読切小説
[TOP]
俺の町、俺は愚連隊。
午後8時、夜の中華街裏口にて

タンクトップを着た俺、黒羽 海斗は、スーツ姿の男を蹴り飛ばし、殴り倒している真っ最中だった。
そのタンクトップからは、カラスの刺繍が目に写る。
「ぐはっ…もう…もう許してください…」
「てめぇ…俺の町で何したか分かってんのか、ぁあ!?」
「ひぃい!…ま、魔物を、後ろから、襲おうとして、ス、スタンガンで…。」
「事の重大さ、分かってやったんだよなぁ。」
「ご、ごめんなさい!こ、この通りゆ、許してください!」
スーツの男は俺の目の前で土下座をした。だが、
「そんなんで許されると思うなよ?」
「ひぃいいい!」
スーツの男は半泣きで、腰を抜かして
いた。
「この町に二度と来るな。分かったな。」
その台詞と共に、顔面を踏み倒す。
スーツの男は、全く動かなくなった。

「ちっ…しゃらくせぇ。」
お菓子のシガレットを取りだし口に加え、その場を後にした。

*

「すまない待たせた。」
裏口から出て、待っていてくれた被害者の魔物娘に会う。
「あ、あの、先程は、助けて頂いて、ありがとうございました…」
丁寧にペコリと、一礼をする彼女の背中には翼が生え、スカートからは先が三角になった尻尾が生え、そして胸がかなりのでか…ってどこを見ているんだよ俺。

「あの、なんとお礼を言えば良いのか…」
「礼は要らねぇよ。」
「ですが…」
「だったら、速く帰宅しな。さっきの野郎は懲らしめておいたから大丈夫だと思うが、また襲われるかも知れねぇぜ?」
「…分かりました。でもお礼はきっちりさせて頂きます。今日はありがとうございました。」
「はいはい、じゃあな。」
そして、さっきの人と別れたが、すげぇ可愛いかったな…
しばらくはおかずに…しないでおこう、かっこ悪すぎる。
もう警察も補導してくる時間なので、急いで帰る事にした。

*

警察の目を盗み、ようやくアパートに帰ってこれた。やけに長く感じたのは気のせいだろうか。
俺の部屋は2階なので階段に登り、重い足取りで部屋までたどり着き、鍵を開ける。
ただいま、俺の家。

*

少々散らかっているものの、俺にとっては、快適だ。

晩御飯を食い、風呂に入り、ようやく寝ようとした時、両方の部屋から何か聞こえる。
まさか、とは思うが耳を当てる。すると、

「はぁあっ、ああっ、ああっ!」
「も、もう出すぞ!」
「出してぇ、中に出」
本能的に耳を外した。
ちょっと待ってくれ、誰が夜の営みをここでやれと言った。
俺の気持ちは、無視か。あ?
それとも彼女居ない俺が悪いとでも言いたいのか。
分かったよ、もう寝れば良いんだろ。
あぁ、もう最悪過ぎる。


