大人の階段駆けあがる
二度も濃厚な精液を搾り取ったセシリアが、幸せのあまりノンストップの連続アクメ状態になってしまい、ようやくサンドイッチ状態から解放されたのだが…………彼にはまだ休む時間はない。
「フリッツく〜ん♥ ほ〜ら、見て見て、くぱぁ♥」
「うっ…………マノンお姉さん、そんな……広げて」
「どーぉ? 私のオマ〇コも、セシリア姉さんに負けないくらい綺麗でしょ♥」
ベッドの中心で尾ひれをぴんと伸ばして座り、白い肌と紅い神秘的な鱗との境目にある秘所を、両手の指で見せびらかすように広げるマノン。
物欲しそうにひくひくとする、若いピンク色の肉襞――――フリッツの視線はたちまち釘付けになった。
エレオノーラ姉妹に促されるまま、精通してから短時間に何度も絶頂し、大量の精を放ったはずの剛直がすぐに硬さを取り戻し、お腹にぴったりと張り付くほど反り返る。
意識がもうろうとしかけているフリッツは、思考を屹立に奪われたかのように、下半身の本能に従って無意識にマノンに近づいていく。
「マノンお姉さんの……お、オマ〇コ……」
「あぁん♥ フリッツ君に……私のオマ〇コ、見られちゃってるぅ♥ 視線が熱くて……感じちゃう♥」
好きな人に見られるのはとても恥ずかしいが、今のマノンにはその恥ずかしさすら極上の快感となっているようだ。
濃密な雌の匂いがモワッとっと立ち上り、あふれ出る愛液は極上の蜜のように美味しそうに思え、フリッツはまたしても喉をこくんと鳴らした。
「あ……やぁ♥ そんなに見られたら、私……わたしっ♥ あんっ♥」
「うぷっ!?」
何とマノンは、フリッツに至近距離で見つめられただけで軽く達し、潮をプシュッと噴出した。
蜜壷から噴出した濃厚な愛液は、フリッツの顔を直撃。
真水でかなり薄めても人間界で作られるものの何倍も強力な媚薬となる魔物の愛液を、原液のまま顔に浴びたフリッツは、極上の匂いと味に脳がたちまち支配され、理性の大半を溶かされた。
「はぁっ♥ あっ♥ マノンお姉さん♥」
「来てぇっ、フリッツ君♥ わ、私のことはオチ〇チン挿入れる穴だと思ってもいいからぁっ♥ あっ♥ あくぅっ♥」
こうしてフリッツは、今度は「自らの意志」で男性器をマノンの処女穴に挿入しようと試みた。
理性が溶け切ったせいで気持ちがかなり前のめりになっており、両手でマノンの豊乳を掴みながら挿入しようとするも、焦ってなかなか入り口が定まらない。
だが、その動きが却ってマノンを焦らしてしまい、彼女の膣の方からフリッツの肉棒の先端に喰らいついてしまった。
「ふおぉっ……す、すいこまれちゃうっ♥」
「そうよ……そのまま、腰を沈めて♥ んっぐっ♥ ふ、ふとぃ♥ 掻き分けられちゃうぅっ♥」
何度か抵抗を突き破ったのち、フリッツの屹立の先端がマノンの子宮口まで到達し、ほとんど広がらないはずの細い入り口に鈴口がわずかにめり込んだ。
「動いてもいい? マノンお姉さん♥」
「あ、あんっ♥ そ、そんなこと言いながらっ、んんっ♥ もう動いてるじゃない♥ あっ♥ あっ♥ あんっ♥ いいよっ、好きなように動いてっ♥」
マノンの膣内は、セシリアとはまた一味違った心地よさがあり、力を入れるたびに奥へ奥へ招くように動く肉襞があまりにも気持ちよすぎて、フリッツは腰を振る動きを止めることができない。
「はふっ♥ あっ♥ あふっ♥ オチ〇チンで奥をゴツンゴツンされるたびに、んんっ♥ あたまっ、チカチカすりゅっ♥」
「お、おねえさん………もう、出そう……♥ ぼく、もう我慢できない………♥」
「あんっ♥ 出るの♥ 出ちゃうのっ?♥ いいよ、いっぱい出してっ♥」
夢中になってピストンを繰り返すうちに、フリッツの射精欲求はすさまじいスピードで高まった。
マノンも早く子宮に精子を入れてほしくなって、さりげなく尾鰭をフリッツの股の下から背中まで通して、何かの拍子にフリッツの屹立が抜けてしまわないように腰を抑えていた。
柔軟な人魚の尾鰭だからこそできる半強制種付けのような形だが、そこまでせずともフリッツは子宮に己の精を放つことに必死だった。
「ほら、せーえき出すとき、なんて言うんだっけ?♥」
「いっ……イクっ! イっちゃうよ、マノンおねえさん! きゅうぅっ♥」
ビュブルルルルッ! ドクッ! ドプッ!
