少年の唇を貪り、そのままいきり立った『夫』の性器を膣内に受け入れた。びくりと体を震えるが、そのまま腰を落として根元までしっかりと飲み込んだ。そして二人は繋がったままお互いを強く抱きしめ合い、更に激しく舌を絡ませ合う。
腰が上下に揺さぶられ始め、結合部からぐちゃぐちゃという卑猥な水音が響き渡る。その動きは就寝前の穏やかさとはかけ離れた、子作り交尾の激しいものだった。ぱん♡ぱちん♡という肉を打つ音が部屋に響き渡り、二人が分泌する潤滑液が混ざり、結合部が白く泡立ち始める
「んっ♡ んむぅっ♡ んちゅっ♡ はぁむ♡ ボクくんっ♡ すきっ♡ だいしゅきっ♡」
「おねえひゃっ♡ んちゅっ♡ ぼくもっ♡ んっ♡ ちゅっ♡ だいすきっ♡」
二人はお互いに激しく腰を振りながら、絡め合う舌の隙間から愛の言葉を紡ぎ続ける。その言葉はお互いを昂らせ、絶頂へと導いていく。膣内は熱く、狭く、柔らかくペニスを締め付けてくる。少年の大きさに合わせるかのように降りてきた子宮口に、亀頭がぷちゅん♡ ぷちゅん♡ と当たるたびに、羊娘は背中を反らし、喉奥から歓喜の声を上げる。
「んぅ〜ッ♡♡♡ あぅっ♡ ボクくんのちんぽ♡ 子宮にちゅーしてるよぉ♡ こんなのすぐイっちゃうよぉお〜♡」
「ひぅっ♡ でちゃうっ♡ 僕ももう出ちゃう……♡♡♡」
「いいよ♡ 出して♡ ボクくんの精子♡ お姉ちゃんの卵にぴゅっぴゅして♡ 種付けしてぇ♡」
「あっ♡ だめ♡ 出る♡ お姉ちゃんでるっ♡ あっあっ……〜〜ッッッ♡♡♡」
どびゅるっ♡ びゅるるっ♡ ぶびゅるるるるるる〜〜〜ッ♡♡♡
一番深いところで射精した少年は、あまりの快感に意識を失いかけるが、羊娘が優しく抱きしめてくれたおかげで、なんとか気を失うことなく済んだ。しかし、それでもまだ足りないのか、なおも腰を振る。少年もそれに答えようと、肉付きのいい腰に手を回して精一杯抱き寄せて、細い腰を懸命に打ち付ける。二人は再びキスをしようと顔を近づけるが、愛する番との交尾での絶頂で思考が蕩けた二人は、互いの顔を舐め合うような淫らに崩れた口づけしかできない。
「んぁ♡ んれぇ♡ んちゅぅ♡ ボクくんのお口おいひぃ♡ んちゅぅう♡」
「お姉ひゃん♡ れる♡ んむぅ♡ ちゅーひたい♡ もっともっと、おねえひゃんとちゅーしながらえっちしたい♡」
「うん♡ もっと♡ もっろべろちゅーえっひ♡ ひようね♡ んれろっ♡ じゅぞ♡ ぢゅろろろ♡」
「んぁ♡ お姉さん♡ んれぇ♡ ちゅるるっ♡」
ぎゅっと恋人つなぎをしながら、互いの舌を貪り合う。ぬるぬると舌を絡ませ合う間も激しく腰を打ち付け合い、愛液と白濁液を混ぜ合わせながら、ただひたすらに快楽と愛を求めあう。部屋中に発情した男女の匂いが立ち込め鼻腔を犯していく。少年の視界には、瞳にハートマークを浮かべながら一心不乱に腰を振り、自分の上で乱れる最愛の人の顔が映っている。羊娘の視界にも、必死に自分を求めてくる少年の姿だけが映っていた。
二人はこの上ない幸福感に包まれながら、互いに限界が近いことを感じ取った。つないだ手を更に強く握りしめ、より深く舌を絡めあい、共に絶頂へと向かう。少年の腰の動きに合わせて、羊娘の腰が上下する。小さなペニスが膣内で暴れまわり、膣肉はそれを逃さないとばかりにきゅうぅっ♡と締め上げ、絡みつく。子宮は陰茎の先端にちゅうぅっ♡ と吸い付いたまま離れない。
「んぁ♡ んれろれろ♡ ひもちい♡ ボクくんのちんぽ♡ おまんこきゅんきゅんしちゃうのぉ♡」
「お姉ひゃあん♡ おねえひゃっ♡ おねえひゃぁん♡ ぼくまたでるぅ♡」
ふたりの口から、抑えきれない悦楽の悲鳴が漏れ出す。
「いいよ♡ だひて♡ おねえひゃんのあかひゃんのへやにだひて♡ ボクくんのせーえき♡ いっぱいちょうらい♡」
「おねぇひゃん♡ おねえひゃん♡ んっ♡ んっ♡ んっ〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
どびゅるるるっ♡ びゅっびゅっ♡ びゅっびゅっ♡ びゅるるるるっ♡
少年は最後の一滴まで出し切るように、何度も羊娘に腰を押し付けた。羊娘もその動きに合わせるように腰をぐりぐりと擦りつけ、搾り取るようにして膣内を収縮させた。二人は同時に果て、お互いの体を抱きしめ合ったまま、絶頂の余韻に浸った。しばらくそうしているうちに、二人はどちらからともなく唇を重ね、舌を絡め始めた。お互いの唾液を交換しながら、幸せそうな表情で、ゆっくりと絶頂の波が引いていくのを感じていた。
「んちゅっ♡ ちゅっ……♡ お姉ちゃん……大好き……♡」
「ボクくん……♡ お姉ちゃんもだいすき〜……♡」
愛を囁き合いながら口づけを交わす。羊娘は小さな生殖器を膣に受け入れたままぐるりと上下の位置を変え、いつもの眠りにつく時のように少年を胸に抱く姿勢になった。汗ばんだむちむちと柔い乳房に挟んだ頭を優しく撫でると、少年はすりすりと鼻先や頬を擦りつける甘えるようなしぐさが愛しく、笑みをこぼしながら訪ねる。
「ボクくん、可愛い♡ お姉さんのおっぱいすき?」
「うん……だい好き……♡」
「そっか〜♡ じゃあ、いつもみたいにこのままねむねむしちゃおっか♡」
「ん……うん……」
「ねむねむえっちで元気になったら、また種付け交尾しようね♡」
