連載小説
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ゴールデンウィーク 〜gold experience〜<♥>
「太一君、すごく緊張していますね?お顔、真っ赤です・・・」もじもじ

「あ、当たり前だろ?前にも言ったけどこういうこと初めてなんだぞ?
ってか麗だって顔まっかにしてるじゃねぇか・・・」もじもじ

俗に言うラブホテルの一室のベッドの上、
俺と麗は顔を赤くしてバスローブ姿で向かい合ってる。

えっと、どうしてこうなってんだっけ?

このゴールデンウィーク中はそりゃあもう幸せな日々だった。
麗のおかげで宿題を一日二日で終えることができた。
一度一緒に行ってみたかった動物園、水族館、遊園地、映画館、博物館全部行けた。
そんで残り二日は繁華街で食べ歩きでもしようってやってきたけど
急な雨に降られたんでどこかで雨宿りしようって相談して
麗が指したのはこのホテル。とまどう俺の手を引いて
パパっとチェックインをすませてぬれた体をお風呂であっためて
着替えてベッドまできて現在、でよかったよな?いや良いのかこれ?
イヤってわけじゃないけどこんななしくずし的な流れでホントに、いいのか?

(ま、まずは落ち着こう、わたわたしすぎだ俺;こういう時は何から始める?
キスからか?抱きしめるか?手をつなぐところからがやっぱいいか?
これ前にも考えたことなかったか?ああくそ、頭んなかごちゃごちゃしてきた;)

すっ

「うおっ;」

「・・・変に気を遣う必要はありませんよ?どうか太一君の
好きな風にしてみてください?私も、好きにしてみますから」

(・・・麗、前と同じくらい顔まっかなのに前よりかは落ち着いてるな。
やっぱいざ『こういう時』になると強くなるもんなのかな・・・ん?)

「で、でも上手にその、してあげることは、出来ない所も、
あるかもですけど、でも私、精一杯頑張りますから、えっと・・・」ぱたぱた

「・・・そんなの、俺だっていっしょだ。さっき言ったろ?初めてなんだ。
麗もそうだろ?だから、その、俺にもがんばらせてくれ・・・」かちかち

「・・・ふふっ」
「あ、ははは・・・」

ついおかしくなって二人して笑いだしちまった。
ほんっとらしいムードがつくれねぇなぁ;
でも俺たちらしくはあるかもというか
悪い気はしないなというか・・・

「も、もう、何で笑うんですか?」

「そりゃ麗こそ。だってさ?俺の手ぇ引いてまでグイグイ
ここまで来てたのにそんなモジモジしてるとこ見せられちゃったらさ?
ヒミツでここに予約立ててたとかじゃないのか?」

「部屋が取れたのは偶然です。でもそうですね、
実を言うとこのゴールデンウィーク中にとは思ってました。
と言っても本当はもう少し雰囲気とか作りたかったですよ?でも・・・」

「でも?」

「・・・その、雨に濡れてた太一君があまりにもカッコよくて、
ドキッときて、自分でも気がついたらここまでして・・・」ぷしゅ〜

「・・・ははっ」

「ま、また笑いました?」

「ごめんごめん、今さらだけど麗にもそういう所あるんだなぁって
思うとうれしくなっちまってさ。そうかそうか、
俺は水もしたたる良い男だったかぁ」ニヤニヤ

「ほ、本当に今更ですね;そうですよ、太一君のこと性格は勿論、
体つきとか仕草とか出会った頃よりもどんどん格好良くって
好きになってる所増えてるんですよ?そういう太一君はどうなんですか?」

「そりゃあもう俺だっていっぱい好きですよ。優しいとこ、可愛いとこ、
意外とヤキモチなとこ、嬉しいと翼パタパタするとこ、他にも・・・」

くいっ

「わっ;」ぽふっ

「抱き寄せるとすっぽり収まるとことかもな?」ぎゅっ

「むぅ、私背が小さいこと気にしてるんですけど?」

「そうだったけな。でも本当に大好きなんだぜ?」

「・・・言葉だけじゃ、安心できないですよ?」きゅっ

「・・・本当に、いいんだな?」

俺の問いかけに静かに目をつむり唇を突き出して麗は応える。
そうくりゃ俺の返事は決まってる。
真っ赤になって熱くなってるほっぺに手を添えて・・・

ちゅっ・・・

(や、やわらけぇ〜〜!)

何回似たようなリアクションとるんだって?そりゃあゴールデンウィーク中、
何ならそれより前からキスするようにはなってきましたよ?
でも慣れませんよこんな気持ちいいの。つやつやしててぷるりとしてて
こういう時だからかいつも以上にぷにぷにさとかあったかさとか
伝わってくるっていうか何回でもしたくなってる、
っていうか体がほぼ勝手にキスしにいっている。
ちゅ、ちゅって離れてはまた吸い寄せられるを勝手に繰り返してる。

「ふふ、くすぐったいです」

「じ、自分でも止められねぇんだよ;イヤだったか?」

「まさか、とっても嬉しくって幸せな気持ちですよ?
でもバードキスだけで(ちろり)、良いんですか?」ニマ

ちろりと俺の唇をなめてきていつか見た意地悪そうなニンマリとした
笑顔を向けてきた。この状況でその顔はイカンですよ麗さん;
こちとらドキッどころかドギュンってきたよ?俺ますます遠慮しないよ?

