フリッツの目の前に、誘うように広がる二つの蜜壷…………どちらかを優先すれば、取り残されたどちらかが悲しむかもしれない。そう思うと、彼も非常に迷ってしまうが、ギンギンに勃起した屹立は、主の意向を無視してでも、早くどちらかの肉襞に潜り込み、快楽の波に身を委ねたいと猛り狂う。
　性欲を知ってしまったフリッツに、我慢するだけの理性は残されていなかった。

「セシリアお姉さん……っ！♥」
「んくっ♥　あぁん♥　フリッツ君きたぁ♥　はぁっ……あああ♥　ふとぉいっ♥」

　マノンに申し訳ないと思いつつ、フリッツはセシリアの膣内に自身を挿入した。
　暖かくて柔らかい襞をかき分けて、一番奥までぴったりはまると同時に、セシリアのヴァギナが一ミリの隙間もないように抱き着いてくる。それがまたたまらなく気持ちがいい。

　一方で、マノンはさぞかし不服かと思いきや…………

「じゃあ私は…………♥　はい、フリッツ君……たくさん吸ってね♥」
「んむっ！？」

　むしろ、楽しそうにフリッツの頭を引き寄せ、自分の豊かな胸に顔を沈み込ませた。
　薄い白い布とリボンで淫らに装飾された乳首からは、先ほどとは比べ物にならない濃厚なミルクの香りが漂い、フリッツの鼻腔から脳をとろとろにしていく。

「おっぱいのミルクのにおいがする？♥　ふふふ、さっき食べた料理の中に、おっぱいミルクが出るようになるものがあったの♥　フリッツ君が頑張って舐めてくれれば、私の初おっぱい、フリッツ君に飲ませてあげられるよ♥」
「マノンお姉さんの………おっぱい……♥」

　フリッツののどがコクンと鳴った。
　すでに匂いだけでもクラクラしてどうにかなりそうなのに、実際に口にしたらどんな味がするのか…………想像するだけで、よだれが出てしまう。

「ほ〜ら、フリッツ君♥　腰がお留守よ♥」
「あうっ……♥　ご、ごめんなさいセシリアお姉さん！」
「んっ、そうそう♥　ゆっくりでいいから…………マノンのおっぱいと私のオマ〇コ、一緒に味わってね♥　あんっ♥　あんっ♥」
「うん…………♥　んちゅ、ちゅっちゅっ♥」
「ね、心配することなかったでしょ、フリッツ君♥　んふっ♥　私たち姉妹を……こうやって、同時に愛することもできるんだから♥」

　布をまくって露出した乳首を舌で舐りながら、腰をリズミカルにパンパンと打ち付けるフリッツ。
　同時に意識するのはなかなか大変だが、それ以上に自分が倫理的にやっちゃいけないことをしているのではないかという、とてつもない背徳感が襲う。

（セシリアお姉さんとオマ〇コしながら……マノンお姉さんのおっぱいを吸うなんて、こんなの最低だよ…………）

　人間世界だと、ふつうはこんなことをされたら大半の女の子はいい気はしないだろう。
　それに、男性もどちらか一方ばかりに集中してしまうことが多い。

　けれども不思議なことに、ゆっくりと愛し合っていくうちに、フリッツは自然とどちらのこともきちんと意識できるほどの愛しさ感じ、それと同時に口の動きと腰の動きを、きちんと両立できるようになってきた。

「あんっ♥　オマ〇コすごいっ♥　そこっ、とってもきもちイイっ♥　あふっ♥　あんっ♥」
「……っ♥　やだ、おっぱいの先っぽ、ジンジンして熱くなってきちゃったわ♥　も、もうちょっとで、なにか……でそうっ♥」
「んっ……んっ♥　セシリアお姉さん……マノンお姉さん……♥」

（せっかくだから……二人を一緒に、イかせてあげたいな♥）

　いっぱいいっぱいでされるがままだったフリッツも、ようやくエレオノーラ姉妹を気遣う余裕が出てきたようだ。
　何度も交わったことで、彼女たちがどうすればもっと気持ちよくなって、どうすれば自分も気持ちよくなるのかがわかってきた。

