欲求
私は森の中を彷徨っていた。
薬草を取りに潜り込んだのが最初だ。
そこから段段、鬱蒼としてくる森の表情に戸惑いつつも、早く見つけて帰宅しなければならないと勇気を出して歩き進めていた。
日が当たらないため、じめじめとしていて地面に足が取られ易く、靴が抜けそうなほどだ。
そんな時、ふと足元に目をやると、木の葉が地面のこぶに乗ったままこちらにやって来るのを見た。
泥をかき分けて落ち葉が迫ってくる姿は異常で、心臓のバクバクが止まらなかった。
逼迫した状況の中、それはついに姿を現した。
「うわぁ‼」
泥から這い上がって来た“それ”は、飛び出した勢いで私を押し倒して、全身に覆い被さる。
ヌメヌメとしてじっとりとした肌触り、光り輝く結晶、溶けた身体。
これは正しく魔物である。
私は跨がれたままのため、魔物から噴き出す体液がドロドロと顔に垂れ落ちてきて、その度に視界や口を塞がれた。
しかし、その体はヒンヤリとしているので、乳首や耳などに掛かる毎に股間が跳ね上がり、悶々とした感情が脳みそへと迫り上がって来て、鼻息が荒々しくなってくるのを感じた。
背中は不安定なドロのベッドで、前身は不確定な身体をした変温性のモヤモヤする肉体を持つ魔物に胴体を包まれているため、どこからが境目で、どこから逃げ出せるか見当もつかない。
もはや隠すつもりもないチンポが執拗に主張し始め、魔物の身体に押し返されながらそれの秘部へと必死になって入ろうとしている。
私は何を考えているのだろうか。
魔物と交合するなんてどうかしている。
そうは思いつつも、やはり欲望には中々勝てないのが人間のサガというもので、魔物がゆっくりと身体を足の方へとずらし、ズボンを脱がすその手を拒むことは出来なかった。
だが、憚るつもりがなくても、意識に反して愚息は反り返り、ズボンに引っかかって中々下げられない。
魔物は顔をあそこに近づけ、おっとりとした表情をしながらも興味深そうに顔を赤らめて、今か今かと待ちわびる獣の弋猟のように、心の炯眼で待ちわびている。
何とも言えない面貌に思わず肉棒が振れて、ズボンが下がるのと同時に魔物の頬を怒張したチン棒が殴り抜けた。
頬までも蕩けて柔らかい魔物は、その逞しさに恍惚とした笑みにも似た表情を浮かべて、舌なめずりをした。
その瞬間、背筋に電撃が走る。
そのイヤらしい顔に一筋の唾液らしい液体が垂れたのだ。
その妖艶な表情といい、形をとどめていないが為にだらしなさがよく伝わる、熟れた人間の女性のような包容力がまた、その艶っぽさを醸し出していた。
魔物はジーッ、と眺め続けたままで、一向に何もしてこない。
私はそれを意識しだした途端、急にじれったさを覚え始めたが、どうも上体を起こせない。
肩に違和感があり、急に顔を上げると不意に唇を奪われた。
「ん〜っ!」
窒息するのではないだろうか、という不安を抱きながら、歯の裏側を舐められたり舌を吸われたりして気分が最高潮に達すると、股間で待ち構えていた魔物がオチンポを咥え出して、気持ち良さが上限を突破してしまい、何も考えられないくらい沸騰した頭では、ただ、魔物にされるがままである。
口に溜め込まれた唾液によって、チンコがふやかされると、私は息子が溶けてしまったかのような勘違いを起こしてしまい、接吻が終わるのと同時に思わず下を確認してしまう程であった。
不意打ちによって、頭上で構えていた何かが確認できていなかったが、改めて見てみるとそれは、同種族であろう魔物であった。
いや、全く同じ容姿をした同じ魔物で、何から何まで一緒だ。
それに気づいた次の瞬間、異様な興奮を覚えた。
全身を凌辱される快感に目覚めたのかもしれない。
しかし、それを差し引いても、魔物のフェラは凄まじいものだった。
「ジュルルジュルジュル…ジュッポジュッポ…ヴュッ‼‼……ズロロロロッ‼‼」
激しいバキュームフェラによって、陰茎が根元から抜き取られてしまう錯覚をしてしまいそうなくらい激しく揺さぶられ、小さく喘がされた。