耳元で甘くささやくと、羊娘は再び腰を動かし始めた。先ほどまでの激しいものではない、子供をあやすような、ゆりかごの揺れのような穏やかな腰の動き。二度射精したにも関わらず、少年の性器は硬さを取り戻し始めていた……が、羊娘はそれ以上無理に動こうとはしなかった。むしろ、穏やかな笑みを浮かべて愛しい人が眠りにつくのを優しく見守っていた。やがて、幼い顔が睡魔にとろけ始めると、羊娘もゆっくりと目を閉じる。
「お姉さん……すき……♡」
「ボクくん……だいすき……♡」
同じような寝言を呟きながら、ふたりは息を合わせるかのように腰を緩やかに打ち付け合う。静かな部屋に、二人の寝息と緩やかに腰がくっつき合うだけが響いていた。ぐち、ぐち♡ と静かな水音が続き、ふたりの体が同時にびくんと跳ねて眠ったまま絶頂を迎えた。それでも腰の動きは緩やかに続き、また絶頂への緩やかな道を登っていく。
ふたりは朝が来るまで、愛を確かめ合うように体を合わせ続けた。おそらく明日も、明後日も、これからずっと。二人はこうして、幸福な時を一緒過ごしていくことになる。孤独な羊飼いは、ようやく自分の『つがい』をみつけることができたのだった。
「んっ♡ んっ♡ はぁ……っ♡」
簡素な柵に囲まれた小さな家屋から、艶かしい声が聞こえてくる。
ベッドの上に仰向けに寝転ぶ羊のような姿をした女が、小さく喘ぎ声をあげていた。女の体の上には、全裸の少年がうつ伏せで覆いかぶさっており、ぼんやりとまどろんでいるような顔で豊満な女体に抱き着き、ゆるゆるとした動きで腰を押し付けている。
「んっ、んぅ……はっ、はぁっ……あぅ……っ♡」
「またでちゃいそうなんだ〜♡ いいよぉ♡ 何回でも私の中に出してぇ♡」
甘い囁きに導かれるように細茎が脈動し、緩やかな腰の動きに合わせるかのようなゆっくりとした射精が行われた。色素の薄い小さな性器の先端から、とぷとぷ……っと熱い精液が漏れ出る。羊娘はそれをうっとりとした表情で受け止めた。
「よくできました〜♡ よしよし〜♡」
「あっ、あう……♡」
少年はふわふわとした羊毛の感触と、その奥にある双丘の柔さを感じながら、夢見心地のまま快楽に浸っていた。安堵と快感、睡魔が混ざったような蕩け顔をした少年は、次第に眠りの世界へ誘われていく。うとうと瞼を閉じては開けるを繰り返す彼を見つめながら、呟く。
「ボクくんおねむなんだね♡ そのまま寝ちゃっていいからね♡」
「うん……おねえさん……♡」
「お姉さんとぎゅってしながらねんねこしようね♡」
幼い耳元へ甘美な言葉を流し込むように言うと、ぎゅっと抱き寄せて柔らかな胸の中へと顔を埋めさせた。ゆっくりとしたリズムで背中を叩き始めると、すぐに穏やかな寝息が聞こえ始めた。
「すー……すー……」
「おやすみなさい♡ ねんねしてる間も、お姉さんがぬきぬきしておくからね〜♡」
羊娘は少年の腰を抑えて下腹部を密着させた。起こしてしまわぬように、膣肉だけを器用に動かして膣内の陰茎を刺激していく。徐々に硬度を取り戻してきたそれを、慈しみを込めて抱きしめるかのように、柔らかい女性器が優しく包み込んだ。眠っていて意識がないにも関わらず、少年の身体はその快感にぴくっと跳ね、それに反応するかのように膣肉の動きは速まり、より深い快楽を与え──。
「ふぅ……♡ あっ♡ んぅ……ッ♡」
「あっ♡ んんっ♡ でて、るぅ……っ♡」
再び熱を帯びた精液が子宮に注ぎ込まれ、それに合わせて羊娘も絶頂を迎えた。穏やかな寝息をたてながらもぴくぴくと体を震わせ膣内射精をする姿に、彼女は満足げにため息を漏らす。
「真面目なボクくんのむらむらは、全部お姉ちゃんが受け止めてあげるからね〜……♡」
◆
羊飼いとは、孤独な仕事である。
住みかを離れられない農民たちがより広い放牧地で羊たちを世話するために、羊飼いというものは雇い入れられる。移動放牧に出発する時こそ歓待される。だが、そこから先の仕事は1人きり。そのうえ、閉鎖的な農村の人々は、余所者である羊飼いたちを自分達の村へ定住させることはない。羊飼いたちは常にひとりぼっちで(動物たちはいるが)、誰とも心を通わせることなく過ごす時間は長い。その時間を気楽にとらえてのんびりする者もいれば、少しでも良い仕事に就こうと自己研鑽にあてる者もいる。
今、ここにいる羊飼いは後者。
歳はまだ若く、それなりに整った顔立ちは、少年特有のあどけなさを残し、淡色のくせっ毛もまた、少年らしい柔らかさを残していた。このあたりの羊飼いはのんきな顔立ちが多いのだが、彼は珍しく真面目そうな顔をしていた。
彼は、羊飼いとしての自分の役割を理解していたし、それをまっとうしようと努力してきた。しかし一方で、孤独な自分の仕事に満足してはおらず、何かもっと良い仕事に就こうと読み書きや農業、牧畜の勉強に励んでいた。
そんな彼の願いを聞き届けたかのように、ある町の集会所でひとつの話が少年の耳に入った。遠方の牧場で羊飼いを募集している。なんと、一頭の羊を世話するだけで土地付きの家を貰えるというものだった。話がうますぎると他の羊飼いは相手にしなかったが、少年はその仕事を引き受け、羊飼いとして稼いだ僅かばかりの賃金をはたいて野を越え山越えその牧場へ向かった。
