ケース01:複根の場合
では、手始めに、私が最初に集めたこの御仁の話から始めよう。
中立地区、ファルドの森、外縁地区。
一人の青年が、花の世話をしていた。
その青年の名前は、デュオ・ディックソン。
デュオ君は、金髪碧眼で、身長も高く、この辺りで評判のあるイケメンである。村人たちに「デュオ君に彼女がいないのは絶対おかしい」と言われるぐらいだ。
しかし、そんな彼には一つの大きな秘密が隠している。
「デュオ君、おはよう!」
「ああ、レイちゃん!いらっしゃい!」
彼に声をかけたのは、レイ・クリーノス。牛乳牧場の一人娘で、大変たわわな巨乳の持ち主である。
「今日もお花を買うのか?」
「う、うん!いえ、そうでもないけど...」
明らかに目の前の少女の言動がおかしい。なにか大事なことを言いたいような気がする。
もじもじしているレイは、自分のおっぱいを寄せ、緊張で赤面している様子を表している。
その胸は、どうやら毎日牛乳をがぶ飲みしている賜物であろう。小さくてサイズが合わない服からはみ出す、まるでスイカのような大きさと深い谷間、彼女の体香とともに、ものすごい存在感を発している。
デュオ君はもちろんそれを意識し、視覚的な刺激によって少し照れていた様子。
彼女はついに、隣にある薔薇を取って、大声で言い出した。
「わたし、デュオ君のことが好きです!付き合ってください!」
デュオは予想していた。こういう挙動をしていると、もしかして告白が頭の中に浮かんだ。
もちろん、レイと幼なじみであるデュオが、彼女を気に入らないと言うのは嘘だ。
その愛らしい顔、琥珀色の目と栗色で艶のある髪の毛。そしてなによりもそのシャイな性格に反して、自己主張の激しいスタイル。
しかし、彼はなんと、深くお辞儀した。
「ごめん、めっちゃ嬉しいけど、レイちゃんの気持ちは受け入れられないんだ。俺はまだ恋をするつもりはないので。」
もちろん、これは紛れもなく嘘である。先までレイの胸をガン見していた彼には、かわいい・セクシー・優しいの三拍子揃ったレイは、デュオは前から告白するかされるかを想定していた。
レイが悲しげに去って行った後、デュオはすぐ店の奥へ入った。
「やっちまった。レイちゃんの告白を断った!何考えてんだ俺!幼なじみになに怖がるんだ馬鹿野郎!」
デュオは机の上に伏せて、こっそりと涙を零していた。
とうとう、彼は机から起きて、自分の股間にある二つもっこりした部分を触って、黙々とズボンを脱いで、その二つの突起物を解放した。
デュオの陰茎は、なんと二本もある。二つ同時に排尿・勃起も出来れば、二つ同時に射精することが出来る。いかにも正常に作動している一対の陰茎である。
とはいえ、普通の女の子であれば、このようなものを見せたら、大半怖がって逃げ出すものであろう。
「こいつさえなけりゃ…!」
憤りに任せ、隣にある枝切り挟みを取って、片方の陰茎に構え、それを切り落とそうとした。
が、男にとって自ら去勢することなんてできるわけがない。彼は恐怖に打ち負かされ、鋏を落とした。
「自分の体を切れるわけがないな。」
(…このもう一本のちんぽは、俺の余った枝だ。しかし花屋の俺は、自分の体を剪枝することすらできない。)
彼はそう思っていて、そしてなんとなく、レイの胸を想像し始めた。
「レイのおっぱい、もうだいぶ熟れたものだな。一度揉んでみたい…」
欲情に負けて、彼は両手でちんぽを掴んで、扱きはじめた。
「レイ!…好きだよ…レイ!」
二本のちんぽを同時にいじるに多少は慣れているが、二倍の快楽は、彼をすぐ絶頂に導いた。
数分のいじりの末、一対の陰茎から二流れの白濁が同時に噴き出し、体に掛け、服を濡らせた。
「はあ...はあ...終わったな。」
デュオは、汚れた服を脱いで、すぐ風呂場へ向かった。
〜〜
「どうして…?デュオ君、なんで、わたしのことを...」
レイは、涙目で、帰り道を彷徨っていた。
スイカにも匹敵する胸は、彼女の動きと同調し、ぶるんぶるんと揺らしている。
レイは、子供の頃からデュオと知り合っていた。彼女は牧場の一人娘で、デュオは花屋の一人息子。二人の両親すら「このふたりを結婚させよう」と思っている。
しかし、5年前から、デュオの両親が魔法研究で失踪して以来、デュオは花屋を継いで、毎日花のお世話に没頭している。レイはできるだけデュオにお見舞いに来たが、毎日花を買うわけでもできないけど、しかし「デュオくんと会いたい」とは、どうしても言えなかった一言だった。
そして今日、自分の気持ちをはっきりした結果、まさかきっぱり断った。しかも幼なじみに。
「はぁ。」
毎日の労働と牛乳の賜物とはいえ、この体は彼女にとって、その負担は重かった。
レイは、森の道端に坐って、やがて横になった。
「胸、重い…」
彼女は、無意識に自分の胸を揉み始め、ゆっくりと、指で自分の乳肉に丸を書いて、乳首を軽く擦っている。
言うまでもないが、レイはデュオが自分の胸を見つめていることを気付いている。
しかし好きな人に体に興味を示されるのは、不快感どころか、むしろ喜びである。
レイが、実際胸を丹念に育てていた原因は、まさしくデュオだった。いつか彼に揉まれるため。誰もが自分を「牛乳女」と呼ぶ時、デュオだけが「レイの胸は綺麗だ」と言われたからだ。
胸が揉まれるどころか、その場でデュオに押し倒されることも覚悟していた。
デュオであれば、なにされてもいい。
「デュオ君…デュオ君…わたしを触って…めちゃくちゃされたいの...」
そして、彼女の指は股間に移り、自分を慰めようとした。
「ああ!…ああ!イクッ...!」
しかし、絶頂の後は、ただただ虚しいだけ。好きな人と一緒に居ることができない悲しさは、肉体の快楽じゃ、補えないものである。
心身とも疲れたレイは、瞼を閉じた。
ふと起きたら、自分が普段来る道から外れたと気づいた。
「あれ?なんか…来る時と違う…」
悲しい気持ちに浸るあまりに、レイはなんとなく森の中で迷子になってしまった。
「どうしよう…もうすぐ暗くなっちゃう…」
彼女は、あちこちへ進もうとしたが、森を出る様子がなく。むしろさらに深部へ進んだ。
そこには、魔物が居た。
それは、一人、とはいえず、巨大なる一輪の白い花が咲いていて、その中にある女性は、瑞々しい緑の肌で、自分の体を太陽の下できるだけ浴びようとしている。
その女性は、レイに勝るとも劣らない美人でした。豊満な胸、尻だけではなく、その目はなんと琥珀色で、彼女と同じだ。
正直言うと、そのツインテールに結んだ長い髪を除くと、彼女はレイとはまさに瓜二つである。
「花の魔物…綺麗だ…」
この感嘆はすぐさまその魔物に気付かせた。
「誰!?」
隠れ場のないレイは、すぐその魔物に見付けられた。
「あら、かわいい子だわ。迷子かしら?こんな夕方で森の奥までフラフラして、なにを考えているの?」
「いや…!わたしを食べないで!」
「食べる…そうだよね。食べたいですね。この綺麗な体を。」
魔物は唇を妖艶げに舐め、目の前の少女の体を色目で見つめていた。
レイは逃げようとしたが、しかし二本の蔦が魔物から伸びて、彼女を縛り付けた。
「いや!放して!死にたくない!」
「…なにバカなことを言うの?あたしはあんたのことを殺そうと思ってなかったわ」
「え?だって、食べるんじゃなくって…?」
「バーカ。うちら魔物はね、」
魔物は、蔦でレイを自分の元まで持っていた。
「食べるってこういうことよ。」
彼女は、すぐさまレイの唇を奪った。
高速の舌捌きで、レイを蕩けさせ、魔物の快楽への扉を開かせていく。
「ん...んん...」(キスされた…気持ち…いい…)
