連載小説
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第6回 前編
ステラ「ステラのラジオ キラキラ☆星〜♪」



♪OPテーマ『きらきら星』♪




きらきら光る ステラのラジオ♪
SM072(エスエムオナニー) みんな聴いてる
きらきら光る ステラのラジオ♪

きらきら光る ステラのラジオ♪
みんなに歌が 届くといいな
きらきら光る ステラのラジオ♪



ステラ「はいどうも始まりましたステラのラジオ キラキラ☆星!
    ここからのお相手は美巨乳ピクシーのステラと…」

ミーティア「特別アシスタント、軍人フェアリーのミーティアでーす!!
      今日もビリッっとがんばるよー!!」

ステラ「今日はSM局から飛び出して、ここルフトシュピーゲルングにある
    クレシス放送局よりお伝えします!よろしくね!」



ミーティア「そんなわけで初めましてステラさん!」

ステラ「こちらこそよろしくー!ということで、くたばれーー!!

ミーティア「きゃーって、いきなりなにするの!?」

ステラ「フェアリーと言えば我がステラ一族の宿敵よ!あなたたちのせいで
    私達ピクシーは…私達ピクシーは!この恨みハラサイデリカー!!」

ミーティア「は、話せば分かる!話せばわかるよ!」

ステラ「問答無用!……っていうのは冗談よ♪
    ただ、私とあなたけっこうキャラ被ってる気がするのよね。」

ミーティア「そうかな?」

ステラ「だって名前も似てるし。星と隕石なんて。」

ミーティア「でも胸の大きさならステラちゃんがダントツじゃない!」

ステラ「胸まで同じだったら本格的にいたたまれないわよ私…。」

ミーティア「胸を大きくする秘訣とかあるの?」

ステラ「そうねぇ、やっぱり早いうちからブラジャーを……ってやっぱ教えない!
    フェアリーになんて教えたらピクシー一族の危機だわ!」

ミーティア「ちっ。」

ステラ「そこ、舌打ちしない!
    まあでも、最近はさらなる差別化を目指して戦闘属性も身につけてきたのよ。
    ちょっとした活劇や冒険なんかもおてのもの。」

ミーティア「おー、頑張るね!
やっぱり滝修行やタイヤ引っ張ってランニングとかしてるのかな?」

ステラ「さすがにそこまでは……っていうかいつの時代のトレーニングよ!?
    でも頑張ったおかげで、突剣(レイピア)とラウンドシールド持って
    突進することもできるようになったの!
    さらに簡単な攻撃魔法も使えるわ!小さいからって油断すると痛い目に合うわよ♪」

ミーティア「すごーい!まるで上海アリス人形みたーい!」

ステラ「人形に例えられると褒められた気がしないんだけど。」

ミーティア「別に褒めてないよ?」

ステラ「………そろそろ私も『弁舌』属性付けるべきかな?
    ミーティアちゃんは軍人フェアリーやってるみたいだけど戦えるの?」

ミーティア「ううん、私は武器持たせてもらえないから戦えないんだ。
      それに私はステラちゃんと違って大きさが変えられないから武器持てないし。
      エルさんに『武器ちょーだい』って言っても『爪楊枝で十分』って言われたし。」

ステラ「何気にひどい言いようね(汗」

ミーティア「だから私にできるのは最低限の隠蔽魔法と最大距離5キロメートルの転移魔法と
   麻痺、混乱、暗闇、沈黙、火傷、睡眠、減速、深爪、嘔吐感の異常状態付与くらいで…」

ステラ「いやいやいや、それだけできれば十分よ!
    っていうか嘔吐感って地味に嫌な異常状態よね!?
    ぬう、いよいよもって負けてられないわ!」

ミーティア「むぅ、私だって豊胸がんばってみよっかな!」

ステラ「あのね…、胸は大きければいいってもんじゃないのよ。
    ミーティアちゃんはむしろその絶壁をステータスにした方がいいんじゃない?」

ミーティア「絶壁!よって無敵!」

ステラ「そんなわけで、今日の放送は多目的美巨乳妖精ステラと…」

ミーティア「多目的軍事妖精ミーティアが…」


二人『お送りいたしまーす!!』












エル「はい、そこまで。」

フィーネ「ちょっと二人とも!何勝手に私達のラジオ乗っ取ってんの!?」

ステラ「あ、もうきちゃったか。せっかくいいところだったのに。」

ミーティア「あははー、楽しかった!ばれちゃったら仕方ない、じゃーねー!」


ミーティアがログアウトしました


フィーネ「ミーティアちゃん!後で覚えてなさい!」

エル「あいつは後で盥回しの刑だな。では、気を取り直して…」








エル&フィーネ&ステラ『スーパー クレールヘンシスターズ!!はじまるよ!!』


♪OPテーマ『Maiden's Garden』♪




エル「ごきげんよう諸君。俺がエルだ。」

フィーネ「ごきげんようみんな!フィーネです!」

エル「この番組は、連載小説『英雄の羽』を基礎にした特別外伝!」

フィーネ「パーソナリティはクレールヘン兄妹二人がお送りいたします!」


ファーリル「もう時間ないから次いっちゃって。」


フィーネ「え、あ、うん。
     この番組はロンドネル公営放送により、クレシス放送局からお送りいたします!」






―――――『今日の戦友!!』―――――




ステラ「そんなわけで、改めてこんにちは!こんばんは!もしくはおはようございます!
    ピクシーと私の地位向上のためなら西へ東へどこにでも参上するわ♪
    美巨乳妖精のステラです!そしてエルさんはじめまして!」

