海、太陽、夜
俺は西森 純一。今日仕事を首になり真昼に自宅への帰り道を歩いていると、信じられないものを見つけてしまった。
と言うのも中学生になるかならないか位で見た目は黒髪黒目でベージュのワンピースをきた短めの髪の女の子が倒れていたのだ…俺は駆け寄り「おい、大丈夫か！？」と声をかけるとギリギリ意識はあるようでか細い声が聞こえる…とっさに救急車を呼ぼうとするも彼女は「救急車…呼んだら家に帰ることになっちゃう、帰りたくない…」と怯えた顔で言う。
なにか訳があるのだろうと理解して彼女をゆっくりと起こして水筒の中身を飲ませていき、持っていた塩分タブレットも食べさせていく…
しばらくして彼女は何とか起き上がれるようになったので彼女を担いで自宅まで運んでいく…
実家暮らしだがまだ親は買い物かなにかに出ていていないらしく取り敢えず自分の部屋でさらに水分を補給させつつ氷枕に寝かせて様子を見る。しばらくして、母が帰ってきたのでいきさつを説明する。起き上がったときに首の後ろに傷痕らしきものを見て「帰りたくないってそういうことか…」と思っていると母と彼女は話を終えてきた。
母は「酷いことをするね…」と言い「いつまでもとはいかないけどしばらくなら良いよ」といってくれた。
その日の夕方に首になったことを話すと母は「ある意味見つけられたならよかったのかも…手遅れになってたかもしれないし…」と言う。それは確かに自分もそう思う…
翌日、彼女が人形を出しているのを見たが明らかに壊れている…腕の関節部と腹部に傷が入っている。ある人のことを思い出した俺は昼にその人へ電話をかけてみることにした。
電話がつながる、俺がかけたのは寅島零次と言う男だ。彼は趣味で人形の修理をしているから彼なら直せるかもしれないとかけたのだ。
いきさつを話すと彼は「わかった、やってみよう」と了承してくれたので彼女を連れて零次の家に向かう。
零次に彼女は人形を渡すと彼は「これは一度オーバーホール」した方がいいな…と言う。彼女が「オーバーホール、なにそれ？」と聞くと零次は「ほかにも壊れてるところがあるかもしれないから一度バラバラにして調べてから直すよ」と説明し取り掛かり始めた。
一度人形をバラバラにして彼は「やっぱり中の骨部分も痛んでたな…これは新しい骨を用意して作り直した方が早そうだ」と人形のサイズに合う骨を用意してサイズを確かめていく。
それから二時間くらいしてボディの修理も終わったが、肌や髪の色まで変わっていた。零次は「肌の部分も痛んでたし髪も痛んでたから完全に新しくした。」と言う。彼女はと言うと「ほんとに直ってる…♪」と嬉しそうにしていたので取り敢えず安心した。
その日は取り敢えず帰宅し、夕食を食べて寝ることにした。
翌朝、彼女が「海、行きたい。」と言うも俺は「足がないな…俺車持ってないし」というと彼女は「なら…」と俺の手を引き移動していく。
十分ほど歩いたところに貸倉庫があり、番号を入力していくとそこにはスクーターがあった。ガソリンも満タンになっていたので自宅に戻り父からヘルメットを借りて出発することにした。
途中のスーパーで飲み物などを買いつつ出ようとすると、パトカーが通りかかる。彼女の様子がおかしいことに気づいた。明らかに怯えている…俺は彼女の手を握ると彼女はその体格とは思えない程の力で握り返してくる…
パトカーが去り、彼女が落ち着いたところで俺たちは海までまたスクーターで向かう。幸いほかに何事もなく海に着くことが出来た…
平日の昼前なだけありほとんど人がいない。
堤防に座り彼女に飲み物を渡して海を見る…彼女は少しして「最後にお兄さんに会えてよかった」と言い寄りかかってきた。
俺がどう言うことだと聞こうとしたが、明らかに様子がおかしい…！！
全く動かない彼女は息をしていない、それどころか手首から脈をとろうとしても脈がない……
