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レベル3冒険者くんがクエスト失敗してワーバットの大群の共有お婿さんになる話
 僕はクエストボードとにらめっこしていた。

 冒険者ギルドに入って1か月。レベルもあがってきた事だし、もう薬草摘みや素材集めのクエストは卒業したい。少しレベルが上の依頼に目をやって、討伐クエストの依頼書をボードからはぎ取った。洞窟にいる魔物を追い出す内容で、推奨レベルは3〜5。たぶん大丈夫だろう。

 このクエストを受けることに決めて、受注の手続きをカウンターで行う契約書にサインを書いて提出する。内容は、低レベルクエストなので失敗しても救助隊は来ないこと、クエスト中のトラブルには個々人で対応することなど、いつもの内容だ。愛想の無い受け付けに契約金を支払ってクエストを受注した。

 初めての討伐クエストだ。
 期待と不安を胸に僕は目的地近くに向かう馬車へと乗り込んだ。



     ◆



 よせばよかった。
 薬草摘みや素材集めでよかった。
 もっと経験を積むべきだった。

 月の光りも届かない薄暗い洞窟の中で、僕は後悔に涙を滲ませていた。

 馬車を降りてしばらく歩いてたどり着いた人気のない洞窟。そこで僕は魔物に捕らえられていた。たいまつがあるから平気と、暗い洞窟に目が慣れないうちに奥へと進んだせいで、不意打ちをくらった。天井から降ってきた魔物の一撃を受けて剣を手から離してしまった。慌てて拾おうとした隙をつかれて、たいまつまで奪われた。

 しかも、魔物は1体じゃなかった。たいまつを奪った魔物に気を取られているうちに、他の2体に捕まってしまった。人並み外れた力で持ち上げられ、魔物たちの巣へ連れ去られてしまった。

「はぁっ、ああっ……!」

 壁に突き立てられた、たいまつに照らされた人影は間違いなく魔物だ。本来腕がある部分には紫がかった黒の大きな翼が生え、足も翼と同じような色の体毛がびっしりと生え、獣のような爪が伸びている。頭の上には大きな耳が生えていて、その姿からコウモリの魔物だと分かった。

「やだ、やめて……っ!」

 武器も逃げ道もない僕は命乞いをするしかなかった。低レベルクエストだから助けもこない。言葉が通じるかなんてわからない。でも、口から勝手に情けない声が出た。コウモリの魔物たちはくすくすと笑いながら、こちらに近づいてくる。

「お願い、助けて……!」

 言葉が通じなかったのか、聞き入れる気がないのか、コウモリの魔物たちは鋭い爪の生えた足を持ち上げ、振り下ろし、僕の服を切り裂いた。

「わぁあ! やだぁ! たすけてぇ!」

 必死になって懇願しても、コウモリたちは攻撃をやめてくれるはずもなかった。肌に傷をつけないように、わざとゆっくり切り裂いている。コウモリの魔物たちが楽しんでいることは明らかだった。最後に残された下着も切り裂かれ、全裸になった僕を見て、コウモリの魔物たちはきぃきぃと魔物じみた声で笑っている。

「ひっ……いぃ……」

 コウモリたちは恐怖で縮こまった性器を指差してまた笑う。恥ずかしさと悔しさと恐怖で涙がこぼれ落ちる。こんなことなら冒険者なんかになるんじゃなかった。今更後悔しても遅いけれど、心の底からそう思った。

「やだぁ、やだよぉ……」

 僕は全裸のまま、ボロボロ泣きながら頭を抱えるように縮こまった。これから始まる恐ろしい事を受け入れたくなくて、現実を直視したくなくて自分で作りだした小さな暗闇に逃げ込んだ。でも、そんな意味のない逃避すらも許されず、魔物たちが近寄ってきて頭を抱えていた両手を無理矢理に開かされた。2体の魔物に片腕ずつ掴まれて、涙でぐしゃぐしゃになった顔を晒される。

