クリスマス、そして… 前編
それから日が過ぎ、クリスマスの日を迎えた
純「…クリスマスか」
フラマ『だねぇ…』
純「…」
フラマ『??』
純「いや、どこ行っても混んでるかなと」
フラマ『確かに…現実的に考えるとそうなるよね』
純「そうだ」
フラマ『??』
純「プレゼント交換してみるか?」
フラマ『面白そう♪』
純「なら、あそこ行くか」
歩いていけるショッピングセンターに向かうことにした
フラマ『わ、わと!』
地面が凍っていたようで彼女は転びかけたのをなんとか支えた
純「地面が凍っていたか…気を付けないと」
フラマ『こんなことも、雪が降るところではあるんだね…』
純「重量をかけるように踏み込むといい、そうすれば氷は割れる」
フラマ『なるほど…』
そんなことを話しながら歩いて着いた
フラマ『ここ?』
純「ああ、そうだな」
そのまま彼女はマップを見て行くところを考えている
純「決まったか?」
フラマ『うん』
純「なら、あそこのフードコートで待ち合わせしよう」
フラマ『オッケー』
各自買うものの店に向かう
純「よし、これで良いな」
買い物を終えて、待ち合わせのフードコートに着くと、彼女が走ってきた
純「お、買い物終わったか」
フラマ『お待たせ』
純「ここで飯も食っていくか?」
フラマ『うん♪』
俺はラーメンと唐揚げ、餃子を、彼女は魔界豚ソテー定食を選んだ
純「よかったな、これなら少しは魔力たまるな」
フラマ『確かにね』
食事を終えて、そのまま帰ることにした
フラマ『ジュン』
純「?」
フラマ『うちに着いたら交換?』
純「まあ、時間は任せるよ」
フラマ『なら、夕食の後でいい?』
純「了解だ」
それから夕食、その後にケーキを食べて俺は部屋に向かう
純「よし」
フラマ『なら…』
彼女も俺の部屋に来た
純「俺からはこれだ」
フラマ『私はこれ♪』
そのまま互いに買ったものを渡す
フラマ『あけていい?』
純「もちろん」
俺が選んだのは、黄色く透明な石の髪飾りだ
フラマ『おおー』
純「多分、映えるはず」
俺の部屋にある鏡で彼女は髪飾りをつける
フラマ『似合う?』
純「予想通り、映えるな。選んでよかった」
フラマ『…❤️』
彼女の頬が少し赤くなる
純「こっちも、開けても?」
フラマ『もちろん♪』
純「…」
包装をはがし、箱を開けると入っていたのは二つにわかれていてひとつに組み合わせられる首飾りだった
純「これは…」
フラマ『出会えた記念、そして…』
純「??」
フラマ『私は、パイロゥだから軽く見られるかも知れないけど…』
純「あ、パイロゥって魔物なのか…」
フラマ『うん』
早速パイロゥのことを調べる…
純「ああ、なるほど…確かにノリが軽いからそう見られることもあるかもしれんな」
フラマ『でも、私はジュンが好き。これはノリとかそんなのじゃない。』
純「なるほどな…」
とりあえず自意識過剰でなくてそれだけは安心した
フラマ『…』
純「…」
返事は出さないといけない。その一心で俺は口を開く
純「ありがとう」
そのまま初めて俺から彼女を抱き抱えた
フラマ『ぁ…❤️❤️❤️❤️』
彼女は幸せそうな顔で放心状態になっている…
純「…」
そのまま彼女を抱き抱え続ける、彼女の体温が少しずつ、ほんの少しずつ上がっていくのを感じる…
フラマ『ん…❤️❤️❤️』
それからしばらくして、彼女は戻ってきたようだ
純「…」
フラマ『危ない危ない…』
純「??」
フラマ『わからない?』
純「ここで勢いに任せたら一回帰らないといけないのに間違いなく魔物なら持たんだろうなとは思う」
フラマ『正解…』
純「どうしたもんかな…」
フラマ『うん…』
一応まだ学生、しかも故郷が違うとなると…と考える…確かにこのまま突き進みたいと彼女も俺も強さは異なるにしても思っているがその問題は避けられない…
続く
純「…クリスマスか」
フラマ『だねぇ…』