彼女を急いで日陰の仰向けに寝かせられるところまで運んで救急蘇生を試みるも、彼女は息を吹き返すことはなかった…
結局俺は彼女を僅かに延命させただけに過ぎない。
そんな言葉が頬に生ぬるいものが伝う俺の頭のなかで響く…
彼女の亡骸を抱えて途方にくれていると、背後から肩を叩かれた。
俺が振り向くと怪しい雰囲気の美女が居た。彼女はそのまま口を開き「間に合わなかったみたいね…でもまだギリギリだけどなんとかなるわね…」と言う。俺が「何を寝言を言っている？もう彼女は死んでしまった、もう少し早く彼女を見つけていたなら、もう少し回復してから海にいけば防げたかも知れ無いことだ…！！！」と地面を思い切り殴りつける
すると怪しい女は「人間の理ではそうね…でも…」と彼女を光が包むと、銀髪に紅い眼、そして頭からは角、腰からは白い翼と尻尾が生えている女に変化した…
俺は「あんた、何者だ？」と聞くと彼女は『この世界の不条理を破壊する魔の者よ』と言い『見つけられなかったのは私たちの不徳よ…だから彼女に新しい人生を与えるわ。尤も彼女が望むならだけどね』と言い、ぼんやりとした姿の彼女、おそらく霊(？)と会話している…もう魔のものが来た地点で超常現象が起きてもあまり驚かなくなっていた…
しばらくして、魔の者は彼女の遺体を仰向けに寝かせる、すると魔方陣らしきものが浮かび彼女の遺体が浮かんでいく…
そしてピンクと紫の中間程度の色合いな光が彼女に注ぎ込まれていく…
あまりに激しい光に目を開けていられなくなり、光がおさまるまで俺は目を閉じた…
光がおさまり、俺が目を開こうとすると肩を叩かれた。目を開けるとそこには彼女の面影を残しつつも魔の美少女となっていた彼女が居た。
彼女は『ただいま…♪』と謂う。「おかえり」と返すが早いか彼女は抱きついてくる。
少しして魔の者と名乗った彼女は『彼女はサキュバスになったから貴方には身元保証人になってもらうわよ』と言う。話によると根回しも済んでいるらしく彼女を傷つけていた親は既に逮捕され刑が出来るだけ重くなるようにしたと聞き一安心だ…
悲しみから解放された俺たちはまたスクーターで家に戻る。
どうやらうちの親にも根回しはされていたらしく彼女は俺たちの家族として迎え入れられた。
困ったことがひとつだけある、それは名前だ。彼女は『もう全部昔のものだから名前も変えたい』と言う。
いろいろ考えた上で彼女の名前は『沙羅』と名付けることにした。彼女の黒紫色の髪にメッシュのようにある白銀の髪が夜に咲いている夏椿のようだからとそうした。彼女は気に入ってくれたので本当によかった…。
その日の夜、夕食を済ませると彼女の持っていた人形が自発的に動いていた…沙羅は『私の魔力の余波？』と言うと人形は頷き、俺に『零次さんの家はどこ？』と聞くので案内することにした。
零次の家の前までつくと俺達は去ることにした、これは彼らの話だろうと思うから。
そのまま帰宅して、シャワーを浴びようとするが彼女もなぜかついてきた。
彼女は『魔物娘の特性は聞いているよね？』と言う。沙羅が復活するための儀式のときに概要だけは聞いているが…。とそう思っていると沙羅はゆっくりと抱きついて『お兄さん、大好き…💗』と俺の後頭部に手を回し『私にはお兄さんしかいないから…』と言う…
とりあえずシャワーを終えると沙羅は俺の部屋に荷物を運んでいく…
部屋で座り動画を見ていると沙羅は『お兄さん♪』と言い顔を向けた俺の後頭部にまた手を回し、俺の口を自分のそれで塞ぐ…
それから何分たったかわからないが俺は解放され、沙羅は『間違いない…💗』と言い『私をお兄さんのお嫁さんにしてほしいな…💗💗』と見上げてくる…いろいろアウトだろ…と思っていると沙羅は『私にはお兄さんしかいないから』と泣きそうな顔で言う…
彼女を抱き抱え、撫でていてどれくらいの時間がたっただろうか…時計を見るとそろそろ寝た方が良い時間になっていた。
彼女が離れようとすると泣きそうな顔で服の裾をつかむのでそのまま寝ることにした…