エル「うむ。こちらこそよろしく。レオタードがなかなか似合っているな。」

ステラ「ありがと♪初めのうちは意地でこの服装で通してたんだけど、
    最近ではやっぱり私と言ったらこの服装しかないなって言うくらい気にいってるわ。」

フィーネ「でも、寒いところだとどうするの?」

ステラ「気合……!で、なんとかなるほど私は強くありません。
    その時その時の気分でマフラー付けたりサンタの衣装着たりもします。
    それに、エルさんもそのベルサイユドレス似合ってる!」

エル「…正直これが似合っていてもあまり嬉しくないんだが。」

ステラ「あ、そっか。エルさんって男の人だったんだっけ?
    うわ〜、どこからどう見ても女の人よね。化粧とかしてるの?」

フィーネ「ううん、にいさんは化粧も髪の手入れもしないよ。」

ステラ「それはある意味全女性の敵ね…。私だってちょっとは化粧するのに。」

エル「おっほん。俺のことはもういいだろう。話を変えよう。
   ステラさんはついこの前も別の番組に出ていたばかりだったが、
   そこでも番組の乗っ取りまがいのことをやったとか。」

ステラ「いやはやお恥ずかしい。やっぱり自分のラジオをやってるからかしら?
    こういう場でもあまり緊張しないし、むしろテンションあがっちゃうわ。
    まあ、テンションあがりすぎて逆に失敗しちゃうこともあるけど……。
    でもやっぱり普段行かないような場所に行くのはとっても楽しいし、
    これからも活動範囲をどんどん広げて行こうと思ってるわ。」

フィーネ「じゃあ今度はテニスとかゴルフとかもやってみる?」

ステラ「私はマ○オかい!と、いいながら結構やってみたいかも。」

エル「まあ、そこのところは沈黙の天使様に期待するとしよう。
   さてさて、この前ステラさんにはリクエストを送ったことは覚えているな。」

ステラ「リクエストって確か……ユリス一のパティシエール!!」

フィーネ「そう!ステラちゃんのリクエストをグレーテルさんに送っておきました!」

ステラ「私、甘いもの大好きなの!何が出てくるかな?
    エクレアかな?ナポレオンパイかな?それともザッハトルテ?
    あーん凄く楽しみ!早く出て来ないかな?」

エル「俺も早く食べたいからとっとと持ってきてもらおうか。
   グレーテルさん、よろしく!」



スススッ



グレーテル「はいはーい!お待たせいたしました!ユリス一の菓子店
      セプテット・シュプレヒコールのパティシエ、グレーテル見参!
      ステラさん、スポンサー紹介ありがとう!」

ステラ「いえいえ、こっちこそこの前はとってもおいしいマカロンありがとうございました!」

グレーテル「そんなわけで、今日のメニューはこちら!
      まずは『Wエクレール』!カスタードとホイップの両方が一度に楽しめる
      とっても素敵なエクレアでーす!」

ステラ「うわお!これはまたすごい豪華なエクレアね!」

フィーネ「私もこれ大好き!」

グレーテル「お次に『エウカリス マカロン』!生地にこだわると同時に、
      その生地に合う味を徹底的に追求した一品!」

ステラ「この前もらったマカロンとちょっと違うわね。
    なんだかよりちっちゃくてかわいらしくなってる。」

グレーテル「さらに、特別熟成したチーズを用いたチーズケーキ『フィーンクローネ』、
      ちょっとエキゾチックな味が特徴『抹茶モンブラン』」

ステラ「え、あれ…えっと……」

グレーテル「そして豪華な豪華な『ミルフィーユ(ナポレオンパイ)』に、
      我が店の名物『ザッハトルテ』!さあさあ遠慮せずに召し上がれ!」

ステラ「全部出してきた!?すごい壮観ね……おいしそう。
    これ本当に全部食べてもいいの!?」

エル「もちろんだ。そのために作ってもらったんだからな。」

フィーネ「けど、全部食べたら糖尿病になりそうだよね。」

ステラ「うう…太っちゃうかも。でもこの誘惑には逆らい難いわ…!」

エル「それじゃあお先にいただくとしようかな♪」

フィーネ「あ!にいさんが勝手に食べ始めてる!」

ステラ「もう遠慮することはないわね。どんどん食べちゃおっと!」


(背が縮む効果音)