少年はこの仕事に賭けていた。いつまでもふらふらと羊飼いの仕事をするよりも、小さくても土地を貰って腰を据えて勉強すべきと考えた。少年は見知らぬ土地にやってきたという不安と、これからの未来への期待を抱きながら、雇い主の家へと向かっていた。空は彼の心をそのまま写したかのように青く澄みきり、日の光も穏やかに降り注いでいる。
「やあやあ、遠路はるばるよく来てくれたね!」
雇い主の大きな家にたどり着くと、恰幅の良い男が自ら玄関先に赴き、歓迎の言葉を口にした。ふくよかな顔に喜色をたたえ、握手を求めてきたので、少年は少しだけ戸惑いながらも差し出された手を握り返した。
「うんうん、若くて頭も良さそうでいい男の子だね。早速で悪いが、君が担当する『うちの娘』を紹介するよ」
「は、はい!!」
先程の人当たりのよい態度といい、羊を『娘』と呼ぶことといい、この雇い主はよい人のようだ。少年が少し安心すると、雇い主の男が広い玄関から奥の部屋にむけて「おーい」と声をかけた。
「……え?」
出てきたのは羊ではなく1人の娘だった。もこもことした衣服やおっとりとした顔立ちで幼く見えるが、年の頃は少年より5つは上だろう。少年と同じような淡色の髪はふわふわと柔らかそうで、大きな乳房、ぷっくりとした唇。そのどれもが女性としての魅力に溢れていた。何より不思議なのは、頭から羊のようなねじれた角が生えていることだ。
「お父さ〜ん、この子が私のお相手〜?」
「ああそうだとも! どうだい? 利発そうで良い男の子だろう!」
「ほんとだねぇ〜。えへへ、じゃあ今日からよろしくね〜」
羊のような娘はそう言うと、少年の手をとってにっこりと笑った。その笑顔を見た瞬間、頬が熱くなる。これほどの美人と、いや、そもそも孤独な羊飼いは女性とふれ合うこと自体がほとんどない。
「んん? どうかしたのかね? ……え? 普通の羊の世話だと思った!? ハッハッハ!! これはすまない、とんだ勘違いをさせてしまったね。この子達は魔もの……いや、なんというか特別な女の子なんだ。羊だけど、羊じゃないというか……人間だけど羊の特徴を持った子達でね。私の妻の1人もそういう種族で、その妻と私の娘がこの子だ。ちょうど5番目の娘さ。他に牛の特徴をもった妻もいて、そっちは8人子供がいて……」
いまいち理解できなかったが、目の前にいる彼女が特殊な存在であることはわかった。羊を世話するだけの簡単な仕事、そんな話を信じてやってきたが、何かとんでもないことに足を踏み入れてしまったのではないか。しかし、有り金全てはたいてここに来た彼は、このまま帰ることはできない。
「さて、仕事というのは難しいことじゃない。健康な男子であればできる仕事さ。ともかくどうするか明日の朝にでも決めてくれればいいから……では私は『製品』の出荷手配があるので、失礼させてもらうよ。おまえはこの子をしっかりお家へご案内しなさい」
雇い主はそう言い残して、部屋から出て行った。羊娘はほんわかとした笑みをうかべて、ゆっくりと少年の手を握り、柔らかさと温かさを伝えてくる。初めての女体の柔らかさに全身が硬直して動けなくなってしまった。
「えへへ、これからよろしくね♡」
「あ、う……は、はい……っ」
「えへへ、かわい〜♡ それじゃあ私たちのお家にいこっか♡」
屋敷の外に出て屋敷の裏手に回ると広大な牧草地を見下ろすことができた。背の高い白塗りの木柵に囲まれた牧草地に、小さな家屋が点在しているのも見えた。
「あのね〜こっちの手前から数えて4つ目の家が私たちのお家だよ〜」
「あ、はい……」
まだ状況を把握しきれていない少年は羊娘に促されるままに歩を進める。石造りの階段をおりていき、爽やかな緑の匂いに包まれた牧草地を歩いていると、羊や牛のような姿をした女と、普通の人間の男が暮らしているのが目に入った。どの女も思わず視線をやってしまうほどに美人だったが、一緒にいる男の方はごく普通……中には見てくれがそれほど良くないような男もいた。だが、どの顔も笑顔で幸福に満ち満ちていた。
「さあ、ついたよ〜♡」
少年は羊娘に手を引かれて、小さな家屋の前にたどり着いた。家の脇には井戸らしきものと窯などの炊事に使うものが一式揃えられていて、中に入ってみると、少し大きめのベッドと小さなテーブル、それにいくつかの簡素な椅子があった。部屋の隅にはクローゼットがあり、その横には衣装箱もあった。部屋の奥には簡素なシャワー室もあるようだった。
最低限の暮らしをするには十分な設備だった。少年は部屋を見渡した後、改めて羊娘の顔を見た。
「じゃあ僕はここで寝泊まりすれば……?」
「うんうん、そうだよ〜」
「それで、ぼくの仕事はなんなんでしょうか」
「ん〜? えへへ♡ 今日は疲れたでしょ? だから今日はゆっくり休んで体力回復させて、明日からシよ♡」
少年は羊娘の言葉になにか含みがあるように感じたが、長旅と新しい土地に来たことの緊張で少し疲れていたので、提案を受け入れた。が、せめて荷物整理くらいはしようと、粗末な鞄から諸々の日用品と共に勉強道具を取り出す。すると羊娘は興味深そうにそれを眺め、
「わあ〜、文字の練習と計算練習かな? 勉強熱心でえらいね〜」
「いえ、そんなことないです。もっと頑張らないと……これから勉強してもいいですか?」
「ええ? でも、今日はもう遅いし、寝たら?」
「いえ、少しだけでもしないと……」