何かが俺の首を這い回る感覚に俺は目を覚ます。
半裸の沙羅がしがみついていた…
沙羅は『もう我慢が出来ないの…私の初めてをあげるから私をお兄さんのお嫁さんにして…💗💗』と俺のズボンを脱がせていく
いくつもの言葉が浮かぶ。「そんなことをしてほしくて助けたわけではない」
「自由に生きてほしいと願った」
「結局間に合わなかったのは変わらない」
そんな言葉を読み取ったかのように沙羅は『自由になって、選んだことがこれだから。私が魔物娘として生まれ変わって、お兄さんを逃したら一生後悔するから。』と返す…
そのまま彼女が脱いでいくのを俺は沙羅の言葉を反芻しつつ見届ける…
肢体を晒した彼女に対して俺の口から出た言葉は「傷は治ってるな…良かった。」だったが沙羅は『うん…♪♪』と言い俺に跨がる。
小柄だが貧相と言うわけではない肢体を見る。すると沙羅は『まだ小さいかもしれないけど、あの魔の者さんが言ってたよ。『愛を受けて沢山精を得れば好みになる』ってね💗』と言う…
下着の上から俺の男性器を愛おしげに撫で『温度上がってきてる…♪私で興奮してくれてる…💗💗』と表情を明るくし、纏う淫靡さと無垢な笑顔が合わさり独特な魅力が出ている…
沙羅の魔力にあてられたか、俺の男性器も臨戦態勢になり沙羅は『なら、いくね…💗💗』と俺の下着をずらしてゆっくりと腰を落としていく…
何かを突き破る感覚に沙羅は一瞬表情を顰めるもすぐに蕩けた表情に変わり『お兄さんも気持ちいいならとっても嬉しい…💗💗💗』とゆっくり腰を動かし始めていく…拙いものの経験があるわけでもない自分の我慢はガリガリと削られていき…それに気づいた沙羅は『ちょうだい…💗』と身体を倒して俺の後頭部に手を回すとまた自分の口で俺のそれを塞ぎ、俺の舌に彼女のそれが絡み付く…
柔らかい肢体が押し付けられ、耐えられるわけでもなく噴火するような勢いで精を沙羅に注ぎ込んでいく…
一旦落ち着き、沙羅は『すごく幸せ…💗💗』と俺の上に覆い被さるように抱きつきながら言う。
俺はといえば沙羅を撫で「選んだ道が、これなんだな？」と聞く。沙羅は『うん…💗お兄さんとずっとずっと一緒にいたい。』と眼は夜のような深い紺色を映している…
そうしていると夜が明けた。
職安に行こうとすると沙羅は『どこ…いくの？』と縋るような眼で俺の服の裾をつかむ。
俺は「沙羅に出会った日に仕事を首になったんだ。新しい仕事を探しにいかなければ」と返すと沙羅は『一人はいや…
』と震える声で言う…
どうしたものかと考えていると、魔の者と名乗った女が窓の外にいた…
彼女は『仲は良好なみたいね、結構なことよ…♪』と言い『働かずして生きていける世界があるわ』と提案を出してきた
「というと？」と俺が聞くと彼女は『これがあるわ』と卵型の置物らしきものを見せる…彼女曰く『魔物娘のまぐわいの魔力をここにためることでお金に変えられる』とのことらしい…
確かにこれなら…と思って沙羅を見ると彼女は明るい表情で眼を輝かせている…
両親への連絡を入れて、引っ越すことに決めた。我ながら即断したなとは思う…
彼女の用意してくれた家に着くと、とりあえずシャワーを浴びることにする
浴室で沙羅は全身に石鹸を塗り俺に抱きついてくる、柔らかい肌が擦れて独特の気持ちよさが来る…
幸せそうな顔で沙羅は『ふふ…💗💗全部だんなさまのものだからね…💗💗』と嬉しそうに俺を抱き抱えて撫でている…なら遠慮無く沙羅の小振りながらも真ん丸なお尻を鷲掴みにする、すべすべしたさわり心地と弾力性は心地いい感触だ…
しばらくもにもにと感触を堪能していると沙羅は『そろそろ、いい？』と言う…浴槽が広くて良かったなと思いつつ頷くと沙羅は俺に跨がり一気に腰を落とす。『きたきたぁ…💗💗💗』と嬉しそうに震える…
俺の上で嬉しそうに跳ねるように動く彼女の腰を持って思い切り突き上げる…『ふかいぃぃ💗💗』と震えつつ締め付けが強まり、もう一度思い切り突き上げて精を叩き込むように注ぎ込んでいき、彼女も弓なりになり一緒に果てる…