「ひい……っ!」

 目の前には残りの1体の魔物が立っていた。人の形をしたコウモリの魔物、これから僕を遊び半分に切り裂くのか、干からびるまで血を吸うのか。僕の腕を掴んだ2体の魔物が顔を寄せてくる。熱い吐息が耳元に、首にかかる。やだ、やだやだ、怖い。怖いよ。僕はぎゅっと目をつぶってその時を待った。

「…………?」

 でも、いつまで経っても牙も爪も僕に向けられることはなかった。恐る恐る目を開いてみると、相変わらず目の前にいるのは笑みを浮かべたコウモリの魔物。その笑みは、なんだか僕の想像していたものとは違って――。

「っ!?」

 次の瞬間、僕は目の前で何が起きているのか理解できなかった。コウモリの魔物が胸元のベルトのような衣服をカチャカチャと音立てて脱ぎ捨てたのだ。押さえつけられていた膨らみがぷるん、と解放され、たいまつの灯りに照らされる。白い2つの胸肉の先端はピンク色で、ぷっくらと膨らんでいる。恐怖で気がつかなかったけれど、3体の魔物は皆女の子の姿をしていた。

 一瞬、服が僕の返り血で汚れるのを嫌って脱いだのかと思ったけれど、様子が違う。押さえつけられた僕の目の前に白い胸を付きだし、体を左右に振って見せつけるようにふるふると震えさせた。僕の視線が胸に釘付けになっているのを感じたのか、コウモリの魔物は嬉しそうな声をあげて笑い、僕の顔に胸を押し付けてきた、

「わぷっ……ふぁ……っ」

 柔らかな感触と甘い匂いに思考を奪われる。鼻腔いっぱいに広がる良い香りは、さっきまで感じていた魔物への恐怖をかき消すような甘い女の子の香りだった。頭の中まで溶かされていくような感覚に襲われる。すりすりむにゅむにゅと僕の顔をなで回すおっぱいの先端が、コリコリと固くなっていく。

 僕におっぱいを擦りつけて、興奮している……?

「ふぁ、あ……あっ!」

 ぐい、と腕を掴んだ2人に引っ張られ、僕はその場に仰向けに倒れた。顔を上げて見てみれば、僕のおちんちんは大きくなっていた。見知らぬ女の子たちの前で勃起してしまった恥ずかしさに顔が熱くなるのを感じた。コウモリ娘たちはそんな僕の様子を見て、また楽しそうに笑う。

「えっ……!!」

 さっきまでおっぱいをすり付けていたコウモリ娘が、僕を跨ぐように膝立ちになり、腰布を取り払った。布の下に隠されていた白く綺麗な割れ目があらわになった。そこは、毛むくじゃらの足とは対照的につるつるで、ぬらぬらと濡れて光る粘液を滴らせていた。つう、と流れ落ちた糸引く熱いぬめりが、僕のおちんちん垂れた。

「えっ、え? ……あうっ!」

 コウモリ娘の手がそっと伸びてきて、僕のおちんちんに触れた。ビクッと体が跳ねてしまう。そのまま優しく握られて上下にしごかれる。初めて他人に触れられた刺激は、頭が真っ白になるほどに気持ちよかった。

「はあっ、あっ! や、やめてぇ……」

 さっきまでとは違う抵抗の言葉も、さっきまでと同じようにコウモリ娘には受け入れられなかった。彼女は僕のおちんちんの固さを確かめるように数回扱いた後、そのままゆっくりと腰を落としてきた。彼女は、僕と交尾するつもりなんだ――。

「あっ、待って! そんなのダメっ! ダメ……っ、ああっ!」

 僕の抵抗にもならない言葉は当然のように無視され、ずぷぷ、とおまんこの中に僕のおちんちんが飲み込まれていった。僕の初めては、コウモリ娘にあっさりと奪われた。

「ふぁあっ! あっ、あぁ……!」

 でも、そんな喪失感と背徳感を塗りつぶすような快感が背筋を震わせる。温かい。柔らかくてヌルヌルして、包み込まれるようで心地よい。初めてが奪われたのに、ただただ気持ちよくて、僕は快感に頭が蕩けていくのを感じて、なんとか理性を保とうとした。