フィーネ「あれ?ステラちゃん何で小さくなっちゃうの?」

ステラ「うん!この方が体感的に一杯食べられるからね!
    これくらい小さくなるとマカロンが等身大に見えるのよ!」

エル「等身大のマカロン……食ってみたいものだな。」

ステラ「あ、でもミルフィーユが凄い食べにくいかも…。盲点だったわ。」

フィーネ「確かにこれ結構生地が硬いよね。
     うぬぬ、ボロボロと崩れちゃうし…美味しいけど食べにくい…」

ステラ「だったらそのままかぶりついちゃえー!カリカリカリカリ!」

フィーネ「あはは!豪快だね!私も真似しちゃおっと!カリカリカリカリ!」

エル「もっと優雅に食べられんのかお前らは…、まあいいや。
   おーい、ファーリル。ここらで一杯紅茶が怖い。」


ファーリル「わかった。今持ってくよ。」


三人分の紅茶到着。



フィーネ「ふー、落ち着く。」

ステラ「甘い物食べるとどうしてものどが渇くわね。あ、私砂糖はいらないわ。」

エル「なんだ、いらないのか。」

ステラ「普段は入れるんだけど、今は甘いものが多いから………
    ってちょっとエルさん!砂糖入れすぎ!」

エル「そんなに多いか?たかだか4,5杯だぞ。」

フィーネ「にいさん…、もう本格的に糖尿病になってもしらないよ。」

ステラ「そっか…甘党属性っていう手もあったわね。」

フィーネ「あんまり良い属性じゃないけどね。
     じゃ、食べ始めたところで次のコーナーです!」
    




―――――『今日のエル縛りプレイ』――――――





フィーネ「チートすぎるにいさんに、
     リスナーの皆さんから縛りを要求してもらうコーナーです!」


エル「最近このコーナーの存在意義を疑わなくなった俺はどうかなってきたかもしれんな。」

ステラ「その割には、前回『ドS』になりきれてなかったと思いまーす。」

フィーネ「にいさんはどっちかというとMだからねっ!」

エル「シャラップ!誰がMか。」

ステラ「いや、こんなコーナーがある時点で既にM娘なんじゃないかなって。」


エル「・・・ステラさんの紅茶にもう4杯くらい砂糖入れてやろうか?」

ステラ「ちょっ!?ま、まって!これ以上やられたら本格的に糖尿病になっちゃうわ!」

フィーネ「はいはい、にいさんもそこまでにして、今回の縛りプレイはこちらです!」




星村空理(筆者様):もきゅもきゅとしか喋らせない。ついでに羊のぬいぐるみを着せる。





エル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジで?」

ステラ「なんか凄まじい縛りキタ!?」

フィーネ「あーこれはたいへんだねー(棒読)
     そんなわけでにいさんは準備してきてねー。」


エル退出





フィーネ「じゃ、にいさんが準備している間にもう一通お便りを紹介するよ!
     ラジオネーム『ベイ・シティ・ドーナッツ』さんからいただきました!」

ステラ「サタデーナイト!?」



ベイ・シティ・ドーナッツ
:パーソナリティーの皆さん!ぐってんわー!



二人『ぐってんわー!!』



ベイ・シティ・ドーナッツ
:皆さんも一度は経験があるかと思いますが、戦っているときに
まれに自分でも予期しないような鋭い攻撃を繰り出せる事がありますよね。
そう、俗に言う『必殺の一撃』とか『クリティカルヒット』というものです。
これが魔物だと『痛恨の一撃』になるわけですが、上位の魔物になると
『改心の一撃』なるものがあるそうですが、いったいどのような一撃なのでしょうか?
魔物のゲストが居ましたら是非教えて欲しいです。




ステラ「なるほどね、クリティカルヒットか〜。」

フィーネ「いまは探求の羽のコーナーじゃないけど、
     英雄の羽ではクリティカルは3倍ダメージになってます。」

ステラ「っていうかツッコミ遅れたけど『ぐってんわー』って何!?」

フィーネ「多分『グーテン(guten)』とこんばんわを混ぜたのかな?」

ステラ「・・・ややこしい挨拶ね。まあいいわ、『改心の一撃』っていうのはね
    例えばとある勇者が魔物と戦ってるうちに本当の魔物の姿に気づいて、
    それまで信じて疑わなかったの教団の教えと、人に歩み寄ろうとする
    魔物への理解のあいだで常に葛藤するようになっちゃったとするわ。」

フィーネ「あー、それ結構ありがちなんだよね。
     心優しい勇者さんだったらなおさらだよ。」

ステラ「勇者は悩み続けました。自分が信じてきたもの全てを捨てるか、
    目の前の現実から目をそらし、戦い続けるか・・・・・・
    誰にも相談できず、誰にも頼る事ができない。
    たった一人で悩んで、悩んで、悩みぬいて、それでも答えは出せなくて、
    勇者の心は崩れる一歩手前まで追い込まれた。」

フィーネ「悩みすぎだと思う。」

ステラ「そんな勇者のところに一体のリリムが現れて、こう言ったの。
    『ひとりでつらかったわね』
    そして、そのまま勇者を母親のように優しく抱きしめてあげた・・・・・・
    ・・・・・・
    これが『改心の一撃』なのよ!」