その涎は、蜜のように甘くて、まるで花蜜、いや、まさに花蜜そのものだった。
そして、二人が離れるときは、金色の蜜の橋が二人の胸へ落ちた。
「あたし、リリラウネのクリノよ。あんたの名前は?」
「…えっと、わたしはレイ。レイ・クリノース。」
「いくつ?」
「えっと、17だけど。」
「あら、わたしと名前が似てるね。あたしは11よ。寿命の短い人間でも結構若いものね。」
「11!?そんなに大人っぽいなのに…」
レイはクリノの胸を見て、自分のも見た。
「わたしより6つも年下なのに…すごいな、魔物。」
「うふふ、この胸は自慢よ。レイもいいおっぱいしてるから、胸を張りなさい、そんなんじゃ男が見つからないよ。」
「うっ…わたしは…もう…うええええん…」
このセリフは丁度、レイの痛みに刺さって、レイはようやく堪忍の緒が切れて、大声で泣き出した。
「ちょっと、どうしたの?泣かないで!」
「わたし…わたしが好きな男の子に告白したけど...だけど...」
「断ったのね。こんな美人の告白を断るだなんていい度胸だわ。なんで断ったの?」
レイは首を横に振った。
「知らない、ね。」
「彼はね、デュオ君って言うの。金髪碧眼で、目尻にほくろがある、とっても優しいイケメンさんなのよ。」
「ふーん。そっか。あたしのタイプみたいね。用がなくても会いたいわ。」
そして、クリノは、レイに問いかけた。
「ねえねえ、レイちゃん、あたしたち、姉妹になろう?」
「姉妹?義理の姉妹…ですか?」
「ちがうちがう、本当の姉妹よ。蜜が繋がっているって奴。」
「だけど...わたしは人間で、クリノちゃんは魔物だよ?そんなのできるわけが...」
「あたし、あんたの意見なんて、」
「聞くつもりはないわ。」
また、クリノは自分の口の蜜をレイに送り込み、同時にレイの服を脱ぎ、そして彼女の足を、彼女の足元にある蜜の池に引きずり込む。
レイはもがこうと思ったが、蔦の力が強すぎて、ディープキスから離れたけど、足は全然解けない。
「ちょっと…なにをするの!?」
「言ったでしょ?あたしたちを姉妹に。」
「いやだよ!魔物になるなんて!」
「だーめ、ちょっと大人しくして。気持ち良くなるから。じゃおっぱい、吸って♥」
クリノは蔦を駆使して、レイの両腕を縛って、そしてレイの頭を自分の胸に埋め込み、彼女に蜜を、乳首から送り込んでいく。
四つん這いになったレイは、絶望の気持ちがクリノの胸の甘い香りに誘われ、ひたすら蜜を吸い出し、どんどん飲んでいく。
(どうしよ…わたし…魔物に…)
彼女はリリラウネの魔力の即座満たされ、体の血液が段々と葉緑体と変わり、肌もクリノのように緑へ変わり、足が花の底に吸い込まれ、脚が変形し、神経がつながり始め、花と一体化した。
魔力に満ちた快感によって、彼女の乳房から、なんと母乳が吹き出し、クリノの体、花弁、そして蜜の池に白みを掛けていた。
「レイのミルク、とってもおいしいわ。しかし、もう人間としてお乳出ることはないのね。」
半時間の魔物化が経った末、レイはすでに人間からリリラウネの一部となっていた。
「転化が終わったみたい。緑肌はとっても似合うわ、お姉ちゃん。」
「なんで…クリノちゃん…そんなの...ひどいよ…」
それを言い終わるや否や、レイはショックで気絶してしまった。
「よーし、これであの男が来るのを待つだけだわ。デュオ君、ねぇ…」
〜〜
数日後・
行方不明のレイを探すために、デュオは森の奥まで向かっていく。
しかし、彼が見つかったレイは、すでに本来の姿じゃなくなった。
彼女は、一輪の巨大なユリの花と一体化していて、もう一人の魔物の女性と一緒に抱きついている。
白い肌が瑞々しい緑になっていて、体は丸裸。その豊満なる胸はさらけ出していて、スイカのサイズであっても、垂れるどころか重力を抗って凛々しく立っている。
愛らしい顔はいるが、昔のシャイな雰囲気が、すっかり煽情的な顔となっていた。
そして、隣にいる魔物の女性は、なんと長い髪をしている以外、レイとそっくりな顔している。しかしレイとは似ても似つかない、自信を表す不敵な笑みをしている。
「レイ!…なんでお前かこんな姿に…」
「ああ…デュオ君。わたしね、クリノちゃんと出会ったの。そして、人間をやめちゃて、こんな姿になったの。今のわたし、お姉ちゃんになったのね。」
「あら、主役のお出ましね。レイお姉ちゃんの言う通り、すごいイケメンだわ。」
デュオは、アルラウネは本で見たことはあるけど、リリラウネはみたことなかった。
なので、アルラウネがもう一人の女の子を取り込んでツインになるのは想像を超えていた。
「つまり隣にいる奴が元凶だな。おい妖女!レイを返せ!さもないと…」
デュオは腰にある剣を抜き、クリノの前に構えた。
「返すかどうかは、あたしではなく、レイお姉ちゃん次第よ。今のお姉ちゃんは、すぐ素直に帰ると思うの?」
「ふざけんな!お前が彼女を誑かして、魔物まで転化して洗脳したんだろう!レイに似てるだけほざくな!覚悟してもらう!うおおおおお!」
怒りを滾ったデュオは走り出し、クリノを切ろうと突撃を掛け、剣を振りかざした。
クリノはすぐ、蔦で剣を白刃取りをし、デュオの突撃を食い止めた。
「あんたちょっと待ちなさい!あたしを切ったら、レイも死ぬよ?彼女は転化してから数日しか経ってなく、アルラウネ種として生きる方法はさっぱりよ。ましてやリリラウネの片方が殺された時ね。それでもよかったら?それと、あたしはお姉ちゃんをあんたと会うためお膳立てしたの。その物騒なものをしまって貰える?」
皆さんが知っている通り、リリラウネは片方が殺害された場合は、もう片方も重傷とも看做される。ましてや刀剣で切り落としたら場合は体が欠損していると感じ取り、半身である姉妹を失った喪失感に苛まれ、大半後を次いで死ぬことになる。ごく一部は夫の支えて生き残ったが、トラウマで鬱になり、長時間を渡って医者に面倒を見てもらう可能性も高い。
レイが死ぬと聞いたら、デュオはようやく冷静になって、剣をおろし、鞘にしまった。
「それで、話ってなんだ?」
「デュオくん、教えて。なんであの時にわたしの告白を断ったの?わたしのこと嫌いなの?」
「まさか。俺はレイを嫌いなわけないだろう。」
「じゃなんで?わたしとデュオ君は、幼なじみでしょ?なんで教えてくれないの?」
「むしろ単刀直入に聞くわ。デュオくんはお姉ちゃんのこと、好き?」
「それは好きに決まっている。しかし断ったのは事情があるんだ。お前らとは関係ない。」
「だけど、お姉ちゃんを探しに行くには、レイのことが大事に思っているんでしょう?」
「こっちの話だ!そんなことはどうでもいいだろ!もう帰ろう、レイ!頼むから!」
「……デュオ君のバカ!!」
レイの声が、森の中に響く。
「わたしはどのぐらい覚悟してデュオ君に告白したと思うの?…どんな気持ちで来たと思うの?断っても理由ぐらい教えてよ!!わたしとデュオ君の仲なのに!!」
数秒の沈黙の末、デュオは口を開いた。
「俺は、病気があるんだ。相当珍しい奴で。いつかどうやって治るのも知らないし、一生付いていくかもしれない。だから俺は君に幸せなんてできないんだ。ごめん。」
「ええ?…なんの病気?デュオ死んちゃうの?」
「死なないけど、とにかくめんどくさい病気だ。」
「病気だったら、あたしが見てごらん。こう見ても薬草に詳しいから、魔力もあれば大体治れるわ。」
「それは結構だ!もういいだろ!早く帰ろ、レイ!」
「いや!聞くまではずっとここにいる!クリノちゃんとずっと一緒にする!」
「もう拗ねるな!子供じゃないし!」
「わたしは子供だもん!クリノちゃんだって、11でわたしよりおっぱいでかいから!」
