後編：三浪京介 〜無自覚イケメン×ストーカーなイケメン〜
〜三浪 京介、依頼する之譚〜
俺
「というわけで頼むｯ夜路ｯｯ!!」
夜路
「分かった。よし、任せな、三浪！」
俺
「ありがとう夜路ｲｲｲーーーー!!!」
俺は三浪 京介。俺は“彼”にあることを依頼している。
彼は氷堂 夜路。俺が逢魔学園中等部に進学してからできた友人だ。水色掛かった白い、氷のような髪色、そして碧い瞳、そして中性的な顔立ち&体型と最初は男子版雪女と思ったほどだ。
そんな彼に俺が依頼したこととは……(数分前…)
俺
「夜路！」
夜路
「どうしたんだ三浪…お前から呼び出しって、珍しいな。」
俺
「だね。 まあ“折り入った”話ってトコだ。」
夜路
「そこまで急な話ってか…」
俺
「そんなトコだと思ってくれて構わない。」
「それより！ 人目に付かないトコ行こう!!」
夜路
「それなら体育館の裏とかは?」
俺
「よし、そっち行こう(即答)」
夜路
「おう。」
体育館にて…
夜路
「えっ、ストーカー!?」
俺
「だーっ声でけえって!! そう、そうなんだよ…」
夜路
「お前がストーカーされてる…か……」
そう俺は最近何者かにストーカーされてる。下校中、夜路達と別れた後になるとほぼ必ず誰かの視線を感じるのだ。振り向いても誰もいない。しかも休日、出かけた時も一人になると同じ視線を感じる。
ということで今度の土曜日、俺はいつものように夜路達と4人で外出するのだが、この時の護衛を依頼したというわけだ。
(冒頭に戻る↓)
俺
「というわけで頼むｯ夜路ｯｯ!!」
夜路
「分かった。よし、任せな、三浪！」
俺
「ありがとう夜路ｲｲｲーーーー!!!」
--------------------------------------------------
〜休日(護衛任務)之譚〜
土曜日……
夜路
「お待たせ〜！」
小野
「おっ来たか、夜路。」
吉田
「これで全員揃ったね！」
俺
「だな。」
いつものように俺たち4人で出かけることになった。ただし、今回は夜路は護衛、依頼を受けた側。そして俺は依頼者側。吉田はもちろん、小野にも気付かれないようにしないといけない。特に小野はなかなかどうして勘が鋭い。より気取られないようにしないと……。
(ゲーセンでマ〇オ〇ートやってる↓)
俺
「ッシャア！ 1位ｲｲーーーーーｯｯ!!」
夜路
「だあーーーｯｯ!!」
俺
「久しぶりに1位ｲｲ、取ったどｵｵ〰〰!!」
吉田
「ここ最近2〜3位だったよな三浪。」
小野
「くっ…さ、最下位(´･ω･)」
(本屋にて↓)
俺
「おっ、『鬼〇の〇』最新刊だ！」
吉田&小野
「「おお〜っ…!!」」
夜路
「あっ、こ、これは……」
俺
「何々?」
吉田
「何かめぼしいの見つかった?」
夜路
「これだよこれ!! 『ターシャの庭』!!! ずっと欲しかったんだ〜コレ〜♡」
俺&吉田&小野
「「「おお〜………」」」
夜路
「ライラとアイリスにも見せたいな〜って思ってるんだぁ〜♡♡」
俺&小野
「「おお〜……」」
吉田
「ライラちゃん達、こういうの好きそう。」
夜路
「ああ！ きっと喜んでくれるよ♡!!」
そしてあっという間に帰り道……
吉田
「じゃあまた」
小野
「またな」
夜路
「おう！」
俺
「ほんじゃーなー」
(少し歩いて俺ん家近く…)
俺
「!!」
夜路
「三浪」
俺
「ああ」
「感じるよ、この視線。 これだよこれ…」
夜路
「妖術・氷華造形！」
(氷の刀を造る)
夜路
「そこかｯｯ!!」
(刀を振るがパリィされた)
夜路
「くっ！ 三浪ｯｯ!!」
俺
「のわっ!!!」
いきなり駆け出して氷でできた刀を振るう夜路、しかしその一振りは躱された…！ そして俺は何かに押し倒された…!!
俺
「いててて…誰だ!?」
???
