海で人魚に助けられて《シー・ビショップ》
俺の名前はブルー・カラージェイ
カラージェイ家という代々冒険者の家系に生まれた男だ。俺には何人もの兄弟がいるが俺は七男だ。ちなみに歳は22。
海賊の王様に、俺はなる!…とまではいかないが、俺は海が好きだ。まだ俺がガキだった頃は絵本に描いてある海を見てひどく興奮していたものだ。冒険者になって、毎日船に乗って色んな海を冒険をするのが俺の夢だった。
大人になって冒険者になり、そこそこの腕が立つようになり、俺は夢を叶える為に船を買った。
大きくて立派な船だ。
これに乗って俺は今から世界中の海を冒険する。
準備は完璧だが俺にはひとつだけ不安な事があった。それは…
「俺は泳げない…」
別に変な木の実を食べた訳でもないのに俺は水に浮かばないのだ。船乗りとして泳げないのは致命的だが、海に落ちなければどうって事ない。
この為に俺は大金をかけて物凄く大きな船を買ったんだ。巷では俺のあまりに大きな船を見て、人々は皆、絶対に沈まない船だと言った。
完璧だ。俺は腕っぷしのいい船乗りを何人も集め船に乗り込んだ。いよいよ夢が叶うんだ…!
「しゅっぱぁつ!!」
ボー!と大きな音を立てて俺の自慢の船、『ダイナミック号』は出航した。
そして数時間後…
「キャプテン!大変です!なんか船の底に穴があいていたみたいで、間もなくこの船は沈みます!」
「なんだってえ!!?」
俺の船は呆気なく沈んでしまうみたいだ。
どうしよう、絶対沈まない船だと慢心して救命ボートとか用意していない!
「キャプテン、まだ港町まで近いんで今すぐ海に飛び込んで泳いで戻りましょう!」
「いや…あの…!俺泳げないんだけど!」
「はあ!?マジっすか!なら仕方ない、成仏してください。」
「待て待て!勝手に殺すな!あれだ、お前俺を背負って泳いでくれ!」
「嫌です!キャプテンにしがみつかれて溺れるとかシャレにならないんで!さようならキャプテン、まだ数時間しか共にしてませんでしたけどあんたは尊敬できる人でした〜。」
「ちょ…待て!なんだその棒読み!ああ!マジで待って!置いてかないで!」
ドボーン!ドボーン!と次々に俺のクルー達が海に飛び込み泳いでいく。もうかなり傾いた船に乗っているのはもはや俺だけだ。
「な…なんて冷たい奴らだ!キャプテンを置いていくだなんて…って、やばい!やばい!船!どんどん沈んでる!うわああ!」
死にたくない!夢を叶えずして死ねるかぁ!
だけどもうダメだ!沈む…死ぬ…!
「確か服を着ている状態だと沈みやすくなるんだよな?なぁ?」
俺は少しでも助かる確立を増やす為に着ている服を全部脱いだ!オークションで買った海賊っぽいキャプテンハットも迷ったけど捨てた。
そして俺は…!ダイナミック号と共に…
海に沈んだ…!
「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボー!!」
俺は必死に手足をばたつかせたが体はどんどん沈んでいく。水の中で目を開ける事なんて出来ないし水面がどっちにあるのかも分からない。
「ゴボゴボ…!」
息が苦しくなってきた。ああ…でも大好きな海の中で死ねるんなら本望かもな…
俺の意識はそこで途切れた…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「っか…り…」
誰かの声が聞こえた気がする…
「…っかり…しっかり…!」
誰かに抱き締められている感覚がする気がする…
「んっ!んんっ!しっかり…!んっ!私が…あんッ…今助けて…んく…!あげますから…ね!」
気持ち良い…ここが天国ってやつなのか?
俺はぼやけた意識のままゆっくりと目を開けた…
(美しい…)
俺の目に映ったのは青い髪の毛をした、それはそれは美しい女性であった。
(女神様?)
「ああっ!目を開けてくれました!良かったぁ…!」
ギューッと抱き締められた。抱き締められるなんていつぶりだろうか…凄く…心地いい…
意識が覚醒してきた俺を次に襲ったのは下半身から脳に伝わってくるとんでもない快感だった。
「ゴボッ!?」
下半身…というかちんこからだった。ちんこが何か暖かくて柔らかい、それでいてギュウギュウ締め付けてくる何かに挟まれているのだ。
「ゴゴボ!ゴボゴボ!?」
「あらら!パニックにならないで!はい、お口の中の水を吸い出しますねぇ。ん…」
「…ッ!?」
目の前の女性に唇を奪われた!
「ん…ジュルルル…ジュルジュル…」
俺の口の中に入っていた海水が吸い出される。
だんだん今の状況が分かってきたぞ!
俺はどうやらこの娘に助けられたみたいだ。それでこの娘は魔物だ。何故なら下半身が魚だから。多分マーメイドの一種。マーメイドが人間に友好的な魔物だと言うのは有名な話だ。だから助けてくれたのは分かる。
ここまでは理解出来た…だがまだ分からない事があるんだ…
何故俺のちんこは彼女の中に入っているのだ!?
ちんこで感じていた快感の正体はなんとまんこだった。俺はどうやらファーストキスよりも先に童貞を奪われていたらしい。
「んんっ!んー!!」
本当に現在の状況が分からず俺はパニックになって暴れる。
「ぷはっ!何だ!?何だぁ!?」
「んぶ!っぱぁ…!あんッ…暴れないで!おちんぽ…抜けちゃう!」
「うぐぅ!締め付けが…!あ…ああー!」
びゅるびゅるびゅー!