落ち着いたところで身体を洗い、浴室から出る。『もっとほしい…』と切なそうに俺に抱きつく。
寝室に直行して『今度はだんなさまの番…💗💗💗』と言い仰向けに寝転がる。
ゆっくりと男性器を彼女に押し入れていき、沙羅の腰を持ってずん！！ずん！！と突いていく…『いきなり💗はげひぃぃ💗💗💗』と突く度にきゅぅ💗きゅぅ💗と容赦なく締め付けてくる…
しばらくして突く度に柔らかそうに揺れる胸が目に入る…すると沙羅は『もちろんおっぱいもだんなさまのものだよ…💗💗』と俺の腰に脚を絡めてくる。早速両手で堪能していく…片手で収まるきれいな形の先端に桜色の先端部がツンと主張している…すると『味も見て…💗💗💗』と言い紺色の眼に見間違いではなくハートが見える…
では遠慮無くと優しく吸い付き、左右交互に音を立ててなめしゃぶる…『んん…💗💗だんなさま…💗💗おっぱいおいしい？』と聞いてくるので「素晴らしい味わいだ…」と耳元で言うと表情が蕩けつつも歓喜に染まり、吸い付いて口を離す度にきゅぅぅ💗きゅぅぅ💗と締め付けが強まっていく…
それに対してペースをあげていくと『そんなにおっぱいすってもまだなにもでないぃ💗よぉぉ💗💗💗』と言うもさらにペースを上げ両方まとめてなめしゃぶると締め付けが一気に強まり、二人仲良く果てていく…
あれからずっと俺達は寝てるかシャワー浴びてるかヤってるかの生活をしている…
沙羅は外出しようとしたりすると『このままずっとずっとこうしてたい…だめ？』と泣きそうな顔で聞いてくるのでいまだに魔界のことをほとんど知らないが、沙羅はどんどん魅力的に進化し続ける俺の極上の女がそう頼むのならまた機会を開けて聞いてみよう。それに沙羅は『私をお嫁さんにしてくれて、本当に幸せ…💗💗💗』と深い紺色の眼を向けて言うのだ、もうしばらくはこうしていよう…
おわり
と言うのも中学生になるかならないか位で見た目は黒髪黒目でベージュのワンピースをきた短めの髪の女の子が倒れていたのだ…俺は駆け寄り「おい、大丈夫か！？」と声をかけるとギリギリ意識はあるようでか細い声が聞こえる…とっさに救急車を呼ぼうとするも彼女は「救急車…呼んだら家に帰ることになっちゃう、帰りたくない…」と怯えた顔で言う。
なにか訳があるのだろうと理解して彼女をゆっくりと起こして水筒の中身を飲ませていき、持っていた塩分タブレットも食べさせていく…
しばらくして彼女は何とか起き上がれるようになったので彼女を担いで自宅まで運んでいく…
実家暮らしだがまだ親は買い物かなにかに出ていていないらしく取り敢えず自分の部屋でさらに水分を補給させつつ氷枕に寝かせて様子を見る。しばらくして、母が帰ってきたのでいきさつを説明する。起き上がったときに首の後ろに傷痕らしきものを見て「帰りたくないってそういうことか…」と思っていると母と彼女は話を終えてきた。
母は「酷いことをするね…」と言い「いつまでもとはいかないけどしばらくなら良いよ」といってくれた。
その日の夕方に首になったことを話すと母は「ある意味見つけられたならよかったのかも…手遅れになってたかもしれないし…」と言う。それは確かに自分もそう思う…
翌日、彼女が人形を出しているのを見たが明らかに壊れている…腕の関節部と腹部に傷が入っている。ある人のことを思い出した俺は昼にその人へ電話をかけてみることにした。
電話がつながる、俺がかけたのは寅島零次と言う男だ。彼は趣味で人形の修理をしているから彼なら直せるかもしれないとかけたのだ。
いきさつを話すと彼は「わかった、やってみよう」と了承してくれたので彼女を連れて零次の家に向かう。
零次に彼女は人形を渡すと彼は「これは一度オーバーホール」した方がいいな…と言う。彼女が「オーバーホール、なにそれ？」と聞くと零次は「ほかにも壊れてるところがあるかもしれないから一度バラバラにして調べてから直すよ」と説明し取り掛かり始めた。