「ん、んじゅ・・・」
「んむ、むぅ・・・」

どちらからとかもなくもう一度、今度は深く唇を重ね合わせる。
さっきまでのつやつやぷるりであったかいのに口の中をぬるぬると
なめ回される気持ちよさがプラスされて頭の方へ、
いや身体中へと電気みたいに流れていくのを感じる。
バレンタインやホワイトデーの時とちがって食べ物をはさんでないから
麗の舌をより感じるというかくすぐったさも感じてつい後ろに下がりかけたら
そうはさせるかと言わんばかりにいつの間にか体をこちらに向けていた
麗の翼で俺の体を、両手で頭をがっちりホールドされてしまった;

「んっぷ、んじゅ、れる、ふむぅ」
「むっむ、むは、ちょ、んむむ;」

・・・いやぁ『好きにしてみます』とは
言ってたけどここまでとは思わないじゃん;
さっきあんなモジモジしてるとこ見せられたらよりビックリつうか;
イヤじゃないけど気持ちはいいんだけど長すぎて息が続かねぇっすよ;
ちょっと悪いけど一度止めさせてもらおう。
おでこをこつんとぶつけて麗に待ったの合図を送る。

「あう;」

「ぷは、逃げるなんてしないから一旦落ち着いてくれ?息が続かねぇぜ;」

「うぅ、すいません;ようやくこの時が来たのだと思うとつい;」

「ああ、クリスマスに付き合ってから・・・半年くらいか?
これまた今さらだけど俺たちずいぶんのんびりやってたんだなぁ」

「えっと、それも勿論ですけど、ほら私たちの好き合いって今まで
色んな人に見られたりはやし立てられたりしてたじゃないですか?
このゴールデンウィーク中だってやたらと知り合いに会ったじゃないですか?」

言われてふり返ってみればやたら会った気はする。
『お、やっとくっついたんかあの二人』ってのもいれば
『ああ、この人あの人とくっついたんか』ってのもあったかなぁ。
まぁ俺の親や麗のご両親はつけてたんだろうと思うんだけど;

「こ、ここなら太一君と好き合っても誰にも見られたりしないじゃないですか?
人前ではできないことをしてみたいといいますか、太一君にもっと、その、
印をつけたいと言いますか・・・(赤)だからほら、太一君も
私にやってみたいことほしいこと何でも言ってください(真っ赤)?」

言いながら麗は両手と翼を大きく広げてこちらを迎え入れる様なポーズをとる。
緊張かうれしさかあるいは両方かパタパタと小さく羽ばたいている翼とか
きゅっと口を閉じた真っ赤な顔とか何だこのカワイイのかたまりっ!
っと、一人でまい上がってるだけじゃダメだな;やってみたいこと、か。
そのままハグしあうとかキスしあうとかたくさんあるけど・・・

「それじゃあ・・・麗の、ハダカを見てみたい、かな」

「は、はい、それじゃあ」ぐっ

「あぁ、待って、俺に、脱がさせてくれるか?」

「へ、ああそういう、はい、ど、どうぞ」ばっ

俺のリクエストに腕を広げて応える麗。翼あたりはどうすればいいのかと
一瞬迷ったが翼があるヒト用に背中の部分がめくれるタイプだったから
思ったよりてこずらずに脱がせることができた。
バスローブの下から麗の生まれたままの、ハダカの姿が現れた。
雨にぬられて着替えとかも持ってなかったから
そりゃそうかと思えたのはほんの一瞬だった・・・
付き合ってからも混浴とかは去年のあの時一回きり、
その時も翼を活かした見事なガードではっきり見ることはできなかった。
つまりは今回が初めて麗のハダカを目にするも同然なわけだけど・・・

「変、じゃないですか?」

「〜〜〜っ」あんぐり

「た、太一君?」

『あいた口がふさがらない』ってのをこんな所で経験するとは思わなかった。
バスローブ一枚先の向こうの世界がこんな、こんなに美しいだなんてっ!

(肌とか見ただけでスベスベしてるのがわかるし
汗ばみとか赤みとかでエロさがすごいし、
翼でも腕でもかくしてないからおっぱいとかモロ見えで、
ほ、本物っ!麗の生おっぱいっ!
でかくないってだけでちゃんとふくらんでてやわららかそうでっ!
腰あたりもくびれがエロくって思いっきり抱きしめたら
折れちゃいそうなんだけど思いっきりぎゅって
抱きつきたいって気持ちも出てきててっ!
閉じた足で見えないけど、パンツはいてないのはわかるから
開いてもらったら、その、見れるんだよなっ!?
や、やばいっ、コーフンしすぎて鼻血でそう;口がうまく動かせないっ;
ああしっかりしろ俺、麗がとまどってるじゃないか何か言え!
ダメだ、金魚みたいに口パクパクすることしかできねぇ;)

「も、もしかして言葉も出ないほど貧相でしたか?」しゅん

「だ、なっ、そんなわけねぇだろっ!!」がしっ

「ひゃっ!?;」

「キレイすぎて何も言えなかったんだよ!このスベッスベの肌とか、
やわらかそうなおっぱいとか、ほっそい腰とか、とにかくエロすぎてっ!
ああ言ってくれたけどこんなにキレイでエロくてかわいい麗を、
俺、良いのかな!?本当に良いのかなって・・・!」