少年は簡素な机に本を開くと、黙々と勉強を始めてしまった。羊娘は困った顔をしていたが、熱心に文字を追っているのを見て、椅子を引っ張ってきて座った。しばらく時間が経って、少年はペンを置くと、羊娘は少年が勉強を終えたと思ったのか話しかけた。が、少年は首を振って否定し、新たな本を鞄から取り出した。
「ねえ、とっても疲れてるみたいだよ? 今日はお休みして明日がんばろ?」
「いえ、大丈夫ですよ。これくらい、なら、全然……」
「ほら〜今日はもうおやすみしなきゃ〜」
少年は肩を掴まれ、強引にベッドへと連れて行かれそうになった。抵抗しようとしたが、疲れからふらりと体勢を崩してしまった。意図せずして羊娘のふわふわの胸に顔を埋め、そのままベッドに押し倒すように倒れこんでしまった。「きゃっ」と小さく声があがったが、すぐに満足げに微笑んだ。顔を赤くして「すみませんっ」と言いながら起き上がろうとするが、ぎゅっと抱きしめられて。少年の赤い顔が、彼女の胸にむにゅん、と埋まる。
「む、んむぅ!?」
「えへへ♡ ボクくんったらえっちなんだ〜♡」
「ぷぁっ! ち、違いまっ……んむっ、ちょっとバランスが崩れただけでっ……!」
なんとか抜け出そうとするが、羊娘の腕の力が強くて離れられない。それだけでなく、徐々にまぶたが重くなっていく。感じたことのないほどの急激な眠気に戸惑いながらも、うとうとする心地よい眠気に思考がぼやけていく。ゆっくりと優しい手つきで頭を撫でられ、少年の意識はもやがかかったように曖昧なものになっていく。羊娘は自身の胸の谷間へ愛おしそうな視線を向けると、小さく、甘く、囁く。
「ねえ、『お仕事』なんだけど、いまからシちゃおっか♡」
「ふぁ……ふぇ……?」
眠りの世界と現世の狭間で聞こえた問いに顔をあげると、そこにあった今まで見たこともないような淫靡で美しい女の顔に、思わず息を飲む。そして、少年は気がついた。先程までただ優しかった羊娘の瞳の奥に、情欲の色が宿っていることに。
ぐい、と引き寄せられ、その顔と瞳が視界いっぱいになった瞬間、柔い感触が唇に触れた。それが彼女の口づけだと理解するのに時間はかからなかった。驚きで思わず開いた口に、熱い唾液を纏った舌が侵入してくる。ぬるり、ぬるぅ……と、ぬめった舌が少年の口腔内を動き回り、歯列をなぞるように舐め回され、上顎を先っぽでちろちろとくすぐられる。
「ん、ちゅ♡ れる、ちゅぅ♡ れるれろ♡ んちゅ♡」
「ん、ふあっ、んちゅ、んぅ……っ」
まどろみの中にいる少年は抵抗することができない。ひたすら深い口づけの快感で脳を溶かされ、ゆったりねっとりと口内を動き回る舌、その感触に身を震わせる。小さな口内を舐られながら服を脱がされる。肌着を脱がし終わって残りの下着に手をやると、その下の性器が興奮で大きく膨らんでいるのを確認し、嬉しそうに目が細まる。少年の頭を優しく抑え込みながらゆっくりと口内を犯しつつ、張りつめた性器を下着の上からなぞる。ぴくん、ぴくんと細い体が震え、指先が先端にたどり着いたとき、びくんと大きく体が跳ねた。
「んちゅ♡ はむ♡ おちんちんのさきっぽ♡ もうぬるぬるだぁ♡」
「ふぁ♡ あぅう……んむぅ……♡」
先端部分からはぬるついた先走りがあふれ出て、下着を濡らしていた。それを下着の上から指先で塗り広げるようにしながら、ゆっくりゆっくり刺激を与え続ける。ぬるついた指先がくるり、とひと回りするたびに少年は腰をびくんと震わせる。
「ふふ、かわいい♡ もっと気持ちよくしてあげるね♡」
「んぁ……ふぅ……っ♡」
羊毛の効果で強制的に眠気を引き起こされる少年は抵抗することもできず、されるがままになっていた。羊娘は寝ころんだ体勢のまま足を上げさせ、器用にパンツを取り払う。既に限界近くまで勃起した陰茎が飛び出し、先端から溢れる透明な粘液が周囲に飛び散る。
「わ、すごいおっきぃ♡ ボクくんのおちんちん♡ こんなになってる〜♡」
そう言う羊娘の割れ目からも、既にぬるついた熱い愛液がとめどなくあふれ出し、少年の亀頭に絡みつく。
「はぁ、はぁ……うぁ、ふぁ……♡」
「えへへ、じゃあそろそろ挿れてあげよっか♡」
「んぅ、ふぇ……なん、で……?」
「なんでって、それがボクくんのお仕事だからだよ♡」
羊娘は少年の腰を掴むと、自らの秘裂に少年の肉棒をあてがい、ゆっくりと挿入を始めた。ずぷ……♡ と小さな水音を立てて亀頭が膣内に飲み込まれていき、「んぅっ♡」小さな喘ぎ声が同時に響く。そのまま根元までぬるぬると飲み込むと彼女は満足げに微笑み、頬を撫でた。
「んんっ♡ ボクくんの童貞♡ もら〜い♡」
「んぁ……ぁ、ああ……っ♡♡♡」
「んっ♡ どう? 初めて女の子の中に入った感想は♡」
「ぁ、ふぁ、きもち、いい……♡」
「んふふ〜♡ よかったねぇ♡ ボクくんの初体験♡ お姉さんがもらっちゃった♡」
「んぅ、んっ、んっ♡」
ゆっくりと抽送が始まると、結合部からはくちくちと卑猥な水音が響き、艶っぽい声が漏れ出る。少年は初めての性交による快感と強制的に与えられる眠気のせいで抵抗することもできず、ただひたすらに甘い快楽に身を任せることしかできない。普段の真面目そうな顔立ちは無残にも快感にとろけ、幼児が甘えるように抱きつき、胸に顔を埋めて快感に悶えた。豊満で柔らかな胸は少年の顔を包み込み、その快感と眠気をさらに高めていく。