「うっ!ああ…ごめん…!中出し…!」
俺は快感に耐えきれずに目の前の命の恩人と思われる女性と繋がったまま射精してしまった。
「あらぁ…んっんっ…大丈夫ですよ。おちんちん気持ち良かったんですもんね?仕方ないですよ。大丈夫。」
「本当ごめん!今すぐ抜くから!」
「あっ!今抜いちゃダメですよ。儀式の途中ですから。」
「儀式?」
「はい!!このおちんぽを今私の中から抜いたら貴方死んじゃいますよ。」
「えええ!?」
話を聞いてみると、目の前のこの魔物ちゃん、マーメイドではなくシー・ビショップと言うらしい。シー・ビショップのシーちゃんだ。
シーちゃんが散歩がてら海の中を泳いでいると、全裸で海に落ちた俺を、たまたま見つけてくれたんだそうだ。しかもその時には俺はもう酸欠で、しかも水を大量に飲んでおり、今にも死にそうだった。
それを見てシーちゃんはなんとか俺を助けようとしてくれた。しかし今から陸の上まで運んだとしてももはや間に合わない。
それでシーちゃんが思い付いたのは“儀式”と呼ばれるものだった。
「私達はポセイドン様のお力を借りる事により儀式を行い…人間さんの体を水の中でも生きる事ができるように作り替える事ができるんです。」
儀式を成功させるには人間の体内に絶え間なく魔力を流し続ける必要がある…その魔力を流し込む方法と言うのが男女として交わる事だったのだ。
「つまりセックスしなくちゃいけなかったのか…」
「はい…ごめんなさい…」
「え?あ、いやいや、なんで謝るの?」
「いくら助ける為だとしても…その…勝手に性行為をしてしまって…本当にごめんなさい。」
なんとシーちゃん、俺を溺死から助けてくれて、しかも助ける為に自分の体を使ってくれて…あまつさえ中出ししてしまった俺に謝ってくれた。
「いやいや謝るのはむしろ俺の方だよ!ごめんなさい。そしてありがとう。俺みたいな他人の為に…その…自分の体を捧げてくれて…」
「いえそんな…こちらこそありがとうございます。生きていてくれて。」ニッコリ
「!!」
うおおお!マジかこの娘!?良い子過ぎる!キャプテンをあっさり見捨てたあいつらとは大違いだ!
「それであの…今はとりあえずその…せ…性器同士で繋がっているので水の中でも生きられていますが…儀式はまだ終わっていないんです。」
そう、俺のちんこはまだシーちゃんの中に入ったままなのだ。一度射精したというのに、シーちゃんの中があまりに気持ち良すぎて俺のちんこはいまだにビンビンだ。
「儀式を完了させる為にあの…お名前を教えてもらっても…」
「ああ…うん、俺の名前はブルー・カラージェイだ。」
「ブルーさんですね。はいでは…うう"ん。」
シーちゃんは咳払いをするとどこからか石版を取り出し凛とした口調で話し出した。
「汝、ブルー・カラージェイは私シー・ビショップを生涯の妻とし、愛し続ける事を誓いますか?」
「へ?」
何言ってんだ?シーちゃん。
「と…とりあえず頷いてください…」
シーちゃんが小声で話しかけてきたので言う通り頷いておく。
「ではコホン、私、シー・ビショップはブルー・カラージェイを生涯の夫とし、愛し続ける事を誓いますか?…はい、誓います。」
「あの…シーちゃんこれって…」
「では誓いの口づけを…」
やっぱりこれって!まるで結婚式じゃないのかあ!?
「ちゅ…」
「ん…!」
俺とシーちゃんの唇が重なる。チュッチュッと音を立てながら触れるだけの軽いキスをずっと続ける。
「ん…ちゅ…ちゅ…ちゅ…」
「んちゅ…ん…!んんんッ…!」
びゅるるるるるる!びゅるびゅるびゅー!
びゅびゅびゅ…!
シーちゃんとのキスに興奮してしまった俺は腰を振っている訳でもないのに射精してしまった。
情けないし申し訳ない。シーちゃんは必死に俺を助けようとしてくれているのに!俺はそんな悲しさから射精しながら涙を流した。涙は海の中に混じって消えたがシーちゃんは俺が泣いているのに気がついたらしく、唇を合わせながら俺の頭をナデナデしてくれた。
「ぷはぁ…」
「ぷは…」
「これで儀式は…完了です。頑張りましたね。」
ニコッと笑ってふたたび俺の頭を撫でてくれる。
そんな優しさに俺はまたも涙を流した。
儀式が完了したので俺はもうシーちゃんのおまんこがなくとも水の中で生きられるようになったらしい。
俺はおそるおそる腰を引いてシーちゃんの中からちんこを引き抜いた。
「お?おお…!すげえ!海の中でも大丈夫だ!」
「はい!ブルーさんが助かって良かったです。」
シーちゃんが優しく微笑んで俺の手をとって一緒に喜んでくれた。本当に優しいなこの娘。
ふとシーちゃんの下半身を見ると、さっきまで俺の分身が入っていた割れ目から白く濁った液体が漏れ出て、海の中をふよふよと浮いていた。
「あ…ごめんねシーちゃん…二回も中に…出しちゃって…」
「ああ気にしないでっ大丈夫です。」
シーちゃんはみたび俺を抱き締めて頭を撫でてくれた。
「おちんちん気持ち良くなっちゃったんですもんね?仕方ないですよね。大丈夫、ブルーさんは悪くありませんよ。悪いのは私のおまんこさんです。だから気にしないで。」
「シーちゃん…」
「よしよし、大丈夫です。初めての海の中は不安ですよね。大丈夫、私が側にいますからね。はい。」
上も下もわからない海の中で俺はひたすら頭を撫でられる。水の波がまるで揺りかごのようで気持ちよく、なんだか眠くなってきた…
「Zzz…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んん…」
「あ、起きましたか?今ごはんできますからね。」
目を覚ますとベッドの上だった。貝殻で出来たベッドに、布団は海藻だ。どうやらここはまだ海の中みたいだ。
「ここは…シーちゃんの家?」
「あ、ここは私が今現在借りている宿屋です。」
「宿屋?」
海の中に宿屋とかあったのか…
「はい、実は私、世界中の海を旅していて、ひとつの場所にはとどまっていないんです。だから旅先で宿屋を借りたりしているんですよ。」
「なるほどなぁ…」
世界中の海を旅する…いいじゃないか。それこそが俺の夢だよ。
「はい、ご飯ができましたよ。お口に合えば良いのですが…」
シーちゃんが料理をテーブルの上に持ってきたので俺は席につく。
シーちゃんが作った料理は海草や魚介類が中心だった。この刺身とかシーちゃん食べても大丈夫なのか?共食いって事にはならないのか?
