連載小説
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一過(いっか)
それからルーナは、より効率良く宿題を終わらせたり学問に必要なことを吸収していけるようになっていた

真人「もう課題終わったのか」

ルーナ『うん、そこまで手応えもないよ』

真人「それでいて予習も終わってかえって成績は上がっている…やはりあれか」

ルーナ『???』

真人「能力をあげるのに必要なものは、目標かなと」

ルーナ『確かに』

真人「モチベーションを保つためのもの、それが必要なのかなと」

ルーナ『うん、お兄さんと遊ぶの楽しいし』

真人「それなら、俺が来た意味はあったな」

ルーナ『うん♪』

仲が良い妹がいたならこんな感じなのだろうか?と俺は思う

真人「なら、装備仕上げるか」

ルーナ『うん』

真人「素材は何が足りない?」

ルーナ『あと、レア素材ひとつと尻尾』

真人「なら、尻尾ちょん切って生け捕りか」

ルーナ『だねぇ』

そのまま何度かやると、素材は揃った

ルーナ『完成〜♪』

真人「そして、最後のクエストだな」

そのまま最終クエストに行くために装備を整える

真人「なら、行こうか」

ルーナ『うん♪』

ルーナはガンランス使いだ、それに巻き込まれんようにするため俺はガンナーを選ぶ。

真人「スタンは俺に任せろ」

ルーナ『うん』

ひたすら頭に弾を撃ち込んで気絶させていく

真人「ハメなんだが、ガンランスだと邪魔にならんのがガンナーだしな」

彼女はモンスターの脚に砲撃と突きを絡めて行き、俺はひたすら頭に弾を撃ち込んでいく

ルーナ『勝ち!』

真人「とりあえず、これで最大まで上がったな。おめでとう」

ルーナ『うん♪ところで』

真人「??」

ルーナ『お兄さん、ここに来る前は何してたの?』

真人「仕事をしていたが、法に触れるようなことをしていたからそれの証拠揃えて法的機関に出したら腐った上層部嵩消えるかなと思ったんだが会社がなくなった」

ルーナ『あら、深刻だったんだね…』

真人「まあ、仕方ないさ。それに無能な上層部以外は魔物の会社かお持ち帰りされたし」

ルーナ『あー…』

真人「ああ」

ルーナ『お兄さん、彼女とかいなかったの?』

真人「…少なくとも今居たらここには居ないだろ」

ルーナ『たしかに』

真人「さて…次は何をする?」

ルーナ『他のジャンルのゲームがいい』

真人「なら、これなんてどうだ?」

俺が渡したのは、海外産の改造シュミレーションRPGだ

ルーナ『これ、英語だね…』

真人「ベースがベースだし、なかなか面白いぞ」

ルーナ『なら、やってみるよ』

そして、進めていくと…

ルーナ『戦争のやつだね』

真人「まあ、シュミレーションRPGはたいてい大なり小なりあるだろ」

ルーナ『うん、まあね…』



21/10/31 02:33更新 / サボテン
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