第6回 後編
エル「もきゅもきゅもきゅ♪」
ステラ「エル羊ちゃん、あいかわらず甘い物を一心不乱に食べてる〜。」
ユリア「和みますね。」
フィーネ「うんうん。」
エル「もきゅ…もきゅもきゅ。」
ステラ「ん?こっちのエクレアが食べたいのかな?」
エル「もきゅもきゅ。」
ユリア「そうですね…。エルさん、お座り。」
エル「もきゅ!」
スチャッ
ユリア「はい、お手。」
エル「もきゅもきゅ!」
パシッ
ステラ「ってちょっとユリアさん!なにエルさんをペット扱いしてるのよ!?」
フィーネ「むしろ自然に反応してるにいさんが哀れで……」
ユリア「あら、ごめんなさいね。可愛らしくてつい。」
ステラ「そう屈託のない笑顔で言われると突っ込みづらいわね(汗」
フィーネ「じゃあステラさんもこの機に何かさせてみたら?」
ステラ「いいの?じゃあ……お手。」
エル「もきゅ。」
パシッ
ステラ「やーん!カワイイ!!そ、それじゃあ……服従のポーズ!」
エル「もきゅ……。」
コロン
ステラ「きゃーー!!いやぅえほっげほっ!?(←鼻血噴出)」
フィーネ「だ、大丈夫ステラさん!?凄い興奮してるんだけど!」
ステラ「よーし!じゃあ…おっぱい!」
エル「もきゅ?」
ユリア「どうやら指示内容が良く分からないようで―」
ステラ「要するに……おっぱいもませろってことよ!うりゃーー!!」
エル「!?も、もきゅー!ももきゅもきゅー!」
ユリア「あらあら、ステラさんご乱心ですね♪」
フィーネ「そう思うんだったら止めようよユリアお姉ちゃん……。
ステラさんも、そろそろ次のコーナーがはじまるよ。」
ステラ「モフモフモフモフ………って私は一体何を!?
え、えっと次のコーナーよね!」
―――――『RNGで遊ぼう』――――――
フィーネ「このコーナーは、本編で使われている地図を作ってる、
『RLG(ランダム・ランド・ジェネレータ)』の姉妹ソフトである、
『RNG(ランダム・ネーム・ジェネレータ)』を使って遊んでいくコーナーだよ!」
ステラ「今回はどんなことをやっていくのかしら?」
ユリア「そうですね、まずはこちらをご覧ください。」
・真相の狂気
・狭間の聖戦
・冥界の道標
・黄泉よりの叛乱
・憑かれし魔石
・永遠なる進軍
・黒曜石のアリア
・夢を紡ぐ破壊
ステラ「うわっ!なにこの痛々しいギグの数々!」
フィーネ「ふっふっふ。実はこれらすべてRNGで出てきたワードなんだよ。」
ユリア「正確にいいますと、これらはカテゴリ『閃き』よりでたものです。
普段ですと題字や称号決めなどに使われることが多いようですね。」
ステラ「なるほど…これ全部コンピューターがやったのね。
確かに人が考えたワードよりも若干インパクトが落ちるかな?」
フィーネ「あっはっはー、まあね。」
ユリア「ふふふ、そうですわね。では、本題に移りましょうか。
今回はここにいるメンバーで寸劇をするとのことです。」
ステラ「寸劇?そりゃまたなんで?」
フィーネ「もちろんただの寸劇じゃないよ。テーマはこれ!」
『RNGでギグ寸劇』
フィーネ「ってことで、RNGで抽出したギグを使って口だけバトルやっちゃいまーす!」
ステラ「またレベルが高いのか低いのかよく分からないことするわね……
っていうかそもそも私は何の役をやればいいのかな?」
ユリア「では、ステラさんには暗黒教団の司教を倒しに来た
無謀なピクシーさん役をお願いいたします♪」
ステラ「『無謀な』は余計よ!…と、言いつつよくよく考えると
本っ当に無謀なシチュエーションね…
そもそもなんで普通は戦闘が出来ないピクシーがシスの暗黒卿…じゃなくて闇司教を
倒さなきゃならないのかしら!?」
フィーネ「そこはまあノリということで。」
ステラ「ノリ……ま、まあいいわ。とにかく私が正義の味方なのね。
じゃあ敵の暗黒司教は誰がやるの?」
ユリア「それが、予定ではエルさんがやることになっていたのですが……」
エル「………もきゅ。」
ステラ「あーあ、またしても部屋の隅で丸まって防御態勢になっちゃってるわね。」
ユリア「この状態ではとてもできませんね。」
フィーネ「なので今回は私が代わりにやることになりましたー!よろしく!」
ステラ「フィーネちゃんが?なんかあまり似合わないような気がするんだけど。」
ユリア「でしたら、カーターさんの方がよろしかったでしょうか?」
ステラ「いやいやいや、あの人はリアルで怖いから勘弁してください。」
フィーネ「そう?じゃあ私ってことでいいよね。そんなわけで早速スタート!」