「はいはい、もうそろそろ痴話喧嘩はうんざりするわ、あたし。」
クリノは蔦は駆使し、デュオの両手を縛り上げた。
「って、蔦が!」
「さっさと白状しなさい、その病気とやらを。」
蔦は素早くデュオの服を脱いだ。しかしデュオは、蔦に縛られるも、下着を引っ張って守ろうとした。
「やめろ!そこだけは!」
「あそこが秘密のあるところね。そーれ!」
蔦は棘が生え、デュオの下着を引きちぎった。
デュオ二丁陰茎は、リリラウネの二人にさらけ出した。
それは、魔物であるクリノも、元人間であるレイも、仰天する光景だ。
デュオの陰茎は、左と右に分けて、勃起している。その形は、まさに花のように綺麗なUの字になっている。
そのサイズも決して小さくなく、両手でも掴み切れず、むしろ二人の女性と交尾するため最適化している姿だ。
「すごい…デュオ君は二つも付いているの?」
「だから教えたくないんだよ。こんなちんぽ付いて、女の子はみんな怖がって逃げてしまうから。それと恥ずかしいから早くおろして…」
「ううん。デュオ君のおちんちん、かっこいいと思うの。そそり立っていて、雄々しく感じます。」
「いや、俺を慰めなくていいから。」
「じゃあ、あの時わたしの胸を褒めたのも?ただわたしを慰めるだけ?」
「いや、それは違う。俺は本気でレイの胸が綺麗だと思っている。...柔らかそうだし、いい香りしてるし。」
「わたしも本気だよ。デュオ君のおちんちんたちは、怖くなんかないよ。ピンピン立ってるし、ピクピクとしてる…辛そうみたいけど、かわいい。」
「も言うな、恥ずかしい…」
「デュオくんったら、いつもわたしの方がおっぱいを恥ずかしがるのに。」
デュオとレイの二人がお互い相手を分かり合う時、クリノはすでにこの二本ちんぽに恍惚している。
「すごい…雄しべが二つだなんて…大当たりだわ♥」
蔦はデュオを花弁の隣に近寄せた。
「ちょっと、なにをする気だ...」
「魔物の前に性器を出したら、やることは一つでしょ?三人一緒に気持ちよくなっちちゃおう♡」
「う、うん!」
「いや待って、流石に早すぎるんじゃ…」
「わたしたちとえっちするの、嫌?」
「まそれは、それはむしろ喜ぶけど。」
「じゃ御託はいいから、早く始めちゃおう♪」
リリラウネの二人は、デュオの二本ちんぽに撫で始めた。
羞恥心がなくなったレイは、自分のちんぽを触っているという非常識な光景が、デュオの目の前に起こっている。
「サイズも硬さも申し分ない。少し魔力も含んでいるね。じゃ、先に味見しよっと♡」
「では、わたしもいただきます…♡」
二人はすぐ、この二丁ちんぽに口に中でフェラする。
「これは、ヤバい…」
世界で初めて行った、複根Wフェラ。
しかもリリラウネの二人が息を合わせたフェラなので、そんなものは、インキュバスでもすぐ撃沈するもので、人間ならなおさら一溜まりもない。
「はたふて、しおっふぁいへど、おいひい…」
「これはね、精という味。あたしたち魔物が生きるための力よ。おいしいでしょ?」
クリノ一旦止まって、解説したら、またすぐちんぽを口にした。
レイは一生懸命吸う一方、クリノはその目まぐるしい舌技でちんぽを嬲っている。
「二人とも激しい…だめ…行く…」
デュオが唸りながら、無意識に二人の頭を手で押さえ、複根から射精した。
「うっ!なにこれ…」
「ああん♡いっぱい出たわ〜。」
精液は彼女らの髪、顔、胸、そして花弁と蜜の池に掛けて、緑の肌や、無垢なユリの花びらに白濁を染めた。
「強い匂い…けどおいしい…これ癖になっちゃう...」
「いっぱい出したのね。快感が二倍だから、少しは早かったみたい。」
「はぁ…はぁ…これで…もう…いいだろう…」
「ダメに決まってるじゃん!まだ始まったばかりよ。はい、飲んで♪」
クリノは、蜜の池から蜜を掬い上げ、デュオの口の前に出した。
「これって…アルラウネの蜜?」
「そうよ。知ってる通り、最高の滋養強壮剤よ。しかも今この池の分、」
「全部お姉ちゃんが出たものなの。」
「って、レイの蜜!?」
「う、うん、精一杯搾り出したの...デュオ君、飲んでくれるの?」
よくレイのおっぱいを飲むことを想像するデュオ。
そして、レイが一生懸命おっぱいを絞って蜜を溜めようとする姿。
自分の好きな娘の蜜が目の前に。
「わかった。飲むわ。レイが頑張って絞ってくれた蜜なら...」
デュオはクリノの手から蜜を啜り上げ、間もなく全部飲み終わった。
そして、段々と体力が回復するデュオ。
「すごいな...先出したばかりなのに、だるさが嘘のように消えた。」
「そう♪あたしたちの蜜は、男に毎日30発以上は出せるわ。もう精液を節約する必要がないのね。うふふ♪」
「あの…この一杯終わったら…おっぱいから飲んでも、いい?俺は…レイの…おっぱいを揉みたいんだ。」
「ええ!?わたしの、お、おっぱい、吸うの?」
「いいんじゃない?あたしに散々開発したから♪はーい、お姉ちゃん頑張ってね。」
レイは、すでに自分のおっぱいを揉んでいて、蜜を出そうとマッサージしている。
「でゅ、デュオ君、おっぱいだよ。」
レイのスイカぱいは、スイカのように模様こそないものの、果実らしく緑になって、汁だくになっていた。
乳首から、一滴の金色の蜜が分泌しているのが見える。
デュオは、恐れ恐れながら、手を伸ばして、その巨大な胸を触った。
「ひゃっ!デュオの手…暖かい。」
「柔らかいし暖かい…それとずっしりした感じ...レイのおっぱいを触ると、すごく…安心するよ。」
「わたしのおっぱい、こんなに好きなんだ…くすっ…気に入ってくれてよかった…うっ」
レイは急に鼻を啜って、涙が出ちゃいそうな顔をしている。
「え、どうしたの?大丈夫?」
「ずっと待っていたの...デュオ君が、わたしのおっぱいをめちゃくちゃにするのを!昔から念入りに育てて、デュオ君の手で揉まれたいの!大きいだけじゃ寂しいから!」
「俺だって、レイのおっぱいを揉みたいよ。だけど...」
「デュオ君のせいだよ…会いに行ってもすぐ店に入り込んで、わたしだってもっとスキンシップしたいのに!」
「…ごめん。じゃ、今はたっぷり揉んでくれるから。」
「うん…お願い…。」
デュオは即刻、頭をレイのおっぱいの乳肉ならぬ葉肉に埋めた。
手が沈むほどのおっぱいを揉みながら、乳首からどんどん蜜を吸いだす。
「レイ…レイ!好きだよ!」
「デュオ君…激しい…ああん!」
やがて、レイの股間も、蜜が分泌し、濡らし始めた。
「アルラウネって、マジで蜜が体液なんだ...じゃ、こっちも味見してみよう…」
デュオは、レイの秘部にも、舌を伸ばして舐めてみた。
「あは、ああん!おまんこは…ダメ!」
「おっぱいの蜜よりずっと甘い…すごいな、ところどころの味まで違う。」
「わたしのおまんこ弱いなのに…デュオ君の意地悪!」
「もういいでしょ!交代。今回はあたしの番よ。ほら、あたしのも揉んでよ。」
リリラウネの寂しがりやの性のせいか、クリノは傍観していられず、デュオにもおっぱいを揉んでくれるのをねだり始めた。
彼女はおっぱいをデュオの体に押し寄せ、その柔らかさで誘惑しようとした。
「はいはい、わかったよ。」
デュオは、すぐクリノに向かって、その瑞々しい緑の胸も揉んだり吸ったりし始めた。
「必死におっぱいを吸うなんて…赤ちゃんみたい♪」
「レイよりも大きいし、しかも張りがちょうどいい…さすが魔物だ。」
「うふふ♪この一対の果実はアルラウネの自慢ところよ。焦らなくていいよ。あたしのおっぱいは逃げないから♡」
「ずるーい!わたしのも揉んでよー!」
レイも傍観のままでいられないようだ。彼女は、おっぱいでデュオの背中に押しつけた。