「ふぁ、あぅ……♡」
「おっぱいもみもみも上手だね♡ そんなに好き?」
「ん、すき、です♡ あったかくて、ふわふわ……すき……♡」
「かわいいなあ〜♡ それならお望み通り、いっぱい可愛がってあげるからね〜♡」
羊娘は幼子をあやすように撫でながら、ゆっくりゆっくりと腰を動かし、少年の陰茎を優しく刺激し続ける。細い腰を片手で抱きしめるようにして押し付けさせ、くちゅり、くちゅん……と、穏やかな快感を蓄積させていく。
「んぁ、あっ♡ はぁ、ん、んぅ……♡」
「んっ♡ んっ♡ んっ♡ ふふ、おちんちんビクビクしてきたね♡ イキそうなのかな♡」
「んっ、んっ、んっ♡ んぅ、ふぁ、あっ♡」
「ほら、我慢しないでぴゅっぴゅーして〜♡ 大丈夫、ボクくんの白いお漏らしはぜんぶお姉さんが受け止めてあげるから〜♡ 安心してぴゅっぴゅしようね〜♡」
甘く淫靡な言葉に、小さな性器がぴくぴくと震えた。限界が近い──華奢な少年の体はさらにぎゅっと抱き寄せられ、膣内はぐにゅっと締まった。降りてきた子宮口が膣内の小さな性器に吸い付き、ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡ と精子をねだる。
「ふぁ、んぅ……! でちゃうぅ……♡」
「いいよ♡ 出して♡ わたしの中にお漏らしして♡」
「ふぁ、あ、うぅ……♡」
優しい囁きと同時に、少年は絶頂を迎えた。びくんと大きく体を震わせ、肉付きのいい腰を強く掴みながら、幼い性器はとぷとぷと精液を吐き出した。羊娘は膣内で脈打つ肉棒を優しく締め付け、漏れでる精液が止まるまでじっとしていた。
「んぅ、ふぁ、ん……♡」
「んっ♡ ぴゅるぴゅる出てる♡ ボクくんの赤ちゃんのもと♡ お姉さんのここが全部飲み込んでるんだよ〜♡」
「ふぁ、はぁ、ん……♡」
膣内に感じる熱い感覚にうっとりとしながら、くせっ毛頭をさわさわと撫で続けた。優しいその手つきに、射精の余韻が緩やかに引き延ばされ、心地よい倦怠感に包まれる。びゅるり、と尿道から最後の精液が出終わると同時に少年は深い眠りに落ちていった。
「ボクくん寝ちゃった? かーわいいなぁもう♡」
額に軽くキスをすると、それを合図にしたかのように少年はまたゆっくりと腰を動かし始めた。
「んふふ♡ 寝ながら腰振ってる〜♡ ねむねむしながらセックスしようね〜♡」
胸の中で穏やかな寝息を立てているその表情は、幸せそのもので、彼女へ腰をゆっくりと押し付ける度に、その唇からは小さく甘い声がこぼれていた。
「んっ♡ んっ♡ ボクくんのおちんちん気持ちいいよ……ふぁ……お姉さんも寝ちゃうけど、んっ♡ 好きなときに……おねしょ射精♡ していいからね……♡」
羊娘は挿入したまま少年を抱き枕のように抱きしめて目を閉じた。
「ふぁ……ボクくんの匂い……♡ すーはー……♡」
「んっ、んっ……ふぁ……♡」
「ふぁ……♡ ボクくん……だいすき……♡」
羊娘は夢見心地のまま、甘い吐息とともに呟いた。
「おやすみなさい……ボクくん♡」
「んっ、んっ、んっ……♡ はぁ、んぅ……♡」
羊娘はもう一度精が漏れ出ると同時に眠りについた。
◆
「おはようございます……」
「おはよ〜ボクくん♡ 昨日はよく眠れた?」
翌朝、羊娘の胸の中で目覚めた少年は恥ずかしそうに挨拶をした。ほんのりと汗ばんだ胸元から顔を上げて目を合わせると、昨晩の記憶がよみがえり、少年の顔はみるみる赤く染まっていった。恥ずかしさから少年が身じろぎするとペニスが引き抜かれ、「んっ♡」と艶めかしい声があがり、ぶぴゅっ♡ と白濁が膣内から溢れだす淫靡な音が耳に入って顔の熱は熱いくらいに上昇する。
「お顔真っ赤〜、えっちなこと思い出してる〜?」
「そ、そんなことないです!」
「ホントかな〜? お姉さんにはわかっちゃうんだからね〜♡」
「うぅ……」
「んふふ〜♡ いいんだよ♡ ボクくんのお仕事は私とえっちすることだから♡」
羊娘はにっこりと微笑んで、少年を抱きかかえるようにして起き上がった。真っ赤な顔をいとおしそうに見つめ、目を閉じて優しく口づけをする。ついばむような浅い、けれども愛情のこもった口づけが交わされる。柔らかな身体に包み込まれ、くせのある髪を優しく撫でられると、羞恥が幸福感と充足感に変わっていく。やがて名残惜しげに口を離れ──。
「ボクくん昨日はゆっくり寝られたかな?」
「あ……はい、ぐっすり眠れました……」
「よかったぁ♡ ボクくんすっごく疲れてそうだったから」
少年は言われてはっとした。いい仕事につきたい、もっといい生活をしたいとがむしゃらに勉学に取り組み始めてから、ここまでぐっすりと眠ったことがなかった、そう気が付いたからだ。いつも何かに焦っていて、どこか不安で。勉強をすればするほど自分の行く先が見えなくなる気さえしていた。それが今朝は心が安らぎ、満たされている。
「これからお姉さんボクくんのことずっと見てるからね。ボクくんが頑張ってるの、ちゃんと見てるからね」
「……ありがとう、お姉さん」
「んふふ〜♡ じゃあ今日はシャワー浴びたら〜、一緒にごろごろして〜、いっぱいお話しよ〜♡」
