悪魔のサイレン
確かに、すごくえろいんだけど。でも。 まず、心的外傷は何も戦闘ストレスだけがもたらすものではない。戦争は確かに恐ろしいけれど、戦争だけが恐ろしいわけではない。地震や津波、火山噴火や大嵐、猛獣の襲撃だって恐ろしい。 彼の怯え方は異常でもなんでもない。ミリネタを入れるのは言いけれども、戦争の恐怖を描くためにそれ以外の恐怖をないがしろにしてはならないと思う。 それと、メーヤさんの性格描写について。 『(……)肉体とは打って変わった、弱りに弱った心を、堕として、依存させ、溺れさせる。何とも言えない感覚がゾクゾクと背筋を嘗めあげ、彼に包まれた体がぶるりと震えた。 今、もし目の前に鏡があれば、悪魔の名にふさわしい笑みがうつるだろう。』 弱みに付け込むというやり口が悪い意味で悪魔めいている。メーヤさんはヴァーニャさんのこころの傷を癒したいのかそれともそこを突いて彼を支配し所有したいのか。これでは後者と勘違いされても文句は言えないと思った。 惜しい作品だ。 15/09/22 06:19
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戦闘描写から、悪夢、介抱しつつエロに流す、デビルちゃんいい味出してると思う。 とりあえず彼氏の方は現在療養中という設定でしょうか。 現実には、帰還、除隊後に普通の生活に戻れずに家庭内暴力、自傷、性格破綻、麻薬に走リ最後は殺人か自殺にいたる。 戦争の日常にならされて(訓練、実戦)、平和な日常を信じることが出来なくなる(戦いのない生活、人を信じる生活)、ヒトを憎みヒトを呪いヒトを蔑みヒトをあざ笑う、通常のトラウマとは違う戦争という為政者に作られた狂気。 死が名誉であり、死にたくないが恥知らずになる日常、殺すことが賞賛され、殺せないことが臆病者とののしられる日常。 日常に存在するトラウマとは一線を画する反戦というテーマがそこに含まれる物ですから まあシリアス解決策は、”小説家になろう”とかほかでやるもんで、ここでは魔物娘にイチャイチャ介抱されてエンドルフィンだだ漏れにされて、もう良いのここであたしに溺れて頂戴、私はこうゆう展開好きです。 長文失礼しました。K・H・Bでした ところで”悪魔のサイレン”というとユンカースju87シュツーカですね。 K・H・B 15/09/22 08:16
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おめでとうずい。 瑞鶴がやっぱり一番だずい。 SSS 15/09/22 10:36
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エロSSに長文の感想やめろよ笑えてくる
15/09/22 12:46
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元ネタは第二次世界大戦時のドイツの爆撃機シュトゥーカですね。とすると、ご主人はスペインのかたかな?
15/09/23 03:44
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年刊でもこのクオリティーなら大満足です
15/09/24 00:03
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