｢ふぅ…着きましたよ文也さん…♡
今日からここがあなたのお家ですよ…♡｣

天界に入って、10分ほど歩いた頃、
ようやくお姉さんの家に着いたらしい
僕はお姫様抱っこの状態のまま
家の中に引き込まれていった。
そこが魔窟とも知らずに…

お姉さんの家の中は
白とピンクを基調とした
可愛らしい家具が揃えられており
花畑のような香りで包まれていた。

｢くふぅ…♡いぃ匂いが…♡
鼻から…♡ひぅ…♡くぅ…♡｣

一度目の呼吸で
肺はお姉さんの魔力に犯され、
二度目の呼吸で
血管を伝って全身が犯される。
三度目の呼吸の頃には
すっかり頭の中は愛情で溢れ
お姉さんのことしか考えられなくなる。

必死に快楽から逃げようと
身をよがり、全身を伸ばすが
すでに身体中に巡った
天使の魔力は着実に僕の体を蝕んでいく
多幸感で脳みそがとろけていくのを
ひしひしと感じ、
お姉さんに必死に助けを乞う。

｢たす…♡けて…♡お姉さんっ…♡
助け…♡て…♡お願いぃ…♡｣

お姫様抱っこを継続されていたので
胸元に抱きつき、甘えて
ラブラブカップルのような体勢になる。

｢あらあら…♡苦しいんですか…♡
じゃあもーっと気持ちよくならないと…♡
お胸でぱふぱふしましょうか…♡｣

お姉さんは身をよがる僕を見て
意地悪そうに微笑むと
服の中に僕を入れて
その豊満で重そうなぴっちりおっぱいの
間に僕の顔を挟み込んだ

｢いやぁ…♡うぅぅん…♡
気持ちいいの嫌ぁ…♡
うくぅ…♡んんぅ…♡♡はへぇ…♡｣

胸の間は少し蒸れた状態になっており
部屋の中よりもお姉さんの濃い匂い
が立ち込めていた。
さらに顔を挟まれ、触覚的な快楽も
加えられ、これまでに経験したことの無い
多幸感に包まれる。

今までの頑張りを全否定されるような
そんなバカみたいな快楽。
脳みそに直接生クリームを
注がれるくらいに甘い甘い
快楽が全身に行き渡る。

｢もう、痛いことも辛いことも
しちゃダメですよぉ…♡
甘くてぇ…♡幸せでぇ…♡楽しいことだ〜け
考えて生活しましょうね…♡

難しいことも考えちゃダ〜メ…♡
お嫁さんとちゅっちゅすることだけ
考えればいいんですよ…♡｣

よがり狂う哀れな人間を
抱きしめたまま、ベッドに腰を下ろすと
ようやく服の中から解放してくれた
僕は必死に逃げ出そうとするが
ふかふかのベッドと快楽に邪魔され
なかなか上手く出来ない。

そんな僕を天使さんは愛おしそうに見つめ
自慢のむちむちの太もも枕に
僕の頭を拘束してくる。

｢文也さん…♡頑張っちゃダメですよ…♡
逃げようとか、抵抗しようとか
難しいこと考えちゃダメです…♡
お姉さんと何しましょっか…♡
ぱふぱふ赤ちゃんごっこの続き…？
それともこの重った〜いおっぱいで
パンパンっておちんぽしごきます…？
子作りでもいいですよぉ…♡｣