俺はシーちゃんの手料理を一口パクリと食べてみた。
「美味しい…」
「本当ですか!」
マジで美味い!
あまりの美味さに俺はペロリと完食してしまった。
「うまかったぁ…ごちそうさん。」
「ふふっ♪お粗末さまです。」
シーちゃんも嬉しいらしく、尾びれをフルフル震わせている。
「いやぁシーちゃん、料理上手だね。」
「ありがとうございます。ふふ、たくさん入れましたからね。」
「…入れたって何を?」
「愛情…です///」
ドキーン!!
なんなんだマジで!可愛過ぎだろこの娘!!
俺マジでこんな可愛い娘とさっきセックスしたのか。しかも中出し。やべぇ…ムラムラする。
「それであのぅ…ブルーさんの服なんですが…」
「ああ。ありがとうなこの服。」
目が覚めた時には俺は服を着ていた。シーちゃんが着せてくれたみたいだな。白くてビシッと決まったカッコいい服だ。
「はい、その服はその…結婚式で男性が着る時の服でして…あのぅ…だ、男性用の服がそれしかなくて…す…すみません、着せちゃいました。」
「あ、いいよ全然。それにしても結婚式で着る服かぁ。そういやさっきの儀式ってやつ?なんだか結婚式みたいだったよな。ははは。」
「は…はい…あの儀式は元々…夫婦で行うものですから…あはは…」
「え…?て事は俺達、もしかして…」
「ああ!いえ!あくまであれは儀式ですので!そんな私の事なんて気にしないで、ブルーさんは自分の好きになった方と結婚されてくださいです、はい。」
早口でシーちゃんがまくし立てる。
それにしてもそうかぁ…結婚かぁ…
「シーちゃんみたいな可愛い女の子が嫁にきてくれたら俺としても嬉しいんだけどな。」
「え?」
「シーちゃんみたいに優しくて可愛くて料理上手で…そんな女の子が俺の理想だなぁ…」しみじみ
「え?あの…わ…私も…ブルーさんみたいな人がその…タイプ…です…////」
「マジで!?」
「はい…////」
見つめ合う俺達、水中で音も響きやすくなっているのかドキドキと心臓の音が聞こえてくる…
「あの…シーちゃん…///」
「は…はい…///」
「あの…えっと…///」
「はい…///」
「その…///」
「うん…///」
「結婚…してくれる?俺と…」
「はい…♡」
キタァァアアアアア!!!
こうして俺達の、二人っきりの結婚式が始まった。
「うぅ…///まさか自分でこれを着る時がくるなんて…///」
シーちゃんは俺と同じように結婚式用の衣装に着替えた。白くて綺麗なフリフリのドレスだった。
「結婚式ってこんな衣装を着るんだね。俺が住んでた場所ではこんなのなかったよ。」
「あ…はいえっと、ある一定の地域だけの習慣みたいです…このドレスやその服を着るのは…確かウエディングドレスとタキシードって名前だったはずです。」
「ウエディングドレスかあ…似合ってるよ。シーちゃん。お姫様みたいだ。」
「やだ…そんな///あ…それならブルーさんが私の王子様ですね♡ふふっ♪」
互いに褒めあって俺達は向かい合う。
「汝、ブルー・カラージェイは私シー・ビショップを生涯のつ…妻とし…愛し続ける事を誓いますか?」
「誓います。」
「私、シー・ビショップはブルー・カラージェイを生涯の夫とし、愛し続ける事を誓いますか?…誓います!」
さっきの儀式とは違う、本気の誓い。
「では誓いの口づけを…」
俺はシーちゃんの肩を抱き、唇を寄せた。
「ちゅ…」
「ん…♡」
こうして俺達は結ばれた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、俺達は世界中の海を一緒に旅した。
シーちゃんは旅先でいくつものカップルを儀式に導いており感謝されている。俺は色んな海を旅して見てまわり、夢を叶える事ができた。
夢を叶えて、可愛い妻をもらって、俺は本当に幸福者だ。
「どうしたんですか?あなた。」
「ん?ああ…ちょっと昔の…俺達が出会った頃の事を思い出してた。」
「そうですか。ふふっ♡今思えば私…初めて会った時から貴方に惹かれていたのかもしれません♡」
「それを言ったら俺もだよ。初めてシーちゃんを見た時、マジで女神様かと思ったし。」
「えへへ〜♡女神様じゃなくてあなたの奥さんでしたぁ♡」
そう言ってシーちゃんが俺にすりよってきた。
「お?どうした?今日はなんだか甘えんぼだな。」
「実は今日…たくさんの人達の儀式を執り行ってきたんです…それを見てたら私も…」
「シたくなっちゃったのか?」
「はい…///ごめんなさい…こんなすぐに発情しちゃう、いやらしい妻で…」
「いいよ。俺なんかお前が側にいるだけでいつでも発情してるぜ?ほらほら〜♪」
「やぁん♡服脱がしちゃ…やですぅ♡」
「いいじゃないか。今夜も…寝かさないぜ?」
「いやぁん♡けだもの〜♡肉食鮫〜♡」
結婚してから俺達が交わらなかった日は一度もない。
俺は今宵も妻と交わるべく、妻の着ている服を剥ぎ取っていく。
「いやぁ…///恥ずかしいですぅ…///」
いやいや言いながらも俺が脱がせるのに合わせて俺の服を脱がしにかかるシーちゃんは流石だと思う。
俺達はすばやく服を脱がし合い、すっぽんぽんになるとすぐさま正面から抱き締め合った!