フィーネ「なるほど!なっとくだ!
     こんなことされたら後はもう濡れ場突入しかないよね!」

ステラ「私もいつか決めてみたいわね『改心の一撃』!
    それはまるで乳液風呂のごとく、やさしく包み込んであげて・・・・・・」

フィーネ「ちょっと身長足りないんじゃない?」

ステラ「んー、まあその時は気付かれないように相手を小さくして…」

フィーネ「あとはもう少し器も大きい方がいいんじゃないかな。」

ステラ「いちいち失礼よ!」


スススッ


ユリア「はぁ……はぁ……お待たせいたしました。
    エルさんの着替えが……上手に出来ました♪」

エル「も、もきゅ……」

ステラ&フィーネ『!!!!!!』


息使いの荒いユリアに抱きしめられながら出現したエルは、
全身をワーシープのきぐるみに包まれ、とにかくふわふわもこもこの状態だった。
しかもエルは非常に恥ずかしいらしく、頬を真っ赤に染めて
縮こまっている態度がまたなんともいえない……



フィーネ「……なにこの着ぐるみ生物?これが、にいさん?」

ユリア「はい♪私もここまで似合うとは……はぁ、はぁ、思っていませんでした。」

エル「もきゅもきゅ…もきゅう……」

ステラ「な、なんていう破壊力…!こ、これはもう……」

ユリア「普段から冷静で、時には恐怖の対象にもなるエルさんが…、
    もう私一生エルさんの身体でもふもふしていたいです…はぁ…はぁ」

ステラ「わ、私も!思いっきり抱きしめたい!それー!」

エル「もきゅ!?も、もきゅもきゅー!?」


ステラは未確認モコモコ生物(UMC)に突撃した!


ステラ「ああ…すごい!モコモコしてる…可愛い!お持ちかえり!」

ユリア「だめですよ。エルさんは私のものです。」

ステラ「でもせめて胸もませてー!すごいふかふか〜♪」

フィーネ「ま、まずい…鼻血が……」

エル「もきゅもきゅう!も、もきゅもきゅきゅー!」

ステラ「なんか抗議してるみたいだけど、それがよけい可愛い!!
    あと、なんかおっぱいまでふかふかしてる。どうなってるの?」

ユリア「はい、こんなこともあろうかと男性用偽装バストを装着してみました。
    見えないところにもぬかりはありませんよ♪」

エル「も、もきゅ///」

ステラ「ユリアさんGJ!!いつも揉まれてばかりの私も
    今回ばかりはしっかり堪能しちゃおっと♪」

エル「もきゅう!もきゅもきゅもきゅきゅ!もきゅー!」

ユリア「ふふふ…エルさんは本当にいい声で鳴きますね♪」

エル「もきゅ…もきゅもきゅう……」



10分経過



ステラ「ふぅ……えがったえがった。」

フィーネ「ちょっとやりすぎちゃったね。
     にいさん…放送室の隅で丸まって防御態勢に入っちゃったよ。」

ステラ「その姿もまた可愛い♪それにフィーネちゃんはまだ鼻血止まらないの?」

フィーネ「う、うん。当分鼻栓したままかも。」

ユリア「エルさんが戻ってきたら次のコーナーに移りましょうか。」


    


―――――『探求の羽』――――――



フィーネ「このコーナーは本編「英雄の羽」に対する
     疑問質問に、深いものから、しょうもないものまで、
     探求していくコーナーです!」

ステラ「よくよく考えたんだけど、このラジオって『英雄の羽』だけを
    対象にしてるのよね?他の話については何もしないの?」

ユリア「そうですね…今やってる本格的な連載は
    『あなたがほしい』と『失われたハッピーエンド』だけですが、
    あれらの話は特に説明が必要なほど難しいことはないかと。」

フィーネ「まあ強いて言うならヴィオラちゃんは何人目の娘なのかなぐらいかな。
     ちなみに設定上だと72女ってことになってるそうです。」

ステラ「そろそろ孫リリムが出てきてもいいんじゃないかしら?
    とはいうもののこれ以上はクロス様の設定を待つしかないかも。」

ユリア「エンジェルからまたエンジェルが生まれるかも知りたいところですが。」

ステラ「まあユリアさんにとって、それは死活問題で……
    ってちょっと待った!何でユリアさんがいるの!?」

ユリア「あら?お邪魔でしたか?」

ステラ「いや…そーゆーことじゃないんだけどね。エルさんは?」

ユリア「エルさんならここにいますよ。」


エル「もきゅ。」


ステラ「あーっ!ユリアさんばっかりエルシープちゃん(?)抱っこしてずるい!」

フィーネ「やば……また鼻血が…」

ユリア「いえ、ステラさん。これは私のお仕事ですので。」

ステラ「どういうこと?」

ユリア「現在エルさんは『もきゅ』しか喋れません。」

エル「もきゅ。」

ユリア「なので、放送中は私が通訳いたします。」

エル「もきゅもきゅ。」

ユリア「よろしくお願いします…だそうです。」

ステラ「だからっていって抱きかかえる必要はないと思うんだけど…
    ま、いっか。今回はどんなことを探求するの?」


フィーネ「はーい!今回は『英雄の羽の世界観』がテーマだよ!」

エル「もきゅ、もきゅもきゅきゅ。もーきゅもきゅきゅ、もきゅう。」

ユリア「ご都合主義の世界である英雄の羽の世界はツッコミどころ満載です。
    そこで今回は、英雄の羽の世界観にスポットを当てて行きたいと思います。
    …とエルさんはおっしゃっています。」