「えへへへ…やっと追い付いたよ、三浪クン♡」
「いや〜しかし、氷堂クンも凄いね〜♪」
夜路
「何奴!!? …ん…誰かと似てるような……」
???
「えへへへ…吉良・アリシエリウス・ドラクリア5世で〜す☆」
俺&夜路
「「ん? “吉良”?」」
夜路
「もしかして…」
吉良・アリシエリウス・ドラクリア5世
「そうで〜す、キミたちと同い年のマリアのお姉ちゃんで〜す☆」
「あ、名前長いから“アリシア”でOKだよ〜☆」
俺
「あ、わざわざどうも…」
俺&夜路
「「じゃなくて!!」」
俺
「なんで俺なん!? 俺モテる要素無いんですが!!?」
夜路
「いやお前充分モテるよ、ツラだけでも。」
俺
「そっか!?」
アリシアさん
「アッハッハッハ!! アタシがアンタに惚れたのはそこじゃないよ〜」
「確かに『刀〇乱〇』とかにいそうな感じの顔だけどね。でもまあほら、アンタ知り合い多いっぽいし、子どもとかお年寄りとかに優しいし、優しいし、そんで陽キャだし…イイトコたくさんあるじゃ〜ん！」
俺
「改まって言われると恥ずかしいっす(*ﾉωﾉ)」
アリシアさん
「アタシったら、男友達いないんだよね〜」
俺
「なんで!?」
アリシアさん
「アタシはマリアの姉。ということはつまり?」
俺&夜路
「「吉良画伯の…」」
アリシアさん
「そっ。“有名画家の子”ってことで、どいつもこいつもアタシを避けるんだ。まあアタシの方がみんなと無意識に距離を取ってるなんてことも考えられないわけじゃないけどね……とにかく男友達がいない！ で、そんな時にアンタを偶然見かけたってわけ。」
「そんで、錬金術で造った使い魔にアンタを調査させたの。」
俺
「あ、最近感じてた視線って」
アリシアさん
「そ、前半はアタシの使い魔、でさっきまで含めて後半はアタシ自身。 その内、アンタに惚れたっつーか…けど」
「なんか勇気が出せなかったんだ。 もう思い切って“もうどうにでもなれ〜!!”って、踏み出したってわけ。 んでこうなったってこと。」
俺&夜路
「「思いの外行動力オバケっすね」」
アリシアさん
「まあね。 ということで、アンタがよければ…アタシと付き合ってくれるかい、三浪クン?(イケメンフェイス)」
俺
「そんな表情(カオ)ズルいっすよイケメン過ぎるっすよ(棒読み)」
「…その…よろしくお願いします(´///ω///｀)」
アリシアさん
「ホント!!?」
俺
「二度言うのはもっとハズイっす(´///ω///｀)」
アリシアさん
「……(´；ω；`)(←嬉しくて泣きそうになってる)」
夜路
「……( ﾟДﾟ)」
--------------------------------------------------
〜無自覚イケメン×ストーカーなイケメン之譚〜
まさかまさかの展開にぶっ飛んだ俺だが、ひとまず家族にアリシアさn…アリシアを紹介することになった(「呼び捨てでOK☆」と言われた)。 両親兄貴姉貴共に突然というか唐突なことに驚いてたが、とんとん拍子というか二つ返事でOKだった!!
親父&お袋
「「おおｵｵｵｵーーーーーーーｯｯ!!」」
兄貴
「その名字…まさかあの吉良 兼満画伯の娘…!!?」
アリシア
「まあアタシがどんなヤツかは置いといて、ということで改めて。」
「息子さんとお付き合いすることになったことをご報告させて頂きたく参上した次第です。」
姉貴
「あらやだイケメン♡」
そして翌日にはなんとアリシアの自宅に行き、アリシアの御両親にも挨拶することに…ｱﾜﾜﾜ
俺
「(唾を飲む)……(;; ﾟДﾟ)」
アリシア
「…大丈夫? 三浪クン。」
俺
「え!? だだだだ大丈夫…(裏声)」
アリシア
「ウチのパパ、案外話しやすい人だから緩くなっても大丈夫だよ。 それにママもクールに見えて話しやすいから安心してイイよ。」
俺
「それもだけど…ま、マリアさんもいるだろうし……そそそそそれもあって、め、め、めちゃんこ緊張してるというか…」
アリシア
「あらら…(;‘∀‘)」
そしていざ！ 突入！ 吉良邸へ!!
