5 治療
取材班は場所を変え、
病院で勤務している男性へ
話を聞くことにした。
ーーー一体なぜここへ?
「あの日、僕は狩猟のために森へ行ったんです…」
獲物を追い、奥へ奥へと突き進むうちに
戻る道が分からず、日はどんどん沈んでいった。
(まずい…日が…)
そう思った瞬間。
ヒュンっという音と同時に、足に激痛が走った。
「矢が…」
矢が右足をかすめ、血で染っていた。
どこからともなく飛来した矢。第二、第三の攻撃に警戒し、身構える。
「うっ…」
どうやら毒が塗ってあるらしく
上手く体が動かない。
立つこともままならずその場で倒れた。
(くそ…まずい…)
静まり返った森で
数十分ほど身動きが取れず、何も出来ない。
どうやら矢を放った者は
どこかへ行ったようだが…
助けが望めぬこの状況はまずい。
そんな時だった。
ゆらゆらと夜の森に浮かぶ光。
だんだんと近づいてくる。
横たわった状態でそれを見つめた。
もしかしたら仲間かも知れない。
そんな微かな希望を抱き、安堵しかけたその時。
「人間さん…?」
闇夜から黒髪のエルフが現れた。
まずい…
エルフは人間嫌いで捕まれば
何をされるか分からないと有名だった。
とっさに逃げようとするが、身体はびくともしない。
エルフは持っていたランプを地面に置くと、僕の側へと駆け寄った。
しかし近くで見るとかなりの美人だ…
長い黒髪に、落ち着いた雰囲気を感じる目元。
一度旅人から聞いたことがあったが、思っていた100倍は美人だ…
と命の危機にも関わらず、そんな呑気なことを考えてしまう。
エルフの側はそんな考えなどつゆ知らず。
僕の足の傷に気づいたようだ。
「あらあら…足を…
動けますか?かなり深い傷ですね…
今すぐ治療をしないと…」
「くっ…放っておいてください…」
エルフは恐ろしい生き物。
優しくされても、絶対について行くな。
そう村長から教えを受けていたので
断りを入れた。がしかし…
「ダメです!治療します。
このままでは恐ろしい獣に
襲われてしまいますよ?
今は強がっている場合ではありません。」
エルフさんは、少し怒りを含んだ声で告げる。
すごい剣幕で迫ってくるエルフさんに
思わずたじろいでしまい、それ以上は何も言えなかった。
カレンさんはカバンから水と薬草を
取り出すと手際よく消毒を始め、傷口を包帯で覆った。
手早い作業に見惚れていると、そのままお姫様抱っこのような形で持ち上げられてしまう。
「えっ?ちょっ…」
動揺し、エルフさんの方を見るが
エルフさんは「何ですか?」とばかりに首を傾げ、思い出したように自己紹介を始めた。
「私はカレンと申します。
エルフの里で看護師をしている者です。
とりあえず応急処置しかしていないので
すぐ近くの集落に行きましょう。」
そう言うと、カレンさんは
僕をお姫様抱っこの状態で抱いたまま
森の奥へと入っていった。
そうして10分ほど歩いた頃だろうか…
ぼんやりと明かりが見え始めた。
エルフの里に着いたようだ…
周りのエルフたちの反応は様々で、物珍しそうにじっと見つめて来る者。汚らしいものを侮蔑するかのような視線を送る者。
お姫様抱っこも相まって、
あまり気分の良いものではなかった。
「着きましたよ、人間さん」
カレンさんの足が止まった。
木造作りの綺麗な建物。
どうやらここが病院のようだ。
軒先にランプを置き、病院の扉を開ける。
病院に入ると
沢山のエルフさんが目に入ってきた。
皆、ナース服のような格好をしている。
本当に病院に連れてきてくれたみたいだ…
しかし…
どこを見渡しても美人しか見当たらない。
皆一様に胸が大きく、見た目の雰囲気から包容力が伝わってくる。
そんな邪な考えが頭を巡っているうちに
病室へと運ばれる。
カレンさんはフカフカのベッドに僕を寝かせると、心配そうな目で見つめてきた。
「人間さん…すごく痛そうです…
お薬飲んで安静にしましょうね
大丈夫、今日は私が付きっきりで
夜通し看病しますから…♡」
先程、森で注意してきた声とは打って変わり
大切な恋人に語りかけるような甘い声で僕を安心させる言葉をかけてくれた
まだ少し緊張していたが、少し和らいだ気がする。
「そうだぜ、大丈夫…♡人間くん。
このミサが夜通し愛の看病するからよ…♡」
病室の扉をガラリと空け、
長身のエルフさんが入ってきた。
ミサさんは、続けざまに口撃を仕掛ける。
「というわけでおじゃま虫で
彼に言い寄るバイきn…
カレンはお薬取ってきてくれるか?