静寂を破って森に響き渡る爆音は、頭の上にいる魔物の分身以外に聞かれていないと思うと、余計に意識してしまって、私のオス肉は一回り大きく膨れ上がって、尿道に堰が出来たのを感じ、もうすぐ、その湛えられた多くの子種が出口を求めて放出される事を脳内で漠然と再生された。
それを察知したフェラをしている魔物は、急にその動きを緩めて、荏苒と時が流れるように感じる。
ところがゆっくりにされたにも関わらず、その快楽に負けてしまった私は小さな力に抗えず、敗北感を感じながら射精をさせられた。
脱力感のある射精に、男としての沽券を奪われてしまったかのような消失感を植え付けられて、もはやこれは私がメスであるかもしれないという倒錯した考えを生ませていた。
射精と共に何かが出て行ってしまったのだろうか。
惚けてしまって締まりがなくなっているであろう私へ、追い打ちをかけるようにお掃除フェラを始めた下半身の魔物を退けようとすると、頭の魔物が急に動き出して、ゆっくりと顔の上へと腰を下ろした。
顔いっぱいに広がった魔物の身体は、濡れタオルのようなリラックス感がありながらも、肉壺にでも飲み込まれたような安心感が上半身を襲い、私の身体に顕著な変化が訪れた。
上半身は丸呑み状態、下半身はぬるま湯に浸かった状態で、まるで全身を性感帯にされた気分になりつつ身体が痙攣を起こし、ビクビクと震えだしたのだ。
「うっ…うっ…うっ♥」
今までに体験したこのない事に不安を持って、外側と内側から力を掛けられたため、身体が堪えきれなかったのかもしれない。
私はこのまま責められ続けるのも癪だと思い、反撃に出ることにした。
密着した魔物の肌を開口する動作で間隙を作り、そこで舌を前方の壁に這わせて、蜜の滴る甘い入り口を探る。
魔物はこれに同調して、腰をくねらせて挑発してくるものだから、私はその挑戦を受け取って魔唇に突き刺した。
群をなして寄せ集められた肉の粒が舌を引っ張り上げて、スルスルと先っぽが侵入していくではないか。
締め上げられて潰され、揉みくちゃにされる舌先はされるがまま。
こうなればヤケだ、と蜜壺をかき混ぜてやった。
すると、だらしなく垂れた肉塊の向こう側から形容のしがたい喘ぎ声と甘い吐息が漏れ伝わってくるではないか。
優越感を感じた私は、桃源郷を見ることを恐れた魔物が私の頭に手を置いて止めるように催促してくるので止めてやった。
動かなくなって舌を取り下げてしまったので、魔物は息を荒げながら大きな手で私の頭を前後に揺さぶって達しようとする。
私はそれに呼応する形で花びらを一枚一枚丁寧に舐め上げ、吐息を掛けた。
跳ね上がる肉体。
その恵体は、花が萎れるように体を仰け反らせて倒れこんだ。
頭の魔物がイった事により視界が広がり、マラを咥え込む魔物に目を向ける事が出来るようになったが、既に掃除を終えていた。
事は進み、その巨大な手でチンチンを握りしめ、私に跨りながら的に狙いをつけているところであった。
不気味な笑みを浮かべている。
「ちょっと待って……あっ。……ああぁ♥」
真っ赤に膨れ上がった亀頭は、つゆだくになった肉枕に沈み込み、腰が徐々に落とされるごとに姿が見えなくなって、そこに集まった敏感な神経のみでしか感じる事が出来ない。
千尋に差し掛かると抵抗感もないまま降りてきて、根元までズップしと入ってしまった。
繋がった瞬間、私の肯綮部分にヒビが入って、身体に新しい養分が駆け巡りだした。
「ぇあっ♥♥♥」
私は魔物と一緒にシャングリラへとやって来てしまった。
しかし、快感に浸る余韻を許さない激しい追撃によって現実に引き戻される事になる。
尻肉が波を打ち、滅多打ち。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン。
音が途切れずになり続け、夢見心地だった私には涙を浮かべて喘ぐ事しか出来なくなるのだった。
「はぁっ……♥あっ♥いっ♥うぅっ♥えへぇ……♥おっ…♥お゛っ♥」
カリの引っ掛かりを無視した激しい腰ふりによって、その快楽は何十倍にも膨れ上がって、気が付けば膨張しきった肉欲の塊には血管が浮かび上がり、精液搾取ヒダによって持ち上げられたり、撫でつけられながら魔物の絶頂に貢献しようとしていた。