「だめ、こんなの、だめぇ……」

 僕が言葉だけの抵抗をすると、コウモリ娘は根元まで入れたところで動きを止め、じっとしていた。彼女の中がきゅうぅ、と締め付けられて、まるで抱きしめられているみたいだ。

「……ナニガダメ?」

 僕はびっくりして顔を持ち上げて彼女の顔を見た。言葉が通じていたんだ。片言だけど、しっかりとした人間の言葉だ。驚きの視線を送る僕を見下ろしながら、彼女はコウモリらしく、きぃきぃと笑い声をあげて、

「ダメッテナニ? コウイウノガ……ダメ?」

 コウモリ娘は僕を見下ろしながら、腰を動かし始めた。ゆるやかなストロークから始まって、徐々に速く、激しくなる。じゅぽっ、ぱちゅっ、くちゃっ、と水音が響く。コウモリ娘の中は温かくて、ヌルヌルしていて、きつく締まる。感じたことのな初めての快感に僕の口から自分のものとは思えない高い嬌声が漏れ出る。コウモリ娘は僕の反応を見て、頬を染めて楽しそうに笑っている。その笑顔は普通の、かわいい人間の女の子そのもので――。

「キモチイイ?ワタシもキモチイイヨ……♡」

僕 の息遣いが荒くなるのに合わせるように、コウモリ娘の腰の動きは激しくなる。彼女の口からは甘くかん高いあえぎ声が漏れている。コウモリ娘は快楽に悶えるように体をよじらせる。その度に揺れる胸の先がピンと立って、僕に見せつけるように突き出される。

「きゅぅ♡ きぃっ♡ きゅうぅ♡」

 彼女のあえぎ声はどんどん激しく、かん高くなっていく。犯されているはずなのに、その声を可愛らしいと思ってしまって、緊張と恐怖で早まっていた心臓の鼓動が、別の感情で早くなっていく。僕も、もう限界だった。初めてのセックスで、魔物に犯されて、絶頂してしまう。情けないけれど、抗えない。コウモリ娘は僕の様子に気付いたのか、僕の耳元に顔を寄せて、囁いた。

「――イッテ……♡ 」

 激しく僕を犯す腰の動きとは対照的な、吐息のような優しい響き。脳を溶かすような甘い誘惑に、僕の心が屈服する。僕はコウモリ娘の背に手を回して、彼女に促されるがまま射精してしまった。びゅくっ♡びゅぐぐっ♡と塊のような熱い精液が吐き出され、コウモリ娘はそれを受け止めると、嬉しそうな声で鳴いた。

「アツイノ、ナカデビクビクシテ、イッパイ……♡ ンッ、きゅうぅ……ッ♡」

 コウモリ娘は腰をぐりぐり動かして最後まで出し切らせた後、満足げにため息をついた。彼女を強く抱き締めて射精の余韻に浸っていると、以外にもあっさりと彼女は僕から離れていった。ぬるり、とおちんちんが暖かい彼女の中から出された事に、寂しさすら覚えてしまっている。洞窟の中がひんやりしている事を実感している間に、別のコウモリ娘が僕に股がった。さっきまで僕の腕を掴んでいた子だ。

「うわっ!? な、何っ……」
「ツギはワタシっ♡」

 彼女は半勃ちになった僕のおちんちんを手で支え、先ほどまで僕を犯していたコウモリ娘と同じように、ゆっくりと腰を落としていった。あったかいコウモリ娘のおまんこに入ったとたん、安心感と快感を覚え、むくむくとおちんちんが大きくなっていく。