ステラ「まあこの際いちいち翻訳するのは面倒じゃないかとか、
    そもそもなんで『もきゅ語』が理解できるかは置いといて…
    そんなに独自の世界観作りまくって大丈夫なの?」

フィーネ「うーん、一応作者も図鑑世界となるべく乖離しないように頑張ってるけど、
     どうしても話の都合上変えなきゃならないところも出てくるんだよね。」

ステラ「たとえば?」

フィーネ「魔物が人間の命を奪うことがあるっていうことかな。
     クロス様の世界観設定の中に『魔物は基本的に人を殺さない』
     っていうのがあるんだ。忘れてる人も多いんじゃないかな。」

ステラ「確かに私たち魔物にとってみれば貴重な旦那様候補を倒しちゃったら
    目に手も当てられないからね。でも英雄の羽だと……」

ユリア「ええ、アリアさんやリリシアさんを見れば分かりますが
    結構容赦なく人間を倒してしまっていますね。
    ですが彼女たちにも彼女たちなりの事情があるのです。」

フィーネ「『正当防衛』っていう大義名分がね。」

ユリア「その上、既婚の魔物娘さんや恋人がいる人たちは、
    自分たちの平和のために命を駆けて戦うのです。」

ステラ「それに強くなっちゃうと逆に止めを刺さないで倒すって言うのは
    なかなか難しいのよね。大抵は相手の武器を落としたりだとか、
    体勢を崩しちゃうっていうのが定番ね。でも、武器だけ落とすって
    はっきりいってよほど腕に差がないと狙えないわ。」

フィーネ「そうだよね。生け捕りは殺すよりも難しいんだよ。」

エル「もきゅ。もきゅもきゅ。」

ユリア「あら、前置きが長くなりすぎたみたいですね。では質問に移りましょうか。」

フィーネ「じゃあまずはラジオネーム『ワトソンW.C.』さんからいただきました!」



ワトソンW.C.:カーターさんたちが仕えてる『帝国』の正式名称が知りたい



ステラ「本編では一貫して『帝国』のままよね。普通は『〜帝国』みたいな名前だけど
    やっぱ正式名称を決めてなかったとか………なんちゃって♪」

エル「…もきゅもきゅ。」

ユリア「はい、ステラさん正解です♪」

ステラ「うそぉ!?本当に決めてなかったの!?なんで?」

フィーネ「ぶっちゃけると、本編で都市が出て来ない国はそれほど重要じゃないから
     設定を後回しにしてたんだけど、なんだかんだで『帝国』の名称が
     一番しっくりくるから、結局そのまま『帝国』で通してるんだよね。」

ユリア「ですが現在ではきちんと設定は作ってありますのでご安心ください。」


・帝国……正式名称クールラギン帝国

・首都:キリオ 人口約185000人
 その他23都市を保有。総人口は120万人以上。

・女王グレーデナが統治。補佐に宰相と三柱臣がいる。

・国土の三分の一が山岳地帯。不毛の地が多い。



フィーネ「私達ユリス諸国同盟とは違って中央集権型の帝政なんだよ。」

ステラ「まるで銀○伝みたいね。」

エル「もきゅ。ももきゅもきゅ。」

ユリア「ええ、それ以上に帝国やユリス都市国家群がどうやってできたかも
    一応決めてあるらしいです。ですが、相当複雑な上に仮にも英雄の羽は
    人類と魔物娘たちの戦いを描いていますので、人間の都市の歴史は
    本編どころか外伝にすら登場させる予定はないそうです。
    正直どうでもいいことなので。」

ステラ「何気にひどい言いようね(汗
    ユリアさんってほんわかしてながら時々グサっとくること言うわね。」

ユリア「あら?そうでしょうか?気をつけないといけませんね。」

フィーネ「はい!じゃあ次のお便り!ラジオネーム『二匹の鹿』さんからいただきました!」



二匹の鹿:この世界であるクラス、ドラゴンライダーが乗っている騎竜は、
ドラゴンとは違う種族なのでしょうか?それともやはり魔物のドラゴンなのでしょうか?



ステラ「ドラゴンライダーっていわゆる飛竜に乗って戦う兵士のことよね。
    強くてかっこいい人気の高いユニットだと思うわ。」

フィーネ「ここでドラゴンライダー(飛竜兵)についてちょっとおさらいするよ。
     ドラゴンライダーはその名の通り飛竜に乗って戦う兵士のことで、
     騎士階級を持ってる人はドラゴンナイトって呼ばれるんだよ。性能は変わらないけどね。
     経験を積んだユニットはドラゴンマスターになっちゃいます。
     貴重な空戦ユニットで、どんな地形でもひとっ飛び!偵察や奇襲に最適なんだよ!
     それに攻撃力や防御力もそれなりに高くて、白兵戦でもガンガンいけちゃうよ!
     ただし弓矢や魔法に弱くって、とくに飛んでるところを撃ち落とされると最悪だね。
     あと、維持費や編成コストもかなり高いからお財布にもあまり優しくないかな?
     でも強いし便利だし何よりかっこいい飛竜兵は、どの軍も欲しくなっちゃうね。」