「あっ♥ あっ♥ あーーーーーーーーーーっ♥」
「ふあぁ……♥ うっ……♥ マノン……おねえ、さん♥」
一気に子宮内を満たすドロドロの精液の奔流に、マノンはたまらず大声を上げて絶頂した。
体全体が釣りあげられたばかりの魚のようにビチっと跳ねあがり、女になった喜びが体中を駆け巡る。
「あぁん♥ きてる……♥ アツアツのザーメン……♥ たくさん出されてるの……わかる♥」
「あうぅ……」
セシリアと交わった時は、フリッツの顔はセシリアの胸に埋もれていたり、キスしながらの至近距離だったりでよくわからなかったが、適度な距離でマノンと向かい合っていると、彼女の顔が絶頂でひどく乱れ、淫猥な表情(つまりアヘ顔)をしていることに気が付いた。
そして、それを見たフリッツは思わず背筋がぞくりとする。
(マノンお姉さん……すごく、えっちな顔してる……。すごく、気持ちよさそう……♥ これを、僕が……)
今までほとんど受け身一辺倒だったフリッツだったが、初めて正常位で交わったおかげか、女性を支配したという本能的な雄の悦びが芽生え始めてきた。
好きな人が、自分のそれで気持ちよくなり、屈服した表情を見せるのが、これほどキュンと来るとは、彼自身も思っていなかったようだ。
が、そんな気持ちはすぐに吹き飛んだ。
「んっ♥ 抜かないで♥ そのまま…………お姉さんに、おかわり、ちょうだい♥」
いったん一物をマノンの蜜壷から抜こうとしたが、すぐに彼女の尾鰭がフリッツの腰を押さえつけ、またしても無理やり屹立を最奥まで突き入れさせた。
「あぁっ♥ お姉さん……だめ、もう……出ない」
「だーめぇ♥ 女の子の期待に応えられなきゃ、立派な男の子になれないゾ♥ ほら、おっぱいも吸って♥ ちゅーもしよ♥」
男性がリードするはずの正常位なのに、フリッツはマノンの腕にぎゅっと抱きしめられ、ほとんど無理やり乳首を吸わされ、乳房を揉みしだかせられた。
色々と台無しだが、まだ一般人の体力しかないフリッツにとって、アル・マールの名物料理と姉妹への愛の力で補った精力にも限界が近づいているようだ。
それでも、フリッツはなんとかマノンの尾鰭に助けられるように、腰だけを振り続ける。
するとそこに、絶頂のし過ぎで動けなかったセシリアが乱入してきた。
「ふふっ……男の子なら、女の子を孕ませられるようにならなくちゃね♥ お姉さんたちと一緒にがんばろ♥」
「んんっ♥ せ、セシリアお姉さん……♥ あぐっ♥」
「んんんんんんっ♥ ふ、深いぃっ♥ 子宮の中に入ってきちゃうっ♥」
セシリアが背後からフリッツに覆いかぶさり、彼はまたしてもサンドイッチの状態にされてしまった。
しかも今度はサンドイッチというよりもハンバーガーで、セシリアの体重によってフリッツの腰がさらに深く沈み込み、精子がたっぷり出されたマノンの子宮をさらに押しつぶし、彼女を一層歓喜させた。
「お姉さんが応援してあげる♥ ねっ♥ がんばれ♥ がんばれ♥」
「あぁっ♥ そ、そんな……むぐぐっ♥」
「あん♥ あっ♥ あんっ♥ フリッツ君♥ ちゅるるるるっ♥ んっ♥ ぴちゅっ♥」
マノンとキスしたまま、顔をセシリアの双乳でもみくちゃにされるフリッツ。
重厚で甘い香りに満たされた肉布団二枚にはさまれたフリッツにとって、ここが天国なのか地獄なのか、それすらも判断できなくなってしまう。
ほとんど無理やり奥に奥に突き入れさせられる肉棒が、マノンの膣内を往復する度に嬉しい悲鳴を上げる。そして、次の射精衝動もほどなくして訪れようとしていた。
「あ………あう♥ イク……♥」
「んっ♥ お替りくれるのね♥ うれしい♥ じゃあ、お姉さんとキスしながら、ビュービューしましょ♥」
「もう少しよフリッツ君♥ がんばって♥」
こうしてフリッツは、抜かずに二度目の絶頂に達し、亀頭を子宮口にねじ込ませたまま、猛烈な勢いで射精した。
絶頂の嬌声は、ディープキスの舌の絡みに打ち消され、先程とは打って変わって静かに……だが確実に、溢れんばかりの膣内射精が、マノンの身体を灼いた。
「うふふ、フリッツ君、よくできました♥ いいこいいこ♥」
「よく頑張ったね♥ お姉さんも、すごく気持ちよかったよ♥ ありがと♥」
「ふあ……ぁ♥」
計6回にわたる連続射精で、フリッツはすっかり疲れ切って、体を動かす力を失ったが――――そのかわり、どこかやり遂げたような満足感もあった。
エレオノーラ姉妹とフリッツは、再び動けるようになるまで、しばらくベッドの上に密着したまま横たわり、フリッツの頭を撫で続けたのだった。
20/05/26 17:04更新 / ヘルミナ
戻る
次へ