カレンはいっつも人間は嫌いって
言ってただろ?
ここは俺に任せて帰れよ。」
「あら〜、ご心配なく…。
私が人間さんを見ているので、
ミサさんがお薬取ってきて下さらない?
エルフとバイ菌の違いが
分からないほど疲れているようなので…
1ヶ月ほどお休みされては?
脳筋ゴリラさん?」
バチバチと火花が散るような
2人のやり取りがしばらく続いた。
2人がヘトヘトになった頃に
医師がやって来て、一通りの診察をしてもらった。何やら手つきがいやらしく感じたが…
結局、薬を飲んで3日間経過を観察することになった。
診察と治療説明が終わる頃には
すっかり夜になってしまっていた。
「では…そろそろ消灯時間ですし、
"寝る"時間ですね…♡」
「そうだな。"寝る"時間だ…♡人間くん」
カレンさんとミサさんがそう告げた。
何やら、一瞬嬉しそうに見えたが
「わ…分かりました」
3日間は経過観察ならば
ここで安静にするほかない。
僕は、帰宅を諦めてベッドへ寝そべった。
カレンさんはにやりと淫靡に口角を上げる。
「じゃあ、『超絶ラブラブ♡恋人療法』でゆっくり"経過観察"しましょうね…♡」
「えっ…」
急にカレンさんがベッドへ入ってきた。
それを見たミサさんもベッドへとダイブする。
「ふぅ…♡動揺するのも無理ないな…
エルフの里では、怪我や病気で苦しむ人間くんをこれで治療するのが通例なんだ…♡」
「これから3日間は夜通し、
いーっぱいラブラブするの…♡
ド変態な恋人みたいに…夫婦みたいに…
チュッチュって…♡
ほら、ほかの病室からも聞こえるでしょう?
他の人間くんの喘ぎ声…♡」
耳を澄ますと、かすかに聞こえる。
「許して」「止めて」「もう無理だからぁ…」
しっとりとみだらな雰囲気を纏った
悲痛な懇願。
一気に血の気が引く。
明かりが消えた病院。
聴覚が冴え、余計にほかの病室の様子が生々しく入ってくる。
「A班の奴ら、今日は6人で
お搾りガチ口淫エッチだってよ…♡
エグいことするよな〜?な?人間くん…♡
どう思う?ん?」
脅すように肉棒を揉み込むミサさん。
まるで、「俺達も負けてられないな…♡」とでも言いたげなように聞こえる。
「ま…安心してください…♡初日は、
おチンチンズボン越しになでなでしながら
おっぱいで腕を挟んで誘惑して
キスするだけですから…♡」
カレンさんも今日の予定を嬉々として伝え
ミサさん同様、おチンチンを撫で回す。
「…♡っん…♡ふっ…♡」
「ほっ…えふっぅ…♡ふひっ…♡」
それからしばらく、2人は一切喋らず
おっぱいを押し付けながら、男性器を揉み込むことに集中していた。
凛としたナース姿からは考えられないほど
淫靡で、艶っぽく、どことなくねっとりした執着を感じる声を出しながら。
「そろそろ舌貸せ…♡
俺様にファーストキス捧げろ…♡」
無理やり顔を近づけられ、口内を犯される。
生まれて初めてのキスはとてつもなく激しく、貪られるような被食者キスだった。
狼のように乱暴なミサさんの舌に精一杯御奉仕しないとという気分を駆り立てられ、「虐めないで…♡優しくして…♡」と媚びるようなキスで満足させる。
「ちょっとミサさん…ズルいですわ…
んもうっ…ほら、次は私の番ですよ…♡」
今度はふくれっ面で、
怒った様子のカレンさんが顔を近づけてきた。
「んぉ…♡おごっ…♡」
カレンさんはミサさんとは打って変わって、ねっとりじっくりと包み込むようなキスで
虐められた舌を慰めてくれる。
優しく、気持ちのいい部分を的確に
すりすりと撫でてくれる。
それと連動したように男性器を撫でる指も優しく包み込むように甘やかしてくれる。
「そろそろ出そうですか?人間さん…♡」
「出せよ…♡キスとおチンチンすりすりしただけで果てるマゾチンポ…♡」
「「イッちゃえ…♡」」
果てる寸前。
耳元の超至近距離で囁かれ、絶頂に達した。
これまで味わったことのない最高の快楽が体中を流れる。
「ふふっ…♡よくイけましたね…♡」
「かっこよかったぜ…♡人間くんの射精…♡」
「「また明日も味わいたかったら…
分かりますよね(るよな)?」」
その日はそのままおっぱいの感触を感じながら、まどろみへ体を任せた。
病院で勤務している男性へ
話を聞くことにした。
ーーー一体なぜここへ?