紺碧の英雄は
涙の星海を越えて
今一人
不条理の審判へと向かう
クルセイダー・マカブル
―――――――――『死王の大戦』―――――――――
〜終章……悪夢の完結〜
黒と白の城塞を越えて、私の目の前には白軍に輝く大聖堂が聳え立つ。
長い道のりだった。この場に立つまでに、多大なる時間をかけ、多大なる犠牲を要した。
無駄にはできない。だから…私はもう引くことはできない。道は前にしかないんだ。
意を決して、私はその場から一歩また一歩と大聖堂に向かって行く。
…おっと、自己紹介が遅れたわね。私の名はステラ。
『嵐を呼ぶ少女』の二つ名を持つピクシーの勇者なの。
私の目的はただ一つ。
全世界の半分の人間が犠牲になったこの『死王の大戦』を起こした黒幕。
大司教フィーネルハイトを倒すことだ。
そのあまりにも冷酷非道な策の数々から『無慈悲なる十字架』と呼ばれ、
彼女の指先一つで敵も味方も関係なく大勢の命が散っていった。
絶対に許すことはできない。
そう…絶対に。
侵入者を圧倒するかのような巨大な扉を開き、大聖堂の中へ足を踏み入れる。
刹那、今までに感じたことのない重さの殺気と戦慄が私を襲った。
そう……まるで空間全体が質量をもっているかのような……
数年前の私だったら、この場にいるだけで動けなくなり圧殺されていたに違いない。
そして、大聖堂の中は悠久の広場となっていた。
どこまでも白く、無機質な広場はありとあらゆる存在を浄化してしまいそうだ。
その上、この空間には今、自分を含めわずか二人しかいないのだ。
ステラ「来たわ!大司教フィーネルハイト!!」
大司教「フッ…待ちかねていたぞ。」
広間の一番奥にある祭壇に、大司教はただ一人で立っていた。
奴のことだから大人数で私を迎え撃つんじゃないかと思ったけど、
意外にも大司教は一人だけだ。一人で十分…ということなのだろうか。
ステラ「これほどまでに世界を壊した罪を…今ここで償ってもらおうかしら!」
大司教「罪だと?はてさて、私が何の罪を犯したというのだ。
神の代理人であるこの私の為すことは即ち、神の為すこと。
それは神聖な目的であってのことだ。」
ステラ「…っふざけないで!なにが神の為すことよ!」
大司教「ふん。ここまでたどり着いたくせに何も分かっておらぬなお前は。
元はと言えば私が行っていることは本来…魔王が担うべき仕事だ。
神は…地上に人間が増えすぎた際、魔王を介して人口調節を行ってきたのだ。」
ステラ「な、なんですって!?」
大司教「魔物を使って弱くて愚かな人間を淘汰し、強く賢い人間のみを残す。
これが、神の為し得る最も自然な世界の安定である。
ところが、だ。現魔王は神の指示に従わず魔物はおろか人間すらも堕落させ、
この美しき世界を枯れ果てた魔界へと変えようとしているのだ。
そこで、この私が神の代理としてこの悪徳に満ちた世界を再び、
神の威光の元で万物が快く生きて行ける世界に変えようというのだ。」
ステラ「……狂ってやがる。それが仮に本当に神の意思なのだとしたら……
私達は神に反旗を翻すまでよ!それが私たちの生きざまなんだから!」
大司教「戯言を。まあ、そこまで言うのなら、その愚かな生き様とやらを
今ここで私に見せて見るがいい。」
ステラ「…望むところよ!」
♪〜BGM:未来への咆哮〜♪
私は右手に疾風の魔剣を握りしめ、左手に白銀の盾を構え
大司教が佇む『血と炎の祭壇』へと突進した。
もう何も迷うことはない。奴を倒せばこの悲惨な戦争は終わる。
彼我の距離は80Mほど。数秒あれば到達する距離だ。
大司教「まずは小手調べといこうか。【合わせ鏡の神剣(ミラージュバイト)】」
奴が指を鳴らすと二本の剣が空中に舞い……
その剣はお互いが鏡であるかのように交互にその身を分身させて、
瞬く間に無数の剣が空間を覆っていた。
無策に突っ込めば、死あるのみ。しかし…
ステラ「この程度じゃ、足止めにもならないわよ!」
私はそのまま体を限界まで小さくする。
こうすることで剣の弾幕の隙間を軽々と抜けることが出来た。
ピクシーならではの回避能力と言える。
剣の弾幕を抜ければあとは……
ステラ「喰らいなさい!【緋色の閃光(クリムゾンランツェ)】!!」
剣に赤い光を纏わせてフィーネに突撃する。
しかし、奴は紙一重のところで私の攻撃をかわす。
かわされることはある程度予測済みっ!次の攻撃を繰り出す!
ステラ「まだまだ!【輝ける大天空(ステルラブライト)】!!