「はわ、太一君、その・・・」ぷしゅ〜

「ご、ごめん、俺、コーフンしすぎて; (ばっ)痛かったか?」

「いえいえ、私の方こそ何にも言ってくれなかったからつい;
そうですか、そこまで魅力を感じながらもそんな思いを、
太一君ったら本当に優しいんですね?(くすっ)
・・・良いですよ?この体、輪っかの中から翼や足の先まで
ぜ〜んぶ太一君の、太一君だけのものですよ?」

言いながらさっきと同じこちらを迎え入れるポーズをする麗。
さっきと違ってハダカでしてるからエロさのプラスがすごくって・・・!
あとさっきより少し足を開いたからちらちらと見えてる所があって
当たり前だけど俺と違って『はえてる』とか『ついてる』とかはなくて
代わりにつるりと毛もない一本のスジが・・・

「ふおおっ!?;」がばっ!!

「はえっ!?;」

よかった、鼻血は出てなかった;頭に一気に血が上った感覚が
あったからつい;いやぁもうヤバい;ハダカで改めて言われると
ほんっとヤバい、エロいっ!

何回エロいエロい言ってんだって思われてるんだろうが
じゃあ他になんて言やぁいいんだよ?
いやまぁムズい言い方くらいあるんだろうけど
とっさに出てくるほど頭よくねぇんだよ。
きっとこの後だって何回も言うぞ?
見てるだけでこんななってるのにさわるとか、そ、その先とか、
だ、大丈夫か?今度は俺がぶっ倒れるとか、ないよな?
ないようにしないと・・・

「あ、あのっ」
「はっ;ど、どした?」

麗からの呼びかけで現実にかえる。
いかんいかん、また頭の中だけでしゃべくってたぞ。
麗を不安にさせるのはもっといかんだろ;

「私も、その、太一君のハダカが見てみたい、です」

「あっ、あぁ、そうだよな;俺まだ着たままだったな;
麗だけハダカなんてわけにはいかないよなぁ?」ぐっ

「あぁそのっ、わ、私も脱がせてみたいなぁって・・・」

「うおぉっと;はいはいどうぞどうぞ」ばっ

言われて気が付いたよそうだった、俺はまだバスローブ着たままだったよ。
麗からも脱がせたいとリクエストをもらったので腕を広げて応える。
俺は翼とかはないから簡単に脱がせれたと思う。そんでもってパンツも
はいてないのは一緒なわけだけど麗からは俺のハダカがどう見えるかな?

「・・・」ぽかん

「?、お〜い麗さんや?」

「はっ!?ごめんなさい;直接見るとあまりにもカッコよくて言葉が出なくって(赤)」

「さっきの俺とおんなじ反応じゃん、あれでもあの日混浴した時って
ち、股間以外は特にかくす様なことしてなかったよな?」

「はしたないかなって思ってあまりじろじろ見ない様にしていたんです。
だから今日が初めても同然なんですけど、まさかバスローブ一枚先の世界で
ここまでカッコいい太一君が見られるだなんて・・・♥」ぽ〜

「あ〜はは(赤)そりゃベタぼめがすぎねぇか?」

「そんなことありませんっ!濡れてつやつやした髪とか
大きな胸板とか割れてる腹筋とかがっしりした腕とか足とか・・・
私こそこんなに素敵でカッコいい太一君に、良いんでしょうか?」

「それなら俺も同じ様にこたえるぜ?好きにしていい、
髪の毛の先からつま先まで好きにして欲しいって思ってる!
・・・さ、さすがにキモい言い方だったか?」

「いえいえそんな、とっても魅力的な言葉ですよ?だってつまりは、
その、『そこ』も好きにして良いってことですよね?」

そう言った麗の視線は俺のチンコ、見間違えようもないほどに反りたった
ソコに向いていた。そりゃそうだろ、目の前にいるのがハダカの麗なんだぞ?
たたないなんてありえねぇだろ?暴発してないのがふしぎなくらいバッキバキよ?

「そりゃあ、な?ここまできて見せ合うだけですなんて言わないよな?」

「も、もちろんですよっ、こんな所で終わらせようなんてとんでもありません!
ただその、想像していたより、家族や友達から聞いていたよりも大きく思えて
あえっと、小さいのを想像していたわけではないですよ?でもこれだけ大きいのが
私の『ナカ』にちゃんと入れられるかなぁって・・・」さすっ

「っぐはぁ!!」

「ひゃえぇっ!?;太一君っ!?」

急に声をあげうずくまる俺に驚きつつも心配してくれてるけどさ、
その不意打ちは予測なんてできるわけありませんよ麗さん;
ってか予測できたってふせげるもんかよいやムリ、とんでもない!
あの麗の口からそんなエロいセリフ聞けるなんて!