「ね?」と微笑む羊娘に少年は満面の笑みを返した。二人は夜伽で汚れてしまったベッドを掃除して、シャワーを浴びた。それから広大に広がる牧草地で寝転び、穏やかな時間を過ごした。自分のこと、相手のこと、とりとめのないことを話し合い、笑い合った。それは少年にとって今までで一番穏やかで満ち足りた時間であり、この時間がいつまでも続けばいいと願った。
だが、雇われの羊飼いはひとところに居られない。ここもいずれ出ていくことになるかも知れない。少年はいつかくるかもしれない未来にわずかに怯えたが、それ以上の決意を胸に秘めた。
「ボクくん、お夕飯の後はまたお勉強? ふふ、偉いねぇ。でも無理しないでね♡ 私との『お仕事』もあるんだから♡」
艶めいた笑みを向けられた少年は頬を染めながら、小さくこくりとうなずいて机に向かう。そわそわとしながらもその日の勉強を終え、ベッドに視線を向ければ先ほどの笑みを浮かべた羊娘が両手を広げて待っていた。焦るように衣服を全て脱いでたたみ、小さな体をふわふわの体に向けて投げ出した。
「えへへ、お疲れ様ぁ〜♡ じゃあ今晩も私とふわふわしながらきもちよ〜くねむねむしようね♡」
「はっ、はい……っ♡」
自身の胸に顔を埋める小さな頭を、優しくなで擦りながらベッドに寝転がる。覆いかぶさるように身を預ける少年の体をぎゅっと抱きしめ、小さく囁いた。
「ふふ、いい子いい子〜♡ それじゃ、始めよっか♡」
「はい……っ♡」
羊娘は少年の腰を持ち上げ、自身の秘裂に向けてゆっくりと腰を落とさせた。少年のペニスが熱く濡れそぼった中へ飲み込まれるように挿入されていく。背中に回された腕に力が込められ、挿入が深くなるにつれて互いの口から甘い吐息が漏れ始めた。
羊娘は少年をぎゅっと抱き締めたまま腰をゆっくりと動かし始める。ぬちゅ♡ぬちゃ♡にぢゃ♡にっちゅ♡ と、静かな室内に淫靡な水音が響き、小さなペニスが膣内をかき混ぜるように動き回る。子宮口に亀頭がキスをするたびに、幼根がぴくりと跳ね、その振動で膣肉がきゅうっ♡ と締まる。彼女の体毛の効果でまどろみに誘われている少年は、本来反射的にしてしまう性感への抵抗を封じられ、弛緩した全身にぬる湯のような快感を注ぎ込まれ、ふぅふぅと甘い息を吐く。
「お姉さんのナカ気持ちいいね〜♡ おちんちんぴくぴくってなってるよ♡」
「んっ♡ ふぁ……っ♡ ふぅ……っ♡」
「ふふ、可愛い♡ ほら、もっとおっぱいに甘えて♡」
少年が顔を埋めるふわふわの羊毛の片方がずらされ、柔く色白な乳房がぷるんと晒された。ほんのりと汗ばんだ桃色の乳首がぷにぷにと口元をつつき、眠気にとらわれた少年は誘われるままに乳房に吸い付いた。
「んぅ、ふぅ……♡ んちゅ♡ ちゅう……♡」
「んふふ〜♡ ボクくん赤ちゃんみたい♡ いいよ、お姉さんにいっぱい甘えて♡ お勉強のへとへと全部なくしちゃおうね〜♡」
甘くとろける囁きと共にくせっ毛頭を優しくなであやす。まどろみの中の少年は言われるままに、柔らかな肌の匂いに包まれて、心地よい温もりに抱かれて、ふわりとしていて張りもある極上の乳房に吸い付き、固くなった先端を舌で味わう。
「んちゅ♡ ふぁ♡ れる♡ はむ♡ ちぅ……♡」
「んぅ♡ あんっ……♡ ボクくん上手ぅ♡ おっぱいきもちぃよ♡ ボクくんも一緒にきもちくなろうね〜♡」
腰を緩く揺すり始めれば、にゅち♡ ぐちっ♡ にゅぢっ♡と粘ついた音が立ち、二人の結合部から愛の粘液が溢れ、泡立ち、シーツに染み込んでいく。閉ざされた柔丘の谷間からむせ返るような雌の香りが立ち上り、谷間にうずまる少年は呼吸するたびに、その脳天まで溶かされるような甘い匂いを嗅がされる。眠りの世界と現実世界の狭間で小さな体が甘く蕩けていく。
「お顔がぽわ〜んってなってきたね♡ もうねちゃいそうかな?ねちゃっていいよ♡ 後はお姉さんがぬきぬきしておくからね〜♡」
寝かしつけるかのように優しく語りかけられると、少年は乳房を口に含んだまま、すうすうと寝息をたて始めた。羊娘は少年が寝入ったのを確認すると、腰の動きを更にゆったりとしたものに変えた。
「うふふ、おやすみなさいボクくん♡ んっ♡ ふぅっ♡ おねむしてもおちんちんは元気〜♡」
眠っている少年だが、膣内に残された若茎は硬いままであった。優しくゆっくりと動く腰に合わせて膣肉も緩く脈動し、少年のモノを優しく扱きあげ、射精を促す。
ぬち♡ ぬっちゅ♡ ぬちっ♡ にゅちち♡ ぬちちっ♡
次第にストロークが長くなり、水音が粘着質なものに変わっていく。少年は相変わらず寝息を立てるだけで起きる気配はない。愛しいくせっ毛頭を胸に抱えたまま、起こしてしまわないようごく小さな声で囁きかける。
「はぁっ♡ ああっ♡ おちんちんぴくぴくしてきたね♡ そろそろ出そうなんだね♡」
少年も眠りながら緩く腰を押し付け始め、射精に向けて準備を始めている。羊娘は腰の動きを合わせ、絶頂へと緩やかにのぼっていく。
「んっ♡ ふっ♡ いいよ♡ そのままびゅーって出して♡ 私の中でおもいっきり気持ちよくなってね♡」
「ふぅ♡ んぅ……♡ んっ♡ …………ッ♡♡♡」
くちゅ♡ と小さな水音と共に腰が隙間なく密着し、小さな陰茎の先端から子宮口に白濁が注がれた。とぷとぷと緩やかな勢いの射精に合わせて、子宮から全身にじんわりと広がるような絶頂に、ほぅ……と長い息を吐いた。
「んぅ……♡ んふぅ……♡ ふぅー……♡」