「あの日、僕は狩猟のために森へ行ったんです…」
獲物を追い、奥へ奥へと突き進むうちに
戻る道が分からず、日はどんどん沈んでいった。
(まずい…日が…)
そう思った瞬間。
ヒュンっという音と同時に、足に激痛が走った。
「矢が…」
矢が右足をかすめ、血で染っていた。
どこからともなく飛来した矢。第二、第三の攻撃に警戒し、身構える。
「うっ…」
どうやら毒が塗ってあるらしく
上手く体が動かない。
立つこともままならずその場で倒れた。
(くそ…まずい…)
静まり返った森で
数十分ほど身動きが取れず、何も出来ない。
どうやら矢を放った者は
どこかへ行ったようだが…
助けが望めぬこの状況はまずい。
そんな時だった。
ゆらゆらと夜の森に浮かぶ光。
だんだんと近づいてくる。
横たわった状態でそれを見つめた。
もしかしたら仲間かも知れない。
そんな微かな希望を抱き、安堵しかけたその時。
「人間さん…?」
闇夜から黒髪のエルフが現れた。
まずい…
エルフは人間嫌いで捕まれば
何をされるか分からないと有名だった。
とっさに逃げようとするが、身体はびくともしない。
エルフは持っていたランプを地面に置くと、僕の側へと駆け寄った。
しかし近くで見るとかなりの美人だ…
長い黒髪に、落ち着いた雰囲気を感じる目元。
一度旅人から聞いたことがあったが、思っていた100倍は美人だ…
と命の危機にも関わらず、そんな呑気なことを考えてしまう。
エルフの側はそんな考えなどつゆ知らず。
僕の足の傷に気づいたようだ。
「あらあら…足を…
動けますか?かなり深い傷ですね…
今すぐ治療をしないと…」
「くっ…放っておいてください…」
エルフは恐ろしい生き物。
優しくされても、絶対について行くな。
そう村長から教えを受けていたので
断りを入れた。がしかし…
「ダメです!治療します。
このままでは恐ろしい獣に
襲われてしまいますよ?
今は強がっている場合ではありません。」
エルフさんは、少し怒りを含んだ声で告げる。
すごい剣幕で迫ってくるエルフさんに
思わずたじろいでしまい、それ以上は何も言えなかった。
カレンさんはカバンから水と薬草を
取り出すと手際よく消毒を始め、傷口を包帯で覆った。
手早い作業に見惚れていると、そのままお姫様抱っこのような形で持ち上げられてしまう。
「えっ?ちょっ…」
動揺し、エルフさんの方を見るが
エルフさんは「何ですか?」とばかりに首を傾げ、思い出したように自己紹介を始めた。
「私はカレンと申します。
エルフの里で看護師をしている者です。
とりあえず応急処置しかしていないので
すぐ近くの集落に行きましょう。」
そう言うと、カレンさんは
僕をお姫様抱っこの状態で抱いたまま
森の奥へと入っていった。
そうして10分ほど歩いた頃だろうか…
ぼんやりと明かりが見え始めた。
エルフの里に着いたようだ…
周りのエルフたちの反応は様々で、物珍しそうにじっと見つめて来る者。汚らしいものを侮蔑するかのような視線を送る者。
お姫様抱っこも相まって、
あまり気分の良いものではなかった。
「着きましたよ、人間さん」
カレンさんの足が止まった。
木造作りの綺麗な建物。
どうやらここが病院のようだ。
軒先にランプを置き、病院の扉を開ける。
病院に入ると
沢山のエルフさんが目に入ってきた。
皆、ナース服のような格好をしている。
本当に病院に連れてきてくれたみたいだ…
しかし…
どこを見渡しても美人しか見当たらない。
皆一様に胸が大きく、見た目の雰囲気から包容力が伝わってくる。
そんな邪な考えが頭を巡っているうちに
病室へと運ばれる。
カレンさんはフカフカのベッドに僕を寝かせると、心配そうな目で見つめてきた。
「人間さん…すごく痛そうです…
お薬飲んで安静にしましょうね
大丈夫、今日は私が付きっきりで
夜通し看病しますから…♡」
先程、森で注意してきた声とは打って変わり
大切な恋人に語りかけるような甘い声で僕を安心させる言葉をかけてくれた
まだ少し緊張していたが、少し和らいだ気がする。
「そうだぜ、大丈夫…♡人間くん。
このミサが夜通し愛の看病するからよ…♡」
病室の扉をガラリと空け、
長身のエルフさんが入ってきた。
ミサさんは、続けざまに口撃を仕掛ける。
「というわけでおじゃま虫で
彼に言い寄るバイきn…
カレンはお薬取ってきてくれるか?