はああああぁぁぁぁぁっ!!」
血の滲むような努力で習得した究極の剣技を至近距離で振う。
右に左に容赦ない神速の斬撃を見舞う。ところが…
大司教「かなり、やる。だがまだまだだな。」
ステラ「くっ……なんということなの」
何度やっても攻撃が当たらない。
それも、確実に当たるような攻撃まで当たらないのだ。
大司教「ほう、怪訝な目をしているな。当然だろう。
仮にもここまで来れた実力者であるお前の攻撃が一切当たらないのだからな。
それほど足が早いか?そんなちっぽけな理由ではない。
幻影を見せている?そんな矮小な能力ではない!」
ステラ「何…?」
大司教「なぜなら、この空間自体が私の武器なのだからな!」
ミシッ
ステラ「うっ……これは?身体が重く…」
大司教「何も知らずに死ぬというのもつまらんだろう。ならここでお前だけには教えてやろう。
この空間…『滅天の聖堂』の中では全てが私の思い通りになる。
例えばこのように……」
フィーネルハイトは私の前から急に姿を消すと、次の瞬間背後に現れた。
大司教「空間内を自由自在に転移することも可能だし、攻撃を受けても即座に傷が治る。
つまり…『滅天の聖堂』にいる間は私は無敵なのだよ。」
ステラ「そんなバカなッ!それじゃあここに入った時点で私に勝ち目は…!」
そうか…そういうことだったのね!
通りでこの大聖堂に足を踏み入れた時、重圧と奴の気配が濃いと思ったら…
なるほど、私は言ってみれば奴の手のひらの上で戦っていたようなもの!
こんなの反則だ!!
大司教「まあ、分かったところでお前はもはや動けまい。なにしろ3倍の重力負荷をかけた。
いずれ自重を身体が支えきれなくなるだろうよ。」
ステラ「なんということ…!ここまで来て…私は……」
負けられない!動かないと!何のためにここまで来たのか!
ナンシーやミーティア、そして犠牲になった人々のためにも…私は立ち上がらなければ!
みんな……どうか……私に力を!!!!
カッ
大司教「む……この光は……」
ステラ「!!…災いの巫女からもらった神龍の魔石が…!!
すごい!身体の底から力がわき上がってくる!!」
大司教「ちぃっ!少し遊びすぎたか!すぐに仕留めてくれる!」
ステラ「もう遅いわ!!うおおおおぉぉぉぉぉ!!!」
ズズゥン!!
大司教「きょ…巨乳化――じゃなくて巨大化だと!?」
そう!私は神龍の魔石の力で体長40mの巨体になった!!
奴の空間は巨大化に依って粉々に砕けてしまった!!
ステラ「あーっはっはっはっは!
あなたの『滅天の聖堂』は潰えたわ!!
もはや私に負ける要素は何一つない!!」
大司教「仕方ない……ここは一時撤退だ。」
ステラ「逃がすか!!喰らえ!
【巨人の閃光(ギガンテスムーヴ)】!!」
ズドオオォォン!!
大司教「ぐわああぁぁぁぁぁ!!」
ステラ「ふっ!正義は必ず勝つのよ!」
こうして世界の平和は、ピクシー族の勇者ステラによって救われた。
フィーネルハイト大司教の死により死王の大戦は終結したのだった。
完
後日談。
医者(ユリア)「はい、次の患者さんどうぞ。」
ステラ「元に戻る方法を教えてください。」
医者「知りません。」
ステラ「………………」
ユリア「はい、寸劇はいかがだったでしょうか?」
ステラ&フィーネ『なんか違う!!』
ステラ「なんでよ!途中までは結構いい雰囲気だったのに!」
フィーネ「これじゃギグじゃなくてギャグじゃん!」
ユリア「あら、不評ですね。私は面白いと思うのですが。」
ステラ「ツッコミどころがありすぎて逆に突っ込みきれないわ!
あと私なんだかんだで結局不憫じゃない!」
フィーネ「せめて最後まで悪役らしい死に方したかったな……。
『むうっ…わしの負けか…
だが おぼえておけ。私の…志が負けたわけではない…
人の心に醜い想いがある限り、悲劇はくり返されるのだ…。』
みたいな。」
ユリア「フィーネさんはどこのベルン国王ですか…。」
ステラ「で、肝心のRNGで出したワードなんだけど。」
フィーネ「字体が違うとこがRNGによって作られたワードなんだよ。
よく見るとけっこうたくさん使ったね。」
ステラ「やっぱりプログラムの関係上『○○の××』っていう形が多いわね。
正直あまり技名には使えないんじゃないかしら?」
ユリア「そうですね。二つ名や題字などには便利なのですが、
先ほど申しましたように単語自体がやや控えめですので
攻撃的な技……斬撃や破壊系統には少々不向きかと。」
エル「もきゅ、もきゅもきゅう。もきゅ。」
ステラ「あ、エルちゃん戻ってきた。」
ユリア「まあ、エルさんがおっしゃる通り。私達『英雄の羽』メンバーは
エルさんも含めて、特に必殺技を持っていないのです。」
ステラ「え?でもユリアさんとか『ユリアビーム!』みたいにビーム撃ってなかったっけ?」
ユリア「ふふふ、あれは『オーラ・コンクリューション』という魔法の通称なんです。
ですから厳密な意味での必殺技とは少し違いますね。」
フィーネ「例外的にアルお爺ちゃんは『幻想防壁(イリュージョン・アイギス)っていう
特殊な技を持ってるけどね。でも、私達は基本的に『〜〜斬』みたいなのはないよ。」
ステラ「あっと話がそれたわね。まあ、結論としてはRNGでギグをやることもできなくはないけど
意外に難しいってことね。さっきも話が凄い無理やりだったし。」
ユリア「ですね。やはりこのような戦闘描写はそれなりの感性がないといけませんね。」
フィーネ「特に参謀本部は真面目な話を書いてるとついつい
シリアスブレイクしたくなるっていう厄介な癖があるからね(汗」
ステラ「それで最後あんなになっちゃったのね…
でもまあ寸劇自体はやってて楽しかったわ。こんどはもっと熱い展開を望むわ。」
フィーネ「善処しておくね。以上、『RNGで遊ぼう』でした!!』
ユリア「なお、次回は再び『おいでませ!マイタウン!』となります。」
―――――『オン・エル・バトル!』――――――
フィーネ「さあ!みなさんお待ちかね!
