読切小説
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政府軍人(ドS)と反政府民兵(ドM?)
俺は砂漠地帯の岩山を逃げていた
少し開けた場所に出ると目の前には岩壁が立ちはだかった
足に被弾していて上ることは困難である
俺はその場に座りこんだ
「見ぃつけた♪」
振り返ると政府軍の迷彩服を着たギルタブリルがいた
メインウェポンは壊れているので戦えない、バックアップガンを出している暇はない
絶望と恐怖しかなかった



「い、命だけはどうか…」
命乞いをしてきた
ヒュッ! ザスッ!
「ひぃ!」
男が顔を隠していたアラブスカーフがとれ、ナイフは地面に刺さる
私は投げナイフで外したことがない
射撃よりも得意だ
「こ、殺さないでくれ…」
殺すつもりはないけど、死ぬことはあるかも
私はしっぽの毒針を男に突き刺す
この突き刺す感覚と突き刺された時の顔が最高にいい



突き刺された場所に激痛が走る
手や足の感覚が無くなってくる
こんな状況なのに体が熱くなり、性欲が増してきた
「反政府民兵のアンタはしっかりお仕置きしなきゃね♪」
俺はこの後どうなるんだろ…



犯す前に私は男の持ち物を確認する
AKs74uとGlock17、リュックサックに9mm×19パラベラム弾34発
5.45×39mm弾が90発に地図と食糧が少し
反政府民兵にしてはいいもの持ってるわね
私なんかRPKとナイフ数本、弾薬はドラムマガジン一個分だけ
さらに身元もわかった
ダメね、身元がわかるものを持ってたら
あ、コイツ私より3つも年下…
なんかムカつくから犯さないで放っておこう



性欲が半端ない
しかし手足が少しでも動けば毒針を刺してくるので欲求をどうすることもできない
手が動いたとしても手錠がはめられてる
これは拷問?
それとも放置プレイってやつ?
ツライ…
殺されたほうがマシだった…



彼は今にも泣き出しそうな表情をしている
こういう表情を見てるとゾクゾクくる
すぐにでも犯してやりたい
でもこのまま放置してるのもいい
迷うなぁ…



目の前のサソリ女は俺のことをニコニコしながら見つめてくる
コイツ巨乳だな…
政府の犬め、こんなことして楽しいか?
きれいな肌してんなぁ…
なんか思考がちゃんとしてないぞ?
素顔はどんなかな…
しっかりしろ!俺、…これはきっと政府軍の新型化学兵器のせいで……
童貞卒業すんならこの女がいいなぁ…



「う…うぅ」
彼の目も虚ろになってきている
痺れてるはずの体をモゾモゾさせて
そろそろ我慢の限界なんだろう
きっと触っただけでイっちゃうんだろうな
でもまだお預け♪



なんかもう刺されることが気持ち良くなってきた
俺ってドがつくほどのマゾだったのかな…
だとしたらコイツはドがつくほどのサドだろうな…
「あら?また動けるの?ちょっとチクッとするわよ〜♪」
痛、でも気持ちいい



彼の目は完全にトロンとしている
どこを見ているのかもわからない
息は荒く、誰が見ても彼はもう限界であることはわかりそうだ
私は彼の耳元でささやいた



「上手にお願いできたらシテあげる♪」
俺はその言葉を聞いて、感覚の無い口を懸命に動かす
自分でも、もう何を言っ、てるのか、わから、ない
あ、やべ、意識…が……



ドサッ…

あれ?倒れちゃった…
あぁ!完全に気絶してる
これはお持ち帰りするしかないわね、ふふふふふ












「中尉殿!面会したいという男が来ています」
「通せ」
いつも通りカミースを着て、アラブスカーフを頭に巻いた彼が来た
「お前はもう下がっていいぞ」
「はっ!」

バタン!

扉が閉められる
「用件なんだ!仕事中に来るなといつも言ってるだろう!それともここで働く気になったか?」
「そんなわけないだろ!誰が政府の犬なんかに…それよりさ、『お母さんに会いたい』って言うから」
彼は小さなギルタブリルを連れていた
「おかあさん!」
「おっ!来たのかぁ♪」
娘の頭を撫でる
軍人である私もさすがに娘の前では頬が緩む
「おとおさんね、いっつもコウボウにいるか、ぱそこんしてるからつまんない!」
彼を睨みつける
「お、俺だって仕事あるし、ちゃんと子育てはしてるだろ!」
夫は少し後ずさりしながら反論する
「ちょっと廊下にいるお兄さんに遊んでもらってきてね♪  …こっち来なさい」
「はーい!」「は、はい…」

娘が廊下にでたのを確認すると私は夫の耳を引っ張った
「いで、イテテテテテテ!」
「あなたはパソコンでなにしてるの?」
「し、仕事の受注を…」
さらに強く耳を引っ張る
「あなたはパソコンで受注してたかしら?」
ついでに針を突き刺す
「さ…最近、するようn
「嘘つけ!パソコンは没収、中身を綺麗にしたら返すから」
反論したらさらに酷いことになるのがわかってるのか、小さくうなずくだけだった
「それとな…」
私は頬を上気させつぶやく
「そろそろあの子に妹を作ってやらんか?///」
「ん、う、むぅ ///」
返事はしないが下半身が起きてるぞ?
私は夫と軽い口づけを交わす


そのころ…

「わ、わたしわもうだめだぁ、わたしにかまわずさきにいけぇ…」
「隊長!傷は浅いです!しっかりしてください!」
「わがしょうがいにいっぺんのくいなし!…がくっ」
「隊長ーーーーーー!!!」
娘と若い兵士は『戦争映画でありそうなシーンごっこ』をしていた


END
10/07/15 07:13更新 / えーけー

■作者メッセージ
どうも、えーけーと申します
はじめての作品です
読みにくい所、ここおかしいだろ!という所などが多々あると思いますが
どうか罵声を浴びせずに生温かい目で見ていただけるとありがたいです

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