ユリア「ちなみに『竜騎兵(ドラグーン)』と表記しますと、
    馬上で銃を使う部隊のことになりますので、注意してくださいね。」

エル「ももきゅもきゅ。もきゅ。」

ユリア「エルさんが言うには、飛竜と魔物娘のドラゴンは別種…つまり
    飛竜はカテゴリとしては動物ですので、魔物ではないそうです。
    なのでこの質問に対する答えは『ドラゴンとは違う種族』が正解です。」

ステラ「へぇ〜、竜がみんな魔物ってわけじゃないのね。
    ちなみにファイ○ーエムブレ○だと、もう一つの飛行兵に
    『ペガサスナイト』っていうのがいたはずだけど、あれは?」

フィーネ「うーん、それなんだけどさ。ペガサスってもしかしたら魔物娘として
     これから登場する可能性があるの。だから迂闊に使えなくってさ。」

ユリア「ですから、人間が騎乗できるのは馬・飛竜・ラクダ・象…場合によっては牛くらいです。
    ペガサスやグリフォンといった幻想種は出て来ない予定です。」

ステラ「それは残念ね。あ、そう言えばFEのペガサスって女の子しか乗れないんだっけ?」

ユリア「ええ、なにやら5作目(聖戦の系譜)あたりからそのような設定がなされていますね。
    その上味方で仲間になるペガサスナイトはすべて女性ですし。」

ステラ「ってことはペガサスが魔物娘化したら、特徴は……百合!?」

フィーネ「ま、まっさか〜、そんなことはないと思う…たぶん。」

ステラ「そ、そうよね!じゃあ魔物じゃない以上は魔物娘化もせず、ずっと飛竜のままってことね。」

エル「もきゅう…」

ユリア「そうですね……と言いたいところですが。」

ステラ「どうかしたの?」

エル「もきゅ、もきゅもきゅ。」

ユリア「最近知ったことなのですが、この夏新たに刊行された魔物図鑑の設定の中に
    『動物も魔物娘に変化する』という項目があるそうです。」

フィーネ「だから場合によっては騎竜がある日突然魔物娘化しちゃって……
     みたいなこともありうるかもしれない。」

ステラ「それはまた…熱いわね!」

ユリア「それでは次のお便りをご紹介しましょう。
    ラジオネーム『比叡山延暦寺』さんからいただいています。」



比叡山延暦寺:『十字軍』という名称の割には宗教色があまり強くないのはなんで?



エル「もきゅもきゅきゅ、もきゅもきゅ。」

ユリア「世界史を少し習った人の中にも、同じことを思った方がいるのではないでしょうか…
    と、エルさんはおっしゃっています。」

ステラ「そういえばそうよね。歴史上の十字軍ってキリスト教を国教にしてた国々が
    イスラムから聖地エルサレムを奪還するために組織した多国籍軍だったはず。」

フィーネ「ステラちゃんって意外と歴史に詳しいんだね。」

ステラ「まあね♪そのころの時代ってなんか親近感がわくのよね。」

エル「もきゅ。もきゅもきゅ。」

ユリア「さて、ステラさんがおっしゃったように、十字軍は中世のキリスト教国騎士団による
    聖地奪還戦争です。今日でも様々なお話がありますが、成功したのは初めの一回
    だけで、あとは芳しい成果を上げていません。」

フィーネ「なにしろそのころの騎士たちって意外とおバカさん達でね、
     兵站…つまり兵糧や水の輸送を無視しがちだったらしいんだよね。
     だから物資が滞りがちで、なかなか先に進めなかったらしいの。」

ステラ「つまりみんな『神のご加護があるから心配ない』みたいなノリだったわけね…。」

エル「もきゅう。」

ユリア「日本人の方々だと理解に苦しむかもしれませんが……、宗教の力を侮ってはいけませんよ。
    何せ人間のすべての責任を神様に負わせているのですから。」

フィーネ「だから『神の聖戦』の名のもとに略奪や虐殺が絶えなかったんだって。
     前回話したと思うけど兵士のお給料は現地調達だからさ、
     一生懸命略奪しないと割に合わなかったみたいだよ。」

ステラ「でも、エルさん達の十字軍って略奪とかしてなさそうだし、
    逆に神様がどうとか聖戦がどうとかあんまり言わないわね。
    むしろ他のSSに出てくる教会騎士団とかのほうが宗教色が強いわよ。」

フィーネ「まーね。私たちの十字軍は一応エリスの中央教会が結成を呼び掛けたんだけど、
     目標はアルトリア奪還と交易路の確保だから、別に魔王を倒すとか
     魔物を一掃しようとは考えてないみたい。」

ユリア「ここで言うのもなんですが、宿利様のSS『Lost in blue』に出てきている
    敵の反魔物国家連合軍の方が、実際の十字軍のイメージに合致しています。」

エル「もきゅもきゅ、もきゅ。もきゅもきゅ。」

ユリア「もっと言いますと、参加している国ごとに参戦理由も異なりますので、
    一概に共通の目標があるとは言いにくいのです。
    中には『もっと遠くの土地を見てみたい』なんて理由で戦っている
    人もいるくらいなのですから。」