『オン・エル・バトル!』の時間がやってまいりました!
にいさんとゲストが毎回お題を変えてバトルするよ!」
ステラ「はいは〜い!質問です!」
エル「もきゅ?」
フィーネ「どうしたのステラさん?にいさんはもちろん羊のまま続行するよ。」
ステラ「そ、そうなんだ…」
エル「もきゅーん……」
ステラ「それよりも!スタジオの外に出るからってついてきたけど―」
ざざ〜ん…
ステラ「何で放送局の建物の外に砂浜があるの!?ここに来たときはなかったわよね!?」
ひょこっ
ユリア「はい、それはですね」
ステラ「うわあ!?ユリアさん、いきなり背後から出て来ないでよ!
それに……なんで水着!?しかもユリアさんやたらプロポーション抜群だし!」
ユリア「ふふふ。私、脱ぐと凄いんですよ♪」
フィーネ「あ、あはは…さすがユリアお姉ちゃんだね……ははは…」
ステラ「いやいや、フィーネちゃんも…何で競泳の水着(S社製)を着てるのか知らないけど
似合ってるわよ!それに胸だけが女の子の魅力じゃないから!」
フィーネ「…つまり、私の胸には魅力はないんだ。そうなんだ…」
ステラ「いやその、それは言葉の綾で……っていうかクヨクヨしないの!素材を羨んでも
仕方ないわ!女の子は今あるもので勝負しなきゃいけないの!おーけー?」
フィーネ「それもそうだね!胸なんて所詮脂肪の塊だし、無い方がむしろ清々しいね!」
ステラ「それは私に喧嘩を売ってるのかしら…」
ユニース「はいはいみんなお待たせ―!ここからの放送監督はファーリルに変わって
私、ユニースがやっていくわよ!」
ステラ「ユニースさん、なぜ裸Yシャツ…?っとそれより今回は何でバトルするの?」
ユニース「そうね。海ですることと言えば?」
ステラ「スイカ割り?」
フィーネ「タイタニックごっこ?」
ユニース「タイタニックごっこは船の上でやってね。ちなみに正解はビーチバレーよ!!」
ステラ「おー!なるほど、ビーチバレーね!」
ユリア「ビーチバレーは確か…二人一組で行う競技でしたよね。
では早速私はエルさんと組ませてもらいます。」
エル「もきゅもきゅ。」
ステラ「あーずるい!私もエルちゃんと一緒が良かったのに!」
ユニース「それだとこのコーナーの趣旨に合わないと思うんだけど(汗
その代りステラちゃんにはOPを乗っ取った仲のミーティアちゃんと組んでもらうわ。」
ミーティア「はいはーい!呼ばれて飛び出て再登場!」
ステラ「ミーティアちゃんが……ってちょっと!あなたもなんて格好してるのよ!?」
ミーティア「これ?私ちっちゃいから水着きれなくてさ。
仕方ないからリボンでラッピングしてみました!」
ステラ「…まあ妖精族ならではの方法よね。でも、ちょっとまって。
みんな(エル除く)いつのまにか水着着てるよね!?私には無いの?」
ユニース「それなら心配無用よ。ステラさんにも特別にビーチバレー用の衣装を
用意してあるから、この中から好きなのえらんでね。」
1.美巨乳を強調する超極細水着(ぶっちゃけほぼ紐)
2.ちょっと大胆に貝殻のブラ
3.まさかのボディーペインティング
ステラ「まてーーーーーーーーー!!!碌な選択肢ナシ!!」
ユニース「さあ、好きな装備を選びたまえ!」
ステラ「いくら私がそっち方面にあまり抵抗がないって言っても限度があるわよ!
それに3なんてそもそも水着ですらないし!」
ユニース「30秒……」
ステラ「いやいやいやいや!制限時間で圧迫するのやめてよ!」
ユニース「早く選ばないとこの『バカには見えない水着』を着てもらうわよ♪」
ステラ「いやーーーーーーっ!!」
ユリア「ユニースさん、ファーリルさんから『公共放送なんだから自重しなさい』
とのことです。」
ユニース「ちっ、あの童顔賢者は余計なことを…しゃーない。
じゃあステラちゃんにはこれでどうかしら?」
ステラ「スクール水着…それも白って、なんでいちいちアレなのばかり出てくるのかしら。
ま、さっきのに比べれば大分ましだし。でもやっぱちょっと恥ずかしいわね……」
フィーネ「大丈夫大丈夫!このビーチには女の子しかいないからさ!」
ユニース「男性陣は私が全員建物の中に押し籠めてやったわ!