「んちゅう…あむ…ぶちゅう…」
「あん、ちゅう…♡れろ…ちゅ…♡」
舌を絡ませ合って激しくキスをしてお互いに愛を確かめ合う。
「ちゅう…れろ…愛してるよ…シーちゃん…」
「むちゅ♡あむ…♡私も…愛してます…♡あなた♡」
キスしながら俺達は宿屋の部屋の中で空中を…いや、水中を浮かんでいる。
水の中では上や下などはさほど重要ではないのだ。
「あなたのおちんちん…もうこんなになってる…♡」
「君が魅力的過ぎるからさ。本当、いつまでたっても可愛いなぁ。」
「いやぁん♡これ以上私をトキメかせないでくださいよぉ♡嬉しくて死んじゃいますよ♡」
「本当に魅力的だよ…綺麗な艶のある長い髪に…すべすべの肌…」
「あ…♡んん…♡」
俺はそう言いながらシーちゃんの髪を撫で、柔らかい肌に指を這わせる。
「輝く鱗の一枚一枚が全て愛おしい…」
「あぁん♡鱗こりこりしちゃ…ダメです…♡」
「このヒレだって…かぷり…」
「ひゃあああ♡ヒレぇ♡食べちゃらめぇ♡」
「おっぱいだってこんなに大きい…」
「ああぁぁあん♡おっぱいもみもみぃ♡やああぁん♡」
俺が触る場所触る場所全てに声を出して感じてくれる。その感度は夜の回数をこなすほどに上がっていってる気がする。
「はぁ…♡はぁ…♡」
「シーちゃん…凄くエッチだ…」
「はぁ…♡はぁ…♡あなたが…♡私を…♡こんなにエッチに…したんですよぉ♡」
「そうだな。責任取らなくちゃな。」
俺はすでに我慢汁をたらしつつある我が剛直を、妻の綺麗な割れ目に擦り付ける。
もう何回も交わっているにもかかわらずシーちゃんのおまんこはまるで新品のように美しいままだ。
「あぅん♡あなたぁ♡きてください…♡私…そろそろ貴方との…赤ちゃんが欲しい…♡」
指で自らの女性器を開き俺を誘惑してくるシーちゃんに俺はたまらずちんこを突っ込んだ。
「あぁんッ♡」
「ふぅー…」
何回も交わった結果、シーちゃんのおまんこはすっかり俺の形になり、俺だけを気持ち良くするのに特化した俺専用まんこになっていた。
「あなたのが…♡私に…ピッタリぃ♡」
「シーちゃん。俺もさ…シーちゃんとの子供が欲しい…」
「え?」
「シーちゃんと…子作りセックスしたい!」
「ッー♡♡♡はい♡」
俺は激しく腰を振った!本気の子作りセックスだ!
「ああぁん♡赤ちゃん♡あなたとの赤ちゃん♡ほしいでー♡んあんッ♡」
俺はシーちゃんに足を絡めて、まるで抱き枕を抱くように抱き締め腰を振る。
シーちゃんもそれに答えるべく俺の背に手を回し抱き付いてくる。
「あなたぁ♡好きぃ♡キス…キスしたいです♡」
「ん…」
「んちゅう♡はぷ♡はぷぅ♡」
シーちゃんはどこで覚えた技なのか俺の下唇を中心に吸い付いてきた。必然的に俺はシーちゃんの上唇を吸う事になり、かなりいやらしいキスとなる。
シーちゃんは時たまにこうして新しいエロ技を覚えて帰ってくるのだ。
この前してもらった高速回転三所責めはすごかった…
「はぷぅ♡はぷぅ♡あなたのが…♡うぅッ♡子宮に響いて…気持ち良いですぅ♡」
「うぐぃ!シーちゃん…締め付け過ぎ…!」
亀頭の先がシーちゃんの子宮口にゴツゴツ当たる!
するとシーちゃん、腰をうまくくねらせて亀頭を子宮口でグリグリと…うわぁ!
「これヤバ…い!シーちゃ…あ!あ!!」
「んんぅう♡私もこれ…♡ダメ…ッ♡イク…♡イッちゃいます…♡」
「俺ももう…限界!出る…!」
「出してぇ♡いっぱい出して♡あなたの赤ちゃん孕ませてくださいいー♡」
「出るぅ!シーちゃん…俺の子を孕めぇぇえ!!」
「ああああああああああ♡♡♡」
どびゅるるるるるる!びゅるるるる!ぶびゅっ!どぶどぶびゅびゅびゅびゅびゅ!びゅーるるる!ドックン、ドックン、びゅー!びゅー!びゅー!びゅるるるるるる!ドクドク…!ドクドク…!ダボダボ、ぶびゅるるるるるる!どぴゅっ!どぴゅっ!