一度人形をバラバラにして彼は「やっぱり中の骨部分も痛んでたな…これは新しい骨を用意して作り直した方が早そうだ」と人形のサイズに合う骨を用意してサイズを確かめていく。
それから二時間くらいしてボディの修理も終わったが、肌や髪の色まで変わっていた。零次は「肌の部分も痛んでたし髪も痛んでたから完全に新しくした。」と言う。彼女はと言うと「ほんとに直ってる…♪」と嬉しそうにしていたので取り敢えず安心した。
その日は取り敢えず帰宅し、夕食を食べて寝ることにした。
翌朝、彼女が「海、行きたい。」と言うも俺は「足がないな…俺車持ってないし」というと彼女は「なら…」と俺の手を引き移動していく。
十分ほど歩いたところに貸倉庫があり、番号を入力していくとそこにはスクーターがあった。ガソリンも満タンになっていたので自宅に戻り父からヘルメットを借りて出発することにした。
途中のスーパーで飲み物などを買いつつ出ようとすると、パトカーが通りかかる。彼女の様子がおかしいことに気づいた。明らかに怯えている…俺は彼女の手を握ると彼女はその体格とは思えない程の力で握り返してくる…
パトカーが去り、彼女が落ち着いたところで俺たちは海までまたスクーターで向かう。幸いほかに何事もなく海に着くことが出来た…
平日の昼前なだけありほとんど人がいない。
堤防に座り彼女に飲み物を渡して海を見る…彼女は少しして「最後にお兄さんに会えてよかった」と言い寄りかかってきた。
俺がどう言うことだと聞こうとしたが、明らかに様子がおかしい…！！
全く動かない彼女は息をしていない、それどころか手首から脈をとろうとしても脈がない……
彼女を急いで日陰の仰向けに寝かせられるところまで運んで救急蘇生を試みるも、彼女は息を吹き返すことはなかった…
結局俺は彼女を僅かに延命させただけに過ぎない。
そんな言葉が頬に生ぬるいものが伝う俺の頭のなかで響く…
彼女の亡骸を抱えて途方にくれていると、背後から肩を叩かれた。
俺が振り向くと怪しい雰囲気の美女が居た。彼女はそのまま口を開き「間に合わなかったみたいね…でもまだギリギリだけどなんとかなるわね…」と言う。俺が「何を寝言を言っている？もう彼女は死んでしまった、もう少し早く彼女を見つけていたなら、もう少し回復してから海にいけば防げたかも知れ無いことだ…！！！」と地面を思い切り殴りつける
すると怪しい女は「人間の理ではそうね…でも…」と彼女を光が包むと、銀髪に紅い眼、そして頭からは角、腰からは白い翼と尻尾が生えている女に変化した…
俺は「あんた、何者だ？」と聞くと彼女は『この世界の不条理を破壊する魔の者よ』と言い『見つけられなかったのは私たちの不徳よ…だから彼女に新しい人生を与えるわ。尤も彼女が望むならだけどね』と言い、ぼんやりとした姿の彼女、おそらく霊(？)と会話している…もう魔のものが来た地点で超常現象が起きてもあまり驚かなくなっていた…
しばらくして、魔の者は彼女の遺体を仰向けに寝かせる、すると魔方陣らしきものが浮かび彼女の遺体が浮かんでいく…
そしてピンクと紫の中間程度の色合いな光が彼女に注ぎ込まれていく…
あまりに激しい光に目を開けていられなくなり、光がおさまるまで俺は目を閉じた…
光がおさまり、俺が目を開こうとすると肩を叩かれた。目を開けるとそこには彼女の面影を残しつつも魔の美少女となっていた彼女が居た。
彼女は『ただいま…♪』と謂う。「おかえり」と返すが早いか彼女は抱きついてくる。
少しして魔の者と名乗った彼女は『彼女はサキュバスになったから貴方には身元保証人になってもらうわよ』と言う。話によると根回しも済んでいるらしく彼女を傷つけていた親は既に逮捕され刑が出来るだけ重くなるようにしたと聞き一安心だ…
悲しみから解放された俺たちはまたスクーターで家に戻る。