ミチュッミチュッと音を立てる。
ズリュリュリュッ、ズプッ♥
ズロロロロロロロロロロッ♥
ボフッ♥ニチュッ♥
スーーッ、ポッ♥
ニュルルルルルルルルルッ♥
ボップッ♥ボップッ♥
情熱的に急き立てられて、放出せざるを得なかった。
私はこれが最後、とばかりに力いっぱい膣内にぶちまけてやった。
魔物はその射精と同時に活動を止めて、マンコをチンコから切り離した。
ドロドロと濃い精液は、アワビの唾液のように流れ出して来て、重力を無視したように途中で停止し、ふっとい糸を引きながら固形のまま落っこちた。
恥じらいもなく性器を見せつけてくる魔物のそれからは、離れたところにありながらも臭気が漂ってくるようで、マンカスまでくっきりと見えるほどイヤらしい。
満足したのか、魔物は花園を仕舞うと、今度は優しい母のような温かい目でこちらを見つめながら、笑みを浮かべて手コキをし出した。
元から湿った手による手淫は絶品で、味わう全ての男性に合わせながらするであろうそれは、気持ちのいいポイントを押さえた新境地である。
お尻の方で何かがムズムズと蠢くと、急にアヌスのシワを几帳面に舐め上げる何かが現れた。
多分、魔物の身体の一部であろう。
触手っぽい何かが、肛門をまさぐる。
「ひやぁっ‼」
それはじっとりと染み込むようにして菊門を侵し、大腸の粘膜に浸透する。
冷水を流し込まれたかと思うくらいに冷え切ったそれは、うねりながらイく場所を捏ね繰り回し、的確にポイントを押さえてきている。
その影響でビンビンになった私のイチモツを再び下の大口で包み込むものかと思ったら、いつの間にか増えていた魔物によって三匹になった。
イき倒れていた魔物は、私の背後から春のツクシのように現れて、椅子に凭れ掛からせる体勢で拘束され、残り二匹はダブルアヘアへスーパー尻コキの体勢を取って待ち構えている。
「ぐっ……。やめてくれぇ…」
力ない声で否定する私。
二匹はまるで一人で二役でもやっているのではないか、と勘繰ってしまうくらいに息の合ったスタンピングが始まった。
魔物の親玉に犯されているみたいな重量が与える心地よさというものは、一人を単純に二倍した感覚であり、一杯いっぱいになっていた私を更に高めて、魔物たち専用のオチンポ様に作り替えられているようだ。
目の前で肉朶が波打って寄せ返し、愛液は金糸を引いては織り込まれて。
マン肉が恋しくなる事もないまま、私は絶頂した。
間抜けに舌を出しながらエビ反りになった。
もはや、魔物から逃げ出すことは不可能なのだろう。
「おぅ♥」
昇り龍が身体から抜け出る瞬間を味わった。
しかし、魔物がそれだけで允許するはずもなく、数が倍の六匹になったところで新しい事を始めた。
それは、私を束縛している魔物が目を隠し、誰のモノが一番かを選ばせるゲームだ。
一番目。
ブラシのようにきめ細かいヒダが磨き上げるようにピストン運動を繰り返している中に膣圧の緩急があって、搾ることに特化している。
液体が外へと押し出される音以外は聞こえてこない。
打擲する音にも似た、真っ直ぐな音がする。
吐息はゆったりとして甘い。
私の身体に抱き着きながら、腰だけを叩きつけているのだろう。
身体に豊かな膨らみが当たっている。
唾液を噛む音も混じって伝わる。
二番目。
魔物の乳房が私の唇に当たっている。
いや、これは当てているのだろう。
立派に隆起した乳頭を赤ん坊のようにしゃぶり、空いた手でもう一房を弄び始めると、痛いくらいに腫れあがったポコチンをシゴきはじめて、言葉で言い表せない言語で囁き出した。
言葉が通じていないはずが、伝播する感情。
股間から涙が溢れて止まらなくなり、ついつい我慢が出来ずに射精。
この時、何番目かにかき混ぜ肉棒をビンタされた。
三番目。
今度は、一番目とあまり変わらない体位を取ると、身体同士をキレイに重ね合わせ、心で繋がろうとしてきたのだ。
子宮でキスをして、イヤらしいお口を使って会話をする。
チンポが跳ねれば優しく包み込み、萎み出したらキツく締め上げる。