「はぁっ♥　はぁっ♥　セシリアお姉さん……っ！♥　んちゅっ……マノンお姉さんっ♥　僕、もう…………♥」
「ふぁぁっ♥　フリッツきゅんっはげしいっ♥　あんイクっ♥　イクイクウウゥゥッ！！！♥♥」
「やんっ！？♥　両方同時なんてっ♥　あっ、あはぁんっ♥　おっぱいイクぅっ♥」

　激しいピストンの末に、まずフリッツの屹立から大量の精液がセシリアの子宮に注ぎ込まれるとタイミングを同じくして、セシリアも我慢できずに絶頂。奥まではまり込んだフリッツの太い男性器を、蜜壷の中でさらに絞り上げる。
　それと同時に、フリッツの口がマノンの乳房の先端を同時に口に含んで、勢い良く吸い上げた。今までの倍の快感で、マノンもまた絶頂に達し、乳首が一気に熱を帯びるのを感じ、その直後に先端から何かが噴き出した。

「んんんんん〜〜〜〜っ♥♥　中に出てるっ♥　あふぅっ♥　幸せっ♥　しあわせぇっ♥」
「は……んっ♥　出ちゃった……♥　ほんとうに、おっぱい出ちゃった♥」
「はぁっ……ちゅるるっ♥　これが、マノンお姉さんの……すごく、甘い♥」

　口に含んだ二つの突起からピュッピュと吹き出す、熱くてドロッとした液体は、まるで練乳を直飲みしたかのように非常に甘く濃厚だった。
　その味は、まだ子供舌なフリッツにとってたまらなく魅力的で、すぐに虜になってしまう。

「んちゅ♥　んむっ………ちゅぱっ♥」
「はぁっ、はぁっ♥　どう？　お姉さんのおっぱいで数十年熟成されたミルクの味♥　おいしい？　おいしいでちゅか？♥　あんっ……♥　すっかり夢中になってる♥」
「あんっ♥　あくぅっ♥　も、もう一回してくれるの……？♥　うれしい♥　オチ〇ポミルク、お姉さんにもっとたくさんちょうだぁい♥」

　一度射精したら交代するつもりだったのに、フリッツはそんなこともすっかり忘れて、マノンの母乳を吸いながらセシリアとの性交を再開した。
　母乳を出す快感を覚え、愛するフリッツにおいしそうに飲んでもらう嬉しさに目覚めたマノンは、恍惚の表情でフリッツの顔を抱きしめ、もっと飲んでほしいとせがんだ。

　結局、フリッツがかすかに正気を取り戻したころには、セシリアの膣内に５回も射精してしまっていて、彼女の腹もわずかに膨らんでいるように見えた。

「あっ…………♥　あへっ♥　あふぅっ……♥　フリッツ君の、子種みるく……♥　いっぱぁい♥」
「は……んんっ、しまっ……セシリアお姉さんばっかりに、こんなに出して……」
「ふふふっ♥　セシリア姉さん、こんなにいっぱい射精してもらえるなんて♥　おなかポッコリして、妊娠してるみたい♥　それじゃあ次は、私にもいっぱい出してくれるよね、フリッツ君♥」

　ようやく上下交代の運びとなり、今度はマノンがフリッツの方にお尻を向けて四つん這い（尾鰭があるので三つん這い？）になる。
　しかも、尾鰭の根元の一部を人化させて、前庭膣が後ろからでも丸見えになるようにしていた。

「んっ……来て、フリッツ君♥」

　マノンが後ろ向きに熱い視線を向けながら、誘うようにお尻をふりふりと揺らす。
　もちろんフリッツが我慢できるはずもなく、直前までに５回連続で射精したにもかかわらず硬さと太さを保つ屹立を、マノンの蜜壷の入り口にあてがい、そのまま臀部をつかんで奥まで突き入れる。