どうやらうちの親にも根回しはされていたらしく彼女は俺たちの家族として迎え入れられた。
困ったことがひとつだけある、それは名前だ。彼女は『もう全部昔のものだから名前も変えたい』と言う。
いろいろ考えた上で彼女の名前は『沙羅』と名付けることにした。彼女の黒紫色の髪にメッシュのようにある白銀の髪が夜に咲いている夏椿のようだからとそうした。彼女は気に入ってくれたので本当によかった…。
その日の夜、夕食を済ませると彼女の持っていた人形が自発的に動いていた…沙羅は『私の魔力の余波？』と言うと人形は頷き、俺に『零次さんの家はどこ？』と聞くので案内することにした。
零次の家の前までつくと俺達は去ることにした、これは彼らの話だろうと思うから。
そのまま帰宅して、シャワーを浴びようとするが彼女もなぜかついてきた。
彼女は『魔物娘の特性は聞いているよね？』と言う。沙羅が復活するための儀式のときに概要だけは聞いているが…。とそう思っていると沙羅はゆっくりと抱きついて『お兄さん、大好き…💗』と俺の後頭部に手を回し『私にはお兄さんしかいないから…』と言う…
とりあえずシャワーを終えると沙羅は俺の部屋に荷物を運んでいく…
部屋で座り動画を見ていると沙羅は『お兄さん♪』と言い顔を向けた俺の後頭部にまた手を回し、俺の口を自分のそれで塞ぐ…
それから何分たったかわからないが俺は解放され、沙羅は『間違いない…💗』と言い『私をお兄さんのお嫁さんにしてほしいな…💗💗』と見上げてくる…いろいろアウトだろ…と思っていると沙羅は『私にはお兄さんしかいないから』と泣きそうな顔で言う…
彼女を抱き抱え、撫でていてどれくらいの時間がたっただろうか…時計を見るとそろそろ寝た方が良い時間になっていた。
彼女が離れようとすると泣きそうな顔で服の裾をつかむのでそのまま寝ることにした…
何かが俺の首を這い回る感覚に俺は目を覚ます。
半裸の沙羅がしがみついていた…
沙羅は『もう我慢が出来ないの…私の初めてをあげるから私をお兄さんのお嫁さんにして…💗💗』と俺のズボンを脱がせていく
いくつもの言葉が浮かぶ。「そんなことをしてほしくて助けたわけではない」
「自由に生きてほしいと願った」
「結局間に合わなかったのは変わらない」
そんな言葉を読み取ったかのように沙羅は『自由になって、選んだことがこれだから。私が魔物娘として生まれ変わって、お兄さんを逃したら一生後悔するから。』と返す…
そのまま彼女が脱いでいくのを俺は沙羅の言葉を反芻しつつ見届ける…
肢体を晒した彼女に対して俺の口から出た言葉は「傷は治ってるな…良かった。」だったが沙羅は『うん…♪♪』と言い俺に跨がる。
小柄だが貧相と言うわけではない肢体を見る。すると沙羅は『まだ小さいかもしれないけど、あの魔の者さんが言ってたよ。『愛を受けて沢山精を得れば好みになる』ってね💗』と言う…
下着の上から俺の男性器を愛おしげに撫で『温度上がってきてる…♪私で興奮してくれてる…💗💗』と表情を明るくし、纏う淫靡さと無垢な笑顔が合わさり独特な魅力が出ている…
沙羅の魔力にあてられたか、俺の男性器も臨戦態勢になり沙羅は『なら、いくね…💗💗』と俺の下着をずらしてゆっくりと腰を落としていく…
何かを突き破る感覚に沙羅は一瞬表情を顰めるもすぐに蕩けた表情に変わり『お兄さんも気持ちいいならとっても嬉しい…💗💗💗』とゆっくり腰を動かし始めていく…拙いものの経験があるわけでもない自分の我慢はガリガリと削られていき…それに気づいた沙羅は『ちょうだい…💗』と身体を倒して俺の後頭部に手を回すとまた自分の口で俺のそれを塞ぎ、俺の舌に彼女のそれが絡み付く…
柔らかい肢体が押し付けられ、耐えられるわけでもなく噴火するような勢いで精を沙羅に注ぎ込んでいく…
一旦落ち着き、沙羅は『すごく幸せ…💗💗』と俺の上に覆い被さるように抱きつきながら言う。
