読切小説
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友人の様子がおかしい
 あれはね一昨日の事、たぶん夜の十時あたりだったと思う、部屋を暗くしながらデモンズソウルをやっていたんだよ。

 え、ああ、あのゲームが僕の苦手な部類のヤツだって知ってるよ、難しいし怖いしで、でもなぜかやりたくなったんだよねぇ、不思議と慣れてくるとグロいモンスターも可愛く見えてくるよ、ちなみに子ファランクスとヒル溜まりが一番のお気に入りかな、グチュグチュでトロトロした感じがなんとも…………うん、そうだね続きを話すよ。

 塔のラトリアの看守に脳みそをチュルチュルされたり人間団子の餌食になったり、その他色々を乗り越えてやっとステージボスを倒した、と思ったらなぜか復活したのを見て心を折られて、どうあがいても絶望状態を初めて知りました。

 ソウル傾向が真っ黒になる頃には精神も真っ黒になってた、だってステージの雰囲気自体ホラーなんだもの、看守の見た目がタコっぽいのも相まって気分はクトゥルフ神話の探索者だったよ、まぁ慣れたけどね。

 もう死ぬ度に頭の中でダイスが振られる音が鳴っててね、ガタガタガタって、始める前は65ぐらいあったSAN値がたぶん35まで減ったね。

 そんでまた死んんだ、どうしても看守の電気ショックを避けられなくてね、そしてまたガタガタガタって、音が鳴ったんだよ。

 お次は人間団子に刻まれよ、ガードするもりがナイフを投げて、操作みスで死亡ってのは一番イラッとくね、ガタガタ音を聞きながら頭抱えてた。

 そして、そせてやっと! ギミックを解いてあの魔法使いをグレートクラブで撲殺しんだ!もね、達成感と疲労感がごゃ混ぜになって訳が分からなた、溜め息ついて横にったんだ、その日はのまま眠っ。

 あ、いや違った寝てない、そうだそうだ、ガタガタガタガタ音がうるしいか、窓みてあかい、ドロドロ、いや青い、黒いの真ん中のあれ、青黒い、ドロ、窓の外に、窓ゆさぶる、ああ、ああ、窓スキマから入ってスキマにはいいて耳が耳から耳にたすけて頭にあれが入ってるるるる出して出てきてきてきてすいませんねぇもーちょっとだけ頭の中に居させて下さいねあと少しでご主人様の事を調べ終わるのでー。

 あはは、こんにちは、ねぇキミ? そんなに怖がらなくてもいいじゃないですか大丈夫ですよ、害は加えませんよ、え、こいつにを何をしている、ですか? さぁ何をされてるのでしょうね? まぁそんな事よりアナタは彼女、いますか? 後ろにいる子を紹介しますのでよろしければぜひ……ってアンタ手が速いわね、ん? ちょっと……私はそんなにがっついてないわよ、ただほんの少しだけ興奮しちゃっただけで……そう、そう言う事にしといて頂戴、さぁ記憶の改竄して戻るわよ、今の状態じゃさっきみたいに怖がられるだけ、私達の事を怖がらないようにさせて頭の中をトロトロに甘やかして、また会いましょう。
16/07/03 09:50更新 / 君ロリ?

■作者メッセージ
いあいあ! くとぅるふたぐん!
アイデアに成功したので書きました、つまり作者は、分かるね?

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