ステラ「う〜ん、だったらそもそも『十字軍』にする必要はなかったんじゃない?」

エル「もきゅ…」

ユリア「痛いところを突いてきますね。ええ、まさにその通りなのです。
    ですが、これは英雄の羽の初期構想に問題があったのです。」

ステラ「って言うと?」

フィーネ「本来ならにいさんは史実の十字軍に沿って戦ってアルトリアを奪還するっていう
     大まかな話だけだったし、教団の影響力ももっと大きなものになる予定だったんだけど、
     3話目まで連載したくらいから『もっといけるんじゃない?』って考えて、
     結局十字軍とは名ばかりの単なる多国籍軍になっちゃったんだ。」

ユリア「ですから初期構想での敗因…つまり後方の教団の乱命が成り立たなくなりそうでして。」

ステラ「あなたたちもう少し計画的にSS書いた方がいいんじゃないかしら?
    ただでさえすごく長くなりそうなのに…。」

エル「もきゅもきゅ…。」

ステラ「その頃は魔物娘の敵=教団の固定概念が強かったものですから。
    ですが、よくよく考えればそれにこだわる必要もないかなと。」

フィーネ「処女作って迷走しがちだよね。
     じゃあ次が最後!ラジオネーム『原洞ひれほ…』じゃなくて
    『原洞平幌』さんからいただきました!ラジオネーム読みにくい!」



原洞平幌:この世界の魔法は詠唱式?それとも魔法陣?



エル「もきゅもきゅ。」

ユリア「結論からいいますと、どちらでも可能です。お好みでどうぞ♪」

ステラ「私は基本的に魔法は詠唱ね。だって魔法陣なんてちっちゃくて書けないもん。
    それにいちいち地面に書くのも面倒だし。」

フィーネ「だよね。やっぱみんな基本的には詠唱魔法を使うよ。私は魔法使えないけど、
     ユリアお姉ちゃんも詠唱魔法なんだよね。」

ユリア「ですがたまには魔法陣…というより印を結んで魔法を発動することもありますよ。」

ステラ「ユリアさんはどんな魔法が得意なの?私は冒頭でも言った通り雷属性が得意なの。
    結構お手軽だし、攻撃速度が速くて便利よ。」

ユリア「私はエンジェルですので主に光の力を使った攻撃や回復魔法が主になります。
    また、本来エンジェルは仕えている神の力なしでは魔法を使えませんが、
    努力に努力を重ねれば自分の力だけで魔法を操ることも可能です。」

フィーネ「そこもまたちょっと図鑑世界の設定と異なるよね。」

ステラ「じゃあさ、ファーリルさんがセプテントリオンを撃った時には魔法陣書いてたけど
    ファーリルさんは魔法陣派なのかしら?」

フィーネ「ファーリルさんも基本的には詠唱派だよ。ただしセプテントリオンみたいに
     すっごい呪文詠唱が長い時は魔法陣を書いた方が何回も使えて便利だよ。」

エル「もーきゅもきゅ、もきゅきゅう。」

ユリア「それ以外にも、魔法陣はその地の魔力を使用して魔法を発動しますので、
    使用者への魔力負担が軽いのも特徴です。なのでファーリルさんは
    疲れすぎて指揮が出来なくならないように魔力を節約しているようです。」

ステラ「へー、そんな使い分けの仕方があったんだ。初めて知ったわ。」

フィーネ「でも結局、魔法陣を書いたらその場で固定されちゃうから、
     動きながら魔法を使うことが出来ないんだよね。だからみんな詠唱に頼るんだ。」

ステラ「確かに魔法陣書いてる途中で敵に襲われたら元も子もないわね。
    あと、詠唱や魔法陣以外にもなにか特別な魔法とかないの?」

エル「もきゅもきゅ。」

ユリア「代表的なのはルーン魔法ですね。あらかじめルーン文字を発動場所に刻んで、
    使用する際に即座に放つことが出来ます。ただし、武器に刻む場合
    ルーン魔法を使用した分だけ耐久度が落ちてしまいます。
    これは武器強化のルーンとは別物ですので、注意が必要です。」

フィーネ「中にはいざという時に備えて自分の身体にルーンを刻んで、
     身体を犠牲にして魔法を発動するなんていう人もいるよ。」

ステラ「さすがにそこまではやりたくないわね…。それってもはや自爆じゃない!」

ユリア「また魔物娘であれば本来備えている能力によって魔法を発動できます。
    サキュバスの誘惑魔法やメデューサの石化魔法などがこれにあたります。」

ステラ「いいわよねー彼女たちは。個性になる魔法持ってるなんて……」

フィーネ「ピクシーの持つ小人化魔法もけっこう個性的だと思うけどね。」

ステラ「あら、そうかしら!そう言ってくれると嬉しいわ!」

エル「もきゅもきゅ。もきゅもきゅ。」

ユリア「それに、精霊の力を駆使する『精霊術』も有名ですね。
    こちらは魔力消費も少なく、即座に魔法を行使できますが、発動が精霊さん頼みなので
    精霊さんたちが力を貸してくれないと魔法を使うことが出来ないのです。」