だからここは女の子だけで思いっきり盛り上がりましょ!」
エル「も…もきゅ?」
ユリア「あら、エルさんどこいくんですか?エルさんは私と組むのですから
ずっとここにいてもらわなければ困りますよ。」
エル「もきゅ!もきゅもきゅ!もきゅう!」
ユニース「エルはハンデとしてその暑苦しい羊のままでプレイすること!」
ステラ「エルちゃんの水着も見たかったなー。でもこれはこれで可愛いからアリ!」
エル「も、もきゅーん…」
ユニース「じゃあ試合を始めるわよ!両方ともコートに入ってね!」
ステラ エル
VS
ミーティア ユリア
ルール:1ゲームマッチ。15ポイント先取、デュースなし。
なお、コートチェンジは5ターンごと。
能力 ステラ ミーティア ユリア エルクハルト
打力 10 5 19 48(-40)
敏捷 18 21 20 61(-50)
反応 14 19 12 74(-50)
飛翔 24 22 14 19(-10)
体格 4 2 7 9(-4)
※羊の着ぐるみの効果でエルの能力に大幅なペナルティ
フィーネ「審判は私が勤めるよ。サーブはステラちゃんからね。」
ステラ「よーし、いくわよ!そお、れ!」
ぽんっ
ミーティア「ナイスサーブ!」
ユニース「おっと、綺麗な天井サーブね。」
エル「も、もきゅー!」
ぽんっ
ユリア「エルさんもナイスレシーブです。では私も…」
とすっ
ユリア「…あ、そう言えばビーチバレーは二人一組ですから
レシーブした人が必然的に…」
エル「もぎゅ!?」
ぽて
ステラ「エルちゃんジャンプ力低い!?」
ミーティア「ギリギリネットに届くかどうか…」
ユリア「あらあら。」
ユニース「あっけなくステラちゃんたちに1点入ったわね。
ざまないわねエル。」
エル「もきゅう…」
ステラ「これは楽勝かもね!じゃ、ステラサーブもう一丁!」
ミーティア「やっちゃえー!」
ぼすっ
ユリア「エルさん、レシーブはすべて私に任せて下さい。
エルさんは上手くトスを上げることに専念してください。」
エル「もきゅ。」
ユニース「要するにエルを戦力として見ていないってことね……仕方ないか。」
フィーネ「でもセットって結構難しけどね。」
ぱしっ とすっ
ユリア「はい、どーぞ♪」
ばふっ
ユニース「おっとこんどはユリアさんのほんわかアタックが炸裂ぅ!」
フィーネ「炸裂ってほどでも…」
ステラ「ぬるい威力ね!よっと!」
ミーティア「ほいきた!」
ぱしっ とすっ
ステラ「うりゃーー!!」
ぱっこーん!
ユリア「あら。」
ユニース「はい、もう一点追加!」
ミーティア「ステラちゃんすごーい!!」
ステラ「まあね♪そもそも私飛べるから
どんな高さのボールでもアタック可能よ!」
ユリア「これはうかうかしていられませんね。」
ステラ「そー、れっと!」
ぼすっ
ユリア「はいっ!」
ステラ「さすがにユリアさんは体格が大きいから守備範囲も広いわね。」
エル「もきゅもきゅ。」
とすっ
ユリア「お返しですわ♪」
ステラ「させないわ!」
ばふっ
ユリア「まあ…!」
ミーティア「ナイスブロック!ステラちゃん強ーい!」
ステラ「あっはっは!もしかして私天才?なんてね!」
ユニース「さすがピクシーよね。バレーで空飛べるとか反則じゃない?」
フィーネ「でも飛べないと逆に身長足りないし。まあ、いいんじゃない。」
ユリア「なるほど。身体能力を最大限に生かしたのですね。
確かに鉄壁ですが、それでもまだ隙はあります。」
ステラ「やってみるならやってみなさい!そーれ!」
ぼすっ
ユリア「はっ!」
エル「もきゅ、もきゅもきゅ!」
とすっ
ステラ「何度来ても無駄よ!私のブロック範囲は無限なんだから!」
ユリア「そうですか。ではこれならいかがでしょう♪」
ばんっ!
ステラ「しまった!フェイント!?」
フィーネ「おー、ユリアお姉ちゃんもやるね。」
ミーティア「危ないっと!」
ぽんっ
ステラ「ミーティアちゃん!ナイスカバー!」
とすっ
ユニース「む、ミーティアちゃん、あんな所のボール拾えるなんて凄い速さね。」
フィーネ「いまのってたぶんミーティアちゃんの特技の転移魔法じゃないかと。」
ユニース「げっ!?バレーで瞬間移動はいよいよもってチートよね!?」
フィーネ「もしかしてステラちゃんとミーティアちゃんのタッグって最強なんじゃ…」
ユニース「人選ミスしたかしら?」
結局、ステラとミーティアのタッグの妖精鉄壁の大活躍により
0-10になっても依然としてサーブ権がステラに固定されていた。
ステラ「ふふふ、今日の私は輝いてるわね。」
ミーティア「このままエルさんとユリアさんにストレート勝ちして
歴史にその名を刻んじゃおうね!」
ユニース「あの二人もだいぶ調子に乗ってきたようね。」
フィーネ「ここまで一方的な展開になるとは。」
エル「もきゅう…」
ユリア「やはりまともに相手していては勝てないようですね。
そろそろ手段を選ばない方がいいかもしれません。」
ステラ「いくよー!ステラ☆ミラクルサーブ!!」
ぼすっ
ユリア「はいっ!」
エル「もきゅ!」
とすっ
ステラ「無駄よ!私の鉄壁の前には何人たりとも――」
ドゴオオォォォン!!