大量の精液がシーちゃんの中に流れ込んでいく。
何億もの子種がたったひとつの卵子目指して泳いで旅するのだ。
「はぁあああん♡あなたのが…♡いっぱい…♡」
「はぁ…はぁ…めっちゃ出た…」
「私…幸せですぅ♡大好き…♡あなた…♡」
「俺も大好きだよ。ちゅ…」
あまりの愛らしさに思わずキスをする。
俺は本当にシーちゃんを愛してるんだなと染々感じる。
自分の分身を妻の中に沈めたまま…俺達は目を閉じて余韻にひたる。
「はぁ…♡ずっとこうしていたいです♡」
「俺もだよ…」
……つぷッ♡
「んっ…!」
「どうした?」
「…いえ…何か今…?」
「?」
二人の愛の結晶が育ち、産まれるのは…また別の話。
カラージェイ家という代々冒険者の家系に生まれた男だ。俺には何人もの兄弟がいるが俺は七男だ。ちなみに歳は22。
海賊の王様に、俺はなる!…とまではいかないが、俺は海が好きだ。まだ俺がガキだった頃は絵本に描いてある海を見てひどく興奮していたものだ。冒険者になって、毎日船に乗って色んな海を冒険をするのが俺の夢だった。
大人になって冒険者になり、そこそこの腕が立つようになり、俺は夢を叶える為に船を買った。
大きくて立派な船だ。
これに乗って俺は今から世界中の海を冒険する。
準備は完璧だが俺にはひとつだけ不安な事があった。それは…
「俺は泳げない…」
別に変な木の実を食べた訳でもないのに俺は水に浮かばないのだ。船乗りとして泳げないのは致命的だが、海に落ちなければどうって事ない。
この為に俺は大金をかけて物凄く大きな船を買ったんだ。巷では俺のあまりに大きな船を見て、人々は皆、絶対に沈まない船だと言った。
完璧だ。俺は腕っぷしのいい船乗りを何人も集め船に乗り込んだ。いよいよ夢が叶うんだ…!
「しゅっぱぁつ!!」
ボー!と大きな音を立てて俺の自慢の船、『ダイナミック号』は出航した。
そして数時間後…
「キャプテン!大変です!なんか船の底に穴があいていたみたいで、間もなくこの船は沈みます!」
「なんだってえ!!?」
俺の船は呆気なく沈んでしまうみたいだ。
どうしよう、絶対沈まない船だと慢心して救命ボートとか用意していない!
「キャプテン、まだ港町まで近いんで今すぐ海に飛び込んで泳いで戻りましょう!」
「いや…あの…!俺泳げないんだけど!」
「はあ!?マジっすか!なら仕方ない、成仏してください。」
「待て待て!勝手に殺すな!あれだ、お前俺を背負って泳いでくれ!」
「嫌です!キャプテンにしがみつかれて溺れるとかシャレにならないんで!さようならキャプテン、まだ数時間しか共にしてませんでしたけどあんたは尊敬できる人でした〜。」
「ちょ…待て!なんだその棒読み!ああ!マジで待って!置いてかないで!」
ドボーン!ドボーン!と次々に俺のクルー達が海に飛び込み泳いでいく。もうかなり傾いた船に乗っているのはもはや俺だけだ。
「な…なんて冷たい奴らだ!キャプテンを置いていくだなんて…って、やばい!やばい!船!どんどん沈んでる!うわああ!」
死にたくない!夢を叶えずして死ねるかぁ!
だけどもうダメだ!沈む…死ぬ…!
「確か服を着ている状態だと沈みやすくなるんだよな?なぁ?」
俺は少しでも助かる確立を増やす為に着ている服を全部脱いだ!オークションで買った海賊っぽいキャプテンハットも迷ったけど捨てた。
そして俺は…!ダイナミック号と共に…
海に沈んだ…!
「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボー!!」
俺は必死に手足をばたつかせたが体はどんどん沈んでいく。水の中で目を開ける事なんて出来ないし水面がどっちにあるのかも分からない。
「ゴボゴボ…!」
息が苦しくなってきた。ああ…でも大好きな海の中で死ねるんなら本望かもな…
俺の意識はそこで途切れた…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「っか…り…」
誰かの声が聞こえた気がする…
「…っかり…しっかり…!」
誰かに抱き締められている感覚がする気がする…
「んっ!んんっ!しっかり…!んっ!私が…あんッ…今助けて…んく…!あげますから…ね!」
気持ち良い…ここが天国ってやつなのか?
俺はぼやけた意識のままゆっくりと目を開けた…
(美しい…)
俺の目に映ったのは青い髪の毛をした、それはそれは美しい女性であった。
(女神様?)
「ああっ!目を開けてくれました!良かったぁ…!」
ギューッと抱き締められた。抱き締められるなんていつぶりだろうか…凄く…心地いい…
意識が覚醒してきた俺を次に襲ったのは下半身から脳に伝わってくるとんでもない快感だった。
「ゴボッ!?」
下半身…というかちんこからだった。ちんこが何か暖かくて柔らかい、それでいてギュウギュウ締め付けてくる何かに挟まれているのだ。
「ゴゴボ!ゴボゴボ!?」
「あらら!パニックにならないで!はい、お口の中の水を吸い出しますねぇ。ん…」
「…ッ!?」
目の前の女性に唇を奪われた!
「ん…ジュルルル…ジュルジュル…」
俺の口の中に入っていた海水が吸い出される。
だんだん今の状況が分かってきたぞ!
俺はどうやらこの娘に助けられたみたいだ。それでこの娘は魔物だ。何故なら下半身が魚だから。多分マーメイドの一種。マーメイドが人間に友好的な魔物だと言うのは有名な話だ。だから助けてくれたのは分かる。
ここまでは理解出来た…だがまだ分からない事があるんだ…
何故俺のちんこは彼女の中に入っているのだ!?
ちんこで感じていた快感の正体はなんとまんこだった。俺はどうやらファーストキスよりも先に童貞を奪われていたらしい。
「んんっ!んー!!」
本当に現在の状況が分からず俺はパニックになって暴れる。
「ぷはっ!何だ!?何だぁ!?」
「んぶ!っぱぁ…!あんッ…暴れないで!おちんぽ…抜けちゃう!」
「うぐぅ!締め付けが…!あ…ああー!」
びゅるびゅるびゅー!
