わたしとスライムの日記
魔物化1日目
わたしがいつものように遊んでいると........
「うわぁ!........」
突然、がけから落ちた。
後は痛いということくらいしか........
いや、もしかしたらそこも覚えているかどうか微妙だ。
あの高さで、無事なはずはない。
もしかしたら、死んでいるかもしれない。
そんな考えが頭をよぎった。
しかし........
「..生きてる!」
こんな事で驚くのも変だが、わたしは生きていた。
それに、怪我もない。
さらに驚くことに、わたしの足元には、桃色をした柔らかくプルンとした何かが、広がっていた。
「........スライム!」
..いや、これは今までに見たことがあるスライムとは、違う。何かが違う。
何かを求めているスライムのような気がした。
「うわっ!」
その時、そのスライムが体中を撫でまわした。でも、気持ち悪いなんて、少しも感じなかった。
スライムが撫でまわしたところには、風が通るだけでしびれるような快感が走り、自分の身体が変わっていくようにかんじた。
家に帰った。
両親はわたしがスライムキャリアになったことには、あまり驚いていなかったようだ。だって、母親は、わたしを産んだあとに、ネレイスに変わってしまったからだ。
魔物化2日目
学校に行った。
学校に行っても、さほど驚かれなかった。わたしのクラスの半分くらいは魔物だし、先生も先日サキュバスにされたばかりだ。
魔物化3日目
前日と変わらない。
魔物化4日目
今日は休日。家族でお出かけだぁ!
スライムはジェットコースターをとても怖がっていた。
大丈夫だと言ってやると、少し落ち着いた。
魔物化10年目
今日もいつもと変わらない日常をいきている。
もしも、あの時、あのスライムに出会わなければ、 また違う日常を生きていたんだなーとおもう。
終わり
わたしがいつものように遊んでいると........
「うわぁ!........」
突然、がけから落ちた。
後は痛いということくらいしか........
いや、もしかしたらそこも覚えているかどうか微妙だ。
あの高さで、無事なはずはない。
もしかしたら、死んでいるかもしれない。
そんな考えが頭をよぎった。
しかし........
「..生きてる!」
こんな事で驚くのも変だが、わたしは生きていた。
それに、怪我もない。
さらに驚くことに、わたしの足元には、桃色をした柔らかくプルンとした何かが、広がっていた。
「........スライム!」
..いや、これは今までに見たことがあるスライムとは、違う。何かが違う。
何かを求めているスライムのような気がした。
「うわっ!」
その時、そのスライムが体中を撫でまわした。でも、気持ち悪いなんて、少しも感じなかった。
スライムが撫でまわしたところには、風が通るだけでしびれるような快感が走り、自分の身体が変わっていくようにかんじた。
家に帰った。
両親はわたしがスライムキャリアになったことには、あまり驚いていなかったようだ。だって、母親は、わたしを産んだあとに、ネレイスに変わってしまったからだ。
魔物化2日目
学校に行った。
学校に行っても、さほど驚かれなかった。わたしのクラスの半分くらいは魔物だし、先生も先日サキュバスにされたばかりだ。
魔物化3日目
前日と変わらない。
魔物化4日目
今日は休日。家族でお出かけだぁ!
スライムはジェットコースターをとても怖がっていた。
大丈夫だと言ってやると、少し落ち着いた。
魔物化10年目
今日もいつもと変わらない日常をいきている。
もしも、あの時、あのスライムに出会わなければ、 また違う日常を生きていたんだなーとおもう。
終わり
23/03/27 19:32更新 / ミリー