ステラ&ミーティア『!!!???』
ユリア「いかがですか♪」
フィーネ「ええっと、ユリアお姉ちゃんのチームに1点ね。」
ユニース「ちょっとユリアさん!何ですか今の殺人スマッシュは!?」
ユリア「ええ、結局技巧では何とかなりませんので、いっそ力技で。
ボールを打つ際にオーラ・コンクリューションを添えてみました。」
エル「もきゅもきゅきゅ!」
ステラ「あ…危うく死ぬところだったわ……バレーで。」
ミーティア「…………(ガクガク)」
ユリア「では次のサーブは私ですね。」
ステラ「ミーティアちゃん!レシーブ頑張って!」
ミーティア「え!?私が!?」
ユリア「はい、どう、ぞ♪」
ドゴオオォォォン!!
ミーティア「ぎゃあああぁぁぁぁ!!」
ステラ「ミーティアちゃーーん!?」
ユニース「これはひどい…」
フィーネ「ユリアお姉ちゃんって本当に笑顔で容赦ないことするよね。」
ステラ「ミーティアちゃん!傷は浅いわ!しっかりするのよ!」
ミーティア「はらひれほれ……」
ユリア「では、次こそはしっかり受け止めて下さいね♪」
ステラ「ちょっ!?またあの殺人サーブが!」
ドゴオオォォォン!!
ステラ&ミーティア『うひゃああぁぁぁ!?』
フィーネ「ありゃりゃ…これじゃあ戦いにならないんじゃない?」
ユニース「ステラちゃーん!命張ってがんばってね!」
ステラ「助けて下さい……」
ユリア「大丈夫です。死なない程度には威力を抑えてありますから。」
ミーティア「そうはいっても…HP大分削られちゃったし…」
その後は前半と打って変わってユリアビームによる強引なサーブで
手も足も出ないまま11点を返す。
ステラ「まずいわ…とうとう逆転されたわね。」
ミーティア「どーしよー!?あんなの止められないよ!」
ユリア「あらあら、少し大人げなかったでしょうか。
ですがまあ、勝てば官軍と言いますし。」
ステラ「エンジェルとは思えない発言が…」
ユリア「そーれっ」
ドゴオオォォォン!!
ミーティア「わーーーっ!?」
ステラ「むむむ、触れることすらできないなんて…」
フィーネ「あ、ユリアお姉ちゃん。今のサーブ、アウトだよ。」
ユリア「あら?私としたことが。」
エル「もきゅもきゅ。」
ユニース「ユリアさんも少し油断してたようね。」
フィーネ「今度のサーブはミーティアちゃんね。」
ミーティア「いっくよー!そーれっ!」
ぽんっ
ぱふっ
ステラ「あらま。」
ミーティア「敵陣に届かなかったわ。やっちゃったZE☆」
ステラ「やっちゃったぜじゃないでしょーが!あなたどんだけ非力なのよ!」
11-12
フィーネ「次のサーブは…やっとにいさんに回ってきたね。
ここまでサーブの回転が悪いゲームも珍しいと思う。」
エル「もきゅもきゅう!」
ユリア「エルさん、頑張ってくださいね!」
ぼすっ
ユニース「おおっと、エルのもきゅもきゅサーブ炸裂っ!」
ステラ「こんなの余裕!って思ったけど球に回転がかかってない!?
不安定だけどなんとか!」
ぱすっ
ミーティア「なんかトスが久しぶり!」
とすっ
ステラ「いくわよ!【輝ける大天空(ステルラブライト)】!!」
バシィン!!
エル「もきゅー!?」
ユリア「まあ、ほぼ垂直ではありませんか。」
ユニース「まさか前コーナーのあれをここでつかうとは。」
フィーネ「技的にはネットギリギリに垂直アタックをたたき込むみたいだね。」
12-12
ステラ「ようやくサーブが戻ってきたわ。せーのっ!!」
ぼふっ
エル「もきゅっ!」
ユリア「エルさんナイスです!」
ユニース「あ、珍しくエルがレシーブしたのね。」
とすっ
エル「もきゅー。」
ステラ「無駄よ!エルちゃん如きの力で私を抜けられると思ったら大間違い―」
げしっ
ステラ「へぶっ!?」
ミーティア「ステラちゃーーん!?」
フィーネ「が、顔面直撃って…痛そう。」
ステラ「不覚!!」
12-13
ユリア「では私のサーブですね。」
エル「もきゅもきゅ。」
ステラ&ミーティア『げえっ!?』
フィーネ「またあの殺人サーブが…」
ドゴオオォォォン!!
ミーティア「うおおおぉぉぉぉぉ!!!」
ステラ「ミーティアちゃん!!」
フィーネ「耐えた!!」
ユニース「頑張ったわねミーティアちゃん。」
ミーティア「ステラちゃん…後は…」
ステラ「任せて!後は私が一撃で!」
とすっ
ステラ「ってアタッカーがいなきゃ意味無いじゃん!」
エル「もっきゅっきゅ。」
ユリア「かなり、やりますね。ですがまだまだです。」
フィーネ「そのネタはもういいから。」
12-14
ユリア「では、これで決めてしまいましょう。」
エル「もきゅ。」
ミーティア「わ、どどど、どうしよう!?」
ステラ「今度は私に任せて!」
ドゴオオォォォン!!