「うっ!ああ…ごめん…!中出し…!」
俺は快感に耐えきれずに目の前の命の恩人と思われる女性と繋がったまま射精してしまった。
「あらぁ…んっんっ…大丈夫ですよ。おちんちん気持ち良かったんですもんね?仕方ないですよ。大丈夫。」
「本当ごめん!今すぐ抜くから!」
「あっ!今抜いちゃダメですよ。儀式の途中ですから。」
「儀式?」
「はい!!このおちんぽを今私の中から抜いたら貴方死んじゃいますよ。」
「えええ!?」
話を聞いてみると、目の前のこの魔物ちゃん、マーメイドではなくシー・ビショップと言うらしい。シー・ビショップのシーちゃんだ。
シーちゃんが散歩がてら海の中を泳いでいると、全裸で海に落ちた俺を、たまたま見つけてくれたんだそうだ。しかもその時には俺はもう酸欠で、しかも水を大量に飲んでおり、今にも死にそうだった。
それを見てシーちゃんはなんとか俺を助けようとしてくれた。しかし今から陸の上まで運んだとしてももはや間に合わない。
それでシーちゃんが思い付いたのは“儀式”と呼ばれるものだった。
「私達はポセイドン様のお力を借りる事により儀式を行い…人間さんの体を水の中でも生きる事ができるように作り替える事ができるんです。」
儀式を成功させるには人間の体内に絶え間なく魔力を流し続ける必要がある…その魔力を流し込む方法と言うのが男女として交わる事だったのだ。
「つまりセックスしなくちゃいけなかったのか…」
「はい…ごめんなさい…」
「え?あ、いやいや、なんで謝るの?」
「いくら助ける為だとしても…その…勝手に性行為をしてしまって…本当にごめんなさい。」
なんとシーちゃん、俺を溺死から助けてくれて、しかも助ける為に自分の体を使ってくれて…あまつさえ中出ししてしまった俺に謝ってくれた。
「いやいや謝るのはむしろ俺の方だよ!ごめんなさい。そしてありがとう。俺みたいな他人の為に…その…自分の体を捧げてくれて…」
「いえそんな…こちらこそありがとうございます。生きていてくれて。」ニッコリ
「!!」
うおおお!マジかこの娘!?良い子過ぎる!キャプテンをあっさり見捨てたあいつらとは大違いだ!
「それであの…今はとりあえずその…せ…性器同士で繋がっているので水の中でも生きられていますが…儀式はまだ終わっていないんです。」
そう、俺のちんこはまだシーちゃんの中に入ったままなのだ。一度射精したというのに、シーちゃんの中があまりに気持ち良すぎて俺のちんこはいまだにビンビンだ。
「儀式を完了させる為にあの…お名前を教えてもらっても…」
「ああ…うん、俺の名前はブルー・カラージェイだ。」
「ブルーさんですね。はいでは…うう"ん。」
シーちゃんは咳払いをするとどこからか石版を取り出し凛とした口調で話し出した。
「汝、ブルー・カラージェイは私シー・ビショップを生涯の妻とし、愛し続ける事を誓いますか?」
「へ?」
何言ってんだ?シーちゃん。
「と…とりあえず頷いてください…」
シーちゃんが小声で話しかけてきたので言う通り頷いておく。
「ではコホン、私、シー・ビショップはブルー・カラージェイを生涯の夫とし、愛し続ける事を誓いますか?…はい、誓います。」
「あの…シーちゃんこれって…」
「では誓いの口づけを…」
やっぱりこれって!まるで結婚式じゃないのかあ!?
「ちゅ…」
「ん…!」
俺とシーちゃんの唇が重なる。チュッチュッと音を立てながら触れるだけの軽いキスをずっと続ける。
「ん…ちゅ…ちゅ…ちゅ…」
「んちゅ…ん…!んんんッ…!」
びゅるるるるるる!びゅるびゅるびゅー!
びゅびゅびゅ…!
シーちゃんとのキスに興奮してしまった俺は腰を振っている訳でもないのに射精してしまった。
情けないし申し訳ない。シーちゃんは必死に俺を助けようとしてくれているのに!俺はそんな悲しさから射精しながら涙を流した。涙は海の中に混じって消えたがシーちゃんは俺が泣いているのに気がついたらしく、唇を合わせながら俺の頭をナデナデしてくれた。
「ぷはぁ…」
「ぷは…」
「これで儀式は…完了です。頑張りましたね。」
ニコッと笑ってふたたび俺の頭を撫でてくれる。
そんな優しさに俺はまたも涙を流した。
儀式が完了したので俺はもうシーちゃんのおまんこがなくとも水の中で生きられるようになったらしい。
俺はおそるおそる腰を引いてシーちゃんの中からちんこを引き抜いた。
「お?おお…!すげえ!海の中でも大丈夫だ!」
「はい!ブルーさんが助かって良かったです。」
シーちゃんが優しく微笑んで俺の手をとって一緒に喜んでくれた。本当に優しいなこの娘。
ふとシーちゃんの下半身を見ると、さっきまで俺の分身が入っていた割れ目から白く濁った液体が漏れ出て、海の中をふよふよと浮いていた。
「あ…ごめんねシーちゃん…二回も中に…出しちゃって…」
「ああ気にしないでっ大丈夫です。」
シーちゃんはみたび俺を抱き締めて頭を撫でてくれた。
「おちんちん気持ち良くなっちゃったんですもんね?仕方ないですよね。大丈夫、ブルーさんは悪くありませんよ。悪いのは私のおまんこさんです。だから気にしないで。」
「シーちゃん…」
「よしよし、大丈夫です。初めての海の中は不安ですよね。大丈夫、私が側にいますからね。はい。」
上も下もわからない海の中で俺はひたすら頭を撫でられる。水の波がまるで揺りかごのようで気持ちよく、なんだか眠くなってきた…
「Zzz…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んん…」
「あ、起きましたか?今ごはんできますからね。」
目を覚ますとベッドの上だった。貝殻で出来たベッドに、布団は海藻だ。どうやらここはまだ海の中みたいだ。
「ここは…シーちゃんの家?」
「あ、ここは私が今現在借りている宿屋です。」
「宿屋?」
海の中に宿屋とかあったのか…
「はい、実は私、世界中の海を旅していて、ひとつの場所にはとどまっていないんです。だから旅先で宿屋を借りたりしているんですよ。」
「なるほどなぁ…」
世界中の海を旅する…いいじゃないか。それこそが俺の夢だよ。
「はい、ご飯ができましたよ。お口に合えば良いのですが…」
シーちゃんが料理をテーブルの上に持ってきたので俺は席につく。
シーちゃんが作った料理は海草や魚介類が中心だった。この刺身とかシーちゃん食べても大丈夫なのか?共食いって事にはならないのか?