「あ、あの、大丈夫ですか?太一君に無理させる位なら私・・・」

「ああちがうちがう大丈夫!うんっ、心配いらねぇ、
てかここまでしてくれたんだ、俺にもカッコつけさせてくれ!」

「そ、そうですか?そこまで言うなら続けますが、
限界だと思ったら言ってくださいね?」

「ありがとう、麗も今度は倒れる前に言ってくれよ?」

そうだしっかりしろ俺!さっきからみっともないとこしか見せてねぇぞ。
ここまで麗ががんばってくれてんだぞ、漢を見せろ!
限界なんぞ何度でも超えてやると!いざ、楽園へ・・・!

さわっ
「ひゃっ;」

ぺたっ
「うおっ;」

しっかりと気持ちを固め俺が最初に手を伸ばしたのは麗の翼。
ドタンバでひよったわけじゃないぞ?マジに触ってみたかったんだかんな?
対する麗は両手で抱えるように俺の伸ばした腕を触ってきた。
力が強すぎたかと一瞬あせったがちがうっぽい、感触を確かめるように
ふにふにと触ってきている。くすぐったいやらかわいいやら;

「わひゃ、そ、そこからなんですね?」

「えっと、いきなりムネとかは変態くさいかなと思ってさ、
そういう麗も言い方からすぐココ触ってくるかと思ったんだけどな」

「そ、それこそ変態みたいじゃないですか;いや最初から
腕と決めていたわけでもないんですけど、思いがけない所に
のびてきた拍子につい、痛くなかったですか?」

「全然そんなことはないぞ?麗の方こそイヤとか痛いとかはないんだよな?」

「イヤだなんてそんなこと、痛いとかもないですよ?
ど、どうぞ気がすむまで触ってください?」

お言葉に甘えて生え際から羽先までじっくりと触ってみる。
濡れてるはずなのにべちゃべちゃとかぐしょぐしょって感じはしなくて
しっとりしている程度でこれはこれでクセになる手触りって感じだ。
いつかちゃんと乾いた状態の翼も触ってみたいな。今から楽しみだ。
それはそうと・・・

すごい、思っていたより・・・」くにくにさすさす

「そんなに俺の腕の感触って珍しいか?熱心に触ってるけど」

「ああいえ、これだけ筋肉がついているのに思ったより柔らかいなって」さすさす

「お、硬いのがおのぞみ?力入れりゃイケるぜ?ふっ」ぐぐっ

「わわっ;すごい、一気に硬くなって筋肉もさらに
浮き上がってきましたね。健豪さんにも並ぶんじゃないですか?」

親父と同じかぁ、どうかなぁ;親父みたく鉄骨をそのままかつぐなんて
できねぇんだけど。同じくらいの角材なら持てたことあるけど。
あ、付け根の部分はごわごわっつうかこりこりっつうか結構クセになる感触だな。

「あ、や、ちょっ、んひゃ;」

「おおっと、痛いとこだったか?」

「や、そこも痛くはないんですが自分でもそんなに
触らない箇所だからか結構こそばゆくて、ひゃあ;」

「へぇ〜、じゃあこういう触り方とかも初めてか?」ぐしぐし

言われてふとイジワルしたくなってなでる様な動きから
こねる様にまたはこする様にイジって反応を楽しんでみる。
よりくすぐったそうにするけど触ってる腕を翼から離れさせようとしないで、
何ならぎゅっと自分の方へ抱き寄せるようにしててかわいい。
嫌がってないならともうちょっと調子に乗ってみる。

「んんぅ〜、やぁ、ちょ、太一君、くすぐったいです、てばぁ、やぁ」ふるふる

「イヤじゃないんだろぉ〜、どかさないんだもんなぁ〜♪(ニヤニヤ)
ほ〜れほれここがええんか〜?な〜んて」こしょこしょ

「んもうっ」きゅっ

「うひょっ;」

ちょっと調子に乗りすぎたらしい。片手を俺の腕から離して
俺の胸板、よりもピンポイントな箇所、乳首をきゅっとつまんできた。
予想外の反撃と刺激で変な声をあげちまった;

「イジワルのお返しです(むふん)、私知ってるんですよ?
男の人もここが弱いんですよね?」にまにまくりくり

「おぉ、おひ、ひ、ちょ、うららさ、うひぃ!」

「ふふ、太一君はやめてくれませんでしたよね?だから私もやめませんよ?
何でしたら(くいっ)、太一君も触ってみてはいかがですか?」

「おぉ、そう、だよな?エッチしてんだもんな?
い、痛かったらすぐ言ってくれよ?」

「ふふ、それ言うタイミング、ここで良いんですか?」

「うっせ;この腕だぞ?加減まちがえてキズとかつけたくねぇんだよ」

「今触れてる翼だって全然痛くないですよ?それに私はエンジェルです、
そんなにやわではないですよ?ですから、ね?」

「お、おう、それじゃあ・・・」

ふにゅ・・・

「・・・んっ(赤)」

「・・・おぉっ!」

前の時とはちがって自分から直に触ってんだけど、
普段からつないでる手とはまたちがうやわらかさというか、
ここはこうもちがうもんなのかと驚いてるというか感動というか・・・
なんか、その、全部エロい!正直ここまでやわらかさが
あるなんて思ってなかった!やわらかいだけじゃない、
あたたかいとかしっとりしてるとか赤くなってんのとか
くりくりしてる乳首とかドキドキが手にきてるとか
こっちが手を動かすとぴくってなってるとことか
麗からもいじってくるのやめないとことか・・・
色んな感想が頭の中に出てんのに、出すぎて口に出せない、
なんかだまって胸もんでるだけになってる;
なんか言わないとまた不安にさせんじゃねぇか?
いや、これ全部言ったら流石に引かれるか?