アリシア
「ただいま〜！」
兼満画伯
「おかえり、アリシア」
アリシアのお袋
「あら、その子が貴女の“伴侶”ね? アリシア。」
アリシア
「そうだよママ〜！ てかママストレート過ぎ…」
俺
「(ちょ、“伴侶”って!! んなストレートに言うかね)( ﾟДﾟ)!!?」
マリアさん
「！ 三浪さん!?」
俺
「あ、マリアさん。 えと、お姉さんとお付き合いすることになりました。」
マリアさん
「姉様と!!?」
俺
「Yes.」
「ということで改めまして。 お嬢さんとお付き合いさせて頂くことになりました、三浪 京介という者です。」
兼満画伯
「アリシアから話は聞いたよ。 マリアは男子の友達ができたがアリシアは男友達に恵まれないと私も内心嘆いてたが……遂にアリシアにも春が来たｯｯ!!…と…今ｯ私はｯとてもｯ喜んでいるｯｯ!!!」
「ということで三浪くん！ 愛する我が娘を、アリシアをよろしく頼むｯｯ(顔面ドアップ)!!!」
俺
「はｯはいｯｯ!!!」
「…ということはアリシアもヴァンパイア?」
アリシア
「いや、アタシはダンピール。 ほら、ヴァンパイアと人間のハイブリッドなアレね。」
俺
「あ〜なるほど。 マリアさんと似てる気がしたけどなんか違う気もしたのは…」
アリシア
「そいうこと☆」
そしてアリシアの部屋に…と思ったらいきなりベッドに押し倒された！
俺
「なんだ!?」
アリシア
「彼氏ができた魔物娘……………そんなアタシらが、いの一番にヤることと言ったら♡?」
俺
「あっ(察し)」
アリシア
「そゆこと♡♡(蕩けイケメンフェイス)」
「それじゃ♡」
俺
「ちょ、いきなりは…心の準備が」
アリシア
「まあまあここはアタシに任せんしゃい♡♡(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「ちょ、それズルい、イケメン過ぎ…」
アリシア
「フフフフ…♡」
そしてアリシアは俺の竿(意味深♡)を咥えてフェ〇チオし始めた!!
俺
「おおっ!!」
アリシア
「ひもひい?(訳：気持ちイイ?)」
俺
「イイっす…あっ」
アリシア
「んんｯ!!(←アリシアの口に出した…)」
「んっ…(飲んだ)…はあ、ぷるぷるしてて美味し…んっ♡ はああ…♡」
俺
「さいですか…」
アリシア
「じゃあ次、三浪クンの番だよ♡(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「で、では…( `///ω///´)」
(アリシアのアソコに手を…///)
アリシア
「んっ♡ ああっ♡ 三浪クン、もっと♡♡ んあっ、ああーーー♡♡」
俺
「(アリシアの中…トロトロヌルヌルだ…♡♡)」
アリシア
「んっ、もっと…もっと激しくてイイよ♡♡?(蕩けフェイス)」
俺
「!!!」
アリシア
「ああっイイｯすごくｯイイよｯｯ♡♡ いっイｯｯｯくｳｳｳｳーーーーーーーﾝﾝﾝｯｯ♡♡♡!!」
「…ああ、イイねェ三浪クｳン♡♡(蕩けフェイス)」
俺
「うっす。」
アリシア
「じゃあ次は…もうわかるよね♡♡♡??(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「!! うっす。」
ああ…俺、これからアリシアとヤるんだ…♡ そしてお互い裸になった…
アリシア
「じゃあ入れるね…♡?(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「お、押忍…！」
アリシア
「んっ、あっ、ああっ…ああーーーーーーーっ♡♡」
俺
「うおっ、おおっ」
アリシア
「入っちゃった…お互い同時だね、“卒業”♡♡」
「んじゃ…最初からいきなりマックスでイくから、ついてきてね♡♡?(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「うっす、うおっ」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン…………
アリシア
「イイｯイイよｯｯ三浪クンｯｯ…ああ、三浪クンｯ三浪クンｯｯ♡♡」
俺
「ああｯｯアリシアｯアリシアｯｯ♡♡」
「ああっ…んっ」
(アリシアのおっぱいにしゃぶりついた)
アリシア
「あｯｯ三浪クンｯそんなｯそんなにｯも、求められたら…ああっ♡(ヤバ、これ…アタシ、ママになっちゃうｳｳｳ……♡)」
俺
「んっんんっ…」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン…………
アリシア
「ああっ、アタシｯイｯイｯｯくｳｳｳｳーーーーーーーﾝﾝﾝｯｯ♡♡♡!!!」
俺
「あ、アリシア…おっ俺も…ああっ♡」
どびゅっびゅるるるるるるるるるるるるるるるｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｯｯ!!!
