七人の男たち、飛ばされる
俺は赤井 信一郎。今日は仲間たちと廃墟探索に来ている。
信一郎「晴れて良かったな」
???「だな…」
???「確かに」
近くにいる二人が口を開く、二人の名前はそれぞれ岩本 太一と羽田 真だ
???「お前らはしゃぎすぎだろ…」
???「久しぶりなのはわかるが…」
???「屋敷の前に着いたし一回休まないか?」
???「小休止しとかないと危ないかもしれないし」
少しはなれたところの四人も来た。四人の名前はそれぞれしゃべった順に浅黄 薫、青井 竜馬、紫川 幸二、白木 光彦となっている
光彦「油断したら怪我するからね…」
竜馬「油断大敵、か」
太一「確かに、少し落ち着くべきか」
幸二「まあ、楽しいのはわかるけどな」
薫「あわてて怪我をしたら元も子もない」
真「だな…」
信一郎「ふう…」
もってきた椅子に各自座り、水分補給等をしていく
信一郎「なら、行くか?」
小休止を済ませて廃墟に向かおうとすると、地面が揺れ始めた
竜馬「地震か!?」
真「なんだあれ…!?」
揺れる地面に耐えながら真の方向を見ると、空間に穴が空き別の景色が見える…
光彦「もしかして、ゲートが繋がろうとしてるんじゃ…」
幸二「俺たち巻き添えかよ…!」
太一「なんか吸い込まれてない!?」
薫「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
俺たちはそのまま吸い込まれ、散り散りに飛ばされてしまった
信一郎「っ…ここは…」
どうやらゲートの向こう側に飛ばされたらしく、見覚えのない景色だった
信一郎「どうする…?迂闊に動き回ると危ないがかといってここにいても好転するとは思えん…」
スマホを見るがやはり圏外だ
信一郎「!そうだ」
小高い丘らしきところが見えた、あそこに行けばみんな集まれるかもしれない。
信一郎「行ってみるか…ここにいても好転するとは思えんし」
その丘らしきところに向かって歩いていくが…
信一郎「森か…」
森のなかには狂暴な獣とかが居るかもしれない、出来るだけ道らしきところに行くべきか…
信一郎「…」
出来るだけ声を上げずに歩く、なにかに見つかるかもしれない
信一郎「!!」
なにかが出てきたのでとっさに木の後ろに隠れる
信一郎「奴は、なんだ…?」
視線の先にいるものを見ると、どうやら巨大な虫が飛び去っていったらしい
信一郎「本格的に知らん生き物ばかりだ…」
行動を決意して早々に、不安が襲いかかってくる…
信一郎「でも、あそこに行かないと合流どころかどんな地形なのか見渡せない…」
テントとかを持ってくれば良かったか?と後悔しながらもひたすら歩く
信一郎「…これは」
なんとか丘らしきところの上に着いたが、いくつか同じような高さの丘があることがわかり、さらに高い丘がここからさらに森の奥にあることがわかった
信一郎「きっとみんなもあそこに向かうはずだ…」
迷ったなら見んなわかりやすいところに行く。そう信じて一度丘を降りてさらに高い丘がある方向を目指す
信一郎「…」
疲れてきては居るが、ここにいても好転するとは思えない。少し休憩を挟みながらも高い丘へ向かうように歩く
信一郎「今度はなんだ…?」
高い丘へ向かう道の途中に、赤い巨大な果実のような形をしたものが浮いているのが見えた
信一郎「…???」
その浮いている謎の物体を隠れながら見ていると、後ろから肩を叩かれた
つづく
信一郎「晴れて良かったな」
???「だな…」
???「確かに」
近くにいる二人が口を開く、二人の名前はそれぞれ岩本 太一と羽田 真だ
???「お前らはしゃぎすぎだろ…」
???「久しぶりなのはわかるが…」
???「屋敷の前に着いたし一回休まないか?」
???「小休止しとかないと危ないかもしれないし」
少しはなれたところの四人も来た。四人の名前はそれぞれしゃべった順に浅黄 薫、青井 竜馬、紫川 幸二、白木 光彦となっている
光彦「油断したら怪我するからね…」
竜馬「油断大敵、か」
太一「確かに、少し落ち着くべきか」
幸二「まあ、楽しいのはわかるけどな」
薫「あわてて怪我をしたら元も子もない」
真「だな…」
信一郎「ふう…」
もってきた椅子に各自座り、水分補給等をしていく
信一郎「なら、行くか?」
小休止を済ませて廃墟に向かおうとすると、地面が揺れ始めた
竜馬「地震か!?」
真「なんだあれ…!?」
揺れる地面に耐えながら真の方向を見ると、空間に穴が空き別の景色が見える…
光彦「もしかして、ゲートが繋がろうとしてるんじゃ…」
幸二「俺たち巻き添えかよ…!」
太一「なんか吸い込まれてない!?」
薫「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
俺たちはそのまま吸い込まれ、散り散りに飛ばされてしまった
信一郎「っ…ここは…」
どうやらゲートの向こう側に飛ばされたらしく、見覚えのない景色だった
信一郎「どうする…?迂闊に動き回ると危ないがかといってここにいても好転するとは思えん…」
スマホを見るがやはり圏外だ
信一郎「!そうだ」
小高い丘らしきところが見えた、あそこに行けばみんな集まれるかもしれない。
信一郎「行ってみるか…ここにいても好転するとは思えんし」
その丘らしきところに向かって歩いていくが…
信一郎「森か…」
森のなかには狂暴な獣とかが居るかもしれない、出来るだけ道らしきところに行くべきか…
信一郎「…」
出来るだけ声を上げずに歩く、なにかに見つかるかもしれない
信一郎「!!」
なにかが出てきたのでとっさに木の後ろに隠れる
信一郎「奴は、なんだ…?」
視線の先にいるものを見ると、どうやら巨大な虫が飛び去っていったらしい
信一郎「本格的に知らん生き物ばかりだ…」
行動を決意して早々に、不安が襲いかかってくる…
信一郎「でも、あそこに行かないと合流どころかどんな地形なのか見渡せない…」
テントとかを持ってくれば良かったか?と後悔しながらもひたすら歩く
信一郎「…これは」
なんとか丘らしきところの上に着いたが、いくつか同じような高さの丘があることがわかり、さらに高い丘がここからさらに森の奥にあることがわかった
信一郎「きっとみんなもあそこに向かうはずだ…」
迷ったなら見んなわかりやすいところに行く。そう信じて一度丘を降りてさらに高い丘がある方向を目指す
信一郎「…」
疲れてきては居るが、ここにいても好転するとは思えない。少し休憩を挟みながらも高い丘へ向かうように歩く
信一郎「今度はなんだ…?」
高い丘へ向かう道の途中に、赤い巨大な果実のような形をしたものが浮いているのが見えた
信一郎「…???」
その浮いている謎の物体を隠れながら見ていると、後ろから肩を叩かれた
つづく
22/01/09 17:51更新 / サボテン
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