「い、意外ですね」

「ん、へっ?」

「誘っておいて何ですけど、こんな小さな胸触って楽しいですか?」

「あ〜、楽しいとかよりは、なんか、感動してるというか、
変なこと言ってるかもだけど;てか、そういう麗こそ
男のムネとかそんなぺたぺた触ってて楽しいのかよ?」

「楽しい、よりはすごくドキドキします。暖かくてハリがあって、
ふふ、これ、私よりも大きいんじゃないですか?」

「あ〜、まぁ・・・きたえてますから?」どやっ

「むぅ、そんなことないとは言ってくれないんですね」むすっ きゅっ

「おひょう;こやつめまたしても、おかえしっ!」きゅっ

「ひゃんっ!?♥」ぎゅぎゅぅっ

「んぴょっ!?」ぱっ

調子こいてやり返したらものっそいカウンターくらった;
いやでもそりゃそうだよな;向こうも手ぇだしてたまんま
だったんだからそりゃあくらうよ;それにしたって我ながら
なんつう声出してんだ;今日いちカッコ悪かったんじゃ、
ってそんなことよりっ;

「わ、わりぃつい;さすがに痛かったか?」

「い、痛くはなかったですよ?思っていたより感覚が、
その、これ程までに来るとは思っていなくて・・・♥
ああ;私のことよりも太一君こそ、今の・・・」

「ああえっと、俺も痛くはなかったよ;ビックリしただけだ」

「そ、そうですか」ほっ

お互いにケガはなかったのは良かったとして、
こ、こっからどうしよう?気まずくなってる?なってない?
半分以上勢いにまかせてやってたもんだから
ストップかかると続けていいのか不安になっちまう;
・・・ひと声はかけるべきだよな?

「・・・他は、どうなんでしょう?」

「・・・ん?」

「む、胸でこれ程なら、他は、どうなんでしょうか?」

「ほ、他ってぇと、け、おしりとか?」

「た、太一君が望むのでしたらもちろんそこも、ですが、えっと、
これからその、することを考えれば、ですね?ほら、き、気に、なりませんか?」

言いながら麗は俺の腕にまた手を回してきた。
でも今度はそのままなで回してはこない、
ゆっくりとでもって力強く俺の手をある場所へと引いていく。
そこはわっかでも髪でもほっぺでも翼でも
ムネでもおなかでもおしりでも太ももでもない場所。
チラチラと見えてはいたけどさわらずに、いやさわれずにいた場所。

すっ・・・くちゅ

「さ、最初に、言いましたよね?好きに、してくださいって?
ほら、こ、ここだって、いいんですよ?♥」

「おま・・・っ!!!」

まさかそこまでと顔を見れば汗かく位にまっかになっている、
つまりはめっちゃ恥ずかしいはずなのにやめない離さないどころか
『もっと確かめて?』と言わんばかりにより深いとこへ引いてくる。
てっ、ててっ、手からくるこの感じって、
やわらかいのが、あついのが、ぬれてるのがっ・・・!
オッパイとちがって見えてるわけじゃないのに
見えてなくても、いや見えないからこそと言うべきなのか、
今までとは比べ物にならないくらいエロくって・・・!

びゅばぁっ

「ひゃっ!?;」

や、やってしまった;
ガマンとかマズイとか思うヒマすらもなかった。
気がついたら・・・

「た、太一君、これって・・・(赤)」

「ご、ごめん、ガマンできなかった・・・;」

「えと、直接触ってなかったですよね?」

「う、うん・・・」

散々みっともねぇとこばっか見せちまってて
せめてこうなることだけは、って思ってたのに;
麗の、ア、アソコの感触があっまりにもエロ過ぎて
俺のチンコはいれるどころか触られもしてないのに
射精、つまり暴発してしまった。

(が、がっかりされちまうか?
イヤ麗のことだからそれはないとしても
なぐさめの言葉とかでもクルものがある;)

おそるおそる麗の顔をうかがうと、バカにするでも
なぐさめるでもなく目をぱちくりとさせたまま
自分の体についた精液を見つめていた。

(あ、かかったのがイヤだったとかか?)

「ちょ、ちょっとまっててくれ、ティッシュが
どっかにあるはずだかr「いりません」え?」

「ティッシュなんて、いりませんよ?
拭き取るだけなんて、もったいないです・・・♥」

そう言いながら顔についていた精液を指ですくい取ると
クリームをなめ取る様な感じで口に運んでいく。
イヤそうどころか夢中になって顔やオッパイについた精液を
すくってはなめ取るのを繰り返している。

「れる、はむ、んちゅ・・・」

「・・・」ぽかん

えと、そりゃあまあ、魔物娘はソレが大好物ってのは
授業なり本なりで知ってたましたよ?
でもさぁ、麗はいつものまじめさ初々しさが
あるから少しちがうんじゃないかって思ってたんだよ。
でもこんなとこ見せられたら全然そんなことないんだなって。
いやそれにしたってちょっと、夢中になりすぎじゃね?
目もなんだかとろんとしているような・・・