デュオは仕方なく、二人のおっぱいを交代で吸いながら、両手を片方ずつのおっぱいを揉むことにし、一人で二対のスイカぱいを頂く。
「デュオ君…こんなに激しくて…大好き♡」
「もっと…もっと強く…あたしはまだまだいける!」
数分が経った後、デュオはとうとう顔を上げた。
「はあ...最高だった。そうだ、いいのを思いついた。お二人は、俺の...ものどもを挟んでくれるかい?」
「あら、名案だね。ちんぽ二つからリリラウネの二人に同時パイズリさせてくれるとは、デュオ君果報者だな。うふふ♪」
「ああ、そうかもしれないな…しかし、クリノに出会えてよかったんだ。クリノが居るから、俺は、自分のちんぽが呪いではなく、祝福だと知った。もしかして、俺はリリラウネの夫になる運命かもしれないな。」
「…んもう!照れ臭いことはやめて。じゃ、ちんぽ出して。」
デュオは複根を突き出して、二人に挟ませようとする。
「どれどれ…おちんぽが前より生意気になったね。えい♡」
「デュオ君、ちょっとわからないけど、こう…ですか?」
複根へのWパイズリ、こちらももちろん、世界初である。
「ああ…最高だよ…二人とも、おっぱいが柔らかくて、腰が抜けそう...」
「お姉ちゃん、こーして、デュオ君のちんぽを蕩けさせちゃおう♡」
クリノは自分の涎の蜜で、ちんぽを濡らした。
「ふりのひゃん、ほう…れすか?」
レイも、クリノを見様見真似で、蜜を垂れ込んで、デュオのちんぽを濡らす。
「お姉ちゃん上手♡じゃあデュオ君、我慢しないで、しっかり感想聞かせて♪」
クリノとレイはおっぱいを扱い始め、デュオの複根を慰めている。
ぬるぬるでねばねばとした蜜は、デュオの複根をマッサージし、塗布する形で魔力を塗り込む。
二本の陰茎から、四つの乳房の感触が伝わってくる。
やがて二人は、デュオのちんぽたちを吸い始め、パイフェラを敢行した。
蜜、おっぱい、舌、さらにそれを2倍にかける。
その快感の量は、並の人間ではさぞ想像しがたいものであろう。
「二重パイズリやべえ!…そしてこの乳圧…たまらない!」
デュオは無意識に自分の腰を振り始め、二人のおっぱいを突き込もうとしている。
「出して♡あたしたちのおっぱいまんこで全部出しちゃえ♡」
精液を欲しがると恍惚するクリノ。
「デュオ君のおちんちん、すごく熱い、おっぱいが、溶けちゃう!」
ちんぽの触感で夢中になるレイ。
「で、出る!!」
デュオは、複根からまた、精液を噴射してきた。
アルラウネの蜜の力のおかげで、今回の精液はまるで噴水のように、ビュビュっと出していく、二人の体どころか、蜜の池と花びらまで全部白く染まっていく。
数分間の射精を経ち、デュオは満足げに、花びらに寄っかかった。
「こ…これで…満足はしただろう…」
「あの…デュオ君、まだわたしたちの大切なところに入って来ないんわ。」
目を瞑ったデュオは、再び目を開けると、レイが寂しい表情で下腹部を撫でている。
「魔物娘と交尾してよくも本番抜けれると思うのね。あたしたち二人に受粉させないと帰らせないよ。」
「そうか…そうだよな。勝手に自分だけイって満足して、君たち二人はまだだよね。ごめん、今回は、三人一緒に気持ちよくしよう。」
「よかった!じゃ、クリノちゃん、一緒に気持ちよくなろう。」
「うふふふふ♪さあ、デュオ君♡その雄々しい雄しべで、あたしたちの雌しべを貫いでごらん♡」
二人は抱きついて、顔を撫でながら、激しく接吻し始めた。
「お姉ちゃん、大好きだわ♡その恥ずかしがる顔がたまらん♡」
「クリノちゃんこそ♡凛々しくて、髪の毛がすごく綺麗です♡」
リリラウネの二人は相手を貪る同時に、デュオの寵愛を待ち望んでいた。
「じゃあ、いくよ…」
デュオは、二本のちんぽを同時に二人の秘部に入れ込む。
「あ!あああ♡デュオ君の雄しべが入って来る♡」
「デュオ君のおちんちん、硬くて大きい♡こんなの初めて♡」
「ああ…二人ともの中、気持ちいいね。」
複根による姉妹丼贅沢セックス。これはいうまでもなく、世界で未曾有の光景である。
「中がぬるぬるしていて、暖かい…しかも…勝手に締めてくる…!」
「そうだわ♡魔物の雌しべはみんな名器だよ♡雄しべを搾るぐらいできないわけが、ないわ♡」
「わたしも♡なんだか、おまんこで、おちんちんを吸わきゃっと感じる♡」
「クリノの方が強くて、レイの方がしっとりしているな...!だけど俺も負けてはならない…!これから動くから...!」
デュオは腰を振り始め、自分の複根を二人の膣へ突いていく。
激しいピストン運動の中で、3人の喘ぎ声が森の中で響いていた。
「ちんぽが痺れていく!気持ち良すぎて…」
「わたし…もうダメ♡イキたい♡デュオ君と♡クリノちゃんとも♡」
「あたしも限界よ♡三人一緒にイっちゃおう♡」
「イくよ…レイ!クリノ!俺の愛を!受け止めてくれ!!」
「「あああああ!!!いっくぅううううう♡」」
三人の絶頂の叫びとともに、デュオの精液の噴水は、間もなく二人の膣を充満し、溢れ出し、そして抜き出しと、また精液のじょうろと化し、彼女らの髪、顔、乳、体全体、したにある百合の花まで、二人に水やりならぬ精やりをした。
長い射精をした後、ようやく満足した三人。
「あの、クリノ。」
「どうしたんだい?デュオ君。」
「君の名前って、誰が付けたんだ?」
「うーん…確かにあたしが種の時、もう頭の中で浮かんだ名前けど、誰かが教えたでしょう?あたしたちアルラウネは種のままの記憶が模糊しているから。」
「なんだか俺、11歳の時、隣にある町のどぶでめっちゃでかい種を拾って、うちに植えたけど、オヤジがでかすぎて面倒を見れないから森に捨てて言われたんだ。しかしこのあと全然移植した位置が覚えない。もしかして…」
「ちょっと待て!まさか...その時、あたしを丁寧に洗って、日向ぼっこさせて、そして毎日念入りに水ヤリをしたものは...デュオ?あたし今11よ!デュオが11歳って何年前?」
「今22だよ、俺。その時は、いままで見たことないでかい種だから、もしかしたらめっちゃ綺麗な花になれたら、レイに見せたいと思ってた。」
クリノは驚愕し、口を塞いだ。
「そんな…あたしを助けたのは...まさかここで会えるだなんて...」
なんと、デュオは子供のころ、クリノを助けて、ちゃんと植えて育った張本人だった。
「もしかして、わたしへの思いが、クリノちゃんの名前になって、そしてわたしとそっくりになったかもしれないわ。だったら、クリノちゃんは正真正銘、わたしの妹だよ。」
「うっ…ううっ…うわあああああ!!あたし、ずっと会いたかったんだよ!植えてくれて、ありがとう!!デュオくん!!」
クリノは、11年の再会がすでに遂げたと意識し、デュオに抱きしめて、号泣した。
「ったく、先まで照れ臭いことを言うなって。だけど、これから俺たち三人とも、家族だな。今日はもう遅いから、明日になったら、すぐ店に移植してくれるよ。」
「家族...そうだわ、わたしは今、もうこのお花と合体して、もう自分で家でお父さんとお母さんに会えることも、自分のベッドで寝ることもできないんじゃ...」
「うん...クリノはなにか方法はあるはず。クリノ?」
「くすん…だいじょうぶだよ。アルラウネ種はえいようが…足りる限り、花から一旦抜けてもいいんだ。それと、根っこから抜けて動けるから、両親にはまだ会えるよ、お姉ちゃん。」
「心配するな。例えばできなくとも、レイのパパママに会うためなら俺が担いでやるから。もちろん、クリノもね。」
これで、複根の青年は、幼なじみであるリリラウネの姉妹との出会いで、幸せを手にした。これで、本ケースはお開きとした。めでたしめでたし。
中立地区、ファルドの森、外縁地区。