「きゅう……♡ オッキクシテクレタネ…♡」

 彼女が微笑む。僕は恥ずかしくて目をそらした。そんな僕の様子を見て彼女はきぃきぃと笑うと、ゆっくりと腰を振り始めた。

「あっ、あっ……」
「ドウ? キモチイイ?」
「き、気持ちいい……です……っ!」
「アハ♡ スナオでカワイイ♡」

 コウモリ娘は嬉しそうに笑って、さらに激しく腰を振る。ずちゅっ、ずちゅっと音を立てながら、僕のおちんちんがコウモリ娘の中で擦られる。コウモリ娘はさらに強く腰を打ち付けてくる。僕はまた快感に負けて、すぐに達してしまいそうになる。

「あっ、あっ……! だめぇ……!」
「ダメジャナイヨネ? キモチイイヨネ? モット、シテアゲルネ♡」

 コウモリ娘はそれに気づいているのか、容赦なく動きを速める。ぱんっぱんっ!と肌がぶつかり合う音が響く。肌と肌がぶつかり合うその音に鼓膜まで犯され、僕は耐えられなくて、背をのけ反らせて喘いだ。

「あッ! ダメ! ダメぇ! でるっ、でちゃうっ!!」
「イッチャエ♡ ワタシも、モウ、イクッ♡」

 コウモリ娘はラストスパートをかけるように動きを早めて、一気に高みへと駆け上がっていく。僕は我慢できなくなって、再びコウモリ娘の中に射精した。コウモリ娘の中はぎゅうぅと締まり、僕を抱き寄せるように締め付ける。

 彼女も絶頂を迎えたようで、びくんと大きく体を震わせて「きゅうぅんっ♡」とかん高いあえぎを洞窟に響かせた。コウモリ娘は僕に覆い被さるように倒れこんできて、そのままキスしてきた。

「はむ♡ ぷちゅる♡ ちゅるるっ♡」

 コウモリ娘は僕の頭を抱きしめるようにして、口内を犯しながら腰を動かし続ける。びゅくびゅくと彼女の中に精を注ぎ込みながら、にゅるにゅると舌を絡め取られると、頭がぼぉっとしてきて、何も考えられなくなる。ただひたすらにコウモリ娘の中を感じて、快楽に身を任せるだけになる。

 やがてコウモリ娘は満足したのか、僕から口を離すと、ゆっくり腰を上げて僕を解放した。ずるりと僕のおちんちんが引き抜かれると、コウモリ娘は名残惜しそうな声を出した。

「キモチヨカッタぁ♡ キミもキモチヨカッタネ♡ ツギのコにもキモチヨクシテモラッテネ♡」

 気持ちいい、次の子、またえっちするんだ。僕がぼんやりとした頭で纏まらない言葉を羅列している間に、別のコウモリ娘が僕の上に跨ってきた。その光景を見るだけで、僕のおちんちんはすっかり元気を取り戻している。また、キモチイイことしてもらえる。

「ツギはボクダヨ……♡」

 僕の上に乗っかっているコウモリ娘はそう言うと、腰を落として僕を飲み込んだ。さっきまで入っていたコウモリ娘の膣よりも狭い。ぎゅぅぎゅぅと締め付けられて、気持ちよさに悶えてしまう。コウモリ娘はすぐに激しく腰を振り始めた。

「あっ、あっ……♡」
「キモチイイ? キモチイイよね♡ ナカでビクビクシテル♡」

 コウモリ娘は楽しそうに笑いながら腰を振っている。僕はもうコウモリ娘の体に夢中になっていた。コウモリ娘は僕に抱きつくと、唇を重ねて、舌を絡ませてきて、唾液を流し込んでくる。とろりとした唾液が喉を通ると体の力が抜けて、反対におちんちんにどくどくと血液が集まる。僕たちはお互いを求め合いながら、どんどんと行為に没頭していく。

「きゅう♡ きぃっ♡ きゅうっ♡ きぃいいっ♡」

 コウモリ娘がひときわ甲高く鳴いて、僕を強く抱き寄せた。同時にコウモリ娘は僕に射精を促すかのように、股をぐりぐり動かした。僕はそれに抗わず、そのまま中に大量の精液を放出した。コウモリ娘は僕の首筋に顔を埋めて、甘く噛みつきながら最後の一滴まで搾り取るように僕のおちんちんを締め付けた。コウモリ娘はゆっくりと僕から離れると、自分のお腹をさすりながら言った。