最初の内はこのまま耐え忍び、逃げ出すことすら考えていたが、あまりにも長い間、繋がっていた部分は極限まで神経を研ぎ澄まされ、余裕がなくなって来た。
あろうことか、堪え性のない駄目チンポはダメ押しの子宮キッスで爆発し、幸せに四散した。
幸せそうな溜め息が聞こえると、また、私のフニャフニャの粗チンを誰かがはたいた。
四番目。
絹糸のような髪を牡肉に巻き付け、スライムのようなおっぱいにサンドすると、すぼめた口で咥え込み、口内で長い舌を使って奉仕を開始した。
舌技は名器のように素晴らしい締め付けだったが、愛液と唾液では成分が違うからなのか、その中はチンポ洗浄機としての性能が現れており、今までの精液を全て洗い流して清潔にされてしまった。
だが、あまりにもテクニシャンだったため、その妙技に耐えられずに素直に射精すると全てを受け止め、耳元でごっくんをした。
もちろん、お掃除フェラ付きだ。
五番目。
どうやってここまで出せてこれたのか不思議なくらい吐精していたが、ここで撃ち止めらしく、どんな性技を掛けられても勃ちもしない。
そんな時、目隠しが外れた。
「ああ…これでやっと…」
そう思った矢先に視界ジャックをされ、何十匹という魔物の群れに集られて、私の口を目掛けて一斉に唾液を垂らし出し、口から零れるようならば口吻で蓋をして飲み込むのを待つ。
すると忽ち、餌付け棒が立ち上がり、かっこいい起立を見せた。
魔物たちはそれを見て大興奮。
顔にマンコを擦りつけられ、腕や手をオモチャにして弄り、ヘソや耳、食べ物の出口やらに舌を突っ込み、アソコや髪の毛、足の指などのしゃぶれる場所は全て隙間なく舐め取られる。
くちゅくちゅ♥♥
パンパンパン♥♥
アンアンアン♥♥
毎日毎日、魔物たちが集めてきた食料を魔物たちを介してでしか食べられない私は、これを最初から望んでいたのかもしれない。
死なないし、運動になって好きなことをし続けられるし。
毎日、知り合いも魔物と遊んで帰るし、村も魔物たちと共存しだしたし。
薬草を取りに潜り込んだのが最初だ。
そこから段段、鬱蒼としてくる森の表情に戸惑いつつも、早く見つけて帰宅しなければならないと勇気を出して歩き進めていた。
日が当たらないため、じめじめとしていて地面に足が取られ易く、靴が抜けそうなほどだ。
そんな時、ふと足元に目をやると、木の葉が地面のこぶに乗ったままこちらにやって来るのを見た。
泥をかき分けて落ち葉が迫ってくる姿は異常で、心臓のバクバクが止まらなかった。
逼迫した状況の中、それはついに姿を現した。
「うわぁ‼」
泥から這い上がって来た“それ”は、飛び出した勢いで私を押し倒して、全身に覆い被さる。
ヌメヌメとしてじっとりとした肌触り、光り輝く結晶、溶けた身体。
これは正しく魔物である。
私は跨がれたままのため、魔物から噴き出す体液がドロドロと顔に垂れ落ちてきて、その度に視界や口を塞がれた。
しかし、その体はヒンヤリとしているので、乳首や耳などに掛かる毎に股間が跳ね上がり、悶々とした感情が脳みそへと迫り上がって来て、鼻息が荒々しくなってくるのを感じた。
背中は不安定なドロのベッドで、前身は不確定な身体をした変温性のモヤモヤする肉体を持つ魔物に胴体を包まれているため、どこからが境目で、どこから逃げ出せるか見当もつかない。
もはや隠すつもりもないチンポが執拗に主張し始め、魔物の身体に押し返されながらそれの秘部へと必死になって入ろうとしている。
私は何を考えているのだろうか。
魔物と交合するなんてどうかしている。
そうは思いつつも、やはり欲望には中々勝てないのが人間のサガというもので、魔物がゆっくりと身体を足の方へとずらし、ズボンを脱がすその手を拒むことは出来なかった。
だが、憚るつもりがなくても、意識に反して愚息は反り返り、ズボンに引っかかって中々下げられない。
魔物は顔をあそこに近づけ、おっとりとした表情をしながらも興味深そうに顔を赤らめて、今か今かと待ちわびる獣の弋猟のように、心の炯眼で待ちわびている。