一人の青年が、花の世話をしていた。
その青年の名前は、デュオ・ディックソン。
デュオ君は、金髪碧眼で、身長も高く、この辺りで評判のあるイケメンである。村人たちに「デュオ君に彼女がいないのは絶対おかしい」と言われるぐらいだ。
しかし、そんな彼には一つの大きな秘密が隠している。
「デュオ君、おはよう!」
「ああ、レイちゃん!いらっしゃい!」
彼に声をかけたのは、レイ・クリーノス。牛乳牧場の一人娘で、大変たわわな巨乳の持ち主である。
「今日もお花を買うのか?」
「う、うん!いえ、そうでもないけど...」
明らかに目の前の少女の言動がおかしい。なにか大事なことを言いたいような気がする。
もじもじしているレイは、自分のおっぱいを寄せ、緊張で赤面している様子を表している。
その胸は、どうやら毎日牛乳をがぶ飲みしている賜物であろう。小さくてサイズが合わない服からはみ出す、まるでスイカのような大きさと深い谷間、彼女の体香とともに、ものすごい存在感を発している。
デュオ君はもちろんそれを意識し、視覚的な刺激によって少し照れていた様子。
彼女はついに、隣にある薔薇を取って、大声で言い出した。
「わたし、デュオ君のことが好きです!付き合ってください!」
デュオは予想していた。こういう挙動をしていると、もしかして告白が頭の中に浮かんだ。
もちろん、レイと幼なじみであるデュオが、彼女を気に入らないと言うのは嘘だ。
その愛らしい顔、琥珀色の目と栗色で艶のある髪の毛。そしてなによりもそのシャイな性格に反して、自己主張の激しいスタイル。
しかし、彼はなんと、深くお辞儀した。
「ごめん、めっちゃ嬉しいけど、レイちゃんの気持ちは受け入れられないんだ。俺はまだ恋をするつもりはないので。」
もちろん、これは紛れもなく嘘である。先までレイの胸をガン見していた彼には、かわいい・セクシー・優しいの三拍子揃ったレイは、デュオは前から告白するかされるかを想定していた。
レイが悲しげに去って行った後、デュオはすぐ店の奥へ入った。
「やっちまった。レイちゃんの告白を断った!何考えてんだ俺!幼なじみになに怖がるんだ馬鹿野郎!」
デュオは机の上に伏せて、こっそりと涙を零していた。
とうとう、彼は机から起きて、自分の股間にある二つもっこりした部分を触って、黙々とズボンを脱いで、その二つの突起物を解放した。
デュオの陰茎は、なんと二本もある。二つ同時に排尿・勃起も出来れば、二つ同時に射精することが出来る。いかにも正常に作動している一対の陰茎である。
とはいえ、普通の女の子であれば、このようなものを見せたら、大半怖がって逃げ出すものであろう。
「こいつさえなけりゃ…!」
憤りに任せ、隣にある枝切り挟みを取って、片方の陰茎に構え、それを切り落とそうとした。
が、男にとって自ら去勢することなんてできるわけがない。彼は恐怖に打ち負かされ、鋏を落とした。
「自分の体を切れるわけがないな。」
(…このもう一本のちんぽは、俺の余った枝だ。しかし花屋の俺は、自分の体を剪枝することすらできない。)
彼はそう思っていて、そしてなんとなく、レイの胸を想像し始めた。
「レイのおっぱい、もうだいぶ熟れたものだな。一度揉んでみたい…」
欲情に負けて、彼は両手でちんぽを掴んで、扱きはじめた。
「レイ!…好きだよ…レイ!」
二本のちんぽを同時にいじるに多少は慣れているが、二倍の快楽は、彼をすぐ絶頂に導いた。
数分のいじりの末、一対の陰茎から二流れの白濁が同時に噴き出し、体に掛け、服を濡らせた。
「はあ...はあ...終わったな。」
デュオは、汚れた服を脱いで、すぐ風呂場へ向かった。
〜〜
「どうして…?デュオ君、なんで、わたしのことを...」
レイは、涙目で、帰り道を彷徨っていた。
スイカにも匹敵する胸は、彼女の動きと同調し、ぶるんぶるんと揺らしている。
レイは、子供の頃からデュオと知り合っていた。彼女は牧場の一人娘で、デュオは花屋の一人息子。二人の両親すら「このふたりを結婚させよう」と思っている。
しかし、5年前から、デュオの両親が魔法研究で失踪して以来、デュオは花屋を継いで、毎日花のお世話に没頭している。レイはできるだけデュオにお見舞いに来たが、毎日花を買うわけでもできないけど、しかし「デュオくんと会いたい」とは、どうしても言えなかった一言だった。
そして今日、自分の気持ちをはっきりした結果、まさかきっぱり断った。しかも幼なじみに。
「はぁ。」
毎日の労働と牛乳の賜物とはいえ、この体は彼女にとって、その負担は重かった。
レイは、森の道端に坐って、やがて横になった。
「胸、重い…」
彼女は、無意識に自分の胸を揉み始め、ゆっくりと、指で自分の乳肉に丸を書いて、乳首を軽く擦っている。
言うまでもないが、レイはデュオが自分の胸を見つめていることを気付いている。
しかし好きな人に体に興味を示されるのは、不快感どころか、むしろ喜びである。
レイが、実際胸を丹念に育てていた原因は、まさしくデュオだった。いつか彼に揉まれるため。誰もが自分を「牛乳女」と呼ぶ時、デュオだけが「レイの胸は綺麗だ」と言われたからだ。
胸が揉まれるどころか、その場でデュオに押し倒されることも覚悟していた。
デュオであれば、なにされてもいい。
「デュオ君…デュオ君…わたしを触って…めちゃくちゃされたいの...」
そして、彼女の指は股間に移り、自分を慰めようとした。
「ああ!…ああ!イクッ...!」
しかし、絶頂の後は、ただただ虚しいだけ。好きな人と一緒に居ることができない悲しさは、肉体の快楽じゃ、補えないものである。
心身とも疲れたレイは、瞼を閉じた。
ふと起きたら、自分が普段来る道から外れたと気づいた。
「あれ?なんか…来る時と違う…」
悲しい気持ちに浸るあまりに、レイはなんとなく森の中で迷子になってしまった。
「どうしよう…もうすぐ暗くなっちゃう…」
彼女は、あちこちへ進もうとしたが、森を出る様子がなく。むしろさらに深部へ進んだ。
そこには、魔物が居た。
それは、一人、とはいえず、巨大なる一輪の白い花が咲いていて、その中にある女性は、瑞々しい緑の肌で、自分の体を太陽の下できるだけ浴びようとしている。
その女性は、レイに勝るとも劣らない美人でした。豊満な胸、尻だけではなく、その目はなんと琥珀色で、彼女と同じだ。
正直言うと、そのツインテールに結んだ長い髪を除くと、彼女はレイとはまさに瓜二つである。
「花の魔物…綺麗だ…」
この感嘆はすぐさまその魔物に気付かせた。
「誰!?」
隠れ場のないレイは、すぐその魔物に見付けられた。
「あら、かわいい子だわ。迷子かしら?こんな夕方で森の奥までフラフラして、なにを考えているの?」
「いや…!わたしを食べないで!」
「食べる…そうだよね。食べたいですね。この綺麗な体を。」
魔物は唇を妖艶げに舐め、目の前の少女の体を色目で見つめていた。
レイは逃げようとしたが、しかし二本の蔦が魔物から伸びて、彼女を縛り付けた。
「いや!放して!死にたくない!」
「…なにバカなことを言うの?あたしはあんたのことを殺そうと思ってなかったわ」
「え?だって、食べるんじゃなくって…?」
「バーカ。うちら魔物はね、」
魔物は、蔦でレイを自分の元まで持っていた。
「食べるってこういうことよ。」
彼女は、すぐさまレイの唇を奪った。
高速の舌捌きで、レイを蕩けさせ、魔物の快楽への扉を開かせていく。
「ん...んん...」(キスされた…気持ち…いい…)
その涎は、蜜のように甘くて、まるで花蜜、いや、まさに花蜜そのものだった。
そして、二人が離れるときは、金色の蜜の橋が二人の胸へ落ちた。