「コンナニタクサン……♡ ボク、ウレシイヨ……♡」

 これで3人。もう終わりかと思っていた僕の視界に、信じられないものが映った。たいまつの灯りの奥、暗闇の中に無数に輝く目が僕を見下ろしていた。天井を覆いつくす程のコウモリ娘たちの興奮した吐息が、今になって僕の耳に届いた。

「……ッ!?」
「ナカマはタクサンイルヨ♡ ミンナ、キミとセックスシタイッテ♡」

 一番初めに僕と交尾したコウモリ娘が、そう言って笑った。無数のコウモリ娘の瞳が、僕のことを爛れた視線で見つめていた。

「――そん、な……」
「ダイジョウブ♡ ミンナ、キミのコト、キモチヨクシテクレルカラ♡」

 コウモリ娘は僕の頬に優しくキスをして、耳元に囁きかける。

「コウモリとのハーレムセックス♡ タップリタノシンデ、タップリダシテネ♡」

 コウモリ娘が指を鳴らすと、一斉にたくさんのコウモリたちが飛び掛ってきた。僕の悲鳴は彼女たちのきぃきぃという興奮した声にかき消された。



     ◆



 コウモリ娘が僕に覆い被さって、幸せそうな表情を浮かべている。僕の顔をじっと見つめて、きぃきぃと笑っている。僕の耳をじゅるじゅると舐めしゃぶっている。力なく突き出した僕の舌を奪い合うように、上下左右から舌を伸ばして絡めてくる。

「カワイイ……♡」
「タクサンキモチヨクシテアゲル♡」
「レロレロ♡ ぐっぽ♡ ジュルル♡」
「ミミ、ナメラレルのキモチイイカ♡ ソンナニモジモジシテ♡」
「シタダシテ♡ ベロチューシヨ♡」
「アタシトモベロキスシテ♡」
「ズルイ、ボクモスル♡」

 首筋に顔を寄せて甘く牙を立ててくる。僕の腋に顔を埋めて臭いを嗅いでぺろぺろと腋下を舐めてくる。僕の乳首をくりくりと摘んで、レロレロと乳首を舌でもてあそび、甘噛みしてくる。脇腹に舌を這わせ、おへそをつんつんしてくる。太腿やお尻に吸い付いて赤い跡を残していく。足の裏にちゅうっと吸い付き、足の指の間にまで舌を差し込んでくる。爪先に口付けてきて、そのまま僕の足をぱっくりと口に含んだ。

「アンシンシテ♡ チはスワナイカラネ♡」
「ツルツルのワキ♡ キミのニオイ、タクサンスル♡ すぅ♡ はぁ〜♡」
「ピンクのチクビ♡ カワイイ♡ んちゅ♡」
「キミのアセ♡ トッテモオイシイヨ♡ んれぇ……♡」
「チッチャナオヘソ♡ カワイイ♡」
「オシリ♡ ヤワクテツルツルのオシリスキ♡ はむ♡ んちゅう♡」
「ココもオマエのニオイがコイゾ♡ ユビのアイダもゼンブナメテヤル……♡」

 おちんちんに口づけして、尿道に残った精液も残さず飲み干していく。左右の玉それぞれにコウモリ娘が吸い付いてきて、優しく玉を舌の上で転がされる。足の付け根を何度も舐められびくびくと体が震える。勃起したおちんちんにコウモリ娘たちが群がり、先を争うようにぷにぷにした唇を押し当て、滑った舌を這わせてくる。その中の一人が僕のおちんちんを口に含み、舌で転がしながらゆっくりと喉奥までくわえ、じゅぽじゅぽとしゃぶってくる。お口の気持ちよさにびゅくびゅくと射精してしまうと、コウモリ娘たちがきぃきぃと喜びの声をあげる。

