連載小説
[TOP][目次]
第2話:告ッ…白ッッ!(後編)
〜斬鬼 景華之譚〜
よし、遂に…遂に夜路に、告ッ…白ッッ!
Yes or No…どうなるかは……考えるな、景華。我が想いを伝えられたならまずはそれでよい。その後はその時に考えればよい。


……ん?何か忘れて……………ハッΣ(゚□゚;)!!
しまったァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!どこでする、告白!!?それを決めてなかったァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!どうする!?どうする!!?
…ハッ、そうだ、体育館!よし、体育館の裏だ!!そこがイイ!!そこなら滅多に人来ないし、そこにしよう!うん、そうしよう!!


--------------------------------------------------
〜氷堂 夜路之譚〜
景華…何の用だろう?いや待てこれってよぉォォォォォ、チャンスだよなァァァ!?
景華に告白するチャンスだよなァァァァァ!!?そうだよな、そうだよな!!?
よし、


--------------------------------------------------
〜告白之譚〜
夜路&景華
「(いざッ、告ッ…白ッッ!)」

(そして体育館裏に到着…。)

夜路
「(景華に悟られないようにせねば…だってこれでも忍の血を引く者なのだから。)」
「えっと、話って?」
景華
「う、うむ。」
「そ、その…//// よ、夜路。」
夜路
「何?」
景華
「その、私ッッ、夜路ィッッ!!!」
夜路
「!? いきなりどうした、景華!!?」
景華
「(…覚悟を決めたはずだ、斬鬼 景華!さあッ、イってやれいッッ斬鬼 景華ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!)」
「その、よ、夜路、お、お主が好きだッッ!!」
夜路
「!!!?」
景華
「その、私は肌がこんな色だが…そ、その、そんな私でよければ、私と付き合ってくれないか!?」
「…その、恋人として////」
夜路
「喜んでよろしくお願いしますッッ////!!!」
景華
「!!!?」
夜路
「いや、実は俺も告白するぞって思ってたんだけど…先に言われちゃったな////」
「ほら、俺って髪とか瞳とかジパング人離れしてるじゃんっていうか。そんな俺でよければ、こ、こちらこそよろしくお願いしますッッ!!」
景華
「…( ;∀;) と、ということは、その…」
夜路
「両想いだったっぽい、俺ら////」
景華
「ではッッ、よろしく頼む!!!その、恋人同士として////!!」
夜路
「お、俺からもよろしくな////!!!」
景華
「ああ、無論だとも!!!」

???
「うわぁっ!」
夜路&景華
「!!!!?」
???
「いててて…」
夜路
「よ、吉田!?三浪に小野も…!!?」
景華
「な、何をしておる、お主ら!!?」
吉田
「いや、ふたりの告白が上手くいくか見守り隊と思って…。」
三浪
「そうそ…う!?」
(ドドドドドドドドドドドドドドドドド…(奇妙な擬音))

…!
…!!
…!
(ドドドドドドドドドドドドドドドドド…(再び奇妙な擬音))

吉田&小野&三浪
「「「ひぃっっ!」」」
吉田
「こ、これって…(^^;」
小野
「ああああァァァァァァァァ…(゜□゜;」
三浪
「や、ヤバいネ(^^;」

(ドドドドドドドドドドドドドドドド…(更に奇妙な擬音))


(告白シーン見られてめちゃんこ恥ずい)夜路&景華
「「貴様らァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ(# ゚Д゚)# ゚Д゚)!!!!!!」」
小野
「ほらみろ!!だから言ったじゃないか、“後で話聞いてもバチ当たらんだろ”って!!!」
吉田
「た、確かにィィィィィィィィッ!!」
三浪
「ハ、ハハハハハ(゜∀゜;)やっぱやめとけばよかったァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!」
小野
「今更遅いわァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!」




………

--------------------------------------------------
Fin.
--------------------------------------------------
23/03/22 19:36更新 / bj12.bom
戻る 次へ

■作者メッセージ
というわけで第2話です。まあ厳密には第1話後編ですが。一応これで「告ッ…白ッッ!(前後編)」は終わりです。
ちなみにエピソードタイトルの“告ッ…白ッッ!”は「全てを振り切る某赤い刑事の変身時のかけ声」のパロディ(?)です。
では第3話でお会いしましょう。bj12.bomでした。



……ちなみに吉田達悪友3人衆はどうなったかというと、夜路&景華に追いつかれ、SMプレイよろしく縛られました。そんで三浪は景華にも何かおごるように言われ、三浪のおごりでハーゲンダッツのカップアイスをみんなで食べて涼みました。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33