少年の頭を優しく撫でながら、羊娘は膣内に精液が満たされていく感覚に酔い、そのまま目を閉じて眠りについた。眠りに落ちてなお、きゅうきゅうと膣を収縮させ、少年のペニスを刺激していく。ぬるついた膣壁に締め付けられ、幼い男根はぴくりぴくりと痙攣しながら硬さを取り戻していく。
二人は夢を見ながら腰を押し付け合い、今日も一晩中お互いを求め合った。
◆
少年は毎日、彼女とまぐわい続けた。
勉強で疲れた頭と体を、羊娘の柔い体が癒してくれる。少年にとってそれは幸せに満ちた時間だった。一晩かけて快感に浸って、朝起きれば、柔らかな乳房に包まれて、甘い匂いとぬくもりに包まれる。そしてまた夜になれば、羊娘の柔らかな肢体と甘い声に溺れ、快楽と共に眠りの世界に沈んでいく。毎晩のように柔らかな乳房の谷間で眠りにつき、その温もりに包まれながら幸せな微睡みの中へと落ちていった。
少年は今までの漠然とした学びをやめ、畜産物の活用方法を重点的に学んだ。羊毛や牛乳の効率的な利用方法、牧草の改良などについても勉強した。家畜の健康管理の方法なども覚えた。病気の予防、怪我の治療についての知識も得て、牧場全体の仕事にも役立てるようになった。
雇い主はたいそう喜び、彼を予定どおり羊娘の婿として迎えると宣言した。こうして少年は正式に羊娘の夫となり、二人が住んでいた小屋は少年のものになった。簡単な式が行われ、牧場に居る皆が二人を祝福した。終わることのない祝福の言葉に包まれ、見送られながら、二人は自分たちの家へと帰宅した。
そして──。
「んふふ〜♡ ボクくん可愛いよ〜♡」
「お姉さん……♡」
少年は今、一糸纏わぬ姿で仰向けに寝転がっていた。その上には同じく裸の羊娘がまたがっていた。その体にはふわふわとした羊毛はなく、艶かしい曲線を描く女体が顕になっていた。ぼんやりとした雰囲気の裏に隠されていた獣欲をさらけ出し、はぁはぁと獲物を前にした肉食獣のように荒く息を吐いている。
羊毛の効果がなくなり本能がむき出しなった彼女は、まさに淫獣であった。だが、その瞳に浮かぶ獣欲にはあくまで少年への恋慕の情から発生しているものであった。それが分かっているから、互いの荒い呼気には甘い熱が籠っている。
「ボクくんのお嫁さんになれてうれしいなぁ♡」
「僕も……お姉さんと結婚できて嬉しいです……♡」
少年の顔は真っ赤に染まり、視線はあちこちに泳いでいた。恥ずかしくて仕方がなかった。今まで何度も羊娘と交わってきたが、それらはほとんど全てまどろみの中での事。こうして意識のある状態で交わるのは初めてで、緊張と興奮でどうにかなってしまいそうであった。
「お姉さんのおっぱいも、おまんこも、ぜんぶ丸見え……♡」
「そうだね〜♡ おっきくなったおちんちんだってぜ〜んぶ見えるよ〜♡」
恥ずかしさから背きかけた少年の顔を両手で包み込み、正面を向かせた。少年は観念して、じっと羊娘を見つめ、その瞳に宿る今までみたことのない獣欲を見た。背筋にゾクリとした震えを感じたが、それは嫌悪や恐怖ではなく、未知の快感への期待と、愛する人と真に結ばれ体を重ねられる悦びからきた震えだった。
羊娘はそのまま頬を優しく撫で、耳元に口を近づけ囁いた。――ボクくん、大好きだよ♡ 次の瞬間、ふたつの唇はぴとりとくっつく。そこから始まるのは今までの穏やかな口づけではなく、貪るような激しいキスだ。舌同士が絡み合い、唾液を交換し合うような淫靡な音が響く。
「ちゅっ♡ れろっ♡ ちゅるるっ♡ ぢゅちゅっ♡ ちゅうぅっ♡」
あまりの激しさに翻弄されながらも、少年は懸命に応えた。必死に羊娘に抱きつき、自らも積極的に舌を動かして応えようとする。二人の息遣いと水音だけが夫婦の部屋を満たしていく。
「れる♡ んじゅるっ♡ んれぇ♡」
「ちゅぅ♡ れぇお♡ れうれるれろぉ……っ♡」
やがて、長い長い接吻が終わると、二人の間に銀橋が架かった。羊娘はうっとりと少年の瞳を見つめながら、ぺろりと自らの唇の端に垂れた唾液を舐めとり、囁いた。
――赤ちゃんできるまで、いっぱいしようね♡
真っ赤な顔がこくりと小さく縦に振られると、羊娘は再び少年の唇を貪り、そのままいきり立った『夫』の性器を膣内に受け入れた。びくりと体を震えるが、そのまま腰を落として根元までしっかりと飲み込んだ。そして二人は繋がったままお互いを強く抱きしめ合い、更に激しく舌を絡ませ合う。
腰が上下に揺さぶられ始め、結合部からぐちゃぐちゃという卑猥な水音が響き渡る。その動きは就寝前の穏やかさとはかけ離れた、子作り交尾の激しいものだった。ぱん♡ぱちん♡という肉を打つ音が部屋に響き渡り、二人が分泌する潤滑液が混ざり、結合部が白く泡立ち始める
「んっ♡ んむぅっ♡ んちゅっ♡ はぁむ♡ ボクくんっ♡ すきっ♡ だいしゅきっ♡」
「おねえひゃっ♡ んちゅっ♡ ぼくもっ♡ んっ♡ ちゅっ♡ だいすきっ♡」
二人はお互いに激しく腰を振りながら、絡め合う舌の隙間から愛の言葉を紡ぎ続ける。その言葉はお互いを昂らせ、絶頂へと導いていく。膣内は熱く、狭く、柔らかくペニスを締め付けてくる。少年の大きさに合わせるかのように降りてきた子宮口に、亀頭がぷちゅん♡ ぷちゅん♡ と当たるたびに、羊娘は背中を反らし、喉奥から歓喜の声を上げる。
「んぅ〜ッ♡♡♡ あぅっ♡ ボクくんのちんぽ♡ 子宮にちゅーしてるよぉ♡ こんなのすぐイっちゃうよぉお〜♡」