フィーネ「精霊とのスキンシップは必須だね!」

ステラ「いちゃつけばいちゃつくほど強い魔法ってわけね。」

フィーネ「まあその他にも召還魔法もあったんだけど、あまり使う人はいないよ。
     不安定だし、難しいし…それに最近では召還したらそのまま
     召還した魔物娘と結婚しちゃいましたなんていう事例もあるんだって。」

ステラ「あらま。」

ユリア「あとはジパングの『陰陽術』や伝説の魔法と言われています『竜術』もありますが、
    本編にはあまりかかわってこないのでここでは省略させてもらいます。」

ステラ「そう言えばもう一つ気が付いたんだけど、本編で錬金術師さんがちらっと出てたよね。
    錬金術も魔法の内に入るのかしら?」

フィーネ「うーん、あれは科学の力で戦ってるから厳密には魔法じゃないんだよね。
     でもやっぱり攻撃方法的に魔法に似てるのかな?
     ちなみに錬金術は魔力は消費しないけどお金を消費します。」

ステラ「それはまたえらく現実的ね…。」



フィーネ「じゃ、今回の『探究の羽』はここまで!」

ステラ「このコーナーって本当に真面目一辺倒なのね。
    私なんか突っ込んでばっかりいたような気がするんだけど。」

エル「もきゅ。」

ユリア「一つくらいは真面目なコーナーがありませんと。ラジオは成り立ちませんよ。」

フィーネ「私達の作者はとてもSS講座なんてできる技能はないからね。
     だからこうやってみんなでワイワイ楽しめるラジオを目指してます!
     そんなわけで、以上『探求の羽』でした!」




ユリア「では、ここで一旦休憩をはさみます。
    後編からは『RNGで遊ぼう』のコーナーが始まりますよ♪」

ステラ「休憩ね……、じゃあ休憩中はこのエル羊をおもいっきりもふもふしてよっと♪」

エル「も…もきゅ!?」

ステラ「ひゃっはー!モフモフモコモコだー!」

ユリア「な!?エルさんは渡しませんよ!」

ステラ「やーだー!私もモフモフするのー!」

エル「もきゅう!もきゅもきゅもきゅきゅ!もきゅー!」


フィーネ(にいさん…ガンバ!)



後編に続きます。

11/09/28 13:50更新 / バーソロミュ
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■作者メッセージ
英雄の羽の世界観 補足


ミーティア「やっほー!またしても参上、ミーティアでーす!
      さっきはステラさんたちに大まかな世界観を語りつくしてもらったけど、
      もっと知りたいなって思う物好きな人は、ついでにみていってね!」


図鑑世界とは少し違うところ

・現実年代的には西暦400年程度。ただし文明の発達は1100年ぐらい。

・基本的にユリスの人々は多神教(信仰対象が主神だけとは限らない)

・一般市民でも、魔物についての知識はある程度ある。

・異言語が存在する。

・『魔物の血を引く人間』が存在する。



ミーティア「特に問題になるのが下の二つかな?これについてはまたいつか
      探求の羽でやるかもしれないけど、実は物語の根幹に
      大きくかかわってくるものらしいの。
      あと、私達要請が魔物と認識されてないっていうのも特徴かな?」


ユリスと言う地域

・ユリスのある大陸の名称は未定。そもそも大陸の概念がないので名前をつけられない。

・魔王の居城のある魔界の中心からかなり離れた地域にある。
 これは、エルが起こした大戦争が図鑑世界に影響を及ぼさないようにするため。
 (結局、十字軍そのものは辺境民族の起こした大戦争程度のもの)

・国家が都市単位で存在する。

・ユリスでは勇者が生まれない。

・女性対男性の比率が1.5:1 … つまり男性一人に対して女性1.5人



ミーティア「ユリスで勇者が生まれないのは……そもそも滅亡しちゃった
      アルトリア王国に原因があるんだけどね。
      でも、上に書いたこと以外は図鑑世界の設定に忠実にしてるよ。」

フェルリ「あたりまえなのです。」

ミーティア「どわー!フェルリさん、こんにちわ!」

フェルリ「今の『どわー!』はなんなのですか?まあいいのです。
     最近またタブの変更があったのを諸君は知っているですか?」

ミーティア「あ、そうそう!なんか『レスカティエ』の項目が増えたよね!」

フェルリ「作者はレスカティエについて書く予定はないそうなのですが、
     それはこの際どっちでもいいのです。問題は、世界観から
     『魔法世界(中世)』と『私の世界(年代不明)』が消えたことなのです。」

ミーティア「うーん、つまりこれから先は図鑑世界からあまりはみ出た世界観設定は
      自重したほうがいいってことかな?」

フェルリ「恐らくはそう言うことなのです。ですが、そもそもこのサイトは
     健康クロス様から場を借りているのです。ですから、その世界観を尊重するのは
     あたりまえのことなのです。」

ミーティア「むぅ…これからも気をつけて行かなきゃいけないね!」

フェルリ「なので、もし世界観で拙いものがあると思ったら気軽に教えてほしいのです。」

ミーティア「ご意見お待ちしてまーす!」

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