｢いやだ…いやだぁ…｣

必死に拒絶の言葉を発しているが
体は完全に堕ちているようで
腰を惨めにフリフリと振っている。
しかし、人間のちんけなプライドが
お姉さんへの服従を拒絶していた。

まだ…負けてない
まだ…まだ…お姉さんに負けてない


｢そう、じゃあいいわ…｣

｢えっ…お、お姉しゃん…？｣

いきなりベッドから蹴り落とされ
冷たく告げられる。
これまで聞いてこなかったお姉さんの
冷たい声色がグサリと心に刺さる。

｢私ってわがままな子は嫌いだし
正直言ってもうどうでも良くなった
地上に返してあげる…
バイバイだね…文也さん…｣

地の底に叩きつけられるように
冷たい言葉であしらわれる。
先程までの甘い空間はなくなり
一瞬で極寒の冬の様相を呈す。
お姉さんの目は冷たいものになっていた。

｢ご、ごめんなさい…
待ってください…お願いします。
ごめんなさい、ごめんなさい。｣

｢帰りたいんでしょ…？
私のこと嫌いなんでしょ…？
私だってそこまでお人好しじゃないし…
もうバイバイよ…ほらお別れして…｣

必死で足元にすがりつき
許しを乞うが、許して貰えない
嫌いじゃないのに…
気持ちよくなりたいのに…

必死にすがりついていると
耳元で声をかけられる。

｢じゃあ、媚びて…
お腹見せて、全面降伏の服従ポーズ…♡
わんちゃんみたいにくぅーんって
言って、淫紋刻ませてくれたら
許してあげる…♡ほら早く…♡
するの？しないの？｣

｢うっ……｣

やればどうなるかは分かっている。
天使の淫紋は契約の効果があると
聞いたことがある。
天界から逃げられず甘やかされ続け
一生死ぬことの出来ない契約
聞こえはいいが、どれほど危険の孕んだ
契約かは今の僕でも容易に想像できる。


しかし…
勝てるはずがなかった。
一度経験したあの快楽。幸せな一時。
あれを永遠に続けることができる
そんな最高の契約を断るなんて
出来なかった。
理性は僕を止めようとするが関係ない。
今はただお姉さんに
甘えることだけを求めていた。

心臓をバクバクさせながら、
恥辱にまみれながらの完全服従ポーズ
目の前のメスを煽るように
｢くぅーん…♡くぅーん…♡｣と
子犬のような鳴き声を出しながら
お腹をお姉さんに見せつける。

｢あらあら…♡ようやく…♡
じゃあ…♡約束通り…祝福しましょうか…♡｣

お姉さんは僕をゆっくりと
ベッドへ引き戻すと、
そのまま見つめ合うような形で抱き竦める。
その表情は天使とは思えぬほどの
扇情的な魔性と魅力を放ってた。

初めて出会った時の清楚で純粋な
お姉さんの面影は残っていない。
心の奥底に眠っていた
淫靡でドロッドロとした劣情。
それが顔に溢れ出すように現れていた。

｢おバカさんね…♡
初めから甘えてればいいの…♡
人間は私たちに愛され、支配されるのが
一番なんだから…♡｣

甘く抱きしめられると
また多幸感に包まれた気持ちになる。
正直抜け出せる気などしなかった。
全身から力が抜け、簡単に押し倒される。

｢はぁ…♡実はずっと見てたんですよ…♡
天界からずーっと…♡
絶対お婿さんにするんだって…♡
犯し尽くして、歩けないくらいに
腰砕けにして、ご奉仕するって
最初から決めてたんです…♡｣

必死でもがき、よがり
快楽を逃がそうとするが
簡単に押さえつけられてしまった。
息は荒れ、体を必死に動かすが
もはやそれさえもお姉さんの
欲情の種になってしまう

｢だから逃げちゃダメですよ…♡
ダメダメな雑魚人間は
私たち上位種に精液搾られて
泣かされて、死ねずにラブラブする
運命なんですから…♡
あんま子宮イライラさせないでください…♡｣

そう言うとお姉さんは
先程から存在をアピールしていた
肉棒をゆっくりと撫で回し始めた。

｢うっわ…♡我慢汁トロットロ…♡
美味しそう…♡こうやって…♡
手に塗りつけて…♡ちゅっぷって…♡｣

手に塗りつけた我慢汁を
美味しそうに音を立てて舐めまわし始める。
その姿は、どこまでも艶めかしく
ひとつの芸術作品を見ているようだった。

お姉さんの白いシルクのような手が
先程抵抗された報復のように
敏感な裏筋の部分を念入りにしつこく
いじくり回す。
僕が身をよじるのを押さえつけ
吐息をふぅふぅと当て
確実に堕とすためだけの
手淫を楽しんでいる。

しばらくはお姉さんも手コキで満足し
僕の様子を眺めていたが
次第にソワソワとし始める。

｢あ〜♡もう我慢できない…♡
文也くんも良いよね…♡
子作りしよっか…♡♡｣

｢まっへ…♡ください…♡
手コキで限界だから…♡まっへ…♡｣


手コキだけでも限界なのに
本番など耐えられるはずがない。
確実に理性が吹っ飛ぶ。
僕は必死に抵抗するが
淫紋を作動させられると
体は動かず、下腹部を突き出す形になる。