アリシア
「ハア、ハア…気持ちよかったよ、三浪クン♡(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「お、俺もっす…♡」
アリシア
「んじゃ、いこっか……ラウンド2♡」
俺
「(俺は覚悟を決めた…)押忍!!」
その後俺たちはラウンド3までヤりまくった……♡ あとこの時の音を兼満画伯に聞かれてたようだ…なんと兼満画伯は音だけで想像力を搔き立て、速筆で絵画を完成させてた(※)。二人ともめちゃんこ恥ずかしかったのは言うまでもない……(*ﾉωﾉ)
そして翌週…
アリシア
「三浪く〜ん♡」
俺
「あ、アリシア！」
吉田
「おおおおおい三浪誰!? あの美人さん誰!!?」
マリアさん
「もう、姉様！」
アリシア
「おっ、マリア〜来ちゃった♡」
小野
「んんっ!? ということは…」
マリアさん
「私の姉様です。」
アリシア
「吉良・アリシエリウス・ドラクリア5世で〜す☆ あっ名前長いから“アリシア”でイイよ〜☆」
「この度三浪くんとお付き合いすることになりました〜☆」
吉田&小野
「「ええーーーーーーー!!?」」
景華
「マリア殿の姉上…」
夜路
「お前らそうなったのね、いつの間に……」
俺
「なんかとんとん拍子に話が進んだというか…」
夜路
「ともあれよかったな。」
俺
「おうよ👍！」
吉田&小野
「「な、何があったんだ……!!?」」
俺
「まあ細かいことはまた今度…」
(※)因みにタイトルは『若き色 〜美しき我が娘にこれを捧げる〜』と付けたそうな…( ﾟДﾟ) 流石天才…どんなトコからでもインスピレーションを得られる…のか……!?
--------------------------------------------------
Fin.
--------------------------------------------------
俺
「というわけで頼むｯ夜路ｯｯ!!」
夜路
「分かった。よし、任せな、三浪！」
俺
「ありがとう夜路ｲｲｲーーーー!!!」
俺は三浪 京介。俺は“彼”にあることを依頼している。
彼は氷堂 夜路。俺が逢魔学園中等部に進学してからできた友人だ。水色掛かった白い、氷のような髪色、そして碧い瞳、そして中性的な顔立ち&体型と最初は男子版雪女と思ったほどだ。
そんな彼に俺が依頼したこととは……(数分前…)
俺
「夜路！」
夜路
「どうしたんだ三浪…お前から呼び出しって、珍しいな。」
俺
「だね。 まあ“折り入った”話ってトコだ。」
夜路
「そこまで急な話ってか…」
俺
「そんなトコだと思ってくれて構わない。」
「それより！ 人目に付かないトコ行こう!!」
夜路
「それなら体育館の裏とかは?」
俺
「よし、そっち行こう(即答)」
夜路
「おう。」
体育館にて…
夜路
「えっ、ストーカー!?」
俺
「だーっ声でけえって!! そう、そうなんだよ…」
夜路
「お前がストーカーされてる…か……」
そう俺は最近何者かにストーカーされてる。下校中、夜路達と別れた後になるとほぼ必ず誰かの視線を感じるのだ。振り向いても誰もいない。しかも休日、出かけた時も一人になると同じ視線を感じる。
ということで今度の土曜日、俺はいつものように夜路達と4人で外出するのだが、この時の護衛を依頼したというわけだ。
(冒頭に戻る↓)
俺
「というわけで頼むｯ夜路ｯｯ!!」
夜路
「分かった。よし、任せな、三浪！」
俺
「ありがとう夜路ｲｲｲーーーー!!!」
--------------------------------------------------
〜休日(護衛任務)之譚〜
土曜日……
夜路
「お待たせ〜！」
小野
「おっ来たか、夜路。」
吉田
「これで全員揃ったね！」
俺
「だな。」
いつものように俺たち4人で出かけることになった。ただし、今回は夜路は護衛、依頼を受けた側。そして俺は依頼者側。吉田はもちろん、小野にも気付かれないようにしないといけない。特に小野はなかなかどうして勘が鋭い。より気取られないようにしないと……。
(ゲーセンでマ〇オ〇ートやってる↓)
俺
「ッシャア！ 1位ｲｲーーーーーｯｯ!!」
夜路
「だあーーーｯｯ!!」
俺
「久しぶりに1位ｲｲ、取ったどｵｵ〰〰!!」
吉田
「ここ最近2〜3位だったよな三浪。」