何とも言えない面貌に思わず肉棒が振れて、ズボンが下がるのと同時に魔物の頬を怒張したチン棒が殴り抜けた。
頬までも蕩けて柔らかい魔物は、その逞しさに恍惚とした笑みにも似た表情を浮かべて、舌なめずりをした。
その瞬間、背筋に電撃が走る。
そのイヤらしい顔に一筋の唾液らしい液体が垂れたのだ。
その妖艶な表情といい、形をとどめていないが為にだらしなさがよく伝わる、熟れた人間の女性のような包容力がまた、その艶っぽさを醸し出していた。
魔物はジーッ、と眺め続けたままで、一向に何もしてこない。
私はそれを意識しだした途端、急にじれったさを覚え始めたが、どうも上体を起こせない。
肩に違和感があり、急に顔を上げると不意に唇を奪われた。
「ん〜っ!」
窒息するのではないだろうか、という不安を抱きながら、歯の裏側を舐められたり舌を吸われたりして気分が最高潮に達すると、股間で待ち構えていた魔物がオチンポを咥え出して、気持ち良さが上限を突破してしまい、何も考えられないくらい沸騰した頭では、ただ、魔物にされるがままである。
口に溜め込まれた唾液によって、チンコがふやかされると、私は息子が溶けてしまったかのような勘違いを起こしてしまい、接吻が終わるのと同時に思わず下を確認してしまう程であった。
不意打ちによって、頭上で構えていた何かが確認できていなかったが、改めて見てみるとそれは、同種族であろう魔物であった。
いや、全く同じ容姿をした同じ魔物で、何から何まで一緒だ。
それに気づいた次の瞬間、異様な興奮を覚えた。
全身を凌辱される快感に目覚めたのかもしれない。
しかし、それを差し引いても、魔物のフェラは凄まじいものだった。
「ジュルルジュルジュル…ジュッポジュッポ…ヴュッ‼‼……ズロロロロッ‼‼」
激しいバキュームフェラによって、陰茎が根元から抜き取られてしまう錯覚をしてしまいそうなくらい激しく揺さぶられ、小さく喘がされた。
静寂を破って森に響き渡る爆音は、頭の上にいる魔物の分身以外に聞かれていないと思うと、余計に意識してしまって、私のオス肉は一回り大きく膨れ上がって、尿道に堰が出来たのを感じ、もうすぐ、その湛えられた多くの子種が出口を求めて放出される事を脳内で漠然と再生された。
それを察知したフェラをしている魔物は、急にその動きを緩めて、荏苒と時が流れるように感じる。
ところがゆっくりにされたにも関わらず、その快楽に負けてしまった私は小さな力に抗えず、敗北感を感じながら射精をさせられた。
脱力感のある射精に、男としての沽券を奪われてしまったかのような消失感を植え付けられて、もはやこれは私がメスであるかもしれないという倒錯した考えを生ませていた。
射精と共に何かが出て行ってしまったのだろうか。
惚けてしまって締まりがなくなっているであろう私へ、追い打ちをかけるようにお掃除フェラを始めた下半身の魔物を退けようとすると、頭の魔物が急に動き出して、ゆっくりと顔の上へと腰を下ろした。
顔いっぱいに広がった魔物の身体は、濡れタオルのようなリラックス感がありながらも、肉壺にでも飲み込まれたような安心感が上半身を襲い、私の身体に顕著な変化が訪れた。
上半身は丸呑み状態、下半身はぬるま湯に浸かった状態で、まるで全身を性感帯にされた気分になりつつ身体が痙攣を起こし、ビクビクと震えだしたのだ。
「うっ…うっ…うっ♥」
今までに体験したこのない事に不安を持って、外側と内側から力を掛けられたため、身体が堪えきれなかったのかもしれない。
私はこのまま責められ続けるのも癪だと思い、反撃に出ることにした。
密着した魔物の肌を開口する動作で間隙を作り、そこで舌を前方の壁に這わせて、蜜の滴る甘い入り口を探る。
魔物はこれに同調して、腰をくねらせて挑発してくるものだから、私はその挑戦を受け取って魔唇に突き刺した。
群をなして寄せ集められた肉の粒が舌を引っ張り上げて、スルスルと先っぽが侵入していくではないか。
締め上げられて潰され、揉みくちゃにされる舌先はされるがまま。
こうなればヤケだ、と蜜壺をかき混ぜてやった。