「あたし、リリラウネのクリノよ。あんたの名前は?」
「…えっと、わたしはレイ。レイ・クリノース。」
「いくつ?」
「えっと、17だけど。」
「あら、わたしと名前が似てるね。あたしは11よ。寿命の短い人間でも結構若いものね。」
「11!?そんなに大人っぽいなのに…」
レイはクリノの胸を見て、自分のも見た。
「わたしより6つも年下なのに…すごいな、魔物。」
「うふふ、この胸は自慢よ。レイもいいおっぱいしてるから、胸を張りなさい、そんなんじゃ男が見つからないよ。」
「うっ…わたしは…もう…うええええん…」
このセリフは丁度、レイの痛みに刺さって、レイはようやく堪忍の緒が切れて、大声で泣き出した。
「ちょっと、どうしたの?泣かないで!」
「わたし…わたしが好きな男の子に告白したけど...だけど...」
「断ったのね。こんな美人の告白を断るだなんていい度胸だわ。なんで断ったの?」
レイは首を横に振った。
「知らない、ね。」
「彼はね、デュオ君って言うの。金髪碧眼で、目尻にほくろがある、とっても優しいイケメンさんなのよ。」
「ふーん。そっか。あたしのタイプみたいね。用がなくても会いたいわ。」
そして、クリノは、レイに問いかけた。
「ねえねえ、レイちゃん、あたしたち、姉妹になろう?」
「姉妹?義理の姉妹…ですか?」
「ちがうちがう、本当の姉妹よ。蜜が繋がっているって奴。」
「だけど...わたしは人間で、クリノちゃんは魔物だよ?そんなのできるわけが...」
「あたし、あんたの意見なんて、」
「聞くつもりはないわ。」
また、クリノは自分の口の蜜をレイに送り込み、同時にレイの服を脱ぎ、そして彼女の足を、彼女の足元にある蜜の池に引きずり込む。
レイはもがこうと思ったが、蔦の力が強すぎて、ディープキスから離れたけど、足は全然解けない。
「ちょっと…なにをするの!?」
「言ったでしょ?あたしたちを姉妹に。」
「いやだよ!魔物になるなんて!」
「だーめ、ちょっと大人しくして。気持ち良くなるから。じゃおっぱい、吸って♥」
クリノは蔦を駆使して、レイの両腕を縛って、そしてレイの頭を自分の胸に埋め込み、彼女に蜜を、乳首から送り込んでいく。
四つん這いになったレイは、絶望の気持ちがクリノの胸の甘い香りに誘われ、ひたすら蜜を吸い出し、どんどん飲んでいく。
(どうしよ…わたし…魔物に…)
彼女はリリラウネの魔力の即座満たされ、体の血液が段々と葉緑体と変わり、肌もクリノのように緑へ変わり、足が花の底に吸い込まれ、脚が変形し、神経がつながり始め、花と一体化した。
魔力に満ちた快感によって、彼女の乳房から、なんと母乳が吹き出し、クリノの体、花弁、そして蜜の池に白みを掛けていた。
「レイのミルク、とってもおいしいわ。しかし、もう人間としてお乳出ることはないのね。」
半時間の魔物化が経った末、レイはすでに人間からリリラウネの一部となっていた。
「転化が終わったみたい。緑肌はとっても似合うわ、お姉ちゃん。」
「なんで…クリノちゃん…そんなの...ひどいよ…」
それを言い終わるや否や、レイはショックで気絶してしまった。
「よーし、これであの男が来るのを待つだけだわ。デュオ君、ねぇ…」
〜〜
数日後・
行方不明のレイを探すために、デュオは森の奥まで向かっていく。
しかし、彼が見つかったレイは、すでに本来の姿じゃなくなった。
彼女は、一輪の巨大なユリの花と一体化していて、もう一人の魔物の女性と一緒に抱きついている。
白い肌が瑞々しい緑になっていて、体は丸裸。その豊満なる胸はさらけ出していて、スイカのサイズであっても、垂れるどころか重力を抗って凛々しく立っている。
愛らしい顔はいるが、昔のシャイな雰囲気が、すっかり煽情的な顔となっていた。
そして、隣にいる魔物の女性は、なんと長い髪をしている以外、レイとそっくりな顔している。しかしレイとは似ても似つかない、自信を表す不敵な笑みをしている。
「レイ!…なんでお前かこんな姿に…」
「ああ…デュオ君。わたしね、クリノちゃんと出会ったの。そして、人間をやめちゃて、こんな姿になったの。今のわたし、お姉ちゃんになったのね。」
「あら、主役のお出ましね。レイお姉ちゃんの言う通り、すごいイケメンだわ。」
デュオは、アルラウネは本で見たことはあるけど、リリラウネはみたことなかった。
なので、アルラウネがもう一人の女の子を取り込んでツインになるのは想像を超えていた。
「つまり隣にいる奴が元凶だな。おい妖女!レイを返せ!さもないと…」
デュオは腰にある剣を抜き、クリノの前に構えた。
「返すかどうかは、あたしではなく、レイお姉ちゃん次第よ。今のお姉ちゃんは、すぐ素直に帰ると思うの?」
「ふざけんな!お前が彼女を誑かして、魔物まで転化して洗脳したんだろう!レイに似てるだけほざくな!覚悟してもらう!うおおおおお!」
怒りを滾ったデュオは走り出し、クリノを切ろうと突撃を掛け、剣を振りかざした。
クリノはすぐ、蔦で剣を白刃取りをし、デュオの突撃を食い止めた。
「あんたちょっと待ちなさい!あたしを切ったら、レイも死ぬよ?彼女は転化してから数日しか経ってなく、アルラウネ種として生きる方法はさっぱりよ。ましてやリリラウネの片方が殺された時ね。それでもよかったら?それと、あたしはお姉ちゃんをあんたと会うためお膳立てしたの。その物騒なものをしまって貰える?」
皆さんが知っている通り、リリラウネは片方が殺害された場合は、もう片方も重傷とも看做される。ましてや刀剣で切り落としたら場合は体が欠損していると感じ取り、半身である姉妹を失った喪失感に苛まれ、大半後を次いで死ぬことになる。ごく一部は夫の支えて生き残ったが、トラウマで鬱になり、長時間を渡って医者に面倒を見てもらう可能性も高い。
レイが死ぬと聞いたら、デュオはようやく冷静になって、剣をおろし、鞘にしまった。
「それで、話ってなんだ?」
「デュオくん、教えて。なんであの時にわたしの告白を断ったの?わたしのこと嫌いなの?」
「まさか。俺はレイを嫌いなわけないだろう。」
「じゃなんで?わたしとデュオ君は、幼なじみでしょ?なんで教えてくれないの?」
「むしろ単刀直入に聞くわ。デュオくんはお姉ちゃんのこと、好き?」
「それは好きに決まっている。しかし断ったのは事情があるんだ。お前らとは関係ない。」
「だけど、お姉ちゃんを探しに行くには、レイのことが大事に思っているんでしょう?」
「こっちの話だ!そんなことはどうでもいいだろ!もう帰ろう、レイ!頼むから!」
「……デュオ君のバカ!!」
レイの声が、森の中に響く。
「わたしはどのぐらい覚悟してデュオ君に告白したと思うの?…どんな気持ちで来たと思うの?断っても理由ぐらい教えてよ!!わたしとデュオ君の仲なのに!!」
数秒の沈黙の末、デュオは口を開いた。
「俺は、病気があるんだ。相当珍しい奴で。いつかどうやって治るのも知らないし、一生付いていくかもしれない。だから俺は君に幸せなんてできないんだ。ごめん。」
「ええ?…なんの病気?デュオ死んちゃうの?」
「死なないけど、とにかくめんどくさい病気だ。」
「病気だったら、あたしが見てごらん。こう見ても薬草に詳しいから、魔力もあれば大体治れるわ。」
「それは結構だ!もういいだろ!早く帰ろ、レイ!」
「いや!聞くまではずっとここにいる!クリノちゃんとずっと一緒にする!」
「もう拗ねるな!子供じゃないし!」
「わたしは子供だもん!クリノちゃんだって、11でわたしよりおっぱいでかいから!」
「はいはい、もうそろそろ痴話喧嘩はうんざりするわ、あたし。」
クリノは蔦は駆使し、デュオの両手を縛り上げた。
「って、蔦が!」