俺はシーちゃんの手料理を一口パクリと食べてみた。
「美味しい…」
「本当ですか!」
マジで美味い!
あまりの美味さに俺はペロリと完食してしまった。
「うまかったぁ…ごちそうさん。」
「ふふっ♪お粗末さまです。」
シーちゃんも嬉しいらしく、尾びれをフルフル震わせている。
「いやぁシーちゃん、料理上手だね。」
「ありがとうございます。ふふ、たくさん入れましたからね。」
「…入れたって何を?」
「愛情…です///」
ドキーン!!
なんなんだマジで!可愛過ぎだろこの娘!!
俺マジでこんな可愛い娘とさっきセックスしたのか。しかも中出し。やべぇ…ムラムラする。
「それであのぅ…ブルーさんの服なんですが…」
「ああ。ありがとうなこの服。」
目が覚めた時には俺は服を着ていた。シーちゃんが着せてくれたみたいだな。白くてビシッと決まったカッコいい服だ。
「はい、その服はその…結婚式で男性が着る時の服でして…あのぅ…だ、男性用の服がそれしかなくて…す…すみません、着せちゃいました。」
「あ、いいよ全然。それにしても結婚式で着る服かぁ。そういやさっきの儀式ってやつ?なんだか結婚式みたいだったよな。ははは。」
「は…はい…あの儀式は元々…夫婦で行うものですから…あはは…」
「え…?て事は俺達、もしかして…」
「ああ!いえ!あくまであれは儀式ですので!そんな私の事なんて気にしないで、ブルーさんは自分の好きになった方と結婚されてくださいです、はい。」
早口でシーちゃんがまくし立てる。
それにしてもそうかぁ…結婚かぁ…
「シーちゃんみたいな可愛い女の子が嫁にきてくれたら俺としても嬉しいんだけどな。」
「え?」
「シーちゃんみたいに優しくて可愛くて料理上手で…そんな女の子が俺の理想だなぁ…」しみじみ
「え?あの…わ…私も…ブルーさんみたいな人がその…タイプ…です…////」
「マジで!?」
「はい…////」
見つめ合う俺達、水中で音も響きやすくなっているのかドキドキと心臓の音が聞こえてくる…
「あの…シーちゃん…///」
「は…はい…///」
「あの…えっと…///」
「はい…///」
「その…///」
「うん…///」
「結婚…してくれる?俺と…」
「はい…♡」
キタァァアアアアア!!!
こうして俺達の、二人っきりの結婚式が始まった。
「うぅ…///まさか自分でこれを着る時がくるなんて…///」
シーちゃんは俺と同じように結婚式用の衣装に着替えた。白くて綺麗なフリフリのドレスだった。
「結婚式ってこんな衣装を着るんだね。俺が住んでた場所ではこんなのなかったよ。」
「あ…はいえっと、ある一定の地域だけの習慣みたいです…このドレスやその服を着るのは…確かウエディングドレスとタキシードって名前だったはずです。」
「ウエディングドレスかあ…似合ってるよ。シーちゃん。お姫様みたいだ。」
「やだ…そんな///あ…それならブルーさんが私の王子様ですね♡ふふっ♪」
互いに褒めあって俺達は向かい合う。
「汝、ブルー・カラージェイは私シー・ビショップを生涯のつ…妻とし…愛し続ける事を誓いますか?」
「誓います。」
「私、シー・ビショップはブルー・カラージェイを生涯の夫とし、愛し続ける事を誓いますか?…誓います!」
さっきの儀式とは違う、本気の誓い。
「では誓いの口づけを…」
俺はシーちゃんの肩を抱き、唇を寄せた。
「ちゅ…」
「ん…♡」
こうして俺達は結ばれた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、俺達は世界中の海を一緒に旅した。
シーちゃんは旅先でいくつものカップルを儀式に導いており感謝されている。俺は色んな海を旅して見てまわり、夢を叶える事ができた。
夢を叶えて、可愛い妻をもらって、俺は本当に幸福者だ。
「どうしたんですか?あなた。」
「ん?ああ…ちょっと昔の…俺達が出会った頃の事を思い出してた。」
「そうですか。ふふっ♡今思えば私…初めて会った時から貴方に惹かれていたのかもしれません♡」
「それを言ったら俺もだよ。初めてシーちゃんを見た時、マジで女神様かと思ったし。」
「えへへ〜♡女神様じゃなくてあなたの奥さんでしたぁ♡」
そう言ってシーちゃんが俺にすりよってきた。
「お?どうした?今日はなんだか甘えんぼだな。」
「実は今日…たくさんの人達の儀式を執り行ってきたんです…それを見てたら私も…」
「シたくなっちゃったのか?」
「はい…///ごめんなさい…こんなすぐに発情しちゃう、いやらしい妻で…」
「いいよ。俺なんかお前が側にいるだけでいつでも発情してるぜ?ほらほら〜♪」
「やぁん♡服脱がしちゃ…やですぅ♡」
「いいじゃないか。今夜も…寝かさないぜ?」
「いやぁん♡けだもの〜♡肉食鮫〜♡」
結婚してから俺達が交わらなかった日は一度もない。
俺は今宵も妻と交わるべく、妻の着ている服を剥ぎ取っていく。
「いやぁ…///恥ずかしいですぅ…///」
いやいや言いながらも俺が脱がせるのに合わせて俺の服を脱がしにかかるシーちゃんは流石だと思う。
俺達はすばやく服を脱がし合い、すっぽんぽんになるとすぐさま正面から抱き締め合った!
