連載小説
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蒼黒の合成龍と呪われた旅人
俺はレックス。自分にかかっている呪いのせいで人間からも魔物娘からも腫れ物扱いをされている…しかもその呪いの出所は主神らしい、クソが…。今日何度目かの呟きをして何を言おうが変わらないからこそ解呪の方法を求めて旅をしている。






地図を見るに高名な術師のいる町へはここの洞窟を抜けえるのが早いらしいと噂を聞き洞窟へと向かう、確かに洞窟はあるが妙な気配を感じる…何だ?と思いつつ進んでいくと強風が吹いて俺は足を止めた。そしてその強風を起こした主は降りてきたらしくなにかが着地する音がしたのでそちらに目を向ける。するとそこには蒼黒の鱗に翼と髪を持ち金色の眼をした両手がケモノのような毛皮で覆われ鋭い爪が生えている魔物娘がいた。俺は「俺に何か用か?」と聞くと彼女は『言葉を返すが人間、この地に何の用だ?』と言ってきたのでこの洞窟を越えた先の町に行きたいことを伝える。すると彼女は『魔術的なことだな?』と聞いてきたので俺は「魔物娘ではどうにもならん問題だ」と自嘲気味に返す。すると彼女は『どう言うことだ?』と聞いてきたので面倒になり手の甲にある呪いの証を見せる、すると彼女は『これは…主神の加護…とは少し違うな…』と疑問げにしている…付け加えるように俺は「呪いだな、俺の精は魔物娘からしたら致死性の猛毒になる。敏い魔物娘は気づいて俺を腫れ物扱いだ…」とぶつけるように今の状態を吐き出す。
俺がそう言い終えた後に彼女は俺の手の甲にある呪いの証を見ていて『その呪いを、解きたいか?』と切り出してきた。それに俺は「解けるなら俺に出来ることは惜しまん」と返し彼女は『なら、手の甲を出してくれ』と言うので手の甲を見せる、彼女は青白い光球を両手の間に生成して俺の手首から先を光球に入れていく、少しして呪いの証が光ってバチバチ火花を出しながら浮いてきて彼女は光球を俺の手首から先より引き抜いて爪で切り裂くとバギィン!!と呪いの証は砕けて消えてしまった…




おれが放心していると、彼女は『これでお前は呪いに悩まされることはなくなった』と少し嬉しそうに言い俺は深々と頭を下げて礼を言う…すると彼女は『孤独の痛みは、私にもわかるからな…』と言いやることのなくなった俺はどうしたものかと考えていると彼女は『お前のことを知りたくなった』と言うので彼女の家に向かう…

少しして彼女の家に着くと、窓からたくさんの墓や骨塚があるのが見えた彼女は『あそこに眠るのは我らの同胞だ…』と悲しげに言うので俺は「安心してくれ、墓荒らしの趣味はない」と言うと彼女は『ああ、お前からはそんなものは感じない』と返してくる、俺に出来ることは…と考えていると夜になり俺は客間で眠る…





そのまま翌朝に目を覚ますと俺はすぐに彼女たちの墓場へ向かい掃除を始めていく…床掃除の次は整理と墓標の清掃をしてごみを捨てると彼女が俺を見ていた。「掃除は終わった」と言うと彼女は少し頬を赤くして『ありがとう』と言って俺の方に飛んできた。「ん?」と顔を向けると彼女は俺を抱えて飛び窓から戻り彼女の部屋へ移動した。

そのまま彼女は俺の目を見て『ふふ…♪』と言いそれで俺は淡い期待を抱いてしまう。そうしていると彼女は俺を抱き抱えて『やっと見つけたぞ…💙』と一気に雰囲気が柔らかくなる…俺は「…ぇ?」と間抜けな声が出てしまうが彼女はその先を言わせるものかと俺の後頭部に手を回して自分の口で俺のそれを塞ぐ…














息もままならぬほどに彼女の舌が絡み付き、それがしばらくして終わると俺の身体は臨戦態勢になっていた…彼女はそれを嬉しそうに見て脱ぎ始めたので俺は前々から思っていた二つの疑問をぶつけることにした。一つ目は「その前に…俺はレックス、君は?」と聞くと彼女は『私はナタリアと言いキマイラと言う魔物らしい。確かに名前も知らずにするのはな…』と苦笑いをしてそのまま二つ目は「なぜ俺の呪いを外せたのか?」と言うことだったが彼女は『あれは現代では解呪の方法が失われてしまったものだ。そして私は所謂古代種の魔物娘というものらしい』と言い「なるほど…だから解けなかったのか…」と納得して心残りも取れたので俺はベッドの縁に座るように言われ俺はその通りにする…彼女はそのまま俺の頭より大きく柔らかそうに揺れる胸で俺の男性器を挟み擦り始める…柔らかさと弾力性がすさまじくすぐに限界が来てしまい彼女の胸に弾けると彼女は『私の胸は良かったみたいだな…💙何より何より…💙💙』と嬉しそうに言いさらに左右交互に擦り始めまた凄まじい快楽によりもう一度弾け、脱力しているとそのまま俺の男性器めがけて腰を落として来る…別方向の凄まじい快楽となにかを突き破る感覚が同時に襲いかかってきた…なんとか俺は声を絞りだし「無理は…するなよ…?」と言うと彼女は『大丈夫だ…💙では行くぞ?』とのしぃっ!!のしぃっ!!ずちゅっ!!ずちゅっ!!と腰だけを動かして俺の頭を胸の谷間に収納して動かしてくる…いつのまにか俺のだしたものは消えていたようで柔らかく弾力性のある棟が俺の首から上を支配し腰が動く度に精を迸らせていく…

















彼女の衝動が落ち着いたので寝ることにする…身体が動かない…精魂尽き果てるとはこういうことだろう…彼女は愛おしげに俺を抱き抱えて繋がったまま眠る…



目を覚ますと体調が良く身体も軽い…これは…と思っているとナタリアは『あぁ…💙なんて美味しそうに…💙』と言いまた腰だけを落としてきたが今度は目の前に胸が来たので手で感触を堪能していく…彼女は『ふふ…💙全部レックスのものだ💙思う存分堪能して…💙』と嬉しそうに言い締め付けもさらに強まったので遠慮なく今度は吸い付き腰で突き上げると『ふふ…💙美味しそうに吸い付いてもまだ出ないぞ?』とうなじに手を回して来たので今度はお尻を手で優しく鷲掴みにする、スベスな感触と弾力性がたまらない…さらに突き上げると『これ…💙は…💙💙』と震えて締め付けがさらに強まり互いに果てる…




















あれから俺はナタリアを求め、ナタリアに求められ、週に一度ほど墓場の掃除をしている…本当にこれで良いのか?と聞くと彼女は『墓荒らしがいつ来るかわからないから』と応えた。さて、掃除も終わったし身体を洗って…そう思っていると彼女の服の胸部はすでに濡れてしまっていた。どうやら待たせてしまったらしいな…部屋に戻ると彼女は『ふふふ…💙興奮を隠せぬのはレックスもか…💙』と嬉しそうに近づいてくる…幸せな日常の再開だ…

おわり
22/07/10 01:28更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

この話も某所で投下したものとなります

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