「マダノコッテタ♡ オマエのセイエキオイシイ♡」
「タマタマ♡ アナタのセイエキツクッテクレル、ダイジナタマタマ♡」
「ワタシタチがセイエキツクルノテツダウネ♡ ちゅる♡ んぐ♡ ころころ♡」
「オマタのアイダ、ナメラレルのスキ? コシがビクビクシテマスヨ♡」
「オチンチン♡ むちゅ♡ オチンチンダァ♡」
「レロレロ♡ んれぇ♡ れろぉ♡ はむ♡ んじゅる♡ じゅぽ♡」
「コシがフルエテキタ♡ デルンダナ♡」
「アアッ♡ デマシタ♡ シロクテクサイセイエキびゅーびゅーデテマス♡」
「んちゅ♡ れろ♡ トッテモコクテオイシイ♡」

 コウモリ娘が僕の手を取り、自分の胸に押し付けて揉ませるように握らせてくる。柔らかな感触に指を沈めるように動かすとコウモリ娘は嬉しそうに身をよじらせる。汗ばんだ乳肉を顔に押し付けられ、むにゅむにゅとすり付けられる。つんつんと乳首を口元に当てられ、無意識に吸い付くときゅうきゅうとかん高い声をあげる。胸の大きなコウモリ娘たちが僕のおちんちんを柔らかなおっぱいでもみくちゃにする。柔い乳肉に圧迫されたまま射精すれば、またコウモリ娘たちの歓喜の声が耳に届く。

「オッパイスキデショ? スキナダケモンデイイゾ♡」
「アタシのオッパイキニイッタ? ソンナニ、アンッ♡ モミモミシテ♡」
「オッパイスリスリシテヤルゾ♡ オカオでオレのオッパイカンジロ♡」
「オッパイにアマエテ♡ ちゅうちゅうシテ♡ アンッ♡ ソウ、ジョウズ♡」
「オチンチン、パイズリでヌイテヤルヨ♡」
「オッパイでオチンチンオシツブサレチャイマスヨ〜♡」
「ドウダ? ドノオッパイがキモチイイ?」
「オッパイのナカデピクピクシテマスネ♡ モウデチャイソウナンデスネ♡」
「アッ♡ デタデタ♡ きゅう♡ スッゴイリョウダナ♡」
「オレタチノオッパイ♡ オマエのセイエキでドロドロダ♡」
「マダコンナニダセルナンテ、イイコデスネ♡」

 コウモリ娘は僕の顔に濡れそぼった割れ目を押し付けてくる。顔を濡らす粘液を舐めとるように舌を動かせば、またかん高い声を上げて体を震わせる。代わる代わる僕の顔の上にやってくる割れ目はひとつひとつ形が違って、その感触を覚えるように僕は舌を這わせて、ペロペロと舐める。

「ナメテ♡ ボクのオマンコペロペロして♡」
「カオにヌルヌルスリツケテヤル♡ ツギはアタシのマンコナメロ♡」
「きゅうっ♡ ナメルのウマイゾ♡ もっと、もっとペロペロシロ♡」
「アハ♡ キミのヨダレとボクのトロトロがマザッテルネ♡」
「オマエノクチ、トッテモキモチイイ♡」
「アッ♡ イクッ♡ きゅぅ、きゅうぅ〜ッ♡♡♡」
「ツギはワタシ♡ タクサンペロペロシテ♡」

 コウモリ娘はボクのおちんちんをおまんこにあてがい、にゅるんと腰を落とした。そのままおちんちんを飲み込んでいく。おちんちんが熱い粘膜に包まれていく。コウモリ娘の中はとても熱くてぬるぬるしていて、ぎゅうっと締め付けてきた。コウモリ娘は気持ち良さそうな吐息を漏らしながら、ゆっくりと上下に動き出す。コウモリ娘の動きに合わせておちんちんが擦られて、快感が背中を駆け上がってきてすぐに射精してしまう。僕の射精と同時にコウモリ娘も絶頂を迎え、かん高い声をあげて体を震わせる。その声に反応して回りのコウモリ娘たちはさらに興奮を高める。