恐らく日付が変わった頃、何か音がする。
泥棒か?いや、鍵は掛けたはずだ。
おそるおそる目を開けると…
「お前は!」
「ん?あぁ、起きてしまいましたか。」
昨日助けた女性が、俺の布団の中に。
しかもその豊乳が俺のモノにちょうど当たり、立ちそうになる。
「てか、なんでここに居るんだよ。」
「え、言いましたよね。『お礼はきっちりさせて頂きます。』と。」
「なんで今なんだよ。」
「今の時間ではないと、夜這いが、出来ませんので。」
俺のモノが、夜這いに反応しやがったよ。その内バレるぞ、これ。
「ほ、本来、夜這いは男がするやつだろ?」
「そうだったんですか…あ!今からでも立場、交換出来ますよね。」
「しなくて良い。」
「そ、そんな…」
とにかく、話題を変えて俺のモノを沈めてやらないと。
「そう言えば名前は?俺の名は黒羽だ。」
「私はリリー、と申します。これから宜しくお願いします。」
「なんでこれからなんだよ?」
「黒羽くんのおちんちん、さっきからあたってますが♪」
思いっきりバレてた。楽しげに言ってくるのがなんとも恥ずかしさを出してくる。
このリリーに恥じらいは、ねぇのかよ。
そう考えていたら、ズボンとパンツを一気に脱がされ、俺のモノは剃り立っていた。
「黒羽くんのおちんちん…いい匂い…♪」
そう呟いた瞬間、いきなり口の中に入れられ、皮を剥かれた。
「ちょ…止めろ!」
「もう我慢出来ません♪いただきま〜す♪」
そして、先っぽを一舐め。
「ちょっ…ひゃっ!…」
「ふふ…可愛いですね♪」
言ってからも、また舐めてくる。入念に。
「ひゃぁぁ…も、もう止めろぉ…」
敏感過ぎて、身体中に力が入らない。
「そんな顔されたら、もう辞められませんね♪」
そしてまた先っぽを舐め続ける責めに、悶えるしかなかった。
「ひぎぃい!も、もうやめてぇ…」
「も〜仕方ないですね♪」
やっと解放された。と思っていたら、
「次は私のおっぱいで、イかせてあげますからね♪」
休む暇もなく、また責められる。
だが、さっきとはまた違う快感だった。
「き、気持ちいぃ…」
「ほらほらぁ、もっと激しくしちゃいますよ♪」
こう言う技はリリーの方が何枚も上手で、俺はもう射精しそうになっていた。
「くっ…出る!」
「もう出ちゃいますか♪たっぷり出してくださいね♪」
「あぁ…あっ…あああああ!」
大量に射精してしまった、リリーの顔に精液が掛かっていて、それだけで固さを取り戻してしまう。
「黒羽くんのせーえき♪ん〜♪甘くて濃厚で脳みそとろけそうだよ♪」
「も、もう十分だろ?」
「ダメダメ!まだ足りないよ♪」
その言葉に絶句してしまいそうになる。
リリーはよいしょと、膝立ちになると、
「私の下のお口が、黒羽くんのおちんちん欲しいってヨダレ垂らしちゃってるよ♪」
俺のお腹にその液が溢れ落ちてくる。
「辞めっ…」
「いや♪もう食べちゃうもん♪」
そして腰が下ろされてしまった。
「あああああ!」
「ひゃあぁ!」
突然リリーも叫び出し、下の口からは血が流れ出てきた。
「リリィ…おま…え…。」
「だ、大丈夫!う、動くね。」
さっきのとは違い、勢いも衰えていた。
「やっぱ…痛い…のか…?」
「ぅうん、大丈夫。気持ち良すぎるだけだから。」
嘘か本当かは分からない。だが、本人が言っているのだ。
だが遅くなると、俺にも反撃が出来るようになる。
なので、腰を掴み、強く射す。
「ひゃあああああ!!」
言葉になってない叫びを出し、気持ち良さそうな顔をするので、止められなくなる。
「らめぇええええええ!!ほれいひょうはらめぇえええ!!」
『それ以上はダメ』と言うが止まらない、止められない。
だが、俺も限界がくる。
「くっ…あぁ…」
「くろはきゅんもいこ♪いっしょにいこ♪」
リリーもまともに喋れてない。もう射精してしまいそうになる。
「あぁ…あああ!」
「イクッ♪イクッ♪イクッ♪イクゥウウウウ!!」
二人同時にイってしまい、そこから意識が途絶えた。

*

気がつけばもう朝だ。だが、なぜかすごく疲れている。
てか、俺は裸!?何があった?
記憶を戻す前に、横の子に気がつく。
そうか、昨日…俺は…。
思い出せば恥ずかしくなる記憶ばかり…
「ん〜?あ、おはよ〜」
「おお、おはよ。」
もしかすると覚えていないのかもしれない。出来る限り、昨日の件には触れさせないでおこう。
「昨日の黒羽くん、可愛かったね♪」
バッチリ覚えていやがった、最悪過ぎる。
「もう一度みたいな〜♪」(ニヤリ
怪しい笑みが見えてしまった。
「俺、少し出かけて…」
言い終わる前に捕まえられてしまう。
「第2回戦、いこ♪」
もがいたって、逃げ出したって、避けられないから、観念して押し倒される。

俺が朝ごはんを食べれたのは午前10時だった。
17/12/13 21:46更新 / 砂鉄

■作者メッセージ
長い作品になってしまいすいません。
かなりの低クオリティでごめんなさい。
よろしければ、なんでも良いので感想お願いします!(参考にしたいので)
できれば、ひょうk(殴

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33