「ひぅっ♡ でちゃうっ♡ 僕ももう出ちゃう……♡♡♡」
「いいよ♡ 出して♡ ボクくんの精子♡ お姉ちゃんの卵にぴゅっぴゅして♡ 種付けしてぇ♡」
「あっ♡ だめ♡ 出る♡ お姉ちゃんでるっ♡ あっあっ……〜〜ッッッ♡♡♡」
どびゅるっ♡ びゅるるっ♡ ぶびゅるるるるるる〜〜〜ッ♡♡♡
一番深いところで射精した少年は、あまりの快感に意識を失いかけるが、羊娘が優しく抱きしめてくれたおかげで、なんとか気を失うことなく済んだ。しかし、それでもまだ足りないのか、なおも腰を振る。少年もそれに答えようと、肉付きのいい腰に手を回して精一杯抱き寄せて、細い腰を懸命に打ち付ける。二人は再びキスをしようと顔を近づけるが、愛する番との交尾での絶頂で思考が蕩けた二人は、互いの顔を舐め合うような淫らに崩れた口づけしかできない。
「んぁ♡ んれぇ♡ んちゅぅ♡ ボクくんのお口おいひぃ♡ んちゅぅう♡」
「お姉ひゃん♡ れる♡ んむぅ♡ ちゅーひたい♡ もっともっと、おねえひゃんとちゅーしながらえっちしたい♡」
「うん♡ もっと♡ もっろべろちゅーえっひ♡ ひようね♡ んれろっ♡ じゅぞ♡ ぢゅろろろ♡」
「んぁ♡ お姉さん♡ んれぇ♡ ちゅるるっ♡」
ぎゅっと恋人つなぎをしながら、互いの舌を貪り合う。ぬるぬると舌を絡ませ合う間も激しく腰を打ち付け合い、愛液と白濁液を混ぜ合わせながら、ただひたすらに快楽と愛を求めあう。部屋中に発情した男女の匂いが立ち込め鼻腔を犯していく。少年の視界には、瞳にハートマークを浮かべながら一心不乱に腰を振り、自分の上で乱れる最愛の人の顔が映っている。羊娘の視界にも、必死に自分を求めてくる少年の姿だけが映っていた。
二人はこの上ない幸福感に包まれながら、互いに限界が近いことを感じ取った。つないだ手を更に強く握りしめ、より深く舌を絡めあい、共に絶頂へと向かう。少年の腰の動きに合わせて、羊娘の腰が上下する。小さなペニスが膣内で暴れまわり、膣肉はそれを逃さないとばかりにきゅうぅっ♡と締め上げ、絡みつく。子宮は陰茎の先端にちゅうぅっ♡ と吸い付いたまま離れない。
「んぁ♡ んれろれろ♡ ひもちい♡ ボクくんのちんぽ♡ おまんこきゅんきゅんしちゃうのぉ♡」
「お姉ひゃあん♡ おねえひゃっ♡ おねえひゃぁん♡ ぼくまたでるぅ♡」
ふたりの口から、抑えきれない悦楽の悲鳴が漏れ出す。
「いいよ♡ だひて♡ おねえひゃんのあかひゃんのへやにだひて♡ ボクくんのせーえき♡ いっぱいちょうらい♡」
「おねぇひゃん♡ おねえひゃん♡ んっ♡ んっ♡ んっ〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
どびゅるるるっ♡ びゅっびゅっ♡ びゅっびゅっ♡ びゅるるるるっ♡
少年は最後の一滴まで出し切るように、何度も羊娘に腰を押し付けた。羊娘もその動きに合わせるように腰をぐりぐりと擦りつけ、搾り取るようにして膣内を収縮させた。二人は同時に果て、お互いの体を抱きしめ合ったまま、絶頂の余韻に浸った。しばらくそうしているうちに、二人はどちらからともなく唇を重ね、舌を絡め始めた。お互いの唾液を交換しながら、幸せそうな表情で、ゆっくりと絶頂の波が引いていくのを感じていた。
「んちゅっ♡ ちゅっ……♡ お姉ちゃん……大好き……♡」
「ボクくん……♡ お姉ちゃんもだいすき〜……♡」
愛を囁き合いながら口づけを交わす。羊娘は小さな生殖器を膣に受け入れたままぐるりと上下の位置を変え、いつもの眠りにつく時のように少年を胸に抱く姿勢になった。汗ばんだむちむちと柔い乳房に挟んだ頭を優しく撫でると、少年はすりすりと鼻先や頬を擦りつける甘えるようなしぐさが愛しく、笑みをこぼしながら訪ねる。
「ボクくん、可愛い♡ お姉さんのおっぱいすき?」
「うん……だい好き……♡」
「そっか〜♡ じゃあ、いつもみたいにこのままねむねむしちゃおっか♡」
「ん……うん……」
「ねむねむえっちで元気になったら、また種付け交尾しようね♡」
耳元で甘くささやくと、羊娘は再び腰を動かし始めた。先ほどまでの激しいものではない、子供をあやすような、ゆりかごの揺れのような穏やかな腰の動き。二度射精したにも関わらず、少年の性器は硬さを取り戻し始めていた……が、羊娘はそれ以上無理に動こうとはしなかった。むしろ、穏やかな笑みを浮かべて愛しい人が眠りにつくのを優しく見守っていた。やがて、幼い顔が睡魔にとろけ始めると、羊娘もゆっくりと目を閉じる。
「お姉さん……すき……♡」
「ボクくん……だいすき……♡」
同じような寝言を呟きながら、ふたりは息を合わせるかのように腰を緩やかに打ち付け合う。静かな部屋に、二人の寝息と緩やかに腰がくっつき合うだけが響いていた。ぐち、ぐち♡ と静かな水音が続き、ふたりの体が同時にびくんと跳ねて眠ったまま絶頂を迎えた。それでも腰の動きは緩やかに続き、また絶頂への緩やかな道を登っていく。
ふたりは朝が来るまで、愛を確かめ合うように体を合わせ続けた。おそらく明日も、明後日も、これからずっと。二人はこうして、幸福な時を一緒過ごしていくことになる。孤独な羊飼いは、ようやく自分の『つがい』をみつけることができたのだった。
23/06/21 21:56更新 / TakoTako