ステラ「くううううぅぅぅぅっ!!」
ユニース「ステラちゃんも耐えたようね!でもそこから立ち直れるかしら?」
ミーティア「がんばってステラちゃん!」
とーすっ
ステラ「ま、まだいけるわ!【輝ける大天空(ステルラブライト)】!!」
バシィン
ユリア「させません!」
ステラ「うそ!?回転レシーブ!?」
フィーネ「す、すごい…」
エル「もきゅう。」
とすっ
ユリア「もう一度っ!」
ミーティア「ここは私が!おりゃああああぁぁぁ!」
ドゴオオォォォン!!
ドカッ!!
ミーティア「ぐはっ!?」
フィーネ「ミーティアちゃんがまさかのボールに特攻!!
そしてボールはそのまま敵陣に落ちた!」
ステラ「ミーティアちゃん!そんな無茶して!」
ミーティア「こ、この身で勝利が手に入るなら…安いもの♪」
ユニース「なんか…本当の意味で身を削る戦いになってきたわね。」
13-14
ミーティア「わ、私だってサーブを成功させてやるんだから!
えいっ!!」
ぼすっ
ステラ「いいわよミーティアちゃん!ネットを越えたわ!」
ユリア「エルさんっ!!」
エル「もきゅう!」
バシィッ!
ステラ「なっ!?トスをしないでそのまま打ってきた!?」
ミーティア「拾うよ!ステラちゃん、上げて!!」
とすっ
ミーティア「よっと。」
ぽてっ
エル「も、もきゅ!?」
フィーネ「ネットギリギリにあんな無回転ボールって、ある意味厄介だね。」
ユリア「こればかりは仕方ありませんね。」
14-14
ステラ「ミーティアちゃん!これで最後よ、しっかり決めてね!」
ミーティア「う、うん!そーれっ!」
ぱすっ
ミーティア「うっ…ギリギリ!」
ユリア「これはまた低弾道ですね。はっ!」
エル「もきゅもきゅ。」
とすっ
ユリア「これで決めます!!」
ステラ「来るっ!ミーティアちゃん覚悟して!」
ミーティア「うん!!」
ばしぃっ
ユリア「あっ…………」
ステラ「普通のアタック!?チャンス!!」
バァン!!
エル「もきゅー!?」
フィーネ「はい、そこまでー!!」
ユリア「魔力がなくなってしまいました。」
試合終了
15-14でステラ・ミーティアチーム勝利
ステラ「ぜぇ…ぜぇ…、か…勝った……」
ミーティア「うーん、もうだめ……」
ユリア「さすがでしたステラさん。まさに蝶が舞うような戦いぶりでしたね。」
エル「もきゅ、もきゅもきゅ。」
ユリア「エルさんも素晴らしい戦いだったと言っていますし。」
ステラ「あ…ありがと。でもなんで勝った方が負けた方よりボロボロになってるのかしら…?」
ミーティア「ステラちゃん大変!!ステラちゃんのスク水が汗で透過状態に!!」
ステラ「きゃああぁぁっ!!き、気がつかなかった!
そういうミーティアちゃんもリボンがボロボロで絵的に大惨事だわ!」
ユニース「あー、大丈夫大丈夫。さっき言ったように男は建物内に閉じ込めたから。」
ユリア「ですから、殿方に見られることはないかと。」
エル「もきゅ…」
ステラ「同性同士でも恥ずかしいわよ…もう。ちょっとシャワー浴びて来ていいかしら?」
ミーティア「あ、じゃあ私もっと。」
フィーネ「シャワー浴びてきたら放送室に戻ってきてね。
ユリアさんとにいさんはどうするの?」
ユリア「私もエルさんと一緒にシャワー浴びてきますわ。」
エル「も、もきゅ!?」
ユニース「特に汗だくっていうわけでもなさそうだけど、まあ念のため浴びてきた方がいいかもね。
でもユリアさん顔が赤いわよ。熱中症とかになってない?」
ユリア「はい、大丈夫ですよ。では……エルさんとシャワーを…」
エル「もきゅー!もきゅもきゅ、もきゅー!」
ユニース「エルとシャワーを………ってユリアさんちょっと待った!!」
ユリア「はぁはぁ…エルさんったらすごい香り………たまりませんわ♪」
エル「もきゅー!?」
ユニース「まずい!ユリアさんが発情してる!!止めなきゃ!!」
フィーネ「あーあ、結局最後はグダグダだったね…。むぅ、世の中とは何て無情なんだろう。
ま、いっか。以上、オン・エル・バトルでした!」
―――――『エンディング』―――――
♪EDテーマ『戦争フェティッシュ』
あんな土地とか こんな城とか攻略(とれ)たらいいのにな
今日も戦乙女の妄想 以心伝心 感じてる
ktkr 超絶 ちょwちょwwおまwww(ry
罵声で突撃しちゃったら 伏兵16連鎖!!(げ、げ、げ、げぇ!!)