すると、だらしなく垂れた肉塊の向こう側から形容のしがたい喘ぎ声と甘い吐息が漏れ伝わってくるではないか。
優越感を感じた私は、桃源郷を見ることを恐れた魔物が私の頭に手を置いて止めるように催促してくるので止めてやった。
動かなくなって舌を取り下げてしまったので、魔物は息を荒げながら大きな手で私の頭を前後に揺さぶって達しようとする。
私はそれに呼応する形で花びらを一枚一枚丁寧に舐め上げ、吐息を掛けた。
跳ね上がる肉体。
その恵体は、花が萎れるように体を仰け反らせて倒れこんだ。
頭の魔物がイった事により視界が広がり、マラを咥え込む魔物に目を向ける事が出来るようになったが、既に掃除を終えていた。
事は進み、その巨大な手でチンチンを握りしめ、私に跨りながら的に狙いをつけているところであった。
不気味な笑みを浮かべている。
「ちょっと待って……あっ。……ああぁ♥」
真っ赤に膨れ上がった亀頭は、つゆだくになった肉枕に沈み込み、腰が徐々に落とされるごとに姿が見えなくなって、そこに集まった敏感な神経のみでしか感じる事が出来ない。
千尋に差し掛かると抵抗感もないまま降りてきて、根元までズップしと入ってしまった。
繋がった瞬間、私の肯綮部分にヒビが入って、身体に新しい養分が駆け巡りだした。
「ぇあっ♥♥♥」
私は魔物と一緒にシャングリラへとやって来てしまった。
しかし、快感に浸る余韻を許さない激しい追撃によって現実に引き戻される事になる。
尻肉が波を打ち、滅多打ち。
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン。
音が途切れずになり続け、夢見心地だった私には涙を浮かべて喘ぐ事しか出来なくなるのだった。
「はぁっ……♥あっ♥いっ♥うぅっ♥えへぇ……♥おっ…♥お゛っ♥」
カリの引っ掛かりを無視した激しい腰ふりによって、その快楽は何十倍にも膨れ上がって、気が付けば膨張しきった肉欲の塊には血管が浮かび上がり、精液搾取ヒダによって持ち上げられたり、撫でつけられながら魔物の絶頂に貢献しようとしていた。
ミチュッミチュッと音を立てる。
ズリュリュリュッ、ズプッ♥
ズロロロロロロロロロロッ♥
ボフッ♥ニチュッ♥
スーーッ、ポッ♥
ニュルルルルルルルルルッ♥
ボップッ♥ボップッ♥
情熱的に急き立てられて、放出せざるを得なかった。
私はこれが最後、とばかりに力いっぱい膣内にぶちまけてやった。
魔物はその射精と同時に活動を止めて、マンコをチンコから切り離した。
ドロドロと濃い精液は、アワビの唾液のように流れ出して来て、重力を無視したように途中で停止し、ふっとい糸を引きながら固形のまま落っこちた。
恥じらいもなく性器を見せつけてくる魔物のそれからは、離れたところにありながらも臭気が漂ってくるようで、マンカスまでくっきりと見えるほどイヤらしい。
満足したのか、魔物は花園を仕舞うと、今度は優しい母のような温かい目でこちらを見つめながら、笑みを浮かべて手コキをし出した。
元から湿った手による手淫は絶品で、味わう全ての男性に合わせながらするであろうそれは、気持ちのいいポイントを押さえた新境地である。
お尻の方で何かがムズムズと蠢くと、急にアヌスのシワを几帳面に舐め上げる何かが現れた。
多分、魔物の身体の一部であろう。
触手っぽい何かが、肛門をまさぐる。
「ひやぁっ‼」
それはじっとりと染み込むようにして菊門を侵し、大腸の粘膜に浸透する。
冷水を流し込まれたかと思うくらいに冷え切ったそれは、うねりながらイく場所を捏ね繰り回し、的確にポイントを押さえてきている。
その影響でビンビンになった私のイチモツを再び下の大口で包み込むものかと思ったら、いつの間にか増えていた魔物によって三匹になった。
イき倒れていた魔物は、私の背後から春のツクシのように現れて、椅子に凭れ掛からせる体勢で拘束され、残り二匹はダブルアヘアへスーパー尻コキの体勢を取って待ち構えている。
「ぐっ……。やめてくれぇ…」
力ない声で否定する私。
二匹はまるで一人で二役でもやっているのではないか、と勘繰ってしまうくらいに息の合ったスタンピングが始まった。