「う、麗さん?」

「・・・はっ!?うあっ、わ、わたし、
太一君の前でこんな、ご、ごめんなさいっ;」

「ああいや、あやまらなくていい、てかあやまるのは
俺のはずというか、大丈夫なのか?汚いとかマズいとか・・・」

「き、汚いだなんて思ってたら口にすることありませんよ;
マズいとかも、ありませんよ?えと、おいしいとも違う、
いえ違わないのでしょうか?その、今まで感じたことがないので
上手く言い表せないというか、でも、イヤではないですっ」

「そ、そっか・・・」

「えっと、太一君落ち込んでませんか?」

「そ、そりゃだって、まだその、本番どころかぜ、ぜん、あ〜、
準備らしいこともしてないのに、こんなん、カッコわりぃだろ?」

「カッコ悪いだなんてそんなっ、それだけ私にその、
魅力を感じてくれたということでしょう?
さっきたくさん褒めてくれた時以上に、嬉しいです♥」

「いや、でm「そ、それにっ」おぉっ;」

「一回出てしまったらおしまい、なんて決めていませんし、
太一君も、その、元気なんですよね?わ、私だって、
太一君にまだ、その、そんなに触られてないのに、
もう、ぬ、ぬれてまして、その上で先に、えと、
いただいてしまってから、実を言うと限界で、だから、その・・・」もじもじ

「・・・っ!」

かわいいとエロいってこうも両立するもんなのかっ?
さっき舐めとってたとこもエロかったかわいかったってのにっ!
ああ、やっばい、キスの時とかハダカ見せてくれた時だって
そうだったけど今の麗、すっげぇエロいっ!
一気にいろいろ元気になったわっ!!

「うららぁっ!!」がばぁっ

「ひゃあっ!?;」ぼすんっ

「す、すまんっ、その、ホントは、こんな強引めじゃなく、
もっと、雰囲気、とかつくれりゃ、良かったんだけど、
もっ、麗がエロすぎて、俺もっ、俺こそ、いや、
さっきイッたばっかなんだけど、また、限界ですっ!」

「あ、わぁ、あ・・・」か〜っ

カッコつけもなにもあったもんじゃない押し倒し、
なんとか理性を働かせたセリフもみっともねぇ告白;
そんなんでも麗は耳までまっかにしてくれていて。
うるうる、いやキラキラか?させている目は俺の顔と
もう一か所、さっきのどエロさっぷりを見せつけられて
さっき以上にギンッギンになってるチンコを交互に見ている。
こわがらせたとかじゃ、ないんだよな?

「そ、それだったら、私だってっ!もうたくさんエッチな太一君を見せられて、
頭真っ白になりそうでっ!だから、なっちゃう前に、何もわからなくなる前に、
太一君のを、わ、私の、ココ、に・・・」もぞ・・・

言いながら閉じ気味だった足をふるふると開いていく。
今度こそはっきりと見えたソコ、触り合いしてた時からか
さっき舐めとってた時からかはわかんないけど触らなくても
わかるくらいにてらてらとぬれていて一本の毛も生えていない
『スジ』からはさらにとろりとした液体がたれて・・・

「・・・ふぬぅっ!!」

「へぇっ!?」

あっぶねぇ、また出そうになった;いや出たかと思った;大丈夫でよかった;
さっきは見えなくてもなんて思ってたけどやっぱ見えたらさらにちがったわ;
段違いっぷりが更新した、落ち着け、あとちょいだけでいいんだ、
これ以上はぐだりたくも、みっともないとこも見せたくないっ!

「ふぅーっ、ふぅーっ、すぅーっ、はぁーっ」

「た、太一君?」

「・・・麗さん」

「は、はい・・・」

「・・・いきますっ」

「・・・はいっ!」

深呼吸して改めて決意を固め麗の名前を呼ぶ。
一瞬きょとんとした顔をされたが元気よく返事してくれた。
あわてずそしてこらえながらゆっくりと腰を進める。

ぐちゅ ぐぷぷぅ・・・

「く、〜〜〜っ!!」

「あ、〜〜〜っ!!」

見えた時からぷにぷにでやわらかそうだとは思っていたけど・・・!
ぴっちりと閉じていたはずのソコは俺のさきっぽとふれ合うと『ぐちゅ』
とやらしい音を立てて『ぐぷぷ』とこっちが腰を進めるより
先に俺のをくわえこんできたっ!『下の口』なんて
例えは大げさなんかじゃなかったんだって思う以上に
ぬるぬるとしてるのがっ、ぐにゅぐにゅとしてるのがっ、
からみついてしめつけてくる気持ちよさがっ、
チンコから頭のてっぺんまで一気に走ってきて・・・っ!!

(これ、やばっ、あっ!?まだ、だ、まだ、もう少しだけ・・・!)