｢それじゃあ…♡始めましょ…♡
まずはほらゆっくり入口の部分で
ぬっぷぬっぷってちょっとずつ…♡｣

膣の入口付近で焦らすように
少しだけ肉棒を刺激される。
早く出したいのに
なかなか奥まで挿れてくれない。
快楽だけが闇雲に溜まっていく。

｢ほら…♡こうやってゆっく〜り焦らして…♡
おちんちんイライラさせるの…♡
天使に逆らった罰…♡
私の愛に反抗した罰…♡
辛いですか？♡耐えてください…♡
ほら…♡こうやってゆっくり
亀頭だけ出し入れしましょうね…♡｣

｢射精したいっ…♡出したい…♡
奥まで挿れてください…♡
気持ちいのから抜け出したい…♡｣

僕はプライドをかなぐり捨てて
必死に媚びる。
もう快楽のことしか頭にない。
すっかりと脳みそはとかされていた。

｢まだですよぉ…♡
まだまだ精子を濃厚に煮詰めましょ…♡
ほらちゅぷちゅぷって…♡
入口でラブラブキスですよ…♡｣

完全に堕とすつもりだ
よがり狂わされ、
お姉さんにすがりつくことしかできない。

｢許して…♡お姉さんっ…♡
早く挿れてください…♡｣

｢じゃあ…♡名前呼んで…♡
シャルロット大好きって…♡
この劣等種族にご慈悲をくださいって…♡
そしたら挿れてあげるわ…♡｣


我慢できるはずがなかった。
今頭の中にあるのは
目の前のお姉さんへの好意、
そして早く射精したいという
焦燥感だけだった。

｢大好き…♡大好きだから…♡
シャルロットさん…♡犯してください…♡
劣等種族にご慈悲をください…♡｣


お姉さんは満足そうに微笑むと
一気に腰を打ち下ろし、上下に激しく振る。
一粒の遠慮もなく、ただ必死に交尾をする。
上気した顔は一直線に僕の方へ向き
まるで獲物を食らうかのような目で
見つめ続ける。

｢ほらキスもしましょ…♡とっとと堕ちろ…♡
ド変態マゾ…♡射精しろ…♡｣

お姉さんの腟内はニュルニュルと蠢き
僕を着実に射精へと導く。
それに加え唇と淫紋を通して
快感増強の魔力を送り込まれ
理性はとっくに飛んでいた。

｢あはぁ…♡堕ちた、堕ちた…♡
目とろーんとさせて…♡
最っ高にどエロい顔ですよ…♡
劣等種族らしいバカ顔晒して
気持ちいでちゅねぇ…♡｣

僕はお姉さんに蕩けた顔で
おねだりすることしか出来なかった。
まるで娼婦のように淫らに微笑み
天使様の性欲を必死に掻き立てる。

｢ふぅふぅ…♡あはぁ♡さいっこう…♡
ほらもう上がってきそうなんでしょ…♡
いっぱーいお射精くださいね…♡

ド変態マゾの文也くん…♡｣


びゅるっ…♡びくっ…♡
どくどくっ…♡びゅくっ…♡♡

耳元でマゾと囁かれた瞬間
一気に劣情を吐き出した。

お姉さんも疲れきったようで
腰を止めるとそのまま覆いかぶさってきた。

｢ふぅふぅ…♡幸せぇ…♡
ほら…キス…♡さっさとしてください…♡｣

ぐちゅぐちゅ…♡ちゅっちゅ…♡
じゅるっ…♡ちゅっぱ…♡

いやらしい水音が室内に響き渡る。
すっかり堕とされた僕は
お姉さんに抱きつきながら
必死にキスを享受することしかできない。

｢ふふっ…♡私たちはこんな幸せを
もっと広げたいんです…♡
文也さんのお友達を…♡
私のお友達に引き合わせるお手伝い
してくれますよね…？♡♡｣


僕はただこくりと頷く。

その後のことは覚えていない
尋問と称して色々なことをされたが
ただ幸せだった。ただ気持ちよかった…








｢申し訳ございません…
道をお尋ねしたいのですが…♡｣

■作者メッセージ
ネズミ講のように被害者は増えていく
最後のあれはお友達が拉致られる場面…