「オチンチン、オマンコでタベチャウネ……きゅうっ♡ カタクテキモチイイ♡ コシトマンナイッ♡ オチンチンキモチイイ♡ モット、モットチョウダイ♡ オマエもキモチイインダナ♡ オチンチンピクピクシテルゾ♡ イツデモ、ダシテイイゾ♡ ホラダセ♡ ダセダセダセ♡ ――きゅうぅっ♡ デテルッ♡ コイノタクサンデテルゥ♡ ハァ、ハァ……コンナニタクサン♡ ナカマのブンノコッテルカナ♡」

 絶頂したコウモリ娘がおちんちんを引き抜くと、どろりと精液が溢れ、滴るそれを何人ものコウモリ娘が口を開けて受け止める。休む間もなく、次のコウモリ娘が跨がってきて、おちんちんが飲み込まれていった。洞窟の中に響くのは淫らな水音とコウモリ娘たちの喘ぐ声だけ。コウモリ娘たちの汗や唾液の臭いと僕の出した精液の青臭さが混ざり合い、洞窟の中はむせ返るような交尾臭が充満している。その臭いやコウモリ娘達のかん高い声が、僕の性欲を際限なく沸き立たせる。

「ダシテェ♡ シロイノワタシのナカニ……きゅうぅっ♡ セイエキキタァ♡」
「ボクニモっ♡ キミのセイシボクのナカにも……アッ♡ きゅう♡ きぃ♡ デテル♡ ボクのオマンコでキモチヨクナッテ、イッチャッタンダ……♡」
「オレのオマンコイイダロ? モットシメツケテヤルカラハヤク……んきゅっ♡ きゅうぅっ♡ スゴッ♡ オクマデびゅーびゅーっ♡ デテル……♡」

 僕はそれから何時間もの間、コウモリ娘たちに、洞窟の中で犯され続けた。群がる彼女たちに全身を舐められ、吸われ、甘く噛まれて、僕は何度も意識を失いかけた。しかし、コウモリ娘はそんな事を気にせずに僕を犯し続け、精を貪欲に求め続けた。

 僕は抵抗する事も出来ず、ただただコウモリ娘に与えられる快感に身を震わせて喘ぐ事しか出来なかった。誰に向けて出したのか、何で気持ちよくなって絶頂したのか、それすらもわからない。そのうちに僕の体は彼女達に都合のいいように変異してしまったらしい。何度だしても、彼女達のかん高い声を聞くだけで、どくどくと精液が生産され、簡単におちんちんが固くなるようになってしまった。



     ◆



 途方もない時間が過ぎ、いつの間にか僕に跨がるコウモリ娘が途切れた。度重なる射精で鉛のように重い体をなんとか持ち上げて回りを見てみると、コウモリ娘たちの姿はない。頭上に視線をやると、天井で身を寄せ合うようにしてぶら下がっているコウモリ娘たちが見えた。耳を澄ませてみると、すぅすぅと寝息のようなものが聞こえる。さらに周囲を見てみると、洞窟の入り口方面と思われる方向から、日の光がわずかに入って来ているのが見えた。

 彼女たちは、朝になったから眠ったのか。今ならば、逃げられるかもしれない。ふらふらとおぼつかない足をなんとか動かし、光の方へと進んでいく。

「――――ぁ」

 ふと、地面に寝転んでいたコウモリ娘に気がついた。さっきの位置からは岩影になっていて気がつかなかったけど、天井に上がる前に睡魔に負けたのか、地面で寝ているコウモリ娘もいたようだった。何人かのコウモリ娘が仰向けで無防備に裸体を晒している。その中の一人の割れ目から僕の出した精液が流れ落ち、白い水溜まりを作っていた。

 ドクン、と心臓が跳ねると同時に、あれだけ出した僕のおちんちんに血が流れ込んで固さを取り戻していく。横たわっているそのコウモリ娘は、ここにきて初めて交わった子だった。初めてえっちした子が、大きく股を広げて寝息を立てている。