「さっさと白状しなさい、その病気とやらを。」
蔦は素早くデュオの服を脱いだ。しかしデュオは、蔦に縛られるも、下着を引っ張って守ろうとした。
「やめろ!そこだけは!」
「あそこが秘密のあるところね。そーれ!」
蔦は棘が生え、デュオの下着を引きちぎった。
デュオ二丁陰茎は、リリラウネの二人にさらけ出した。
それは、魔物であるクリノも、元人間であるレイも、仰天する光景だ。
デュオの陰茎は、左と右に分けて、勃起している。その形は、まさに花のように綺麗なUの字になっている。
そのサイズも決して小さくなく、両手でも掴み切れず、むしろ二人の女性と交尾するため最適化している姿だ。
「すごい…デュオ君は二つも付いているの?」
「だから教えたくないんだよ。こんなちんぽ付いて、女の子はみんな怖がって逃げてしまうから。それと恥ずかしいから早くおろして…」
「ううん。デュオ君のおちんちん、かっこいいと思うの。そそり立っていて、雄々しく感じます。」
「いや、俺を慰めなくていいから。」
「じゃあ、あの時わたしの胸を褒めたのも?ただわたしを慰めるだけ?」
「いや、それは違う。俺は本気でレイの胸が綺麗だと思っている。...柔らかそうだし、いい香りしてるし。」
「わたしも本気だよ。デュオ君のおちんちんたちは、怖くなんかないよ。ピンピン立ってるし、ピクピクとしてる…辛そうみたいけど、かわいい。」
「も言うな、恥ずかしい…」
「デュオくんったら、いつもわたしの方がおっぱいを恥ずかしがるのに。」
デュオとレイの二人がお互い相手を分かり合う時、クリノはすでにこの二本ちんぽに恍惚している。
「すごい…雄しべが二つだなんて…大当たりだわ♥」
蔦はデュオを花弁の隣に近寄せた。
「ちょっと、なにをする気だ...」
「魔物の前に性器を出したら、やることは一つでしょ?三人一緒に気持ちよくなっちちゃおう♡」
「う、うん!」
「いや待って、流石に早すぎるんじゃ…」
「わたしたちとえっちするの、嫌?」
「まそれは、それはむしろ喜ぶけど。」
「じゃ御託はいいから、早く始めちゃおう♪」
リリラウネの二人は、デュオの二本ちんぽに撫で始めた。
羞恥心がなくなったレイは、自分のちんぽを触っているという非常識な光景が、デュオの目の前に起こっている。
「サイズも硬さも申し分ない。少し魔力も含んでいるね。じゃ、先に味見しよっと♡」
「では、わたしもいただきます…♡」
二人はすぐ、この二丁ちんぽに口に中でフェラする。
「これは、ヤバい…」
世界で初めて行った、複根Wフェラ。
しかもリリラウネの二人が息を合わせたフェラなので、そんなものは、インキュバスでもすぐ撃沈するもので、人間ならなおさら一溜まりもない。
「はたふて、しおっふぁいへど、おいひい…」
「これはね、精という味。あたしたち魔物が生きるための力よ。おいしいでしょ?」
クリノ一旦止まって、解説したら、またすぐちんぽを口にした。
レイは一生懸命吸う一方、クリノはその目まぐるしい舌技でちんぽを嬲っている。
「二人とも激しい…だめ…行く…」
デュオが唸りながら、無意識に二人の頭を手で押さえ、複根から射精した。
「うっ!なにこれ…」
「ああん♡いっぱい出たわ〜。」
精液は彼女らの髪、顔、胸、そして花弁と蜜の池に掛けて、緑の肌や、無垢なユリの花びらに白濁を染めた。
「強い匂い…けどおいしい…これ癖になっちゃう...」
「いっぱい出したのね。快感が二倍だから、少しは早かったみたい。」
「はぁ…はぁ…これで…もう…いいだろう…」
「ダメに決まってるじゃん!まだ始まったばかりよ。はい、飲んで♪」
クリノは、蜜の池から蜜を掬い上げ、デュオの口の前に出した。
「これって…アルラウネの蜜?」
「そうよ。知ってる通り、最高の滋養強壮剤よ。しかも今この池の分、」
「全部お姉ちゃんが出たものなの。」
「って、レイの蜜!?」
「う、うん、精一杯搾り出したの...デュオ君、飲んでくれるの?」
よくレイのおっぱいを飲むことを想像するデュオ。
そして、レイが一生懸命おっぱいを絞って蜜を溜めようとする姿。
自分の好きな娘の蜜が目の前に。
「わかった。飲むわ。レイが頑張って絞ってくれた蜜なら...」
デュオはクリノの手から蜜を啜り上げ、間もなく全部飲み終わった。
そして、段々と体力が回復するデュオ。
「すごいな...先出したばかりなのに、だるさが嘘のように消えた。」
「そう♪あたしたちの蜜は、男に毎日30発以上は出せるわ。もう精液を節約する必要がないのね。うふふ♪」
「あの…この一杯終わったら…おっぱいから飲んでも、いい?俺は…レイの…おっぱいを揉みたいんだ。」
「ええ!?わたしの、お、おっぱい、吸うの?」
「いいんじゃない?あたしに散々開発したから♪はーい、お姉ちゃん頑張ってね。」
レイは、すでに自分のおっぱいを揉んでいて、蜜を出そうとマッサージしている。
「でゅ、デュオ君、おっぱいだよ。」
レイのスイカぱいは、スイカのように模様こそないものの、果実らしく緑になって、汁だくになっていた。
乳首から、一滴の金色の蜜が分泌しているのが見える。
デュオは、恐れ恐れながら、手を伸ばして、その巨大な胸を触った。
「ひゃっ!デュオの手…暖かい。」
「柔らかいし暖かい…それとずっしりした感じ...レイのおっぱいを触ると、すごく…安心するよ。」
「わたしのおっぱい、こんなに好きなんだ…くすっ…気に入ってくれてよかった…うっ」
レイは急に鼻を啜って、涙が出ちゃいそうな顔をしている。
「え、どうしたの?大丈夫?」
「ずっと待っていたの...デュオ君が、わたしのおっぱいをめちゃくちゃにするのを!昔から念入りに育てて、デュオ君の手で揉まれたいの!大きいだけじゃ寂しいから!」
「俺だって、レイのおっぱいを揉みたいよ。だけど...」
「デュオ君のせいだよ…会いに行ってもすぐ店に入り込んで、わたしだってもっとスキンシップしたいのに!」
「…ごめん。じゃ、今はたっぷり揉んでくれるから。」
「うん…お願い…。」
デュオは即刻、頭をレイのおっぱいの乳肉ならぬ葉肉に埋めた。
手が沈むほどのおっぱいを揉みながら、乳首からどんどん蜜を吸いだす。
「レイ…レイ!好きだよ!」
「デュオ君…激しい…ああん!」
やがて、レイの股間も、蜜が分泌し、濡らし始めた。
「アルラウネって、マジで蜜が体液なんだ...じゃ、こっちも味見してみよう…」
デュオは、レイの秘部にも、舌を伸ばして舐めてみた。
「あは、ああん!おまんこは…ダメ!」
「おっぱいの蜜よりずっと甘い…すごいな、ところどころの味まで違う。」
「わたしのおまんこ弱いなのに…デュオ君の意地悪!」
「もういいでしょ!交代。今回はあたしの番よ。ほら、あたしのも揉んでよ。」
リリラウネの寂しがりやの性のせいか、クリノは傍観していられず、デュオにもおっぱいを揉んでくれるのをねだり始めた。
彼女はおっぱいをデュオの体に押し寄せ、その柔らかさで誘惑しようとした。
「はいはい、わかったよ。」
デュオは、すぐクリノに向かって、その瑞々しい緑の胸も揉んだり吸ったりし始めた。
「必死におっぱいを吸うなんて…赤ちゃんみたい♪」
「レイよりも大きいし、しかも張りがちょうどいい…さすが魔物だ。」
「うふふ♪この一対の果実はアルラウネの自慢ところよ。焦らなくていいよ。あたしのおっぱいは逃げないから♡」
「ずるーい!わたしのも揉んでよー!」
レイも傍観のままでいられないようだ。彼女は、おっぱいでデュオの背中に押しつけた。
デュオは仕方なく、二人のおっぱいを交代で吸いながら、両手を片方ずつのおっぱいを揉むことにし、一人で二対のスイカぱいを頂く。
「デュオ君…こんなに激しくて…大好き♡」