ぐちゅ・・・ ぷちゅっ

どぐんっ

「おぉっお・・・こっ!」

「は、あぁっ、はぁああっ!!♥」

すご、いっ!これが、女の子の、麗のナカ・・・!!
あぁ、もうこれは段違いでエロいなんてもんじゃない。
奥らしいとこへぶつかるのを一瞬感じた後からは
もう頭まっしろになってなにも考えられなかった。
いや気持ちいいとかは思ったけどそれ以外に頭が回らなかった。
痛がったらやめようとか、頭とかほっぺとかなでた方がいいか
とか考えてたことが全部ふき飛んでった。
チンコからくる快感に変な声を上げることしかできない。

(これ、俺の声か?なんっつう間抜けな声、
顔とかもなっさけねぇことになってるんじゃ、
あ、麗に見られてる・・・)ちら

「はっ♥あっ♥すご、い♥たいちく、の、いっぱ、あ、あぁあっ♥」

「(ぶちっ)・・・っ!」がばっ

「ふみゅっ⁉あ、んじゅうるぅ♥」

あぁもうダメだっ!やさしくしたい、気づかってあげたいとか
あったはずなのに、いや今だってそうしたいって気持ちが
あるはずなのにそれ以上に、もっと、もっと・・・!

「ぷはっ、はあっ、はあっ、はあっ!!」

「ひゃふあっ♥あっ♥太一くんの、ナカで、大きくなって・・・♥」

「麗が、エロすぎて、気持ちよすぎて、おれ、もっと、もっとっ!」

「・・・っ!えへ、えへへ♥うれしい♥いいですよ?
もっと太一くんの気持ち、したいこと、私に、私だけに、
たぁくさん、ぶつけてください?♥」

あ、あぁああっ!?見たことあるっ!!
こういうベッドで横になって笑顔で
両手を広げて迎え入れるの、見たことあるっ!!
まさかお目にかかる日が来るなんてっ!
麗からやってもらえるなんてぇっ!
想像してたよりもずっとかわいいっ、ずっとエロいっ!
あ〜〜っ!ああちくしょうっ!アンタってヒトは
ちょっとくらいは俺にもカッコつける余裕をくださいよ!

「〜〜〜っ!!」

むちゅうっ

「んむぅ♥」

テクも落ちつきもあったもんじゃないかみつく様ないきおいのキス。
そんなんでもうれしいみたいで今までで
一番あっつい天使のほうようをしてくれた。
手足だけじゃなく翼でもぎゅうっと抱きついてきてくれて
しっとりした翼やらすべすべふにふにのおっぱいおなかやら
からみついてくる舌やら下やら、あぁ、まだだたえろ、
もっとこうしていたいんだっ!

「んちゅ、んむぅ、はぁ、はぁ、うら、ら、うららぁっ、ふぬっ」

「んみゅ、あむっ、ぷあっ、あんっ♥たいちく、んあっ♥」

もうキスなんてセックスなんてオシャレに言えるもんじゃあなかった。
もうこれは二人して溶けてる、溶け合ってる!
口ん中で、手と手で、肌と肌で、サキとナカで、
下でも上でもぐっちゃぐちゃのどろどろになって抱き合って・・・
ああでも、全身で気持ちよく、幸せになってるのがわかる!
もっと、なんならずっとこうしていたいけど!

「ぷはっ、うあ、うららっ、おれっ、またっ!」

「ぷあっ、あん♥わた、しもぉ♥」ぎゅうぅっ(きゅうぅっ)

翼で麗しか見えなくなるくらいに包まれてあったかくって、
手が背中に足が腰にだきついてきて全身ぴったりくっついてきて、
同時にナカももう離さないと言わんばかりにしめつけが強くなってきて・・・!
こんなん、同時にきたら、初めたてで、こんなのなんて・・・っ!

どぐんっ びゅぐっ びゅぐっ びゅびゅうっ

「んっく、はっ、くっはぁぁぁ・・・」

「んきゅっ♥ふぅ、ふあぁぁぁあっ♥」

もう二回だしたはずだったのにその勢いは今日一、
何なら人生一強いもんだったかもしれない。
奥っ側から一気に吐き出す様な感覚が頭までじんじんとひびいてきてる。
痛いとかはないけど気持ちよすぎて感覚がおかしくなってる気がする。
目の前にいるはずの麗がよく見えない、ああいやよく見えないのは
周りだけで麗の顔ははっきり見えてるな。あの麗が涙とヨダレで
ぐっちゃぐちゃになっちゃってるのが見える、ああいやヨダレは
俺ががっついたキスでついたのかも?耳まで真っ赤にしてうるうるした目で
麗もこっちを見てきてて、ああかわいいなぁ、エロいなぁ♥
もっと見ていたいけど・・・

とぷん・・・とぷん・・・とぷぷっ

流石に童貞卒業したての若造な俺の体力は無限なんてことはなく
勢いがなくなってくると同時にあれだけ興奮でカッカしてた体が
段々と落ち着いてというか疲れが出てきた。

「うあ、はぁ」ぼすんっ

「あ、や、んんっ♥」

出しきったと同時に身体中の力が抜けるのを感じる。
とっさに前に倒れこむのはヤバいと思って後ろにかたむく。
つられる様に麗も俺の上に倒れてくる。ふわりとシャンプーの
いいにおいとしっとりすべすべぷにぷにのお肌がめっちゃ気持ちいい。
ナカもまだ俺のをきゅうきゅうとしめつけてくるし
どんだけ離れたくないのか。・・・あぁ、本当に幸せだ。幸せすぎるぅ♥