「んちゅう…あむ…ぶちゅう…」
「あん、ちゅう…♡れろ…ちゅ…♡」
舌を絡ませ合って激しくキスをしてお互いに愛を確かめ合う。
「ちゅう…れろ…愛してるよ…シーちゃん…」
「むちゅ♡あむ…♡私も…愛してます…♡あなた♡」
キスしながら俺達は宿屋の部屋の中で空中を…いや、水中を浮かんでいる。
水の中では上や下などはさほど重要ではないのだ。
「あなたのおちんちん…もうこんなになってる…♡」
「君が魅力的過ぎるからさ。本当、いつまでたっても可愛いなぁ。」
「いやぁん♡これ以上私をトキメかせないでくださいよぉ♡嬉しくて死んじゃいますよ♡」
「本当に魅力的だよ…綺麗な艶のある長い髪に…すべすべの肌…」
「あ…♡んん…♡」
俺はそう言いながらシーちゃんの髪を撫で、柔らかい肌に指を這わせる。
「輝く鱗の一枚一枚が全て愛おしい…」
「あぁん♡鱗こりこりしちゃ…ダメです…♡」
「このヒレだって…かぷり…」
「ひゃあああ♡ヒレぇ♡食べちゃらめぇ♡」
「おっぱいだってこんなに大きい…」
「ああぁぁあん♡おっぱいもみもみぃ♡やああぁん♡」
俺が触る場所触る場所全てに声を出して感じてくれる。その感度は夜の回数をこなすほどに上がっていってる気がする。
「はぁ…♡はぁ…♡」
「シーちゃん…凄くエッチだ…」
「はぁ…♡はぁ…♡あなたが…♡私を…♡こんなにエッチに…したんですよぉ♡」
「そうだな。責任取らなくちゃな。」
俺はすでに我慢汁をたらしつつある我が剛直を、妻の綺麗な割れ目に擦り付ける。
もう何回も交わっているにもかかわらずシーちゃんのおまんこはまるで新品のように美しいままだ。
「あぅん♡あなたぁ♡きてください…♡私…そろそろ貴方との…赤ちゃんが欲しい…♡」
指で自らの女性器を開き俺を誘惑してくるシーちゃんに俺はたまらずちんこを突っ込んだ。
「あぁんッ♡」
「ふぅー…」
何回も交わった結果、シーちゃんのおまんこはすっかり俺の形になり、俺だけを気持ち良くするのに特化した俺専用まんこになっていた。
「あなたのが…♡私に…ピッタリぃ♡」
「シーちゃん。俺もさ…シーちゃんとの子供が欲しい…」
「え?」
「シーちゃんと…子作りセックスしたい!」
「ッー♡♡♡はい♡」
俺は激しく腰を振った!本気の子作りセックスだ!
「ああぁん♡赤ちゃん♡あなたとの赤ちゃん♡ほしいでー♡んあんッ♡」
俺はシーちゃんに足を絡めて、まるで抱き枕を抱くように抱き締め腰を振る。
シーちゃんもそれに答えるべく俺の背に手を回し抱き付いてくる。
「あなたぁ♡好きぃ♡キス…キスしたいです♡」
「ん…」
「んちゅう♡はぷ♡はぷぅ♡」
シーちゃんはどこで覚えた技なのか俺の下唇を中心に吸い付いてきた。必然的に俺はシーちゃんの上唇を吸う事になり、かなりいやらしいキスとなる。
シーちゃんは時たまにこうして新しいエロ技を覚えて帰ってくるのだ。
この前してもらった高速回転三所責めはすごかった…
「はぷぅ♡はぷぅ♡あなたのが…♡うぅッ♡子宮に響いて…気持ち良いですぅ♡」
「うぐぃ!シーちゃん…締め付け過ぎ…!」
亀頭の先がシーちゃんの子宮口にゴツゴツ当たる!
するとシーちゃん、腰をうまくくねらせて亀頭を子宮口でグリグリと…うわぁ!
「これヤバ…い!シーちゃ…あ!あ!!」
「んんぅう♡私もこれ…♡ダメ…ッ♡イク…♡イッちゃいます…♡」
「俺ももう…限界!出る…!」
「出してぇ♡いっぱい出して♡あなたの赤ちゃん孕ませてくださいいー♡」
「出るぅ!シーちゃん…俺の子を孕めぇぇえ!!」
「ああああああああああ♡♡♡」
どびゅるるるるるる!びゅるるるる!ぶびゅっ!どぶどぶびゅびゅびゅびゅびゅ!びゅーるるる!ドックン、ドックン、びゅー!びゅー!びゅー!びゅるるるるるる!ドクドク…!ドクドク…!ダボダボ、ぶびゅるるるるるる!どぴゅっ!どぴゅっ!
大量の精液がシーちゃんの中に流れ込んでいく。
何億もの子種がたったひとつの卵子目指して泳いで旅するのだ。
「はぁあああん♡あなたのが…♡いっぱい…♡」
「はぁ…はぁ…めっちゃ出た…」
「私…幸せですぅ♡大好き…♡あなた…♡」
「俺も大好きだよ。ちゅ…」
あまりの愛らしさに思わずキスをする。
俺は本当にシーちゃんを愛してるんだなと染々感じる。
自分の分身を妻の中に沈めたまま…俺達は目を閉じて余韻にひたる。
「はぁ…♡ずっとこうしていたいです♡」
「俺もだよ…」
……つぷッ♡
「んっ…!」
「どうした?」
「…いえ…何か今…?」
「?」
二人の愛の結晶が育ち、産まれるのは…また別の話。
15/12/31 06:22更新 / ムニエル