俺はといえば沙羅を撫で「選んだ道が、これなんだな？」と聞く。沙羅は『うん…💗お兄さんとずっとずっと一緒にいたい。』と眼は夜のような深い紺色を映している…
そうしていると夜が明けた。
職安に行こうとすると沙羅は『どこ…いくの？』と縋るような眼で俺の服の裾をつかむ。
俺は「沙羅に出会った日に仕事を首になったんだ。新しい仕事を探しにいかなければ」と返すと沙羅は『一人はいや…
』と震える声で言う…
どうしたものかと考えていると、魔の者と名乗った女が窓の外にいた…
彼女は『仲は良好なみたいね、結構なことよ…♪』と言い『働かずして生きていける世界があるわ』と提案を出してきた
「というと？」と俺が聞くと彼女は『これがあるわ』と卵型の置物らしきものを見せる…彼女曰く『魔物娘のまぐわいの魔力をここにためることでお金に変えられる』とのことらしい…
確かにこれなら…と思って沙羅を見ると彼女は明るい表情で眼を輝かせている…
両親への連絡を入れて、引っ越すことに決めた。我ながら即断したなとは思う…
彼女の用意してくれた家に着くと、とりあえずシャワーを浴びることにする
浴室で沙羅は全身に石鹸を塗り俺に抱きついてくる、柔らかい肌が擦れて独特の気持ちよさが来る…
幸せそうな顔で沙羅は『ふふ…💗💗全部だんなさまのものだからね…💗💗』と嬉しそうに俺を抱き抱えて撫でている…なら遠慮無く沙羅の小振りながらも真ん丸なお尻を鷲掴みにする、すべすべしたさわり心地と弾力性は心地いい感触だ…
しばらくもにもにと感触を堪能していると沙羅は『そろそろ、いい？』と言う…浴槽が広くて良かったなと思いつつ頷くと沙羅は俺に跨がり一気に腰を落とす。『きたきたぁ…💗💗💗』と嬉しそうに震える…
俺の上で嬉しそうに跳ねるように動く彼女の腰を持って思い切り突き上げる…『ふかいぃぃ💗💗』と震えつつ締め付けが強まり、もう一度思い切り突き上げて精を叩き込むように注ぎ込んでいき、彼女も弓なりになり一緒に果てる…
落ち着いたところで身体を洗い、浴室から出る。『もっとほしい…』と切なそうに俺に抱きつく。
寝室に直行して『今度はだんなさまの番…💗💗💗』と言い仰向けに寝転がる。
ゆっくりと男性器を彼女に押し入れていき、沙羅の腰を持ってずん！！ずん！！と突いていく…『いきなり💗はげひぃぃ💗💗💗』と突く度にきゅぅ💗きゅぅ💗と容赦なく締め付けてくる…
しばらくして突く度に柔らかそうに揺れる胸が目に入る…すると沙羅は『もちろんおっぱいもだんなさまのものだよ…💗💗』と俺の腰に脚を絡めてくる。早速両手で堪能していく…片手で収まるきれいな形の先端に桜色の先端部がツンと主張している…すると『味も見て…💗💗💗』と言い紺色の眼に見間違いではなくハートが見える…
では遠慮無くと優しく吸い付き、左右交互に音を立ててなめしゃぶる…『んん…💗💗だんなさま…💗💗おっぱいおいしい？』と聞いてくるので「素晴らしい味わいだ…」と耳元で言うと表情が蕩けつつも歓喜に染まり、吸い付いて口を離す度にきゅぅぅ💗きゅぅぅ💗と締め付けが強まっていく…
それに対してペースをあげていくと『そんなにおっぱいすってもまだなにもでないぃ💗よぉぉ💗💗💗』と言うもさらにペースを上げ両方まとめてなめしゃぶると締め付けが一気に強まり、二人仲良く果てていく…
あれからずっと俺達は寝てるかシャワー浴びてるかヤってるかの生活をしている…
沙羅は外出しようとしたりすると『このままずっとずっとこうしてたい…だめ？』と泣きそうな顔で聞いてくるのでいまだに魔界のことをほとんど知らないが、沙羅はどんどん魅力的に進化し続ける俺の極上の女がそう頼むのならまた機会を開けて聞いてみよう。それに沙羅は『私をお嫁さんにしてくれて、本当に幸せ…💗💗💗』と深い紺色の眼を向けて言うのだ、もうしばらくはこうしていよう…
おわり
23/08/15 21:30更新 / サボテン
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