「はぁ、はぁ・・・麗」

「・・・はい」

「大好き、だぞ」なで

「えへへ、私も、大好きです♥」きゅっ







〜深夜帯〜

「はぁ〜・・・」
「ふぅ〜・・・」

一息ついて二人で入浴中の今は真夜中の時間帯。
一度しきるとお互いタガが外れたというかあれからも何度も、
俺が上になったり後ろからしていたかと思えば、
麗が上になったり翼で包んでまで抱きしめ合ったりと
たくさんしている内に時間はあっという間に過ぎていたようで・・・
いやぁ〜、部活や大会の時より動いただろこれ。

「たくさん、しちゃいましたね?お腹の中、太一君の熱をまだ感じます♥」さす

「(ドギュン)お、おお・・・」

ああ〜ダメですよ麗さん?一応一休みってことで
入浴中だってのにそんなこと言われたら・・・

「あらあら太一君ったら♥ナニか思い出してたんですか?」

「いや、これは、その・・・」

部活よりは動いたとはいっても不思議と疲れとかはなくって、
いや出したすぐ後とかはちょっと疲れるんだけど
すぐヤル気、はちょっとちがうか?性欲?とかが
ふとしたきっかけで戻ってきてみなぎってくるもんだから
そんな顔でそんな仕草でそんなこと言われようものなら、ねぇ?

「あ〜大丈夫大丈夫;自力でおさめる、おさめますかr(ぐいっ)うおっ;」

「一人で治めるだなんてそんなさみしいこと言わないでください?
変に気を遣うとか恥ずかしがることはせずに私に身を任せてください・・・♥」
ちゃぷ・・・

タガの外れっぷりは麗の方が大きいみたいで
さっきの何度もの内の半分以上は実は麗の方からだったりする。
『今までできなかった分たくさんさせてください』と言ってきたかと思えば
一度目二度目でもまだ見せていたテレテレやらモジモジぶりはどこにいった
のかってくらい積極的な姿を見せてきた。今だってほらこうして
しっとりした翼とぷにすべな体で俺のことをサンドイッチしてくるわ、
ためらいもなくチンコをさわってくるわで体のあちこちで
麗のアレコレが感じられてすっげぇ幸せ・・・じゃなくて;
そんなことされ続けたらおさまるものもおさまらないんすよ、
それどころか・・・

「うらら、さ、ちょ、それ以上は、よすぎて、もうっ、うぅっ」

びゅるるっ

「ふわっ♥」

お願いむなしく軽くさすられただけであっさりとイッてしまった。
待って、ソーローとかじゃない;この数時間で俺の体何だか変になってんだよ。
自分で触る分には大してって感じなんだけど麗からだと途端に弱くなってんだよ。
全く心当たりがないわけじゃない、魔物娘と好き合うとこうなっていくってのは
聞いたことはあるから。けどアレってこんなに早かったっけ?

「ふふ、すごいです♥浴槽の中から顔にかかってきました」ぺろり

「と、とめてくれねぇから;大丈夫か?目とかかかってないか?」

「心配ありません。例えかかったとしても
太一君のでしたらへっちゃらです♪
それよりも、まだまだ元気そうですね♥」

もう恥ずかしがる様子もなくむしろうっとりした様子で俺のチンコに目を向ける麗。
言われた通りソコはさっき出したばっかだってのにお湯ごしでもわかるくらい
元気になってぴくぴくと震えていた。

「先ほどは私から仕掛けたようなものですし、
次は太一君の好きな風にしてみてください?
手がいいですか?翼がいいですか?ナカでも全然構いませんよ?」

言いながらぴとっと俺の体にくっついてくる麗の表情エロすぎんだろ;
俺はもしかしたら麗の中の何かヤバげなスイッチを押してしまったのかもしれないな;

「い、いやいや、一応休憩ってことで入ってたはずだろ?
麗とかあんだけ動いてて疲れてるんじゃ・・・」

「もう、遠慮することないですってば。私の全てが太一君のものです、
さぁ、太一君の気持ちたくさん私にぶつけてください♥」

・・・まぁでもうん、イヤなんてことは全然ないからいっか。
ああ、でも今日こんなエロい麗見せられ通しだったからなぁ、
頭のカッカした感じがここにきて限界まできた、かも・・・

ぶっ ぽたたっ

「うおっと;」

「うわぁっ!?;た、太一君、鼻血がっ;大丈夫ですかぁっ!?」

「ああ平気平気、えっとアレだ、うれションみたいなもんだ」

「そ、そんな例え尚のこと喜べませんっ;それにふらふらしてますよぉ!?;」

・・・とまぁ楽しみにしていた続きもこんなことが起こってはってことで
中断されちまったよ;まさかお姫様だっこする前にされることになろうとはな;
『つきっきりで看病します!!』と大慌ての麗を何とか落ち着かせたけど
『ならばせめて』とひざ枕してもらえた俺は大変幸せに安らかに
眠ることができましたとさ( ˘ω˘ )zzz
24/07/18 00:01更新 / うたたねこっくりk
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■作者メッセージ
この事を母から聞いた比良々(ヒララ:麗の姉)の感想:
「それでダークエンジェルになってないってマジで言ってる?」

本来は5月の、それもGW中にあげたかったお話です。
濡れ場で手間取っていたらとても時間がかかってしまいました;

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