純「…」
フラマ『??』
純「いや、どこ行っても混んでるかなと」
フラマ『確かに…現実的に考えるとそうなるよね』
純「そうだ」
フラマ『??』
純「プレゼント交換してみるか?」
フラマ『面白そう♪』
純「なら、あそこ行くか」
歩いていけるショッピングセンターに向かうことにした
フラマ『わ、わと!』
地面が凍っていたようで彼女は転びかけたのをなんとか支えた
純「地面が凍っていたか…気を付けないと」
フラマ『こんなことも、雪が降るところではあるんだね…』
純「重量をかけるように踏み込むといい、そうすれば氷は割れる」
フラマ『なるほど…』
そんなことを話しながら歩いて着いた
フラマ『ここ?』
純「ああ、そうだな」
そのまま彼女はマップを見て行くところを考えている
純「決まったか?」
フラマ『うん』
純「なら、あそこのフードコートで待ち合わせしよう」
フラマ『オッケー』
各自買うものの店に向かう
純「よし、これで良いな」
買い物を終えて、待ち合わせのフードコートに着くと、彼女が走ってきた
純「お、買い物終わったか」
フラマ『お待たせ』
純「ここで飯も食っていくか?」
フラマ『うん♪』
俺はラーメンと唐揚げ、餃子を、彼女は魔界豚ソテー定食を選んだ
純「よかったな、これなら少しは魔力たまるな」
フラマ『確かにね』
食事を終えて、そのまま帰ることにした
フラマ『ジュン』
純「?」
フラマ『うちに着いたら交換?』
純「まあ、時間は任せるよ」
フラマ『なら、夕食の後でいい?』
純「了解だ」
それから夕食、その後にケーキを食べて俺は部屋に向かう
純「よし」
フラマ『なら…』
彼女も俺の部屋に来た
純「俺からはこれだ」
フラマ『私はこれ♪』
そのまま互いに買ったものを渡す
フラマ『あけていい?』
純「もちろん」
俺が選んだのは、黄色く透明な石の髪飾りだ
フラマ『おおー』
純「多分、映えるはず」
俺の部屋にある鏡で彼女は髪飾りをつける
フラマ『似合う?』
純「予想通り、映えるな。選んでよかった」
フラマ『…❤️』
彼女の頬が少し赤くなる
純「こっちも、開けても?」
フラマ『もちろん♪』
純「…」
包装をはがし、箱を開けると入っていたのは二つにわかれていてひとつに組み合わせられる首飾りだった
純「これは…」
フラマ『出会えた記念、そして…』
純「??」
フラマ『私は、パイロゥだから軽く見られるかも知れないけど…』
純「あ、パイロゥって魔物なのか…」
フラマ『うん』
早速パイロゥのことを調べる…
純「ああ、なるほど…確かにノリが軽いからそう見られることもあるかもしれんな」
フラマ『でも、私はジュンが好き。これはノリとかそんなのじゃない。』
純「なるほどな…」
とりあえず自意識過剰でなくてそれだけは安心した
フラマ『…』
純「…」
返事は出さないといけない。その一心で俺は口を開く
純「ありがとう」
そのまま初めて俺から彼女を抱き抱えた
フラマ『ぁ…❤️❤️❤️❤️』
彼女は幸せそうな顔で放心状態になっている…
純「…」
そのまま彼女を抱き抱え続ける、彼女の体温が少しずつ、ほんの少しずつ上がっていくのを感じる…
フラマ『ん…❤️❤️❤️』
それからしばらくして、彼女は戻ってきたようだ
純「…」
フラマ『危ない危ない…』
純「??」
フラマ『わからない?』
純「ここで勢いに任せたら一回帰らないといけないのに間違いなく魔物なら持たんだろうなとは思う」
フラマ『正解…』
純「どうしたもんかな…」
フラマ『うん…』
一応まだ学生、しかも故郷が違うとなると…と考える…確かにこのまま突き進みたいと彼女も俺も強さは異なるにしても思っているがその問題は避けられない…
続く
21/12/05 01:32更新 / サボテン
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