小野
「くっ…さ、最下位(´･ω･)」
(本屋にて↓)
俺
「おっ、『鬼〇の〇』最新刊だ！」
吉田&小野
「「おお〜っ…!!」」
夜路
「あっ、こ、これは……」
俺
「何々?」
吉田
「何かめぼしいの見つかった?」
夜路
「これだよこれ!! 『ターシャの庭』!!! ずっと欲しかったんだ〜コレ〜♡」
俺&吉田&小野
「「「おお〜………」」」
夜路
「ライラとアイリスにも見せたいな〜って思ってるんだぁ〜♡♡」
俺&小野
「「おお〜……」」
吉田
「ライラちゃん達、こういうの好きそう。」
夜路
「ああ！ きっと喜んでくれるよ♡!!」
そしてあっという間に帰り道……
吉田
「じゃあまた」
小野
「またな」
夜路
「おう！」
俺
「ほんじゃーなー」
(少し歩いて俺ん家近く…)
俺
「!!」
夜路
「三浪」
俺
「ああ」
「感じるよ、この視線。 これだよこれ…」
夜路
「妖術・氷華造形！」
(氷の刀を造る)
夜路
「そこかｯｯ!!」
(刀を振るがパリィされた)
夜路
「くっ！ 三浪ｯｯ!!」
俺
「のわっ!!!」
いきなり駆け出して氷でできた刀を振るう夜路、しかしその一振りは躱された…！ そして俺は何かに押し倒された…!!
俺
「いててて…誰だ!?」
???
「えへへへ…やっと追い付いたよ、三浪クン♡」
「いや〜しかし、氷堂クンも凄いね〜♪」
夜路
「何奴!!? …ん…誰かと似てるような……」
???
「えへへへ…吉良・アリシエリウス・ドラクリア5世で〜す☆」
俺&夜路
「「ん? “吉良”?」」
夜路
「もしかして…」
吉良・アリシエリウス・ドラクリア5世
「そうで〜す、キミたちと同い年のマリアのお姉ちゃんで〜す☆」
「あ、名前長いから“アリシア”でOKだよ〜☆」
俺
「あ、わざわざどうも…」
俺&夜路
「「じゃなくて!!」」
俺
「なんで俺なん!? 俺モテる要素無いんですが!!?」
夜路
「いやお前充分モテるよ、ツラだけでも。」
俺
「そっか!?」
アリシアさん
「アッハッハッハ!! アタシがアンタに惚れたのはそこじゃないよ〜」
「確かに『刀〇乱〇』とかにいそうな感じの顔だけどね。でもまあほら、アンタ知り合い多いっぽいし、子どもとかお年寄りとかに優しいし、優しいし、そんで陽キャだし…イイトコたくさんあるじゃ〜ん！」
俺
「改まって言われると恥ずかしいっす(*ﾉωﾉ)」
アリシアさん
「アタシったら、男友達いないんだよね〜」
俺
「なんで!?」
アリシアさん
「アタシはマリアの姉。ということはつまり?」
俺&夜路
「「吉良画伯の…」」
アリシアさん
「そっ。“有名画家の子”ってことで、どいつもこいつもアタシを避けるんだ。まあアタシの方がみんなと無意識に距離を取ってるなんてことも考えられないわけじゃないけどね……とにかく男友達がいない！ で、そんな時にアンタを偶然見かけたってわけ。」
「そんで、錬金術で造った使い魔にアンタを調査させたの。」
俺
「あ、最近感じてた視線って」
アリシアさん
「そ、前半はアタシの使い魔、でさっきまで含めて後半はアタシ自身。 その内、アンタに惚れたっつーか…けど」
「なんか勇気が出せなかったんだ。 もう思い切って“もうどうにでもなれ〜!!”って、踏み出したってわけ。 んでこうなったってこと。」
俺&夜路
「「思いの外行動力オバケっすね」」
アリシアさん
「まあね。 ということで、アンタがよければ…アタシと付き合ってくれるかい、三浪クン?(イケメンフェイス)」
俺
「そんな表情(カオ)ズルいっすよイケメン過ぎるっすよ(棒読み)」
「…その…よろしくお願いします(´///ω///｀)」
アリシアさん
「ホント!!?」
俺
「二度言うのはもっとハズイっす(´///ω///｀)」
アリシアさん
「……(´；ω；`)(←嬉しくて泣きそうになってる)」
夜路
「……( ﾟДﾟ)」
--------------------------------------------------
〜無自覚イケメン×ストーカーなイケメン之譚〜
まさかまさかの展開にぶっ飛んだ俺だが、ひとまず家族にアリシアさn…アリシアを紹介することになった(「呼び捨てでOK☆」と言われた)。 両親兄貴姉貴共に突然というか唐突なことに驚いてたが、とんとん拍子というか二つ返事でOKだった!!