「ひぐっ！？♥　ああっ♥　あんっ♥　ふ、深いぃっ♥」
「す、すごい………♥　マノンお姉さんの中、すごく柔らかい……♥」

　剛直の先端が子宮の入り口にディープキスを交わした瞬間、マノンの体がビクンとはねて、乳首から母乳がプシュッとはじけた。
　どうやら、軽く達してしまったようだ。
　胸ばかり刺激されていたので、膣内への挿入が待ち遠しかったのだろう。

「んっ……♥　んふふ♥　フリッツ君、わかってるわよね♥　私もはやくおっぱいミルク出したいの♥」
「うん、セシリアお姉さん……♥　はんっ……んむ、ちゅぱっ♥」
「あっ……あっ♥　ふ、フリッツ君がオチ〇チンなめなめされる時も、こんな感じなのかしら♥　さ、先っぽがジンジンしてくるわぁ♥」
「ああっ♥　いいっ……♥　いいのぉっ♥　うしろからズポズポされるのもすきぃっ♥　この乱暴なかんじが、たまらないのぉっ♥」

　そしてまた、先ほどと同じように、下半身でマノンを責めながら、口でセシリアの乳房を舌で転がすようにやさしくしゃぶる。
　先ほどのマノンの母乳分泌促進でコツをつかんだのか、フリッツは舌と唇、そして手や指も使って、セシリアの乳首を刺激していった。
　赤ちゃんがするような行為と、大人がするような性交を、その中間の年齢にあるフリッツが同時にするというのは、なかなか来るものがあるようで、フリッツもセシリアもマノンも、湧き上がる快感を抑えることができなかった。

「ふうぅ♥　上手よフリッツ君……♥　お姉さんが生まれてから、フリッツ君のためにずっととっておいた濃厚ミルク……おなか一杯飲ませてあげる♥」
「おっ♥　おふっ♥　あんっ♥あぁんっ♥　フリッツくんしゅごいぃっ♥　かわいい顔して、オチ〇チン大きいなんて♥　こんなのずるいっ♥　絶対、一生放してあげないっ♥」
「うぅ………マノンお姉さんっ♥　セシリアお姉さんもっ♥　あっ、イっちゃうっ、イっちゃうぅっ♥」

　三人の激しい喘ぎ声に呼応するように、一気に絶頂に上り詰める。
　そして……フリッツは、マノンのときと同じく、セシリアの乳首を二つ同時に強く吸いながら、マノンの子宮に夥しい量の精液を流し込んだ。

　ドクンッ！　ビュグググググッ！　ビュクンッ！

「ふあああぁぁぁぁっ！！♥♥　フリッツきゅんのザーメンっ♥　私の子宮の中に溶けて、流れ込んでくるぅぅっ♥」
「きゃふっ♥　おっぱいから、熱いのが……ピュッピュしちゃうっ♥　おっぱいでイくのしゅごいぃっ♥」
「ちゅるるっ……んんっ♥　セシリアお姉さんのおっぱい…………口の中に♥」

　セシリアが初めて出す母乳も甘くて濃厚なのはマノンと同じだったが、心なしかちょっとだけ味が違うような気がした。
　双子の姉妹でも、母乳の味にも香りにも個性がある。何から何まで似ているようで、実は知れば知るほど違ってくる…………そんなところもまた魅力的だと、フリッツはぼんやりする頭で思ったのだった。

　結局この後、フリッツはマノンの膣内にもセシリアと同じく5回連続で射精し、その間ずっとセシリアの乳房を口から離さなかった。

　そうしているうちに、彼はようやく、姉妹を同時に愛することは不可能ではないということがわかってきようだ。

■作者メッセージ
〜返信コーナー〜

望遠鏡 様
>えっちで巨乳なマーメイド姉妹、これまたありがたい魔物娘ですね．
>どんどんエッチして愛を深める3人の行く末は如何に？
>えっちでとても素敵な小説でした．ありがとうございます．
>これからも頑張って下さい！

おお！　こんなにしっかりとした感想！　うれしいですっ！
普通、自作の小説であれ自分の性癖や願望をそのまんま書くのは下品だといわれていますが、このサイトはむしろそれを楽しめるのがいいですよね！
現実にこんな都合のいい女性はいない？
結構っ！　私はアル・マールにいくぞぉっ！