魔物の親玉に犯されているみたいな重量が与える心地よさというものは、一人を単純に二倍した感覚であり、一杯いっぱいになっていた私を更に高めて、魔物たち専用のオチンポ様に作り替えられているようだ。
目の前で肉朶が波打って寄せ返し、愛液は金糸を引いては織り込まれて。
マン肉が恋しくなる事もないまま、私は絶頂した。
間抜けに舌を出しながらエビ反りになった。
もはや、魔物から逃げ出すことは不可能なのだろう。
「おぅ♥」
昇り龍が身体から抜け出る瞬間を味わった。
しかし、魔物がそれだけで允許するはずもなく、数が倍の六匹になったところで新しい事を始めた。
それは、私を束縛している魔物が目を隠し、誰のモノが一番かを選ばせるゲームだ。
一番目。
ブラシのようにきめ細かいヒダが磨き上げるようにピストン運動を繰り返している中に膣圧の緩急があって、搾ることに特化している。
液体が外へと押し出される音以外は聞こえてこない。
打擲する音にも似た、真っ直ぐな音がする。
吐息はゆったりとして甘い。
私の身体に抱き着きながら、腰だけを叩きつけているのだろう。
身体に豊かな膨らみが当たっている。
唾液を噛む音も混じって伝わる。
二番目。
魔物の乳房が私の唇に当たっている。
いや、これは当てているのだろう。
立派に隆起した乳頭を赤ん坊のようにしゃぶり、空いた手でもう一房を弄び始めると、痛いくらいに腫れあがったポコチンをシゴきはじめて、言葉で言い表せない言語で囁き出した。
言葉が通じていないはずが、伝播する感情。
股間から涙が溢れて止まらなくなり、ついつい我慢が出来ずに射精。
この時、何番目かにかき混ぜ肉棒をビンタされた。
三番目。
今度は、一番目とあまり変わらない体位を取ると、身体同士をキレイに重ね合わせ、心で繋がろうとしてきたのだ。
子宮でキスをして、イヤらしいお口を使って会話をする。
チンポが跳ねれば優しく包み込み、萎み出したらキツく締め上げる。
最初の内はこのまま耐え忍び、逃げ出すことすら考えていたが、あまりにも長い間、繋がっていた部分は極限まで神経を研ぎ澄まされ、余裕がなくなって来た。
あろうことか、堪え性のない駄目チンポはダメ押しの子宮キッスで爆発し、幸せに四散した。
幸せそうな溜め息が聞こえると、また、私のフニャフニャの粗チンを誰かがはたいた。
四番目。
絹糸のような髪を牡肉に巻き付け、スライムのようなおっぱいにサンドすると、すぼめた口で咥え込み、口内で長い舌を使って奉仕を開始した。
舌技は名器のように素晴らしい締め付けだったが、愛液と唾液では成分が違うからなのか、その中はチンポ洗浄機としての性能が現れており、今までの精液を全て洗い流して清潔にされてしまった。
だが、あまりにもテクニシャンだったため、その妙技に耐えられずに素直に射精すると全てを受け止め、耳元でごっくんをした。
もちろん、お掃除フェラ付きだ。
五番目。
どうやってここまで出せてこれたのか不思議なくらい吐精していたが、ここで撃ち止めらしく、どんな性技を掛けられても勃ちもしない。
そんな時、目隠しが外れた。
「ああ…これでやっと…」
そう思った矢先に視界ジャックをされ、何十匹という魔物の群れに集られて、私の口を目掛けて一斉に唾液を垂らし出し、口から零れるようならば口吻で蓋をして飲み込むのを待つ。
すると忽ち、餌付け棒が立ち上がり、かっこいい起立を見せた。
魔物たちはそれを見て大興奮。
顔にマンコを擦りつけられ、腕や手をオモチャにして弄り、ヘソや耳、食べ物の出口やらに舌を突っ込み、アソコや髪の毛、足の指などのしゃぶれる場所は全て隙間なく舐め取られる。
くちゅくちゅ♥♥
パンパンパン♥♥
アンアンアン♥♥
毎日毎日、魔物たちが集めてきた食料を魔物たちを介してでしか食べられない私は、これを最初から望んでいたのかもしれない。
死なないし、運動になって好きなことをし続けられるし。
毎日、知り合いも魔物と遊んで帰るし、村も魔物たちと共存しだしたし。
19/03/28 04:04更新 / ヌルスルたん