軍ネ申降臨 それってwktk
誘って受けて 兵站 もう涙目(食料ない!)
hageていいじゃない 戦争☆ふぇてぃっしゅ!
包囲されてる城に とびきりの投石あげる♪
能力 熟練 フルカンスト
ちょっ チチチチ、チートだ!? ギリギリで自主規制…
完全征服 暴走☆ふぃにっしゅ!
包囲されてるうちに とびきりの矢の雨いかが?
フィーネ「エンディングです!お疲れさまでした!」
ステラ「お疲れさまでしたー!!」
エル「…………………………はぁ。」
ステラ「え、エルさん。凄いテンション低いわよ……。」
ユリア「そ、そうですよエルさん!リスナーの皆様からは大好評でしたし!」
フィーネ「とっても可愛かったからいいじゃん!」
エル「けど………男としてのプライドはずたずただ……」
ステラ「あー、これはしばらく立ち直れないかもしれないわね。」
フィーネ「そだね。じゃあその間にステラちゃんには記念品を贈呈!
まずはセプテット・シュプレヒコールから特製ケーキをプレゼント!」
ステラ「特製ケーキ!いやっほおぉう!!帰ったらまた食べよっと。
今はもう色々甘い物食べすぎたからお腹いっぱいだけどね。」
ユリア「それと、バトルの際に着用しましたスクール水着をお持ちかえりいただけます。」
ステラ「ええっ!?これを?」
フィーネ「それはステラちゃんの青春の汗がたっぷりしみ込んだ宝物だよ♪」
ステラ「その言い回しはなんかエロいわよ…。うーん、使い道あるかな?」
フィーネ「とりあえず魚拓でもとっておけば?」
ステラ「遠まわしにマニアックすぎるよ!!あと、もらえるならいっそのこと
エルさんが着ていたあの着ぐるみがほしいんだけど。」
ユリア「あれは私が貰う予定なのでだめです!」
ステラ「あ、そうなの…。それはちょっと残念。」
エル「いいよ。やるよこれも。」
ユリア「え、エルさん!?」
エル「ユリアさんの手に渡ったら何に使われるかわかったもんじゃないからな。」
ステラ「やったー!貰っちゃった!」
ユリア「残念です。」
フィーネ「ユリアお姉ちゃんは少し自重しようね。
じゃ、そんなわけで今日の放送はここまで。
パーソナリティは妹、フィーネルハイトと。」
エル「兄、エルクハルトでお送りしました。
そして本日の戦友は『ラジオ キラキラ☆星』パーソナリティーの
美巨乳ピクシー、ステラさんでした。」
ステラ「私のラジオもよろしくね!!」
エル「では諸君、次回の放送でまた会おう。」
フィーネ「ごきげんよう!!」
ステラ「ばいばーい!!」
第6回放送 終わり
おまけ
放送終了後のブースにて。
チェルシー「ステラちゃんお疲れー!!」
リノアン「…お疲れ様です。」
ステラ「あ、ども。スタッフさんですか?」
サエ「いえいえ。私達は十字軍所属の将軍ですの。」
フェスティ「私達は少々個性が薄いので忘れられがちなのです。」
ステラ「そ、そうなんだ(汗
まあいつか脚光を浴びる日も来るんじゃないかな!
こう……私に構わず先にいけー!みたいな?」
ローディア「うーん、やはり二階級特進が一番現実的なんですかねぇ?」
エレイン「認知度上昇への道はけわしいわ…」
ステラ「(まずい…殆どどんなキャラかわかんない人たちばかりだわ…
ある意味私以上に不憫かもしれない…)
だったら皆さんも努力しようよ!くすぶってるばかりじゃ何も始まんないよ!」
ルーシェント「んー、さすがステラちゃんいいこと言うね。
ところで話は変わるけどさ、司令官の着ぐるみ姿、どうだった?」
ステラ「司令官…エルさんのことか。何気に私後半でエルさんのこと
ずっと女の子扱いしてたわね。それはもうとっっっても可愛かったわ!」
ミラリィ「もっとkwsk!」
ステラ「モフモフモコモコでもきゅもきゅしてて…なんかふわふわしてるの!
歩く時もぽてぽてしてたし…もうお持ちかえりしちゃいたいくらい!」
ナンナ「どうしましょう…。俄然見たくなってまいりました。」
レベッカ「私達はブースの外でしたので音声しか聞けませんでした(涙」
ステラ「だったらもう一度着てみてほしいってお願いしたら?
もう一度このもらった着ぐるみ貸すからさ。」
ブリジット「よーし!!皆の者!一揆じゃー!!」
一同『応!!』
ステラ「え、ちょっとなにこの欲望丸出しの一体感は!?」
テレーゼ「さあステラさん!あなたもご一緒に!」
ステラ「さらっと私を巻き込まないでー!!」
マティルダ「あのー、エル様。」
エル「すまんマティルダ……少しの間そっとしておいてくれ。」
マティルダ「それが、もきゅもきゅエル様を見せろデモが発生いたしました。」
エル「………は?」
マティルダ「さらにロンドネル市民や十字軍の兵士が便乗し、暴動に発展しています。
そんなわけで潔く着ぐるみを着て下さい!!」
エル「………勘弁してくれ。」
11/09/28 13:57更新 / バーソロミュ
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