親父&お袋
「「おおｵｵｵｵーーーーーーーｯｯ!!」」
兄貴
「その名字…まさかあの吉良 兼満画伯の娘…!!?」
アリシア
「まあアタシがどんなヤツかは置いといて、ということで改めて。」
「息子さんとお付き合いすることになったことをご報告させて頂きたく参上した次第です。」
姉貴
「あらやだイケメン♡」
そして翌日にはなんとアリシアの自宅に行き、アリシアの御両親にも挨拶することに…ｱﾜﾜﾜ
俺
「(唾を飲む)……(;; ﾟДﾟ)」
アリシア
「…大丈夫? 三浪クン。」
俺
「え!? だだだだ大丈夫…(裏声)」
アリシア
「ウチのパパ、案外話しやすい人だから緩くなっても大丈夫だよ。 それにママもクールに見えて話しやすいから安心してイイよ。」
俺
「それもだけど…ま、マリアさんもいるだろうし……そそそそそれもあって、め、め、めちゃんこ緊張してるというか…」
アリシア
「あらら…(;‘∀‘)」
そしていざ！ 突入！ 吉良邸へ!!
アリシア
「ただいま〜！」
兼満画伯
「おかえり、アリシア」
アリシアのお袋
「あら、その子が貴女の“伴侶”ね? アリシア。」
アリシア
「そうだよママ〜！ てかママストレート過ぎ…」
俺
「(ちょ、“伴侶”って!! んなストレートに言うかね)( ﾟДﾟ)!!?」
マリアさん
「！ 三浪さん!?」
俺
「あ、マリアさん。 えと、お姉さんとお付き合いすることになりました。」
マリアさん
「姉様と!!?」
俺
「Yes.」
「ということで改めまして。 お嬢さんとお付き合いさせて頂くことになりました、三浪 京介という者です。」
兼満画伯
「アリシアから話は聞いたよ。 マリアは男子の友達ができたがアリシアは男友達に恵まれないと私も内心嘆いてたが……遂にアリシアにも春が来たｯｯ!!…と…今ｯ私はｯとてもｯ喜んでいるｯｯ!!!」
「ということで三浪くん！ 愛する我が娘を、アリシアをよろしく頼むｯｯ(顔面ドアップ)!!!」
俺
「はｯはいｯｯ!!!」
「…ということはアリシアもヴァンパイア?」
アリシア
「いや、アタシはダンピール。 ほら、ヴァンパイアと人間のハイブリッドなアレね。」
俺
「あ〜なるほど。 マリアさんと似てる気がしたけどなんか違う気もしたのは…」
アリシア
「そいうこと☆」
そしてアリシアの部屋に…と思ったらいきなりベッドに押し倒された！
俺
「なんだ!?」
アリシア
「彼氏ができた魔物娘……………そんなアタシらが、いの一番にヤることと言ったら♡?」
俺
「あっ(察し)」
アリシア
「そゆこと♡♡(蕩けイケメンフェイス)」
「それじゃ♡」
俺
「ちょ、いきなりは…心の準備が」
アリシア
「まあまあここはアタシに任せんしゃい♡♡(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「ちょ、それズルい、イケメン過ぎ…」
アリシア
「フフフフ…♡」
そしてアリシアは俺の竿(意味深♡)を咥えてフェ〇チオし始めた!!