 逃げなきゃ、そう分かっているはずなのに、僕は光に背を向けてふらふらとその子に近づいてしまう。すぅすぅと寝息を立てる彼女に覆い被さり、ほとんど無意識におちんちん挿入していた。

「はぁっ、あぁっ……!」
「ンゥ……? ンン……っ♡」

 彼女はむにゃむにゃと口を動かしながら、僕の腰へ足を回し、コウモリの翼の腕でぎゅっと抱き締めてくれた。寝込みを襲ったぼくを、ごく自然に受け入れてくれた。そんな女性、この世に他にいるのだろうか。

「はあっ、あっ、ふぅっ……♡」
「ァ、ン……♡ アッ……♡」

 ぼくは彼女が受け入れてくれたのをいいことに、腰をへこへこと揺さぶって快感を求めた。寝起きの彼女の膣内は暖かくぬめって気持ちよくて、犯されていた時よりも緩く柔らかで、まったりとした気持ちよさに、理性を取り戻しかけていた脳が再び形を失っていく。

「はあっ、はあっ、すき、すきぃ……♡」
「きゅぅ♡ ンぅ……♡ ァ……♡」

 愛の言葉が勝手に口からあふれだし、愛しいという気持ちで快感がはね上がる。僕は彼女を抱きしめながら、その胸に顔を埋めて乳首をしゃぶり、夢中で腰を振り続ける。彼女の体はどこも柔らかくて、甘くて、温かい。

「あっ、イクっ……でるっ、ああ……っ♡」

 もう、我慢できなかった。おちんちんが脈打ち、許可なく彼女の膣内に精液を吐き出した。ドクッ、ドクッと精液が出るたびに、頭の中が真っ白になるような快楽に包まれる。それは今まで経験したことのないほど気持ちよくて、ずっとこうしていたいと思うほどだった。射精の余韻に浸っていると、ぼんやりと目を開けた彼女と目があった。

「ン……オハヨ……♡」
「あっ、えと、おはよう……」
「アサハヤクから、パンパンシテクレタネ♡」
「ご、ごめんなさい……っ」
「トッテモカッコヨクテ、ドキドキシチャッタ♡」
「そ、そんな……」

 寝込みを襲った僕に対して、怒るどころかカッコいいなんて言ってもらえるとは思わなかった。更に彼女は微笑みを浮かべると、ゆっくりと体を起こして僕を抱き寄せてくれる。そしてそのまま唇を重ねてゆるく舌を絡ませてきた。ちゅうちゅう、ぺろぺろとキスをしていると、射精の快感以上の幸福感に全身が満たされる。

「んちゅ♡ ンゥ、スキ……スキィ……♡」
「はむ、んぅ、僕も……僕も好き……♡」

 しばらくしてからようやく離れた僕らの間には、唾液でできた橋ができていた。透明な糸の橋はゆっくりと垂れていき、ぷつんと途切れた。

「……イナクナッチャウノ?」

 寂しそうに言う彼女の顔をみて、僕は心臓が跳ねた。僕のことをこんなにも思ってくれる人が、他にいるだろうか。冒険者としての実力もなく、お金も地位もない僕をここまで愛してくれる人は、たぶんいない。僕は彼女を強く強く抱きしめてから、耳元で囁くように言った。

「――どこにも、いかないよ」

 彼女はぱぁっと表情を明るくしてぎゅっと抱きしめ返してくれた。

「コレカラズットヨロシクネ♡ ワタシタチのオムコさん♡」

 それから、僕はコウモリ娘達と一緒に洞窟の中で暮らすようになった。コウモリ娘たちが持ってきた食料を食べて、洞窟に湧き出る清水で喉を潤し、それ以外の時間は一日中彼女たちと交わる。そんな日々が、いつまでも続いていく。

 ――僕の冒険は、ここで終わってしまった。
23/03/05 10:25更新 / TakoTako

■作者メッセージ
初めは無理やり犯されてたのに、最後には自分から腰へこしちゃうショタくんいいよね……

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