カレンはいっつも人間は嫌いって
言ってただろ?
ここは俺に任せて帰れよ。」
「あら〜、ご心配なく…。
私が人間さんを見ているので、
ミサさんがお薬取ってきて下さらない?
エルフとバイ菌の違いが
分からないほど疲れているようなので…
1ヶ月ほどお休みされては?
脳筋ゴリラさん?」
バチバチと火花が散るような
2人のやり取りがしばらく続いた。
2人がヘトヘトになった頃に
医師がやって来て、一通りの診察をしてもらった。何やら手つきがいやらしく感じたが…
結局、薬を飲んで3日間経過を観察することになった。
診察と治療説明が終わる頃には
すっかり夜になってしまっていた。
「では…そろそろ消灯時間ですし、
"寝る"時間ですね…♡」
「そうだな。"寝る"時間だ…♡人間くん」
カレンさんとミサさんがそう告げた。
何やら、一瞬嬉しそうに見えたが
「わ…分かりました」
3日間は経過観察ならば
ここで安静にするほかない。
僕は、帰宅を諦めてベッドへ寝そべった。
カレンさんはにやりと淫靡に口角を上げる。
「じゃあ、『超絶ラブラブ♡恋人療法』でゆっくり"経過観察"しましょうね…♡」
「えっ…」
急にカレンさんがベッドへ入ってきた。
それを見たミサさんもベッドへとダイブする。
「ふぅ…♡動揺するのも無理ないな…
エルフの里では、怪我や病気で苦しむ人間くんをこれで治療するのが通例なんだ…♡」
「これから3日間は夜通し、
いーっぱいラブラブするの…♡
ド変態な恋人みたいに…夫婦みたいに…
チュッチュって…♡
ほら、ほかの病室からも聞こえるでしょう?
他の人間くんの喘ぎ声…♡」
耳を澄ますと、かすかに聞こえる。
「許して」「止めて」「もう無理だからぁ…」
しっとりとみだらな雰囲気を纏った
悲痛な懇願。
一気に血の気が引く。
明かりが消えた病院。
聴覚が冴え、余計にほかの病室の様子が生々しく入ってくる。
「A班の奴ら、今日は6人で
お搾りガチ口淫エッチだってよ…♡
エグいことするよな〜?な?人間くん…♡
どう思う?ん?」
脅すように肉棒を揉み込むミサさん。
まるで、「俺達も負けてられないな…♡」とでも言いたげなように聞こえる。
「ま…安心してください…♡初日は、
おチンチンズボン越しになでなでしながら
おっぱいで腕を挟んで誘惑して
キスするだけですから…♡」
カレンさんも今日の予定を嬉々として伝え
ミサさん同様、おチンチンを撫で回す。
「…♡っん…♡ふっ…♡」
「ほっ…えふっぅ…♡ふひっ…♡」
それからしばらく、2人は一切喋らず
おっぱいを押し付けながら、男性器を揉み込むことに集中していた。
凛としたナース姿からは考えられないほど
淫靡で、艶っぽく、どことなくねっとりした執着を感じる声を出しながら。
「そろそろ舌貸せ…♡
俺様にファーストキス捧げろ…♡」
無理やり顔を近づけられ、口内を犯される。
生まれて初めてのキスはとてつもなく激しく、貪られるような被食者キスだった。
狼のように乱暴なミサさんの舌に精一杯御奉仕しないとという気分を駆り立てられ、「虐めないで…♡優しくして…♡」と媚びるようなキスで満足させる。
「ちょっとミサさん…ズルいですわ…
んもうっ…ほら、次は私の番ですよ…♡」
今度はふくれっ面で、
怒った様子のカレンさんが顔を近づけてきた。
「んぉ…♡おごっ…♡」
カレンさんはミサさんとは打って変わって、ねっとりじっくりと包み込むようなキスで
虐められた舌を慰めてくれる。
優しく、気持ちのいい部分を的確に
すりすりと撫でてくれる。
それと連動したように男性器を撫でる指も優しく包み込むように甘やかしてくれる。
「そろそろ出そうですか?人間さん…♡」
「出せよ…♡キスとおチンチンすりすりしただけで果てるマゾチンポ…♡」
「「イッちゃえ…♡」」
果てる寸前。
耳元の超至近距離で囁かれ、絶頂に達した。
これまで味わったことのない最高の快楽が体中を流れる。
「ふふっ…♡よくイけましたね…♡」
「かっこよかったぜ…♡人間くんの射精…♡」
「「また明日も味わいたかったら…
分かりますよね(るよな)?」」
その日はそのままおっぱいの感触を感じながら、まどろみへ体を任せた。
22/08/30 01:13更新 / 星清華
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