俺
「おおっ!!」
アリシア
「ひもひい?(訳：気持ちイイ?)」
俺
「イイっす…あっ」
アリシア
「んんｯ!!(←アリシアの口に出した…)」
「んっ…(飲んだ)…はあ、ぷるぷるしてて美味し…んっ♡ はああ…♡」
俺
「さいですか…」
アリシア
「じゃあ次、三浪クンの番だよ♡(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「で、では…( `///ω///´)」
(アリシアのアソコに手を…///)
アリシア
「んっ♡ ああっ♡ 三浪クン、もっと♡♡ んあっ、ああーーー♡♡」
俺
「(アリシアの中…トロトロヌルヌルだ…♡♡)」
アリシア
「んっ、もっと…もっと激しくてイイよ♡♡?(蕩けフェイス)」
俺
「!!!」
アリシア
「ああっイイｯすごくｯイイよｯｯ♡♡ いっイｯｯｯくｳｳｳｳーーーーーーーﾝﾝﾝｯｯ♡♡♡!!」
「…ああ、イイねェ三浪クｳン♡♡(蕩けフェイス)」
俺
「うっす。」
アリシア
「じゃあ次は…もうわかるよね♡♡♡??(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「!! うっす。」
ああ…俺、これからアリシアとヤるんだ…♡ そしてお互い裸になった…
アリシア
「じゃあ入れるね…♡?(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「お、押忍…！」
アリシア
「んっ、あっ、ああっ…ああーーーーーーーっ♡♡」
俺
「うおっ、おおっ」
アリシア
「入っちゃった…お互い同時だね、“卒業”♡♡」
「んじゃ…最初からいきなりマックスでイくから、ついてきてね♡♡?(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「うっす、うおっ」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン…………
アリシア
「イイｯイイよｯｯ三浪クンｯｯ…ああ、三浪クンｯ三浪クンｯｯ♡♡」
俺
「ああｯｯアリシアｯアリシアｯｯ♡♡」
「ああっ…んっ」
(アリシアのおっぱいにしゃぶりついた)
アリシア
「あｯｯ三浪クンｯそんなｯそんなにｯも、求められたら…ああっ♡(ヤバ、これ…アタシ、ママになっちゃうｳｳｳ……♡)」
俺
「んっんんっ…」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン…………
アリシア
「ああっ、アタシｯイｯイｯｯくｳｳｳｳーーーーーーーﾝﾝﾝｯｯ♡♡♡!!!」
俺
「あ、アリシア…おっ俺も…ああっ♡」
どびゅっびゅるるるるるるるるるるるるるるるｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｩｯｯ!!!
アリシア
「ハア、ハア…気持ちよかったよ、三浪クン♡(蕩けイケメンフェイス)」
俺
「お、俺もっす…♡」
アリシア
「んじゃ、いこっか……ラウンド2♡」
俺
「(俺は覚悟を決めた…)押忍!!」
その後俺たちはラウンド3までヤりまくった……♡ あとこの時の音を兼満画伯に聞かれてたようだ…なんと兼満画伯は音だけで想像力を搔き立て、速筆で絵画を完成させてた(※)。二人ともめちゃんこ恥ずかしかったのは言うまでもない……(*ﾉωﾉ)
そして翌週…
アリシア
「三浪く〜ん♡」
俺
「あ、アリシア！」
吉田
「おおおおおい三浪誰!? あの美人さん誰!!?」
マリアさん
「もう、姉様！」
アリシア
「おっ、マリア〜来ちゃった♡」
小野
「んんっ!? ということは…」
マリアさん
「私の姉様です。」
アリシア
「吉良・アリシエリウス・ドラクリア5世で〜す☆ あっ名前長いから“アリシア”でイイよ〜☆」
「この度三浪くんとお付き合いすることになりました〜☆」
吉田&小野
「「ええーーーーーーー!!?」」
景華
「マリア殿の姉上…」
夜路
「お前らそうなったのね、いつの間に……」
俺
「なんかとんとん拍子に話が進んだというか…」
夜路
「ともあれよかったな。」
俺
「おうよ👍！」
吉田&小野
「「な、何があったんだ……!!?」」
俺
「まあ細かいことはまた今度…」
(※)因みにタイトルは『若き色 〜美しき我が娘にこれを捧げる〜』と付けたそうな…( ﾟДﾟ) 流石天才…どんなトコからでもインスピレーションを得られる…のか……!?
--------------------------------------------------
Fin.
--------------------------------------------------
21/09/24 20:31更新 / bj12.bom
戻る
次へ