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‐対話‐ Dialogue
このまま隠れていては、下手をしたら自然や動物に被害がありそうなので近づきながら様子を見に行く

光輝「…」

さらに近づくと、どうやら魔物と軍隊は言い争いをしているらしい

光輝「…」

話によると、俺らしきものをこの辺りで見た噂を聞いただけならしくここに潜伏していることはわからないらしい

光輝「…」

そのまま音を立てずに移動して洞窟に急いで戻る

光輝「触らぬ神に祟りなしだ…」

そのまま洞窟のある岩山にある飛び出たところに座り双眼鏡を覗いて見物させてもらおう

光輝「…」

すると、火を放とうとした軍隊を魔物が止め始めた

光輝「人間は、醜いな…」

金属「かもしれないな…」

光輝「さて…」

また様子を見ていると、向こうは俺に気づいたらしく近づいてきている

光輝「!!」

そのまま俺は洞窟の中に入って隠れる

光輝「…」

そのまま俺は洞窟の反対側に抜ける道に向かう

光輝「…」

そうしていると、洞窟に面していた林に居た動物たちが俺の周りに集まってきた

光輝「??」

すると、追いかけてきた魔物たちの足音が聞こえる…

光輝「…」

そうしていると魔物たちが追い付いてきた

光輝「…」

そのまま俺は魔物たちを見据える

魔物『…』

光輝「用がないなら俺は去る」

魔物『待って』

光輝「なんだ?また封印されろなら全力で抵抗させてもらうが」

魔物『どの面を下げてって話だけど…』

光輝「??」

魔物『この星の人々を助けるために力を貸してほし…』

光輝「断る」

良い終える前に即答する

魔物『っ…』

光輝「散々化け物扱いしたり兵器として使おうとした癖に自分達の都合が悪くなったら助けてくださいか?お前たちはあれか?」

魔物『…???』

光輝「起きながら寝言を言えるか手首に回転機構でも備わっているのか?」

魔物『…』

光輝「人間たちに言っておけ、「お前たちがどうなろうと知ったことではない、自分のケジメは自分でつけろ」とな」

そのまま翼を広げて飛び立とうとするが…

魔物『あなたが力を貸してくれないと…この星の人々が皆死ぬのよ…?』

光輝「どう言うことだ?」

魔物『実は…』

光輝「なるほど…」

どうやら俺のこの力は異界の力で、この世界の神…ここでは管理者と言っておくか。が俺が手にした力を使ってより繁栄していくことを願ったが人間は争いのための道具扱い、魔物は手に負えないから軟禁か封印しようとした…この事で管理者は元々争い続け生きるため以外に他の生き物を殺し続けていたこともあり完全に人間を見放したらしい…このままではかつて神話で起きたような大洪水が起こるか人間だけが易びに苦しんで死ぬらしい

光輝「知らんな」

魔物『え?』

光輝「ああ、そうなる前に避難させろよ」

魔物『間に合わないから言っているのよ…!!!!』

光輝「知るか、人間たちが撒いた種だろうが」

魔物『仮に大洪水なら、貴方も生きて居られない…』

光輝「残念だったな、俺は宇宙空間でも生きていられる。お前たちがどうかは知らないが」

魔物『!!!!』

光輝「試してみたが宇宙空間でも活動は可能だった」

魔物『…』

俺に訴えかけた銀髪の魔物は崩れ落ちる

光輝「なら俺は一足先に宇宙で人間と言う種族と文明の終わりを見届けさせてもらうかな」

改めて翼を広げる…

魔物『貴方は、心さえも失ったって言うの…!?』

光輝「要するに「大人数のために俺は我慢しろ」そういうことだろ?」

魔物『!!』

光輝「下らないな、心を失ったって言うなら大元はお前たちだろうが」

そう話していると人間たちまで来た、ややこしくなってきたな…

続く
21/03/01 16:34更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

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