連載小説
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天より授かりしその名は(???→モスマン(亜種))
俺は糸田 武彦。ある生き物を副業というか趣味で育てていたら買い取ってくれるようになりそれを副業にしている

武彦「おい、嘘だろ…」

育てていた虫がほとんど病気で壊滅してしまった…

武彦「…」

一匹だけ無事な虫が居た

武彦「このエサはもう使えんな…」

となると…

武彦「確かあの林になら…」

とりあえず滅菌の容器にその幼虫だけを入れて林へ向かい、葉っぱを採取して帰宅する

武彦「これなら安心だ…」

消毒液を塗り蒸発したのを見てその幼虫に葉っぱを与える

武彦「多分安全だから、しっかり食えよ…」

その葉っぱを食べさせると、幼虫はモリモリ成長していく

武彦「!?」

もはや大きめのサツマイモぐらいにまで成長している…これならたくさん糸がとれそうだ…

武彦「…」

そのまま死んでしまった幼虫の亡骸を庭の共有墓地のようなところに埋める

武彦「お前らの分まで、あいつは育つからな…」

そのまま埋めて手を合わせ次の虫達は病気で壊滅しないことを祈る

武彦「…」

さらに幼虫は脱皮して大きくなり、もはや50センチほどにまで大きくなった

武彦「おいおい、どれだけでかくなる気だ…?」

また葉っぱを林へ取りに行く

武彦「これで足りるかね…」

そのまま消毒を終えた葉っぱを食べさせる

武彦「しっかり食えよ…」

大きくなったので幼虫を撫でる

幼虫「…♪」

最近こいつは感情さえ取得したらしい

武彦「…」

それからさらに数日して、幼虫は繭になった。

武彦「でかっ…」

普通の繭よりかなり、というよりはに人間を糸で巻いたくらいのサイズだ

武彦「まあ、邪魔にならん場所なのが救いか…」

とりあえず、育成用の部屋が割と占拠されたがまだ新しい幼虫、というよりは卵が届かないので大丈夫だ

武彦「さて…」

俺の本職はジオラマを作ることだから家に居られる

武彦「よし、こんなものか…」

とくに得意なのは、岩場や山林などの自然のオブジェだ

武彦「寝るか…」

集中していたらいつの間にか夜中だ…

武彦「…」

歯を磨いてそのまま眠ってしまった…











武彦「朝、か…」

翌朝になり、まだ繭に変化はないことを確認した

武彦「まだ、まあ当然か」

そのまま俺は仕事をする、もうすぐで完成だ

武彦「よし、完成だな…」

ジオラマができたので取りに来てもらう

武彦「なら、またのご利用を」

とりあえず好評なのでしばらくは安心だろう

武彦「さて、と」

わかるかもしれないが、俺が育てているのは蚕だ。

武彦「…」

そのまま食事を終えてよるになったので寝ることにした

武彦「寝るか…」

そのままその日も眠ってしまった…

続く
20/11/08 04:00更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

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