「もっと…もっと強く…あたしはまだまだいける!」
数分が経った後、デュオはとうとう顔を上げた。
「はあ...最高だった。そうだ、いいのを思いついた。お二人は、俺の...ものどもを挟んでくれるかい?」
「あら、名案だね。ちんぽ二つからリリラウネの二人に同時パイズリさせてくれるとは、デュオ君果報者だな。うふふ♪」
「ああ、そうかもしれないな…しかし、クリノに出会えてよかったんだ。クリノが居るから、俺は、自分のちんぽが呪いではなく、祝福だと知った。もしかして、俺はリリラウネの夫になる運命かもしれないな。」
「…んもう!照れ臭いことはやめて。じゃ、ちんぽ出して。」
デュオは複根を突き出して、二人に挟ませようとする。
「どれどれ…おちんぽが前より生意気になったね。えい♡」
「デュオ君、ちょっとわからないけど、こう…ですか?」
複根へのWパイズリ、こちらももちろん、世界初である。
「ああ…最高だよ…二人とも、おっぱいが柔らかくて、腰が抜けそう...」
「お姉ちゃん、こーして、デュオ君のちんぽを蕩けさせちゃおう♡」
クリノは自分の涎の蜜で、ちんぽを濡らした。
「ふりのひゃん、ほう…れすか?」
レイも、クリノを見様見真似で、蜜を垂れ込んで、デュオのちんぽを濡らす。
「お姉ちゃん上手♡じゃあデュオ君、我慢しないで、しっかり感想聞かせて♪」
クリノとレイはおっぱいを扱い始め、デュオの複根を慰めている。
ぬるぬるでねばねばとした蜜は、デュオの複根をマッサージし、塗布する形で魔力を塗り込む。
二本の陰茎から、四つの乳房の感触が伝わってくる。
やがて二人は、デュオのちんぽたちを吸い始め、パイフェラを敢行した。
蜜、おっぱい、舌、さらにそれを2倍にかける。
その快感の量は、並の人間ではさぞ想像しがたいものであろう。
「二重パイズリやべえ!…そしてこの乳圧…たまらない!」
デュオは無意識に自分の腰を振り始め、二人のおっぱいを突き込もうとしている。
「出して♡あたしたちのおっぱいまんこで全部出しちゃえ♡」
精液を欲しがると恍惚するクリノ。
「デュオ君のおちんちん、すごく熱い、おっぱいが、溶けちゃう!」
ちんぽの触感で夢中になるレイ。
「で、出る!!」
デュオは、複根からまた、精液を噴射してきた。
アルラウネの蜜の力のおかげで、今回の精液はまるで噴水のように、ビュビュっと出していく、二人の体どころか、蜜の池と花びらまで全部白く染まっていく。
数分間の射精を経ち、デュオは満足げに、花びらに寄っかかった。
「こ…これで…満足はしただろう…」
「あの…デュオ君、まだわたしたちの大切なところに入って来ないんわ。」
目を瞑ったデュオは、再び目を開けると、レイが寂しい表情で下腹部を撫でている。
「魔物娘と交尾してよくも本番抜けれると思うのね。あたしたち二人に受粉させないと帰らせないよ。」
「そうか…そうだよな。勝手に自分だけイって満足して、君たち二人はまだだよね。ごめん、今回は、三人一緒に気持ちよくしよう。」
「よかった!じゃ、クリノちゃん、一緒に気持ちよくなろう。」
「うふふふふ♪さあ、デュオ君♡その雄々しい雄しべで、あたしたちの雌しべを貫いでごらん♡」
二人は抱きついて、顔を撫でながら、激しく接吻し始めた。
「お姉ちゃん、大好きだわ♡その恥ずかしがる顔がたまらん♡」
「クリノちゃんこそ♡凛々しくて、髪の毛がすごく綺麗です♡」
リリラウネの二人は相手を貪る同時に、デュオの寵愛を待ち望んでいた。
「じゃあ、いくよ…」
デュオは、二本のちんぽを同時に二人の秘部に入れ込む。
「あ!あああ♡デュオ君の雄しべが入って来る♡」
「デュオ君のおちんちん、硬くて大きい♡こんなの初めて♡」
「ああ…二人ともの中、気持ちいいね。」
複根による姉妹丼贅沢セックス。これはいうまでもなく、世界で未曾有の光景である。
「中がぬるぬるしていて、暖かい…しかも…勝手に締めてくる…!」
「そうだわ♡魔物の雌しべはみんな名器だよ♡雄しべを搾るぐらいできないわけが、ないわ♡」
「わたしも♡なんだか、おまんこで、おちんちんを吸わきゃっと感じる♡」
「クリノの方が強くて、レイの方がしっとりしているな...!だけど俺も負けてはならない…!これから動くから...!」
デュオは腰を振り始め、自分の複根を二人の膣へ突いていく。
激しいピストン運動の中で、3人の喘ぎ声が森の中で響いていた。
「ちんぽが痺れていく!気持ち良すぎて…」
「わたし…もうダメ♡イキたい♡デュオ君と♡クリノちゃんとも♡」
「あたしも限界よ♡三人一緒にイっちゃおう♡」
「イくよ…レイ!クリノ!俺の愛を!受け止めてくれ!!」
「「あああああ!!!いっくぅううううう♡」」
三人の絶頂の叫びとともに、デュオの精液の噴水は、間もなく二人の膣を充満し、溢れ出し、そして抜き出しと、また精液のじょうろと化し、彼女らの髪、顔、乳、体全体、したにある百合の花まで、二人に水やりならぬ精やりをした。
長い射精をした後、ようやく満足した三人。
「あの、クリノ。」
「どうしたんだい?デュオ君。」
「君の名前って、誰が付けたんだ?」
「うーん…確かにあたしが種の時、もう頭の中で浮かんだ名前けど、誰かが教えたでしょう?あたしたちアルラウネは種のままの記憶が模糊しているから。」
「なんだか俺、11歳の時、隣にある町のどぶでめっちゃでかい種を拾って、うちに植えたけど、オヤジがでかすぎて面倒を見れないから森に捨てて言われたんだ。しかしこのあと全然移植した位置が覚えない。もしかして…」
「ちょっと待て!まさか...その時、あたしを丁寧に洗って、日向ぼっこさせて、そして毎日念入りに水ヤリをしたものは...デュオ?あたし今11よ!デュオが11歳って何年前?」
「今22だよ、俺。その時は、いままで見たことないでかい種だから、もしかしたらめっちゃ綺麗な花になれたら、レイに見せたいと思ってた。」
クリノは驚愕し、口を塞いだ。
「そんな…あたしを助けたのは...まさかここで会えるだなんて...」
なんと、デュオは子供のころ、クリノを助けて、ちゃんと植えて育った張本人だった。
「もしかして、わたしへの思いが、クリノちゃんの名前になって、そしてわたしとそっくりになったかもしれないわ。だったら、クリノちゃんは正真正銘、わたしの妹だよ。」
「うっ…ううっ…うわあああああ!!あたし、ずっと会いたかったんだよ!植えてくれて、ありがとう!!デュオくん!!」
クリノは、11年の再会がすでに遂げたと意識し、デュオに抱きしめて、号泣した。
「ったく、先まで照れ臭いことを言うなって。だけど、これから俺たち三人とも、家族だな。今日はもう遅いから、明日になったら、すぐ店に移植してくれるよ。」
「家族...そうだわ、わたしは今、もうこのお花と合体して、もう自分で家でお父さんとお母さんに会えることも、自分のベッドで寝ることもできないんじゃ...」
「うん...クリノはなにか方法はあるはず。クリノ?」
「くすん…だいじょうぶだよ。アルラウネ種はえいようが…足りる限り、花から一旦抜けてもいいんだ。それと、根っこから抜けて動けるから、両親にはまだ会えるよ、お姉ちゃん。」
「心配するな。例えばできなくとも、レイのパパママに会うためなら俺が担いでやるから。もちろん、クリノもね。」
これで、複根の青年は、幼なじみであるリリラウネの姉妹との出会いで、幸せを手にした。これで、本ケースはお開きとした。めでたしめでたし。
22/10/05 10:38更新 / 瞬間爆発型W
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